JPS5916952Y2 - 鍵盤楽器 - Google Patents
鍵盤楽器Info
- Publication number
- JPS5916952Y2 JPS5916952Y2 JP18292178U JP18292178U JPS5916952Y2 JP S5916952 Y2 JPS5916952 Y2 JP S5916952Y2 JP 18292178 U JP18292178 U JP 18292178U JP 18292178 U JP18292178 U JP 18292178U JP S5916952 Y2 JPS5916952 Y2 JP S5916952Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- touch
- organ
- piano
- keyboard
- producing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ピアノタッチあるいはオルガンタッチのいず
れのタッチでも演奏可能な鍵盤楽器に関するものである
。
れのタッチでも演奏可能な鍵盤楽器に関するものである
。
打鍵した時、指先に感じるタッチは演奏者にとって特に
重要なことであり、そのタッチはピアノとオルガンとで
は大変相異している。
重要なことであり、そのタッチはピアノとオルガンとで
は大変相異している。
すなわち、オルガンのタッチとは、鍵盤を押し込むにつ
れ、つまり鍵盤の変位が大きくなるにつれ指先に加わる
反力が大きくなるものをいい、ピアノのタッチとは打鍵
当初は鍵盤の変位が大きくなるにつれ指先に加わる反力
も大きくなっていくが、レフト・オフ点例えばハンマー
がジャックより離脱する点以降は鍵盤の変位が、さらに
大きくなっても指先に加わる反力がほぼ一定となるもの
である。
れ、つまり鍵盤の変位が大きくなるにつれ指先に加わる
反力が大きくなるものをいい、ピアノのタッチとは打鍵
当初は鍵盤の変位が大きくなるにつれ指先に加わる反力
も大きくなっていくが、レフト・オフ点例えばハンマー
がジャックより離脱する点以降は鍵盤の変位が、さらに
大きくなっても指先に加わる反力がほぼ一定となるもの
である。
第１図は鍵盤の変位と力の関係を示した図であをＡはピ
アノについての特性を示したものであり、Ｂはオルガン
についての特性を示したものである。
アノについての特性を示したものであり、Ｂはオルガン
についての特性を示したものである。
斯る如くピアノ・タッチとオルガン・タッチとが相異す
るため、幼少の頃、オルガンで演奏練習を行なっていた
人がピアノで演奏する場合、又逆にピアノで演奏練習を
行なっていた人がオルガンで演奏する場合、いずれの場
合もスムーズに演奏することが困難で゛あった。
るため、幼少の頃、オルガンで演奏練習を行なっていた
人がピアノで演奏する場合、又逆にピアノで演奏練習を
行なっていた人がオルガンで演奏する場合、いずれの場
合もスムーズに演奏することが困難で゛あった。
本考案は上記に鑑み威されたもので、１台の鍵盤楽器に
より、ピアノ・タッチでも、又オルガン・タッチでも演
奏が出来る様に、なおかつピアノ及びオルガンの特性を
いかんなく表現出来る様に威した鍵盤楽器を提供せんと
するものである。
より、ピアノ・タッチでも、又オルガン・タッチでも演
奏が出来る様に、なおかつピアノ及びオルガンの特性を
いかんなく表現出来る様に威した鍵盤楽器を提供せんと
するものである。
以下、本考案の一実施例について説明する。
第２図及び第３図は本考案による鍵盤楽器の要部機構を
示す断面図であり、第２図はピアノ・タッチを生せしめ
る状態を、第３図はオルガン・タッチを生せしめる状態
を示すものである。
示す断面図であり、第２図はピアノ・タッチを生せしめ
る状態を、第３図はオルガン・タッチを生せしめる状態
を示すものである。
第２図及び第３図において、１は鍵盤、２はその一端を
螺子３より鍵盤１と連結すると共に、他端にはジャック
機能を有する様に切り起し部２ａを設けたキーフレーム
で、クリップ４によりセンターレール５に取り付けられ
、該レールを支点として回動する様に威されている。
螺子３より鍵盤１と連結すると共に、他端にはジャック
機能を有する様に切り起し部２ａを設けたキーフレーム
で、クリップ４によりセンターレール５に取り付けられ
、該レールを支点として回動する様に威されている。
レール６の両端はキャビネット（図示せず）に支持され
ており、該レールには、ピアノ・タッチを生せしめる手
段とオルガン・タッチを生せしめる手段とを切換えるた
めの切換え手段である、支点ａを有するチェンジレバー
７が螺子８により取り付けられている。
ており、該レールには、ピアノ・タッチを生せしめる手
段とオルガン・タッチを生せしめる手段とを切換えるた
めの切換え手段である、支点ａを有するチェンジレバー
７が螺子８により取り付けられている。
チェンジレバー７にはハンマーレール９及び゛オルカ゛
ン・タッチを生せしめる手段であるスプリング１０が螺
子１１により固定されている。
ン・タッチを生せしめる手段であるスプリング１０が螺
子１１により固定されている。
また、ピアノ・タッチを生せしめる手段で゛あるカム部
１２ ａを有するハンマー１２が、支持体１３にその両
端を支持されたシャフト１４として回動するように配設
されている。
１２ ａを有するハンマー１２が、支持体１３にその両
端を支持されたシャフト１４として回動するように配設
されている。
１５はキャビネット（図示せず）にその両端を支持する
様になされたハンマーストッパーである。
様になされたハンマーストッパーである。
次に動作を説明するに、第２図において鍵盤１を打鍵す
るとキーフレーム２は矢印イ方向に回動し、その切り起
し部２ａは、ハンマーのカム部１２ａと協働して樋先に
ピアノ・タッチを生せしめる。
るとキーフレーム２は矢印イ方向に回動し、その切り起
し部２ａは、ハンマーのカム部１２ａと協働して樋先に
ピアノ・タッチを生せしめる。
この状態では、オルガン・タッチを生せしめる手段であ
るスプリング１０はキーフレーム２の動きに全く関与し
ない位置におかれることになるため、指先には優れたピ
アノ・タッチか゛与えられることになる。
るスプリング１０はキーフレーム２の動きに全く関与し
ない位置におかれることになるため、指先には優れたピ
アノ・タッチか゛与えられることになる。
次に切り換え手段であるチェンジレバー７を手動等によ
り回動し第３図に示す位置に、ロック手段（図示せず）
等により固定する。
り回動し第３図に示す位置に、ロック手段（図示せず）
等により固定する。
本実施例においては切り換え手段であるチェンジレバー
７を手動等で回動するむね説明したが、フット・ペダル
と連動する様に威し、ペダルを足踏することにより切換
えが出来る様にしても良い５ことは勿論である。
７を手動等で回動するむね説明したが、フット・ペダル
と連動する様に威し、ペダルを足踏することにより切換
えが出来る様にしても良い５ことは勿論である。
チェンジレバー７を回動することにより第３図に示ス如
くハンマー１２はハンマーレール９によりキーレールの
切起し部２ａと接触しない位置に、又オルガン・タッチ
を生せしめる手段であるスプリング１０は、キーフレー
ム２と常時接触する位置におかれることになる。
くハンマー１２はハンマーレール９によりキーレールの
切起し部２ａと接触しない位置に、又オルガン・タッチ
を生せしめる手段であるスプリング１０は、キーフレー
ム２と常時接触する位置におかれることになる。
この状態において、鍵盤１を打鍵するとキーフレーム２
はスプリング１０の偏倚力に抗して矢印イ方向に回動す
る。
はスプリング１０の偏倚力に抗して矢印イ方向に回動す
る。
この際キーフレームの切り起し部２ａはマンマーのカム
部１２ａとは何ら接触することがないため、指先には、
オルガンタッチを感することになる。
部１２ａとは何ら接触することがないため、指先には、
オルガンタッチを感することになる。
以上詳述した如く、本考案による鍵盤楽器においては、
切り換え手段を操作することにより、１台の鍵盤楽器で
ピアノ・タッチ、オルガン・タッチいずれのタッチでも
演奏が可能となるため、ピアノ、オルガン、いずれの楽
器で演奏練習を行った人でも自己の得意とするタッチ奏
法で演奏することが出来る。
切り換え手段を操作することにより、１台の鍵盤楽器で
ピアノ・タッチ、オルガン・タッチいずれのタッチでも
演奏が可能となるため、ピアノ、オルガン、いずれの楽
器で演奏練習を行った人でも自己の得意とするタッチ奏
法で演奏することが出来る。
また、ピアノ・タッチの際はオルガン・タッチを生せし
める手段が、オルガン・タッチの際はピアノ・タッチを
生せしめる手段が鍵盤の動きに関与しない様になされて
いるためピアノ及びオルガンの特性をいかんなく表現出
来る。
める手段が、オルガン・タッチの際はピアノ・タッチを
生せしめる手段が鍵盤の動きに関与しない様になされて
いるためピアノ及びオルガンの特性をいかんなく表現出
来る。
更に演奏曲にあったタッチ奏法で演奏することも出来る
ので大変幅広い演奏が可能となり、その効果は計り知れ
ないものである。
ので大変幅広い演奏が可能となり、その効果は計り知れ
ないものである。
第１図は鍵盤の変位と力の関係を示す特性図であり、第
２図及び第３図は本考案による鍵盤楽器の要部機構を示
す断面図である。 １は鍔盤、２はキーフレーム、７はチェンジレバー、９
はハンマーレール、１０はスプリング、１２はハンマー
である。
２図及び第３図は本考案による鍵盤楽器の要部機構を示
す断面図である。 １は鍔盤、２はキーフレーム、７はチェンジレバー、９
はハンマーレール、１０はスプリング、１２はハンマー
である。
Claims (1)
- 打鍵時に、指先に加わる反力を変化し得る構造を有する
ものにおいて、指先にピアノタッチを生ぜしめる手段と
、オルガン・タッチを生せしめる手段と、上記両手段を
切換える切換え手段とを有することを特徴とする鍵盤楽
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18292178U JPS5916952Y2 (ja) | 1978-12-29 | 1978-12-29 | 鍵盤楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18292178U JPS5916952Y2 (ja) | 1978-12-29 | 1978-12-29 | 鍵盤楽器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5599577U JPS5599577U (ja) | 1980-07-10 |
| JPS5916952Y2 true JPS5916952Y2 (ja) | 1984-05-17 |
Family
ID=29194586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18292178U Expired JPS5916952Y2 (ja) | 1978-12-29 | 1978-12-29 | 鍵盤楽器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5916952Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1091148A (ja) * | 1996-09-18 | 1998-04-10 | Roland Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
| WO2004044885A1 (ja) * | 2002-11-14 | 2004-05-27 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | ピアノの打弦装置 |
| JP2005031464A (ja) * | 2003-07-07 | 2005-02-03 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | ピアノの打弦装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57147691A (en) * | 1981-03-09 | 1982-09-11 | Nippon Musical Instruments Mfg | Keyboard for electronic musical instrument |
| JP5862337B2 (ja) * | 2012-02-06 | 2016-02-16 | ヤマハ株式会社 | 電子鍵盤装置 |
-
1978
- 1978-12-29 JP JP18292178U patent/JPS5916952Y2/ja not_active Expired
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1091148A (ja) * | 1996-09-18 | 1998-04-10 | Roland Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
| WO2004044885A1 (ja) * | 2002-11-14 | 2004-05-27 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | ピアノの打弦装置 |
| US7145062B2 (en) | 2002-11-14 | 2006-12-05 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | String-striking device of piano |
| US7265283B2 (en) | 2002-11-14 | 2007-09-04 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | String-striking device for piano |
| JP2005031464A (ja) * | 2003-07-07 | 2005-02-03 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | ピアノの打弦装置 |
| JP4648616B2 (ja) * | 2003-07-07 | 2011-03-09 | 株式会社河合楽器製作所 | ピアノの打弦装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5599577U (ja) | 1980-07-10 |
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