JPH03223796A - 電子楽器の鍵盤装置 - Google Patents

電子楽器の鍵盤装置

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JPH03223796A
JPH03223796A JP2027391A JP2739190A JPH03223796A JP H03223796 A JPH03223796 A JP H03223796A JP 2027391 A JP2027391 A JP 2027391A JP 2739190 A JP2739190 A JP 2739190A JP H03223796 A JPH03223796 A JP H03223796A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子オルガンや電子ピアノ等の電子楽器の
鍵盤装置に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、複数の鍵をそれぞれ支点部を介して鍵支持
部材に回動自在に列設した電子楽器の鍵盤装置において
、磁界発生部材と導電体とからなる制動手段を、その一
方を鍵支持部材に、他方を鍵あるいは鍵に連動して変位
する鍵連動部材にそれぞれ対向させて互いに相対変位可
能に取り付けて配設することにより、押鍵時にダイナミ
ックレンジの広い種々のタッチ感を容易に得られるよう
にし、さらには、ピアノタッチ感触およびピアノ以外の
任意のタッチ感触の設定もできるようにしたものである
〔従来の技術〕
電子楽器の鍵盤装置は、複数の鍵をそれぞれ支点部を介
して鍵盤フレーム等の鍵支持部材に回動自在に列設して
おり、各鍵は一般にスプリング(バネ)によって復帰力
を与えられており、押鍵時には鍵をその復帰力に抗して
押圧して変位させるようになっている。
したがって、その操作感すなわち鍵タッチ感は、質量が
小さい鍵にあってはスプリング力によって決ってしまう
ことになる。
そこで、このような電子楽器の鍵盤装置における鍵タッ
チ感を変化させるために種々の技術が開発されている。
例えば、実開昭62−164393号公報に見られるよ
うに、鍵に復帰力を付与するスプリングの強さを調整で
きるようにしたり、復帰習性が付与された鍵の回動支点
付近と調整レバーとの間に別のスプリングを配設して、
その調整レバーを外部操作によって回動させることによ
って鍵の復帰力を調整する機構を設けたりして、押鍵時
の鍵タッチ感を変化させるようにしたものがある。
あるいはまた、例えば特開昭57−147691号公報
に見られるように、重りを取付けたアームが鍵に連動す
るようにしたアクション機構を設けてピアノに近い鍵タ
ッチ感が得られるようにした鍵盤装置において、そのア
ームの初期位置を手操作あるいは電動操作によって変え
られるようにして、鍵タッチ感を変化させることができ
るようにしたものもある。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に、鍵のタッチ感触というものは次の2つの観点か
らとらえることができる。
1つはスタティックなタッチ感触(静的タッチ感)と言
われるもので、比較的ゆっくり押鍵した時の各位置での
指に受ける反力がどのようなものであるかという点であ
る。
もう1つはダイナミックなタッチ感触(動的タッチ感)
と言われるもので、比較的速く押鍵した時の各時点での
指に受ける反力がどのようなものであるかという点であ
る。
一般に運動の第2法則により。
F=mα ・・・・・・(1) なる式が成り立つ。これを鍵と指との動き及びその力関
係に照らし合わせると、 F・・・・・・押鍵時の指に受ける反力m・・・・・・
移動体(鍵およびハンマ)の質量α・・・・・・移動体
の移動時の加速度となる。
(1)式より移動体の質量mが中抜のプラスチック鍵の
ように小さい場合(例えば、前述の実開昭62−164
393号公報に見られるようなもの)には、指に受ける
反力Fは感覚的には動的タッチ感も静的タッチ感とあま
り変らない。
なぜなら、速く押鍵(強押鍵)した時と遅く押鍵(弱押
鍵)した時とでは加速度αは若干変化するが加速度αが
一定値以上大きくならない(鍵は人の指で押すのでおの
ずと限界がある)ので、質量mが小さいと反力Fの強押
鍵〜弱押鍵での値の変化幅は小さい。
移動体に鉛等を固着したり、ハンマアームを付加して質
量mを増した鍵にあっては、上記変化幅は大きい。従っ
て、質量感のある鍵のタッチ感を論する場合には、動的
タッチ感と静的タッチ感は大きく異なるので、両方の面
から考察しなければならない。
そこで、前述した実開昭62−164393号公報に記
載のものでは、静的タッチ感においては押鍵ストローク
に対するタッチ圧(指に受ける反力)の関係は略直線的
であり、スプリングによる鍵の復帰力を変化させても、
その直線の傾きが変わるだけであり、動的タッチ感にお
いても感覚的にほとんど変化がないので、タッチの仕方
によってタッチ感が変わるようなことはなかった。
また、特開昭57−147691号公報に見られるよう
なアクション機構を有する鍵盤のタッチ感触を考察する
と、一般に物体の移動距離χは、次式(2)で表わされ
る。
χ=17ot+−αt2 ・・・・・・ (2)但し、
υ0・・・初速、 t・・・移動に費した時間押鍵時は
縫速度はゼロであるから、(2)よりχ=−αL2・・
・・・・(3) となる。この(3)式に前記(1)式を代入して整理す
ると、次のようになる。
2mχ F=       ・・・・・・ (4)2 この(4)式より次のことが言える。
指に受ける反力Fは質量mと物体(鍵または/およびア
クション部材の移動し得る距11xとに正比例するので
、鍵とアクション部材とを含めた移動体の質量が比較的
小さくても、移動体が移動し得る距離を大きくとること
ができれば結果として質量感のあるタッチ感を得ること
ができる。
この意味において、特開昭57−147691号公報に
記載の鍵盤装置ではハンマアームの移動距離を大きくと
れるようにして、その移動距離を適宜制限することによ
り、タッチ感(特に動的タッチ感)を変えるようにした
ものであった。
ところで、この従来技術では、動的タッチ感にあっても
指に受ける反力は上記(4)式の域を出るものではなく
、移動体の質量にも限界があり、かつ移動体の移動距離
にも限界があるので、未だかつて、ピアノのようなダイ
ナミックレンジの広いタッチ感触が得られるような鍵盤
装置は開発されていない。
すなわち、従来の鍵盤装置を用いた電子楽器では、自然
楽器のピアノ(特にグランドピアノ)のように、弱押鍵
時には軽いタッチで、強押鍵時には重いタッチ(強い反
力を受ける)となる、弾きごたえのあるタッチ感は得ら
れないという問題があった。
あるいは、タッチの仕方によってタッチ感に多少の変化
が得られたとしても、そのダイナミックレンジば極めて
狭いものであった。
さらに、自然楽器のピアノのタッチ感は、ハンマアクシ
ョン機構を鍵で動かす時に、山形突起をスライドしなが
ら押圧してハンマを輛動するため、押鍵途中で指にクリ
ック感を受け、それを越えるとまた軽くなり、しかもこ
のクリック感は弱押鍵時には殆どなくなるが、このよう
なタッチ感を得ることはできなかった。
また、」二連した従来のアクション機構を有する鍵盤装
置にあっては、鍵に連動するアーム(ハンマ)の質量が
大きいため、M#a時の鍵の戻りが遅くなり、しかも全
ストローク操作して鍵スィッチを0N10FFLなけれ
ばならないので、速いトリル演奏のように速く弱く弾く
のが極めて難がしいという問題もあった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、電子
楽器の鍵盤装置において、押鍵の強弱等によってタッチ
感が広いダイナミックレンジで変化し、自然楽器のピア
ノのように弾きごたえのあるタッチ感が得られるように
することを第1の目的とする。
また、押鍵途中で指にクリック感を受け、それを越える
とまた軽くなり、しかもこのクリック感が弱押鍵時には
殆どなくなるような、ピアノの押鍵時に極めて類似した
タッチ感も得られるようにすることを第2の目的とする
さらに、離鍵時には鍵が速やかに復帰するようにして、
速く弱く弾く場合にもそれを容易に行なえるようにする
ことを第3の目的とする。
さらには、任意の押鍵ストロークに対して、静的タッチ
感または動的タッチ感あるいはその両方の感触について
任意の特性のタッチカーブを設定でき、音色に応じてタ
ッチカーブを変えることも容易にできるようにすること
を第4の目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、複数の鍵をそれ
ぞれ支点部を介して鍵支持部材に回動自在に列設した電
子楽器の鍵盤装置において、磁界発生部材(永久磁石又
は電磁石)と導電体とからなる制動手段を、その一方を
鍵支持部材に、他方を鍵あるいは鍵に連動して変位する
都連動部材にそれぞれ対向させて互いにその対向面に沿
う方向に相対変位可能に取り付けて配設したものである
さらに、上記制動手段の制動力を可変する制動力可変手
段を設けるとよい。
また、制動手段の磁界発生部材と導電体とを、押鍵スト
ロークの初期から終期までの間でその対向面積が部分的
に変化するかあるいゼロになるようにすることもできる
なおまた、制動手段の磁界発生部材と導電体のうちのい
ずれか一方を、他方の押鍵方向の相対変位には追従不能
で鍵復帰方向の相対変位には追従可能に取付けるとよい
あるいは、電磁石と導電体とからなる制動手段を、その
一方を鍵支持部材に、他方を鍵あるいは鍵に連動して変
位する都連動部材にそれぞれ取り付け、その電磁石の磁
極と導電体とを対向させてその対向面に沿う方向に相対
変位可能に配設すると共に、その電磁石の励磁電流を変
化させる励磁電流制御回路を設けたものも提供する。
さらに、押鍵ストローク内での鍵の位置情報を検出する
鍵位置検出手段を設け、該手段によって検出される位置
情報に応じて励磁電流制御手段が電磁石の励磁電流をフ
ィードバック制御するようにするとよい。
また、励磁電流制御手段が、鍵の位置と発生させる制動
力との対応関係を予め設定したタッチカーブデータを格
納するメモリを有し、このメモリのデータに応じて鍵位
置検出手段によって検出される位置情報によるフィード
バック量を変化さるるようにしてもよい。
そして、さらに音色の選択に対応して異なるタッチカー
ブデータを上記メモリに格納する手段を設けるとよい。
さらにまた、励磁電流制御手段が、鍵復帰時には電磁石
の励磁電流を低減するかゼロにするのが望ましい。
〔作 用〕
この発明による電子楽器の鍵盤装置は、磁界発生部材と
導電体とからなる制動手段を、fs支持部材と鍵あるい
は鍵に連動して変位する都連動部材の間に設けたので、
押鍵時にその磁界発生部材と導電体とが相対変位するこ
とによって、その対向面に渦電流が発生して制動力(押
鍵方向に対する反力)が生ずる。
したがって、磁界発生部材と導電体との相対変位速度が
速い程大きな制動力が発生し、両者の相対変位速度が遅
い程発生する制動力は小さくなり、そのダイナミックレ
ンジも広がる。
そのため1弱押鍵時にはタッチが軽く、強押鍵時にはタ
ッチ圧が大きくなり、自然楽器のピアノのように弾きご
たえのあるタッチ感が得られる。
また、この制動手段の制動力を可変する制動力可変手段
を設けることにより、さらにそのダイナミックレンジを
拡げることができる。
さらに、制動手段の磁界発生部材と導電体との対向面積
が、押鍵ストローク中で部分的に変化するかあるいはゼ
ロになるようにすれば、例えば押鍵初期あるいは終期等
において部分的に制動力を弱めたり生じなくなるように
してタッチを軽くし、押鍵ストロークの中間部では強い
制動力が生じるようにして、ピアノのハンマアクション
機構によるクリック感と同様なタッチ感が得られように
することもできる。しかも、弱く押鍵した時には渦電流
による制動力は殆ど生じないので、このクリック感がな
くなる。
また、制動手段の磁界発生部材と導電体のうちのいずれ
か一方を、他方の押鍵方向の相対変位には追従不能で鍵
復帰方向の相対変位には追従可能に取付けると、押鍵時
にのみ制動力が有効に作用し、離鍵時には制動力が有効
に作用しなくなるので、鍵の復帰が速くなり、速いトリ
ル演奏なども容易になる。
さらにまた、制動手段の磁界発生部材を電磁石とし、そ
の電磁石の励磁電流を変化させるようにすれば、押鍵ス
トローク中のタッチ圧(鍵復帰力士制動力)を任意のカ
ーブで変化させることが可能になる。
そして、押鍵ストローク内での鍵の位置情報を検出して
、その位置情報に応じて電磁石の励磁電流をフィードバ
ック制御するようにすれば、鍵の位置に応じたタッチ圧
を正確に制御できる。
さらに、鍵の位置と発生させる制動力との対応関係を予
め設定したタッチカーブデータをメモリに格納しておき
、そのメモリのデータに応じて鍵位置情報によるフィー
ドバック量を変化させるようにすれば、予め設定したタ
ッチカーブによるタッチ感を得ることができる。
また、音色の選択に対応して異なるタッチカーブデータ
を上記メモリに格納するようにすれば、音色に適したタ
ッチ感が得られる。
なおまた、鍵復帰時には電磁石の励磁電流を低減するか
ゼロにすることにより、離鍵時の鍵の復帰を早め1弱く
速く演奏することが容易になるとともに、強押鍵時にも
非押鍵の鍵盤の派生的振動による電磁石への電力供給を
最小限にすることができるので省電力化が計れる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面によって具体的に説明す
る。
1上失獲勇 第2図はこの発明の第1実施例である電子楽器の鍵盤装
置の一部を示す斜視図、第1図(a)はその白鍵部の鍵
長手方向に沿う断面図、同図(b)は板ばねの部分的平
面図、第3図はこの鍵盤装置を装着した電子楽器の一部
を示す斜視図である。
この実施例の鍵盤装置は、第2図に示すように多数の白
鍵アセンブリWKと黒鍵アセンブリBKとを、鍵盤フレ
ーム上にそれぞれ所定の押鍵ストロークだけ回動可能に
装着して配列している。
その各鍵アセンブリの取付は構造及びこの発明に係る鍵
タッチ感を得るための制動手段の構造を、主として第1
図(a)の白鍵部分の断面図によって説明するが、白鍵
1と黒鍵1′とはその鍵形状と鍵色とハンマの先端形状
(黒鍵の方が白鍵のものより小さいが、後述する制動用
アルミ板20は路間−)が異なるだけでその他の構造は
同じであるから、以下の説明では代表して鍵は単に鍵1
と称し、ハンマは単にハンマ5とする。
鍵1は、その基端部1aを鍵支持部材である鍵盤フレー
ム2のスリット2a後端部に固設した円柱状の軸部材3
に回動可能に嵌合されおり、この軸部材3が@1の回動
支点となっている。
また、鍵盤フレーム2のスリット2aの前端部にも円柱
状の軸持部材4を固設しており、この軸部材4に、鉄等
によってクランク状に形成された質量体(以下「ハンマ
」と称する)5の基部5aを回動可能に嵌合させ、この
軸部材4がハンマ5の回動支点となっている。
このハンマ5の後端段部5bには、基端部を鍵の鍵復帰
ばね保持部1eに回動自在に係止した板ばね6の他端部
を回動自在に係着し、ハンマ5を第1図で右旋方向に付
勢すると共に、板ばね6の基端部の肩部6a(第1図(
b)参照)で鍵1を右旋方向に付勢して、それぞれに復
帰力を与えている。
なお、第1図(a)における板ばね6は、第1図(b)
におけるl−1gに沿う断面を示している。
ハンマ5の基部5aには、下部に一対の脚部を有するア
クチュエータ7を設け、両側部に鍵1の両側面下部に設
けた凹部1bに係合する係合押圧部5cを設けており、
押鍵時に鍵1の下方への回動によりその凹部1bによっ
て係合押圧部5Cが押し下げられ、ハンマ5も板ばね6
の付勢力に抗して同方向に回動する。
この時、鍵1とハンマ5との係合押圧部5Cからそれぞ
れの支点である軸部材3,4までの距離は、ハンマ5の
方が1#!1よりもはるかに短いので、#!1の僅かな
回動ストロークにより、ハンマ5の回動ストロークを数
倍に拡大することができ、このハンマ5を設けるだけで
も、ある程度ピアノのようなタッチ感を得ることができ
る(前記(4)式) また、フレーム2の下部にプリント基板8を平行に固設
し、このプリント基板8の上面に固定接点用パターン9
を設け、その各固定接点にそれぞれ僅かな間隙(間隙が
なくても動作するスイッチ構造もある)を有して対向す
る一対の可動接点を形成する導電ゴムからなる可動部材
10を配設して、押鍵時にアクチュエータフの一対の脚
部によって順次押圧されて閉じる押鍵速度センサを兼ね
た鍵スィッチ11を構成している。
ハンマ5の基端部5aに連設される質量部5dは、鍵盤
フレーム2に形成されたスリット2b及び2cを通って
@1の前端部方向へ延び、その先端に導電体であるアル
ミ板20を固設している。
このアルミ板20は、ハンマ5の回動支点である軸部材
4を中心とする円弧状に形成されている。
12は鍵盤フレーム2に固設した鍵ガイドで、鍵1の前
端部の左右方向の移動およびIllの先端部のねじれを
規制して上下方向の移動をガイドする。
この鍵ガイド12はまた、第2図にも示すように各部に
共通のフェルト材からなる上限ストッパ13及び下限ス
トッパ14を支持しており、下限ストッパ14は押鍵時
にIIIの前端部下縁が当接してその下降ストロークを
規制し、上限ストッパ13は鍵復帰時に#!1のストッ
パ片1Cが当接してその上昇位置を規制する。
鍵盤フレーム2には、やはりフェルト材からなり、各ハ
ンマ5に共通のハンマ用の上限ストッパ15及び下限ス
トッパ16と、黒鍵1′用の下限ストッパ17が配設さ
れている。
さらに、各ハンマ5に取付けたアルミ板20を両側から
挾むように対向する多数の磁界発生部材であるマグネッ
ト(永久磁石)21を取付けたタッチ感触のダイナミッ
クレンジ拡大機構支持部材であってタッチ感触を変更で
きるタッチ感触可変部材22を、鍵盤フレーム2の両側
端部およびその中間部で回動自在に支持される軸23に
固定して設けている。
その軸23の一端には、先端にノブ24aを有する操作
レバー24の基端部を固着しており、この操作レバー2
4を第1図(a)に実線で示す位置から仮想線で示す位
置まで操作することにより、タッチ感触可変部材22も
軸23を中心に実線で示す位置から仮想線で示す位置ま
で矢示P方向に回動変位する。
この操作レバー24の上部は、第3図に示すように電子
楽器本体のケース側板30と最高音側の鍵1との間の拍
子木31から外部に突出しており、演奏中でも右手で容
易に操作できるようになっている。
第3図において32は操作パネル、33は不使用時に引
き出して操作パネルおよび鍵盤部を覆う蓋、34は山板
の上面を利用しての蓋ガイド、35は口枠である。
この実施例において、各ハンマ5に取付けたアルミ板2
0と、マグネット21を取付けたタッチ感触可変部材2
2等によって、この発明によるタッチ感を得るための制
動手段及び制動力可変手段を構成している。
これらの詳細を第4図乃至第6図を参照してさらに説明
する。
第4図に示されるハンマ5は連設した鍵が共に白鍵であ
る場合、例えば最高音部の21(第3図に示される右端
部の2i11)に連動するハンマを示したものである。
タッチ感触可変部材22は、ハンマ5に取付けたアルミ
板20の配列方向に延びる共通片22aから直角に、多
数のマグネット支持片22bを等間隔で互いに並行に形
成し、その各自由端部側に形成したマグネット取付孔2
2c(第6図参照)に、それぞれマグネット21を嵌着
して取付けている。
マグネット21は、第5図(a)(b)に示すように円
板状であり、S極側をN極側より幾分大径にして取付け
を容易にしている。なお、マグネット21はストレート
な円柱状をしていてもさしつかえない。そして、各ハン
マ5に固設されたアルミ板20の一方面にS極側が対向
し、他方の面にN極側が対向するように取付けられる。
タッチ感触可変部材22の各マグネット支持片22bの
間隔は、ビス26によって固定される間隔形成部材25
によって一定に保持され、各間隙における磁束密度が均
一になるようにしている。
さらに、第4図に示すように各マグネット支持片22b
の基部付近に一部切欠き円形の軸孔22dを形成し、そ
こに第6図に示すように一部面取りした丸棒状の軸23
を相対回転不能に貫通させ、ピン23aとダブルナツト
27によって固定する。
そして、その軸23の両端部を鍵盤フレーム2の両側端
部等に形成した一対もしくはそれ以上の支持片2d、2
dに回動可能に支持させ、その−端部に操作レバー24
の基端部をビン23bとワッシャ28及びダブルナツト
2日によって固定する。
このように構成したこの第1実施例によれば、操作レバ
ー24を第1図(a)に実線で示すP5の位置にした状
態で、鍵1を実線で示す復帰位置から押鍵して仮想線で
示すように下限ストッパ14に当接する下限位置まで押
下すると、それに連動してハンマ5も実線で示す上限位
置から仮想線で示す下限位置まで回動変位する。
そのハンマ5の先端の変位により、アルミ板20も実線
で示す位置から仮想線で示す位置まで移動し、タッチ感
触可変部材22に保持されたマグネット21に対してそ
の対向面に沿う方向に相対変位し、全ストロークに亘っ
てマグネット21によって発生される磁界内で導電体で
あるアルミ板20が変位することになる。
そのため、アルミ板20内に電磁誘導による渦電流が発
生し、それによって生ずる磁界によりマグネット21と
の間で相対変位を妨げる力、すなわちハンマ5に対する
制動力が作用する。
したがって、押鍵に対する抵抗感すなわちタッチ感が得
られるが、渦電流による制動力は導電体が磁界を切る速
さに比例するから、押鍵速度が速い程大きな制動力が作
用して重いタッチ感が得られる。
しかも、ハンマ5の先端の移動速度は鍵1の押下速度よ
りかなり増速されるので、その制動作用も増大し、強押
鍵時には弾きごたえのある強いタッチ感が得られる。し
かし、弱押鍵時には渦電流があまり発生しないため制動
力は弱く、軽いタッチ感となる。
したがって、押鍵強度(速度)に応じたダイナミックレ
ンジの広いタッチ感触が得られる。
また、操作レバー24を第1図(a)のP4tP a 
t P 2位置へと移動させるにしたがって、タッチ感
触可変部材22が矢示P方向へ回動して、マグネット2
1がアルミ板20と対向する面積が減少するので、押鍵
時の渦電流による制動作用が減少し、特に強押鍵時の動
的タッチ感触が弱くなる。
操作レバー24をP1位置にすると、タッチ感触可変部
材22のマグネット21がアルミ板20と全く対向しな
くなり、押鍵時に渦電流による制動力は作用しなくなる
したがって、この場合は鍵1及びハンマ5の質量とその
加速度による運動の法則に基づく反力と、板ばね6によ
る復帰力に抗する反力のみになるので、最もダイナミッ
クレンジの狭いタッチ感触が得られることとなり、強押
鍵であっても最も軽いタッチ感触が得られることになる
このように、操作レバー24によって任意にタッチ感触
を変えることができるので、ダイナミックレンジを一層
拡げることができる。
なお、操作レバー24によらず、タッチ感セレクトスイ
ッチ等からの信号により、モータ等を用いた電動機構に
よってタッチ感触可変部材22を回動させて、タッチ感
触を変えるようにすることもできる。
この場合、タッチ感セレクトスイッチを音色スイッチ(
プリセットスイッチも含む)に共用させることにより、
ある特定の音色を選択するとその音色に最もふされしい
ようにタッチ感触のダイナミックレンジを選択できるこ
ととなる。
このように、ハンマを備えた鍵盤装置にこの発明を実施
した場合、押鍵速度に応じて渦電流による制動力が作用
するので、従来よりハンマの質量を小さくしても充分な
タッチ感触(反力)が得られる。
そのため、ハンマを軽くすることができるのでその支持
部材の強度も低減でき、鍵盤装置全体を軽量化すると共
に安価に製造できるようになる。
また、鍵の戻りが速くなるので弱く速く弾くことが容易
になる。
夷に見土失凰孤 第7図はこの発明の第2実施例を示す第1図(a)と同
様な断面図である。
この第2実施例において、前述の第1実施例と異なるの
はハンマ5の先端に取付けたアルミ板20Aのみである
から、その他の部分の説明は省略する。
このアルミ板20Aは、第1図(a)におけるアルミ板
20の下部約1/3を除去したものに相当し、実線で示
す非押鍵時及び押鍵初期には、タッチ感触可変部材22
が実線で示す位置にあってもそのマグネット21と対向
しないように配設している。
したがって、この第2実施例によれば、押鍵初期には渦
電流による制動力は作用しないのでタッチ感が軽く、押
鍵ストロークの中間部から押鍵速度に応じた渦電流によ
る制動力が作用して押鍵速度が速ければ速い程タッチ感
が重くなる。
第8図はこの発明の第3実施例を示す第1図(a)と同
様な断面図である。
この第3実施例においても、前述の第1実施例と異なる
のはハンマ5の先端に取付けたアルミ板20Bのみであ
るから、その他の部分の説明は省略するに のアルミ板20Bは、第1図(a)におけるアルミ板2
0の上部約1/3を除去したものに相当し、仮想線で示
す押鍵終期には、タッチ感触可変部材22が実線で示す
位置にあってもそのマグネット21と対向しなくなるよ
うに配設している。
したがって、この第3実施例によれば、押鍵初期から中
期までは押鍵速度に応じて渦電流による制動力が作用す
るためタッチ感が重いが、押鍵終期には渦電流による制
動力が作用しなくなるので急にタッチ感が軽くなる。
第9図はこの発明の第4実施例を示す第1図(a)と同
様な断面図である。
この第4実施例においても、前述の第1実施例と異なる
のはハンマ5の先端に取付けたアルミ板20Gのみであ
るから、その他の部分の説明は省略する。
このアルミ板20Cは、第1図(a)におけるアルミ板
20の上部と下部の約1/3ずつを除去して中間部の約
1/3のみを残したものに相当し、実線で示す非押鍵時
及び押鍵初期には、タッチ感触可変部材22が実線で示
す位置にあってもそのマグネット21と対向せず、仮想
線で示す押鍵終期にもマグネット21と対向しなくなる
ように配設している。
したがって、この第4実施例によれば、押鍵初期には渦
電流による制動力は作用しないのでタッチ感が軽く、押
鍵ストロークの中間部では押鍵速度に応じた渦電流によ
る制動力が作用してタッチ感が重くなるが、押鍵終期に
は再び渦電流による制動力が作用しなくなるので急にタ
ッチ感が軽くなる。
これらの各実施例によれば、ピアノのハンマアクション
機構によるクリック感と同様なタッチ感(特に第9図の
第4実施例)や、各種のクリック感や変化に富んだタッ
チ感触が得られる。
茅j11月 第10図はこの発明の第5実施例を示す第1図(a)と
同様な断面図であり、第1図(a)と対応する部分には
同一符号を付しである。
この鍵盤装置はハンマを備えておらず、各11はそれぞ
れその基端部1aと鍵盤フレーム2との間に端部が回動
自在に係着した板ばねである鍵復帰ばね36によって、
図示の上昇位置への復帰力が与えられている。
また、この鍵1には鍵スィッチ11を操作するアクチュ
エータ部1dを一体に形成している。
さらに、鍵1の前端部付近にはストッパ片1cに隣接し
て上下方向に細長いアルミ板40を固設しており、それ
がタッチ感触可変部材22に取付けられたマグネット2
1間の隙間に挿入されて、それに対向しながら相対変位
し得るようにしている。
したがって、この実施例によっても、押鍵時には11に
直接取付けたアルミ板40がマグネット21によって発
生される磁界内を移動するので、その移動速度に応じた
渦電流が発生してその移動を妨げる制動力が生ずる。そ
れによって、押鍵強度に応じた重さのタッチ感触が得ら
れる。
なお、この第5実施例では、操作レバー24の位置とタ
ッチ感の重さとの関係が前述の各実施例とは逆になる。
すなわち、操作レバー24を第10図に実線で示すよう
に演奏者から見て一番手前の位置P5にしたときに、タ
ッチ感触可変部材22も実線図示の位置となり、タッチ
感が一番重くなる。
そして、操作レバー24を仮想線で示すように演奏者か
ら見て一番奥の位置P1にしたときに、タッチ感触可変
部材22も仮想線図示の位置となり、渦電流による制動
作用が全く無くなってタッチ感が一番軽くなる。
なお、この第5実施例のアルミ板40のみを変更するこ
とによって、前述の第2乃至第4実施例と同様に、押鍵
ストロークの中間部を除く押鍵初期あるいは終期のいず
れか一方または両方でマグネット21と対向しなくなる
ようにして、特に強押鍵時にクリック感のある複雑なタ
ッチ感触が得られるようにすることもできる。
気旦尖五舅 第11図はこの発明の第6実施例を示す第1図(a)と
同様な断面図である。
この実施例においても、白鍵41と黒鍵41′とがある
が、代表して白鍵(以下単に鍵という)41の部分につ
いて説明する。
各1141は、その基端部41aを鍵盤フレーム42の
スリット42a後端部に係合させており、ここを114
1の回動支点とする。
また、鍵盤フレーム42の中間部に軸部材44を固設し
ており、この軸部材44に鉄等によってクランク状に形
成された質量体であるハンマ45の基部45aを回動可
能に嵌合させ、この軸部材44をハンマ45の回動支点
とする。
このハンマ45の基部45aに一体にアクチュエータ部
45bを延設し、その上部に上方に突出する係合押圧部
450を設けており、基部45aのバネ係止部と鍵41
の基端部41aのバネ係止部との間に係着した板ばね4
6の付勢力によって、この係合押圧部45Qが常にll
I41の上白面との係合状態を維持するようになされ、
ハンマ45の質量部45dの自重による復帰力によって
、鍵1を押し上げて図示の状態に復帰させるようにして
いる。なお、板ばね46の付勢力によっても復帰力を与
えるようにしてもよい。
この実施例においても、押鍵時には上記復帰力に抗して
鍵1の前端部を押し下げるが、この時、鍵41とハンマ
45との係合部からそれぞれの回動支点までの距離は、
ハンマ45の方が鍵41よりもはるかに短いので、fi
!!41の僅かな回動ストロークにより、ハンマ45の
回動ストロークを数倍に拡大することができる。
また、フレーム42の下側にスペーサ47及び基板受け
48を介して基板49を設け、その基板4日上にラバー
で覆われた鍵スィッチ51を配設して、押鍵時にハンマ
45のアクチュエータ部45bによって押圧されて内部
の接点が閉じるようになっている。50はたわみ防止金
具である。
ハンマ45の質量部45dは、スリット42゜を通って
#!フレーム42の下側へ延び、さらに鍵41の後端部
方向へ延びている。
そして、その先端に導電体であるアルミ板60を固設し
ている。このアルミ板60は、ハンマ45の回動支点で
ある軸部材44を中心とする円弧状に形成されている。
52は鍵盤フレーム42に固設した鍵ガイドで、鍵41
の前端部の左右方向の移動および141の先端部のねじ
れを規制して上下方向の移動をガイドする。
鍵盤フレーム42にはまた、各部に共通のフェルト材か
らなる上限ストッパ53及び下限ストッパ54を配設し
ており、下限ストッパ54は押鍵時に11141の前端
部下縁が当接してその下降ストロークを規制し、上限ス
トッパ53は鍵復帰時に鍵41のストッパ片41cが当
接してその上昇位置を規制する。
鍵盤フレーム2には、やはりフェルト材からなり、各ハ
ンマ45に共通のハンマ用の上限ストッパ55aおよび
下限ストッパ55bも配設されている。
さらに、各ハンマ45に取付けたアルミ板60を両側か
ら挾むように対向する多数のマグネット61を取付けた
タッチ感触可変部材62を、楽器本体底抜56に取付け
た一対のブラケット57によって両端部を支持される軸
63に固定して回動可能に設けている。
このタッチ感触可変部材62の一端上部にはリンクパー
58の一端が回動可能に枢着され、その他端は、先端に
ノブ84.を有する操作レバー64の中間部に回動可能
に枢着されている。
この操作レバー64は、基端部を楽器本体底板56に取
付けたブラケット59に軸59aを介して回動可能に枢
着し、この操作レバー64を第11図に実線で示す位置
がら仮想線で示す位置まで操作することにより、リンク
パー58を介してタッチ感触可変部材62も、軸63を
中心に実線で示す位置(タッチ感が最も重くなる)位置
から仮想線で示す位!(タッチ感が最も軽くなる)まで
回動変位する。
なお、この実施例におけるアルミ板6oは、前述の第4
実施例(第9図)と同様に、押鍵初期及び終期にはマグ
ネット61と対向せず、押鍵ストロークの中間位置での
みマグネット61と対向しながら移動するようになって
いる。
このように構成したこの第6実施例によれば、操作レバ
ー64を実線で示す位置にした状態で、鍵41を押鍵し
て下限ストッパ54に当接する下限位置まで押下すると
、それに連動してハンマ45も図示の下降位置から左旋
回動して、質量部45dが上昇し、その先端に取付けら
れたアルミ板60も拡大されたストロークで上昇する。
そして、前述の第4実施例と同様に押鍵初期には渦電流
による制動力は作用しないのでタッチ感が軽く、押鍵ス
トロークの中間部では押鍵速度に応じた渦電流による制
動力が作用してタッチ感が重くなるが、押鍵終期には再
び渦電流による制動力が作用しなくなるので急にタッチ
感が軽くなる。
したがって、この実施例によってもピアノのハンマアク
ション機構によるクリック感のあるタッチ感触と同様な
タッチ感触が得られる。
また、操作レバー64の操作によって、そのタッチ感触
を任意に変更することができる。
さらにまた、この第6実施例の鍵盤装置においても、タ
ッチによる渦電流に基づく制動機構に第2実施例(第7
図)、第3実施例(第8図)、第4実施例(第9図)と
同様に押鍵ストローク中の種々の位置に一部不感帯(ア
ルミ板除去部)を設けるようにしたり、第1実施例(第
1図)のように不感帯を設けないようにしてもよいこと
は勿論である。
なお、第2〜第4実施例および第6実施例にあっては制
動板としてのアルミ板を上1/3もしくは下1/3を除
去した例を示したが、これに限定されるものでなく、上
1/4または下215.上1/2または下1/4等、要
は上もしくは下あるいはその両方に制動力が鋤がない除
去部を設ければよい。
また、上記各実施例では除去部を上または下に設けたが
、第12図に破線の円で囲んで示す部分のように、ハン
マもしくは鍵65に取り付けた制動板(アルミ板)6日
をその変位方向に部分的に細くまたは太くなるように形
成してもよい。
このようにすることにより、制動作用がオフからオン(
またはその逆)に移る途中がソフトに変位する。
また第5実施例においても、上記除去部を任意に設けて
部分的に制動力が鋤かないようにしてもよい。
さらに、上記除去部は制動板の上部または下下部に設け
たが、第13図に示すように制動板67の中間部にも除
去部68を設けてもよい。
このようにすれば、ピアノのように鍵がらハンマに翻動
力を伝えるピアノアクション機構におけるフェルトのこ
すれ感触と山形突起を越える感触に類似したタッチ感触
をも再現できる。
制動 段の なる 次に、アルミ板とタッチ感触可変部材とからなる制動手
段の特にタッチ感触可変部材側の異なる例を示す。
第14図及び第15図は、その−例を示す背面図及びマ
グネットアッセンブリを装着したマグネットアッセンブ
リ取付部材の部分的斜視図である。
このタッチ感触可変部材72は第14図に示すように、
第4図及び第6図に示したタッチ感触可変部材22と略
同様な形状の共通片72aと、それから直角に等間隔で
互いに平行に延びる多数の支持片72bとを有し、その
各支持片72b間に樹脂製のマグネットアッセンブリ取
付部材73に取付けられたマグネットアッセンブリ74
を配設している。
マグネットアッセンブリ74は、第15図に示すように
鉄(Fe)などの強磁性体によって二字状に形成したヨ
ーク75の互いに平行なニルの一方の内面に、角形のマ
グネット71を一方の極面(この例ではN極面)を密着
させて固着し、他方の片との間隙に磁界を発生させるよ
うになっている。
このマグネットアッセンブリ74を、マグネットアッセ
ンブリ取付部材73の一対の保持片73a、73b間に
嵌入保持させ、上記磁界を発生させた間隙に、鍵あるい
はハンマに取付けた図示しないアルミ (Al1)板を
挿入させる。
この場合には、間隔形成部材は不要となる。また、マグ
ネットアッセンブリ74をタッチ感触可変部材72に直
接取付けるようにしてもよい。
次に、押鍵時にのみ渦電流による制動力が作用し、W1
鍵時(#I復帰時)にはそれが殆ど作用しないようにし
た制動手段の例を、第16図乃至第21図によって説明
する。
第16図はその一例を示す斜視図、第17図はそのマグ
ネットアッセンブリとアルミ板の関係を示す平面図、第
18図(a )(b )は押鍵時とIi@時の状態を示
す側面図であり、第14図及び第15図と対応する部分
には同一の符号を付しである。
このタッチ感触可変部材72の各支持片72bには、マ
グネットアッセンブリ74を軸76によって直接かつ所
定範囲回動可能に取付けている。
また、各支持片72bの中間部から逆り字状に折曲し、
先端にゴムまたはフェルト等からなる緩衝材72fを有
するストッパ部72cを、マグネットアッセンブリ74
のヨーク75の下面に当接するように突設し、そのスト
ッパ部72cとマグネットアッセンブリ74との間に圧
縮ばね77を係着している。
そして、静止時におけるマグネットアッセンブリ74の
自重と圧縮ばね77による押し上げ力とが釣り合って、
マグネットアッセンブリ74の仮想重量をほぼゼロにす
るようにしている。
なお、この時ストッパ部72cの圧力は僅かにプラスに
なっていて、第18図(a)に示す状態を維持している
。また、72dはこのタッチ感触可変部材72を全体的
に回動させてタッチ感触を可変するための第6図に示し
た軸23と同様な軸を、相対回動不能に貫通させるため
の軸孔である。
このマグネットアッセンブリ74のマグネット71のS
極面とヨーク75のそれに対向する面(N極面)との間
隙に、第1図乃至第11図に示したような鍵盤装置の各
部に連動するハンマ5の先端もしくは各部の自由端に取
付けたアルミ(AQ)板70を挿入させる。
したがって、押鍵されるとハンマ5の回動によってアル
ミ板70がマグネットアッセンブリ74の間隙内の磁界
を横切って下方へ移動し、それによってアルミ板70に
渦電流が発生し、アルミ板70の下降に伴ってマグネッ
トアッセンブリ74も下方に引き下げようとする力が作
用するが、マグネットアッセンブリ74はストッパ部7
2cに当接しているため回動できず、第18図(a)に
示す状態を維持する。
そのため、ハンマ5の回動に対して制動力が作用し、鍵
を押す指にそのタッチの強さに応じてピアノの鍵を押す
時のような適度の抵抗感(タッチ感触)が得られる。
しかし、離鍵時に鍵及びハンマ5が復帰する際には、ア
ルミ板70がマグネットアッセンブリ74の間隙内を上
方へ移動して渦電流が発生し、マグネットアッセンブリ
74を持ち上げようとする力が作用すると、マグネット
アッセンブリ74は重力が殆どゼロの状態になっている
ので、アルミ板70の上昇に追従して第1E[(b)に
示すように容易に左旋回動するので、ハンマ5に対する
制動作用は殆ど働かない。
したがって、鍵の復帰が速くなり、速いトリル演奏など
も容易になる。
第19図はこれを若干変更した例を示す。
この例では、タッチ感触可変部材72の各支持片72b
の上端部にも、マグネットアッセンブリ74のヨーク7
5の上面に間隔を置いて対向するように緩衝材72gを
付加したばね受は部72eを突設し、そのばね受は部7
2eとマグネットアッセンブリ74との間にも弱い圧縮
ばねを係着して、マグネットアッセンブリ74を上から
軽く抑えるようにしている。
このようにすると、鍵操作時にマグネットアッセンブリ
74が踊ってメカ雑音が発生するのを防止することがで
きる。
第20図は制動手段の他の変更例であって、第19図に
示したものと形状が類似しているので、対応する部分に
は同一符号を付してその部分の説明は省略する。
この例において第19図の例と異なるところは、ハンマ
もしくは鍵の動きを規制するマグネットアセンブリ74
を、ばね77.78によって押鍵時にも揺動自在になる
ように固定部に取付けたした点である。
このようにすると5弱押離鍵時には制動力が弱いのでマ
グネットアセンブリ74はほとんど追従駆動されず、中
程度の押離鍵時にはマグネットアセンブリ74はばね7
7.78に抗して制動板の揺動に応じて追従駆動する。
つまり、中程度のタッチでは第19図に示したものより
ソフトなタッチ感になる。
強押鍵時にはマグネットアセンブリ74は緩衝材72f
に当接するので、タッチ感触が非線形となり弾きとたえ
あるタッチ感触となる。
このように、ばね77.78を積極的に利用するので、
第19図に示したものよりは少し強いばねを用いた方が
よい。また、磁石も第19図に示したものよりは強力な
ものの方が好ましい。
第21図は、第11図に示した第6実施例において、上
述の例と同様に離鍵時に渦電流による制動力が殆んど作
用しないするタッチ感触可変部材の例を示す。
このタッチ感触可変部材82は、その各支持片82bの
上部にマグネットアッセンブリ74を軸86によって所
定範囲回動可能に取付けると共に、中間部に緩衝材72
fを付加したばね受は部82eを突設して、マグネット
アッセンブリ74のヨーク下面との間に圧縮ばね87を
係着し、支持片82bの上端に突設したストッパ部82
Cに、マグネットアッセンブリ74のヨーク上面を軽く
当接させている。
したがって、このマグネットアッセンブリ74及びタッ
チ感触可変部材82等を、第11図に示した第6実施例
におけるマグネット61及びタッチ感触可変部材62等
の代りに使用すれば、押鍵時にはハンマ45と共にアル
ミ板60がマグネットアッセンブリ74内の磁界間隙中
を上昇して渦電流を発生するが、マグネットアッセンブ
リ74はストッパ部82Cに当接しているため上方へは
回動できず、アルミ板60の上昇に対して制動力が作用
する。
したがって、fm41を押す指にそのタッチの強さに応
じて適度の抵抗感(タッチ感触)が得られる。
しかし、離鍵時に鍵41及びハンマ45が復帰する際に
は、アルミ板60が下降するので、その際に発生する渦
電流の作用によって、マグネットアッセンブリ74はア
ルミ板60に追従して圧縮ばね87を圧縮しながら下方
へ回動するので、アルミ板60の下降に対する制動作用
は殆ど鋤かない。
そのため、鍵の復帰が速くなり、速いトリル演奏なども
容易になる。
これらの第16図〜第21図の実施例では、鍵フレーム
等の固定部を鍵もしくはハンマ等の可動部の操作にとも
なって追従し得るようにしたが、固定部側のマグネット
アセンブリは第1図(a)(第1実施例)もしくは第1
0図(第5実施例)等のように固定しておき、可動部の
制動板(アルミ板)の方を、押鍵時及び鍵復帰時に相対
変位する固定部に対して揺動自在に設けるようにしても
よい。
電 石を用いた 上述した各実施例におけるマグネット21又は61、あ
るいはマグネットアッセンブリ74を電磁石に代えて、
電気的にタッチ感触を制御可能にすることもできる。
その場合の電磁石の例を第22図に示す。
この電磁石94は、鉄等の強磁性体からなるヨ一り95
とそれに巻回したコイル96からなり、樹脂製の電磁石
取付部材93の一対の保持片93a、93b間に嵌入保
持されて、その磁極間の間隙94aに前述した各実施例
における鍵あるいはハンマに取付けたアルミ板を相対変
位可能に挿入させるように固設される。
ヨーク95は、第23図に示すように、コ字状の本体部
95aとその互いに平行な内面の一方から突出するT字
状のコイル巻回部95bとかなり、コイル巻回部95b
に図示しない絶縁紙を介してコイル96を多層に巻回し
ている。
このような電磁石94を使用して、そのコイル96に流
す励m電流を図示しない励磁電流制御回路によって制御
することにより、押鍵時のタッチ感触を任意に変化させ
ることができる。
したがって、この場合は電磁石の位置を機械的に変化さ
せるタッチ感触可変部材は不要になる。
さらに、押鍵ストローク内での鍵の位置情報を検出して
、その位置情報に応じてこの電磁石94の励磁電流をフ
ィードバック制御することも可能である。
第24図及び第25図は、そのための鍵位置情報検出手
段のセンサを埋設したヨークの異なる例を示す。
第24図に示すヨーク95′は、そのコイル巻回部95
b′の磁極面の中央部に1個の反射型フォトセンサ97
を埋設している。
このヨークに95′にコイル9日を巻回した電磁石を使
用し、鍵あるいはハンマに取付けられて間隙94aに挿
入されるアルミ板90の反射型フォトセンサ97に対向
する側の面に、第26図に示すように変位方向に一定の
ピッチの縞状パターン90pを形成しておけば、制動手
段と鍵位置情報検出手段とを兼ねることができる。
すなわち、押鍵時及び離鍵時の鍵あるいはハンマの変位
によって、アルミ板90が間隙94.内で下降あるいは
上昇する際、フォトセンサ97がその縞状パターン90
pが1ピツチ移動する毎にパルス信号を出力するので、
それを鍵の位置情報として利用して渦電流による制動力
すなわちタツチ感触をフィードバック制御することがで
きる。
その制御例については後述する。
第25図に示す例は、ヨーク95′におけるコイル巻回
部95b′の磁極面にアルミ板9oの幅方向に間隔を置
いて一対の反射型フォトセンサ97A、97Bを埋設し
ている。
このヨーク95′にコイル96を巻回した電磁石を使用
し、アルミ板90の反射型フォトセンサ97A、97B
に対向する側の面に、第27図に示すように変位方向に
互いに172ピツチだけ位相をずらして2組の縞状パタ
ーン90a、90bを形成しておけば、制動手段と鍵位
置情報検出手段及び鍵移動方向検出を兼ねることができ
る。
なお、その利用例については後述する。
盈璽XUJB遺J逮− 次に、上述のようなフォトセンサを備えた電磁石94と
縞状パターンを形成したアルミ板90を使用して、押鍵
ストロークに応じたタッチ感触の制御を行なうための励
磁電流制御手段について説明する。
まず、第28図乃至第30図によって、第24図に示し
たヨーク95′に1個のフォトセンサ97を埋設した電
磁石と第26図に示したアルミ板90とを使用する場合
の例について説明する。
第28図に示す励磁電流制御手段は、アルミ板90の変
位によってフォトセンサ97から出力されるパルス信号
を入力してカウントするカウンタ100と、そのカウン
ト値(鍵位置に対応する)とタッチレスポンススイッチ
出力で楽音信号を制御する微分的キーオン信号とにより
制御され、いかなる押鍵態様にも矛盾しないように上記
カウンタ100をリセット制御するようにした万能押鍵
態様制御手段101 (詳細は後述する)と、カウンタ
100のカウント値に応じて励磁電流を設定するための
データテーブルを格納したメモリ(ROM)102と、
そのメモリ102から読み出されるデータをD/A変換
してアナログの励磁信号として出力するD/A変換器1
0:5と、その励磁信号を増幅して電磁石94のコイル
に励磁電流を流すアンプ104とによって構成されいて
る。
万能押鍵態様制御手段101は、第29図に示すように
、カウンタ100の出力を一方の入力とし、同じくその
カウント出力を入力として高速パルスφで制御される1
ビツト遅延回路であるDQフリップフロップDQの出力
を他方の入力とし、両人力の変化を検出する比較回路E
Qと、これによって両人力が一致しない時に出力する不
一致信号Af−Bを入力とするリトリガラブル・モノス
テーブル・マルチバイブレータRMMと、このRMMの
出力の立下り時に微分信号を発生する立下り微分回路D
IFと、このDIFの出力でセットされ、キーオン信号
KONもしくはそれに類似する信号でリセットされるR
SSフリップフロラ回路R5FFとから構成されている
この構成により、押鍵が進につれてカウンタ100がス
テップアップされ、そのステップアップされる毎にその
変化を比較回路EQからA≠Bとして検出し、−度A#
Bを検出してから次のA≠Bを検出するまでのタイムイ
ンタバルが短ければ、リトリガラブル・モノステーブル
・マルチバイブレータRMMは再トリガされ、微分回路
DIFによってその立下り信号を検出することはない。
しかし、鍵が下限ストッパに当った場合とか、押鍵を途
中でやめた場合などには、上記タイムインタバルが長く
なるかもしくは無限大(押鍵されたまま)になるので、
微分回路DIFにて立下り信号を発生し、これによって
RSSフリップフロラ回路R5FFを介してカウンタ1
00にリセットをかける。
RSSフリップフロラ回路R5FFは、押鍵中はセット
されたままであるので、鍵が下限ストッパから戻る離鍵
時とか、速いパッセージの速い演奏時の半押鍵後の離鍵
時には、カウンタ100はリセットされたままになって
いるので制動力は鋤かない。
そして、次のキーオン時にはRSSフリップフロラフ路
R3FFはリセットされ、カウンタ100はリセット解
除になるので、その後の押鍵に従って再びカウントアツ
プされていく。
この実施例によれば、押鍵操作に伴って鍵あるいはハン
マに取付けられたアルミ板90が下降し、第28図のフ
ォトセンサ97がその縞パターン90pを検出してその
変位量に応じた数のパルス信号を発生し、それをカウン
タ100に入力する。
カウンタ100はそのパルス信号をカウントし、そのカ
ウント出力をメモリ102のアドレス端子に入力させ、
そのカウント値に対応する励磁電流設定用のデータを順
次読み出し、それをD/A変換器103がアナログの励
磁信号に変換してアンプ104へ出力する。
アンプ104はその励磁信号を増幅して、電磁石94の
コイルに磁電流を流して、そのヨーク95′(第24図
)を磁化し、アルミ板90が変位する間隙に励磁信号に
応じた強さの磁界を発生させる。
それによって、アルミ板90にその磁化の強さと変位速
度に応じた渦電流が発生して、その変位を妨げるような
制動力が作用する。
この制動力は押鍵の過程でカウンタ100によるフォト
センサ97からのパルス信号のカウントが進むにつれて
逐次変化する。
このようにして、押鍵ストローク内での鍵位置に応じた
タッチ感触のフィードバック制御がなされる。
この場合の鍵1の変位量と発生する制動力(押鍵に対す
る反力)との関係は、第30図(a)に示すように比例
関係になるようにしたり、同図(b)に示すように押鍵
初期には増加して中期には減少するピアノタッチに近い
特性を得るようにしたり、その他任意のタッチカーブ特
性を設定することができる。
さらに同図(c)に示すように、押鍵ストロークの初期
および終期に若干の不感帯81 y 82を設け、メモ
リ102のその位置のアドレスにほぼrQJのデータを
入れておくようにすれば、演奏者の意志によって押鍵さ
れないのに軽く触れられた場合や、強押鍵時の非押鍵の
多数の鍵への派生的振動などにも電磁石に励磁電流を流
してしまうようなことがなくなると共に、鍵を押し切っ
たところでも励磁電流を流さなくなるので、省電力化を
計ることができる。
このような各種のタッチカーブデータをメモリ102に
データテーブルとして格納しておけばよく、各種のデー
タテーブルを格納したメモリを切り換えて使用したり、
交換して使用したりすれば、各種の楽器の鍵操作感と同
様な操作感を選択的に得ることができる。
また、メモリ102をROMではなくRAMにすること
により、随時データテーブルのカーブを書き換えること
も可能であり、それによってユーザの好みのタッチ感が
得られるようにすることができる。
さらにまた、この実施例の万能押鍵態様制御手段101
では、押鍵中に押鍵をやめた場合、つまり下限ストッパ
に当ったり半押鍵したりして途中で押鍵をやめた場合、
再押鍵しないと制動力は働かないようにして離鍵を速く
するように考慮した。
しかしながら、RSフリップフロップ回路R5FFのリ
セット入力として、鍵がほんの少し沈んだ位置以下(こ
れを越えるとゼロ出力)になると°1”を出力する信号
を取り込み、さらに鍵が沈んだ位置にてKON信号を発
生するようにすれば(例えば2本出願人が先に出願した
特願平1−36882号、特願平1−217090号、
実願平1−33340号参照)、速いパッセージを演奏
する場合とかトリル演奏をする場合など、少し鍵が沈ん
だ状態で押離鍵を繰り返すことにより、制動がかからな
い状態で演奏することができる(初回の押鍵だけは制動
がかかることになる)ので、より速く演奏することがで
きる。
次に、第25図に示したヨーク95′に一対のフォトセ
ンサを埋設した電磁石と第27図に示したアルミ板90
とを使用する場合の例について説明する。
第31図は、その励磁電流制御手段の一例を示すブロッ
ク図である。
この励磁電流制御手段は、第25図に示した一方のフォ
トセンサ97Aから出力されるパルス信号Aをカウント
するアップ/ダウンカウンタ110と、上記パルス信号
AをD端子に、フオトセンサ97Bから出力されるパル
ス信号Bをφ端子に入力して、/Q (Qの反転を意味
する)端子から方向判別信号U/Dを出力するD−フリ
ップフロップ(以下rD−FFJと称す)111と、ア
ップ/ダウンカウンタ110のカウント出力がアドレス
端子に入力されるメモリ(RAM)112と、そのメモ
リに格納されているデータテーブルから読み出されたデ
ータをアナログの励磁信号に変換するD/A変換器11
3と、メモリ112に各種のメモリカード115からテ
ーブルデータを書き込む書込回路114とによって構成
されている。
なお、D/A変換器113がらの励磁信号を増幅して電
磁石94に励磁電流を流すアンプ(第28図のアンプ1
04と同じ)は、図示を省略している。
このように構成した励磁電流制御手段によれば、押鍵時
及び離鍵時に鍵あるいはハンマの移動に伴なってアルミ
板90が下降あるいは上昇すると、第25図に示したフ
ォトセンサ97A及び97Bから、波形整形すると第3
2図に示すように互いに90°(]−/4周期)だけ位
相がずれた矩形波のパルス信号AとBが得られる。
なお、押鍵時にはパルス列Aの方がパルス列Bよりも9
0″進み位相になるように、第27図に示したアルミ板
90上の縞状パターン90a。
90bが形成されている。
そこで、方向判別機能を果たすp−FF113は、押鍵
時にはφ端子に入力するパルス信号Bの立ち上がり時点
でD端子に入力するパルス信号Aが°1°になっている
ので、/Q端子から出力する方向判別FM 号U / 
D tt ” O°ニジ、M@時(fa復帰時)には、
φ端子に入力するパルス信号Bの立ち上がり時点でD端
子に入力するパルス信号AがO°になっているので、/
Q端子から出力する方向判別信号U/Dを°1°にする
この方向判別信号U/Dがアップ/ダウンカウンタ11
0のアップ/ダウン切換端子U/Dに入力し、方向判別
信号U/Dが0°の時にはクロック端子GKに入力する
パルス信号Aをアップカウントし、’1−の時にはダウ
ンカウントする。
押鍵時には、D−FFlliからの方向判別信号U/D
が0°になるので、アップ/ダウンカウンタ110がパ
ルス信号Aをアップカウントし、そのカウント値が逐次
メモリ112のアドレス端子に入力して、そこに格納さ
れている励磁用テーブルデータを読み出し、そのデータ
をD/A変換器113によってアナログの励磁信号に変
換して出力する。
その励磁信号を第28図に示した実施例の場合と同様に
アンプで増幅して、電磁石94のコイルに励磁電流を流
す。
その後備から指を離すと、鍵及びハンマの移動方向が反
転してアルミ板90も復帰方向へ移動し始めるため、D
−FF111からの方向判別信号U/Dが1°になり、
アップ/ダウンカウンタ110がパルス信号Aをダウン
カウントする。
そして、鍵が完全に復帰した時点でキーオフ信号が入力
し、このアップ/ダウンカウンタ110がリセットされ
る。
ここで、アップ/ダウンカウンタ110へのリセット信
号は、この実施例の装置全体が理想的な状態で動作して
いるかぎりは不要なものであるが。
何等かの機械的あるいは電気的異常動作、例えばフォト
センサ97A、97Bからのパルス信号が押鍵/Iis
のどちらかで落ちるとか、電圧降下が起きるなどの原因
によって、アップ/ダウンカウンタ110の値が鍵復帰
時にゼロにならない場合があっても、次の押鍵からは正
常にアップ/ダウンカウンタ110が動作するように配
慮して入力するようにしたものである。
そして、このアップ/ダウンカウンタ110のカウント
値に応じて、鍵復帰時にも押鍵時の特性を逆にたどるよ
うにメモリ112からデータを順次読み出して、電磁石
94の励磁電流を変化させることができる。
したがって、*10の復帰中にも押鍵中と同様に渦電流
による制動作用が働くことになる。
また、離鍵時には押鍵時に用いたアドレスとは別のエリ
アからデータを読み出すようにすれば。
ピアノ等の様に押鍵と離鍵とでタッチ感触(抵抗感)に
ヒステリシスを持たせることができる。
なお、離鍵時には励磁電流を低減して渦電流による制動
作用を弱め、鍵の復帰を速くすることもできる。
さらに、この実施例によれば、メモリカード115(R
OMパック又はRAMパックでもよい)として、例えば
ピアノ、電子ピアノ、オルガン。
パイプオルガン、電子オルガン、チェンバ口等の各種鍵
盤楽器のタッチ感を模した鍵の変位(あるいは位置)に
対する制動力のテーブルデータを格納したものを用意し
ておけば、それらを選択して書込回路114によってそ
のテーブルデータをRAMであるメモリ112に書き込
むことにより。
任意の鍵盤楽器と同様な鍵タッチ感で演奏することがで
きる。
第33図は、この励磁電流制御手段を一部変更して、離
鍵時には渦電流による制動力が作用しないようにした実
施例のブロック図である。
この実施例で前述した第31図の実施例と異なる点は、
D−FFi l iから出力される方向判別信号U/D
を、キーオフ信号と共にOR回路116を介してアップ
/ダウンカウンタ110のリセット端子へ入力させるよ
うにした点のみである。
このようにすることにより、離鍵(鍵復帰)時には方向
判別信号U/Dが1゛になり続けるので、アップ/ダウ
ンカウンタ110はリセット状態に維持され、そのカウ
ント出力すなわちメモリ112のアドレス指定はrQJ
のままになるから、励磁信号は出力せず、電磁石に励磁
電流がながれない。
したがって、離鍵時には渦電流による制動力は作用せず
、鍵の復帰が速くなるので、速いトリル演奏などが容易
になる。
なお、方向判別信号U/Dが1°になった時にアップ/
ダウンカウンタ110をリセットする代りに、メモリ1
12を読み出し禁止状態にするようにしてもよい。
この第33図の実施例にあっては5例えばメモリ112
のデータが第30図(a)〜(c)のいずれでもよいが
、説明の便宜上(b)であるとすると、非押鍵状態から
押鍵し鍵の沈み位置がPOがらP2まで変位し、その後
P1まで戻してまたP2まで押鍵し、この繰返し操作を
する場合を考えると、その制動力はFo→Fz −+(
Fo )−+Ft ’ −+FQ −)Fl ’・・・
・・・どなる。ここで(Fo)の意味はP2から少しで
も戻ればFoになることを表わす。
なお、PEは鍵の最押下位置である。またU/Dカウン
タ110は、ダウンの最下位はゼロまでとし、最上位に
シフトしないものとする。
この説明から判るように、トリル演奏等の速いパッセー
ジを弾く時に鍵の全ストロークの一部のみを使用する場
合は、全ストローク押鍵の場合より軽い制動力となり、
弾きやすい効果がある。
第34図は、音色の選択に伴って鍵のタッチ感触を変え
るようにした実施例の要部のみを示すブロック図である
この実施例では、予め音色選択スイッチ117によって
選択可能な各種の音色、例えばピアノ。
電子ピアノ、オルガン、パイプオルガン、電子オルガン
、チェンバ口等の音色に対応して、その各鍵盤楽器のタ
ッチ感を模したタッチカーブデータをRAM118に格
納しておく。
そして、音色選択スイッチ117によって特定の音色が
選択されると、そのセレクトデータによってRAM11
8の選択された音色に対応するタッチカーブデータを指
定して読み出すと同時に、OR回路119を介して第3
3図の実施例と同じメモリ112を書込可能状態にする
それによって、メモリ112内のタッチカーブデータを
RAM118から読み出されるデータに書き換える。
このようにすることによって、常に選択された音色にマ
ツチした鍵タツチ感触が得られる。
さらに、この音色の選択路じたタッチカーブデータの選
択に加えて、永久磁石を用いた実施例の場合と同様に電
磁石の導電体(アルミ板等)の変位経路に対する位置を
電動機構によって移動制御するするようにしてもよい。
なお、前述した全ての実施例において制動板をアルミ板
で構成したがこれに限定されることなく、金属等の導電
体なら何でもよい。
〔発明の効果〕
この発明によれば、電子楽器の鍵盤装置において、押鍵
速度に応じたダイナミックレンジの広いタッチ感が得ら
れる。
したがって、弱押鍵時にはタッチが軽く、強押鍵時には
タッチ圧が大きくなり、自然楽器のピアノのように弾き
ごたえのあるタッチ感が得られる。
さらに、その押鍵ストロークに対するタッチ圧を任意に
可変することも可能になる。
また、押鍵初期あるいは終期のいずれかあるいは両方で
タッチが軽く、押鍵ストロークの中間部で制動力が生ず
るようにして、ピアノのハンマアクション機構によるク
リック感と同様なタッチ感が得ることもでき、しかも弱
く押鍵した時にはそのクリック感がなくなる。
離鍵時には制動力が有効に作用しなくなるようにするこ
ともでき、それによって鍵の復帰が速くなるので速いト
リル演奏なども容易になる。
また、押鍵ストローク内での鍵の位置情報を検出して、
その位置情報に応じて電磁石の励磁電流をフィードバッ
ク制御するようにすれば、鍵の位置に応じたタッチ圧を
正確に制御できる。
さらに、予め設定したタッチカーブや音色に適したタッ
チカーブのタッチ感を選択して得ることもできる。
なおまた、離鍵時の鍵の復帰を早めることもでき、それ
によって速く演奏することが一層容易になる。場合によ
っては弱く速く演奏することも可能である。
各鍵毎にそれに連動するハンマ(質量体)を備えた鍵盤
装置にこの発明を適用すれば、ハンマの質量を小さくし
ても充分なタッチ感触を得ることができるので、ハンマ
を軽くすることができると共にその支持部材の強度も低
減でき、鍵盤装置全体を軽量化し且つ安価に製造できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は第2図に示す鍵盤装置の白鍵部の鍵長手
方向に沿う断面図、 第1図(b)は鍵復帰用板バネの部分的平面図、第2図
はこの発明の第1実施例である電子楽器の鍵盤装置の一
部を示す斜視図、 第3図はこのl1lli装置を装着した電子楽器の一部
を示す斜視図、 第4図は同じく第1実施例の制動手段の分解斜視図、 第5図(a) (b)は第4図におけるマグネットの斜
視図及び側面図。 第6図は同じく第1実施例の制動力可変手段の背面図。 第7図乃至第11図はそれぞれこの発明の第2乃至第6
実施例の第1図と同様な鍵長手方向に沿う断面図、 第12図及び第13図は制動板(アルミ板)の他の異な
る取り付は例を示す図、 第14図は制動手段の特にタッチ感触可変部材側の異な
る例を示す背面図。 第15図はそのマグネットアッセンブリを装着したマグ
ネットアッセンブリ取付部材の部分的斜視図 第16図は制動手段のさらに他の例を示す斜視図、第1
7図はそのマグネットアッセンブリとアルミ板の関係を
示す平面図、 第18図(a)(b)はその押鍵時と離鍵時の状態を示
す側面図、 第19図乃至第21図それぞれ制動手段の他の異なる変
更例を示す側面図、 第22図は磁界発生部材として電磁石を使用した例を示
す第15図と同様な斜視図、 第23図乃至第25は同じくそのヨークのそれぞれ異な
る例を示す断面図、 第26図及び第27図はそれぞれ第24図及び第25図
のフォトセンサを備えたヨークを用いた電磁石と組合せ
て使用されるアルミ板の側面図。 第28図は励磁電流制御手段の一例を示すブロック図、 第29図はその万能押鍵態様制御手段101の詳細を示
すブロック図、 第30図(a)(b)(c)はそれぞれ第28図におけ
るメモリ102に格納されるタッチカーブデータの異な
る特性例を示す線図、 第31図は励磁電流制御手段の他の例を示すブロック図
、 第32図は第25図のフォトセンサ97A、97Bから
それぞれ出力されるパルス信号を位相を比較して示す波
形図、 第33図は第31図の励磁電流制御手段を一部変更した
例を示すブロック図、 第34図は励磁電流制御手段のさらに他の例の要部のみ
を示すブロック図である。 1.41・・・白鍵1)    1’、41’ ・・・
黒鍵2.42・・・鍵盤フレーム 5.45・・・ハンマ(質量体) 6.46・・・板ばね   11,51・・・鍵スィッ
チ20.20A、20B、2DC,40,60゜70.
90・・アルミ板(導電体) 21.61.71  ・マグネット(磁界発生部材)2
2.62,72.82・・・タッチ感触可変部材23・
・・軸     24,84・・・操作レバー25・・
・間隔形成部材  86.87・・・制動板73・・・
マグネットアッセンブリ取付部材74・・・マグネット
アッセンブリ 75.95.95’ ・・・ヨーク 77.78.87・・・圧縮ばね 93・・・電磁石取付部材   94・・・電磁石97
.97A、97B・・・反射型フォトセンサ96・・・
コイル    100・・・カウンタ101・・・万能
押鍵態様制御手段 102.112・・・メモリ(RAM)103.113
・・・D/A変換器 104・・・アンプ110・・・
アップ/ダウンカウンタ 111・・・D−フリップフロップ(方向判別回路)1
14・・・書込回路   115・・・メモリカード1
17・・・音色選択スイッチ 118・・・タッチカーブデータ用RAM第3 図 制動手段の分解斜視図 第4図 制動力可変手段の背th1図 第6図 制動板の他の取付例 第12図 制動板のさらに池の取付例 第13図 74 74−9ノドアノゝy7+1 制動手段の他の例の背面図 第14図 部I助手段のさらに他の例の斜視図 第16図 第20図 夕の他の例の断面図 第24図 ヨークのさらに他の例の断面図 第25図 第26図 第ン“1図 励磁電流制御手段の他の例 第31図 フォトセッサ97A 、 97Bからのノ・ルス信号波
形第32図 第33図 励磁電流III制御手段のさらに他の例の要部第34図 手続補正帯 (自 発) 平成3年2月19日 特 許 庁 長 官 殿 1、事件の表示 特願平2−27391号 2、発明の名称 電子楽器の鍵盤装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 静岡県浜松市中沢町10番1号 (407)ヤマハ株式会社 4、代 理 人 〒170(電話3986−2380)
東京都豊島区東池袋1丁目20番地5 6、補正の内容 (1)明細書第9頁第7行の「物体」を「質量mを有す
る物体」と補正する。 (2)同書第10頁第14〜15行の「ダイナミックレ
ンジば」を「ダイナミックレンジは」と訂正する。 (3)同書第53頁第15行の「進につれて」をr進む
につれて」と訂正する。 (4)同書第54頁第11行の「セット」を「リセット
Jと訂正する。 (5)同書同頁第13行の「離鍵時には、」と「カウン
タ」との間に次の記載を挿入する。 「微分回路DIFの出力でRSフリップフロップ回路R
8FFはセットされ、」 (6)同書同頁第14行の「ままになっているのでをr
ままになるのでJと訂正する。 」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鍵支持部材と、 支点部を介してそれぞれ前記鍵支持部材に回動自在に列
    設された鍵と、 磁界発生部材と導電体とからなる制動手段とを備え、 前記磁界発生部材と導電体のうちの一方を前記鍵支持部
    材に、他方を前記鍵あるいは鍵に連動して変位する鍵連
    動部材にそれぞれ取り付け、その磁界発生部材と導電体
    とを対向させてその対向面に沿う方向に相対変位可能に
    配設したことを特徴とする電子楽器の鍵盤装置。 2 請求項1記載の電子楽器の鍵盤装置において、制動
    手段の制動力を可変する制動力可変手段を設けたことを
    特徴とする電子楽器の鍵盤装置。 3 請求項1又は2記載の電子楽器の鍵盤装置において
    、 制動手段の磁界発生部材と導電体とを、押鍵ストローク
    の初期から終期までの間でその対向面積が部分的に変化
    するかあるいはゼロになるように配設したことを特徴と
    する電子楽器の鍵盤装置。 4 請求項1乃至3のいずれかに記載の電子楽器の鍵盤
    装置において、 制動手段の磁界発生部材と導電体のうちのいずれか一方
    を、他方の押鍵方向の相対変位には追従不能で鍵復帰方
    向の相対変位には追従可能に取付けたことを特徴とする
    電子楽器の鍵盤装置。 5 鍵支持部材と、 支点部を介してそれぞれ前記鍵支持部材に回動自在に列
    設された鍵と、 電磁石と導電体とからなる制動手段とを備え、前記電磁
    石と導電体のうちの一方を前記鍵支持部材に、他方を前
    記鍵あるいは鍵に連動して変位する鍵連動部材にそれぞ
    れ取り付け、その電磁石の磁極と導電体とを対向させて
    その対向面に沿う方向に相対変位可能に配設すると共に
    、 前記電磁石の励磁電流を変化させる励磁電流制御手段を
    設けたことを特徴とする電子楽器の鍵盤装置。 6 請求項5記載の電子楽器の鍵盤装置において、押鍵
    ストローク内での鍵の位置情報を検出する鍵位置検出手
    段を設け、該手段によつて検出される位置情報に応じて
    励磁電流制御手段が電磁石の励磁電流をフィードバック
    制御するようにしたことを特徴とする電子楽器の鍵盤装
    置。 7 請求項6記載の電子楽器の鍵盤装置において、励磁
    電流制御手段が、鍵の位置と発生させる制動力との対応
    関係を予め設定したタッチカーブデータを格納するメモ
    リを有し、このメモリのデータに応じて鍵位置検出手段
    によつて検出される位置情報によるフィードバック量を
    変化さるるようにしたことを特徴とする電子楽器の鍵盤
    装置。 8、請求項7記載の電子楽器の鍵盤装置において、音色
    の選択に対応して異なるタッチカーブデータを前記メモ
    リに格納する手段を設けたことを特徴とする電子楽器の
    鍵盤装置。9 請求項5乃至8のいずれかに記載の電子
    楽器の鍵盤装置において、 励磁電流制御手段が、鍵復帰時には電磁石の励磁電流を
    低減するかゼロにするようにしたことを特徴とする電子
    楽器の鍵盤装置。
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