JPH09218682A - 電子楽器の鍵盤装置 - Google Patents

電子楽器の鍵盤装置

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JPH09218682A
JPH09218682A JP8046560A JP4656096A JPH09218682A JP H09218682 A JPH09218682 A JP H09218682A JP 8046560 A JP8046560 A JP 8046560A JP 4656096 A JP4656096 A JP 4656096A JP H09218682 A JPH09218682 A JP H09218682A
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keyboard
touch
electromagnet
key
magnetic force
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JP8046560A
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Muneo Ishida
宗雄 石田
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アコースティックピアノと同等の良好なタッ
チ感を、コンパクトな構成で得ることができる電子楽器
の鍵盤装置を提供する。 【解決手段】 鍵盤装置1は、複数の鍵盤2のそれぞれ
およびそれに対向する楽器本体6の一方に設けられた強
磁性体6または磁石21と、複数の鍵盤2および楽器本
体6の他方に、強磁性体6または磁石21に対向するよ
うに設けられた電磁石5と、強磁性体3または磁石21
に作用する電磁石5の磁力を制御することによって、対
応する鍵盤2のタッチ重さを制御する制御手段10と、
を備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アコースティック
ピアノのアクションのタッチ感を疑似的に得られるよう
にした、電子ピアノなどの電子楽器の鍵盤装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子楽器の鍵盤装置には、種
々のアクション装置が採用されている。これらの共通の
目的は、本来のアコースティックピアノ(以下、単に
「アコースティックピアノ」という)のアクションのタ
ッチ感を得ることである。そこで、後述の電子ピアノの
アクション装置と対比するために、ここではまず、アッ
プライトピアノの場合の一般的なアクションについて、
図10を参照して基本的構成及び動作を述べるものとす
る。
【0003】同図に示すように、本来のアクション60
では、鍵盤2が押鍵されると、バランスピン7を支点と
したてこの作用により、ウイッペン61が上方に回動
し、これと一体のダンパースプーン67も回動して、所
定の押鍵ストロークに達したときにダンパー機構63に
当接し、復帰バネ63aのバネ力に抗して、ダンパー機
構63を同図の時計方向に回動させるとともに、ウィッ
ペン61の回動に伴いジャック64が上昇し、ジャック
64がバット65を突き上げることにより、ハンマー6
2を同図の反時計方向に回動させる。この回動の途中
で、ジャック64がレギュレーティングボタン69に係
合し、同図の時計方向に回動することによって、ハンマ
ー62のバット65から外れる。このジャック64の離
脱により、アコースティックピアノ特有のいわゆるレッ
トオフ感が得られるとともに、慣性回動状態で、ハンマ
ー62が弦Sを叩くことにより(同図の2点鎖線)、弦
Sの振動による発音が行われる。その後、ハンマー62
は、反対方向に復帰回動し、ハンマーレール66に当た
って静止する。
【0004】次に、図11は、従来の電子ピアノに用い
られている鍵盤装置の一例を示している。この鍵盤装置
50は、複数(88鍵)の鍵盤2(白鍵2aおよび黒鍵
2bを各1個図示)と、各鍵盤2の後部上側に設けられ
たアクション装置53と、各鍵盤2の下側に設けられた
キーセンサ4と、キーセンサ4の検出結果に応じて発音
を制御するための図示しない発音制御装置と、を備えて
いる。キーセンサ4は、ゴムスイッチなどにより、鍵盤
2の押鍵の有無および押鍵速度(ベロシティー)を検出
できるように構成されており、発音制御装置は、押鍵さ
れた鍵盤2のキーナンバーに応じて音高を制御するとと
もに、検出された押鍵速度に応じて音量や音色を制御す
る。このような制御により、押鍵された鍵盤2に応じた
所定の音高と、鍵タッチに応じた音量や音色の変化が得
られる。
【0005】一方、アクション装置53は、ハンマー5
5およびストッパクッション56で構成されている。ハ
ンマー55は、後端部が軸受57に回動自在に支持され
るとともに、当接部58を介して、鍵盤2の後端部上面
に当接している。ストッパクッション56は、フェルト
などから成り、ハンマー55の上側に位置して、アクシ
ョンリブ59に取り付けられている。この構成により、
鍵盤2を押す指先にハンマー55の重さがタッチ重さと
して常時、伝えられるとともに、押鍵に伴い、ハンマー
55が、鍵盤2により上方にはね上げられて、ストッパ
クッション56に当たり(同図の2点鎖線)、その後、
離鍵に伴って元の位置に復帰するようになっている。
【0006】前述したアップライトピアノのアクション
60と、上記の電子ピアノのアクション装置53との対
比から明らかなように、前者の鍵盤2がウィッペン6
1、ジャック64を介してハンマー62を突き上げるの
に対して、後者においては、当接部58を介してハンマ
ー55をはね上げるようにして、鍵盤2を押す指先にハ
ンマー55の重さをタッチ重さとして常時、伝えられる
構成とし、これにより、アコースティックピアノ特有の
自然なタッチ感をできるだけ再現するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の電子ピアノのアクション装置53は、アコースティッ
クピアノのアクション60と比較して、構成が簡略化さ
れてコンパクトになっている反面、単純なアクション動
作しか行えず、例えば、ジャックによって得られるアコ
ースティックピアノ特有のレットオフ感を得ることがで
きないことや、ハンマー55がストッパクッション56
に当たるときの衝撃が、演奏者の指先に直接、伝わって
しまうことなど、得られるタッチ感がかなり異なり、大
きな違和感が生じてしまうという欠点がある。
【0008】一方、上記の問題を解消するために、図1
0のアコースティックピアノのアクション60を、電子
ピアノのアクション装置として、そのまま用いることも
考えられる。しかし、本来、ハンマー62を作動させる
ために複雑に構成されたアクション60を、そのタッチ
感を得るためにのみ、電子ピアノに搭載することは、不
経済であり、より単純な構成で良好なタッチ感が得られ
れば、最も好ましい。また、アップライトピアノのアク
ションは高さが比較的大きいので、スペースが制約され
る電子ピアノにそのまま適用することは、不可能であ
る。
【0009】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、アコースティックピアノと同等
の良好なタッチ感を、コンパクトな構成で得ることがで
きる電子楽器の鍵盤装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1の鍵盤装置は、複数の鍵盤のそれ
ぞれおよびそれに対向する楽器本体の一方に設けられた
強磁性体または磁石と、複数の鍵盤および楽器本体の他
方に、強磁性体または磁石に対向するように設けられた
電磁石と、強磁性体または磁石に作用する電磁石の磁力
を制御することによって、対応する鍵盤のタッチ重さを
制御する制御手段と、を備えていることを特徴とする。
【0011】一般に、強磁性体と電磁石が対向した位置
にある場合には、強磁性体に対して、電磁石の磁力が引
力として作用する。また、双方が磁石の場合には、同極
同士のときに反発力となり、相互に異極のときに引力と
なる。すなわち、上記の構成によれば、強磁性体または
磁石を鍵盤に備え、楽器本体に電磁石を備えることによ
り、あるいは、これらを逆の配置で備えることにより、
強磁性体または磁石に対して電磁石の磁力が作用する。
そして、この電磁石の磁力を制御手段で制御することに
よって、鍵盤のタッチ重さを変化させることができ、ア
コースティックピアノのタッチ感を得ることができる。
この結果、従来の機械的なアクション装置を備える必要
がなくなり、上記の構成要素のみで、コンパクトに構成
できる。
【0012】請求項1の鍵盤装置において、前記鍵盤毎
に押鍵ストロークを検出するキーセンサをさらに備え、
前記制御手段は、キーセンサが検出した押鍵ストローク
に応じて、前記電磁石の磁力を制御することが好まし
い。
【0013】この構成によれば、強磁性体または磁石に
作用する電磁石の磁力を、押鍵ストロークに応じて制御
することによって、各鍵盤のタッチ重さを押鍵ストロー
クに応じて制御することができる。すなわち、押鍵スト
ロークに応じて鍵盤のタッチ重さを変化させることがで
き、この結果、アコースティックピアノに近い、良好な
タッチ感を得ることができる。
【0014】請求項2の鍵盤装置において、前記制御手
段は、前記押鍵ストロークに応じて、前記電磁石に供給
する電流を変化させることが好ましい。
【0015】この構成によれば、電磁石に供給する電流
を変化させることにより、電磁石の磁力を、押鍵ストロ
ークに応じて制御することができる。
【0016】請求項2または3の鍵盤装置において、鍵
盤のタッチ重さを決定するパラメータを前記押鍵ストロ
ークに対応して記憶する記憶手段をさらに備え、前記制
御手段は、押鍵ストロークに応じて、対応するパラメー
タを記憶手段から読み出すとともに、パラメータに従っ
て前記電磁石の磁力を制御することが、好ましい。
【0017】この構成によれば、鍵盤のタッチ重さを決
定するパラメータを、押鍵ストロークに応じて読み出
し、そのパラメータに従って、電磁石の磁力を制御する
ことができる。この場合、例えば、アコースティックピ
アノの静的荷重や動的荷重などに相当するパラメータ
を、押鍵ストロークに対応して記憶しておけば、それら
のパラメータに従って制御することにより、アコーステ
ィックピアノに近い良好なタッチ感を得ることができ
る。
【0018】請求項2ないし4のいずれかの鍵盤装置に
おいて、前記制御手段は、前記押鍵ストロークの変化速
度から押鍵速度を求め、押鍵ストロークと押鍵速度に応
じて、前記電磁石の磁力を制御することが、好ましい。
【0019】本来、アコースティックピアノのタッチ重
さは、押鍵ストロークばかりでなく押鍵速度に応じて
も、変化するものである。したがって、この構成によ
り、アコースティックピアノに、より近いタッチ感を得
ることができる。この場合、例えば、請求項4の鍵盤装
置において、押鍵ストロークに対応するパラメータを、
押鍵速度の所定範囲毎に複数記憶しておけば、それらの
パラメータに従って制御することにより、押鍵ストロー
クと押鍵速度に応じた制御を容易に行うことができる。
【0020】請求項1ないし5のいずれかの鍵盤装置に
おいて、前記電磁石は、前記鍵盤毎にそれぞれ複数、設
けられ、前記制御手段は、複数の電磁石の磁力を、相互
に独立して制御することが、好ましい。
【0021】アコースティックピアノでは、ウィッペ
ン、ハンマー、ダンパー等の各パーツによる反力や、ジ
ャックの離脱によるレットオフ時の脱力などが、鍵盤の
タッチ重さおよびタッチ感に影響を及ぼす重要な要素と
なる。この構成によれば、複数の電磁石のそれぞれに、
これらの各パーツの役割を分担させ、各電磁石を適切な
位置に取り付けるとともに、それぞれの磁力を相互に独
立して制御することによって、対応する鍵盤のタッチ重
さを制御することができる。例えば、請求項2の鍵盤装
置において、押鍵ストロークに対応する各パーツの反力
などを、タッチカーブとして予め求めておき、各電磁石
の磁力を各タッチカーブに合致するように制御すれば、
それらの磁力を単純に重ね合わせることにより、全体と
してのタッチ感を得ることができる。また、請求項4の
鍵盤装置において、各電磁石のそれぞれのパラメータ
を、押鍵ストロークに対応してパターン化された比較的
単純なタッチカーブとして記憶手段に記憶しておけば、
それらのタッチカーブに従って、各電磁石の制御を容易
に行うことができる。さらに、請求項5の鍵盤装置にお
いて、さらに押鍵速度の所定範囲毎に各電磁石のタッチ
カーブを決定しておけば、より緻密な制御を行うことが
でき、さらに良好なタッチ感を得ることができる。
【0022】請求項1ないし6のいずれかの鍵盤装置に
おいて、前記鍵盤毎に設けられ、それぞれの鍵盤の押下
に対抗する弾性部材をさらに備え、弾性部材の弾性反力
と前記電磁石の磁力との合力によって、前記鍵盤のタッ
チ重さを制御することが好ましい。
【0023】この構成によれば、弾性部材による弾性反
力と、強磁性体または磁石に作用する電磁石の磁力との
合力によって、各鍵盤のタッチ重さを制御することがで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態に係る鍵盤装置を電子ピアノに適用した
場合について説明する。
【0025】図1は、本実施形態の鍵盤装置を適用した
電子ピアノの一例を示すブロック図であり、この場合の
電子ピアノ100は、同図に示すように、鍵盤装置1
と、電子音源80と、スピーカ90とを備えている。電
子音源80は、ピアノの楽音データを記憶する記憶部
(図示せず)と、この記憶部から楽音データを読み出す
再生部(図示せず)とを備え、スピーカ90を通じて外
部に発音するものである。
【0026】鍵盤装置1は、図1および図2に示すよう
に、複数(88鍵)の鍵盤2(図2には、白鍵2aおよ
び黒鍵2bを各1個図示)と、鍵盤2に対応したキーセ
ンサ4および電磁石回路5と、制御回路(制御手段)1
0とを備えている。鍵盤2は、鉄、ニッケル、コバルト
やそれらの合金などの強磁性体から成る金属プレート3
を後側下部に有しており、鍵盤2の前部を押鍵すると、
前部側がフロントパンチング9に当接するまで下降する
とともに、バランスピン7を支点とするてこの作用によ
り後部側の金属プレート3が上昇し、離鍵すると、重り
8によって復帰するように構成されている。キーセンサ
4は、ゴムスイッチなどにより、鍵盤2の押鍵ストロー
クを検出できるように構成され、検出結果を制御回路1
0に出力する。
【0027】制御回路10は、図1に示すように、入出
力ポート71、CPU72、ROM73、RAM74、
バックアップRAM75、およびクロック76等を含む
論理演算回路として構成され、これらは互いにバス77
により接続されている。また、制御回路10は、キーセ
ンサ4、電磁石回路5および電子音源80と、入出力ポ
ート71を介して接続され、CPU72は、この入出力
ポート71を介して、押鍵ストロークをキーセンサ4よ
り入力し、一時的にRAM74に記憶し、ROM73に
記憶された制御プログラムに基づいて、押鍵ストローク
の変化速度から押鍵速度(ベロシティー)を求め、押鍵
された鍵盤2のキーナンバーに応じて音高を決定すると
ともに、押鍵速度に応じて音量や音色を決定して、発音
を制御するための制御信号を生成し、電子音源80に出
力する。
【0028】電磁石回路5は、図2に示すように、鍵盤
シャーシ(楽器本体)6の後部に、金属プレート3に向
かい合うように設けられ、内部に4個の電磁石5a、5
b、5c、5d(図3参照)を有しており、金属プレー
ト3に作用する各電磁石5a〜5dの磁力が、制御回路
10によって制御される。すなわち、各電磁石5a〜5
dの磁力によって金属プレート3を下方に引きつけ、鍵
盤2の押下による金属プレート3の上昇に対する抵抗力
とするとともに、各電磁石5a〜5dの磁力を変化させ
ることによって、鍵盤2のタッチ重さが制御される。な
お、離鍵の際にも、一定の力で金属プレート3を引きつ
けるようにして、重り8を省略しても良い。
【0029】電磁石回路5は、図1および図3に示すよ
うに、4つの電磁石5a〜5dの他、それらを駆動する
電磁石駆動回路11を有している。電磁石駆動回路11
は、図3に示すように、制御回路10と各電磁石5a〜
5dとの間にそれぞれ接続された4個のトランジスタ回
路Tra、Trb、Trc、Trdを備え、それらの制
御端子(ベース)に制御回路10からの制御信号を入力
することによって、各電磁石5a〜5dに供給する電流
がそれぞれ制御される。電磁石5aは、その電流制御に
従って発生する磁力によって、金属プレート3を下方に
引きつけ、アコースティックピアノのウィッペンの反力
に相当する力を鍵盤2に付与する。同様に、電磁石5b
は、ハンマーの反力に相当する力を鍵盤2に付与し、電
磁石5cは、ダンパーの反力に相当する力を、電磁石5
dは、ジャックの離脱によるレットオフ時の脱力に相当
する力を、それぞれ鍵盤2に付与する。これらの電磁石
5a〜5dは、それぞれの役割分担に沿って、図2の電
磁石回路5における取付位置や磁力がそれぞれ設定され
ており、これらの磁力の合力によって、鍵盤2のタッチ
重さが制御される。
【0030】ROM73は、各電磁石5a〜5dの磁力
を制御する制御信号の値(パラメータ)を、押鍵ストロ
ークに対するタッチ重さの関数(以下「タッチカーブ」
と略称する)M1〜M4(図5参照)として、それぞれ
記憶している。CPU72は、これらのタッチカーブM
1〜M4に従って、入出力ポート71を介して、金属プ
レート3に作用する各電磁石5a〜5dの磁力を制御す
る。
【0031】各電磁石5a〜5dのタッチカーブM1〜
M4は、それらに従って制御されたときに得られる磁力
が、それぞれ、ウィッペンの反力、ハンマーの反力、ダ
ンパーの反力、ジャックの離脱時の抵抗力に相当するよ
うに設定され、これらの磁力の合力によるタッチカーブ
Mと、鍵盤2自身のタッチカーブK(鍵盤2の自重+押
鍵終了時のフロントパンチング9からの反力)との和
が、目標とするアコースティックピアノの押鍵ストロー
クに対するタッチ重さの関係(以下「タッチ特性グラ
フ」と略称する)Gに合致するようになっている。した
がって、CPU72が、これらのタッチカーブM1〜M
4に従って制御信号を電磁石駆動回路11に出力し、各
電磁石5a〜5dの磁力を個別に独立して制御すること
により、目標とする鍵盤2のタッチ重さを容易に得るこ
とができる。また、一般に、タッチ特性グラフGは、押
鍵速度によって異なるので、これに対応して、各電磁石
5a〜5dのタッチカーブM1〜M4は、押鍵速度の所
定範囲毎に、例えば、フォルテッシモ用、フォルテ用、
……、ピアノ用、ピアニッシモ用などとして、それぞれ
設定され、記憶されている。
【0032】例えば、図4は、ピアニッシモ演奏時のタ
ッチカーブの一例を示しており、アコースティックピア
ノの静的タッチ特性グラフに相当するものである。制御
回路10は、鍵盤2が非常に弱くたたかれているとき
に、すなわち、キーセンサ4により検出された押鍵速度
が非常に小さな所定の速度以下のときには、ピアニッシ
モ用のタッチカーブM1〜M4(図示せず)に従って各
電磁石5a〜5dの磁力を制御する。これにより、それ
らの合力によるタッチカーブM(図中の一点鎖線)が、
鍵盤2自身のタッチカーブK(二点鎖線)に付加される
ことによって、目標のピアニッシモ演奏時のタッチ特性
グラフG(実線)のタッチ重さが得られる。この結果、
ピアニッシモ演奏時の鍵盤2のタッチ感を、アコーステ
ィックピアノに近い、良好なタッチ感にすることができ
る。
【0033】より具体的には、図4のタッチ特性グラフ
GのAの山は、鍵盤2の動き始めの重さに、ウィッペ
ン、ハンマー、およびダンパーの動き始めの重さを加え
たタッチ重さを表すので、制御回路10は、これらに相
当する電磁石5a、5b、5cを励磁する。すなわち、
電磁石5a〜5cのピアニッシモ用のタッチカーブM1
〜M3に従って、電磁石駆動回路11の各トランジスタ
回路Tra,Trb、Trcに、それぞれの制御信号を
出力することによって、各電磁石5a〜5cの磁力を制
御する。これにより、それらの磁力の合力であるタッチ
カーブMが、鍵盤2のタッチカーブKに付加されること
によって、目標のタッチ特性グラフGのAの山に合致し
たタッチ重さを得ることができる。
【0034】同様に、ダンパーの反力に相当する図4の
Bの山に対応して電磁石5cの磁力を増加させ、ジャッ
クの離脱直前のCの山に対応して、これに相当する電磁
石5dの磁力をさらに付加した後、ジャック離脱後のレ
ットオフに相当するDの谷に対応して、その電磁石5d
の磁力を弱めてレットオフ感を付与する、というよう
に、押鍵ストロークに応じた一連のタッチ重さの推移を
再現することができる。なお、Eの山は、鍵盤2を完全
に下まで押し切って、鍵盤前部のフロントパンチング9
(図2参照)に当接したときの山であり、フロントパン
チング9から直接、付与されるので、このときは各電磁
石5a〜5dは消磁される。そして、離鍵の場合も同様
に制御することによって、離鍵時のタッチ感も、アコー
スティックピアノに合致させることができる。
【0035】また、上述したピアニッシモ演奏以外の演
奏時においても、制御回路10が、フォルテッシモ用、
フォルテ用、……などのタッチカーブM1〜M4の中か
ら、検出された押鍵速度に応じて該当するものを選択
し、これらに従って上記と同様の制御を行うことによっ
て、押鍵ストロークやそれぞれの押鍵速度に応じたタッ
チ特性グラフGのタッチ重さを得ることができ、この結
果、アコースティックピアノに近い、良好なタッチ感を
容易に得ることができる。
【0036】以上に説明したように、本発明を適用した
鍵盤装置1では、タッチ重さを決定するパラメータとし
て、押鍵ストロークに対する各電磁石5a〜5dの制御
信号の値を示すタッチカーブM1〜M4を記憶してお
き、それらのタッチデータM1〜M4に従って制御を行
うことによって、各電磁石5a〜5dの磁力を変化させ
ることができ、これにより、鍵盤2のタッチ重さを制御
することができる。この結果、従来の機械的なアクショ
ン装置を省略することができ、かつ、アコースティック
ピアノに近い、より良好なタッチ感を、よりコンパクト
な構成で得ることができる。また、タッチカーブM1〜
M4が、押鍵速度の所定範囲毎にフォルテッシモ用、フ
ォルテ用、……などとして、複数、記憶されているの
で、押鍵ストロークと押鍵速度に応じた制御を容易に行
うことができ、さらに良好なタッチ感を得ることができ
る。また、鍵盤2毎に複数の電磁石5a〜5dを設け、
それぞれのタッチカーブM1〜M4に従って供給する電
流を相互に独立して変化させることによって、各電磁石
の磁力を重ね合わせた全体の磁力を制御するので、それ
らの駆動回路を、図3に示したような、単純な構成の組
み合わせで実現できる。
【0037】なお、これまでの説明では、各電磁石5a
〜5dのタッチカーブM1〜M4は、アコースティック
ピアノの各パーツ、すなわちウイッペン、ハンマー、ダ
ンパー、ジャックの反力や抵抗力に合致するように設定
されているものとして説明したが、これを、より単純な
形状のタッチカーブM1〜M4として設定することによ
り、各電磁石5a〜5dの制御を簡便に行うことも可能
である。
【0038】図5はその一例であり、フォルテ用のタッ
チカーブM1〜M4と、全体として得られるタッチ重さ
を示している。すなわち、この例では、タッチカーブM
1〜M4(図中の点線)は、二次曲線に近い単純な曲線
としてそれぞれ設定されており、これらのタッチカーブ
M1〜M4による各電磁石5a〜5dの磁力の合力が、
タッチカーブM(一点鎖線)となり、さらにこのタッチ
カーブMと鍵盤2自身のタッチカーブK(二点鎖線)と
の和が、鍵盤2のタッチ重さとなって、目標のタッチ特
性グラフG(実線)に近似させることができる。この場
合、タッチカーブM1〜M4を単純化して設定したため
に、タッチ特性グラフGとの近似度が低いときは、それ
を補正するような電磁石をさらに設けることもできる。
【0039】また、電磁石を駆動する電磁石駆動回路1
1も、図3に示した構成の他、図6(a)に示すよう
に、D/Aコンバータ12a〜12dと増幅回路13a
〜13dとの組み合わせで構成しても良い。この場合、
制御回路10が、タッチカーブM1〜M4に従ったディ
ジタルの制御信号をそれぞれ出力すると、D/Aコンバ
ータ12a〜12dが、各制御信号に対応するアナログ
信号をそれぞれ出力し、増幅回路13a〜13dがその
信号を増幅して、対応する電流を各電磁石5a〜5dに
それぞれ供給することにより、それらの磁力を制御す
る。この電磁石駆動回路11によれば、各タッチカーブ
M1〜M4が複雑な形状の場合でも、その形状に沿った
制御を容易に行うことができ、単純な形状の場合と同様
に、応答性良く制御することができる。
【0040】また、同図(b)のように、1個の電磁石
5eにより上記の各電磁石5a〜5dの磁力の合力に相
当する磁力を発生させても良い。この場合、ROM73
(記憶手段)には、合力のタッチカーブMのみを記憶し
ておき、制御回路10は、タッチカーブMの値をそのま
ま出力することにより、上記と同様に、D/Aコンバー
タ12および増幅回路13を介して、電磁石5eの磁力
を制御することができ、同等のタッチ感を得つつ、より
単純に制御を行うことができる。なお、これまでの例で
はすべて、電磁石駆動回路11が電磁石回路5内に設け
られているが、これを制御回路10内に設けても良い。
また、図6において、D/Aコンバータ12a〜12
d、および12の駆動能力や出力値の振幅が十分であれ
ば、増幅回路13a〜13d、および13を省略して、
直接、各電磁石5a〜5d、および5eを駆動しても良
い。
【0041】図7は、本発明を適用した鍵盤装置の別の
例を示しており、前述の鍵盤装置1がバランスピン7を
支点とするてこの作用を利用しているのに対して、この
鍵盤装置30では、鍵盤2の後端部が鍵盤シャーシ6の
回動軸20に回動自在に支持されている。また、鍵盤2
の後側下部には、鍵盤装置1の金属プレート3の代わり
に永久磁石21が設けられ、この永久磁石21は、下側
が磁石の一方の磁極、例えば、N極となるように設定さ
れている。そして、電磁石回路5内の各電磁石5a〜5
dは、永久磁石21と同じ磁極同士が、例えば、それら
のN極が、永久磁石21のN極に対向するように設けら
れている。
【0042】この鍵盤装置30では、電磁石回路5から
発生する磁力が鍵盤2の永久磁石21の磁力と反発する
ことにより、すなわち各電磁石5a〜5dと永久磁石2
1の同極同士の反発力が鍵盤2の押下に対する抵抗力と
して作用することにより、鍵盤2のタッチ重さを変化さ
せる。したがって、前述の鍵盤装置1と同様に電磁石回
路5を制御すれば、同様の効果、すなわち、アコーステ
ィックピアノと同等の、良好なタッチ感を得ることがで
きる。そして、この場合、従来の鍵盤装置や前述の鍵盤
装置1と異なり、バランスピンを支点とするてこの作用
を利用していないため、鍵盤2の回動軸20より後側が
省略でき、さらにコンパクトな構成にすることができ
る。なお、この場合、永久磁石21の代わりに、同様の
磁力を発生する電磁石を用いても良い。
【0043】また、図8は、本発明を適用した鍵盤装置
のさらに別の例を示しており、この鍵盤装置40は、鍵
盤装置30の永久磁石21の代わりに、鍵盤装置1と同
様の金属プレート3を備え、さらに鍵盤2の後側上部に
バネなどの弾性部材22を備えている。他の構成は、鍵
盤装置30と同じである。
【0044】この鍵盤装置40では、鍵盤2の押下に対
抗するように、弾性部材22によって、押鍵ストローク
に対応した弾性反力が加えられているので、その弾性反
力を相殺するように、電磁石回路5の磁力を作用させる
ことによって、目標のタッチ特性グラフGに合致したタ
ッチ重さを得ることができる。例えば、鍵盤2自身の反
力と弾性部材22の弾性反力との和が、図9のタッチカ
ーブK(図中の二点鎖線)で示されるとき、電磁石回路
5から鍵盤2に作用する磁力を、同図のタッチカーブ
M’(一点鎖線)に従って制御すれば、電磁石回路5の
磁力が鍵盤2の押下を助けるように作用するため、鍵盤
2のタッチ重さを、目標のタッチ特性グラフG(実線)
に合致させることができる。
【0045】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されることなく、種々の態様で実施することができる。
【0046】例えば、鍵盤装置1、30、または40
の、金属プレート(強磁性体)または磁石と電磁石回路
との位置関係を逆にし、すなわち鍵盤2側に電磁石回路
を設け、鍵盤シャーシ6側に対応する強磁性体や磁石を
設けても良い。また、説明したタッチカーブMまたはM
1〜M4は、あくまで一例であり、鍵盤2の材質や構造
の差異等に応じて、所望のタッチ感が得られるよう、適
宜、設定できることは、言うまでもない。
【0047】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、細部の構成を任意に変更することが可能である。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明の電子楽器の鍵盤
装置は、磁力を制御することにより、鍵盤のタッチ重さ
を変化させることができるので、アコースティックピア
ノと同等の良好なタッチ感を、コンパクトな構成で得る
ことができる、などの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る鍵盤装置を適用した
電子ピアノの一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る鍵盤装置の部分側面
図である。
【図3】電磁石回路の構成の一例を示す図である。
【図4】静的タッチ特性グラフに対応するピアニッシモ
用のタッチカーブを示す図である。
【図5】フォルテ用のタッチカーブを示す図である。
【図6】電磁石回路の構成の別の一例を示す図である。
【図7】本発明の別の一実施形態を示す、図2と同様の
図である。
【図8】本発明のさらに別の一実施形態を示す、図2と
同様の図である。
【図9】図8の鍵盤装置に関する、図4と同様の図であ
る。
【図10】従来のアップライトピアノのアクションを示
す部分側面図である。
【図11】従来の電子ピアノのアクション装置を含む鍵
盤装置を示す部分側面図である。
【符号の説明】
1、30、40 …… 鍵盤装置 2 鍵盤 3 金属プレート(強磁性体) 4 キーセンサ 5 電磁石回路 5a〜5e 電磁石 6 鍵盤シャーシ(楽器本体) 10 制御回路(制御手段) 21 永久磁石(磁石) 22 弾性部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の鍵盤のそれぞれおよびそれに対向
    する楽器本体の一方に設けられた強磁性体または磁石
    と、 前記複数の鍵盤および前記楽器本体の他方に、前記強磁
    性体または前記磁石に対向するように設けられた電磁石
    と、 前記強磁性体または前記磁石に作用する前記電磁石の磁
    力を制御することによって、対応する前記鍵盤のタッチ
    重さを制御する制御手段と、を備えていることを特徴と
    する電子楽器の鍵盤装置。
  2. 【請求項2】 前記鍵盤毎に押鍵ストロークを検出する
    キーセンサをさらに備え、 前記制御手段は、前記キーセンサが検出した前記押鍵ス
    トロークに応じて、前記電磁石の磁力を制御することを
    特徴とする、請求項1に記載の電子楽器の鍵盤装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記押鍵ストロークに
    応じて、前記電磁石に供給する電流を変化させることを
    特徴とする、請求項2に記載の電子楽器の鍵盤装置。
  4. 【請求項4】 鍵盤のタッチ重さを決定するパラメータ
    を前記押鍵ストロークに対応して記憶する記憶手段をさ
    らに備え、 前記制御手段は、前記押鍵ストロークに応じて、対応す
    る前記パラメータを前記記憶手段から読み出すととも
    に、当該パラメータに従って前記電磁石の磁力を制御す
    ることを特徴とする、請求項2または3に記載の電子楽
    器の鍵盤装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記押鍵ストロークの
    変化速度から押鍵速度を求め、前記押鍵ストロークと前
    記押鍵速度に応じて、前記電磁石の磁力を制御すること
    を特徴とする、請求項2ないし4のいずれかに記載の電
    子楽器の鍵盤装置。
  6. 【請求項6】 前記電磁石は、前記鍵盤毎にそれぞれ複
    数、設けられ、 前記制御手段は、前記複数の電磁石の磁力を、相互に独
    立して制御することを特徴とする、請求項1ないし5の
    いずれかに記載の電子楽器の鍵盤装置。
  7. 【請求項7】 前記鍵盤毎に設けられ、それぞれの鍵盤
    の押下に対抗する弾性部材をさらに備え、当該弾性部材
    の弾性反力と前記電磁石の磁力との合力によって、前記
    鍵盤のタッチ重さを制御することを特徴とする、請求項
    1ないし6のいずれかに記載の電子楽器の鍵盤装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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