JPH051074B2 - - Google Patents

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JPH051074B2
JPH051074B2 JP60235572A JP23557285A JPH051074B2 JP H051074 B2 JPH051074 B2 JP H051074B2 JP 60235572 A JP60235572 A JP 60235572A JP 23557285 A JP23557285 A JP 23557285A JP H051074 B2 JPH051074 B2 JP H051074B2
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JP
Japan
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block
memory
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JP60235572A
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JPS6295185A (ja
Inventor
Masahiro Kawaguchi
Kazunari Egami
Yoshikazu Kado
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP23557285A priority Critical patent/JPS6295185A/ja
Publication of JPS6295185A publication Critical patent/JPS6295185A/ja
Publication of JPH051074B2 publication Critical patent/JPH051074B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、郵便物自動取揃え装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の郵便物自動取揃え装置において
は、いくつかの表裏取揃えの方法が提案されてい
る。例えば、郵便物の表面には一般的に切手が貼
られるという点に着目し、切手に含まれている燐
光成分、あるいは蛍光成分を検知して郵便物の表
裏面を取揃える方式が公知である。
また、郵便物の表面に一般的に赤枠があるとい
う点に着目し、赤枠を検知して郵便物の表裏面を
取揃える方式も公知である。
(発明が解決しようとする問題点) 上述した従来の方式のうち、前者は一般的な切
手に使われている燐光、あるいは蛍光成分によつ
て判定を行つていたため、記念切手のような上記
燐光、あるいは蛍光成分が使用されていない切手
を貼つた郵便物や、料金後納のような切手の貼ら
れていない郵便物に対しては、判定と取揃えがで
きないという欠点があつた。
一方、上記後者では、郵便物の中にある赤枠で
判定するため、赤枠がない郵便物の場合には当
然、郵便物の表裏面を判別して取揃えることはで
きないという欠点があつた。
本発明の目的は、郵便物の両面を走査して得ら
れた画像信号を処理し、すべての郵便物に必ず存
在する宛先情報を判別することにより上記欠点を
除去し、郵便物の表裏面、および取揃え方向を判
定して取揃えることができるように構成した郵便
物自動取揃え装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明による郵便物自動取揃え装置は郵便物の
両面を光学的に走査するための走査手段と、前記
走査手段によつて得られる画像信号を2値化する
ための変換手段と、前記2値化信号から文字列等
の情報を検出するための検出手段と、前記情報に
対して一定条件のもとでブロツク化を行うブロツ
ク作成手段と、前記ブロツク作成手段により得ら
れたブロツクを予め定められた宛名信頼度判定要
件に基づいて採点するためのスコアリング手段
と、前記採点結果から郵便物の表裏および取揃え
方向を判定するための手段と、前記判定結果に基
づいて郵便物の表裏および取揃え方向を揃えて集
積するための集積手段とを具備して構成したこと
を特徴とするものである。
(実施例) 次に、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図a,bは、本発明に係る郵便物(代表的
なメール)500を示す説明図である。第1図に
おいて、1は郵便物500の表面、2は料金後納
マーク、3は宛先情報、4は差出人情報、5は封
筒である。
第1図において、郵便物500の表面1には通
常切手、または料金後納マーク2、宛先情報3お
よび差出人情報4が存在する。このように通常の
郵便物500では、宛先情報3が郵便物500の
表面1に記載されているわけである。
第2図は、本発明に係る自動取揃え装置の一実
施例を示す系統図である。
第2図において、6は自動供給部、7は送り機
構、8は搬送部、9a,9bはそれぞれ検知器、
10は転轍器、11は直送搬送ルート、12は反
転搬送ルート、13は搬送部、14は転轍器、1
5,16はそれぞれ集積部である。
第2図において、郵便物500は自動供給部6
から一通送り機構7によつて一通ずつ自動的に搬
送部8に送り込まれる。搬送部8では、搬送ベル
トに郵便物500を挿んで搬送する。郵便物50
0が表側検知器9a、裏側検知器9bを通過する
際には、第3図に示すA,B,C,Dの4つの郵
便物の状態が存在する。宛先情報3が表側検知器
9aが検出された郵便物500、すなわち第3図
のAとCとの状態にある郵便物500は直行搬送
ルート11から搬送部13に送られる。
宛先情報3が表側検知器9aで検出されず、裏
側検知器9bで検知された郵便物500、すなわ
ち第8図のBとDとの状態にある郵便物500は
転轍器10でルートを搬送ルート12に切換えら
れる。そこで、反転搬送ルート12を通ることに
より上下表裏を180度だけ捩られた後、搬送部1
3に送出される。したがつて、郵便物500が検
知器9a,9bを通過して搬送部13に達する際
には、その面はすべて第8図のAまたはCの状態
となつている。次に、宛名の記載方向に対する郵
便物搬送方向の判別結果にもとづき、転轍器14
を動作させ、第3図の郵便物の方向がA状態のも
のを集積部15に集積し第3図の郵便物の方向が
Cの状態のものを集積部16に集積する。第2図
の実施例において、郵便物の面を取揃えるフロー
を第4図に示す。
第5図は、本発明による表裏および宛名記載方
向を判定する郵便物自動取揃え装置の一実施例を
示すブロツク図である。
第5図において、17a,17bはそれぞれ光
源、18a,18bはそれぞれ電子回路系、19
a,19bはそれぞれレンズ、20a,20bは
それぞれ光電変換器、21a,21bはそれぞれ
2値化回路、22a,22bはそれぞれライン圧
縮回路、23a,23bはそれぞれ黒塊抽出回
路、24a,24bはそれぞれ文字列検出回路、
25a,25bはそれぞれ文字列メモリ、26
a,26bはそれぞれブロツク作成部、27a,
27bはそれぞれスコアリング部、28は宛名判
定部、29は転轍制御回路である。
まず、搬送される郵便物500の表面は光源1
7a,17bによつて照明され、その反射光はレ
ンズ19a,19bを介して光電変換器20a,
20bに導かれる。光電変換器20a,20bか
ら出された走査信号は二値化回路21a,21b
に送出され、二値化信号として出力される。走査
の分解能は1mm当たり4本としている。この信号
は、ライン圧縮回路22a,22bに送出され、
所定の走査回数によつて圧縮される。圧縮は第6
図に示されるように、横方向に一定の走査の論理
和をとることによつて行われる。本実施例の場
合、圧縮ライン数として横方向に5mm、すなわち
20本の走査信号の論理和をとつている。
第7図は、上記のライン圧縮回路22a,22
bの詳細を示すブロツク図であり、第8図は、そ
の動作を示すタイムチヤートである。
第7図において、50は圧縮ライン数設定スイ
ツチ、51は圧縮ラインカウンタ、52は圧縮タ
イミング発生部、53はORゲート、54、55
はそれぞれ第1および第2のシフトレジスタであ
る。
第7図において圧縮ライン数としては、あらか
じめライン数設定スイツチ50によつて圧縮ライ
ン数−1の値が設定される。このライン数は圧縮
の開始時、すなわち、20走査ごとにラインカウン
タ51の出力が0のとき、ならびに1走査の開始
時、すなわち第8図のCPS信号でラインカウンタ
51にプリセツトされて1走査の終了した時に第
8図のクロツクCLK2によつて1走査ごとにカ
ウントダウンされていく。また、ラインカウンタ
51の値が0のとき、クロツクCLK2は禁止さ
れ、カウントダウンしないように制御される。
一方、二値化回路20a(または20b)から
入力される二値化信号は、ORゲート53を介し
て一つ前までの圧縮走査信号が入力された第2の
シフトレジスタ55の内容との間で論理和がとら
れ、論理和は第1のシフトレジスタ54に入力さ
れる。また、第1のシフトレジスタ54の内容
は、そのまま第2のシフトレジスタ55に順次シ
フトされてゆく。圧縮ラインカウンタ51の内容
容が順次一走査ごとにカウントダウンされ、内容
が0になると、圧縮タイミング発生部52では第
5図の黒塊抽出回路21に対して黒塊検出タイミ
ング信号を信号線56に送出するとともに、その
ときのライン圧縮データを信号線57に送出す
る。すなわち、圧縮ライン数カウンタ51の出力
が0のときのタイミングは、第8図の出力ゲート
信号CGTが“H”の期間である。このとき、第
1のシフトレジスタ54の出力が信号線57を介
して第5図の黒塊抽出回路23a,23bに出力
される。また、ラインカウンタ51の出力が0の
ときの走査開始タイミングは第8図のCLRが送
出されている期間であり、このときに第2のシフ
トレジスタ55の内容はクリアされて次のライン
圧縮のための初期化が実行される。
第9図は、第5図に示す黒塊検出回路23a,
23bの詳細な回路構成例を示すブロツク図であ
る。
第9図において、70はXカウンタ、71は
Xinメモリ、72はYカウンタ、73はYinメモ
リ、74はHカウンタ、75はHinメモリ、7
7,83はそれぞれインバータ、78,80,8
1はそれぞれフリツプフロツプ、79,82はそ
れぞれANDゲート、84はメモリアドレスカウ
ンタである。
第7図の第1シフトレジスタ54、および第2
のシフトレジスタ55によつて所定の走査回数だ
け圧縮された二値化信号は、第9図のインバータ
77を介し、フリツプフロツプ78においてシフ
トクロツクCL1によりシフトされる。ここで、
フリツプフロツプ78は白メツシユビデオ信号が
あつたことを記憶する。
次のシフトクロツクタイミングで黒塊ビデオ信
号が現われると、この信号はビデオ信号が白メツ
シユから黒メツシユに変化した点、すなわち、黒
塊部分の開始点(Leadinsg edge)としてAND
ゲート79により検出され、これによつてフリツ
プフロツプ80がセツトされる。フリツプフロツ
プ80の出力が論理1のとき、この信号は黒塊部
分の長さを計数するためのゲート信号として
ANDゲート76に入力される。黒塊部分の長さ
カウンタ(Hカウンタ)74では、ANDゲート
76の出力が低レベルの間だけカウント動作が行
われ、これによつて走査方向の黒ビツトの長さ、
すなわち、文字部分の高さの計数が行われる。さ
らに、ビデオ信号はフリツプフロツプ81に入力
され、黒塊が現われたことがフリツプフロツプ8
1に記憶される。次のシフトクロツクタイミング
で白メツシユビデオ信号が現われると、ANDゲ
ート82により、ビデオ信号が黒メツシユから白
メツシユに変化した点、すなわち、黒塊の終了点
(trailing edge)として上記白メツシユビデオ信
号が検出される。この黒塊終了点検出信号によつ
てHカウンタゲート用のフリツプフロツプ80が
リセツトされる。そこで、Hカウンタ74は長さ
(文字高さ)のカウントを停止する。そのときの
長さ(文字高さ)の計数値がHinメモリ75にセ
ツトされる。黒塊終了点のX座標カウンタ70お
よびY座標カウンタ72のデータが、それぞれ
Xinメモリ71およびYinメモリ73にセツトさ
れる。データがセツトされた後、メモリアドレス
カウンタ84がカウントアツプされる。
以上の動作は、走査の開始が終了まで実行さ
れ、第10図に示すように黒塊の位置と長さとデ
ータが黒塊識別用のXinメモリ71とYinメモリ
73とにセツトされる。これらのメモリ71,7
3には黒塊データの発生順に逐次データがセツト
されてゆく。走査が終了すると、黒塊識別用のメ
モリ71,73にはテータエンドマークとして0
が書込まれる。第10図a〜cは、ラインを生成
される過程を示す説明図である。第10図におい
て、aはライン圧縮、bはX方向とY方向との関
係、cは各メモリの内容を示す説明図である。
第11図に、文字列検出回路24a,24bの
詳細を示す。
第11図において、100はLメモリ、101
はHメモリ、102はYメモリ、103はXメモ
リ、104はメモリアドレス制御回路、105〜
108はそれぞれ加算器、109〜112はそれ
ぞれコンパレータ、113はエンド検出回路、1
14はメモリアドレスカウンタ、115,116
はそれぞれ第1および第2のラインカウンタ、1
50,151,153,155,156はそれぞ
れANDゲート、152,154はそれぞれORゲ
ートである。
黒塊の位置と長さと検出データ(第10図c)
とがメモリ71,73,75にセツトされて走査
が終了すると、次の文字列検出回路24a,24
bが起動される。第12図にはその動作フローチ
ヤートを示す。まず、第11図の入力黒塊メモリ
アドレスカウンタ114と第1のラインカウンタ
115と、文字列メモリのアドレスカウンタ10
4とが0にクリアされる。文字列の検出動作がス
タートすると、黒塊データを読出すタイミングで
第11図の第1のラインカウンタ115の内容が
第2のラインタウンタ116へプリセツトされ
る。第2のラインカウンタ116の内容は、入力
黒塊データとの接続を調べるライン数を示す。第
2のラインカウンタ116の初期状態は0である
ため、入力黒塊データ、すなわち、Hinメモリ7
1、Yinメモリ73、ならびにXinメモリ75の
値はそのまま文字列メモリ25a,25bにセツ
トされる。すなわち、これらの値はHメモリ10
1、Yメモリ102、ならびにXメモリ103に
それぞれセツトされる。ここで、Lメモリ100
には圧縮ライン数がプリセツトされ、同時に第1
のラインカウンタ115の内容がカウントアツプ
される。次に、入力黒塊メモリアドレスカウンタ
114の値が一つカウントアツプされ、次の入力
黒塊データが読出される。同時に、第1のライン
カウンタ115の内容が第2のラインカウンタ1
16にセツトされる。
Hinメモリ71、Yinメモリ73、ならびに
Xinメモリ75から入力黒塊のデータが出力さ
れ、Lメモリ100、Hメモリ101、Yメモリ
102、およびXメモリ103から文字列データ
(L・H・Y・X)が読出され、入力された黒塊
と文字列データとの接続が調べられる。両者の接
続の条件は、第13図に示すものである。すなわ
ち、第13図では文字列最右端の黒塊と、新たに
出現した黒塊とのY座標方向の重なりを調べ、同
一ラインとして接続するか否かをチエツクする模
様を示す。
まず、Y座標Yinと文字列Yとの大小関係をコ
ンパレータ111で調べる。Yin<Yであれば、
第13図に示す(3)の条をコンパレータ110で調
べる。すなわち、Yinメモリ73の出力とHメモ
リ101の出力とを加算器107で加算し、Yin
+H>Yの比較を行う。YinYであれば、第1
3図に示す(2)の条件をコンパレータ109で調べ
る。すなわち、Hinメモリ71の出力とYメモリ
102の出力とを加算器106で加算し、Y+
Hin>Yinの比較を行う。
第13図の(2)または(3)の条件が満足されると、
信号線202上のY座標接続条件信号が論理1と
なる。次に、文字列の最右端X座標と新たに出現
した黒塊のX座標とをコンパレータ112に入力
し、第13図の1の条件をチエツクする。第13
図の1,2または1,3の条件が満足されると、
信号線200上の文字列接続信号が論理1とな
り、文字列メモリ100〜103の内容が信号線
204上の書込み信号によつて更新される。Lメ
モリ100は、文字列の長さを計数して更新す
る。H,Y,およびXメモリ101〜103には
最新の黒塊データとしてHinメモリ71、Yinメ
モリ73、およびXinメモリ75のデータが登録
される。
次に、黒塊データと文字列データとが未接続で
あつた場合、信号線203上の文字列未接続信号
が論理1となる。このとき、第2のラインカウン
タ116の値がカウントダウンされ、次の文字列
との接続を調べるために文字列メモリアドレスカ
ウンタ104がカウントアツプされる。
以上のように、すべての文字列と入力黒塊との
接続を調べた際に第13図の接続条件を満足しな
かつた場合には、第2のラインカウンタ116の
値は0となり、信号線201上のラインエンド信
号の論理値が1となる。このとき、入力黒塊は新
しい文字列として検出され、この文字列が信号線
204上の文字列メモリ書込み信号によつて新た
に文字列メモリに登録される。黒塊データメモリ
ではアドレスカウンタ114の内容がカウントア
ツプされ、次の黒塊と文字列との接続が再び調べ
られる。この動作は、入力黒塊がすべて処理され
るまで繰返される。黒塊データには第10図のc
のデータエンドマークとして0が書込まれている
ので、エンド検出回路113によつて上記データ
エンドマークを検出し、信号線205上に文字列
検出エンド信号を出力する。第10図aに示す実
例における文字列メモリ25a,25bの内部の
生成テーブルは、最終的に第14図のようにな
る。
次に、上記生成されたラインをもとにしてブロ
ツク作成部26a,26bにおいては近接した文
字列を一定条件のもとでブロツク化する。第15
図は第5図のブロツク作成部26a,26bの動
作例を示すフローチヤートである。
第16図は、郵便物の分類を実例に従つて説明
する説明図である。まず、郵便物上の文字列座標
情報をX方向についてX座標の小さい順に調べ
る。ここでは、最初にX1を基準としてX2,X3
X4…という順番で調べて行く。このとき、X1
対してある一定値αのX方向距離範囲内にある文
字列X2,X3が一つのグループとなり、X1+αの
範囲外である最初の文字列4が次のグループの基
準として認識され、これによつてX4が登録され
る。次に、X4を基準としてX5,X6,X7…という
ように調べて行く。X5,X6,X7はいずれもX4
αの範囲内にあり、X4と同じグループであると
認めることができる。一方、X4+αの範囲外で
あるX3は異なつたグループとして分離される。
以上のようにX方向について、すべての情報を
グループ化すると第16図bのように情報がX方
向に分類される。次に、それぞれ分類したグルー
プ内において、Y方向について各グループで分類
を行つていく。
まず、分類されたグループ内で左端Y座標の小
さい順に文字列をX方向に並べる。次に、各グル
ープで文字列の左端Y座標の最も小さいものを基
準として、Y方向の文字列の分類を行う。まず、
第16図bの第1のXグループで第1のラインの
Y座標Y1を基準とし、Y方向の距離Bの範囲
(Y1+β)内に次の文字列があるか否かを調べ
る。次の文字列があれば同一ブロツクとして認識
し、これによつて文字列番号を登録し、Y座標の
基準を更新する。文字列がなければ他のブロツク
として分離されるものと考え、新しいブロツクと
して該当文字列番号と、そのY座標とを登録す
る。第1のXグループではY1+βの範囲内に次
の第2のラインY2が存在するため、第2のライ
ンは第1のラインと同一のブロツク内に存在する
ものと判断される。次に、第3のラインは、第2
のラインのY座標Y2から一定距離βの範囲内に
あるため、さらに同一のブロツク内に存在するも
のと判断される。
以上のようにして、第16図bの各Xグループ
によつてY方向に分類を行うと、第16図cのよ
うにブロツクが形成される。実際の郵便物上で
は、第16図dに示すようなブロツク構成とな
る。
ブロツクの作成が完了すると、第5図のスコア
リング部27a,27bが起動される。ここで
は、各ブロツクに対して宛名としての信頼度を判
定するため、第17図の宛名信頼度判定要件にも
とづいて採点を行う。ブロツクのスコアリングが
終了すると、第5図の宛名判定部28が起動され
る。
第18図は、宛名判別部28の動作を示すフロ
ーチヤートである。ここでは、郵便物表裏のブロ
ツクスコアリングの結果にもとづき、最もスコア
の高いブロツクを宛名として選ぶ。この結果、宛
名の記載面が表であるか、あるいは裏であるかの
判定を行う。次に、郵便物の宛名記載方向に対す
る搬送方向の判別を行う。第4図に示すAの状態
にある郵便物500を順方向搬送とし、第4図に示
すCの状態にある郵便物500を逆方向搬送とする
と、宛名文字列の左端がほぼそろつているという
特徴と、宛名の右上方に切手、あるいは料金後納
マークによるブロツクが置かれているという特徴
と、さらに宛名左上方には差出人住所、氏名のブ
ロツクがある確率が高いという特徴とを利用して
順方向搬送郵便物を判定することができる。
宛名の判別が終了すると、結果は第5図の転轍
制御回路29に送出される。ここでは、宛名記載
面の判別結果に従つて第2図の転轍器10を制御
し、裏面に宛名の記載のある郵便物500は反転
ツイストベルト(図示してない)によつて表裏上
下が反転される。
次に、郵便物搬送方向判別結果にもとづき、第
2図の転轍器14を制御し、順方向搬送郵便物を
集積部15に積集し、逆方向搬送郵便物を集積部
16に集積する。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、郵便物の
両面を走査して得られた画像信号を処理し、すべ
ての郵便物に必ず存在する宛名情報を判別するこ
とにより上記欠点を除去し、多種にわたる切手に
も何の影響を受けることもなく、赤枠のないよう
なメールに対しても影響を受けないで、郵便物の
取揃えを行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る代表的郵便物の実例を
示す説明図である。第2図は、本発明に係る自動
取揃え装置の一実施例を示す構成図である。第3
図は郵便物の搬送状態を示す説明図である。第4
図は、郵便物の表裏面の取揃えを示す説明図であ
る。第5図は、本発明による表裏および宛名記載
方向を判定する判定装置の一実施例を示す構成図
である。第6図は、情報の圧縮を示す説明図であ
る。第7図は、第5図のライン圧縮回路の詳細例
を示すブロツク図である。第8図は、第7図のラ
イン圧縮回路の動作例を示すタイムチヤートであ
る。第9図は、第5図の黒塊検出回路の詳細例を
示すブロツク図である。第10図は、ラインの生
成過程を示す説明図である。第11図は、第5図
の文字列検出回路の詳細例を示すブロツク図であ
る。第12図は、第11図の文字列検出回路の動
作を示すフローチヤートである。第13図は、ラ
イン接続の条件を示す説明図である。第14図
は、文字列メモリの生成を示す説明図である。第
15図は、第5図のブロツク作成部の動作例を示
すフローチヤートである。第16図は、ブロツク
作成過程を示す説明図である。第17図は、スコ
アリング項目要件を示す説明図である。第18図
は、宛名判別部の動作例を示すフローチヤートで
ある。 1〜5……郵便物の部分、500……郵便物、
6……自動供給部、7……送り機構、8,13…
…搬送部、9a,9b……検知部、10,14…
…転轍器、11,12……郵便物搬送ルート、1
5,16……集積部、17a,17b……光源、
18a,18b……電子回路系、19a,19b
……レンズ、20a,20b……光電変換器、2
1a,21b……二値化回路、22a,22b…
…ライン圧縮回路、23a,23b……黒塊抽出
回路、24a,24b……文字列検出回路、25
a,25b……文字列メモリ、26a,26b…
…ブロツク作成部、27a,27b……スコアリ
ング部、28……宛名判定部、29……転轍制御
回路、50……圧縮ライン数設定スイツチ、51
……圧縮ラインカウンタ、52……圧縮タイミン
グ発生部、53,152,154……ORゲー
ト、54,55……シフトレジスタ、70,7
2,74,84,114〜116……カウンタ、
71,73,75,100〜103……メモリ、
77,83……インバータ、78,80,81…
…フリツプフロツプ、79,82……ANDゲー
ト、104……メモリアドレス制御回路、105
〜108……加算器、109〜112……コンパ
レータ、113……エンド検出回路、150,1
51,153,155,156……ANDゲート、
56,57,200〜205……信号線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 郵便物の両面を光学的に走査するための走査
    手段と、 前記走査手段によつて得られる画像信号を2値
    化するための変換手段と、 前記2値化信号から文字列等の情報を検出する
    ための検出手段と、 前記情報に対して一定条件のもとでブロツク化
    を行うブロツク作成手段と、 前記ブロツク作成手段により得られたブロツク
    を予め定められた宛名信頼度判定要件に基づいて
    採点するためのスコアリング手段と、 前記採点結果から郵便物の表裏および取揃え方
    向を判定するための手段と、 前記判定結果に基づいて郵便物の表裏および取
    揃え方向を揃えて集積するための集積手段とを具
    備して構成したことを特徴とする郵便物自動取揃
    え装置。
JP23557285A 1985-10-22 1985-10-22 郵便物自動取揃え装置 Granted JPS6295185A (ja)

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JPS63319180A (ja) * 1987-06-23 1988-12-27 Nec Corp 郵便物取揃え押印装置
JP4712774B2 (ja) * 2007-08-01 2011-06-29 株式会社鈴工 板材反転装置
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JPS6019080A (ja) * 1983-07-13 1985-01-31 株式会社東芝 紙葉等の処理装置

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