JPH051063Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH051063Y2 JPH051063Y2 JP1986080453U JP8045386U JPH051063Y2 JP H051063 Y2 JPH051063 Y2 JP H051063Y2 JP 1986080453 U JP1986080453 U JP 1986080453U JP 8045386 U JP8045386 U JP 8045386U JP H051063 Y2 JPH051063 Y2 JP H051063Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive
- double layer
- electric double
- layer capacitor
- porous separator
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本考案は電気二重層コンデンサに関し、特に電
気二重層コンデンサ素子の構造に関するものであ
る。 〔従来の技術〕 従来、この種の電気二重層コンデンサは一般に
第4図に示した構造のように、電気二重層コンデ
ンサ素子(以後基本セル)16の必要枚数を積層
した積層体12を外部リード14aをそれぞれ植
立状に導出させた上部のリード電極板14,14
の間に絶縁ケース13を介挿させて、金属製の外
装ケース15の開口端を内側に折曲げて封口した
構造をとつている。 また、基本セル16は第5図に示す如く上下一
対の電子伝導性で、かつイオン不浸透性の導電性
セパレータ17と、粉末活性炭と電解質溶液から
なるペースト電極18を、外界から遮断するため
に設けた非導電性ガスケツト19との内側に保持
し、かつイオン透過性でかつ非電子伝導性を有す
る多孔性セパレータ20を、上下に二分したペー
スト電極18,18間の導通を防止するために中
間に配置した構造からなつている。 また電気二重層コンデンサは、ペースト電極1
8内の接触抵抗等を減らすために、基本セル16
の積層体12に上下から1〜100Kg/cm2の圧力を
加え、これを保持した状態で金属製の外装ケース
15の開口端を内側に折曲げてかしめ封口してい
る。 〔考案が解決しようとする問題点〕 上述した従来の電気二重層コンデンサ素子は、
多孔性セパレータ20の外径寸法が非導電性ガス
ケツト19の内径寸法以上で、かつ外径寸法以下
という制約があるために、多孔性セパレータ20
を上下の非導電性ガスケツト19,19間に介挿
する工程(以後搭載工程と称す)において、多孔
性セパレータ20の基本セル16の側面へのつき
抜け、あるいは基本セル内部での脱落を防ぐため
に、搭載工程での位置決め精度を良くする必要が
ある。従つて設備費の増大あるいは作業効率の低
下をまねくという欠点があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案の目的は、これらの従来欠点を除去した
電気二重層コンデンサを提供することにある。 本考案の電気二重層コンデンサは、多孔性セパ
レータ外径より小さな孔を有する非導電性シート
を、多孔性セパレータと非導電性ガスケツトの間
に設けたことを特徴とする。 〔実施例〕 以下、本考案にかかる実施例を第1図、第2図
および第3図により説明する。 まず、第2図に示すように直径6mmの透孔を複
数個設けた厚さ0.5mmの非導電性の未加硫ブチル
ゴムシート9と、導電性カーボン配合の厚さ0.2
mmの電子伝導性の未加硫ブチルゴムシート10を
圧着してできた凹部に、比表面積約1100m2/g
(BET法)、粒径325メツシユ以下の活性炭粉末と
30ωt%硫酸からなるペースト電極2をドクター
ナイフ工法で充填した一対のシートを、前述の未
加硫ブチルゴムシート9と同一配置で、直径3mm
の透孔7aを複数個有する厚さ0.1mmの非導電性
の未加硫ブチルゴムシート7の上下一対の透孔7
aを遮へいするように透孔7a部分にて挾まれた
ポリプロピレン製の厚さ25μm、外径4mmの多孔
性セパレータ1を介して上下に合体する。図示の
ごとく多孔性セパレータ1の外径は非導電性の未
加硫ブチルゴムシート7の透孔部分にて挟まれ、
多孔性セパレータ1の全てがガスケツトの内壁よ
り内側に位置した構成となつている。この合体シ
ート11の上下から3Kg/cm2の圧力を加え、この
状態を保持して温度雰囲気120℃の恒温槽中に4
時間放置することにより、非導電性の未加硫ブチ
ルゴムシート9と電子伝導性の未加硫ブチルゴム
シート10の間と非導電性の未加硫ブチルゴムシ
ート7,7の間および7,9の間の共加硫接着を
行なつた。このようにして得られた合体シート1
気二重層コンデンサ素子の構造に関するものであ
る。 〔従来の技術〕 従来、この種の電気二重層コンデンサは一般に
第4図に示した構造のように、電気二重層コンデ
ンサ素子(以後基本セル)16の必要枚数を積層
した積層体12を外部リード14aをそれぞれ植
立状に導出させた上部のリード電極板14,14
の間に絶縁ケース13を介挿させて、金属製の外
装ケース15の開口端を内側に折曲げて封口した
構造をとつている。 また、基本セル16は第5図に示す如く上下一
対の電子伝導性で、かつイオン不浸透性の導電性
セパレータ17と、粉末活性炭と電解質溶液から
なるペースト電極18を、外界から遮断するため
に設けた非導電性ガスケツト19との内側に保持
し、かつイオン透過性でかつ非電子伝導性を有す
る多孔性セパレータ20を、上下に二分したペー
スト電極18,18間の導通を防止するために中
間に配置した構造からなつている。 また電気二重層コンデンサは、ペースト電極1
8内の接触抵抗等を減らすために、基本セル16
の積層体12に上下から1〜100Kg/cm2の圧力を
加え、これを保持した状態で金属製の外装ケース
15の開口端を内側に折曲げてかしめ封口してい
る。 〔考案が解決しようとする問題点〕 上述した従来の電気二重層コンデンサ素子は、
多孔性セパレータ20の外径寸法が非導電性ガス
ケツト19の内径寸法以上で、かつ外径寸法以下
という制約があるために、多孔性セパレータ20
を上下の非導電性ガスケツト19,19間に介挿
する工程(以後搭載工程と称す)において、多孔
性セパレータ20の基本セル16の側面へのつき
抜け、あるいは基本セル内部での脱落を防ぐため
に、搭載工程での位置決め精度を良くする必要が
ある。従つて設備費の増大あるいは作業効率の低
下をまねくという欠点があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案の目的は、これらの従来欠点を除去した
電気二重層コンデンサを提供することにある。 本考案の電気二重層コンデンサは、多孔性セパ
レータ外径より小さな孔を有する非導電性シート
を、多孔性セパレータと非導電性ガスケツトの間
に設けたことを特徴とする。 〔実施例〕 以下、本考案にかかる実施例を第1図、第2図
および第3図により説明する。 まず、第2図に示すように直径6mmの透孔を複
数個設けた厚さ0.5mmの非導電性の未加硫ブチル
ゴムシート9と、導電性カーボン配合の厚さ0.2
mmの電子伝導性の未加硫ブチルゴムシート10を
圧着してできた凹部に、比表面積約1100m2/g
(BET法)、粒径325メツシユ以下の活性炭粉末と
30ωt%硫酸からなるペースト電極2をドクター
ナイフ工法で充填した一対のシートを、前述の未
加硫ブチルゴムシート9と同一配置で、直径3mm
の透孔7aを複数個有する厚さ0.1mmの非導電性
の未加硫ブチルゴムシート7の上下一対の透孔7
aを遮へいするように透孔7a部分にて挾まれた
ポリプロピレン製の厚さ25μm、外径4mmの多孔
性セパレータ1を介して上下に合体する。図示の
ごとく多孔性セパレータ1の外径は非導電性の未
加硫ブチルゴムシート7の透孔部分にて挟まれ、
多孔性セパレータ1の全てがガスケツトの内壁よ
り内側に位置した構成となつている。この合体シ
ート11の上下から3Kg/cm2の圧力を加え、この
状態を保持して温度雰囲気120℃の恒温槽中に4
時間放置することにより、非導電性の未加硫ブチ
ルゴムシート9と電子伝導性の未加硫ブチルゴム
シート10の間と非導電性の未加硫ブチルゴムシ
ート7,7の間および7,9の間の共加硫接着を
行なつた。このようにして得られた合体シート1
非導電性シートを設けることにより、使用でき
る多孔性セパレータの外径寸法の範囲が拡大さ
れ、搭載工程での作業効率を大幅に向上させるこ
とができ、実用的価値は大なるものがある。
る多孔性セパレータの外径寸法の範囲が拡大さ
れ、搭載工程での作業効率を大幅に向上させるこ
とができ、実用的価値は大なるものがある。
第1図は本考案の基本セルの断面図、第2図は
本考案による多孔性セパレータを搭載する状態を
示す要部断面図、第3図は第2図を合体した状態
を示す断面図、第4図は従来の電気二重層コンデ
ンサの断面図、第5図は従来の基本セルの断面
図。 1,20……多孔性セパレータ、2,18……
ペースト電極、3,17……導電性セパレータ、
4,19……非導電性ガスケツト、5……非導電
性シート、6,16……基本セル、7,9……非
導性の未加硫ブチルゴムシート、10……電子伝
導性の未加硫ブチルゴムシート、11……合体シ
ート、12……基本セルの積層体、13……絶縁
ケース、14……リード電極、15……外装ケー
ス。
本考案による多孔性セパレータを搭載する状態を
示す要部断面図、第3図は第2図を合体した状態
を示す断面図、第4図は従来の電気二重層コンデ
ンサの断面図、第5図は従来の基本セルの断面
図。 1,20……多孔性セパレータ、2,18……
ペースト電極、3,17……導電性セパレータ、
4,19……非導電性ガスケツト、5……非導電
性シート、6,16……基本セル、7,9……非
導性の未加硫ブチルゴムシート、10……電子伝
導性の未加硫ブチルゴムシート、11……合体シ
ート、12……基本セルの積層体、13……絶縁
ケース、14……リード電極、15……外装ケー
ス。
Claims (1)
- イオン透過性で非導電性の多孔性セパレータを
介して分離された一対のペースト電極層を介して
配置されたイオン不浸透性の導電性セパレータ
と、該一対の電極層の周辺部で該導電性セパレー
タの間に介在する非導電性ガスケツトより構成さ
れる電気二重層コンデンサ素子を積層してなる電
気二重層コンデンサにおいて、前記多孔性セパレ
ータの外径は前記ガスケツトの内径より小さく、
かつ前記外径より小さな孔を有する非導電性シー
トの前記孔の部分にて前記多孔性セパレータの外
縁が挟まれるとともに前記非導電性シートの外縁
が前記ガスケツトの間に挟まれることによつて前
記多孔性セパレータの全てが前記ガスケツトの内
壁より内側に位置することを特徴とする電気二重
層コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986080453U JPH051063Y2 (ja) | 1986-05-27 | 1986-05-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986080453U JPH051063Y2 (ja) | 1986-05-27 | 1986-05-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62192628U JPS62192628U (ja) | 1987-12-08 |
JPH051063Y2 true JPH051063Y2 (ja) | 1993-01-12 |
Family
ID=30931271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986080453U Expired - Lifetime JPH051063Y2 (ja) | 1986-05-27 | 1986-05-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH051063Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS611829B2 (ja) * | 1981-03-11 | 1986-01-20 | Fujitsu Ltd |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS611829U (ja) * | 1984-06-12 | 1986-01-08 | 日本電気株式会社 | 電気二重層コンデンサ |
-
1986
- 1986-05-27 JP JP1986080453U patent/JPH051063Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS611829B2 (ja) * | 1981-03-11 | 1986-01-20 | Fujitsu Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62192628U (ja) | 1987-12-08 |
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