JPH056653Y2 - - Google Patents
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- JPH056653Y2 JPH056653Y2 JP1987162765U JP16276587U JPH056653Y2 JP H056653 Y2 JPH056653 Y2 JP H056653Y2 JP 1987162765 U JP1987162765 U JP 1987162765U JP 16276587 U JP16276587 U JP 16276587U JP H056653 Y2 JPH056653 Y2 JP H056653Y2
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- Japan
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- double layer
- layer capacitor
- electric double
- laminate
- elements
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- Expired - Lifetime
Links
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- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電気二重層コンデンサに関し、特に
二重層コンデンサ素子の構造に関するものであ
る。 〔従来の技術〕 一般に電気二重層コンデンサは、第4図に示す
構造の電気二重層コンデンサ素子(以下基本セル
と称す)を複数枚積層して、第5図の構造例に示
すようにケースに収納され、形成される。基本セ
ル2の構造例である第4図中、符号8は電子伝導
性で、かつイオン不浸透性の導電性セパレータ、
10は粉末活性炭と電解質溶液とからなるカーボ
ンペースト電極、9はカーボンペースト電極10
を保持し、かつ外界から遮断するために設けた非
導電性ガスケツト、11はカーボンペースト電極
10,10間の短絡を防止するために形成したイ
オン透過性でかつ非電子導電性を有する多孔性セ
パレータである。さらに電気二重層コンデンサは
第4図の基本セル2を使用電圧に応じて、必要枚
数積層し、第5図に示す構造のように形成され
る。図中、符号4は基本セル2の側面と外装ケー
ス5との短絡を防ぐための絶縁ケース、3は金属
円板からリード端子を植立状に突出させた第1及
び第2の電極板、5は金属の外装ケースである。 電気二重層コンデンサは、カーボンペースト電
極10内の接触抵抗等を減らすために、基本セル
2の積層体2bに上下から1〜100Kg/cm2の圧力
を加え、これを保持した状態で外装ケース5の開
口端を内側に折曲げてかしめ封口している。 〔考案が解決しようとする問題点〕 上述した従来の電気二重層コンデンサは、かし
め封口時の圧力によつて、積層体2bが圧縮され
ると同時に、横方向へふくらんだように変形す
る。その結果、外装ケース5の内径と基本セル2
の外径との差が小さいと、積層体2bのふくらみ
によつて外装ケース5の側面が外側に押されてし
まい、外観不良となつてしまうという欠点があつ
た。 本考案の目的は、かしめ封口時の圧力による積
層体のふくらみを抑制し外観不良を起さない電気
二重層コンデンサを提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案の電気二重層コンデンサは、電気二重層
コンデンサ素子を積層してなる自立型の電気二重
層コンデンサにおいて、前記電気二重層コンデン
サ素子積層体の素子間に金属線もしくは繊維を網
目状に成形した補強材を中に埋め込んだ導電性ゴ
ムシートを少なくとも1枚挿入した構造を有して
いる。 〔実施例〕 次に、本考案の一実施例について第1図、第2
図及び第3図を参照して詳述する。 外径11mm、厚さ14mmの基本セル2を6枚積層し
た積層体2aのまん中に、第2図a,bに示した
ように、ナイロンなどを網目状にした補強材7を
中に埋めこんだ厚さ0.5mmの導電性シート1を外
径11mmに打抜いて挿入し、外径14mmの金属ケース
に収納する。次にリード端子を植立状に導出させ
た第1及び第2の電極板3を絶縁ケース4を間に
介して組み合せ、積層体2aに被せ、積層体2a
の上下から30Kg/cm2の圧力を加え、この状態を保
持したまま外装ケース5の開口部を内側に折曲げ
てかしめ封口を行ない、動作電圧5Vの電気二重
層コンデンサを得た。 この電気二重層コンデンサと、従来構造による
電気二重層コンデンサの電気的特性を測定比較し
たところ、同等の電気的特性が得られた。 次に、外装ケースの外径を12.5mmと小径化し、
前述の素子を収納して製作した本考案による電気
二重層コンデンサと従来構造による電気二重層コ
ンデンサ各5000Pの外観不良率を第1表に示す。
二重層コンデンサ素子の構造に関するものであ
る。 〔従来の技術〕 一般に電気二重層コンデンサは、第4図に示す
構造の電気二重層コンデンサ素子(以下基本セル
と称す)を複数枚積層して、第5図の構造例に示
すようにケースに収納され、形成される。基本セ
ル2の構造例である第4図中、符号8は電子伝導
性で、かつイオン不浸透性の導電性セパレータ、
10は粉末活性炭と電解質溶液とからなるカーボ
ンペースト電極、9はカーボンペースト電極10
を保持し、かつ外界から遮断するために設けた非
導電性ガスケツト、11はカーボンペースト電極
10,10間の短絡を防止するために形成したイ
オン透過性でかつ非電子導電性を有する多孔性セ
パレータである。さらに電気二重層コンデンサは
第4図の基本セル2を使用電圧に応じて、必要枚
数積層し、第5図に示す構造のように形成され
る。図中、符号4は基本セル2の側面と外装ケー
ス5との短絡を防ぐための絶縁ケース、3は金属
円板からリード端子を植立状に突出させた第1及
び第2の電極板、5は金属の外装ケースである。 電気二重層コンデンサは、カーボンペースト電
極10内の接触抵抗等を減らすために、基本セル
2の積層体2bに上下から1〜100Kg/cm2の圧力
を加え、これを保持した状態で外装ケース5の開
口端を内側に折曲げてかしめ封口している。 〔考案が解決しようとする問題点〕 上述した従来の電気二重層コンデンサは、かし
め封口時の圧力によつて、積層体2bが圧縮され
ると同時に、横方向へふくらんだように変形す
る。その結果、外装ケース5の内径と基本セル2
の外径との差が小さいと、積層体2bのふくらみ
によつて外装ケース5の側面が外側に押されてし
まい、外観不良となつてしまうという欠点があつ
た。 本考案の目的は、かしめ封口時の圧力による積
層体のふくらみを抑制し外観不良を起さない電気
二重層コンデンサを提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案の電気二重層コンデンサは、電気二重層
コンデンサ素子を積層してなる自立型の電気二重
層コンデンサにおいて、前記電気二重層コンデン
サ素子積層体の素子間に金属線もしくは繊維を網
目状に成形した補強材を中に埋め込んだ導電性ゴ
ムシートを少なくとも1枚挿入した構造を有して
いる。 〔実施例〕 次に、本考案の一実施例について第1図、第2
図及び第3図を参照して詳述する。 外径11mm、厚さ14mmの基本セル2を6枚積層し
た積層体2aのまん中に、第2図a,bに示した
ように、ナイロンなどを網目状にした補強材7を
中に埋めこんだ厚さ0.5mmの導電性シート1を外
径11mmに打抜いて挿入し、外径14mmの金属ケース
に収納する。次にリード端子を植立状に導出させ
た第1及び第2の電極板3を絶縁ケース4を間に
介して組み合せ、積層体2aに被せ、積層体2a
の上下から30Kg/cm2の圧力を加え、この状態を保
持したまま外装ケース5の開口部を内側に折曲げ
てかしめ封口を行ない、動作電圧5Vの電気二重
層コンデンサを得た。 この電気二重層コンデンサと、従来構造による
電気二重層コンデンサの電気的特性を測定比較し
たところ、同等の電気的特性が得られた。 次に、外装ケースの外径を12.5mmと小径化し、
前述の素子を収納して製作した本考案による電気
二重層コンデンサと従来構造による電気二重層コ
ンデンサ各5000Pの外観不良率を第1表に示す。
以上説明したように本考案は、基本セル間に金
属線や繊維を網目状に成形した補強材を埋め込ん
だ導電性ゴムシートを挿入することにより、かし
め封口時の圧力による積層体のふくらみ制するこ
とができ、その結果外観不良を起さない電気二重
層コンデンサを得ることができる効果がある。
属線や繊維を網目状に成形した補強材を埋め込ん
だ導電性ゴムシートを挿入することにより、かし
め封口時の圧力による積層体のふくらみ制するこ
とができ、その結果外観不良を起さない電気二重
層コンデンサを得ることができる効果がある。
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図a
は本考案に使用した導電性ゴムシートの断面図、
第2図bは補強材の網目の拡大図、第3図aは従
来構造の積層体を圧縮した場合の断面図、第3図
bは本考案による積層体を圧縮した場合の断面
図、第4図は基本セルの断面図、第5図は従来構
造の電気二重層コンデンサの断面図である。 1……導電性ゴムシート、2……基本セル、2
a……本考案による積層体、2b……従来の積層
体、3……第1及び第2の電極板、4……絶縁ケ
ース、5……外装ケース、6……導電性ゴム、7
……補強材、8……導電性セパレータ、9……非
導電性ガスケツト、10……カーボンペースト電
極、11……多孔性セパレータ。
は本考案に使用した導電性ゴムシートの断面図、
第2図bは補強材の網目の拡大図、第3図aは従
来構造の積層体を圧縮した場合の断面図、第3図
bは本考案による積層体を圧縮した場合の断面
図、第4図は基本セルの断面図、第5図は従来構
造の電気二重層コンデンサの断面図である。 1……導電性ゴムシート、2……基本セル、2
a……本考案による積層体、2b……従来の積層
体、3……第1及び第2の電極板、4……絶縁ケ
ース、5……外装ケース、6……導電性ゴム、7
……補強材、8……導電性セパレータ、9……非
導電性ガスケツト、10……カーボンペースト電
極、11……多孔性セパレータ。
Claims (1)
- 電気二重層コンデンサ素子を積層してなる自立
型の電気二重層コンデンサにおいて、前記電気二
重層コンデンサ素子積層体の素子間に、金属線も
しくは繊維を網目状に成形した補強材を中に埋め
込んだ導電性ゴムシートを少なくとも1枚挿入し
たことを特徴とする電気二重層コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987162765U JPH056653Y2 (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987162765U JPH056653Y2 (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0167728U JPH0167728U (ja) | 1989-05-01 |
JPH056653Y2 true JPH056653Y2 (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=31446888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987162765U Expired - Lifetime JPH056653Y2 (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056653Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-23 JP JP1987162765U patent/JPH056653Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0167728U (ja) | 1989-05-01 |
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