JPH0510629U - プレハブ施工用壁パネル - Google Patents

プレハブ施工用壁パネル

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JPH0510629U
JPH0510629U JP6491991U JP6491991U JPH0510629U JP H0510629 U JPH0510629 U JP H0510629U JP 6491991 U JP6491991 U JP 6491991U JP 6491991 U JP6491991 U JP 6491991U JP H0510629 U JPH0510629 U JP H0510629U
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勝 畑本
利昭 石橋
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東陶機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 裏面をフレーム2で補強した基板3の表面
に、上半部に塩化ビニール鋼板8、下半部にタイル5の
如き異種の外装材を区画して貼設し、ユニットバスルー
ム等のプレハブ式建物の壁面を形成するようにした壁パ
ネル。 【効果】 一枚で一体に形成された壁パネルを連設、建
て込んで壁面を構成した場合、壁面が上下に模様、外装
材が異なるので、格別の工事を要することなくデザイン
性が画期的に向上し、以上を、壁パネル表面を区画して
異種材料を表面の外装材として貼設するだけで得られる
ので製作、構造が簡単であり、又、上半部を鋼板部等と
することにより、壁面上部の清掃等が容易化する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ユニットバスや、所謂システムトイレと称されるプレハブ式トイレ ルーム等の如きプレハブルームを形成する際に用いられる壁パネルに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
ユニットバスや、建築躯体内にトイレルームを形成するに際し、プレハブ式の 工法が採用され、例えばユニットバスでは、床パンと浴槽等とを並設し、浴槽周 囲、床パン周囲に壁パネルを建て廻し、天井パネルを壁パネル上端部に架設し、 室内には便器、洗面ユニット等を設置してバスルームを形成している。
【0003】 以上で用いられる壁パネルは、基板裏面をフレームで補強し、基板表面には化 粧用の外装材を貼設して構成され、外装材は、塩化ビニール鋼板、タイル、木質 感や石質感等の自然の素材の質感を付与したナチュラルクラフトパネル等が用い られている。 そして、従来の壁パネルは、塩化ビニール鋼板、タイル等のみの一種類の外装 材でのみ構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
以上の従来の壁パネルは、外装材が一種類のもので形成されているので、例え ば、塩化ビニール鋼板のものはコストは安価であるが、平面的に過ぎてデザイン 性、魅力に乏しく、一方、タイルパネルは、柄、デザイン等が豊富で好ましいが 、製作が面倒、煩雑で、タイル自体も高価で、従って壁パネル全体のコストが高 くなる。又、ナチュラルクラフトパネルは大ロット生産が前提となり、生産量が 少ないとコストが極端に高くなる。 従来の壁パネルは、以上の如き不都合がある。
【0005】 一方、バスルームやトイレルーム等においては、これを利用する上で壁面の意 匠が最も重要で、壁面の意匠によっては室内の雰囲気が一変する。
【0006】 本考案は、従来の壁パネルの以上の如き課題を解決すべくなされたもので、そ の目的とする処は、壁パネルの意匠上のバリエーションを向上させ、特に従来知 られている外装材を用いて全く新規な感覚の外装材が得られ、且つ、外装材の選 択により掃除等を容易化し、使い勝手性の点でも優れるプレハブ施工用壁パネル を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するための手段は、ユニットバスの壁面や、プレハブ式に組 み立てるトイレルーム等の壁面を、複数枚の壁パネルを連装することで形成する ようにしたプレハブ施工用壁パネルであって、該壁パネルは、フレーム、基板、 及び該基板の表面に貼設される外装材からなり、該外装材は、複数種の異種の外 装材を一体的に貼設して構成したプレハブ施工用壁パネルである。
【0008】
【作用】
上記手段によれば、ユニットバスルーム等の壁面を構成する壁パネルは、例え ば、外装材の上半部が塩化ビニール鋼板で、下半部がタイル板とすれば、従来、 一般的に用いられている二種の外装材を利用し、一体の壁パネルを連設して上下 でパターン、意匠が異なる壁面が容易に得られ、一方、下半部がタイルなのでバ リエーションの豊富で、意匠上優れたタイル壁面が得られ、上半部が塩化ビニー ル鋼板なので、タイル壁面の如き目地部の汚れ等が発生し難く、又、表面が平滑 面なので掃払等の掃除がし易い。
【0009】
【実施例】
次に本考案の一実施例を添付した図面に従って詳述する。 図1は本考案に係る壁パネルの正面図、図2は同背面図、図3は同縦断側面図 、図4は図2の要部の拡大断面図、図5は開口部を有する壁パネルの正面図、図 6はユニットバスルームの壁面を本考案に係る壁パネルで構成した一例を示す説 明図、図7は壁パネルの他の実施例を示す正面図である。
【0010】 図1乃至図3は本考案に係る壁パネル1を示し、壁パネル1は、縦寸法が横寸 法に比して長い方形をなす。 かかる壁パネル1は、フレーム2、基板3、化粧材で形成した外装材4からな り、基板3は、珪酸カルシウムを素材とした軽量の板材、所謂珪カル板と称され る板材で構成する。
【0011】 基板3の裏面3―1には、図2で明らかなように、これの上下、左右の端部裏 面に臨むように、縦長方形の枠状をなすフレーム2を一体的にビス止め、又は貼 設し、フレーム2の縦長方形の周枠部2―1間には、縦、横のクロスメンバー2 ―2,2―3…が架設されている。
【0012】 以上の基板3の表面3―2には外装材4を貼着する。 外装材4はタイル部5及び塩化ビニール鋼板部8からなり、基板3の表面3― 2を上下に区画し、中間部乃至下部をタイル部5とし、所定寸法の角タイル素材 6…を表面に貼着してタイル部5を形成する。タイル素材6…裏面、タイル素材 6…間の目地部には貼着材7が充填され、図3の如くタイル部5は基板3の表面 3―2から所定量突出している。
【0013】 基板3の表面3―2の上半部には上記した塩化ビニール鋼板部8を貼設し、該 鋼板部8は表面の外装部をなす鋼板9と、これの裏面に設けられたバックアップ 用板材10からなり、バックアップ用板材10は、上記した基板3と同様の素材 等で形成する。
【0014】 上記鋼板部8は、鋼板9の表面9―1が、図3、図4で示したようにタイル部 5の表面5―1と同一面をなすように鋼板9の板厚、バックアップ用板材10の 板厚を設定し、該鋼板部8とタイル部5との間の目地部11は、図4に示すよう に鋼板9の下端部9―2を基板3方向に折曲し、下端部9―2とタイル部5の隙 間にシリコンコーキング材を充填し、目地部11を構成する。
【0015】 上記において、実施例では壁パネル1の縦寸法の中間部乃至下部の略2/3を タイル部5とし、上部の略1/3を塩化ビニール鋼板部8とした。 そして、上半部の上記鋼板部8は、基板3の上端部まで形成せず、基板3の表 面3―2の上端部に外装材4の無貼着部12を形成し、パネルを建て込んで連設 した際、無貼着部12に天井パネルが臨むようにする。
【0016】 図5は、上記壁パネル1の変更例を示し、図のパネル1Aは上記壁パネル1と 構造は全く同一で、下半部のタイル部5に開口部13を設け、これを点検口とし 、点検口が必要な部分に該壁パネル1Aを配設する。
【0017】 図6は、上記壁パネル1…を用いてユニットバスルーム20を形成した例を示 す。 壁パネル1…を床パン21上に相互に連設して建て込み、室内には浴槽22、 便器23、手洗い台24を配設し、図示しないが室内を囲橈する壁パネルは手前 側を除去して出入口をなすドアを開閉自在に設け、壁パネル1…の上端部間には 天井材25が架設されている。 そして、実施例では、便器23を壁際に設けた壁パネル1Aには点検口をなす 開口部13が設けられている。
【0018】 上記では、点検口用の開口部13を設けた壁パネル1Aを示したが、給水管等 の引き出し口、付属機器の引き出し、或いは取付け口等は上記壁パネル1に任意 に設けるものとし、規格化されたユニットバスルームに用いる場合には、予め壁 パネル1Aの要領で開口部を形成しておく。
【0019】 図7は壁パネルの変更実施例を示し、本実施例に係る壁パネル101は外装部 104として上半部を上記した鋼板部108と同構造とし、下半部を大理石模様 の外装部分105とし、所謂ナチュラルクラフトパネルとしたもので、外装材は 上記タイルに限られず任意である。
【0020】 以上実施例を詳述したが、本考案に係る壁パネルは、上記以外例えば建築躯体 内に設けるプレハブ式にトイレルームの壁面等を形成する場合にも用いられ、実 施の対象は上記ユニットバスルーム、トイレルームに限られずプレハブ式に建物 全般に用いられるものである。
【0021】
【考案の効果】
以上で明らかなように本考案によれば、 ユニットバスルーム等のプレハブ式建物の壁面を構成する壁パネルの表面を、 上下等に区画して、例えば上半部を塩化ビニール鋼板、下半部をタイル板等で構 成して、一枚の、一体の壁パネルを構成したので、壁パネルを連設、建て込んだ 際、壁面が上下でことなる意匠となり、ユニットバスルーム等の雰囲気、デザイ ン性が向上し、以上は、上半部を化粧鋼板壁とし、下半部をタイル壁として個別 に施工することなく形成することができ、規格化して予め外装材が異種のものを 一体にした壁パネルを、工場で製作して現場で建て込むだけで得られ、簡単な工 事で壁の上下で素材、意匠が異なる壁面が極めて容易に得られ、且つ、パネルの 製作も、従来知られている外装材を分割して貼設するだけで得られるので、製作 、構造が簡単である。
【0022】 又、例えば、上半部を表面が平坦な化粧鋼板部、下半部をタイル部としたので 、下半部に凹凸があっても清掃が容易で、一方、手が届き難い上半部が平坦な化 粧鋼板部なので掃払等の清掃がし易く、壁面のデザイン性を簡単に向上させつつ 掃除等のメンテナンス性が向上する等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る壁パネルの正面図
【図2】上記パネルの背面図
【図3】上記パネルの縦断側面図
【図4】図2の要部の拡大断面図
【図5】開口部を有する壁パネルの正面図
【図6】ユニットバスルームの壁面を本考案に係る壁パ
ネルで構成した一例を示す斜視図
【図7】壁パネルの他の実施例を示す正面図
【符号の説明】
1…壁パネル、 2…フレーム、 3…基板、 4…外
装材、 5,8…異種の外装材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ユニットバスの壁面や、プレハブ式に組
    み立るトイレルーム等の壁面を、複数枚の壁パネルを連
    装することで形成するようにしたプレハブ施工用壁パネ
    ルであって、該壁パネルは、フレーム、基板、及び該基
    板の表面に貼設される外装材からなり、該外装材は、複
    数種の異種の外装材を一体的に貼設して構成したことを
    特徴とするプレハブ施工用壁パネル。
JP1991064919U 1991-07-22 1991-07-22 プレハブ施工用壁パネル Expired - Lifetime JP2564194Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5410320U (ja) * 1977-06-22 1979-01-23
JPH02102418U (ja) * 1989-02-01 1990-08-15

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0229143A (ja) * 1988-07-19 1990-01-31 Toshiba Corp 信号検出回路
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