JPH0510582A - 風向変更装置 - Google Patents

風向変更装置

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JPH0510582A
JPH0510582A JP3164169A JP16416991A JPH0510582A JP H0510582 A JPH0510582 A JP H0510582A JP 3164169 A JP3164169 A JP 3164169A JP 16416991 A JP16416991 A JP 16416991A JP H0510582 A JPH0510582 A JP H0510582A
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JP3164169A
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Hisashi Takechi
久史 武市
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】2種類のルーバを1つの駆動源でもって揺動さ
せ、部品点数を少なくすると共に、小スペース化を図る
一方、制御系統の簡素化を図る。 【構成】ケーシング(11)の吹出口(13)には、垂
直ピン(21)を介して垂直ルーバ(2)と、水平ピン
(32)を介して水平ルーバ(3)とが設けられてい
る。上記水平ピン(32)に連結された1つのモータ
(5)が設けられ、該モータ(5)に連結されて上記垂
直ルーバを揺動させる第1揺動機構(6)が設けられて
いる。そして、モータ本体(51)に対して係合離脱す
る支持部材(71)と、該支持部材(71)とモータ本
体(51)との係合を解除して該支持部材(71)に係
合する伝達部材(73)と、上記支持部材(71)のス
プリング(72)とを有し、上記支持部材(71)と伝
達部材(73)との係合により上記モータ本体(51)
を回転して上記水平ルーバ(3)を揺動させる第2揺動
機構(7)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置などに設
けられる風向変更装置に関し、特に、ルーバの揺動機構
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和装置のケーシングには
熱交換した空調空気を吹き出す吹出口が開設されてお
り、該吹出口には空調空気の吹出方向を変更する風向変
更装置が設けられている。
【0003】該風向変更装置には、特開昭62−131
139号公報に開示されているように、1枚の水平ルー
バと複数枚の垂直ルーバとが設けられ、各ルーバがリン
ク機構などを介してモータに連結されて構成されている
ものがある。そして、上記モータを駆動して、水平ルー
バを上下方向に揺動させる一方、垂直ルーバを左右方向
に揺動させ、空調空気が所定方向に吹き出すようにして
快適性の向上等を図るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和装置
の風向変更装置において、水平ルーバと垂直ルーバとを
モータに連結しているが、該水平ルーバを揺動させる専
用モータと、垂直ルーバを揺動させる専用モータとをそ
れぞれ設け、水平ルーバと垂直ルーバとを別系統で駆動
していた。
【0005】しかしながら、これでは、2つの駆動源を
設けているため、部品点数が多くなり、高価になるとい
う問題があると共に、モータの設置スペースが大きくな
るという問題があった。
【0006】また、上記水平ルーバと垂直ルーバとを制
御する場合、上記両モータを駆動制御しなければなら
ず、制御系統が複雑になるという問題があった。
【0007】本発明は、斯かる点に鑑みてなされもの
で、2種類のルーバを1つの駆動源でもって揺動させる
ようにして、部品点数を少なくすると共に、小スペース
化を図る一方、制御系統の簡素化を図れるようにするこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明が講じた手段は、1つの回転駆動手段の回転
力により該回転駆動手段自体を回転可能して2つの各ル
ーバを揺動させるようにしたものである。
【0009】具体的に、図1に示すように、請求項1に
係る発明が講じた手段は、先ず、ケーシング(11)に
開口して空気を吹出す吹出口(13)が設けられると共
に、所定方向の第1枢支ピン(21)を中心に揺動する
第1ルーバ(2)と、該第1枢支ピン(21)と異なる
方向の第2枢支ピン(32)を中心に揺動する第2ルー
バ(3)とが上記吹出口(13)に設けられている。そ
して、上記第2枢支ピン(32)に一体に連結された駆
動本体(51)に回転軸(52)が突設されて成る1つ
の回転駆動手段(5)が設けられている。更に、該回転
駆動手段(5)の回転軸(52)と上記第1ルーバ
(2)とに連結されて該第1ルーバ(2)を上記第1枢
支ピン(21)を中心に揺動させる第1揺動手段(6)
が設けられている。加えて、上記回転駆動手段(5)駆
動本体(51)に係合離脱して該駆動本体(51)の固
定及び解除を行うように移動自在に設けられた支持部材
(71)と、上記回転駆動手段(5)の回転軸(52)
に取付けられると共に、上記支持部材(71)に離接自
在に設けられ、該支持部材(71)と駆動本体(51)
との係合解除時に支持部材(71)に係合する伝達部材
(73)と、上記支持部材(71)を駆動本体(51)
の係合方向に付勢する付勢手段(72)とを有し、上記
支持部材(71)と伝達部材(73)との係合により上
記回転駆動手段(5)を回転して上記第2枢支ピン(3
2)を中心に上記第2ルーバ(3)を揺動させる第2揺
動手段(7)が設けられた構成としている。
【0010】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
ケーシング(11)の吹出口(13)より空気を吹出し
ており、例えば、熱交換した冷風等の空調空気を吹出し
ている。そして、回転駆動手段(5)を駆動すると、該
回転駆動手段(5)の回転が回転軸(52)より第1揺
動手段(6)に伝達され、該第1揺動手段(6)が第1
ルーバ(2)を第1枢支ピン(21)を中心に揺動させ
る。
【0011】一方、上記回転駆動手段(5)の駆動によ
って回転軸(52)と共に伝達部材(73)が回転す
る。そして、該伝達部材(73)は支持部材(71)を
駆動本体(51)に係合離脱させると共に、該支持部材
(71)と駆動本体(51)との係合を解除している状
態において伝達部材(73)が支持部材(71)に係合
し、上記回転駆動手段(5)の駆動によって該回転駆動
手段(5)自体が回転し、第2枢支ピン(32)が回転
して第2ルーバ(3)を揺動させる。
【0012】そして、上記各ルーバ(2),(3)の揺
動によって吹出口(13)から吹出す空気の方向を変更
している。
【0013】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
1つの回転駆動手段(5)の駆動によって第1ルーバ
(2)を揺動させると共に、該回転駆動手段(5)自体
の回転によって第2ルーバ(3)を揺動させるようにし
たために、2種類のルーバ(2),(3)を1つの駆動
源でもって揺動させるので、従来に比して駆動源を少な
くすることができ、部品点数の減少を図ることができる
ことから、安価なものとすることができる。更に、上記
回転駆動手段(5)の設置スペースを小さくすることが
できることから、装置全体の小型化を図ることができ
る。更にまた、1つの回転駆動手段(5)のみを駆動制
御することにより両ルーバ(2),(3)の揺動を制御
することができるので、制御系を簡素にすることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0015】図17に示すように、(1)は本発明が適
用される空気調和装置であって、室内の壁面に取付けら
れる壁掛式に構成されている。該空気調和装置(1)の
ケーシング(11)はやや横長の矩形体に形成されてお
り、前面の上部に空気の吸込口(12)が、前面下部に
空気の吹出口(13)がそれぞれ開口されると共に、図
示しないが、内部に送風ファン及び熱交換器等が収納さ
れている。そして、該送風ファンを駆動して室内空気を
吸込口(12)よりケーシング(11)内に吸込み、熱
交換器で熱交換して冷風等の空調空気を生成し、該空調
空気を吹出口(13)より室内に吹出すようにしてい
る。
【0016】上記吹出口(13)には、図1に示すよう
に、複数枚の第1ルーバである垂直ルーバ(2),
(2),…と、2枚の第2ルーバである水平ルーバ
(3),(3)とが設けられ、該各ルーバ(2),
(3)に駆動機構(4)が連係されている。上記水平ル
ーバ(3)は吹出口(13)のほぼ左右両側端に亘って
配設されると共に、吹出口の左右方向にほぼ等間隔に配
置されている。そして、該両水平ルーバ(3),(3)
は側板(31)にて一体に固定されると共に、該側板
(31)には第2枢支ピンである水平ピン(32)が左
右方向に向って突設され、該水平ピン(32)によって
水平ルーバ(3)は上下方向に揺動自在に上記ケーシン
グ(11)にブラケット(14)を介して枢支されてい
る。一方、上記各垂直ルーバ(2),(2),…は、吹
出口(13)の上下方向に配設されると共に、吹出口
(13)の左右方向にほぼ等間隔に配置されている。そ
して、該垂直ルーバ(2)は上下両面に上記水平ピン
(32)と直交する方向の第1枢支ピンである垂直ピン
(21)が上下方向に向って突設され、該垂直ピン(2
1)によって左右方向に揺動自在に上記水平ルーバ
(3),(3)に枢支されている。
【0017】次に、本発明の特徴とする駆動機構(4)
について説明する。
【0018】該駆動機構(4)は、図2〜図5に示すよ
うに、1台のステッピングモータ(5)と、第1揺動手
段である第1揺動機構(6)と、第2揺動手段である第
2揺動機構(7)とを備え、各ルーバ(2),(3)を
揺動させるように構成されている。そして、該1台のス
テッピングモータ(5)が1つの回転駆動手段を構成し
ており、該ステッピングモータ(5)は、駆動本体であ
るモータ本体(51)より回転軸(52)が突設して構
成されており、該モータ本体(51)は、上記水平ピン
(32)に直結されて上記回転軸(52)と水平ピン
(32)とが直交する方向に配置されている。
【0019】上記第1揺動機構(6)は、ステッピング
モータ(5)の回転軸(52)と垂直ルーバ(2),
(2),…とに係合して該垂直ルーバ(2),(2),
…を揺動させるもので、円盤部材(61)と連結杆(6
2)とより構成されている。該円盤部材(61)は、ス
テッピングモータ(5)の回転軸(52)に一体に取付
けられており、背面外周縁にピン(63)が突設されて
いる。
【0020】上記連結杆(62)は、図6〜図11に示
すように、上記ステッピングモータ(5)の回転軸(5
2)の回転運動を直線運動に変更して垂直ルーバ
(2),(2),…を揺動させるもので、上記水平ルー
バ(3),(3)の側板(31)を貫通して上記吹出口
(13)の左右方向に配設されている。更に、上記連結
杆(62)には、駆動側スライダ枠(64)とルーバ側
スライダ枠(65)が形成されており、該駆動側スライ
ダ枠(64)は上記円盤部材(61)の背面と平行に設
けられて上記ピン(63)が挿入され、該ピン(63)
の回転によって連結杆(62)が直線運動するように成
っている。また、上記ルーバ側スライダ枠(65)は各
垂直ルーバ(2)の前端下方に位置して設けられ、吹出
口(13)の前後方向に形成されると共に、各垂直ルー
バ(2)の前端下部に突設されたピン(66)が挿入さ
れ、連結杆(62)の直線運動によって各垂直ルーバ
(2),(2),…を揺動させるように成っている。
【0021】上記第2揺動機構(7)は、図12〜図1
6に示すように、上記ステッピングモータ(5)自体の
回転によって上記水平ルーバ(3),(3)を揺動させ
るもので、該ステッピングモータ(5)を固定支持する
支持部材(71)と、付勢部材であるスプリング(7
2)と、伝達部材(73)とを備えている。
【0022】該支持部材(71)は、U字状の支持枠
(71a)の一端に円形板(71b)が、他端に固定歯
車(71c)がそれぞれ一体に形成されると共に、クラ
ッチ(74)が設けられて構成されている。そして、該
支持枠(71a)は、上記水平ピン(32)の軸方向と
平行に移動自在にケーシング(11)に設けられてい
る。更に、上記固定歯車(71c)はかさ歯車で構成さ
れ、該固定歯車(71c)と円形板(71b)とは、上
記ステッピングモータ(5)の両側方に位置して上記水
平ピン(32)の軸心上に配置される一方、上記円形板
(71b)は、上記水平ピン(32)に外嵌され、該水
平ピン(32)が支持部材(71)に対して回転自在に
構成されている。
【0023】上記クラッチ(74)は、水平ピン(3
2)と同軸上に円形板(71b)とモータ本体(51)
との間に設けられ、三角歯を有する一対のクラッチ片
(74a),(74a)より成り、一方のクラッチ片
(74a)は上記円形板(71b)に固設され、他方の
クラッチ片(74a)はモータ本体(51)に固着され
ている。そして、上記両クラッチ片(74a),(74
a)の噛合によって円形板(71b)とモータ本体(5
1)とが係合するようになっている。
【0024】上記スプリング(72)は、支持部材(7
1)を両クラッチ片(74a),(74a)の係合方向
(図1〜図4において右方向)に付勢しており、該支持
部材(71)とモータ本体(51)とが一体に係合して
いる。
【0025】上記伝達部材(73)は、ステッピングモ
ータ(5)の回転軸(52)に一体に嵌合された可動歯
車(73a)と、上記円盤部材(61)の外周縁の一部
に形成された突起(73b)とより構成されている。該
可動歯車(73a)は、上記円盤部材(61)に一体に
形成されたかさ歯車であって、上記ステッピングモータ
(5)の駆動によって回転すると共に、上記固定歯車
(71c)と噛合可能に設けられている。また、上記突
起(73b)は、可動歯車(73a)と共に回転して上
記円形板(71b)に接すると、上記支持部材(71)
がスプリング(72)のバネ力に抗してモータ本体(5
1)より離れる方向に移動し、可動歯車(73a)が固
定歯車(71c)に噛合してステッピングモータ(5)
と共に水平ピン(32)が回転するようになっている。
【0026】次に、上記駆動機構(4)の動作について
説明する。
【0027】1台のステッピングモータ(5)を駆動す
ると、回転軸(52)が回転して円盤部材(61)及び
可動歯車(73a)が回転する。そこで、まず、垂直ル
ーバ(2),(2),…のみを揺動する場合について説
明する。
【0028】この垂直ルーバ(2),(2),…のみを
揺動する場合は、図6,図8及び図10に示すように、
上記突起(73b)が上方位置にあり、円盤部材(6
1)のピン(63)が固定歯車(71c)側の最も離れ
た状態より円形板(71b)側に半回転づつ往復回動す
るようにステッピングモータ(5)を180度づつ正転
及び逆転させる。つまり、上記突起(73b)が円形板
(61)に接しないように該突起(73b)が円形板
(61)より最も離れた位置(図8参照)より上方と下
方とに90度づつ(合計180度)正転及び逆転させ
る。具体的に、上記円盤部材(61)の回転によって該
円盤部材(61)に突設されたピン(63)が回転し、
このピン(63)は回転と同時に駆動側スライダ枠(6
4)内を移動し、連結杆(62)は、軸方向に往復直線
運動を行うことになる。そして、該連結杆(62)の移
動により、図7,図9及び図11に示すように、各垂直
ルーバ(2),(2),…のピン(66)がルーバ側ス
ライダ枠(65)内を移動しつつ左右方向に移動し、各
垂直ルーバ(2),(2),…が垂直ピン(21),
(21),…を中心に左右に揺動する。この際、第2揺
動機構(7)の支持枠(71a)はスプリング(72)
のバネ力によってクラッチ片(74a),(74a)が
噛合する方向に付勢され、ステッピングモータ(5)の
モータ本体(51)が支持部材(71)に固定支持さ
れ、且つ上記突起(73b)が円形板(71b)に接し
ないので、ステッピングモータ(5)自体が回転するこ
とがなく、水平ルーバ(3),(3)が静止状態まま
で、垂直ルーバ(2),(2),…のみが揺動すること
になる。
【0029】次に、上記垂直ルーバ(2),(2),…
と水平ルーバ(3),(3)とを同時に揺動する場合に
ついて説明する。
【0030】まず、図12に示すように、突起(73
b)が上方に位置する状態より2回転(720度)づつ
ステッピングモータ(5)を正転及び逆転する。そこ
で、水平ルーバ(3),(3)が略水平に位置する状態
より(図12参照)、該ステッピングモータ(5)を正
転すると(図12A方向)、上記突起(73b)が円形
板(71b)に接触するまでは、上述の如く上記垂直ル
ーバ(2),(2),…のみが揺動する一方、該突起
(73b)が円形板(71b)に接すると、上記支持部
材(71)がスプリング(72)のバネ力に抗してスラ
イドし、図13及び図14に示すように、上記支持部材
(71)が左側に移動してクラッチ(74)の係合が解
除されると同時に、可動歯車(73a)が固定歯車(7
1c)に噛合してステッピングモータ(5)の駆動によ
る可動歯車(73a)の回転に伴って該可動歯車(73
a)がステッピングモータ(5)と共に水平ピン(3
2)の軸心回りに回転する。そして、このステッピング
モータ(5)自体の回転によって水平ピン(32)が回
転して、水平ルーバ(3),(3)が1段階やや下方に
回動する。
【0031】その後、上記回転歯車の回転が進むと、図
15及び図16に示すように、上記突起(73b)が円
形板(71b)より離れ、クラッチ(74)の両クラッ
チ片(74a),(74a)が係合すると同時に、可動
歯車(73a)が固定歯車(71c)より離れ、モータ
本体(51)が支持部材(71)に固定支持されて水平
ピン(32)の回転が停止して水平ルーバ(3),
(3)が所定角度に停止する。
【0032】続いて、上記可動歯車(73a)の回転が
進み、突起(73b)が再び円形板(71b)に接する
まで、上記垂直ルーバ(2),(2),…のみが揺動
し、再び突起(73b)が円形板(71b)に接する
と、上記図12〜図16に示す動作が行われ、水平ルー
バ(3),(3)がさらに下方に回動することになる。
そして、上記可動歯車(73a)が回転すると、水平ル
ーバ(3),(3)が再び停止する。
【0033】この可動歯車(73a)が2回転すると、
次に、上記ステッピングモータ(5)が逆回転して上述
の動作が逆に行われ、水平ルーバ(3),(3)が2段
階で上方に回動して水平状態に戻ることになる。そし
て、このステッピングモータ(5)の2回転づつの正転
と逆転とによって上記垂直ルーバ(2),(2),…が
揺動しつつ水平ルーバ(3),(3)は間欠的に2段階
づつ上下方向に揺動する。
【0034】そして、上記各ルーバ(2),(3)の揺
動によって空調空気の吹出方向が変更する。
【0035】従って、上記1つのステッピングモータ
(5)の駆動によって垂直ルーバ(2),(2),…を
揺動させると共に、該ステッピングモータ(5)自体の
回転によって水平ルーバ(3),(3)を揺動させるよ
うにしたために、2種類のルーバ(2),(3)を1つ
の駆動源でもって揺動させるので、従来に比して駆動源
を少なくすることができ、部品点数の減少を図ることが
できることから、安価なものとすることができる。更
に、上記ステッピングモータ(5)の設置スペースを小
さくすることができることから、装置全体の小型化を図
ることができる。更にまた、1つのステッピングモータ
(5)のみを駆動制御することにより両ルーバ(2),
(3)の揺動を制御することができるので、制御系を簡
素にすることができる。
【0036】尚、本実施例においては、水平ルーバ
(3)を2段階に間欠的に揺動させるようにしたが、本
発明では水平ルーバ(3)を1段階又は3段階以上に間
欠的に揺動させるようにしてもよく、また、連続的に揺
動させるようにしてもよい。
【0037】また、第1揺動機構(6)は実施例に限ら
れず、各種のリンク機構などで構成してもよく、要する
にステッピングモータ(5)からの回転によって第1ル
ーバ(2)を揺動させる機構であればよい。
【0038】また、上記各ルーバ(2),(3)は垂直
及び水平ルーバ(3),(3)に限られるものではない
ことは勿論のこと、方向が異なる2種類のルーバであれ
ばよい。
【0039】また、垂直ルーバ(2)は、水平ルーバ
(3)に枢支したが、ケーシング(11)に直接枢支す
るようにしてもよい。
【0040】また、本発明の回転駆動手段はステッピン
グモータ(5)に限られるものではない。
【0041】また、本発明は空気調和装置に限られるも
のではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】風向変更装置の斜視図である。
【図2】風向変更装置の正面図である。
【図3】風向変更装置の一部省略平面図である。
【図4】風向変更装置の背面図である。
【図5】風向変更装置の側面図である。
【図6】垂直ルーバの右端位置を示す第1揺動機構の駆
動側正面図である。
【図7】垂直ルーバの右端位置を示す第1揺動機構のル
ーバ側正面図である。
【図8】垂直ルーバの中央位置を示す第1揺動機構の駆
動側正面図である。
【図9】垂直ルーバの中央位置を示す第1揺動機構のル
ーバ側正面図である。
【図10】垂直ルーバの左端位置を示す第1揺動機構の
駆動側正面図である。
【図11】垂直ルーバの左端位置を示す第1揺動機構の
ルーバ側正面図である。
【図12】水平ルーバの水平位置を示す第2揺動機構の
駆動側正面図である。
【図13】水平ルーバの水平位置を示す第2揺動機構の
駆動側平面図である。
【図14】水平ルーバの降下中を示す第2揺動機構の駆
動側正面図である。
【図15】水平ルーバの降下後を示す第2揺動機構の駆
動側正面図である。
【図16】水平ルーバの降下後を示す第2揺動機構の駆
動側平面図である。
【図17】空気調和装置の正面図である。
【符号の説明】
2 垂直ルーバ(第1ルーバ) 3 水平ルーバ(第2ルーバ) 5 ステッピングモータ(回転駆動手段) 6 第1揺動機構(第1揺動手段) 7 第2揺動機構(第2揺動手段) 11 ケーシング 12 吹出口 21 垂直ピン(第1枢支ピン) 32 水平ピン(第2枢支ピン) 51 モータ本体(駆動本体) 52 回転軸 62 連結杆 71 支持部材 72 スプリング(付勢手段) 73 伝達部材 74 クラッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ケーシング(11)に開設されて空気を
    吹出す吹出口(13)と、 該吹出口(13)に設けられ、所定方向の第1枢支ピン
    (21)を中心に揺動する第1ルーバ(2)と、 上記吹出口(13)に設けられ、第1枢支ピン(21)
    と異なる方向の第2枢支ピン(32)を中心に揺動する
    第2ルーバ(3)と、 上記第2枢支ピン(32)に一体に連結された駆動本体
    (51)に回転軸(52)が突設されて成る1つの回転
    駆動手段(5)と、 該回転駆動手段(5)の回転軸(52)と上記第1ルー
    バ(2)とに連結されて該第1ルーバ(2)を上記第1
    枢支ピン(21)を中心に揺動させる第1揺動手段
    (6)と、 上記回転駆動手段(5)の駆動本体(51)に係合離脱
    して該駆動本体(51)の固定及び解除を行うように移
    動自在に設けられた支持部材(71)と、上記回転駆動
    手段(5)の回転軸(52)に取付けられると共に、上
    記支持部材(71)に離接自在に設けられ、該支持部材
    (71)と駆動本体(51)との係合解除時に支持部材
    (71)に係合する伝達部材(73)と、上記支持部材
    (71)を駆動本体(51)の係合方向に付勢する付勢
    手段(72)とを有し、上記支持部材(71)と伝達部
    材(73)との係合により上記回転駆動手段(5)を回
    転して上記第2枢支ピン(32)を中心に上記第2ルー
    バ(3)を揺動させる第2揺動手段(7)とを備えたこ
    とを特徴とする風向変更装置。
JP3164169A 1991-07-04 1991-07-04 風向変更装置 Withdrawn JPH0510582A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002027705A (ja) * 2000-07-04 2002-01-25 Mitsubishi Material Cmi Kk 多段駆動用モータ
JP2008261537A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
CN105698355A (zh) * 2014-11-28 2016-06-22 青岛海高设计制造有限公司 空调导风装置及空调

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