JP2000310443A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JP2000310443A
JP2000310443A JP11117642A JP11764299A JP2000310443A JP 2000310443 A JP2000310443 A JP 2000310443A JP 11117642 A JP11117642 A JP 11117642A JP 11764299 A JP11764299 A JP 11764299A JP 2000310443 A JP2000310443 A JP 2000310443A
Authority
JP
Japan
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air
blowing
flexible member
louver
indoor
Prior art date
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Pending
Application number
JP11117642A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Oda
雅隆 小田
Yasuhiko Tanaka
泰彦 田中
Eiko Maki
詠子 牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP11117642A priority Critical patent/JP2000310443A/ja
Publication of JP2000310443A publication Critical patent/JP2000310443A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吹出気流の方向を変更するルーバーの制御メ
カニズムをレイアウト制約が少なく、メカスペースが小
さく、さらに駆動トルクが小さく、低トルクのモータの
使用が可能なものとする。 【解決手段】 複数の吹出口6を備えたパネル7にルー
バー101〜108を設け、可撓性部材13と連結した
変換部材151〜158を介してルーバー101〜10
8とを連結するとともに、可撓性部材13は各複数の変
換部材151〜158と順次繋がりモータ26,27に
始端と終端を結合したもので、可撓性部材13によりレ
イアウト制約を軽減しその駆動空間を確保する。さらに
可撓性部材13はモータ26,27による引込と送り出
しが同時になされ駆動トルクが小さく、低トルクのモー
タの使用が可能なものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用エアコン,
業務用パッケージエアコン等の、特に、天井埋込式や天
井吊り方式の空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用エアコン,業務用パッケー
ジエアコン等の、室内空気を直接加熱,冷却することに
より冷暖房を行う天井埋込式や天井吊り方式の空気調和
機は、天井付近から吹出空気を吹き下ろすこととなる。
たとえば、天井埋込式に於いては室内に吹出される吹出
空気は吹出口の方向に制限を受けるため室内の隅角部の
温度分布が劣化したり、L字状などの異形空間には都合
の悪いものであった。
【0003】一方、吹出空気の方向を制御するルーバー
を駆動するメカニズムはこれまでに各種の構成が知られ
ている。たとえば、実公平7−34280号公報には四
辺に配置したルーバーをユニバーサルジョイントで各コ
ーナー部を連結し一個のモータで駆動するものが開示さ
れている。
【0004】また、実公平3−34594号公報には環
状の吹出口をもつ空気調和機に於いてユニバーサルジョ
イントで連結したものが示されている。
【0005】また、特公平4−50497号公報には上
記のものと異なりルーバー自体をトルクの伝達手段とせ
ず、別に配置した駆動手段にて個々に継脱できるように
ルーバーと連結したものが示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、第1,第2のものはルーバー自体をトルク
の伝達手段としているため、個別のルーバーの制御には
不向きである。また第3のものは、逆に個別のルーバー
の制御はできるものの、リンクにて駆動力を伝達するた
め、ロッドの配列、駆動空間の確保が難しく、一般に薄
く仕上げたいパネル内に収めるのは困難であった。
【0007】本発明は従来の課題を解決するもので、レ
イアウト制約が少なく、メカスペースが小さく、さらに
駆動トルクが小さく、低トルクのモータの使用が可能で
あり、かつ必要に応じて個別の制御もできる空気調和機
を提供することである。
【0008】また、動作の安定性が高く、かつ低ノイズ
の空気調和機を提供することである。
【0009】さらにまた、摺動部材の摩耗が少なく長寿
命の空気調和機を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、室内空気を吸い込む吸込口と、前記吸込口よ
り吸い込んだ空気を送風する室内送風手段と、前記室内
送風手段により送風された空気を熱交換する室内熱交換
手段と、前記室内熱交換手段により熱交換された空気が
通る吹出風路と、前記吹出風路を通る空気を室内に吹き
出す複数の吹出口を備えたパネルと、前記吹出口から吹
き出された空気の方向を変える複数のルーバーとを備
え、このルーバーは回動自在に支持され、このルーバー
を駆動するモータと、このモータのトルクを伝達し摺動
する可撓性部材と、この可撓性部材と連結した変換部材
と、この変換部材と前記ルーバーとを連結する伝達部材
を有し、前記可撓性部材は前記各複数の変換部材と順次
繋がり前記モータに始端と終端を結合したものである。
【0011】これにより、剛体のコンロッドを配列しそ
の駆動空間を確保するものに比べて可撓性部材はその配
置自由度が高く、かつ省スペースに仕上げられる。ま
た、可撓性部材を摺動させてかつモータに始端と終端を
結合して駆動しているので、摺動ロスが小さく低トルク
の運転が可能となる。さらに、伝達部材の存在により必
要に応じ個別のルーバーのみを駆動することができる。
【0012】また、本発明は、室内空気を吸い込む吸込
口と、前記吸込口より吸い込んだ空気を送風する室内送
風手段と、前記室内送風手段により送風された空気を熱
交換する室内熱交換手段と、前記室内熱交換手段により
熱交換された空気が通る吹出風路と、前記吹出風路を通
る空気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えたパネル
と、前記吹出口から吹き出された空気の方向を変える複
数のルーバーとを備え、このルーバーは回動自在に支持
され、このルーバーを駆動するモータと、このモータの
トルクを伝達し摺動する可撓性部材とを有し、この可撓
性部材は前記パネルに設けたガイド部材に収納されると
ともに、これと連結した変換部材と、この変換部材と前
記ルーバーとを連結する伝達部材を有し、前記可撓性部
材は前記各複数の変換部材と順次繋がり前記モータに始
端と終端が結合しているのである。
【0013】これにより、可撓性部材がガイド部材によ
り支持され駆動時に振れ動きが阻止され、動作の安定性
が高く、かつ低ノイズの運転ができる。
【0014】また、さらに、本発明は、室内空気を吸い
込む吸込口と、前記吸込口より吸い込んだ空気を送風す
る室内送風手段と、前記室内送風手段により送風された
空気を熱交換する室内熱交換手段と、前記室内熱交換手
段により熱交換された空気が通る吹出風路と、前記吹出
風路を通る空気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えた
パネルと、前記吹出口から吹き出された空気の方向を変
える複数のルーバーとを備え、このルーバーは回動自在
に支持され、このルーバーを駆動するモータと、このモ
ータのトルクを伝達し摺動する可撓性部材と、この可撓
性部材と連結した変換部材と、この変換部材と前記ルー
バーとを連結する伝達部材を有し、前記可撓性部材は前
記各複数の変換部材と順次繋がり前記モータに始端と終
端が結合してなる。
【0015】これにより、前記変換部材はプーリーを採
用しているので摺動時に可撓性部材の径方向の振れを伴
なわずに伝達部材,ルーバーを駆動できるので摺動部材
の摩耗が少なく長寿命である。
【0016】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、室内空気
を吸い込む吸込口と、前記吸込口より吸い込んだ空気を
送風する室内送風手段と、前記室内送風手段により送風
された空気を熱交換する室内熱交換手段と、前記室内熱
交換手段により熱交換された空気が通る吹出風路と、前
記吹出風路を通る空気を室内に吹き出す複数の吹出口を
備えたパネルと、前記吹出口から吹き出された空気の方
向を変える複数のルーバーとを備え、このルーバーは回
動自在に支持され、このルーバーを駆動するモータと、
このモータのトルクを伝達し摺動する可撓性部材と、こ
の可撓性部材と連結した変換部材と、この変換部材と前
記ルーバーとを連結する伝達部材を有し、前記可撓性部
材は前記各複数の変換部材と順次繋がり前記モータに始
端と終端が結合したものであり、剛体のコンロッドを配
列し、その駆動空間を確保するものに比べて可撓性部材
はその配置自由度が高く、かつ省スペースに仕上げられ
る。また、可撓性部材を摺動させて、かつモータに始端
と終端を結合して駆動しているので、摺動ロスが小さく
低トルクの運転が可能となる。さらに、伝達部材の存在
により必要に応じ個別のルーバーのみを駆動することが
できるという作用を有する。
【0017】請求項2記載の発明は、室内空気を吸い込
む吸込口と、前記吸込口より吸い込んだ空気を送風する
室内送風手段と、前記室内送風手段により送風された空
気を熱交換する室内熱交換手段と、前記室内熱交換手段
により熱交換された空気が通る吹出風路と、前記吹出風
路を通る空気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えたパ
ネルと、前記吹出口から吹き出された空気の方向を変え
る複数のルーバーとを備え、このルーバーは回動自在に
支持され、このルーバーを駆動するモータと、このモー
タのトルクを伝達し摺動する可撓性部材とを有し、この
可撓性部材は前記パネルに設けたガイド部材に収納され
るとともに、これと連結した変換部材と、この変換部材
と前記ルーバーとを連結する伝達部材を有し、前記可撓
性部材は前記各複数の変換部材と順次繋がり前記モータ
に始端と終端が結合しているので、可撓性部材がガイド
部材により支持され駆動時に振れ動きが阻止され、動作
の安定性が高く、かつ低ノイズの運転ができるという作
用を有する。
【0018】請求項3記載の発明は、室内空気を吸い込
む吸込口と、前記吸込口より吸い込んだ空気を送風する
室内送風手段と、前記室内送風手段により送風された空
気を熱交換する室内熱交換手段と、前記室内熱交換手段
により熱交換された空気が通る吹出風路と、前記吹出風
路を通る空気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えたパ
ネルと、前記吹出口から吹き出された空気の方向を変え
る複数のルーバーとを備え、このルーバーは回動自在に
支持され、このルーバーを駆動するモータと、このモー
タのトルクを伝達し摺動する可撓性部材と、この可撓性
部材と連結した変換部材と、この変換部材と前記ルーバ
ーとを連結する伝達部材を有し、前記可撓性部材は前記
各複数の変換部材と順次繋がり前記モータに始端と終端
が結合してなり、前記変換部材はプーリーを採用してい
るので、摺動時に可撓性部材の径方向の振れを伴なわず
に伝達部材,ルーバーを駆動できるので摺動部材の摩耗
が少なく長寿命であるという作用を有する。
【0019】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0020】1は空気調和機で、室内空気を吸い込む吸
込口2と、この吸込口2より吸い込んだ空気を送風する
室内送風手段3と、室内送風手段3により送風された空
気を熱交換する室内熱交換手段4と、室内熱交換手段4
により熱交換された空気が通る吹出風路5と、これを通
り空気を室内に吹き出す吹出口6を有している。7は中
央の吸込口2と外周に吹出口6を配したパネルで、室内
の天井面8にその背面が接し、キャビネット9が天井内
に埋め込まれるように取り付けられている。
【0021】パネル7は図2に示すように、環状を成し
ており吹出口6が8個ほぼ均等に配列してあり、各々ル
ーバー10が軸受け11により回動自在に支持してあ
る。12はパネル7と一体に形成した溝状のガイド部材
で、この中にはスチールワイヤー,細目のピアノ線,プ
ラスチックロッドなどの可撓性部材13が、プラスチッ
ク性のパイプ14を外装した状態で上下二段に収納して
ある。
【0022】この可撓性部材13と、プラスチック性の
パイプ14のクリアランスは図示においては広めに書か
れているが、摺動抵抗が大きくならないレベルで小さい
ほうが遊びが少なく繰り返し誤差が出にくく、トルクも
低減できる。ガイド部材12はパネル7とほぼ同心円状
に形成されており、吹出口6の外側に位置しパネル7の
厚み内に形成してあり、パイプ14との隙間は小さく設
定してある。さらに図示のように吹出口6の間に対応す
る部分は欠如してある。
【0023】15は欠如部分に配置した変換部材で、好
ましい実施形態としてプーリーを採用している(以下単
にプーリーと呼ぶ)。このプーリー15は同形のものが
二段に伝達部材16を構成するアーム軸17にキー止め
されている。18はそのキーであり、一体にスラストワ
ッシャー部19を有し、かつアーム17のキー溝20内
のみに延出する突起21を備えている。22はアーム軸
17を軸支する固定軸である。23はアーム軸17とル
ーバーアーム24とを連結する伝達部材であり、好まし
い実施形態としてボールジョイント25を両端に有す
る。26,27はステッピングモータなどのモータであ
る。
【0024】次に、モータ,プーリー,ルーバーおよび
可撓性部材の関係を説明するために各プーリーに時計回
りに151,152,〜158を、またルーバーに10
1,102,〜108の符号を付け、さらにプーリーに
対しては符号の後に上下をつける。
【0025】モータ26は図1に於いてプーリー151
上を駆動し、ルーバー101を動作する。プーリー15
1上から出た可撓性部材13はプーリー152上,12
3上と順次プーリー158上に巻き付いてプーリー15
1上に戻る。また同様にモータ27はプーリー158下
を駆動し、可撓性部材13は各プーリー151下,15
2下,〜158下に巻き付いている。そしてプーリー1
51上,153上,155上,157上がキー18によ
りアーム軸17を駆動するよう装着され、プーリー15
8下,152下,154下,156下に対してはキー1
8を反転してアーム軸17を駆動できるようにしてあ
る。すなわち8枚のルーバーが一つおきに配列された二
組のグループとして作動するものである。また可撓性部
材13とプーリー151上,プーリー151下の関係は
プーリー151上の係止孔28に可撓性部材13に固着
したボール29が係合し、プーリー151下側の可撓性
部材13にはボール29がなく単なるアイドラーとして
作用する。
【0026】またアイドル側のプーリーには可撓性部材
を巻き付けないで沿わすだけとしてもよい。
【0027】次に上記構成における動作を説明する。
【0028】モータ26の駆動により、プーリー151
上を時計方向に回動転駆動し、可撓性部材13を同一方
向に回動すると、プーリー151上,153上,155
上,157上のアーム軸17がキー18のセッティング
により同一方向に回動し、伝達部材23を介してルーバ
ー101,103,105,107が吹出口6を閉じる
方向に回動する。またモータ27の駆動により、プーリ
ー158下を反時計方向に回動した場合は、可撓性部材
13によりプーリー152下,154下,156下の回
動がアーム軸17を反時計方向に回動し、伝達部材23
を介してルーバー102,104,106,108を吹
出口6が開く方向に回動する。
【0029】かかる構成により8個のルーバー10を2
組のグループで駆動する場合には、全てのルーバーを下
向き,上向き等、同一方向に制御できるとともに、1グ
ループを下向き、2グループ目を上向きというように制
御すれば隣り合うルーバーが逆方向に動くことになり室
内の均温化が図れる。さらに1グループを閉鎖して2グ
ループ目から出るように制御すれば風速の増加により吐
出空気の到達距離を増すことが可能で、この開閉のグル
ープを交互に入れ替えて運転することもできる。
【0030】また、ガイド部材12はパネル7とほぼ同
心円状に形成されており、吹出口6の外側に位置しパネ
ル7の厚み内に形成できるので、比較的剛性があり、押
し方向に作動力を伝達可能な可撓性部材13の湾曲変形
を最小限の変形量におさめることができるので摺動抵抗
の増加を最小限にできる。また押し方向に作動力を伝達
可能な可撓性部材13の使用は引張力のみでトルク伝達
を行うものに比べて摺動ロスを低減可能である。
【0031】さらに可撓性部材13がガイド部材12に
より支持され駆動時に振れ動きが阻止され、動作の安定
性が高く、かつ低ノイズの運転ができる。
【0032】また、変換部材15はプーリーで構成さ
れ、かつ、可撓性部材と接線で接するように配置すれ
ば、摺動時に可撓性部材の径方向の振れを伴なわずに伝
達部材23,ルーバー10を駆動できるので摺動部材の
摩耗が少なく長寿命である。
【0033】さらに、ガイド部材12を吹出口6の間に
対応する部分にて欠如し、欠如部分に変換部材15を配
設することによりガイド部材12と変換部材15が一連
の駆動系を構成できるので不必要なロスの発生を防止で
きる。
【0034】また、変換部材15はプーリーで構成さ
れ、かつ、可撓性部材と接線で接するように配置すれ
ば、摺動時に可撓性部材の径方向の振れを伴なわずに伝
達部材23,ルーバー10を駆動できるので摺動部材の
摩耗が少なく長寿命である。
【0035】またプーリー15は、一体にスラストワッ
シャー部19を有するキー18の反転にて選択的にアー
ム軸17を駆動,非駆動できるので組立が容易であると
ともに突起21を備えているのでフリーで回転するプー
リーの摩耗,かじりを低減できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、室内空
気を吸い込む吸込口と、前記吸込口より吸い込んだ空気
を送風する室内送風手段と、前記室内送風手段により送
風された空気を熱交換する室内熱交換手段と、前記室内
熱交換手段により熱交換された空気が通る吹出風路と、
前記吹出風路を通る空気を室内に吹き出す複数の吹出口
を備えたパネルと、前記吹出口から吹き出された空気の
方向を変える複数のルーバーとを備え、このルーバーは
回動自在に支持され、このルーバーを駆動するモータ
と、このモータのトルクを伝達し摺動する可撓性部材
と、この可撓性部材と連結した変換部材と、この変換部
材と前記ルーバーとを連結する伝達部材を有し、前記可
撓性部材は前記各複数の変換部材と順次繋がり前記モー
タに始端と終端を結合したもので、剛体のコンロッドを
配列しその駆動空間を確保するものに比べて可撓性部材
はその配置自由度が高く、かつ省スペースに仕上げられ
る。また、可撓性部材を摺動させて、かつモータに始端
と終端を結合して駆動しているので、摺動ロスが小さく
低トルクの運転が可能となる。さらに、伝達部材の存在
により必要に応じ個別のルーバーのみを駆動することが
できる。
【0037】また、本発明は、室内空気を吸い込む吸込
口と、前記吸込口より吸い込んだ空気を送風する室内送
風手段と、前記室内送風手段により送風された空気を熱
交換する室内熱交換手段と、前記室内熱交換手段により
熱交換された空気が通る吹出風路と、前記吹出風路を通
る空気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えたパネル
と、前記吹出口から吹き出された空気の方向を変える複
数のルーバーとを備え、このルーバーは回動自在に支持
され、このルーバーを駆動するモータと、このモータの
トルクを伝達し摺動する可撓性部材とを有し、この可撓
性部材は前記パネルに設けたガイド部材に収納されると
ともに、これと連結した変換部材と、この変換部材と前
記ルーバーとを連結する伝達部材を有し、前記可撓性部
材は前記各複数の変換部材と順次繋がり前記モータに始
端と終端が結合しているので、可撓性部材がとくにガイ
ド部材により支持され駆動時に振れ動きが阻止され、動
作の安定性が高く、かつ低ノイズの運転ができる。
【0038】また、さらに、本発明は、室内空気を吸い
込む吸込口と、前記吸込口より吸い込んだ空気を送風す
る室内送風手段と、前記室内送風手段により送風された
空気を熱交換する室内熱交換手段と、前記室内熱交換手
段により熱交換された空気が通る吹出風路と、前記吹出
風路を通る空気を室内に吹き出す複数の吹出口を備えた
パネルと、前記吹出口から吹き出された空気の方向を変
える複数のルーバーとを備え、このルーバーは回動自在
に支持され、このルーバーを駆動するモータと、このモ
ータのトルクを伝達し摺動する可撓性部材と、この可撓
性部材と連結した変換部材と、この変換部材と前記ルー
バーとを連結する伝達部材を有し、前記可撓性部材は前
記各複数の変換部材と順次繋がり前記モータに始端と終
端が結合してなり、前記変換部材はプーリーを採用して
いるので摺動時に可撓性部材の径方向の振れを伴なわず
に伝達部材,ルーバーを駆動できるので摺動部材の摩耗
が少なく長寿命である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の実施例の断面図
【図2】図1のII−II線における矢視図
【図3】図1のIII−III線における断面図
【図4】図1の要部拡大図
【図5】図4のV−V線における断面図
【図6】図4のVI−VI線における矢視図
【図7】同実施例のキーの上面図
【符号の説明】
2 吸込口 3 室内送風手段 4 室内熱交換手段 5 吹出風路 6 吹出口 7 パネル 10 ルーバー 12 ガイド部材 13 可撓性部材 15 変換部材(プーリー) 16 伝達部材 26,27 モータ
フロントページの続き (72)発明者 牧 詠子 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3L051 BJ10 3L081 FA02 FA06 FC01 HA01 HB06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内空気を吸い込む吸込口と、前記吸込
    口より吸い込んだ空気を送風する室内送風手段と、前記
    室内送風手段により送風された空気を熱交換する室内熱
    交換手段と、前記室内熱交換手段により熱交換された空
    気が通る吹出風路と、前記吹出風路を通る空気を室内に
    吹き出す複数の吹出口を備えたパネルと、前記吹出口か
    ら吹き出された空気の方向を変える複数のルーバーとを
    備え、このルーバーは回動自在に支持され、このルーバ
    ーを駆動するモータと、このモータのトルクを伝達し摺
    動する可撓性部材と、この可撓性部材と連結した変換部
    材と、この変換部材と前記ルーバーとを連結する伝達部
    材を有し、前記可撓性部材は前記各複数の変換部材と順
    次繋がり前記モータに始端と終端が結合してなる空気調
    和機。
  2. 【請求項2】 室内空気を吸い込む吸込口と、前記吸込
    口より吸い込んだ空気を送風する室内送風手段と、前記
    室内送風手段により送風された空気を熱交換する室内熱
    交換手段と、前記室内熱交換手段により熱交換された空
    気が通る吹出風路と、前記吹出風路を通る空気を室内に
    吹き出す複数の吹出口を備えたパネルと、前記吹出口か
    ら吹き出された空気の方向を変える複数のルーバーとを
    備え、このルーバーは回動自在に支持され、このルーバ
    ーを駆動するモータと、このモータのトルクを伝達し摺
    動する可撓性部材とを有し、この可撓性部材は前記パネ
    ルに設けたガイド部材に収納されるとともに、これと連
    結した変換部材と、この変換部材と前記ルーバーとを連
    結する伝達部材を有し、前記可撓性部材は前記各複数の
    変換部材と順次繋がり前記モータに始端と終端が結合し
    てなる空気調和機。
  3. 【請求項3】 室内空気を吸い込む吸込口と、前記吸込
    口より吸い込んだ空気を送風する室内送風手段と、前記
    室内送風手段により送風された空気を熱交換する室内熱
    交換手段と、前記室内熱交換手段により熱交換された空
    気が通る吹出風路と、前記吹出風路を通る空気を室内に
    吹き出す複数の吹出口を備えたパネルと、前記吹出口か
    ら吹き出された空気の方向を変える複数のルーバーとを
    備え、このルーバーは回動自在に支持され、このルーバ
    ーを駆動するモータと、このモータのトルクを伝達し摺
    動する可撓性部材と、この可撓性部材と連結した変換部
    材と、この変換部材と前記ルーバーとを連結する伝達部
    材を有し、前記可撓性部材は前記各複数の変換部材と順
    次繋がり前記モータに始端と終端が結合してなり、前記
    変換部材はプーリーである空気調和機。
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