JPH05104565A - 自動車用内装部品及びその製造方法 - Google Patents

自動車用内装部品及びその製造方法

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JPH05104565A
JPH05104565A JP26786191A JP26786191A JPH05104565A JP H05104565 A JPH05104565 A JP H05104565A JP 26786191 A JP26786191 A JP 26786191A JP 26786191 A JP26786191 A JP 26786191A JP H05104565 A JPH05104565 A JP H05104565A
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    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14311Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles using means for bonding the coating to the articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
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    • B29L2031/30Vehicles, e.g. ships or aircraft, or body parts thereof
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中接部材を装着した自動車用内装部品及びそ
の製造方法において、中接部材をトリム本体に簡単かつ
確実に取付けることにより、製造工程を大幅に短縮化で
きる自動車用内装部品及びその製造方法を提供すること
を目的とする。 【構成】 中接部材30の中接部芯材31に設けた係止
用爪34をトリム本体20の樹脂芯材21内部に埋設固
定することにより、中接部材30の取付安定性を図ると
ともに、トリム本体のモールドプレス成形時、中接部材
30をトリム本体20に一体化することを可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ドアトリム等
の自動車用内装部品及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、自動車室内の居住性を高めるため
に、自動車用ドアトリム等の内装部品の材質をグレード
アップさせるか、あるいは、クロス,カーペット等の装
飾部材をドアトリム表面に装着する方法が多用されてい
る。
【0003】図9,図10はそれぞれ自動車用ドアトリ
ムの斜視図,断面図が示されており、従来の自動車用ド
アトリム1は、所要形状に成形された芯材2と、この芯
材2の表面に一体貼着される表皮材3とから構成される
ドアトリム本体4と、このドアトリム本体4の表面適宜
箇所に装飾性をさらに付与するために装着される中接部
材5とから大略構成されている。
【0004】そして、上記中接部材5は、図10に示す
ように、サポート機能を備えた中接部芯材5aの表面側
にクッション性を備えたポリウレタンフォーム等の中接
部パッド材5bを積層させて、それらの外表面を合皮,
クロス等の中接部表皮材5cで被覆し、中接部表皮材5
cの周縁端末を中接部芯材5aの周縁裏面側に巻込み固
着することにより構成されている。
【0005】さらに、このように構成された中接部材5
をドアトリム本体4に取付けるには、中接部材5の中接
部芯材5aに鋼板からなる爪6が設けられており、この
爪6と対応するようにドアトリム本体4には取付孔4a
が開設されている。そして、取付孔4a内に爪6を挿入
した後、爪6の先端部分を折曲加工することにより、ド
アトリム本体4に中接部材5を取付けるようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の自
動車用ドアトリム1においては、中接部芯材5aに設け
た爪6をドアトリム本体4の取付孔4a内に挿入した
後、折曲固定するという構成であるため、ドアトリム本
体4には、中接部材5の爪6設定箇所に正確に対応して
取付孔4aを開設する孔開け加工が必要であり、工程数
増加による製品のコストアップを招来するという問題点
があった。
【0007】さらに、中接部材5に設けた爪6をドアト
リム本体4の取付孔4a内に挿入する作業は盲作業とな
り、作業性が極めて悪く、かつ、それぞれの爪6を折曲
加工しなければならず、作業もまた面倒なものとなる。
【0008】加えて、爪6により固定作業は、作業のバ
ラツキ等によりドアトリム本体4に対して中接部材5を
正確に一体化することができず、その場合、中接部材5
の周縁部分とドアトリム本体4との間にスキが生じ、見
栄えが悪いものになるとともに、極端な場合には、走行
中の振動等により、中接部材5がドアトリム本体4に対
して位置ズレを生じ、中接部材5の取付安定性が得られ
ないという問題点も指摘されている。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、本発明の目的とするところは、トリム本体
の表面適宜箇所に中接部材を装着した自動車用内装部品
及びその製造方法において、トリム本体に対して中接部
材を簡単かつ確実に取付けることができ、しかも製造工
程を大巾に短縮化できる自動車用内装部品及びその製造
方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、モールドプレス成形により、樹脂芯材,
表皮材を所要形状に一体成形してなるトリム本体の表面
適宜箇所に中接部材を装着してなる自動車用内装部品に
おいて、前記中接部材の中接部芯材に設けた係止用爪
が、トリム本体の表皮材を貫通して、樹脂芯材内部に埋
設固定されることにより、中接部材がトリム本体に支持
されていることを特徴とする。
【0011】さらに、本発明に係る自動車用内装部品の
製造方法は、モールドプレス成形用上下型の型開放時、
モールドプレス用上型に中接部材を中接部芯材に設けた
係止用爪を下側に向けてセットするとともに、モールド
プレス用上下型内にトリム本体の表皮材を位置決めし、
モールドプレス用下型の型面上に樹脂芯材の素材である
樹脂材料を分配供給する素材のセット及び供給工程と、
モールドプレス用上下型を所定クリアランスを保ち型係
合させることにより、樹脂芯材と表皮材とを所要形状に
一体成形するとともに、中接部材の係止用爪が表皮材を
貫通して、樹脂芯材内部に食込み、樹脂芯材の固化によ
り、中接部材がトリム本体に一体化されるモールドプレ
ス工程と、からなることを特徴とする。
【0012】
【作用】以上の構成から明らかなように、本発明に係る
自動車用内装部品は、中接部材の中接部芯材に設けた係
止用爪がトリム本体の樹脂芯材内部に埋設固定されると
いう構成であるため、従来のように、爪の折曲固定によ
る中接部材の取付構造に比べ、中接部材がぐらついた
り、浮いたりすることがなく、中接部材の確実な取付け
が可能となる。
【0013】さらに、本発明による製造方法によれば、
樹脂芯材と表皮材とのモールドプレス成形時、中接部材
を一体化するというものであるから、トリム本体の孔開
け加工が廃止できるとともに、トリム本体に中接部材を
取付けるという面倒な取付作業も廃止できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明による自動車用内装部品及びそ
の製造方法について添付図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0015】図1は本発明を自動車用ドアトリムに適用
した実施例を示す斜視図、図2は同自動車用ドアトリム
の構成を示す断面図、図3は本発明方法を実施するため
のモールドプレス成形装置の構成を示す断面図、図4,
図5は本発明方法の各工程を示す断面図、図6乃至図8
は本発明に使用する中接部材の別実施例の構成を示す各
断面図である。
【0016】まず、図1,図2において、自動車用ドア
トリム10は、ドアトリム本体20と、このドアトリム
本体20の表面所要箇所に装着される中接部材30とか
ら大略構成されている。
【0017】さらに詳しくは、上記ドアトリム本体20
は、所要形状にモールドプレス成形された樹脂芯材21
と、この樹脂芯材21の表面側に一体貼着される表皮材
22とからなり、本実施例では、樹脂芯材21として、
成形性,コスト,機械強度等を考慮してポリプロピレン
樹脂にタルク等のフィラーを混入した複合樹脂材料を使
用し、また、表皮材22としては、ポリプロピレンフォ
ーム,ポリエチレンフォーム等の発泡層をABS混入P
VCシート等の樹脂シート裏面にラミネートした積層シ
ートが使用されている。
【0018】次いで、上記中接部材30の構成は、鋼板
からなる中接部芯材31の表面側にポリウレタンフォー
ム等の中接部パッド材32を積層し、それらの外表面を
クロス,合皮等の中接部表皮材33により被覆し、中接
部表皮材33の周縁端末を中接部芯材31の裏面側に巻
込み接着して中接部材30が構成されている。
【0019】さらに、この中接部芯材31には係止用爪
34が複数箇所に切り起こし形成されており、この係止
用爪34は、ドアトリム本体20の表皮材22を貫通し
て、樹脂芯材21内部に埋設固定されている。
【0020】従って、本実施例による自動車用ドアトリ
ム10は、中接部材30側の係止用爪34をドアトリム
本体20の樹脂芯材21内部に埋設固定するというもの
であるから、従来の爪を折曲固定するという取付構造に
比べ、取付の不安定さがなく、堅固な取付けが期待で
き、安定した中接部材30の取付けが図れるとともに、
中接部材30周縁部分にスキが生じることがなく、体裁
上も好ましい。
【0021】次いで、図3は上記自動車用ドアトリム1
0の製造に使用するモールドプレス成形装置の構成を示
すもので、この成形装置としては、所望の型面を備えた
モールドプレス成形用下型40と、この下型40の上方
に位置し、ほぼ同一の型面を有するモールドプレス用上
型50とからなり、この上型50は、図示しない昇降装
置により上下動可能であり、下型40に対して所定クリ
アランスを保ち係合圧締め可能に構成されている。
【0022】さらに、モールドプレス成形用上下型4
0,50の中間部分には、表皮材22をセットするサポ
ートフレーム60が備わっているとともに、モールドプ
レス成形用上型50には、中接部材30を保持する保持
手段が備わっている。
【0023】この実施例では、中接部材30の中接部芯
材31として金属鋼板を使用することから、上型50に
マグネット51が埋設されており、マグネット51と中
接部芯材31との磁性吸引力により中接部材30をモー
ルドプレス成形用上型50の型面に保持している。
【0024】また、モールドプレス成形用下型40に
は、押出成形機41が付設されており、この押出成形機
41から溶融状態の樹脂材料をモールドプレス成形用下
型40の型面に分配供給する樹脂材料供給用通路42が
配設されている。
【0025】次に、図4乃至図5に基いて、自動車用ド
アトリム10の製造工程について詳細に説明する。
【0026】まず、図4に示すように、モールドプレス
成形用上下型40,50が型開き状態にあるとき、ドア
トリム本体20の表皮材22の周縁をサポートフレーム
60により保持するとともに、モールドプレス成形用上
型50の型面に中接部材30をセットする。
【0027】このとき、表皮材22は、所定温度にプレ
ヒート状態にある。
【0028】例えば、PVCシート裏面にポリエチレン
フォームを裏打ちした積層シートを使用する場合、表皮
材22の表面温度を100〜120℃に設定し、また、
PVCシート単体、発泡PVCシート単体を使用する場
合には、表皮材22の表面温度は80〜100℃に設定
されれば良い。
【0029】また、中接部材30は、モールドプレス成
形用上型50に埋設されているマグネット51により中
接部芯材31が磁性吸引されることにより、モールドプ
レス成形用上型50の型面に強固に保持されており、中
接部芯材31に切り起こされている係止用爪34が下側
に向いている。
【0030】尚、モールドプレス成形用下型40の型面
には、押出成形機41、樹脂材料供給用通路42を通じ
て、所定量の半溶融状態にある樹脂材料70が型面上に
分配供給されている。
【0031】その後、図5に示すように、モールドプレ
ス成形用上型50が下降して、所定クリアランスを保
ち、モールドプレス成形用上下型40,50を係合圧締
めする。このときのプレス圧は80kg/cm2 、プレ
ス時間40秒とした。
【0032】このモールドプレス成形により、樹脂材料
70が所望の曲面形状に成形され、樹脂芯材21の成形
がなされるとともに、この樹脂芯材21の表面側に表皮
材22が一体化される。
【0033】このとき、中接部芯材31に設けた係止用
爪34は、表皮材22を貫通するとともに、軟化状態に
ある樹脂芯材21内部に食込むことになり、さらに、樹
脂芯材21の固化により、この係止用爪34は樹脂芯材
21内部に強固に埋設固定される。
【0034】従って、ドアトリム本体20のモールドプ
レス成形時、中接部材30の一体化も同時に行なわれ、
従来のドアトリム本体への孔開け加工及び中接部材の別
途取付作業が廃止でき、ドアトリムの製造工程が大幅に
短縮化できる。
【0035】このように、本発明の特徴は、中接部材3
0の中接部芯材31に設けた係止用爪34をドアトリム
本体20の樹脂芯材21内部に埋設固定させることが特
徴であるが、さらに、係止用爪34の取付強度を強化す
るためには、図6に示すように、係止用爪34に切欠部
35を設けたり、図7に示すように、係止用爪34に貫
通孔36を設けることにより、アンカー効果が期待で
き、より強固に係止用爪34を樹脂芯材21内部に埋設
固定することができる。
【0036】また、図8に示すように、係止用爪34
に、中接部材30の取付方向を基準として、10〜20
°の角度を設定して、係止用爪34が樹脂芯材21内部
から抜落ちることを防止するようにしても良い。
【0037】また、別態様として、上述実施例の金属鋼
板を使用した中接部芯材31に替えて、ハードボード等
の軽量な中接部芯材を使用しても良く、その場合は、中
接部芯材31に係止用爪34を別途に取付ければ良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、以
下に記載する格別の作用効果を有する。
【0039】(1)本発明による自動車用内装部品は、
中接部芯材に設けた係止用爪をドアトリム本体の樹脂芯
材内部に埋設固定することにより、トリム本体に対して
中接部材を取付固定するというものであるから、従来の
爪を折曲固定する取付けに比べ、強固な取付けが期待で
きるため、中接部材がぐらついたり、周縁部分とトリム
本体との間にスキが生じたりすることがなく、周縁部分
の見栄えが向上し、かつ強固な一体化が図れるという効
果を有する。
【0040】(2)本発明方法によれば、トリム本体の
モールドプレス成形時、中接部材を一体化するというも
のであるから、トリム本体の孔開け加工が廃止できるこ
とにより、製造工程を短縮化できる効果がある。
【0041】(3)トリム本体のモールドプレス成形
時、中接部材を同時に一体化するというものであるか
ら、従来のように、成形されたトリム本体に対して中接
部材を爪の折曲加工により取付けるという面倒な取付作
業が廃止できることから、製造工程が大幅に短縮化でき
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動車用ドアトリムの構成を
示す斜視図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本発明方法を実施するモールドプレス成形装置
の構成を示す断面図。
【図4】本発明方法の一工程を示すもので、材料のセッ
ト並びに供給工程を示す断面図。
【図5】本発明方法の一工程を示すもので、モールドプ
レス成形工程を示す断面図。
【図6】本発明に使用する中接部材の別実施例の構成を
示す断面図。
【図7】本発明に使用する中接部材の別実施例の構成を
示す断面図。
【図8】本発明に使用する中接部材の別実施例の構成を
示す断面図。
【図9】従来の自動車用ドアトリムを示す斜視図。
【図10】図9中X−X線断面図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 20 ドアトリム本体 21 樹脂芯材 22 表皮材 30 中接部材 31 中接部芯材 34 係止用爪 35 切欠部 36 貫通孔 40 モールドプレス用下型 41 押出成形機 42 樹脂材料供給用通路 50 モールドプレス成形用上型 51 マグネット 60 サポートフレーム 70 樹脂材料

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モールドプレス成形により、樹脂芯材
    (21),表皮材(22)を所要形状に一体成形してな
    るトリム本体(20)の表面適宜箇所に中接部材(3
    0)を装着してなる自動車用内装部品において、 前記中接部材(30)の中接部芯材(31)に設けた係
    止用爪(34)が、トリム本体(20)の表皮材(2
    2)を貫通して、樹脂芯材(21)内部に埋設固定され
    ることにより、中接部材(30)がトリム本体(20)
    に支持されていることを特徴とする自動車用内装部品。
  2. 【請求項2】 中接部芯材(31)が金属板で構成され
    ているとともに、係止用爪(34)がこの金属板から切
    り起こし形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の自動車用内装部品。
  3. 【請求項3】 係止用爪(34)には、切欠部(3
    5),貫通孔(36)等の抜止め手段が形成されている
    ことを特徴とする請求項1,2記載の自動車用内装部
    品。
  4. 【請求項4】 係止用爪(34)が、中接部材(30)
    の取付方向に対して角度を持たせて設定されていること
    を特徴とする請求項1,2記載の自動車用内装部品。
  5. 【請求項5】 樹脂芯材(21),表皮材(22)をモ
    ールドプレス成形により所要形状に一体成形して、トリ
    ム本体(20)を形成するとともに、このトリム本体
    (20)の表面適宜箇所に中接部材(30)を装着して
    なる自動車用内装部品の製造方法において、 モールドプレス成形用上下型(40,50)の型開放
    時、モールドプレス用上型(50)に中接部材(30)
    を中接部芯材(31)に設けた係止用爪(34)を下側
    に向けてセットするとともに、モールドプレス用上下型
    (40,50)内にトリム本体(20)の表皮材(2
    2)を位置決めし、モールドプレス用下型(40)の型
    面上に樹脂芯材(21)の素材である樹脂材料(70)
    を分配供給する素材のセット及び供給工程と、 モールドプレス用上下型(40,50)を所定クリアラ
    ンスを保ち型係合させることにより、樹脂芯材(21)
    と表皮材(22)とを所要形状に一体成形するととも
    に、中接部材(30)の係止用爪(34)が表皮材(2
    2)を貫通して、樹脂芯材(21)内部に食込み、樹脂
    芯材(21)の固化により、中接部材(30)がトリム
    本体(20)に一体化されるモールドプレス工程と、 からなることを特徴とする自動車用内装部品の製造方
    法。
JP26786191A 1991-10-16 1991-10-16 自動車用内装部品及びその製造方法 Expired - Lifetime JP2620003B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2936440A1 (fr) * 2008-09-30 2010-04-02 Faurecia Interieur Ind Element d'habillage interieur muni d'un article ajoute pour vehicule automobile et son procede de fabrication
JP2015003523A (ja) * 2006-04-07 2015-01-08 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニーJohnson Controls Technology Company 車両の装飾用トリム
FR3017322A1 (fr) * 2014-02-07 2015-08-14 Visteon Global Tech Inc Enrobage d'insert par injection a l'arriere d'une peau

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