JPS6127780Y2 - - Google Patents

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JPS6127780Y2
JPS6127780Y2 JP1980170016U JP17001680U JPS6127780Y2 JP S6127780 Y2 JPS6127780 Y2 JP S6127780Y2 JP 1980170016 U JP1980170016 U JP 1980170016U JP 17001680 U JP17001680 U JP 17001680U JP S6127780 Y2 JPS6127780 Y2 JP S6127780Y2
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JP
Japan
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molding material
fitting groove
along
groove
molded body
Prior art date
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Expired
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JP1980170016U
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JPS5791621U (ja
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、外面を材質等を異にする異種表皮材
で分け張りした形態の成形体に対して、その異種
表皮材相互の境目線を隠蔽するべく該境目線に沿
つて取付ける装飾モールの取付け構造に関する。
第3図は上記のような形態の成形体の具体的一
例として自動車のドアトリムボード1を示すもの
で、本例のドアトリムボードは第4図の部分拡大
断面図に示すように、剛性のある基板材2(例え
ばポリプロピレン・ポリスチレン等の熱可塑性樹
脂の硬質・半硬質充実肉質板又は発泡肉質板、樹
脂ビーズ発泡成形体、木質・繊維質のプレスボー
ドなど)と、その表面に貼合わせた表皮材層4,
41・42の層構成からなる成形体であり、上記
のような層構造の複合層材料を真空成形・圧空成
形・熱プレス成形等で所要のドアトリムボード形
状に成形し、成形体周囲の不要材料部分(耳部)
のドリミング処理として製造される。
表皮材4は本例の場合、ドアトリムボード面の
略上半面部は裏面側を当りの柔らかいクツシヨン
層材3(ポリ塩化ビニル・ポリエチレン・ポリプ
ロピレン・ポリウレタンなどの軟質発泡シート類
など)を裏打ちした例えば軟質合成樹脂シート材
41にし、残りの略下半面部は例えばカーペツト
地42にしてある。
このように成形体外面を異種表皮材41・42
で分け張りした形態の成形体1は爾後その異種表
皮材41・42の境目線43上に線に沿つて装飾
モール材5を取付けて境目線43を隠蔽する処理
がなされる。
モール材5は従来一般に熱可塑性合成樹脂を押
出し成形した細長の棒状物或はリボン状物が利用
され、成形体1面に対する該モール材5の取付け
は成形体1自体の肉厚が比較的厚い場合には高周
波溶着法では困難であるためドアトリムボードの
ような比較的肉厚なものは一般には接着剤を利用
して成形体1面の所定個所に貼り付け処理してい
る。しかし、裏面に接着剤を塗布したモール材5
は成形体面に押圧接着したとき、余剰の接着剤が
モール材5の長手両脇部に押し出されやすく、そ
のためそのはみ出し接着剤により製品の外観体
裁・品位が損われ勝ちである。
本案は上記のような不具合はなく、体裁よく美
麗に、容易にモール材を成形体面の所定部分に取
付けることができるようにしたものである。
即ち本案は第2図例のように、 a 外面を材質等を異にする異種表皮材41・4
2で分け張りした形態の成形体1の面に異種表
皮材41・42相互の境目線43に沿つてその
境目線の両側にわたらせて横断面略コ字形で、
長手に沿う両側壁面をアンダーカツトの傾斜面
61・61としたモール材嵌合溝6を具備さ
せ、 b モール材5を、その長手両縁に沿つてモール
材裏側方向の折曲げ脚片51・51を形成し、
その両脚片の内壁面を前記モール材嵌合溝6の
長手両側壁面のアンダーカツト傾斜面61・6
1に対応する傾斜面とした横断面略コ字形形状
にし、且つ裏面側にモール材長手に沿つて適当
間隔毎に突き刺し針52を具備させた形態と
し、 c 上記モール材5の裏面又はモール材嵌合溝6
の溝面に接着剤7を施し、モール材5をモール
材嵌合溝6に対応させてモール材側の前記突き
刺し針52を成形体1の肉厚内に突入させると
共に、モール材5の長手両脚片51・51の前
記傾斜内壁面をモール材嵌合溝6の長手に沿う
前記アンダーカツト側壁面61・61に係合さ
せた形態にモール材5をモール材嵌合溝6内に
嵌入抵抗に抗して押し込み嵌合させた、 d ことを特徴とする成形体面に対するモール材
取付け構造 を要旨とする。
成形体1面に対するモール材嵌合溝6の形成は
成形体1の真空成形・圧空成形、熱プレス成形・
プレス成形等による成形時に同時に成形処理すれ
ばよい。
本例の針52はモール材5の裏面中央部に長手
に沿つてT形細溝53を形成し、そのT形細溝5
3に溝の一端側から針52の皿形頭部54を嵌入
させることにより複数本の針を保持させ、その各
針52をT形溝53を案内レールとしてモール材
5の長手任意位置にスライドさせるようにしたも
のである。
上記モール材5側の突き刺し針52の成形体1
の肉厚内への突入と、モール材5のモール材嵌合
溝6内への嵌入は、モール材5を溝6に沿つて対
応させて木槌等でたたき込むことにより容易にな
される。
かくして本案に依れば、モール材5の成形体1
に対する取付けは、接着剤7に依る接着力、突き
刺し針52による係止力、モール材5とモール材
嵌合溝6のアンダーカツト係合力の3者が相まつ
て極めて強固になされる。
モール材裏面側の接着剤7はモール材5の溝6
に対する嵌合押圧力でモール材の幅方向に流動し
てもその流動接着剤はモール材5の側面と溝6の
側面側の隙間に廻り込むだけで使用接着剤量が余
程多いものでない限り溝6内から成形体外面側に
滲出することはない。従つて接着剤7のモール材
2の長手両脇に沿う滲出に基づく製品品位の低下
の不具合を生じない。又そのモール材5の側面と
溝6の側面間の隙間に廻り込んだ接着剤はモール
材5の側面と溝6の側面とを接着することになる
のでモール材の取付け強度がより向上する。
そして予め成形体1面に形成した溝6に対して
モール材5を押し込んで嵌合させて取付けるもの
であるから、製品個々のモール材嵌合溝取付け位
置にバラツキを生じることがなく、体裁よく美麗
に、また容易・迅速にモール材の取付け処理とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例のモール材取付け状態
の要部の横断面図、第2図は取付け前状態の同上
図、第3図はモール材を取付けた自動車のドアト
リムボードの一例の正面図、第4図は従来のモー
ル材の取付け形態例の横断面図である。 1は成形体(ドアトリムボード)、2は基板材
層、3はクツシヨン層、4,41,42は表皮
層、5はモール材、6は嵌合溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外面を材質等を異にする異種表皮材41・42
    で分け張りした形態の成形体1の面に異種表皮材
    41・42相互の境目線43に沿つてその境目線
    の両側にわたらせて横断面略コ字形で、長手に沿
    う両側壁面をアンダーカツトの傾斜面61・61
    としたモール材嵌合溝6を具備させ、 モール材5を、その長手両縁に沿つてモール材
    裏側方向の折曲げ脚片51・51を形成し、その
    両脚片の内壁面を前記モール材嵌合溝6の長手両
    側壁面のアンダーカツト傾斜面61・61に対応
    する傾斜面とした横断面略コ字形形状にし、且つ
    裏面側にモール材長手に沿つて適当間隔毎に突き
    刺し針52を具備させた形態とし、 上記モール材5の裏面又はモール材嵌合溝6の
    溝面に接着剤7を施し、モール材5をモール材嵌
    合溝6に対応させてモール材側の前記突き刺し針
    52を成形体1の肉厚内に突入させると共に、モ
    ール材5の長手両脚片51・51の前記傾斜内壁
    面をモール材嵌合溝6の長手に沿う前記アンダー
    カツト側壁面61・61に係合させた形態にモー
    ル材5をモール材嵌合溝6内に嵌入抵抗に抗して
    押し込み嵌合させた、 ことを特徴とする成形体面に対するモール材取
    付け構造。
JP1980170016U 1980-11-27 1980-11-27 Expired JPS6127780Y2 (ja)

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JPS5791621U JPS5791621U (ja) 1982-06-05
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