JPH0510397Y2 - - Google Patents

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JPH0510397Y2
JPH0510397Y2 JP4836287U JP4836287U JPH0510397Y2 JP H0510397 Y2 JPH0510397 Y2 JP H0510397Y2 JP 4836287 U JP4836287 U JP 4836287U JP 4836287 U JP4836287 U JP 4836287U JP H0510397 Y2 JPH0510397 Y2 JP H0510397Y2
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circuit board
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 電子回路のシールド構造において、下面および
1側面を開口し、内壁に切起こし溝と切起こし爪
を、裾縁に取付け用突起を形成した金属性箱状の
ケースと、放熱板を取着し、切欠きを付したプリ
ント基板とからなり、プリント基板をケースに内
蔵することにより、放熱板で側面開口部を塞いで
ケースとともに電子回路全体を覆つて電磁シール
ドし、プリント基板にケースをねじを用いずに取
着し、かつ放熱板を露出して放熱効果を向上した
ものである。
〔産業上の利用分野〕
本考案はプリント基板上の電子回路を電磁シー
ルドする構造の改良に関する。
近年、プリント基板上に電子部品が高密度実装
化されるに伴ない、プリント基板上の電子回路を
覆うように密閉して電磁シールドされた構造にあ
つては、ケース内部の温度が上昇し、とくに半導
体素子の熱による特性劣化が問題視されている。
このため、電磁シールドを維持すると共に放熱
効果の優れた電子回路のシールド構造が要望され
ている。
〔従来の技術〕
従来は第3図の分解斜視図に示すように、下面
を開口した箱体の周縁を折り曲げて取付部11a
を形成し、取付け孔11bを穿設した電磁シール
ド性能を有する金属性のケース11を矢印方向に
プリント基板12上に搭載した電子回路(図示
略)を覆うように被せて取付ねじ11cとナツト
11dとで取着する。そして、場合によつてはさ
らにマザープリント基板13に取付ねじ13cと
ナツト13dとでアース電位を有した取付け孔1
3aに取着される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような上記構造によれば、
ケースで電子回路を密閉しているため、放熱が悪
く、電子部品が高密度実装されるに及んでケース
内部の温度が上昇し、とくに熱に弱い部品、例え
ば電解形コンデンサなどが熱破壊、あるいは特性
劣化する恐れがあるといつた問題があつた。
本考案は上記問題点を解決するための電子回路
のシールド構造を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
従来構造における上記問題点は、下面および1
側面を開口し、少なくとも対向する側壁内側にプ
リント基板を挿入案内する切起こし溝と係止する
切起こし爪を形成し、かつ側壁裾縁の一部の取付
け用突起を突出形成した電磁シールド性能を有す
る金属性箱状のケースと、上記側面開口部を塞い
で上記ケースの外側に延伸する放熱板を取着し、
上記切起こし爪に係止する切欠きを備えたプリン
ト基板とからなり、このプリント基板を上記ケー
スに内蔵することによつて解決される。
〔作用〕
ケースはプリント基板を切起こし溝に案内挿入
して切起こし爪に係着内蔵し、挿入後、放熱板は
挿入した開口部を閉塞し、結果として電子回路全
体を導電体で覆つて電磁シールドできる。
さらに放熱板は延伸して外部に露出するため、
放熱効果が極めて向上することとなる。
また、プリント基板を内蔵したケースは取付け
用突起により、他の基板、例えばマザープリント
基板などに簡単に取着できる。
〔実施例〕
以下図面に示す一実施例により本考案の要旨を
具体的に説明する。
第1図の斜視図に示すように、プリント基板2
に搭載した電子回路(図示略)を覆うように下面
を開口し、3辺を側壁1a,1b,1cで囲み、
1辺を開口部1dとする電磁シールド性能を有す
る金属性箱体からなり、第2図、第3図の要部斜
視図に示すように、対向する側壁1a,1bの内
側(図は片側のみを示す)にプリント基板2を案
内する切起こし溝1a−1,1b−1と係止する
切起こし爪1a−2,1b−2とを形成し、かつ
裾縁の一部に取付け用突起1a−3,1b−3を
形成し、さらに第1図に示すように、他の側壁1
cの内側に挿入したプリント基板2を保持する切
起こし溝1c−1を形成したケース1と、第1図
に示すように、ケース1の開口部1dを塞いで外
側上部に延伸するコ字形の放熱板2bをパワート
ランジスタなどの発熱部品2b−1を搭載して取
着し、両側縁部の一部に上記切起こし爪1a−
2,1b−2に係止する切欠き2aを形成したプ
リント基板2とから構成される。
第2図は、第1図におけるプリント基板2を矢
印方向に開口部1dより切起こし溝1a−1,1
b−1に案内されながら挿入し、プリント基板2
の先端を奥にある切起こし溝1c−1に嵌め込
み、同時に切起こし爪1a−2,1b−2がプリ
ント基板2の切欠き2aに係止挿着し、さらにマ
ザープリント基板3のアース電位を有したスルホ
ール3aに取着搭載した状態を示す斜視図であ
る。
ケースは、ねじを用いずにプリント基板を内蔵
係着し、内蔵すると同時に発熱部品を搭載した放
熱板で挿入した開口部を閉塞し、結果としてプリ
ント基板上の電子回路全体を導電体で覆つて電磁
シールドできる。さらに、放熱板は延伸して外部
に露出するため、放熱効果が極めて良好となる。
〔考案の効果〕
以上、詳述したように本考案によれば、ケース
は、取付けにねじを不要とし、プリント基板を内
蔵して電磁シールドし、外部に露出した放熱板に
より放熱効果を向上できるといつた実用上極めて
有用な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例の斜視図、第2
図は第1図の切起こし溝を内側からみた斜視図、
第3図は第1図の切起こし爪を内側からみた斜視
図、第4図は第1図の実装状態を示す斜視図、第
5図は従来技術による斜視図である。 図において、1はケース、1a,1b,1cは
側壁、1dは開口部、1a−1,1b−1,1c
−1は切起こし溝、1a−2,1b−2は切起こ
し爪、1a−3,1b−3は取付け用突起、2は
プリント基板、2aは切欠き、2bは放熱板、2
b−1は発熱部品、3はマザープリント基板、3
aはスルホールを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 箱状のケースでプリント基板上の電子回路を覆
    つた電子回路のシールド構造において、 下面および1側面を開口し、少なくとも対向す
    る側壁内側にプリント基板2を挿入案内する切起
    こし溝1a−1,1b−1と係止する切起こし爪
    1a−2,1b−2を形成し、かつ側壁裾縁の一
    部に取付け用突起1a−3,1b−3を突出形成
    した電磁シールド性能を有する金属性箱状のケー
    ス1と、 上記側面開口部を塞ぐ放熱板2bを取着し、上
    記切起こし爪1a−2,1b−2に係止する切欠
    き2aを備えたプリント基板2とからなり、該プ
    リント基板2を上記ケース1に内蔵してなること
    を特徴とする電子回路のシールド構造。
JP4836287U 1987-03-30 1987-03-30 Expired - Lifetime JPH0510397Y2 (ja)

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JP4836287U JPH0510397Y2 (ja) 1987-03-30 1987-03-30

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JP4836287U JPH0510397Y2 (ja) 1987-03-30 1987-03-30

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JPS63153600U JPS63153600U (ja) 1988-10-07
JPH0510397Y2 true JPH0510397Y2 (ja) 1993-03-15

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