JP2561754Y2 - 基板ケース - Google Patents

基板ケース

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JP2561754Y2
JP2561754Y2 JP1989128556U JP12855689U JP2561754Y2 JP 2561754 Y2 JP2561754 Y2 JP 2561754Y2 JP 1989128556 U JP1989128556 U JP 1989128556U JP 12855689 U JP12855689 U JP 12855689U JP 2561754 Y2 JP2561754 Y2 JP 2561754Y2
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JP
Japan
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substrate
plate
side wall
case
board
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JP1989128556U
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JPH0367492U (ja
Inventor
浩 大津
セサール・オー・マレンコ
秀樹 渋谷
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Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電子部品を実装した基板のシールド等に
用いる基板ケースに関する。
〔従来の技術〕
従来、高周波ノイズを発生する電子回路や、外部回路
と電磁的に遮断する電子回路を実装した基板のシールド
に基板ケースが用いられている。そして、基板ケースに
は、シールド効果の点から鉄板等の金属板が用いられ、
成形加工によって角筒状等収容すべき基板に対応させて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、基板ケースでは、基板を固定するために係
止爪を形成し、その係止爪を固定の都度、折り曲げて基
板上に臨ませて固定するとが行われて来た。このように
係止爪を折り曲げることは、その加工が工数に加わるこ
とになり、製造コストが高くなるとともに、基板の固定
が係止爪の加工に委ねられ、不安定になる欠点があっ
た。
そこで、この考案は、係止爪の折曲げ加工等を要する
ことなく、基板を確実かつ容易に固定可能にし、基板の
固定に要する手数を削減した基板ケースの提供を目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の基板ケースは、第1図ないし第4図に例示
するように、ケース本体(6)と蓋部(8)とを備えて
基板(4)を収納する基板ケースであって、前記ケース
本体は、金属板を折り曲げてコ字状を成す天板(61)と
一対の側壁板(62、63)とを備えるとともに、前記蓋部
を固定する係合孔(65)を備え、前記天板は、その一部
を折り曲げて前記側壁板で囲い込まれた空間内に突出す
る係止部(66)を形成し、前記側壁板は、その一部を切
り起こして突出させることにより、前記基板の通過を許
可するとともに、前記係止部との間に前記基板を収納可
能な間隔を持つ係止片(67)を形成し、前記蓋部は、金
属板をコ字状に折り曲げることにより底板(80)と一対
の側壁板(82、83)とを備え、前記底板には透孔(81)
を形成するとともに、前記側壁板には前記係合孔に係合
させる固定突部(84)を形成し、前記天板の前記係止部
と前記側壁板の前記係止片との間に前記基板を挟み込ん
で拘束するとともに、前記ケース本体と前記蓋部とを互
いに噛み合わせ、前記蓋部の前記透孔から前記基板のリ
ード(10)を貫通させたことを特徴とする。
〔作用〕
基板は、係止部に設置されて位置決めされるととも
に、その上面に弾性によって係止片が突き出るので、係
止部と係止片との間に挟持される。
したがって、従来のように係止爪を固定の都度折り曲
げる等の定数を要することなく、ケース本体内に基板が
確実かつ容易に固定される。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に示した実施例を参照して詳細
に説明する。
第1図は、基板ケース及び基板ケースに収容すべき基
板ケースの一実施例を示す。
電界コンデンサ等の複数の電子部品2を実装した基板
4の平面形状に対応して角筒状を成すケース本体6が例
えば、鉄板等の金属板を用いて成形加工により形成され
ているとともに、このケース本体6の上面側及び側面側
を覆うコ字状を成す蓋部8が設けられている。この蓋部
8の底板80には基板4に突設されたリード10を貫通させ
るための透孔81が形成されている。
そして、ケース本体6は、長方形状を成す金属板をコ
字状に折り曲げて形成され、その下面側に天板61が一体
に形成されている。この天板61には、側壁板62、63の近
傍に蓋部8を固定するための固定片64が形成され、各固
定片64には蓋部8の側壁板82、83の固定突部84に係合す
る係合孔65が形成されている。
また、ケース本体6の天板61には固定片64より蓋部8
の側壁板82、83の厚みだけ内側に入った位置には、基板
4を載置するための係止部66が天板61から直角に折り曲
げられて形成されている。
そして、側壁板62、63には内側に斜めに切り起こして
係止片67が形成され、各係止片67は、基板4の挿入を許
容するとともに、通過した基板4上に突出する。係止片
67の端部と固定片66の端部との間には基板4が挿入さ
れ、かつ、それを拘束する程度の間隔が設けられてい
る。また、各側壁板62、63の端部には図示しない配線基
板の実装部分に固定するための固定爪68及び固定片69が
形成されている。
以上の構成とすれば、第2図に示すように、基板4は
ケース本体6に収容され、ケース本体6は、蓋部8によ
って閉塞される。その場合、蓋部8はケース本体6の固
定片64の内側に嵌め込まれ、固定片64の係合孔65に蓋部
8の固定突部84が両者の持つ弾性によって嵌め込まれ
て、ケース本体6と蓋部8とが強固に固定される。
ケース本体6に収容された基板4は、第3図に示すよ
うに、係止部66上に載置される。そして、基板4はケー
ス本体6内へ挿入する際、各係止片67上の通過に伴っ
て、各係止片67はケース本体6の外面側に後退するが、
基板4が通過してしまうと、第4図に示すように、基板
4上に突き出て基板4の移動を妨げ、拘束する。
したがって、基板4は、係止部66と係止片67との間に
拘束されて固定され、ハンダ付けなどを施すことなく、
強固に固定される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、従来のよう
に固定に際して係止爪を折り曲げる等の手数がなく、ケ
ース本体内に基板を容易かつ確実に固定でき、組立工数
の削減とともにケース内の基板の安定化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の基板ケースの一実施例を示す分解斜
視図、 第2図は基板を収容した基板ケースを示す斜視図、 第3図は第2図に示した基板ケースのIII-III線断面
図、 第4図は第2図に示した基板ケースのIV-IV線断面図で
ある。 4……基板 6……ケース本体 8……蓋部 10……リード 61……天板 62、63……側壁板 64……固定片 65……係合孔 66……係止部 67……係止片 80……底板 81……透孔 82、83……側壁板 84……固定突部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体と蓋部とを備えて基板を収納す
    る基板ケースであって、 前記ケース本体は、金属板を折り曲げてコ字状を成す天
    板と一対の側壁板とを備えるとともに、前記蓋部を固定
    する係合孔を備え、 前記天板は、その一部を折り曲げて前記側壁板で囲い込
    まれた空間内に突出する係止部を形成し、 前記側壁板は、その一部を切り起こして突出させること
    により、前記基板の通過を許可するとともに、前記係止
    部との間に前記基板を収納可能な間隔を持つ係止片を形
    成し、 前記蓋部は、金属板をコ字状に折り曲げることにより底
    板と一対の側壁板とを備え、前記底板には透孔を形成す
    るとともに、前記側壁板には前記係合孔に係合させる固
    定突部を形成し、 前記天板の前記係止部と前記側壁板の前記係止片との間
    に前記基板を挟み込んで拘束するとともに、前記ケース
    本体と前記蓋部とを互いに噛み合わせて前記透孔から前
    記基板のリードを貫通させたことを特徴とする基板ケー
    ス。
JP1989128556U 1989-11-02 1989-11-02 基板ケース Expired - Lifetime JP2561754Y2 (ja)

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JPH0367492U JPH0367492U (ja) 1991-07-01
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JPS5515357Y2 (ja) * 1975-04-15 1980-04-09

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