JP2564468Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2564468Y2
JP2564468Y2 JP1989098758U JP9875889U JP2564468Y2 JP 2564468 Y2 JP2564468 Y2 JP 2564468Y2 JP 1989098758 U JP1989098758 U JP 1989098758U JP 9875889 U JP9875889 U JP 9875889U JP 2564468 Y2 JP2564468 Y2 JP 2564468Y2
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尚弘 平山
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日本エー・エム・ピー 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、樹脂製のハウジング内にコンタクトが装着
されてなるコネクタに関する。
(従来の技術) 従来、コネクタのコンタクトをハウジング内に固定す
るための手段として、ハウジングと当接するコンタクト
の表面に弾性をもった切起こし片を打ち抜き、この切起
こし片をハウジングの一部と係合させて固定する方法が
とられていた。しかしこのようにコンタクトに切起こし
片を形成する方法ではコンタクトの取扱中に切起こし片
が損傷されることも多く、また切起こし片の変形等の不
都合も起こりやすく好ましくなかった。
このため、ハウジングの側にコンタクトと係合する切
起こし片を形成してハウジング内にコンタクトを固定す
る方法が考えられていた(特開昭51-30270号公報)。
このようなコネクタの構造としては第3図に示すよう
に、絶縁材料である樹脂が成形されてなるハウジング1
の一部にハウジング1の内方へ延長突出してなるランス
2をハウジング1と一体成形し、このランス2がハウジ
ング1内に嵌入されたコンタクト3の一部に係合し、コ
ンタクト3がハウジング1内に装着される構造を有する
ものがある。
また、特開昭57-55078号公報、及び実開昭61-161975
号公報には、ハウジングに係号係止された金属製の係止
部材によりコンタクトが保持された構成が示されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかし、一般にハウジングを形成する樹脂は強度面の
要求から弾性をあげることに限界があるため、コンタク
ト嵌入時に該コンタクトに押されて弾性的に変形する充
分な弾性およびコンタクト係止時コンタクトを係止する
に足る充分な強度をランスに与えるためには、ランスの
大きさを大きくして適当な強度および弾性をもつランス
を一体成形する必要があり、ハウジング内のランス配設
部分のスペースを大きくする必要が生ずる。したがって
コネクタの小型化という要望に反するものである。
また、金属製の係止部材を使用したものにあっては、
ハウジングへ係合させ或いは圧入する為の特別な形状、
寸法精度が必要とされる。
本考案は、前述したような要望に応え、簡単かつ確実
にコンタクトを保持でき、より小型化されたコネクタの
提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案のコネクタは、前後方向に延びる通路を有する
樹脂製のハウジングと該ハウジング内に配置された金属
製の係止部材とを具え、コンタクトが前記係止部材によ
って前記通路内に保持されるコネクタであって、 前記ハウジングは、前記通路の入口部分および後方出
口部分に突部を有し、 前記係止部材は、その長さが前記両突部の対向する内
面間の距離よりやや短く、前記コンタクトと係合する係
合部が切起こされた略平板状であり、かつ前記係止部材
は前記ハウジングの突部間で前記通路の略全長に沿って
該ハウジングの内表面上に載置され、これにより前記係
止部材は前記ハウジングと前記コンタクトの間に位置す
るのみで前記突部の前記内面により前後方向の移動が規
制されるとともに前記コンタクトを係止することを特徴
とするものである。
(作用) 本考案のコネクタは前述したような構造を有するた
め、ハウジングより高い弾性および強度を有する金属性
の係止部材が配設されているため、ハウジングと一体的
に係止部材と成形した場合に比べ係止部材の厚みを小さ
くしても充分な弾性および強度が保持でき、これに伴っ
て係止部材配設部分のスペースを小さくすることがで
き、したがってコネクタ全体の寸法を小さくすることが
できる。
(実施例) 以下、図面を用いて本考案のコネクタの一実施例を説
明する。
本考案のコネクタ10も第1図に示すように一般的なコ
ネクタと同様に、電気絶縁材料である樹脂成形品のハウ
ジング11にコンタクト12が装着されてなる。このハウジ
ング11は入り口13に連通する通路14が延設されてなり、
この通路14内に後方開口15より矢印A方向にコンタクト
12が挿入され固定されるものである。ハウジング11内に
嵌入されたコンタクト12は係止部材16と係合してハウジ
ング11内の所定位置に固定されて装着せしめられる。こ
の係止部材16は弾性の高い金属、例えばステンレスから
なり、材質特性を活かしてハウジング11の肉厚に比べ極
めて薄く形成されている。第2図に示すようにこの係止
部材16は舌状部16aの中央に係合部17が、上方へ折り上
げられた形状で形成されてなる。なお本図は係止部材16
を連鎖状につなげた製造時の態様を示す図である。この
係止部材16は、ハウジング11の底面上に、前記係合部17
がハウジング内をコンタクト12挿入方向(矢印A)へ沿
って延長突出された形状で配設され、入口13および後方
開口15に形成された突部13a,15aにより通路内に位置決
めされて保持される。このような係止部材16が配設され
たハウジング11内に挿入されたコンタクト12は、コンタ
クト12のハウジング11下面対向位置に形成された突部12
aと係合部17が係合することによりコンタクト12の挿入
方向(矢印A)と反対の方向への脱落が阻止され、ハウ
ジング11内に係止される。なおコンタクト12挿入時に
は、突部12aと係合部17との干渉により係合部17が下方
へ撓み、コンタクト12が所定位置へ装着されると突部12
aの押圧から解除された係合部17が上方へ復帰し突部12a
の脱落方向への移動を規制することにより、コンタクト
12の位置決めがなされるものである。
(考案の効果) 本考案のコネクタの係止部材は、係合部を切起こし、
ハウジングの通路の略全長に沿う略平板状とし、ハウジ
ングの通路の前後に設けた突部により係止部材の前後方
向の移動が規制されるよう構成されているので、次の効
果を奏する。
即ち、係止部材はハウジングと係合する為の特別な形
状にする必要がなく、形状を極めて簡単にすることがで
きる。また、圧入する必要もないので寸法精度も厳密さ
が要求されない。従って組立てが容易であり製造コスト
も安くできる。係止部材は略平板状である為、低背コネ
クタが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコネクタの一実施例の断面図、 第2図は前記実施例の要部の態様を示す斜視図、 第3図は従来例の断面図である。 11……ハウジング 12……コンタクト 13……入口 14……通路 15……後方開口 16……係合部材 17……係合部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後方向に延びる通路を有する樹脂製のハ
    ウジングと該ハウジング内に配置された金属製の係止部
    材とを具え、コンタクトが前記係止部材によって前記通
    路内に保持されるコネクタにおいて、 前記ハウジングは、前記通路の入口部分および後方出口
    部分に突部を有し、 前記係止部材は、その長さが前記両突部の対向する内面
    間の距離よりやや短く、前記コンタクトと係合する係合
    部が切起こされた略平板状であり、かつ前記係止部材は
    前記ハウジングの突部間で前記通路の略全長に沿って該
    ハウジングの内表面上に載置され、これにより前記係止
    部材は前記ハウジングと前記コンタクトの間に位置する
    のみで前記突部の前記内面により前後方向の移動が規制
    されるとともに前記コンタクトを係止することを特徴と
    するコネクタ。
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JPH0337768U JPH0337768U (ja) 1991-04-11
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JP2012109118A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Yazaki Corp コネクタユニット

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