JPH05103854A - スキー板構造 - Google Patents
スキー板構造Info
- Publication number
- JPH05103854A JPH05103854A JP3044922A JP4492291A JPH05103854A JP H05103854 A JPH05103854 A JP H05103854A JP 3044922 A JP3044922 A JP 3044922A JP 4492291 A JP4492291 A JP 4492291A JP H05103854 A JPH05103854 A JP H05103854A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ski
- core
- strip
- adhesive layer
- foamed plastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C5/00—Skis or snowboards
- A63C5/12—Making thereof; Selection of particular materials
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C5/00—Skis or snowboards
- A63C5/003—Structure, covering or decoration of the upper ski surface
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は上側帯状体(2)と下側帯状体
(3)を有するスキー(1)に関し、薄片に裂けること
に対する大きな耐性を有し、かつその構造を異なる特性
に容易に適合し得るスキーを提供することを目的とす
る。 【構成】 本発明によるスキーは上側帯状体(2)と下
側帯状体(3)およびその両者間に配置されたコア
(4)を有し、このコアは上側帯状体ないし下側帯状体
のコア側の層と接着剤層を介して結合され、かつ該コア
の両側に側壁が設けられる。本発明によれば、スキーの
側壁(11、12)と接着剤層(9)が発泡プラスチッ
クから形成される。
(3)を有するスキー(1)に関し、薄片に裂けること
に対する大きな耐性を有し、かつその構造を異なる特性
に容易に適合し得るスキーを提供することを目的とす
る。 【構成】 本発明によるスキーは上側帯状体(2)と下
側帯状体(3)およびその両者間に配置されたコア
(4)を有し、このコアは上側帯状体ないし下側帯状体
のコア側の層と接着剤層を介して結合され、かつ該コア
の両側に側壁が設けられる。本発明によれば、スキーの
側壁(11、12)と接着剤層(9)が発泡プラスチッ
クから形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲の請求
項1の前文に記載されているようなタイプのスキーに関
する。
項1の前文に記載されているようなタイプのスキーに関
する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ公開公報DE−OS382290
0に記載されているスキーないしスキー状のスポーツ器
具においては、上側帯状体と下側帯状体の間に配置され
たコアと、硬化された単成分または多成分反応樹脂部
分、走行面ならびに場合によっては補強および/または
緩衝介在部材ないし鋼製エッジとが設けられる。この種
のスキーにおいては、コアのすべての側を硬化された単
成分または多成分反応樹脂で包囲することが提案されて
いる。コアを単成分または多成分反応樹脂で包囲するこ
とによっても、反応樹脂の特性によっては、必ずしもこ
の種のスキーに課せられた要請を満たすことはできな
い。特に、かかる反応樹脂は側壁の形成材料として、あ
るいはスキー断面における中間部材として適している。
したがって、この種の製造方法は余り負荷をかけること
のない個人のスキーにしか適していない。
0に記載されているスキーないしスキー状のスポーツ器
具においては、上側帯状体と下側帯状体の間に配置され
たコアと、硬化された単成分または多成分反応樹脂部
分、走行面ならびに場合によっては補強および/または
緩衝介在部材ないし鋼製エッジとが設けられる。この種
のスキーにおいては、コアのすべての側を硬化された単
成分または多成分反応樹脂で包囲することが提案されて
いる。コアを単成分または多成分反応樹脂で包囲するこ
とによっても、反応樹脂の特性によっては、必ずしもこ
の種のスキーに課せられた要請を満たすことはできな
い。特に、かかる反応樹脂は側壁の形成材料として、あ
るいはスキー断面における中間部材として適している。
したがって、この種の製造方法は余り負荷をかけること
のない個人のスキーにしか適していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、薄片
に裂けることに対する大きな耐性を有し、その構造を異
なる特性に容易に適合し得るスキーを提供することであ
る。
に裂けることに対する大きな耐性を有し、その構造を異
なる特性に容易に適合し得るスキーを提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の課題は特
許請求の範囲の請求項1の特徴部分に記載された構成に
よって解決され得る。好ましくは、発泡プラスチックを
使用することによって、コアの許容誤差が異なる場合で
も側壁を完璧に形成することが可能となり、更にコアに
測定誤差が存在する場合でも他の作業工程なしで補償す
ることができる。それによって、上側帯状体および下側
帯状体ないしコアの挿入後でも、外から見えるスキーの
側面を所定の作業工程で所望の形状に形成することがで
きる。しかしながら、好ましくは、接着剤材料として発
泡プラスチックを使用することによって他のプレス工程
なしに上側帯状体ないし下側帯状体のそれぞれ任意の層
をコアの前記層側の表面と密着状態に接着することがで
きる。それによって、1つの作業工程で最も堅固な結合
が得られ、この作業工程は上側帯状体ないし下側帯状体
ないしコアの形状および構造とは無関係に採用すること
ができる。したがって、この方法の驚くべき利点は、側
壁に発泡プラスチックを使用することによって、それぞ
れ製造すべきスキーをその使用領域とは無関係に形成で
きることである。異なる構造で前もって形成された上側
帯状体および下側帯状体ないしコアを使用する場合に
は、それら3つの部材を選択的に組み合わせることによ
って、同一の製造原理に従って異なる特性および品質の
スキーを形成することができる。更に、単一の作業工程
でスキーを形成することが可能であり、側壁の領域に対
してフライスないし研磨工程等の仕上げ工程を後で施す
ことは必要とされない。
許請求の範囲の請求項1の特徴部分に記載された構成に
よって解決され得る。好ましくは、発泡プラスチックを
使用することによって、コアの許容誤差が異なる場合で
も側壁を完璧に形成することが可能となり、更にコアに
測定誤差が存在する場合でも他の作業工程なしで補償す
ることができる。それによって、上側帯状体および下側
帯状体ないしコアの挿入後でも、外から見えるスキーの
側面を所定の作業工程で所望の形状に形成することがで
きる。しかしながら、好ましくは、接着剤材料として発
泡プラスチックを使用することによって他のプレス工程
なしに上側帯状体ないし下側帯状体のそれぞれ任意の層
をコアの前記層側の表面と密着状態に接着することがで
きる。それによって、1つの作業工程で最も堅固な結合
が得られ、この作業工程は上側帯状体ないし下側帯状体
ないしコアの形状および構造とは無関係に採用すること
ができる。したがって、この方法の驚くべき利点は、側
壁に発泡プラスチックを使用することによって、それぞ
れ製造すべきスキーをその使用領域とは無関係に形成で
きることである。異なる構造で前もって形成された上側
帯状体および下側帯状体ないしコアを使用する場合に
は、それら3つの部材を選択的に組み合わせることによ
って、同一の製造原理に従って異なる特性および品質の
スキーを形成することができる。更に、単一の作業工程
でスキーを形成することが可能であり、側壁の領域に対
してフライスないし研磨工程等の仕上げ工程を後で施す
ことは必要とされない。
【0005】本発明の別の特徴が特許請求の範囲の請求
項2に記載されており、それによれば単一の作業工程で
コア、上側帯状体および下側帯状体間を互いに結合する
際に側壁も形成することができる。特許請求の範囲の請
求項3に記載された特徴も好ましいものであ。というの
は、個々の繊維と糸の間に残された中空空間ないし空洞
を通して発泡プラスチック(特に液状の)を毛細管作用
によってしみ込ませるだけでなく、それを所定時間後に
反応させて発泡させることも可能であり、この場合には
コアと上側帯状体ないし下側帯状体間の接着剤像の領域
にも容易に発泡プラスチックを均一に分配することがで
きるからである。
項2に記載されており、それによれば単一の作業工程で
コア、上側帯状体および下側帯状体間を互いに結合する
際に側壁も形成することができる。特許請求の範囲の請
求項3に記載された特徴も好ましいものであ。というの
は、個々の繊維と糸の間に残された中空空間ないし空洞
を通して発泡プラスチック(特に液状の)を毛細管作用
によってしみ込ませるだけでなく、それを所定時間後に
反応させて発泡させることも可能であり、この場合には
コアと上側帯状体ないし下側帯状体間の接着剤像の領域
にも容易に発泡プラスチックを均一に分配することがで
きるからである。
【0006】特許請求の範囲の請求項4に記載された特
徴もまた好ましいものである。というのは、細かい多孔
性のフリースに液状の発泡プラスチックを吸収させ、な
いしは含浸させることが可能であり、この場合には発泡
プラスチックをできるだけ均一に発泡させかつ反応させ
ることができるからである。特許請求の範囲の請求項5
に記載された特徴によれば、コアと上側帯状体ないし下
側帯状体間に別の層を介在させること無に接着剤として
用いられる発泡プラスチックを均一に分配させることが
できる。
徴もまた好ましいものである。というのは、細かい多孔
性のフリースに液状の発泡プラスチックを吸収させ、な
いしは含浸させることが可能であり、この場合には発泡
プラスチックをできるだけ均一に発泡させかつ反応させ
ることができるからである。特許請求の範囲の請求項5
に記載された特徴によれば、コアと上側帯状体ないし下
側帯状体間に別の層を介在させること無に接着剤として
用いられる発泡プラスチックを均一に分配させることが
できる。
【0007】特許請求の範囲の請求項6に記載された特
徴もまた好ましいものであり、その特徴によれば、多数
の小さい通路ないし空洞あるいは中空空間が形成され、
それを通して液状の発泡プラスチックを挿入することが
できるので、互いに隣接し合っている表面の大部分を接
着剤でコーティングして、層間の結合を破壊に対して充
分に強いものとすることができる。特許請求の範囲の請
求項7に記載された特徴によれば、それにって接着剤層
の層厚を容易に決めることが可能であり、また発泡時の
高圧によって接着剤として作用する発泡プラスチックを
突起の表面と上側帯状体ないし下側帯状体の突起に隣接
する層との間にさらに侵入させることができる。
徴もまた好ましいものであり、その特徴によれば、多数
の小さい通路ないし空洞あるいは中空空間が形成され、
それを通して液状の発泡プラスチックを挿入することが
できるので、互いに隣接し合っている表面の大部分を接
着剤でコーティングして、層間の結合を破壊に対して充
分に強いものとすることができる。特許請求の範囲の請
求項7に記載された特徴によれば、それにって接着剤層
の層厚を容易に決めることが可能であり、また発泡時の
高圧によって接着剤として作用する発泡プラスチックを
突起の表面と上側帯状体ないし下側帯状体の突起に隣接
する層との間にさらに侵入させることができる。
【0008】特許請求の範囲の請求項8に記載された特
徴もまた好ましいものである。というのは、接着剤層内
のプラスチックを分配するのに用いられる層を、同時に
接着剤層の負荷容量を増大させるのに利用することがで
きるからである。特許請求の範囲の請求項9に記載され
た特徴によれば、任意かつ容易に成形可能なコア材料
は、接着剤層の領域で発泡プラスチックを分配させるの
に必要な凹部ないし空洞を容易に形成できるという本発
明の利点と組み合わせて使用され得る。
徴もまた好ましいものである。というのは、接着剤層内
のプラスチックを分配するのに用いられる層を、同時に
接着剤層の負荷容量を増大させるのに利用することがで
きるからである。特許請求の範囲の請求項9に記載され
た特徴によれば、任意かつ容易に成形可能なコア材料
は、接着剤層の領域で発泡プラスチックを分配させるの
に必要な凹部ないし空洞を容易に形成できるという本発
明の利点と組み合わせて使用され得る。
【0009】特許請求の範囲の請求項10に記載された
特徴にあっては、好ましくは接着剤層の全表面に亘って
発泡プラスチックが均一に反応させられ、この反応は周
囲の条件とは無関係であり、それによって接着剤層の領
域における完璧な接着が行われ、側壁の領域においても
材料が良好に均一化される。特許請求の範囲の請求項1
1に記載された特徴もまた好ましいものである。という
のは、側壁を形成する発泡プラスチックが他の部材を設
けること無にエッジ領域においてスキーに作用する衝撃
を緩衝することもできるからである。
特徴にあっては、好ましくは接着剤層の全表面に亘って
発泡プラスチックが均一に反応させられ、この反応は周
囲の条件とは無関係であり、それによって接着剤層の領
域における完璧な接着が行われ、側壁の領域においても
材料が良好に均一化される。特許請求の範囲の請求項1
1に記載された特徴もまた好ましいものである。という
のは、側壁を形成する発泡プラスチックが他の部材を設
けること無にエッジ領域においてスキーに作用する衝撃
を緩衝することもできるからである。
【0010】特許請求の範囲の請求項12に記載された
特徴によれば、スキーエッジの領域においてもスキーを
保護するのに他の介在部材を必要とせず、側壁に使用さ
れるプラスチックが同時に端部カバーを形成し得る。特
許請求の範囲の請求項13に記載された特徴もまた好ま
しいものである。というのは、適当な介在部材によって
緩衝および強度特性を異ならせることが可能でると共に
側壁の形状を適宜に設計することができるからである。
特許請求の範囲の請求項14に記載された特徴によれ
ば、側壁の領域においてスキーに大きな負荷が掛かる場
合でも、長い使用期間に亘って完全に読み取り可能なネ
ームないし模様を得ることが可能であり、また別の仕上
げ工程を必要とすることなく側壁の領域を最終的な製造
品質で形成することができる。
特徴によれば、スキーエッジの領域においてもスキーを
保護するのに他の介在部材を必要とせず、側壁に使用さ
れるプラスチックが同時に端部カバーを形成し得る。特
許請求の範囲の請求項13に記載された特徴もまた好ま
しいものである。というのは、適当な介在部材によって
緩衝および強度特性を異ならせることが可能でると共に
側壁の形状を適宜に設計することができるからである。
特許請求の範囲の請求項14に記載された特徴によれ
ば、側壁の領域においてスキーに大きな負荷が掛かる場
合でも、長い使用期間に亘って完全に読み取り可能なネ
ームないし模様を得ることが可能であり、また別の仕上
げ工程を必要とすることなく側壁の領域を最終的な製造
品質で形成することができる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明によるス
キーの実施例について述べる図1に示すスキー1は上側
帯状体2と、下側帯状体3と、その両者間に配置された
コア4とからなる。上側帯状体2、下側帯状体3および
コア4のそれぞれについては、例えば薄板綱、アルミニ
ウム、ガラス繊維強化プラスチックマット、種々のプラ
スチック樹脂、織物介在材例えばガラス繊維、炭素繊維
あるいはセラミック繊維等の非常に硬い材料のマット等
を含む多層材、帯片、プロフィール材等から形成するこ
とが可能であり、適当な接着層あるいはそれら材料中に
含まれかつ圧力および温度に反応する接着層を介して互
いに結合し得る。
キーの実施例について述べる図1に示すスキー1は上側
帯状体2と、下側帯状体3と、その両者間に配置された
コア4とからなる。上側帯状体2、下側帯状体3および
コア4のそれぞれについては、例えば薄板綱、アルミニ
ウム、ガラス繊維強化プラスチックマット、種々のプラ
スチック樹脂、織物介在材例えばガラス繊維、炭素繊維
あるいはセラミック繊維等の非常に硬い材料のマット等
を含む多層材、帯片、プロフィール材等から形成するこ
とが可能であり、適当な接着層あるいはそれら材料中に
含まれかつ圧力および温度に反応する接着層を介して互
いに結合し得る。
【0012】上側帯状体2の上面は通常は表面シート5
によって覆われ、下側帯状体3は走行面シート6によっ
て被われる。コア4とそこに隣接する上側帯状体2の層
7との間の結合あるいはコア4 とそこに隣接する下側帯
状体3の層8との間の結合については接着剤層9によっ
て行われる。接着剤層9は発泡プラスチック10、例え
ば2成分ポリウレタンあるいはエポキシフォーム等から
形成される。
によって覆われ、下側帯状体3は走行面シート6によっ
て被われる。コア4とそこに隣接する上側帯状体2の層
7との間の結合あるいはコア4 とそこに隣接する下側帯
状体3の層8との間の結合については接着剤層9によっ
て行われる。接着剤層9は発泡プラスチック10、例え
ば2成分ポリウレタンあるいはエポキシフォーム等から
形成される。
【0013】図2から明らかなように、プラスチック1
0は同時に側壁11および12を形成し、プラスチック
の配合および軟化剤ないし添加剤の使用に応じてその弾
性を調節し、スキーエッジの領域に生じる衝撃を緩衝す
ることができる。接着剤として用いられかつ側壁11、
12を形成するプラスチック10を用いてコア4と上側
帯状体2ないし下側帯状体3との間を結合する技術によ
って、異なる構造に形成された上側帯状体2ないし下側
帯状体3とコア4を同一の技術で結合することができ
る。かくして、異なった使用条件に用いられるスキー1
を同一の製造型で成形することが可能となる。
0は同時に側壁11および12を形成し、プラスチック
の配合および軟化剤ないし添加剤の使用に応じてその弾
性を調節し、スキーエッジの領域に生じる衝撃を緩衝す
ることができる。接着剤として用いられかつ側壁11、
12を形成するプラスチック10を用いてコア4と上側
帯状体2ないし下側帯状体3との間を結合する技術によ
って、異なる構造に形成された上側帯状体2ないし下側
帯状体3とコア4を同一の技術で結合することができ
る。かくして、異なった使用条件に用いられるスキー1
を同一の製造型で成形することが可能となる。
【0014】側壁11、12をプラスチック10で形成
することによって、ネームあるいは模様を側壁11、1
2に埋め込んで形成することも可能であり、このため側
壁11、12を加工する場合でも模様ないしネーム13
を正しく維持することができる。コア4と上側帯状体2
ないし下側帯状体3が重なり合っている場合でも接着剤
層9を形成し得るようにするために、好ましくは例えば
コア4の(図に示すように)上側帯状体2ないし下側帯
状体3側の表面、あるいは(図2には下方の層8の場合
にみが示されている)層7および/または層8のコア4
側の表面に横リブ14が設けられ、形成すべき側壁1
1、12の領域でコア4と上側帯状体2ないし下側帯状
体3間に挿入されたプラスチック10がそれら横リブ1
4間に延びる通路ないし溝15に侵入してそこで硬化し
得るようにすることが可能であり、このとき溝15の深
さ16によって接着剤層9の厚み決定し得る。
することによって、ネームあるいは模様を側壁11、1
2に埋め込んで形成することも可能であり、このため側
壁11、12を加工する場合でも模様ないしネーム13
を正しく維持することができる。コア4と上側帯状体2
ないし下側帯状体3が重なり合っている場合でも接着剤
層9を形成し得るようにするために、好ましくは例えば
コア4の(図に示すように)上側帯状体2ないし下側帯
状体3側の表面、あるいは(図2には下方の層8の場合
にみが示されている)層7および/または層8のコア4
側の表面に横リブ14が設けられ、形成すべき側壁1
1、12の領域でコア4と上側帯状体2ないし下側帯状
体3間に挿入されたプラスチック10がそれら横リブ1
4間に延びる通路ないし溝15に侵入してそこで硬化し
得るようにすることが可能であり、このとき溝15の深
さ16によって接着剤層9の厚み決定し得る。
【0015】横リブ14の断面を適当な形状に形成する
ことは可能であり、横リブの上側帯状体2側ないし下側
帯状体3側あるいはコア4側の端部が尖るように形成す
ることによって、プラスチック10と接触するコア4側
の層7ないし8の面の割合を横リブ14の層7ないし8
に接する面の数倍にすることができる。図3に示すよう
に、コア4ないし層7、8のコア4側表面にも、表面全
体に分配されかつ表面を越えて突出する突起17、1
8、19を形成することもできる。簡潔に図示すため
に、コア4と層7間には突起17、18を有するコア4
が設けられ、コア4と層8間には突起19を有する層8
が設けられる。もちろんコア4にだけ、あるいは層7、
8にだけに突起17、18、19を設けてもよい。
ことは可能であり、横リブの上側帯状体2側ないし下側
帯状体3側あるいはコア4側の端部が尖るように形成す
ることによって、プラスチック10と接触するコア4側
の層7ないし8の面の割合を横リブ14の層7ないし8
に接する面の数倍にすることができる。図3に示すよう
に、コア4ないし層7、8のコア4側表面にも、表面全
体に分配されかつ表面を越えて突出する突起17、1
8、19を形成することもできる。簡潔に図示すため
に、コア4と層7間には突起17、18を有するコア4
が設けられ、コア4と層8間には突起19を有する層8
が設けられる。もちろんコア4にだけ、あるいは層7、
8にだけに突起17、18、19を設けてもよい。
【0016】それぞれのコア4ないし各層7、8には通
常は一種類のネップ17、18、19のみが使用される
が、同じような構成の図示を避けるために、図3の断面
図では種々の形態の突起17、18、19を有するスキ
ー1が図示されている。すなわち、図4との関連で明ら
かなように、その突起形態については、突起17のよう
に小さな方形でもよく、突起18のようにピラミッド形
ないし円錐形であってもよく、あるいは突起19のよう
に切頭円錐形であってもよい。
常は一種類のネップ17、18、19のみが使用される
が、同じような構成の図示を避けるために、図3の断面
図では種々の形態の突起17、18、19を有するスキ
ー1が図示されている。すなわち、図4との関連で明ら
かなように、その突起形態については、突起17のよう
に小さな方形でもよく、突起18のようにピラミッド形
ないし円錐形であってもよく、あるいは突起19のよう
に切頭円錐形であってもよい。
【0017】これらネップ17、18、19にとって重
要なことは、接着剤層9を形成するプラスチック10と
そこに隣接する表面との結合面の割合がコア4を層7、
8に直接的に接触した際の領域より著しく大きくするこ
とである。したがって、突起17、18、19について
は任意の断面形状とすることが可能である。
要なことは、接着剤層9を形成するプラスチック10と
そこに隣接する表面との結合面の割合がコア4を層7、
8に直接的に接触した際の領域より著しく大きくするこ
とである。したがって、突起17、18、19について
は任意の断面形状とすることが可能である。
【0018】図5および図6に示す別の実施例にあって
は、例えばガラス、金属、炭素あるいはセラミック等か
らなるマットないし織物あるいは束あるいはネット、糸
等を特殊な構成にすることによって、その中には空洞2
0が形成される。なお、図5および図6では、前出の図
面に図示された構成要素と同様な構成要素については、
同じ参照符号が用いられている。織物、マット、束、フ
リース、ネットあるいは編物の場合には、個々の糸22
ないし糸21あるいはそれらの束によって空洞20が形
成され、この空洞を通して個々の層7、8の間の特にコ
ア4と上側帯状体2ないし下側帯状体3のコア側の層
7、8間にプラスチック10をスキー1の長手方向に対
して横方向に浸入させることができる。
は、例えばガラス、金属、炭素あるいはセラミック等か
らなるマットないし織物あるいは束あるいはネット、糸
等を特殊な構成にすることによって、その中には空洞2
0が形成される。なお、図5および図6では、前出の図
面に図示された構成要素と同様な構成要素については、
同じ参照符号が用いられている。織物、マット、束、フ
リース、ネットあるいは編物の場合には、個々の糸22
ないし糸21あるいはそれらの束によって空洞20が形
成され、この空洞を通して個々の層7、8の間の特にコ
ア4と上側帯状体2ないし下側帯状体3のコア側の層
7、8間にプラスチック10をスキー1の長手方向に対
して横方向に浸入させることができる。
【0019】図7および図8に示す更に別の実施例にあ
っては、例えばスキー1の端部領域23で上側帯状体2
と下側帯状体3間の中空空間全体をスキーの全幅にわた
ってプラスチック10で充填することができる。スキー
の端部領域において上側帯状体2と下側帯状体3間の中
空空間の全面を充填することによって、上側帯状体2と
下側帯状体3間の良好な結合を保証することができる。
それによって、例えばスキーを運搬するとき、あるいは
硬い地面に立てるときなどに、極端な剪断応力がかかっ
ても薄片に裂けることが防止される。全面にプラスチッ
クを充填された中空空間はこの場合には端部カバー24
として用いられる。
っては、例えばスキー1の端部領域23で上側帯状体2
と下側帯状体3間の中空空間全体をスキーの全幅にわた
ってプラスチック10で充填することができる。スキー
の端部領域において上側帯状体2と下側帯状体3間の中
空空間の全面を充填することによって、上側帯状体2と
下側帯状体3間の良好な結合を保証することができる。
それによって、例えばスキーを運搬するとき、あるいは
硬い地面に立てるときなどに、極端な剪断応力がかかっ
ても薄片に裂けることが防止される。全面にプラスチッ
クを充填された中空空間はこの場合には端部カバー24
として用いられる。
【0020】また、特に図2において、密度の異なるハ
ッチングで示されるように、スキー側壁11、12と接
着剤層9を形成するプラスチック10とを用いる本発明
のスキーの製造方法においては、上側帯状体2ないし下
側帯状体3とコア4間に異なるプラスチック10、25
を連続した射出工程で注入することができる。すなわ
ち、例えば第1の射出工程で上側帯状体2と下側帯状体
3とコア4の間に射出されたプラスチック10は、例え
ば次に射出されたプラスチック25より大きな強度と小
さな弾性を有し、より大きな弾性を有するプラスチック
25はエッジ領域ないし側壁11、12の領域でスキー
に作用する衝撃をより効果的に緩衝することができる。
ッチングで示されるように、スキー側壁11、12と接
着剤層9を形成するプラスチック10とを用いる本発明
のスキーの製造方法においては、上側帯状体2ないし下
側帯状体3とコア4間に異なるプラスチック10、25
を連続した射出工程で注入することができる。すなわ
ち、例えば第1の射出工程で上側帯状体2と下側帯状体
3とコア4の間に射出されたプラスチック10は、例え
ば次に射出されたプラスチック25より大きな強度と小
さな弾性を有し、より大きな弾性を有するプラスチック
25はエッジ領域ないし側壁11、12の領域でスキー
に作用する衝撃をより効果的に緩衝することができる。
【図1】本発明によるスキーの一実施例例を示す一部破
断側面図である。
断側面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】本発明によるスキーの別の実施例を示す図4の
III −III線に沿う断面図である。
III −III線に沿う断面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】本発明によるスキーの更に別の実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】本発明によるスキーの尖端と反対側の端部領域
の断面図であって、上側帯状体を省いて示す図である。
の断面図であって、上側帯状体を省いて示す図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
1…スキー 2…上側帯状体 3…下側帯状体 4…コア 5…表面シート 6…走行面シート 7…層 8…層 9…接着剤層 10…プラスチック 11…側壁 12…側壁 13…ネーム 14…横リブ 15…空洞 16…深さ 17…突起 18…突起 19…突起 20…空洞 21…糸 22…糸 23…端部領域 24…端部カバー 25…プラスチック
Claims (14)
- 【請求項1】 上側帯状体と下側帯状体およびその両者
間に配置されたコアを有し、該コアは上側帯状体ないし
下側帯状体のコア側の層と接着剤層を介して結合され、
かつ該コアの両側に側壁が設けられるスキーにおいて、 前記側壁(11、12)と前記接着剤層(9)が発泡プ
ラスチックから形成されることを特徴とするスキー。 - 【請求項2】 請求項1に記載のスキーにおいて、前記
接着剤層(9)と前記側壁(11、12)が共通の発泡
工程の間に形成されることを特徴とするスキー。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のスキーにおい
て、前記発泡プラスチックを収容する空間が特にガラス
あるいは炭素ないしセラミックの糸状の材料からなるマ
ット、束、フリース、ネットあるいは織物によって形成
され、その個々の糸(21、22)間に前記接着剤層
(9)の一部を収容する空洞が形成されることを特徴と
するスキー。 - 【請求項4】 請求項1から3までのいずれか1項に記
載のスキーにおいて、前記コア(4)と前記上側帯状体
(2)ないし前記下側帯状体(3)間の中間介在片が細
かく、多孔性で、特に吸収力を有するフリースから形成
されることを特徴とするスキー。 - 【請求項5】 請求項1から4までのいずれか1項に記
載のスキーにおいて、前記コア(4)および/または前
記上側帯状体(2)ないし前記下側帯状体(3)のコア
側の層(7、8)に、前記接着剤層(9)を形成する発
泡プラスチックを収容する空洞(20)が形成され、こ
の空洞が好ましくはスキー側壁(11、12)からスキ
ー(1)の長手方向中央軸の方向に延びることを特徴と
するスキー。 - 【請求項6】 請求項1から5までのいずれか1項に記
載のスキーにおいて、前記コア(4)の接着剤層(9)
側の表面および/または前記上側帯状体(2)ないし前
記下側帯状体(3)のコアに隣接する層(7、8)の表
面に溝が形成されることを特緒とするスキー。 - 【請求項7】 請求項1から6までのいずれか1項に記
載のスキーにおいて、前記コア(4)が発泡プラスチッ
クから形成され、前記コアの上側帯状体(2)ないし下
側帯状体(3)側および特に側壁(11、12)側の表
面の全体に亘って分配されかつその表面を越えて突出す
る突起(17、19)ないし横リブ(14)が設けられ
ることを特徴とするスキー。 - 【請求項8】 請求項1から7までのいずれか1項に記
載のスキーにおいて、前記接着剤層(9)を形成する発
泡プラスチックを収容するために、前記コア(4)と前
記上側帯状体(2)ないし前記下側帯状体(3)のコア
に隣接する層(7、8)との間に帯状の材料、特に波形
あるいは切欠きを有する薄板鋼が設けられることを特徴
とするスキー。 - 【請求項9】 請求項1から8までのいずれか1項に記
載のスキーにおいて、前記コア(4)が発泡スチロール
から形成され、好ましくは横リブ(14)ないし横波型
を有することを特徴とするスキー。 - 【請求項10】 請求項1から9までのいずれか1項に
記載のスキーにおいて、前記発泡プラスチックが2成分
系、特にポリウレタンの2成分系から形成されることを
特徴とするスキー。 - 【請求項11】 請求項1から10までのいずれか1項
に記載のスキーにおいて、前記発泡プラスチックが大き
な弾性係数を有し、弾性変形可能であることを特徴とす
るスキー。 - 【請求項12】 請求項1から11までのいずれか1項
に記載のスキーにおいて、前記発泡プラスチックがスキ
ー尖端とは反対側の端部領域(23)において端縁ない
し端部カバー(24)を形成することを特徴とするスキ
ー。 - 【請求項13】 請求項1から12までのいずれか1項
に記載のスキーにおいて、前記側壁(11、12)の少
なくとも一部が予め形成されたプロフィール部材によっ
て構成されることを特徴とするスキー。 - 【請求項14】 請求項1から12までのいずれか1項
に記載のスキーにおいて、前記側壁(11、12)に、
例えばネームあるいは模様などの凸形の別部分が設けら
れることを特徴とするスキー。
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