JPH05102815A - 電流検出機能付トランジスタの駆動制御回路 - Google Patents

電流検出機能付トランジスタの駆動制御回路

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JPH05102815A
JPH05102815A JP26232691A JP26232691A JPH05102815A JP H05102815 A JPH05102815 A JP H05102815A JP 26232691 A JP26232691 A JP 26232691A JP 26232691 A JP26232691 A JP 26232691A JP H05102815 A JPH05102815 A JP H05102815A
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哲司 大矢
Shogo Mori
昌吾 森
Yuichi Tsujimoto
裕一 辻本
Takeshi Nishimuta
武史 西牟田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電流検出機能付トランジスタを駆動制御する駆
動制御回路に関し、センス電圧に発生するサージを防止
してフィルターを不要とすることを目的とする。 【構成】メイン電流IS1を流すメイントランジスタTr
1と、メイントランジスタTr1に流れるメイン電流I
S1を検出するセンストランジスタTr2とを備え、前記
メイン及びセンストランジスタTr1,Tr2のドレイ
ンを共通とするとともに、ゲート及びソースをそれぞれ
独立にした電流検出機能付トランジスタにおいて、前記
メイントランジスタTr1のメインゲートGに制御電流
IG を出力してセンストランジスタTr2より先にメイ
ントランジスタTr1を駆動させた後、センスゲートG
S に制御電流IGSを出力してセンストランジスタTr2
を駆動させるドライブ回路11を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電流検出機能付トランジ
スタを駆動制御する駆動制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように電流検出機能付
トランジスタはMOSトランジスタ30のソースの一部
を分極したマルチソース方式がある。このMOSトラン
ジスタ30はゲートG1 及びドレインD1が共通に、ソ
ースがメインソースS1、サブソースS2とにそれぞれ
独立した状態に形成されている。そして、サブソースS
2に流れるセンス電流IS2を検出することにより間接的
にメイン電流IS1を検出するようになっている。
【0003】又、駆動制御回路31はMOSトランジス
タ30を駆動制御するドライブ回路32と、MOSトラ
ンジスタ30を保護する保護回路33と、センス電流I
S2をセンス電圧VS2に変換する抵抗RS とから構成され
ている。そして、前記ドライブ回路32からの制御信号
GSをゲートG1 に出力し、MOSトランジスタ30を
駆動してドレインD1に接続された負荷35を駆動させ
る。このとき、メインソースS1、サブソースS2には
メイン電流IS1及びセンス電流IS2がそれぞれ流れる。
そして、前記センス電流IS2が抵抗Rs に流れることに
よりセンス電圧VS2が発生し、このセンス電圧VS2を保
護回路33が検出する。又、センス電圧VS2が基準電圧
Vref を越えたとき保護回路33はMOSトランジスタ
30が過負荷状態であると判断し、該保護回路33は制
御信号GSを遮断すべく指令信号SDをドライブ回路3
2に出力してMOSトランジスタ30をオフさせて該ト
ランジスタ30を保護するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に静
電誘導形トランジスタにおいて、トランジスタの立上が
り、立下がりの不安定過渡時にメインソース及びセンス
ソースの電流比が崩れてしまうのでセンス電圧にサージ
が発生する場合がある。又、MOSトランジスタ30に
おいても、ドライブ回路32からの制御信号GSの立上
がりによりMOSトランジスタ30が駆動すると、該M
OSトランジスタ30の過渡状態においては、図8に示
すように抵抗RS 間のセンス電圧VS2にサージが発生す
る場合がある。又、このセンス電圧VS2の中のサージが
基準電圧Vref を越えるため、保護回路33はドライブ
回路32に指令信号SDを出力してMOSトランジスタ
30を所定時間オフさせる保護動作を行ってしまうとい
う問題がある。同様に、ドライブ回路32からの制御信
号GSの立下がりによりMOSトランジスタ30がオフ
する際にも、センス電圧VS2にサージが発生する場合が
あるので保護回路33が保護動作を行ってしまうという
問題がある。
【0005】これを防止するため、図9に示すように、
抵抗RS と保護回路33との間に抵抗R及びコンデンサ
Cによって構成されるフィルター34を設け、図10に
示すようにフィルター34によりセンス電圧VS2に発生
したサージを吸収し、出力電圧VS3を保護回路33に出
力することが考えられるが、センス電圧VS2に発生する
サージを吸収するためのフィルター34の分だけ駆動制
御回路31が大きくなってしまうという問題がある。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はセンス電圧に発生するサ
ージを防止してフィルターを不要とすることができる電
流検出機能付トランジスタの駆動制御回路を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、第1発明は、メイン電流を流すメイントラ
ンジスタと、同メイントランジスタに流れるメイン電流
を検出するセンストランジスタとを備え、前記メイン及
びセンストランジスタのコレクタ又はドレインを共通と
するとともに、ベース又はゲート及びエミッタ又はソー
スをそれぞれ独立にした電流検出機能付トランジスタに
おいて、前記メイントランジスタのメインベース又はメ
インゲートにメイン制御信号を出力してセンストランジ
スタより先にメイントランジスタを駆動させた後、セン
スベース又はセンスゲートにセンス制御信号を出力して
センストランジスタを駆動させるドライブ回路を設けた
ことをその要旨とする。
【0008】第2発明は、メイン電流を流すメイントラ
ンジスタと、同メイントランジスタに流れるメイン電流
を検出するセンストランジスタとを備え、前記メイン及
びセンストランジスタのコレクタ又はドレインを共通と
するとともに、ベース又はゲート及びエミッタ又はソー
スをそれぞれ独立にした電流検出機能付トランジスタに
おいて、前記センストランジスタのセンスベース又はセ
ンスゲートに出力されるセンス制御信号を遮断してセン
ストランジスタを停止させた後、メイントランジスタの
メインベース又はメインゲートに出力されるメイン制御
信号を遮断してセンストランジスタより後にメイントラ
ンジスタを停止させるドライブ回路を設けたことをその
要旨とする。
【0009】
【作用】第1発明においては、ドライブ回路からメイン
制御信号をメイントランジスタのメインベース又はメイ
ンゲートに出力すると、メイントランジスタが駆動す
る。このときセンストランジスタのセンスベース又はセ
ンスゲートにセンス制御信号を出力していないためセン
ストランジスタは駆動せず、メイントランジスタに流れ
る電流を検出しない。そして、ドライブ回路からセンス
制御信号をセンストランジスタのセンスベース又はセン
スゲートに出力すると、センストランジスタが駆動して
メイントランジスタに流れる電流を検出する。
【0010】これにより、メイントランジスタが安定し
た状態のときのみ、センストランジスタがメイントラン
ジスタに流れる電流を検出する。従って、メイントラン
ジスタの過渡状態時における電流をセンストランジスタ
が検出しない。
【0011】第2発明においては、ドライブ回路からセ
ンストランジスタのセンスベース又はセンスゲートに出
力されているセンス制御信号を遮断すると、センストラ
ンジスタが停止する。そして、ドライブ回路からメイン
トランジスタのメインベース又はメインゲートに出力さ
れているセンス制御信号を遮断すると、メイントランジ
スタが停止する。このため、センストランジスタはメイ
ントランジスタの停止時におけるメイントランジスタに
流れる電流を検出しない。
【0012】これにより、メイントランジスタが安定し
た状態のときのみ、センストランジスタがメイントラン
ジスタに流れる電流を検出する。従って、メイントラン
ジスタの過渡状態時における電流をセンストランジスタ
が検出しない。
【0013】
【実施例】以下、本発明をマルチソースマルチゲート式
の静電誘導形トランジスタに具体化した一実施例を図1
〜図6に基づいて説明する。
【0014】図1,図2に示すように、マルチソースマ
ルチゲートトランジスタTにおけるメイントランジスタ
Tr1及びセンストランジスタTr2のドレイン領域1
となるN型のシリコン基板(チップ)2右側上面(図1
参照)にはメインゲート領域3が形成されている。この
メインゲート領域3は所定間隔毎に複数形成されたP +
層と該P+ 層の間に形成されたP- 層とから構成されて
いる。又、前記基板2の左側上面(図1参照)にはセン
スゲート領域4が前記メインゲート領域3と基板2によ
って所定間隔離間するように区画形成されている。この
センスゲート領域4は前記メインゲート領域3と同様に
一対のP+ 層と該P+ 層の間に形成されたP- 層とから
構成されている。前記メインゲート領域3におけるP-
層の上面にはN+ 層によって形成されたメインソース領
域5が形成されている。更に、前記センスゲート領域4
におけるP- 層の上面にはN+ 層によって形成されたセ
ンスソース領域6が形成されている。又、前記センスソ
ース領域6が形成されていないセンスゲート領域4の上
面には抵抗RS を形成するためのポリシリコン層7がシ
リコン酸化膜8を介して形成されている。
【0015】前記ドレイン領域1となる基板2にはドレ
イン端子Dが接続され、メインゲート領域3にはメイン
ゲート端子Gが、センスゲート領域3にはセンスゲート
端子GS がそれぞれ接続されている。又、複数のメイン
ソース領域5はメインソース端子Sに接続されている。
前記センスソース領域6とポリシリコン層7とはセンス
ソースとしての第1センスソース端子SS1によって接続
されている。又、第1センスソース端子SS1と離間する
ようにポリシリコン層7には第2センスソース端子SS2
が接続されている。そして、前記メインソース端子S及
び第2センスソース端子SS2はともに接続されている。
【0016】前記マルチソースマルチゲートトランジス
タTのドレイン端子Dには電源VDDに接続された負荷1
0が接続され、第2センスソース端子SS2及びメインソ
ース端子Sは接地されている。又、前記メインゲート端
子G及びセンスゲート端子GS にはドライブ回路11が
接続されている。そして、ドライブ回路11によりメイ
ンゲート端子G及びセンスゲート端子GS にはそれぞれ
独立したメイン及びセンス制御信号としての制御電流I
G,IGSが出力されるようになっている。更に、前記第
1センスソース端子SS1及び第2センスソース端子SS2
には保護回路12が接続されている。
【0017】これにより、ポリシリコン層7にて形成さ
れる抵抗RS の両端には保護回路12が第1センスソー
ス端子SS1及び第2センスソース端子SS2を介して接続
された状態となっている。従って、前記メイントランジ
スタTr1がオンしたときメインソース端子Sに流れる
メイン電流IS1を第1センスソース端子SS1に流れるセ
ンス電流IS2によって間接的に検出する。つまり、前記
抵抗RS にセンス電流IS2が流れ、その両端にセンス電
圧VS が発生する。このセンス電圧VS を保護回路12
が検出するようになっている。
【0018】又、前記保護回路12には基準電圧Vref
が接続されている。更に、前記保護回路12は基準電圧
Vref とセンス電圧VS との比較に基づいてドライブ回
路11を駆動制御するようになっている。
【0019】次に、前記ドライブ回路11の構成につい
て詳述する。図3に示すように、ドライブ回路11の第
1入力端子IN1はトランジスタT1のベースに接続さ
れ、該トランジスタT1のコレクタは抵抗R1を介して
電源VCCに接続されている。そして、前記トランジスタ
T1のエミッタは接地端子GNDに接続されている。前
記トランジスタT1のコレクタと抵抗R1との間には前
記保護回路12からの出力が接続される。又、前記トラ
ンジスタT1のコレクタにはトランジスタT2のベース
が接続されている。これにより、トランジスタT2のベ
ースも保護回路12に接続された状態となっている。前
記トランジスタT2のコレクタは抵抗R2を介して電源
VCCに接続され、エミッタは接地端子GNDに接続され
ている。
【0020】前記トランジスタT2のコレクタは第2入
力端子IN2に接続され、この第2入力端子IN2には
トランジスタT3のベースが接続されている。トランジ
スタT3のコレクタは抵抗R3を介して電源VCCが接続
され、エミッタは接地端子GNDに接続されている。
又、トランジスタT3のコレクタにはトランジスタT4
のベース及びトランジスタT5のコレクタが接続されて
いる。前記トランジスタT4のコレクタは定電流電源回
路DS1を構成するトランジスタT7のコレクタに接続さ
れ、該トランジスタT4のエミッタはトランジスタT6
のコレクタに接続されている。更に、前記トランジスタ
T5,T6のエミッタは抵抗R4,R5を介して接地端
子GNDに接続されている。又、トランジスタT5,T
6のベースはトランジスタT4のエミッタとトランジス
タT6のコレクタとの間に接続されている。
【0021】前記定電流電源回路DS1はセンスゲート端
子GS に接続されており、センストランジスタTr2を
駆動制御する制御電流IGSを出力するようになってい
る。この定電流電源回路DS1の構成について説明する
と、前記トランジスタT7のエミッタは抵抗R6を介し
て電源VCCが接続されている。前記トランジスタT7の
ベースにはトランジスタT8,T9のベースがそれぞれ
接続されている。前記トランジスタT8,T9のエミッ
タは抵抗R7,R8を介して電源VCCにそれぞれ接続さ
れ、コレクタはトランジスタT10,T11のエミッタ
にそれぞれ接続されている。前記トランジスタT10,
T11のベースは前記トランジスタT7のコレクタとト
ランジスタT4のコレクタとの間に接続されている。前
記トランジスタT8のコレクタとトランジスタT10の
エミッタとの間はトランジスタT7,T8のベース間に
接続され、トランジスタT9のコレクタとトランジスタ
T11のエミッタとの間はトランジスタT8,T9のベ
ース間に接続されている。そして、前記トランジスタT
10のコレクタは抵抗R9を介して接地端子GNDに接
続されている。
【0022】前記トランジスタT11のコレクタはトラ
ンジスタT12のベース及びトランジスタT13のコレ
クタにそれぞれ接続されている。前記トランジスタT1
2のコレクタは電源VCCに接続され、エミッタはトラン
ジスタT13,T14のベース間に接続されている。前
記トランジスタT14のコレクタは電源VCCに接続され
ている。そして、前記トランジスタT13,T14のエ
ミッタは抵抗R10,R11を介して前記センスゲート
端子GS に接続されている。
【0023】又、前記トランジスタT10のコレクタは
トランジスタT15のベースが接続されている。トラン
ジスタT15のコレクタは抵抗R12を介して電源VCC
に接続され、エミッタは接地端子GNDに接続されてい
る。トランジスタT15のコレクタにはトランジスタT
16のベースが接続されている。又、トランジスタT1
6のコレクタは抵抗R13を介して電源VCCに接続さ
れ、エミッタは接地端子GNDに接続されている。
【0024】前記トランジスタT16のコレクタにはト
ランジスタT17のベースが接続されている。トランジ
スタT17のコレクタは抵抗R14を介して電源VCCに
接続され、コレクタは接地端子GNDに接続されてい
る。そして、トランジスタT17のベース・エミッタ間
には該トランジスタT17のオンタイミングを遅延させ
るコンデンサC1が接続されている。
【0025】前記トランジスタT17のコレクタにはト
ランジスタT18,T19のベース及び該トランジスタ
T18のコレクタが接続されている。前記トランジスタ
T19のコレクタは前記センスゲート端子GS に接続さ
れている。そして、前記トランジスタT18,T19の
エミッタはそれぞれ接地端子GNDに接続されている。
【0026】一方、前記第2入力端子IN2にはトラン
ジスタT20のベースが接続されている。このトランジ
スタT20のコレクタは抵抗R15を介して電源VCCに
接続され、エミッタは接地端子GNDに接続されてい
る。前記トランジスタT20のコレクタにはトランジス
タT21のベースが接続されている。前記トランジスタ
T21のコレクタは抵抗R16を介して電源VCCに接続
され、エミッタは接地端子GNDに接続されている。
【0027】前記トランジスタT21のコレクタにはト
ランジスタT22のベースが接続されている。トランジ
スタT22のコレクタは抵抗R17を介して電源VCCに
接続され、エミッタは抵抗R18を介して接地端子GN
Dに接続されている。又、前記トランジスタT22のベ
ース・エミッタ間には該トランジスタT22のオンタイ
ミングを遅延させるコンデンサC2が接続されている。
【0028】前記トランジスタT22のコレクタにはト
ランジスタT23のベース及びトランジスタT24のコ
レクタがそれぞれ接続されている。前記トランジスタT
23のコレクタは定電流電源回路DS2を構成するトラン
ジスタT26のコレクタに接続されている。又、前記ト
ランジスタT24,T25のベースはトランジスタT2
3のエミッタとトランジスタT25のコレクタとの間に
接続されている。そして、前記トランジスタT24,T
25のエミッタは抵抗R18,R19を介して接地端子
GNDに接続されている。
【0029】前記定電流電源回路DS2はメインゲート端
子Gに接続されており、メイントランジスタTr1の駆
動制御を行うための制御電流IG を出力するようになっ
ている。尚、定電流電源回路DS2は前記定電流電源回路
DS1と同一構成、同一作用のため、その詳細な説明を省
略する。
【0030】前記定電流電源回路DS2におけるトランジ
スタT29のコレクタは抵抗R25を介して接地端子G
NDに接続されている。前記トランジスタT29と抵抗
R25との間にはトランジスタT34のベースが接続さ
れている。このトランジスタT34のコレクタは抵抗R
26を介して電源VCCに接続され、エミッタは接地端子
GNDに接続されている。又、前記トランジスタT34
のコレクタにはトランジスタT35のコレクタ及びトラ
ンジスタT35,T36のベースがそれぞれ接続されて
いる。そして、前記トランジスタT36のコレクタはメ
インゲート端子Gに接続されている。更に、前記トラン
ジスタT35,T36のエミッタは接地端子GNDにそ
れぞれ接続されている。
【0031】次に、前記保護回路12の構成について説
明する。図4,図5に示すように、保護回路12を構成
するオペアンプ14の正極端子ST1は抵抗R30を介
して第1センスソース端子SS1に接続され、負極端子S
T2は抵抗R31を介して第2センスソース端子SS2に
接続されて接地されている。又、前記正極端子ST1に
は接地された抵抗R32が接続され、負極端子ST2に
はオペアンプ14の出力端子に接続された抵抗R33が
接続されている。従って、前記抵抗R30〜R33及び
オペアンプ14によって差動増幅回路が構成されてい
る。そして、前記抵抗Rs の両端に発生したセンス電圧
VS は差動増幅回路によって増幅され、増幅信号AVS
となって出力端子から出力されるようになっている。
【0032】又、前記オペアンプ14の出力端子は比較
器15の正極端子に接続され、該比較器15の負極端子
には基準電圧Vref が接続されている。前記比較器15
はオペアンプ14からの増幅信号AVS と基準電圧Vre
f とを比較し、基準電圧Vref を増幅信号AVS が越え
たとき、出力端子からHレベルとなる方形波の出力信号
VOUT1を出力するようになっている。
【0033】前記比較器15の出力端子はタイマ回路1
6に接続され、該タイマ回路16は前記ドライブ回路1
1におけるトランジスタT2のベース及びトランジスタ
T1のコレクタと抵抗R1との間に接続されている。
又、前記比較器15は通常Lレベルとなる出力信号VOU
T1をタイマ回路16に出力しており、タイマ回路16は
Lレベルの出力信号VOUT1に基づいてHレベルの出力信
号VOUT2を前記ドライブ回路11におけるトランジスタ
T2のベース及びトランジスタT1のコレクタと抵抗R
1との間に出力している。そして、メイントランジスタ
Tr1に過負荷電流となるメイン電流IS1が流れると、
比較器15がHレベルの出力信号VOUT1をタイマ回路1
6に出力し、該タイマ回路16は所定時間の間、Lレベ
ルの出力信号VOUT2を前記ドライブ回路11におけるト
ランジスタT2のベース及びトランジスタT1のコレク
タと抵抗R1との間に出力するようになっている。
【0034】次に、上記のように構成された電流検出機
能付トランジスタの駆動制御回路の作用について説明す
る。通常、図6に示すように時間t0においては第1入
力端子IN1はHレベル(高電位)となって、トランジ
スタT1をオンさせた状態としている。そのため、トラ
ンジスタT2がオフし、トランジスタT3がオンする。
又、トランジスタT4がオフとなり、各トランジスタT
5,T6はオフとなっている。
【0035】前記トランジスタT4のオフにより定電流
電源回路DS1におけるトランジスタT7のコレクタがH
レベルになっているので、トランジスタT10,T11
はオフとなる。これにより、トランジスタT7〜T9は
オフとなっている。前記トランジスタT7〜T11のオ
フによりトランジスタT12のベースがLレベルとなる
ため、該トランジスタT12はオフとなっている。従っ
て、トランジスタT13,T14のベースがLレベルと
なって、該トランジスタT13,T14はオフとなって
いる。この結果、定電流電源回路DS1から制御電流IGS
がセンスゲート端子GS に出力されないため、センスト
ランジスタTr2はオフの状態となっている。
【0036】一方、定電流電源回路DS1におけるトラン
ジスタT10がオフしていることから、該トランジスタ
T10のコレクタがLレベルとなり、トランジスタT1
5はオフとなっている。そのため、トランジスタT16
がオンし、コンデンサC1はショートされた状態とな
り、コンデンサC1の充電電圧VC1は0Vとなってい
る。又、トランジスタT16のオンによりトランジスタ
T17はオフとなり、次段のトランジスタT18,T1
9はオンとなる。この結果、トランジスタT19のオン
によりセンスゲート端子GS が接地端子GNDに接続さ
れた状態にある。これにより、センストランジスタTr
2がオフする。
【0037】一方、前記第2入力端子IN2のHレベル
によりトランジスタT20がオンとなり、トランジスタ
T21がオフしてコンデンサC2は充電された状態とな
っている。このとき、コンデンサC2の充電電圧VC2は
前記トランジスタT22のベース・エミッタ間電圧VBE
と等しい状態となっている。又、トランジスタT21の
コレクタがHレベルになっていることから、トランジス
タT22がオンし、次段の各トランジスタT23〜T2
5がオフとなっている。
【0038】前記トランジスタT23のオフにより定電
流電源回路DS2におけるトランジスタT26がオフす
る。従って、前記定電流電源回路DS1と同様にトランジ
スタT26〜T30がオフとなって、トランジスタT3
1はオフとなる。従って、トランジスタT32,T33
がオフとなり、定電流電源回路DS2から制御電流IG が
メインゲート端子Gに出力されない。
【0039】又、定電流電源回路DS2におけるトランジ
スタT29がオフしていることから、トランジスタT3
4がオフとなり、トランジスタT35,T36がオンに
なっている。前記トランジスタT36のオンによりメイ
ンゲート端子Gは接地端子GNDに接続された状態にあ
り、メイントランジスタTr1をオフする。
【0040】上記の状態から、図6の時間t1におい
て、図1に示すマルチソースマルチゲートトランジスタ
Tをオンさせて、負荷10を動作させるべく、図2,図
3の第1入力端子をLレベルにすると、トランジスタT
1がオフ、トランジスタT2がオンして第2入力端子I
N2がLレベルとなる。
【0041】従って、トランジスタT3がオフ、トラン
ジスタT4〜T6がオンする。前記トランジスタT4〜
T6のオンにより、定電流電源回路DS1におけるトラン
ジスタT7のコレクタがLレベルになる。すると、トラ
ンジスタT10,T11がオンするとともに、トランジ
スタT7〜T9がオンする。そのため、トランジスタT
11がオンとなるので、トランジスタT12がオンする
とともに、トランジスタT13,T14がオンする。こ
のため、定電流電源回路DS1からは制御電流IGSが出力
された状態となる。
【0042】又、定電流電源回路DS1におけるトランジ
スタT10がオンしていることから、トランジスタT1
5がオンする。そして、前記トランジスタT15のオン
によりトランジスタT16がオフする。これにより、コ
ンデンサC1にはトランジスタT17のベース・エミッ
タ間電圧VBEによって充電され、トランジスタT16は
所定時間(時間t2までの間)、トランジスタT17を
オンしない。よって、前記トランジスタT17はオフと
なっているため、トランジスタT18,T19はオンの
状態を保持している。
【0043】従って、センスゲート端子Gsは接地端子
GNDに接続された状態となっているので、前記定電流
電源回路DS1からの制御電流IGSはセンスゲート端子G
S に出力されない。この結果、センストランジスタTr
2はオンせず、メイントランジスタTr1に流れるメイ
ン電流IS1を間接的に検出しない状態となっている。
【0044】一方、時間t1において前記第2入力端子
IN2がLレベルになったことにより、トランジスタT
20がオフとなるので、トランジスタT21がオンとな
る。このトランジスタT21のオンによりコンデンサC
2はショートしてトランジスタT21のコレクタがLレ
ベルとなる。すると、トランジスタT22がオフになる
ので、トランジスタT23〜T25はオンする。
【0045】又、前記トランジスタT23〜T25のオ
ンにより、定電流電源回路DS2におけるトランジスタT
26がオンになる。そして、トランジスタT29,T3
0がオンするとともに、トランジスタT26〜T28が
オンする。前記トランジスタT30のオンにより、トラ
ンジスタT31〜T33がオンする。
【0046】このため、定電流電源回路DS2から制御電
流IG が出力された状態となる。又、前記定電流電源回
路DS2におけるトランジスタT29がオンしていること
から、トランジスタT34がオンする。従って、トラン
ジスタT34のオンによってトランジスタT35,T3
6はオフする。そのため、トランジスタT36のオフに
よりメインゲート端子Gと接地端子GNDとの接続が開
放されるため、前記定電流電源回路DS2からの制御電流
IG がメインゲート端子Gに出力される。
【0047】この結果、メイントランジスタTr1はオ
ンしてドレイン端子Dに接続された負荷10が作動す
る。又、このとき、センストランジスタTr2はオフし
ているため、メイントランジスタTr1のメイン電流I
S1を検出していない状態となっている。
【0048】そして、時間t2にて前記コンデンサC1
の充電電圧VC1が所定電圧VTH1 を越えると、トランジ
スタT17がオンする。そのため、該トランジスタT1
7のオンにより、トランジスタT18,T19はオフす
る。従って、トランジスタT19のオフによりセンスゲ
ート端子GS と接地端子GNDとの接続が開放されるた
め、前記定電流電源回路DS1からの制御電流IGSがセン
スゲート端子GS に出力される。
【0049】この結果、センストランジスタTr2はオ
ンするので、センスソース端子SS1を介して抵抗RS に
センス電流IS2が流れ、該抵抗RS の両端にはセンス電
圧VS が発生する。このセンス電圧VS を保護回路12
が検出し、メイントランジスタTr1に流れるメイン電
流IS1を間接的に検出する。この時、既にメイントラン
ジスタTr1はオンして安定した状態となっているた
め、メイントランジスタTr1の過度状態時におけるメ
イン電流IS1をセンストランジスタTr2が検出するこ
とがない。即ち、センストランジスタTr2はメイント
ランジスタTr1の安定状態時に流れるメイン電流IS1
を検出することになる。
【0050】その後、上記の状態から時間t3におい
て、図1に示すマルチソースマルチゲートトランジスタ
Tをオフさせて負荷10を停止させるべく、第1入力端
子IN1をHレベルにすると、トランジスタT1はオン
となり、トランジスタT2がオフしてトランジスタT3
がオンする。
【0051】前記トランジスタT3のオンにより、トラ
ンジスタT4〜T6がオフする。従って、定電流電源回
路DS1におけるトランジスタT7のコレクタがHレベル
になるので、トランジスタT10,T11がオフすると
ともに、トランジスタT7〜T9がオフする。前記トラ
ンジスタT11のオフによりトランジスタT12〜T1
4がオフする。これにより、定電流電源回路DS1から制
御電流IGSが出力されなくなる。
【0052】一方、トランジスタT10のオフにより、
トランジスタT15がオフする。そのため、トランジス
タT16がオンしてコンデンサC1が放電され、トラン
ジスタT17がオフする。これにより、トランジスタT
18,T19がオンとなり、センスゲート端子GS は接
地端子GNDに接続された状態となるのでセンストラン
ジスタTr2はオフする。
【0053】又、前記第2入力端子IN2のHレベルに
より、トランジスタT20がオン、トランジスタT21
がオフしてコンデンサC2がトランジスタT22のベー
ス・エミッタ間電圧VBEによって充電される。このと
き、コンデンサC2の充電電圧VC2は0Vに等しい状態
にあるため、トランジスタT21のコレクタは直ちにH
レベルにならず、所定時間(時間t4までの間)、トラ
ンジスタT22はオンしない。よって、前記トランジス
タT22はオフ状態を保持するとともに、トランジスタ
T23〜T25のオンを保持する。
【0054】前記トランジスタT23〜T25のオンが
保持されることにより、定電流電源回路DS2におけるト
ランジスタT26〜T33のオンが保持される。このた
め、定電流電源回路DS2から制御電流IG が出力される
状態が保持される。又、トランジスタT29のオンが保
持されることから、トランジスタT34がオンを保持し
ている。そのため、トランジスタT35,T36のオフ
が保持される。前記トランジスタT36のオフによりメ
インゲートGと接地端子GNDとの開放が保持されるた
め、定電流電源回路DS2から制御電流IG はメインゲー
ト端子Gに引き続き出力される。この結果、第1,2入
力端子IN1,IN2がHレベルになっても、メイント
ランジスタTr1は所定時間の間オンした状態を保持す
る。
【0055】その後、時間t4にて前記コンデンサC2
の充電電圧VC2が所定電圧VTH2 を越えると、トランジ
スタT22がオンする。そのため、トランジスタT23
〜T25がオフする。従って、トランジスタT23〜T
25のオフにより定電流電源回路DS2におけるトランジ
スタT26がオフとなるので、該定電流電源回路DS2の
各トランジスタT26〜T33がオフする。これによ
り、該定電流電源回路DS2から制御電流IG が出力され
ない状態となる。
【0056】又、前記トランジスタT29のオフにより
トランジスタT34がオフして、トランジスタT35,
T36がオンする。前記トランジスタT36のオンによ
りメインゲート端子Gと接地端子GNDとが接続された
状態になるため、メイントランジスタTr1がオフして
ドレイン端子Dに接続された負荷10が停止する。
【0057】従って、前記マルチソースマルチゲートト
ランジスタTのセンストランジスタTr2はメイントラ
ンジスタTr1より後にオンし、メイントランジスタT
r1より先にオフする。これにより、センストランジス
タTr2はメイントランジスタTr1が安定した状態の
ときのみ、該メイントランジスタTr1に流れるメイン
電流IS1を間接的に検出する。この結果、メイントラン
ジスタTr1の立上がり、立下がり時のメイン電流IS1
を検出することがない。
【0058】つまり、過渡状態時における過負荷電流と
なるセンス電流IS2が抵抗RS に流れないので、センス
電圧VS にはサージが発生しない。そのため、保護回路
12はセンス電圧VS に含まれるサージによってドライ
ブ回路11を停止させる誤動作をしないようにすること
ができる。この結果、保護回路12は出力信号VOUT2に
よって制御電流IG をメインゲート端子Gに所定時間出
力しないようにしてメイントランジスタTr1をオフさ
せることを防止することができる。
【0059】更に、前記ドライブ回路11によりセンス
電圧VS にサージを含ませないようにすることができる
ため、従来のコンデンサC及び抵抗Rによって構成され
るフィルター34を不要にすることができる。そのた
め、電流検出機能付トランジスタを駆動制御する装置全
体をコンパクト化することもできる。
【0060】又、前記メイントランジスタTr1の安定
状態時においては、図4,図5に示すように、抵抗Rs
両端のセンス電圧VS が保護回路12の抵抗R30〜R
33及びオペアンプ14によって増幅信号AVS となっ
て比較器15に出力される。この増幅信号AVS は基準
電圧Vrefと比較器15にて比較される。そして、前記
増幅信号AVS が基準電圧Vref を越えないとき、比較
器15はHレベルの出力信号VOUT1をタイマ回路16に
出力しない。これにより、タイマ回路16はHレベルの
出力信号VOUT2を前記ドライブ回路11におけるトラン
ジスタT1のコレクタと抵抗R1との間及びトランジス
タT2のベースに出力した状態を保持する。
【0061】ここで、メイントランジスタTr1の安定
状態時において、該メイントランジスタTr1のメイン
電流IS1が過電流になると、センス電流IS2が上昇する
ので、抵抗Rs 両端のセンス電圧VS が上昇する。この
上昇したセンス電圧VS がオペアンプ14によって増幅
され、増幅信号AVS となって比較器15に出力され
る。この増幅信号AVS が基準電圧Vref を越えると、
比較器15はHレベルとなる出力信号VOUT1をタイマ回
路16に出力する。タイマ回路16はHレベルとなる出
力信号VOUT1に基づいてLレベルとなる出力信号VOUT2
を所定時間、ドライブ回路11におけるトランジスタT
1のコレクタと抵抗R1との間及びトランジスタT2の
ベースに出力する。
【0062】これにより、トランジスタT2がオフして
第2入力端子IN2がHレベルになるため、前述したよ
うに定電流電源回路DS1から制御電流IGSがセンスゲー
ト端子GS に出力されなくなり、センストランジスタT
r2がオフする。そして、所定時間後、定電流電源回路
DS2から制御電流IG がメインゲート端子Gに出力され
なくなり、メイントランジスタTr1がオフする。この
結果、メイントランジスタTr1に流れる過電流となる
メイン電流IS1を遮断し、該メイントランジスタTr1
の保護を行うことができる。
【0063】又、本実施例においては、センストランジ
スタTr2がオフした後、メイントランジスタTr1が
オフするようにドライブ回路11を構成したが、センス
トランジスタTr2とメイントランジスタTr1とが同
時にオフするようにドライブ回路11を構成するように
してもよい。
【0064】この他に、メイントランジスタTr1とセ
ンストランジスタTr2とが同時にオンし、センストラ
ンジスタTr2がオフした後、メイントランジスタTr
1がオフするようにドライブ回路11を構成するように
してもよい。
【0065】本実施例においては、マルチゲートマルチ
ソースとなる静電誘導形トランジスタに具体化したが、
マルチゲートマルチソースとなるMOSトランジスタや
マルチベースマルチエミッタとなるバイポーラトランジ
スタに具体化することも可能である。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、セ
ンス電圧に発生するサージを防止してフィルターを不必
要とすることができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電流検出機能付トランジスタに
ドライブ回路を接続したブロック回路図である。
【図2】マルチソースマルチゲートトランジスタの構成
を示す概略斜視図である。
【図3】ドライブ回路の構成を示す電気回路図である。
【図4】保護回路の構成を示す電気回路図である。
【図5】保護回路のタイミングチャート図である。
【図6】ドライブ回路のタイミングチャート図である。
【図7】従来のマルチソーストランジスタに対してドラ
イブ回路を接続した回路図である。
【図8】従来における保護回路が検出するセンス電圧の
特性図である。
【図9】従来のマルチソーストランジスタに対してフィ
ルタを設けた回路図である。
【図10】従来における保護回路が検出するセンス電圧
の特性図である。
【符号の説明】
11…ドライブ回路、Tr1…メイントランジスタ、T
r2…センストランジスタ、G…メインゲート、GS …
センスゲート、D…ドレイン、S…メインソース、SS
1,SS2…センスソース、IG …メイン制御信号として
の制御電流、IGS…センス制御信号としての制御電流、
IS1…メイン電流
フロントページの続き (72)発明者 西牟田 武史 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メイン電流を流すメイントランジスタ
    と、同メイントランジスタに流れるメイン電流を検出す
    るセンストランジスタとを備え、前記メイン及びセンス
    トランジスタのコレクタ又はドレインを共通とするとと
    もに、ベース又はゲート及びエミッタ又はソースをそれ
    ぞれ独立にした電流検出機能付トランジスタにおいて、 前記メイントランジスタのメインベース又はメインゲー
    トにメイン制御信号を出力してセンストランジスタより
    先にメイントランジスタを駆動させた後、センスベース
    又はセンスゲートにセンス制御信号を出力してセンスト
    ランジスタを駆動させるドライブ回路を設けた電流検出
    機能付トランジスタの駆動制御回路。
  2. 【請求項2】 メイン電流を流すメイントランジスタ
    と、同メイントランジスタに流れるメイン電流を検出す
    るセンストランジスタとを備え、前記メイン及びセンス
    トランジスタのコレクタ又はドレインを共通とするとと
    もに、ベース又はゲート及びエミッタ又はソースをそれ
    ぞれ独立にした電流検出機能付トランジスタにおいて、 前記センストランジスタのセンスベース又はセンスゲー
    トに出力されるセンス制御信号を遮断してセンストラン
    ジスタを停止させた後、メイントランジスタのメインベ
    ース又はメインゲートに出力されるメイン制御信号を遮
    断してセンストランジスタより後にメイントランジスタ
    を停止させるドライブ回路を設けた電流検出機能付トラ
    ンジスタの駆動制御回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009027883A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 半導体装置
JP2015216590A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 Tdk株式会社 負荷駆動装置
CN109314510A (zh) * 2016-05-20 2019-02-05 株式会社电装 开关元件的驱动控制装置

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