JPH04987Y2 - - Google Patents

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JPH04987Y2
JPH04987Y2 JP663686U JP663686U JPH04987Y2 JP H04987 Y2 JPH04987 Y2 JP H04987Y2 JP 663686 U JP663686 U JP 663686U JP 663686 U JP663686 U JP 663686U JP H04987 Y2 JPH04987 Y2 JP H04987Y2
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vehicle body
removable roof
body side
roof
weather strip
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は着脱式屋根の取付構造に関する。
〈従来の技術〉 従来の着脱式屋根の取付構造としては、例えば
第4図〜第10図に示されるようなものが知られ
ている(実開昭55−83417号公報参照)。1は車体
で、屋根の中央に固定屋根2を設け、その左右両
側に着脱式屋根3を備えている。着脱式屋根3は
ハツチガラス部4と、ロツク装置5内蔵の取付パ
ネル部6とを備え、ハツチガラス部4はその三方
縁部がルーフアウターウエザストリツプ7で被覆
されたサツシユ8にて枠形成されている。そして
残された縁部に相当する部分が取付パネル部6と
されている。取付パネル部6内に配されたロツク
装置5は、第6図に示す如く前後両端のロツクピ
ン10が第1、第2クランクロツド11,12を
介してレバー13の回動操作にて前後方向(図中
F,R方向)へそれぞれ突出自在とされ、突出時
取付パネル部6の前後両側の開口9より直線的に
図中前後方向(図中F,R方向)へ突出自在とし
てある。一方、左右両側が車体外側(図中S側)
へ向けて下り傾斜状態とされている車体側取付部
位14は、その上側が「ウエザストリツプ」とし
てのボデーサイドウエザストリツプ15にて覆わ
れており、その両端末近辺にはフイメール16が
形成されている。このフイメール16は、前記ボ
デーサイドウエザストリツプ15材で覆われた部
位に係入口17を設けたもので、上記着脱式屋根
3のロツクピン10の先端部18を受け入れ支持
するようにしている。尚、19はボデーサイドセ
ンターウエザストリツプで、着脱式屋根3が車体
に取付けられた状態でサイドウインドウガラス2
0に当接されるものである。
そして、車体側取付部位14へ着脱式屋根3を
取付ける場合、先ず着脱式屋根3のその縁部を、
固定屋根2側に設けられたフツク部22に挿入位
置決めせしめ、そしてロツク装置5のレバー13
の回動操作により前後のロツクピン10を、フイ
メール16の係入口17へ向けて各々突出させる
ことによりロツク状態を得て全体を固定するよう
にしている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来の着脱式屋根3
の取付構造にあつては、着脱式屋根3を車体側取
付部位14へ取付けた状態において、ボデーサイ
ドウエザストリツプ15は着脱式屋根3によつて
撓ませられるものの、ロツク装置5のロツクピン
10は車体側取付部位14の係入口17に対し、
前後方向(F,R方向)で直線的に突出して着脱
式屋根3を固定するようにしているだけであり、
そこではロツク装置5が単に着脱式屋根3を車体
側取付部位14へ外れぬように固定するという機
能でのみ用いられているに過ぎないものであつ
た。しかし、ロツク装置5をして、着脱式屋根3
を車体側取付部位14に対して車体内側(図中I
方向)へ向けて移動させることができれば、この
車体側取付部位14が下り傾斜状態とされている
ことで、車体側取付部位14に設けられているボ
デーサイドウエザストリツプ15は撓み方向(押
し潰される方向)へ変形し、シール性の更なる向
上が期待できるものである。
〈課題を解決するための手段〉 そこで、この考案に係る着脱式屋根の取付構造
のロツク装置は、その各ロツクピンを前・後方向
と車体外側方向との合成方向へ突出せしめるガイ
ド手段を備え、該合成方向へ突出する各ロツクピ
ンと車体側取付部位の係入口との係合にて、着脱
式屋根全体を相対的に車体内側方向へ向けて移動
可能としたものである。
〈作用〉 次に作用を実施例に対応する第1図〜第3図を
用いて説明する。
先ず、着脱式屋根30を車体側取付部位14へ
取付けた状態において、ロツクピン35,36を
回動レバー33の回動操作により前後方向(F,
R方向)へ突出せしめようとする。このロツク装
置31は傾斜状のガイド溝42を有し、このガイ
ド溝42に係合させた第2ガイドピン41をロツ
クピン35,36に設けているため、回動レバー
33の第1図中B方向の回動は、「ガイド手段」
としての前記ガイド溝42と第2ガイドピン41
との係合作用により、ロツクピン35,36を前
後方向(F,R方向)と、車体外側(S方向)の
合成方向(C方向)へと突出せしめることにな
る。
そして、ロツクピン35,36が係入口44内
に係入した後も、ロツクピン35,36は合成方
向へ突出するため、ロツクピン35,36の先端
部45付近が該係入口44の外側部を押すことに
なり、着脱式屋根30は前記ロツクピン35,3
6の突出方向(C方向)と相対して反対方側の車
体内側方向(I方向)へ移動することとなる。
そうすると、車体側取付部位14が車体外側
(図中S側)へ向けて下り傾斜状態となつている
ため、着脱式屋根30を車体内側(I方向)へ移
動させれば、車体側取付部位14に設けられてい
るボデーサイドウエザストリツプ(ウエザストリ
ツプ)15は更に撓み方向(押し潰される方向)
へ変形を強いられることになり、着脱式屋根30
は車体側取付部位14に対しより密接状態で取付
け・固定されることになる。
〈実施例〉 以下この考案の一実施例を第1図〜第3図を参
照して説明する。尚、従来と同様の部分は同一の
符号を以て示し、重複する説明は省略する。
30は着脱式屋根で、ロツク装置31として、
長尺ロツド32、回動レバー33、従動レバー3
4、ロツクピン35,36、そして後述する「ガ
イド手段」を主に備えている。前記ロツク装置3
1を構成する部品のうち、回動レバー33と従動
レバー34は、それぞれ取付パネル部6内に配置
されたロツク固定部Pの水平部分に、回動支点3
7,40を介して取付けられている。また、長尺
ロツク32の後端は回動レバー33にピン止めさ
れ、前端は従動レバー34に同じくピン止めされ
ている。
回動レバー33は回動支点37を中心にB方向
へ回動自在とされており、その一部に長孔38を
有し、この長孔38内に第1ガイドピン39を係
合させた状態で後側のロツクピン35が回動レバ
ー33と接続されている。そして同じように他の
第1ガイドピン39が従動レバー34の長孔50
に係合して前側のロツクピン36が従動レバー3
4と接続されている。尚、従動レバー34は回動
レバー33のB方向への回動に伴い、回動支点4
0を中心にB′方向に回動自在とされている。
ところで、前後のロツクピン35,36はそれ
ぞれロツド状のものとされ、各ロツクピン35,
36がぞれぞれ前後に一対の第2ガイドピン41
を有していると共に、該第2ガイドピン41は前
記ロツク固定部Pの水平部分へ傾斜状に形成した
一対のガイド溝42に係合させてある。これらガ
イド溝42は、各ロツクピン35,36の前後方
向(F,R方向)と車体外側(S方向)との合成
方向(C方向)に沿つて形成してあり、前記各ロ
ツクピン35,36の突出方向をその合成方向
(C方向)に沿つて規制するものであつて、この
ガイド溝42と第2ガイドピン41とで本願考案
の「ガイド手段」が構成されるものである。そし
て、フイメール43の係入口44は、ガイド溝4
2に沿つて移動するロツクピン35,36の挿入
先端部45の軸方向の動きにのみ応じられるよう
な形状・サイズの筒状体として形成されている。
次ぎに着脱式屋根30の取付け状態を説明す
る。車体側取付部位14に着脱式屋根30を載せ
るようにして取付けた状態において、ロツク装置
31を操作する。即ち、回動レバー33をB方向
へ回動すれば、長孔38に係合している第1ガイ
ドピン39を介して後側のロツクピン35が突出
せしめられ、その突出方向としては第2ガイドピ
ン41とガイド溝42との係合により後側(R方
向)と車体外側(S方向)との合成方向(C方
向)に規制・案内されることとなる。そして前記
回動レバー33の回動操作で長尺ロツド32は前
方へ移動させられ、従動レバー34を従動的に
B′方向へ回動させ、同じように前側のロツクピ
ン36を前側(F側)と車体外側(S方向)との
合成方向(C方向)に規制・案内する。このた
め、双方のロツクピン35,36は、取付パネル
部6の前後両側に形成され且つ該ロツクピン3
5,36が合成方向Cへ突出可能な開口サイズと
されている開口9から突出し、フイメール43の
係入口44内へ係入してゆく。この時ボデーサイ
ドウエザストリツプ15は着脱式屋根30の重さ
その他により若干撓んでいるが、前記ロツクピン
35,36は係入口44内へ係入された後も前記
合成方向(C方向)へ移動しようとするため、こ
のようにロツクピン35,36が合成方向(C方
向)へ移動しようとする分、着脱式屋根30全体
は逆に車体内側方向(I方向)へ向けて、ガイド
溝42の左右方向での直線距離(第2図中の距離
L)に相当する分だけ、相対的に移動することと
なる。そして、車体側取付部位14が車体外側
(図中S側)へ向けて下り傾斜状態となつている
ため、着脱式屋根30が前述の如く車体内側(I
方向)へ移動すれば、車体側取付部位14に設け
られているボデーサイドウエザストリツプ(ウエ
ザストリツプ)15は更に撓み方向(押し潰され
る方向)へ変形を強いられることになり、その弾
性反力も作用して着脱式屋根30は車体側取付部
位14に対し、より一層密着した状態を呈するこ
とになる。
〈考案の効果〉 この考案に係る着脱式屋根の取付構造は以上説
明してきた如き内容のものであつて、ロツクピン
が突出して車体側取付部位の係入口内へ係入した
際、着脱式屋根を車体内側方向へ移動させるの
で、ウエザストリツプは更に撓み方向へ変形を強
いられることになり、着脱式屋根は車体側取付部
位に対してより密接状態で取付け・固定されるこ
とになる。更に密接することにより高速走行時の
風圧や走行時の振動に対処し易いという付随的な
効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の要部を示す着脱式屋根のロ
ツク装置の全体概略図、第2図は着脱式屋根の概
略縦断面図、第3図は車体側のフイメールを示す
概略拡大斜視図、第4図は車体に取付けられた従
来の着脱式屋根を示す概略斜視図、第5図は着脱
式屋根の全体概略斜視図、第6図は第1図相当の
従来のロツク装置の全体概略図、第7図は第6図
中矢示方向より見た回動レバーの側面図、第8
図は第4図中の矢示部の拡大図で、第3図相当
のフイメールの概略拡大斜視図、第9図は第4図
中矢示−線に沿う断面図、そして第10図は
第4図中矢示−線に沿う断面図である。 30……着脱式屋根、35,36……ロツクピ
ン、14……車体側取付部位、15……ボデーサ
イドウエザストリツプ(ウエザストリツプ)、3
9……第1ガイドピン、41……第2ガイドピン
(ガイド手段)、42……ガイド溝(ガイド手段)、
44……係入口、F……前側方向、R……後側方
向、S……車体外側方向、I……車体内側方向、
C……合成方向。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 左右両側が車体外側へ向けて下り傾斜状態とさ
    れ且つウエザストリツプにて覆われた状態とされ
    ている車体側取付部位に対して着脱式屋根を取付
    け、該着脱式屋根に備えてあるロツク装置の前後
    ロツクピンを各々前記車体側取付部位の係入口へ
    係入すべく少なくとも車体前・後方向へ突出自在
    とした着脱式屋根の取付構造において、 上記ロツク装置はその各ロツクピンを前・後方
    向と車体外側方向との合成方向へ突出せしめるガ
    イド手段を備え、該合成方向へ突出する各ロツク
    ピンと車体側取付部位の係入口との係合にて、着
    脱式屋根全体を相対的に車体内側方向へ向けて移
    動可能としたことを特徴とする着脱式屋根の取付
    構造。
JP663686U 1986-01-22 1986-01-22 Expired JPH04987Y2 (ja)

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JPS62120020U JPS62120020U (ja) 1987-07-30
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