JPH049822Y2 - - Google Patents

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JPH049822Y2
JPH049822Y2 JP8333485U JP8333485U JPH049822Y2 JP H049822 Y2 JPH049822 Y2 JP H049822Y2 JP 8333485 U JP8333485 U JP 8333485U JP 8333485 U JP8333485 U JP 8333485U JP H049822 Y2 JPH049822 Y2 JP H049822Y2
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JP
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slit
connecting member
elastic member
hole
surface side
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JP8333485U
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JPS61201459U (ja
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  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は車両用ドアのロツク装置と操作部と
をつなぐ連結部材支持構造に関するものである。
[従来技術] 従来、車両用ドアのロツク装置とインサイドハ
ンドル等の操作部をつなぐ連結部材のほぼ中間部
は、例えば、実公昭48−40271号公報に示す如く
弾性部材によつて支持され、走行時に連結部材の
振動音が発生するのを防いでいる。
弾性部材101は、例えば、第8図に示すよう
に一端から中央部へかけてスリツト103が設け
られ、そのスリツト103内へ前記連結部材10
5の本体部107を貫通させることで連結部材1
05を支持する構造となつている。
[考案が解決しようとする問題点] かかる連結部材支持構造において、連結部材1
05の振動音の防止を図る弾性部材101は組付
け時の作業性の向上を図るために、予め連結部材
105に取付けられた状態で納品される。この場
合、連結部材105が貫通する前記弾性部材10
1のスリツト103の開放側はホツチキスによつ
て仮止めし、搬送行程中に弾性部材101が外れ
落ちるのを防いでいる。
このために、ホツチキスを止めする作業工数が
必要であることと、ホツチキスのたまを常時管理
しなくてはならず、管理工数・作業工数の面で望
ましくなかつた。
そこで、この考案は作業工数を損うことなく、
しかも、確実に支持できるようにした車両用ロツ
ク装置の連結部材支持構造を提供することを目的
としている。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、ロツク装置と操作部とをつなぐ連結部材の本
体部を、弾性部材で支持した構造において、前記
弾性部材の表面側に、該表面側から取付面側へ抜
けるほぼ平行に入れられたスリツトとスリツトの
部位で、開口軸線が前記スリツトと直交するスリ
ツト貫通孔を形成し、該スリツト貫通孔に前記連
結部材の本体部を貫通させてある。
[作用] かかる構造において、弾性部材の表面側に形成
されたスリツト貫通孔に、一方の端末が操作部に
取付けられた連結部材の他方の端末側からほぼ中
間部まで挿入した取付け状態とする。次に組立て
ラインにおいて、連結部材の他方の端末をロツク
装置の操作機構に取付けた後、弾性部材の取付面
側ドアパネルに固着することで弾性部材により支
持されるようになる。
[実施例] 以下第1図乃至第7図の図面を参照しながらこ
の考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1はインナパネル3とアウタパネル5とか
ら成るドアを示しており、該ドア1のインナパネ
ル3にはロツク装置7とインサイドハンドル等の
操作部9がそれぞれ設けられている。
ロツク装置7はドア1の閉扉時に車体側のスト
ライカ(図示していない)と係脱自在に噛み合う
ラツチと、該ラツチを噛み合い位置で拘束するポ
ールと、該拘束状態のポールを解除する操作機構
(いずれも図示していない)とを有し、作業孔1
1を通じて前記インナパネル3の後部に固着され
ている。
操作部9はインナパネル3に形成された凹部1
3内に装着され、該操作部9に一端が取付けられ
た連結部材15の他端側は前記凹部13から作業
孔11へ続く凹溝13a内に沿つて延長されると
共に前記作業孔11からロツク装置7の操作機構
(図示していない)に取付けられている。これに
より、操作部9を操作することでラツチの拘束状
態が解除されドア1の開扉が可能となる。
一方、連結部材15はロツド状に形成され、本
体部15aのぼほ中間部はウレタン発泡材等の材
質で作られた弾性部材17によつて支持されてい
る。
弾性部材17の表面19側には該表面19側か
ら取付面21側へ抜けるほぼ平行なスリツト2
3,23が入れられ、該スリツト23とスリツト
23の部位25で開口軸線Wが前記スリツト23
と直交するスリツト貫通孔27が形成されてお
り、スリツト貫通孔27には前記連結部材15の
本体部15aが貫通している。スリツト23のス
リツト幅は第6図に示す如く若干広くても可能で
ある。なお、弾性部材17はインナパネル3と図
示を省略したトリムとで挾持されるが、弾性部材
17の取付面21に、接着剤を塗布すると共に離
けい紙を剥すことで接着面が露出する接着タイプ
とし、インナパネル3の凹溝13の溝底に固着す
るようにしてもよい。
このように構成された連結部材15の支持構造
において、スリツト23とスリツト23の部位2
5を取付面21側から表面19側へ押し出すこと
で形成されるスリツト貫通孔27に連結部材15
の一方の端末から本体部15aのほぼ中間部まで
挿入する。この時、スリツト貫通孔27に挿入さ
れた搬送行程中の弾性部材17は連結部材15よ
り外れ落ちることはない。
次に、連結部材15の一方の端末をロツク装置
7の操作機構に取付け、また、他方の端末が連結
された操作部9をインナパネル3に取付けた後、
弾性部材17の取付面21をインナパネル3の凹
溝13aの溝底に固着する。これにより、連結部
材15の本体部15aは弾性部材17によつて支
持され走行中に振動音の発生は起きなくなる。
なお、弾性部材17の表面19側と、取付面2
1側で、かつ、スリツト23とスリツト23の部
位29とにフイルム31を貼着することで、本体
部15aとの摺動抵抗を大幅に軽減することが可
能となる。
[考案の効果] 以上、説明したようにこの考案の連結部材支持
構造において、連結部材は弾性部材のスリツト貫
通孔によつて確実に支持できる。また、連結部材
は貫通するだけなので作業工数を損うことがな
く、しかも、搬送行程中に弾性部材が連結部材よ
り外れ落ちることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施したドアの一部切断斜
視図、第2図は第1図の−線断面図、第3図
は要部の斜視図、第4図は弾性部材の斜視図、第
5図は表面側にスリツト貫通孔を形成した弾性部
材の斜視図、第6図はスリツト幅を広くした弾性
部材の斜視図、第7図は取付面側で、かつ、スリ
ツトとスリツトとの間と表面側とにフイルムを貼
着した弾性部材の斜視図、第8図は従来例を示し
た第3図と同様の斜視図である。 主要な図面符号の説明、7……ロツク装置、9
……操作部、15……連結部材、15a……同上
の本体部、17……弾性部材、19……表面側、
21……取付面側、23……スリツト、25……
スリツトとスリツトの部位、W……開口軸線、2
7……スリツト貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロツク装置と操作部とをつなぐ連結部材の本体
    部を、弾性部材で支持した構造において、前記弾
    性部材の表面側に、該表面側から取付面側へ抜け
    るほぼ平行に入れられたスリツトとスリツトの部
    位で、開口軸線が前記スリツトと直交するスリツ
    ト貫通孔を形成し、該スリツト貫通孔に前記連結
    部材の本体部を貫通させたことを特徴とする車両
    用ロツク装置の連結部材支持構造。
JP8333485U 1985-06-04 1985-06-04 Expired JPH049822Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8333485U JPH049822Y2 (ja) 1985-06-04 1985-06-04

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JP8333485U JPH049822Y2 (ja) 1985-06-04 1985-06-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61201459U JPS61201459U (ja) 1986-12-17
JPH049822Y2 true JPH049822Y2 (ja) 1992-03-11

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ID=30631869

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JP8333485U Expired JPH049822Y2 (ja) 1985-06-04 1985-06-04

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JPS61201459U (ja) 1986-12-17

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