JPH0495070A - 1,2―エタンジオール誘導体およびその塩 - Google Patents

1,2―エタンジオール誘導体およびその塩

Info

Publication number
JPH0495070A
JPH0495070A JP2211348A JP21134890A JPH0495070A JP H0495070 A JPH0495070 A JP H0495070A JP 2211348 A JP2211348 A JP 2211348A JP 21134890 A JP21134890 A JP 21134890A JP H0495070 A JPH0495070 A JP H0495070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
group
formula
ethanol
salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2211348A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3044055B2 (ja
Inventor
Satoru Ono
哲 小野
Tetsuo Santo
山藤 哲夫
Hisaaki Chagi
久晃 茶木
Mutsuko Maekawa
前川 睦子
Yozo Todo
藤堂 洋三
Hirokazu Narita
成田 弘和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyama Chemical Co Ltd
Original Assignee
Toyama Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyama Chemical Co Ltd filed Critical Toyama Chemical Co Ltd
Priority to JP2211348A priority Critical patent/JP3044055B2/ja
Publication of JPH0495070A publication Critical patent/JPH0495070A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3044055B2 publication Critical patent/JP3044055B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)
  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Quinoline Compounds (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規な1゜ 体およびその塩に関し、 一般式[l3 2−エタンジオール誘導 ざらに、詳細には 「式中、R1は、置換されていてもよい複素環式基を;
R2は、水素原子または低級アルキルもしくはヒドロキ
シル保護基を二R3は、水素原子または低級アルキル基
を70個のR4およびR5は、同一または異なって水素
原子または低級アルキル基を:R6は、置換されていて
もよいアミノもしくは含鴛累複素環式基またはアンモニ
オ基を:およびnは、0または1〜6の整数を、それぞ
れ示す。」 で表わされる1、2−エタンジオール誘導体およびその
塩。
「式中、R1は、置換されていてもよい複素環式基を:
R2は1、水素原子または低級アルキルもしくはヒドロ
キシル保護基を二R3は、水素原子または低級アルキル
基を二n個のR4−およびR5は、同一または異なって
水素原子または低級アルキル基を二R6は、置換されて
いてもよいアミノもしくは含窒素複素環式基またはアン
モニオ基を;およびnは、Oまたは1〜6の整数を、そ
れぞれ示す。」 で表わされる1、2−エタンジオール誘導体およびその
塩に関する。
3従来の技術] 従来、1,2−エタンジオール誘導体としては、たとえ
ば、米国特許第2.928.845号、ジャーナル・オ
ブ・フ7−マシューテイカル・サイエンス(J、Pha
rm、Sci、) 、第50巻、第769〜771頁(
1961年)およびファルマコ・エデイジオン・サイエ
ンテイフイカ(Farmaco、 Ed、 Sc i 
)、第19巻、第1056〜1065頁(1964年)
などに記載されているものが知られている。
しかし、これらの化合物は、局所麻酔剤またはその中間
体として利用されているが、脳機能改善剤、抗健忘症剤
および抗痴呆剤としての用途については全く知られてい
ない。
また、国際特許出願公開88/8424には、アルツハ
イマー病およびその他の変性神経障害などの治療に用い
られる1、2−エタンジオール誘導体が記載されている
。しかし、その明細書には、それらの誘導体の具体的記
e、および実施例が全く見当らない。
[発明が解決しようとする課題] 現在、各種痴呆、特にアルツハイマー型痴呆および脳血
管性痴呆の治療には、脳代謝賦活剤または脳循環改善剤
などが使用されている。
しかし、脳血管性痴呆、老年性痴呆、アルツハイマー病
、虚血性脳障害の後遺症および脳卒中の治療に有用な脳
機能改善剤として用いることができる化合物は、未だに
見出されていない。
本発明の目的は、上記課題を解決し、かつ副作用の少な
い有用な脳機能改善剤として用いることができる化合物
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記課題を解決することを目的として鋭
意研究を行った結果、下記の一般式[I]「式中、R1
、R2、R3、R4、R5、R6およびnは、それぞれ
、前記と同様の意味を有する。」 で表わされる新規な1,2−エタンジオール誘導体およ
びその塩が優れた抗健忘作用および抗ハイポキシア作用
を発揮し、脳機能改善剤として極めて有用であることを
見出し、本発明を完成した。
なお、本明m@にあける用語″脳機能改善剤゛′は、虚
血性脳障害の後遺症および脳卒中などの治療に有用な通
常の脳機能改善剤としての用途のみならず、健忘および
痴呆(たとえば、脳血管性痴呆、各種老年性痴呆および
アルツハイマー病など)の治療または予防剤を意味する
以下、本発明について詳述する。
本明細書において、特にことわらない限り、各用語は、
つぎの意味を有する。
ハロゲン原子とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子ま
たはヨウ素原子を;低級アルキル基とは、たとえば、メ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、tert−ブチル、ペンチルおよびヘ
キシル基なとのCアルキ1〜6 ル基を;低級アルケニル基とは、たとえば、ビニル、プ
ロペニル、ブテニル、ペンテニルおよびへキセニル基な
どのC2〜6アルケニル基を;低級アルケニルオキシ基
とは、C2〜6アルケニルー〇−基を;シクロアルキル
基とは、たとえば、シクロプロピル、シクロブチル、シ
クロペンチルおよびシクロヘキシル基などの03〜6シ
クロアルキル基を:低級アルコキシ基とは、C1〜6ア
ルキルー〇−基を;低級アルキルチオ基とは、Cアルキ
ル−8−基を;アリール基とは、1〜6 フェニル、ナフチル、インダニルおよびインデニル基を
;アリールオキシ基とは、アリール−0−基を;アル低
級アルキル基とは、たとえば、ベンジル、ジフェニルメ
チル、トリチルおよびフェネチル基などのアルCアルキ
ル基を;ア1〜4 ル低級アルコキシ基とは、アルC1〜4アルキル−0−
基を;アル低級アルギルチオ基とは、アルCアルキル−
8−蟇を;低級アルキレンジ1〜4 オキシ基とは、たとえば、メチレンジオキシおよびエチ
レンジオキシ基などのCアルキ1〜4 レンジオキシ基を:低級アシル基とは、たとえば、ホル
ミル、アセチルおよびブチリル基などのCアシル基を;
アロイル基とは、アリール1〜6 −Co  Mを;低級アルキルスルホニル基とは10.
.1〜6アルキルー302−%を;アル低級アルキルス
ルホニル基とは、アルCアルキル−1〜6 302  %を;アリールスルホニル基とは、アリール
−802−基を:低級アルキルスルホニルオキシ基とは
、C1〜6アルキルー5O2−O−基を;アリールスル
ホニルオキシ基とは、アリール−302−0−基を;ア
リールスルホニルアミノ基とは、アリール−3O2NH
−基を;低級アルキルスルホニルアミノ基とは、Cアル
キル1〜6 一5o2NH−基を;アル低級アルケニル基とは、アル
Cアルケニル基を:アンモニオ基とは、2〜6 たとえば、トリメチルアンモニオおよびトリエチルアン
モニオ基などのトリ低級アルキルアンモニオ蟇を:含望
累複素環式基とは、たとえば、ピロリル、ピロリジニル
、ピペリジル、ピペラジニル、イミダゾリル、ピラゾリ
ル、ピリジル、テトラヒドロピリジル、ピリミジニル、
モルホリニル、チオモルホリニル、キノリル、キノリジ
ニル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロインキノ
リニル、ギヌクリジニル、チアゾリル、テトラゾリル、
チアジアゾリル、ピロリニル、イミダゾリニル、イミダ
ゾリジニル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、プリニル
およびイミダゾリル基なとの核環を形成する異項原子と
して1つ以上の窒素原子を含み、ざらに1つ以上の酸素
原子または硫黄原子を含んでいてもよい5員もしくは6
R環、縮合環または架橋環の複素環式基を二また、複素
礫式基とは、上記した含墾素複素環式基並びにたとえば
、フリル、チエニル、ベンゾチエニル、ピラニル、イソ
ベンゾフラニル、オキサシリル、ベンゾフラニル、イン
ドリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾオキサシリル、ベ
ンゾチアゾリル、キノキサリル、ジヒドロキノキサリニ
ル、2,3−ジヒドロベゾチェニル、2,3−ジヒドロ
ベンゾピロリル、2゜3−ジヒドロ−4日−1−チアナ
フチル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、ベンゾ[b
]ジオキサニル、イミダゾ[2,3−a]ピリジル、べ
゛ンゾ[b]ピペラジニル、クロメニル、イソチアゾリ
ル、イソオキサシリル、チアジアゾリル、オギサジアゾ
リル、ピリダジニル、イソインドリルおよびイソキノリ
ル基なとの該環を形成する異項原子として1つ以上の酸
素原子もしくは硫黄原子を含んでいてもよい、窒素、W
!i累もしくは硫黄原子から選ばれる少なくとも1つ以
上の異項原子を含有する5員もしくは6員環、縮合環ま
たは架橋環の複素環式基を;そして?!系環式カルボニ
ル基とは、複累環式−C〇−基を愚昧する。
R1にあける複素環式基の置換基としては、たとえば、
ハロゲン原子、置換されていてもよいアミン、低級アル
キル、アリール、アル低級アルキル、低級アルコキシ、
アル低級アルコキシ、アリールオキシ、カルバモイルオ
キシ、低級アルキルチオ、低級アルケニル、低級アルケ
ニルオキシ、アル低級アルキルチオ、アル低級アルキル
スルホニル、アリールスルホニル、低級アルキルスルホ
ニルアミノ、アリールスルホニルアミンもしくは複素環
式基または保護されているアミノ基、保護されていても
よいヒドロキシル基、ニトロ基、オキソ基および低級ア
ルキレンジオキシ基などが挙げられ、また、R1の複素
環式基の置換基における低級アルギル、アリール、アル
低級アルキル、低級アルコキシ、アル低級アルコキシ、
アリールオキシ、カルバモイルオキシ、低級アルキルチ
オ、低級アルケニル、低級アルケニルオキシ、アル低級
アルキルチオ、アル低級アルキルスルホニル、7リール
スルホニル、低級アルキルスルホニルアミノ、アリール
スルホニルアミンおよび複素環式基並びにR6に6ける
含璽素複素環式基の置換基としては、ハロゲン原子、保
護されていてもよいヒドロキシル基、保護されていても
よいカルボキシル基、保護されていてもよいアミノ基、
保護されていてもよいヒドロキシル基で置換されていて
もよい低級アルキル基、ハロゲンで置換されていてもよ
いアリール基、ハロゲンで置換されていてもよいアロイ
ル基、低級アルコキシ基で置換されていてもよい低級ア
ルコキシ基、低級アシル基、アル低級アルキル基、アル
低級アルケニル基、複素環式基、?!!累環式環式カル
ボニル基キソ基、低級アルキルスルホニル基およびアリ
ールスルホニル基が挙げられ、これら1種以上の置換基
で置換されていてもよい。
また、R1にあける置換基のアミノ基およびR6におけ
るアミノ基の置換基としては、保護されていてもよいヒ
ドロキシル基、保護されていてもよいヒドロキシまたは
保護されていてもよいカルボキシル基で置換されていて
もよい低級アルキル基、シクロアルキル基、アリール基
、低級アシル基、アル低級アルキル基、複素環式基、オ
キソ基で買換されていてもよい複素環式カルボニル基、
アダマンチル基、低級アルキルスルホニル基およびアリ
ールスルホニル基が挙げられ、これら1種以上の置換基
で置換されていてもよい。
また、R2におけるヒドロキシル保護基並びに上述した
R、ffiよびR6の置換基中にあるヒドロキシル基、
カルボキシル基およびアミノ基の保護基としては、プロ
テクテイブ・グループス・イン・オーガニック・シンセ
シス(ProctectiveGroups in O
rganic 5ynthesis)、[セオドラφダ
ブリュー・グリーン(Theodra W、 Gree
n)(1981年)、ジョン・ウィリー・アンド・サン
ズ・インコーホレイテッド(John Wi ley 
&5ons、 Inc、 )]に記載された通常のヒド
ロキシル基、カルボキシル基およびアミノ基の保護基が
挙げられ、特に、ヒドロキシル基の保護基としては、た
とえば、低級アルキル、低級アシルおよび2−テトラヒ
ドロピラニル基並びに置換されていてもよいベンジルの
ようなアル低級アルキル基が挙げられる。
一般式[■]の1,2−エタンジオール誘導体の塩とし
ては、医薬として許容される塩であればよく、たとえば
、塩酸、臭化水素酸、硫酸およびリン酸などの鉱酸との
塩;ギ酸、酢酸、シュウ酸、フマル酸、マレイン酸、リ
ンゴ酸、酒石酸およびアスパラギン酸などのカルボン酸
との塩;メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−
トルエンスルホン酸およびナフタレンスルホン酸などの
スルホン酸との塩並びにす1〜リウムおよびカリウムな
どのアルカリ金属との塩などが挙げられる。
−股式[工]の1.2−エタンジオール誘導体またはそ
の場において、異性体(たとえば、光学異性体、幾何異
性体および互変異性体など)が存在する場合、本発明は
、それらすべての異性体を包含し、また水和物、溶媒和
物およびすべての結晶形を包含するものである。
つぎに、一般式[I]の1.2−エタンジオール誘導体
またはその虐の製造法について説明する。
一般式[I]の1,2−エタンジオール誘導体またはそ
の塩は、自体公知の方法またはそれらを適宜組み合わせ
ることによって、たとえば、以下に示す各製造法によっ
て製造することができる。
(以下余白) 4訪l (Vコまたはその虐 rVI] [Ib]またはその虐 4節ユ [X11tたはその塩 〔刈〕またはその塩 [Idlまたはその場 「式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6l3よび
nは、前記したと同様の愚昧を有し;R2aは、R−と
同様のヒドロキシル保護基を:R6aは、R6と同様の
置換されていてもよい含!累複素環式塁のうち該環を形
成する炭素原子に遊離原子価をもつ基を:RF)bは、
R6と同様の置換されていてもよい含望素複素環式蟇の
うち該環を形成する窒素原子に遊離原子価をもつ蟇また
は置換されていてもよいアミノ基を:R7は、R−と同
様のヒドロキシル保護基を:X1およびX2は、同一ま
たは異なってハロゲン原子を:Yは、ハロゲン原子、低
級アルキルスルホニルオキシ基またはアリールスルホニ
ルオキシ基などの脱離基を:Yaは、アリールスルホニ
ルオキシ基を:6よびmは、1〜6の整数を、それぞれ
示す。」 また、一般式[I11]、[I[Ial、[IVコ、[
V]、E VI ]  、  CIXコ 、  [Xl
  、 [XI]  、  [Xl[コ 、va]、o
al、[It)l、[IC1および[Idコの化合物の
塩としては、一般式[工]の化合物の塩で述べたと同様
の塩が挙げられる。
ついで、上で述べた方法を各製造法について説明する。
製造法1 一般式[■]の化合物に一般式[I[]の化合物もしく
はその塩または一般式[111alの化合物もしくはそ
の塩を、塩基の存在下または不存在下で反応させること
により、一般式CIalの化合物またはその塩を製造す
ることができる。
この反応に使用される溶媒としては、反応に悪影響を及
ぼさないものでめればよく、たとえば、ベンゼン、トル
エンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素類ニジメチル
スルホキシドのようなスルホキシド類:N、N−ジメチ
ルホルムアミドのようなアミド類;並びにテトラヒドロ
フランおよびジオキサンなどのエーテル類などが挙げら
れ、これらの溶媒を1種または2種以上混合して使用し
てもよい。また、一般式[111]の化合物または一般
式CI[Ialの化合物を溶媒として用いることもでき
る。
また、必要に応じて用いられる塩基としては、たとえば
、水素化ナトリウム、金属ナトリウムおよびtert−
ブトキシカリウムなどが挙げられる。
この反応において、一般式[1[1]の化合物もしくは
その塩または一般式[I[Ialの化合物もしくはその
塩の使用量は、一般式[II]の化合物に対して、1〜
100倍モル、好ましくは、1〜10倍モルである。
また、必要に応じて用いられる塩基の使用量は、一般式
[n]の化合物に対して、0.01〜1.2倍モルであ
る。
この反応は通常、20〜150℃、好ましくは、70〜
90℃で、1分〜24時間、好ましくは、5分〜5時間
実施すればよい。
製造法1 (1)  一般式[II]の化合物に一般式[IV]の
化合物またはその塩を、ffl基の存在下または不存在
下で反応させることにより、一般式[V]の化合物また
はその塩を製造することができる。
この反応は、製造法1と同様の方法で実施すればよい。
1坪られた一数式EV]の化合物またはその塩は単離せ
ずにそのままつぎの反応に用いてもよい。
(2)  −数式ry]の化合物またはその塩を、通常
のヒドロキシル基の保護反応に付すことにより、−数式
[VI]の化合物を製造することができる。
得られた一般式[V、I ]の化合物は、単離せずにそ
のままつきの反応に用いてもよい。
ざらに、−数式[VI]の化合物を、選択的なヒドロキ
シル保護基の脱離反応に付すことにより、−数式[VI
]の化合物またはその塩を製造することができる。
得られた一般式[■]の化合物またはその塩は、単離せ
ずにそのままつぎの反応に用いてもよい。
これらの反応は、自体公知の方法、たとえば、プロテク
ティブ・グループス・イン・オーガニック争シンセシス
(proctecme Groups In Orga
nicSynthesis)、(セオドラ・ダブリュー
・グリーン(Theodra W、Green) (1
981年)、ジョン・ウィリー・アンド・サンズ・イン
コーホレイテッド(John Wi ley & 5o
ns、 Inc、 )]に記載されている方法またはそ
れに準じた方法で実施すればよい。
これらの反応に使用されるヒドロキシル保護基(Rおよ
びR2a)の組み合わせは適宜選択すればよい。
(3)  −数式[vX ]の化合物またはその塩に溶
媒中、ハロゲン化剤またはスルホニル化剤を、塩基の存
在下または不存在下で反応させることにより、−数式[
■]の化合物を製造することができる。
この反応に使用される溶媒としては、反応に悪影響を及
ぼさないものであればよく、たとえば、塩化メチレンお
よびクロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類;テトラ
ヒドロフランおよびジオキサンなどのエーテル類;アセ
トニトリルのようなニトリル類;並びにN、N−ジメチ
ルホルムアミドのようなアミド類などが挙げられ、これ
らの溶媒を1種または2種以上混合して使用してもよい
また、必要に応じて用いられる塩基としては、たとえば
、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、1
,8−ジアザビシクロ−[5,4゜O]ラウンク−7−
エン(DBU>、ピリジン、tert−ブトキシカリウ
ム、炭酸すトリウム、炭酸カリウムおよび水素化す1〜
リウムなどの有機または無機@基が挙げられる。
ハロゲン化剤としては、たとえば、オキシ塩化リン、オ
キシ臭化リン、三塩化リン、五塩化リンおよび塩化チオ
ニルなどが挙げられる。
スルホニル化剤としては、たとえば、メタンスルホニル
クロリドおよびp−トルエンスルホニルクロリドなどが
挙げられる。
ハロゲン化剤またはスルホニル化剤および必要に応じて
用いられる塩基の使用量は、−数式[VI[]の化合物
またはその塩に対して、それぞれ、等モル以上、好まし
くは、1〜2倍モルである。
この反応は通常、−10〜100℃、好ましくは、0〜
40℃で、10分〜30時間実施すればよい。
得られた一般式[■]の化合物は、単離せずにそのまま
つどの反応に用いてもよい。
(4)  −数式[■]の化合物に一般式[IXlの化
合物またはその塩を、触媒の存在下または不存在下およ
び塩基の存在下または不存在下で反応させることにより
、−数式[I t)]の化合物またはその塩を製造する
ことができる。
この反応に使用される溶媒としては、反応に悪影響を及
ぼさないものであればよく、たとえば、前述の製造法2
の(3)で述べたと同様の溶媒が挙げられる。
また、必要に応じて用いられる触媒としては、たとえば
、ヨウ化カリウムおよびヨウ化ナトリウムなどが挙げら
れる。
必要に応じて用いられる触媒の使用量は、−数式[■]
の化合物に対して、0.1〜1倍モルである。
また、必要に応じて用いられる塩基としては、たとえば
、前述の製造法2の(3)で述べたと同様の@基が挙げ
られる。
一般式[IXlの化合物もしくはその塩または必要に応
じて用いられる塩基の使用量は、−数式[■コの化合物
に対して、それぞれ、等モル以上、好ましくは、1〜2
0倍モルで必る。
この反応は通常、10〜150℃、好ましくは、20〜
100℃で、10分〜20時間実施すればよい。
製造法3 (1)  −数式[■]の化合物に一般式[X]の化合
物またはその塩を、塩基の存在下または不存在下で反応
させることにより、−数式[XI]の化合物またはその
塩を製造することができる。
この反応は、製造法1と同様の方法で実施すればよい。
(2)  −数式fXI]の化合物またはその塩に溶媒
中、スルホニル化剤を、gA基の存在下または不存在下
で反応させることにより、−数式[x1]の化合物また
はその塩を製造することができる。
この反応に使用される溶媒としては、反応に悪影響を及
ぼさないものであればよく、たとえば、前述の製造法2
の(3)で述べたと同様の溶媒が挙げられる。
また、必要に応じて用いられる塩基としては、たとえば
、前述の製造法2の(3)で述べたと同様の@基が挙げ
られる。
スルホニル化剤としては、たとえば、叶トルエンスルホ
ニルクロリドなどが挙げられる。
スルホニル化剤および必要に応じて用いられる@基の使
用四は、−数式[XI]の化合物またはその塩に対して
、それぞれ、0.95倍モル以上、好ましくは、1〜2
倍モルである。
この反応は通常、−10〜100℃、好ましくは、0〜
40℃で、10分〜30時間実施すればよい。
得られた一般式[X[]の化合物またはその塩は、単離
せずにそのままつぎの反応に用いてもよい。
(3)  −数式[X[]の化合物またはその塩を、通
常のヒドロキシル基の保護反応に付すことにより、−数
式[XI]の化合物を製造することができる。
この反応は、自体公知の方法、たとえば、プロテクティ
ブ・グループス・イン・オーガニック・シンセシス(P
roctective Groups in Orga
nicSynthesis)、[セオドラ・ダブリュー
・グリーン(Theodra W、Green)  (
1981年)、ジョン・ウィリー・アンド・サンズ・イ
ンコーホレイテッド(John Wi Iey & 5
ons、 Inc、 )]に記載されている方法または
それに準じた方法で実施すればよい。
得られた一般式[Xll1]の化合物は、単離せずにそ
のままつきの反応に用いてもよい。
(4)  −数式[X[]の化合物もしくはその塩また
は一般式[X!l]の化合物に一般式[IX]の化合物
またはその垣を、塩基の存在下または不存在下で反応さ
せることにより、−数式[Iclの化合物またはその塩
を製造することができる。
この反応は、製造法2の(4)と同様の方法で実施すれ
ばよい。
毀造迭丘 (1)  −数式[店]の化合物に一般式[XV]の化
合物を反応させることにより、−数式[崩]の化合物ま
たはその塩を製造することができる。
この反応に使用される溶媒としては、反応に悪影響を及
ぼさないものであればよく、たとえば、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフランおよびジオキサンなどのエーテ
ル類:並びにベンゼンおよびトルエンなどの芳香族炭化
水系類などが挙げられ、これらの溶媒を1種または2種
以上混合して使用してもよい。
この反応において、−数式[XV]の化合物の使用最は
、−数式[習]の化合物に対して0.8〜100倍モル
、好ましくは、0.8〜10倍モルである。
また、この反応は通常、−78℃〜100℃、好ましく
は、−78℃〜50℃で、5分間〜24時間実施すれば
よい。
得られた一般式[刈コの化合物またはその塩は、単離せ
ずにそのままつぎの反応に用いてもよい。
なお、ここで使用される一般式[XV]の化合物は、自
体公知の方法、たとえば、ブレティン・ド・う・ソシエ
テ・シミク・ド・フランセ(Bull。
Soc、 Chim、 Fr、 )、 1967(5)
、第1533〜1540真に記載されている方法で製造
することができる。
(2)  −数式[刈]の化合物またはその塩に一般式
[IX]の化合物またはその塩を、触媒の存在下または
不存在下、および塩基の存在下または不存在下で反応さ
せることにより、−数式[Idlの化合物またはその塩
を製造することができる。
この反応に使用される溶媒としては、反応に悪影響を及
ぼさないもので市ればよく、たとえば、塩化メチレンお
よびクロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類:テトラ
ヒドロフランおよびジオキサンなどのエーテル類;エタ
ノール、プロパツールおよびブタノールなどのアルコー
ル類ニアセトニトリルのようなニトリル類:N、N−ジ
メチルホルムアミドのようなアミド類;並びに水などが
挙げられ、これらの溶媒を1種または2種以上混合して
使用してもよい。
また、必要に応じて用いられる触媒としては、たとえば
、ヨウ化カリウムおよびヨウ化ナトリウムなどが挙げら
れる。
必要に応じて用いられる触媒の使用量は、−数式[刈コ
の化合物またはその塩に対して、0.1〜1倍モルであ
る。
また、必要に応じて用いられる塩基としては、たとえば
、前述の製造法2の(3)で述べたと同様の@基が挙げ
られ、また、−数式[IX]の化合物またはその塩を塩
基として用いることもできる。
−数式[IX]の化合物もしくはその塩または必要に応
じて用いられるWMの使用量は、−数式[XM]の化合
物またはその塩に対して、それぞれ、等モル以上、好ま
しくは、1〜20倍モルである。
この反応は通常、10〜150℃、好ましくは、20〜
100℃で、10分〜2011I間実施すればよい。
また、上記各製造法において用いられる反応試薬または
@基は、それらの性質に応じ、それらを溶媒として用い
ることもできる。
上で述べた製造法に6ける一般式[■]、[1[1] 
 、 [IIIa]  、 [IV]  、 [V] 
 、 [VIコ 、[VI]、[■]、[IX]、[X
]、[XI]、[XIIコ、[Xll1]、[虜]、[
XV] #J::ヒ[XW] (7)化合物において、
異性体(たとえば、光学異性体、幾何異性体および互変
異性体など)が存在する場合、これらすべての異性体を
使用することができ、また、水和物、溶媒和物およびす
べての結晶形を使用することができる。
一般式[■]、[■コ、[IIIa]、[IV]、[V
コ 、 [VI]  、 [VI]  、 [■コ 、
 [IX ]  、[X1]、LX1]、[XIV]、
[XV]、[刈]、[I]、[工al、[Ibl、[I
C]および[Id]の化合物に6いて、ヒドロキシル基
、アミノ基またはカルボキシル基を有する化合物は、あ
らかじめこれらのヒドロキシル基、アミノ基またはカル
ボギシル蟇を通常の保護基で保護しておき、反応後、必
要に応じて自体公知の方法でこれらの保護基を脱離する
こともできる。
このようにして得られた一般式[I]の1,2−エタン
ジオール誘導体またはその塩は、抽出、晶出、蒸留およ
びカラムクロマトグラフィーなどの通常の方法によって
単離精製することができる。
また、−数式[I]の1.2−エタンジオール誘導体ま
たはその塩を、たとえば、酸化反応、還元反応、付加反
応、アシル化反応、アルキル化反応、スルホニル化反応
、脱アシル化反応、置換反応、脱水反応および加水分解
反応など自体公知の方法を適宜組み合わせることによっ
て、他の一般式[I]の1,2−エタンジオール誘導体
またはその塩に誘導することができる。
なお、本発明化合物を製造するための原料である一般式
[II]の化合物は、自体公知の方法、たとえば、ジャ
ーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエティ(J
AC3) 、第87巻、第1353頁(1965年)、
新実験化学講座、第14巻、第579頁(1977年、
丸善)などにより製造することができる。
本発明化合物を医薬として用いる場合、医薬上許容され
得る賦形剤、担体および希釈剤などの製剤助剤を適宜混
合してもよく、これらは、常法により錠剤、カプセル剤
、散剤、顆粒剤、細粒剤、乳剤、懸濁剤、乳剤、液剤、
シロップ剤または注射剤などの形態で経口または非経口
で投与することができる。また、投与方法、投与量およ
び投与回数は、患者の年齢、体重および症状に応じて適
宜選択できるが、経口投与の場合、通常成人に対して1
日0.01〜500IIt!jを1回から数回に分割し
て投与すればよい。
つぎに、本発明の代表的化合物の薬理作用について述ぺ
る。
なお、以下の薬理試験に使用する試験化合物番号は、製
造例中の化合物番号を引用した。
1、抗ハイポギシア作用 1群10匹のddY系雌マウス(5〜6週齢)に、生理
食塩液に溶解させた試験化合物100η/Kgを経口投
与する。投与30分間後に、マウスを300dのガラス
容器に入れ、このガラス容器に4%酸素および96%窒
素からなる混合気体を51/minで通気し、通気開始
からマウスが死亡するまでの時間を測定した。
対照群には、生理食塩液のみを経口投与した。
試験化合物の抗ハイボキシア作用は、次式:より求めた
その結果を表−1に示す。
(以下余白) 表−1(続き) 25Q/に9を経口投与した。
表−1 2、抗健忘作用 a)を気痙掌ショック(EC3)誘発健忘モデル1群1
0匹のddY系雄マウス(5〜6週齢)に、生理食塩液
に溶解させた試験化合物を腹腔内投与し、投与1時間後
にマウスを明暗2至から成るステップ・スルー(Ste
p −through)式受動回避訓練箱(MPA−1
008,至町機械社製)の明至に入れ、暗至に入るとギ
ロチンドアを閉じ、0.5秒後に電流(1,6mA 、
3秒間)を床のグリッドに通電して、獲得試行を行い、
その直後に両眼を介してEC5(25mA、  0.5
秒間)を負荷シタ。
テスト試行として、24時間後に再びマウスを明至に入
れ、マウスが暗至に四肢を入れるまでの時間(反応潜時
)を最大300秒間測定した。
生理食@液のみを腹腔内投与した対照群のマウスについ
ても同様にして反応潜時を測定した。
また、抗健忘作用は反応潜時の中央値とし、以下の記号
で表わした。
二〇〜60秒    十二61〜100秒十十:  1
01 〜150 秒     +++ : 151 〜
300  秒その結果を表−2に示す。
表 (以下余白) b)シクロへキシミド(Cycloheximide)
 X発健忘モデル シクロへキシミドによりマウスの記憶の検案過程が障害
されることが、川崎ら[薬物・精神・行動、第3巻、第
127〜136頁(1983年)]によって報告されて
いる。そこで、以下の試験を行った。
方法: 薬物・精神・行動、第3巻、第127〜136
頁(1983年)および日本薬理学雑誌、第89巻、第
243〜252頁(1987年)に記載の方法に準じて
行った。
なお、装置として体部分がステンレスのグリッドからな
る縦22cv、横22aIt、高さ21cyrの黒色ア
クリル製の箱で床のグリッドの一隅に縦7α、横7cm
、高さ2ctnの台を設けたステップ・ダウン(Ste
p−(IOWn)式受動回避訓練箱を用いた。
1群10匹の(fdY系雄マウス(5〜6週齢)に対し
て、生理食塩液に溶解させたシクロへキシミドC1C1
2O/Kl)を皮下投与し、投与15分後にマウスを上
記装置内の台上に置く。マウスが床に降りた直後から2
mAの電流を2秒間、床グリッドに通電し、直ちにマウ
スをホームケージに戻すことにより@得試行を行った。
テスト試行として、24時間後に、シクロへキシミド処
理マウスに対して、生理食塩液に溶解させた各試験化合
物を経口投与し、投与30分後にマウスを上記装置内の
台上に置き、マウスが台から降りるまでの時間(反応潜
時)を最大300秒間測定した。
生理食塩液のみを経口投与した対照群のマウスについて
も同様にして反応潜時を測定した。
また、抗健忘作用は反応潜時の中央値とし、以下の記号
で表わした。
:O〜60秒     +:61〜100秒++ : 
101〜150秒 +++ : 151〜300秒その
結果を表−3に示す。
表−3 (以下余白) 3、アセチルコリンエステラーゼ阻害作用イールマン(
Ellman)らの方法[バイオケミカル・)7−マコ
ロジー(Biochem、 Pharmacol、 )
第7巻、第88〜95頁、1961年]に準じて行った
すなわち、5,5−−ジチオビス−(2−二トロ安息香
1)  [D’rNB] 、試験化合物およびアセチル
コリンエステラーゼ源としてのマウス脳ホモジネートを
含むリン酸緩衝液に基質としてのアセチルチオコリンを
加え、インキュベーションし、生成する5−チオ−2−
二トロ安息香酸を412 nmで測定した。
アセチルコリンエステラーゼ阻害活性は、試験化合物の
最終濃度が10tI!I/In1のときの抑制率として
表わした。
その結果を表−4に示す。
(以下余白) 表−4 (以下余白) 4、急性毒性 1群3匹のddY系雄マウス(5〜6週齢)に、生理食
塩液に溶解させた試験化合物を静脈内投与し、急性毒性
を検討した。
その結果、試験化合物番号1.2.4.5.8.14.
16.26.49.57.58.64.66.74.7
9および85の化合物は、50m!j / K!jで死
亡例は認められなかった。
以上の試験結果から、本発明化合物は優れた抗ハイポキ
シア作用、抗健忘作用およびアセチルコリンエステラー
ゼ阻害作用を有し、かつ低毒性であることが芥易に理解
できる。
[発明の効果] よって、本発明化合物は、脳血管性痴呆、老年性痴呆、
アルツハイマー病、虚血性脳障害の後遺症および脳卒中
などの治療に極めて有用な脳機能改善剤として用いるこ
とができる化合物であることが明らかである。
[実施例] つぎに、本発明化合物の製造法を具体的に参考例および
実施例をもって示す。
なお、溶媒の混合比はすべて容量比でおり、また、カラ
ムクロマトグラフィーにおける担体はメルり社製のシリ
カゲル[キーゼルゲル60.アート。
7734(Kieselgel 60.Art、773
4) ]を用いた。
また、以下に使用される略号はつぎの意味を有する。
Me:メチル、Et :エチル、+−Pr:イ7プロビ
ル、t−Bu :  tert−ブチル、ACニアセチ
ル、Ph:フェニル、DPMニジフェニルメチル、Bz
:ベンジル、Trニトリチル、IPA:イソプロピルア
ルコール、IPEニジイソプロピルエーテル、PTS:
9−トルエンスルホン酸また、文中および表中の[コは
再結晶溶媒を示す。
(以下余白) 参考例1 (1)   (+)−ジイソピノカンフ1ニルりロロボ
ラン7.59をテトラヒドロフラン15m1に溶解させ
た溶液を、−25℃に冷却し、この溶液に5−ブロモア
セチ/L、−ベンゾ[b]チオフェン4gを加え、得ら
れた混合物を−20〜−15℃で4時間撹拌する。
ついで、反応混合物を酢酸エチル80W11および氷水
80dの混合物に導入した後、有機層を分取する。
分取した有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥させた後、減圧下に溶媒を留
去する。得られた残留物をカラムクロマトグラフィー(
溶離液:ヘキサン:酢酸エチル−10:1)で精製すれ
ば、(R)−1−(ベンゾ[b]チオフェン−5−イル
)−2−ブロモエタノール3.89を得る。
(2)   (R)−1−(ベンゾ[b]チオフェン−
5−イル)−2−ブロモエタノール3.5gをメタノー
ル20mgおよびテトラヒドロフラン10rIJ1の混
合溶媒に溶解させ、この溶液に水冷下、予め水酸化カリ
ウム1.59を溶解させた水溶液5dを加え、得られた
混合物を同温度で5分間、ざらに室温で10分間撹拌す
る。ついで、反応混合物をジエチルエーテル60rId
lおよび氷水60IIilの混合物に導入した後、有機
層を分取する。水層をジエチルエーテル30rr11で
抽出する。抽出液を先の有機層と合わせて、水および飽
和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥させる。減圧下に溶媒を留去すれば、(R)−2−(
ベンゾ[b]チオフェン−5−イル)オキシラン1.9
9を得る。
融点ニア2〜76℃ 旋光度:[α]’ =−8,4° (C=2. ClI
Cl5)同様にして、以下の化合物を得る。
0 (S)−2−(ベンゾ[b]チオフェン−5−イル
)オキシラン 融点ニア2〜75℃ 旋光度;[α]’、’ =+8.8° (C=2. C
HCl3)実施例1 2− (N、N−ジメチルアミノ)エタノール31dに
tert−ブトキシカリウム1,7gを加え、80℃ま
で昇温させる。この混合物に、予め2−(ベンゾ[b]
チオフェン−5−イル)オキシラン5.29をジメチル
スルホキシド8dに溶解させた溶液を、80〜85℃で
1.5時間を要して滴下した後、得られた混合物を同温
度で1時間撹拌する。ついで、反応混合物を冷却し、酢
酸エチル60mおよび氷水60m1の混合物に導入し、
有機層を分取する。水層をざらに酢酸エチル30dで抽
出する。抽出液を、先に分取した有機層と合わせて、氷
水50dを加えた後、6Nj!I!でpH1,5に調整
し、水層を分取する。分取した水層にクロロホルム50
dを加え、炭酸カリウムでpH10,5に調整した後、
有機層を分取する。分取した有機層を水で洗浄した後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥させる。減圧下に溶媒を留
去し、得られた油状物をアセトン50afに溶解させ、
この溶液に5N乾燥塩化水素−エタノール溶液4.3d
を加え、室温で1時間撹拌する。この混合物にジエチル
エーテル20dを加え、ざらに1時間撹拌した後、析出
晶を枦取し、乾燥すれば、1−(ベンゾ[blチオフェ
ン−5−イル)−2−[2−(N、N−ジメチルアミノ
)エトキシ]エタノールの塩酸塩(化合物番号1)3.
3gを得る。
融点:  191.5〜192.5℃ [EtOH−Me2Go] 同様にして、表−5の化合物を得る。
なお、表−5中のR1、R2、R3、R4R6およびn
は、それぞれ、つぎの式の置換基または整数を示す。
(以下余白) 実施例2 3−ピ!ノジンメタノール1,6g、tert−ブトキ
シカリウム1.7CJ[よびジメチルスル戴の混合物を
80℃まで昇温させ、この混合物に2−(ベンゾ[b]
フラン−5−イル)オキシラン2、4gを加え、得られ
た混合物を85〜90℃で15分間撹拌する。ついで、
反応混合物を氷水50mlおよび酢酸エチル50mlの
混合物に導入し、6N塩酸で1)111に調整した後、
水層を分取する。分取した水層に酢酸エチル30mlを
加え、炭酸カリウムでpH9、5に調整した後、有機層
を分取する。分取した有機層を水および飽和食塩水で順
次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥させる。減
圧下に溶媒を留去し、得られた残留物をカラムクロマト
グラフィー(溶離液;クロロホルム:エタノール=50
:1)で精製すれば、1−(ベンゾ[b]フラン−5−
イル)−2−(ピリジン−3−イルメトキシ)エタノー
ル(化合物番号28) 0.56gを得る。
融点=85〜86℃[ I PE−E tot−1]同
様にして、表−6の化合物を得る。
なあ、表−6中のR1、R2、R3、R4R0およびn
は、それぞれ、つぎの式の置換基または整数を示す。
(以下余白) 実施例3 (i)  tert−ブトキシカリウム5.79および
エチレングリコール577の混合物を80℃まで昇温ざ
ぜ、予め2−(ベンゾ[b]チオフェン−5−イル)オ
キシラン189をジメチルスルホキシド3(7!に溶解
させた溶液を1.5時間を要して滴下した後、得られた
混合物を同温度で30分間撹拌する。ついで、反応混合
物を水氷120 l111aよび酢酸エチル130m1
の混合物に導入し、有機層を分取する。水層をざらに酢
酸エチル30dずつで2回抽出する。抽出液を、先に分
取した有機層と合わせて、水および飽和食塩水で順次洗
浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥させる。減圧下
に溶媒を留去し、得られた残留物をカラムクロマトグラ
フィー(溶離液;クロロホルム:エタノール=20 :
 1)で精製すれば、1−(ベンゾ[b]チオフェン−
5−イル)−2−(2−ヒドロキシエトキシ)エタノー
ル9,1gを得る。
融点:119〜120.5℃ rEtoH−Acoat] (2)  ”1−(ベンゾ[b]チオフェン−5−イル
)2−(2−ヒドロキシエトキシ)エタノール9.09
をピリジン54m1に溶解させ、この溶液に、−25°
Cでp−トルエンスルホニルクロリド7.2gを加え、
得られた混合物を0〜5℃で24時間、ざらに至温で4
時間静置する。ついで、反応混合物を6NW酸103d
、氷水50dおよびジエチルエーテル100mの混合物
に導入し、6N塩酸でpH2,0に調整した後、有機層
を分取する。水層をざらにジエチルエーテル30dで抽
出する。抽出液を、先に分取した有機層と合わせて、水
および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥させる。減圧下に溶媒を留去し、得られた残
留物をカラムクロマトグラフィー(溶離液;トルエン:
酢酸エチル=10 : 1)で精製すれば、無色油状の
1−(ベンゾ[b]チオフェン−5−イル)−2−[2
−(p−トルエンスルホニルオキシ)エトキシ]エタノ
ール7.7gを得る。
(3)  1−(ベンゾ[b]チオフェン−5−イル)
−2−[2−(1)−トルエンスルホニルオキシ)エト
キシ]エタノール7.6gおよび3,4−ジヒドロ−2
日−ピラン3.5mlを溶解させた塩化メチレン407
の溶液に、至温でピリジニウム−p−トルエンスルホネ
ート0.97gを加え、得られた混合物を同温度で20
分間、ざらに40〜45℃で30分間撹拌する。ついで
、反応混合物を水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥させる。減圧下に溶媒を留去すれば、無色油状の
1−(ベンゾ[b]チオフェン−5−イル)−1−(2
−テトラヒドロピラニルオキシ)−2−[2−(p−ト
ルエンスルホニルオキシ)エトキシコニタン8.7gを
得る。
(4)  1−<ベンゾ[b]チオフェン−5−イル)
−1−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−2−C2
−(p−トルエンスルホニルオキシ)エトキシコニタン
1.59をエタノール15rnlに溶解させ、この溶液
に40%メチルアミン水溶液4.9mlを加え、得られ
た混合物を1時開運流する。ついで、反応混合物を氷水
20dおよびジエチルエーテル20mflの混合物に導
入し、有機層を分取する。水層をざらにジエチルエーテ
ル20dで抽出する。抽出液を、先に分取した有機層と
合わせて、水20!nlを加え、6N塩酸でpH1,5
に調整した後、至温で20分間撹拌する。水層を分取し
、有機層をざらに水10rd!で抽出する。抽出液を、
先に分取した水位と合わせて、塩化メチレン30rII
2を加えた後、10%水酸化ナトリウム水溶液でpH1
に調整し、有機層を分取する。水層をざらに塩化メチレ
ン15mで抽出する。
抽出液を、先に分取した有機層と合わせて、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥させた後、減圧下に溶媒を留去する。
得られた残留物をアセトン7IIilに溶解させ、この
溶液に5N乾燥塩化水素−エタノール溶液0.5威を加
え、得られた混合物を至温で1時間撹拌する。ついで、
反応混合物にジエチルエーテル7IIJ1を加え、析出
晶を枦取すれば、1−(ベンゾ[b]チオフェン−5−
イル)−2−(N−メチルアミノエトキシ)エタノール
の塩酸塩(化合物番号38)  0.5gを得る。
融点: 201.5〜202.5℃ EEtOH−Me2  Coコ 同様にして、表−7の化合物を得る。
なお、表−7中のR1、R2、R3、R4、R6および
nは、それぞれ、つぎの式の置換基または整数を示す。
(以下余白) 実施例4 (1)  2−(ベンゾ[b]フラン−5−イル)オキ
シランの代わりに、2−(ベンゾ[b]コチオフェン5
−イル)オキシランおよび3−ピリジンメタノールの代
わりに、1,4−ジホルミル−2−ピペラジンメタノー
ルを用いて、実施例2と同様に反応させ、処理すれば、
油状の1−(ベンゾ[b]コチオフェン5−イル)−2
−[(1,4−ジホルミルピペラジン−2−イル)メト
キシ]エタノール(化合物番号43)を得る。
(2)  1−(ベンゾ[bコチオフェン−5−イル)
−2−[(1,4−ジホルミルピペラジン−2−イル)
メトキシ]エタノール270IIl!jをメタノール1
.5dに溶解させ、この溶液に、5N乾燥塩化水累−エ
タノール溶液1.5rR1を加え、得られた混合物を!
温で一夜放置する。析出品を枦取し、エタノールで洗浄
した後、乾燥すれば、1−(ベンゾ[blチオフェン−
5−イル)−2−[(ピペラジン−2−イル)メトキシ
]エタノールの二塩酸!(化合物番号44)  15Q
ffigを得る。
融点:216〜218℃(分解) 実施例5 (1)  2−<N−トリチルアミノ)エタノール10
9、tert−ブトキシカリウム3.7tjc9よびジ
メチルスルホキシド30dの混合物を85℃まで昇温さ
せ、この混合物に、予め2−(ベンゾ[b]コチオフェ
ン5−イル)オキシラン5.8gをジメチルスルホキシ
ド10iに溶解させた溶液を加え、同温度で5分間撹拌
する。ついで、反応混合物を氷水150I111および
酢酸エチル100m1の混合物に導入し、有機層を分取
する。水層をさらに酢酸エチル30mで抽出する。抽出
液を、先に分取した有機層と合わせて、水および飽和食
塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥さ
せる。減圧下に溶媒を留去し、得られた残留物に50%
ギ酸水溶液70dおよびテトラヒドロフラン30dを加
え、得られた混合物を50〜60℃で1時間撹拌する。
減圧下に溶媒を留去し、得られた残留物に酢酸エチル5
0dおよび水30dを加え、6N@酸でf)H2に調整
した後、水層を分取する。有機層をざらに水10dずつ
て2回抽出する。抽出液を、先に分取した水層と合わせ
て、塩化メチレン50m1を加え、炭酸カリウムでpH
10,5に調整した後、有機層を分取する。分取した有
機層を水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで9’E
燥させる。減圧下に溶媒を留去すれば、1(ベンゾ〔b
]チオフェン−5−イル)−2−(2−アミノエトキシ
)エタノール(化合物番号45)  1.29を得る。
融点二87〜90.5℃[EtOH−IPEコ(2) 
 1−(ベンゾ[b]チオフェン−5−イル)2−(2
−アミノエトキシ)エタノール1.19をエタノール1
0dに溶解させ、この溶液にフマル酸290myを加え
、得られた混合物を至温で30分間撹拌する。ついで、
反応混合物にジエチルエーテル7rnflを加え、得ら
れた混合物を同温度で1時間撹拌する。析出晶を枦取し
、乾燥すれば、1−(ベンゾ[b]チオフェン−5−イ
ル)−2−(2−7ミノエトキシ)エタノールの172
 ・フマル酸塩(化合物番号4B)  1.29を得る
融点:204.5〜205.5°C [MeOH−EtOHコ 実施例6 2−(’N−トリチルアミノ)エタノールの代わりに、
(1−トリチルイミダゾール−4−イル)メタノールを
用いて、実施例5と同様に反応させ、処理すれば、融点
128〜129℃[AcO’E↑1を示す1−(ベンゾ
[b]チオフェン−5−イル)2−しくイミダゾリル)
メトギシ]エタノール(化合物番号47)を得る。
[この化合物の名称において、(イミダゾリル)メトキ
シなる表示は、イミダゾリル基の4または5位のどの炭
素原子とメトキシ基の炭素原子が結合しているか未だ明
らかでないため、このように命名した。] 実施例7 1−(ベンゾ[b]チオフェン−5−イル)−2−(2
−アミノエトキシ)エタノール0.469を水5!nf
!およびジオキサン5rdの混合物に溶解させ、この溶
液に炭酸ナトリウム0.21gを加えた後、50℃まで
昇温させる。この混合物に2−クロロピリミジン0.2
2 c3を加え、得られた混合物を3時間還流する。つ
いで、反応混合物を氷水3(Wおよび酢酸エチル30d
の混合物に導入し、有機層を分取する。水層をざらに酢
酸エチル10rr!lで抽出する。抽出液を、先に分取
した有機層と合わせて、水20mを加え、6N@酸でp
H1,5に調整した後、水層を分取する。有機層をざら
に水10mAで抽出する。抽出液を、先に分取した水層
と合わせて、塩化メチレン5(7を加え、炭酸カリウム
で1)l−110,5に調整した後、有機層を分取する
。分取した有機層を水で洗浄した後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥させる。
減圧下に溶媒を留去し、得られた残留物をカラムクロマ
トグラフィー(溶離液;クロロホルム:エタノール=2
0 : 1)で精製すれば、油状物を得る。
得られた油状物にエタノール2dおよびマレイン酸70
#IJを加え、得られた混合物を至温で1時間撹拌する
。ついで、反応混合物にジエチルエーテル27を加え、
析出晶をン戸取し、乾燥すれば、1−(ベンゾ[b]チ
オフェン−5−イル)−2−([2−(ピリミジン−2
−イル)アミノエトキシ)エタノールの172 ・マレ
イン酸塩(化合物番号48) 0.289を得る。
融点:113.5〜114.5℃[IPA−AcOE↑
]実施例8 1−(ベンゾ[b]チオフェン−5−イル)−2−(2
−アミノエ!・キシ)エタノール0.459、ニコチン
鍍0.23’j、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール0
.269.1〜リエチルアミン0.26dおよびテトラ
ヒドロフラン3mlの混合物に、水冷下、N。
N−−ジシクロヘキシルカルホジイミド0.39gを加
え、得られた混合物を同温度で5分間、ざらに至温で2
時間撹拌する。ついで、反応混合物に水20mf!およ
び酢酸エチル20dを加え、不溶物を枦去する。ン戸液
を6N塩酸でpH1,5に調整した後、水層を分取する
。有機層をざらに水5dずつで2回抽出する。抽出液を
、先に分取した水層と合わせて、クロロホルム30威を
加え、炭酸カリウムでpH10,5に調整した後、有機
層を分取する。分取した有機層を水で洗浄した後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥させる。減圧下に溶媒を留去し
、得られた残留物をカラムクロマトグラフィー(溶離液
;クロロホルム:エタノール=io:i)で精製する。
得られた油状物をエタノール3dに溶解させ、この溶液
に5N乾燥塩化水素−エタノール溶液0.24mを加え
、得られた混合物を至温で1時間撹拌する。
反応混合物にジエチルエーテル1゜5威を加え、ざらに
同温度で1時間撹拌する。析出晶を枦取し、乾燥すれば
、1−(ベンゾ[b]チオフェン−5−イル)2J2−
にコチノイルアミノ)エトキシ]エタノールの塩酸塩(
化合物番号49)0、319を得る。
融点=152〜153℃[Eて0H−ACOEt]実施
例9 (1)4−メチル−2−ホルミルチアゾール1,69を
テトラヒドロフラン30mに溶解させ、−30℃に冷却
する。この溶液に、1.6M 2−クロロエトキシメチ
ルマグネシウムクロリドのテトラヒドロフラン溶液10
7を10分間を要して滴下した後、得られた混合物を水
冷下で1時間撹拌する。ついで、反応混合物を氷水50
d、酢酸エチル50m1および塩化アンモニウム2gの
混合物に導入し、61’[lでpH2に調整した後、同
温度で5分間撹拌する。
ついで、反応混合物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で
pH6に調整した後、有機層を分取する。分取した有機
層を水および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥させる。減圧下に溶媒を留去し、得ら
れた残留物をカラムクロマトグラフィー(溶離液;トル
エン:酢酸エチル=4:1)で精製すれば、油状の1−
(4−メチル−2−チアゾリル)−2=(2−クロロエ
トキシ)エタノール1.39を得る。
(2)  1−(4−メチル−2−チアゾリル)−2−
(2−クロロエトキシ)エタノール1.29.50%ジ
メチルアミン水溶液3rIdl、ヨウ化カリウム0、4
59およびエタノール20m1の混合物を、3時間還流
する。ついで、反応混合物に50%ジメチルアミン水溶
液3mを加え、得られた混合物をざらに°3時間還流す
る。減圧下に溶媒を留去し、得られた残留物にW¥酸エ
チル30m1および水30ml1を加え、6N塩酸でp
H1,5に調整した後、水層を分取する。
分取した水層を酢酸エチル10m1で洗浄し、酢酸エチ
ル307を加え、炭酸カリウムでptfto、5に調整
した後、有機層を分取する。分取した有機層を水10m
1および飽和食塩水10rniで順次洗浄した後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥させる。減圧下に溶媒を留去し
、得られた残留物をエタノール6mlに溶解させ、この
溶液に5N乾燥塩化水素−エタノール溶! 0.6da
よびジエチルエーテル6mlを加え、得られた混合物を
至温で1時間撹拌する。析出晶を罎取し、ジエチルエー
テル−エタノール(1:1)の混合!2dで洗浄した後
、乾燥すれば、1−(4−メチル−2−チアゾリル)−
2−[2−(N、N−ジメチルアミノ)エトギシ]エタ
ノールのmW塩(化合物番号50)  390#Iff
を得る。
融点:159〜160℃[IPA−AcOEt]同様に
して、表−8の化合物を得る。
なあ、表−8中のR1、R2、R3、R4R6およびn
は、それぞれ、つどの式の置換基または整数を示す。
骨 箭 骨 実施例10 (1)  1−(2−チエニル)−2−[2−(N。
N−ジメチルアミノ)エトキシコエタノール訊29およ
び無水酢酸18dの混合物を10分間還流する。
ついで、反応混合物を濃硝酸1.8mlおよび無水酢!
27dの混合物に0℃で30分間を要して滴下した後、
得られた混合物を同温度で2時間撹拌する。
ついで、反応混合物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に
40%水酸化ナトリウム水溶液でI)H7に調整しなが
ら導入する。得られた混合物を40%水酸化ナトリウム
水溶液でpl′110kl:調整した後、クロロホルム
300dを加え、有機層を分取する。分取した有機層に
水300dを加え、6N@酸でI)H2に調整した後、
水層を分取する。分取した水層にクロロホルム300威
を−加え、40%水酸化ナトリウム水溶液でpH10に
調整した後、有機層を分取する。分取した有機層を水で
洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥させる。減圧
下に溶媒を留去すれば、油状の1−(5−二トロー2−
チエニル)−1−アセトキシ−2−r2− (N、N−
ジメチルアミノ)エトキシ]エタン(化合物番号93)
 10.49を得る。
(2>  1−(5−二トロー2−チエニル)−1=7
セトキシー2− [2−(N、N−ジメチルアミノ)エ
トギシ]エタン32h+9をメタノール10m1に溶解
させ、この溶液に1N水酸化ナトリウム水溶液1.27
dを加え、得られた混合物を至温で1時間撹拌する。つ
いで、反応混合物にクロロホルム40dおよび水40d
を加え、有機層を分取する。分取した有機層に水30(
dを加え、6N塩酸でI))12に調整した後、水層を
分取する。分取した水層にクロロホルム30dを加え、
10%水酸化ナトリウム水溶液でpH1に調整した後、
有機層を分取する。分取した有機層を水で洗浄した後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥させる。減圧下に溶媒を留
去し、得られた残留物にメタノール3dおよび5N乾燥
塩化水素−エタノール溶液11I!lを加え、減圧下に
溶媒を留去する。得られた残留物にエタノール5dを加
え、析出晶を?月収し、乾燥すれば、1− (5−二ト
ロー2−チエニル)−2−[2−(N、N−ジメチルア
ミノ)エトキシ]エタノール(化合物番号94)  1
70mgを得る。
融点:189〜191.5℃(分解) 寅施例11 (1)  2  [2(N、N−ジメチルアミノ)エト
キシE−1−(6−ベンジルオキシベンゾ[b]フラン
−2−イル)エタノール3.49をピリジン10dに溶
解させ、この溶液に無水酢酸1.8dを加え、得られた
混合物を至温で17.5時間撹拌する。
減圧下に溶媒を留去し、得られた残留物に酢酸エチル4
0!nlおよび水40dを加え、炭酸水素す1〜リウム
でI)t’17に調整した後、有機層を分取する。水層
をざらに酢酸エチル20rnlで抽出する。抽出液を、
先に分取した有機層と合わせて、水および飽和食塩水で
順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥させる。
減圧下に溶媒を留去し、得られた残留物をカラムクロマ
トグラフィー(溶離液;クロロホルム:エタノール=1
:1)で精製すれば、油状の1−アセトキシ−1−(6
−ベンジルオキシベンゾ[b]フラン−2−イル)−2
−[2−(N、N−ジメチルアミノ)エトキシ]エタン
(化合物番号95)3.25gを得る。
−1゜ IRに−ト”)cm、ν   1740C=0 (2)1−アセトキシ−1−(6−ベンジルオキシベン
ゾ[b]フラン−2−イル)−2−[2(N、N−ジメ
チルアミノ)エトキシ]エタン3.2g、5%パラジウ
ム−炭素0.67.9@酸0.67dおよびメタノール
30dの混合物を常温、常圧で1.5時間水素添加する
。反応終了後、パラジウム−炭素を枦去する。減圧下に
溶媒を留去し、得られた残留物にクロロホルム20m1
および水2(7を加え、炭酸水素ナトリウムでpH7に
調整した後、有機層を分取する。水層をざらにクロロホ
ルム10dで抽出する。抽出液を、先に分取した有機層
と合わせて、水5rId!で洗浄した後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥させる。減圧下に溶媒を留去し、得られ
た残留物をカラムクロマトグラフィー(溶離液;クロロ
ホルム:メタノール=7:1)で精製すれば、油状の1
−アセトキシ−1−(6−ヒドロキシベンゾ[b]フラ
ン−2−イル)−2[2−(N、N−ジメチルアミノ)
エトキシ]エタン(化合物番号96) 1.57gを得
る。
−1゜ IRに−ト>cm、シc、、o  1740(3)1−
アセトキシ−1−(6−ヒドロキシベンゾ[b]フラン
−2−イル)−2−[2−(N。
N−ジメチルアミノ)エトキシ]エタン0.65 gを
ベンゼン3.5dに溶解させ、この溶液にイソシアン酸
エチル0.33dを加え、得られた混合物を80℃で3
0分間撹拌する。減圧下に溶媒を留去し、得られた残留
物をカラムクロマトグラフィー(溶離液;クロロホルム
:エタノール=6 : 1 )で精製すれば、油状物を
得る。この油状物を、常法によって乾燥塩化水系処理す
ることにより、油状の1−アセトキシ−1−(6−N−
エチルカルバモイルオキシベンゾ −(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]エタンの@酸
塩(化合物番号97) 0.58gを得る。
−1。
IRにート)α,シc=o  1730(以下余白) [製剤例] つぎに、本発明を具体的に製剤例をもって示すが、本発
明はこれらに限定されるものではない。
製剤例1(錠剤) 2− [2−(N、N−ジメチルアミノ)エトキシ]−
1−(ベンゾ[b]チオフェン−5−イル)エタノール
の塩酸塩(化合物番号1 ) 50m5Fを含有する錠
剤を、下記処方を用いて、以下の方法で調製する。
1錠当りニ ー90の8%水溶液で練合し、40℃で乾燥した後、■
成分を混合し、1錠重量175#l$、直径8履の円形
錠に打錠する。
製剤例2(カプセル剤) 2− [2−(N、N−ジメチルアミノ)エトキシ]−
1−(ベンゾ[b]チオフェン−5−イル)エタノール
の塩1!!塩(化合物番号1 ) 50my7Ff含有
するカプセル剤を、下記処方を用いて、以下の方法で調
製する。
1カプセル当り: ポリビニルピロリドンに−90 5mg ポリビニルピロリドンに−90 5tay) 合  計           175tng上記■成
分の混合物をポリビニルピロリドンに合  計    
        150IIIg上記■成分の混合物を
ポリビニルピロリドンに−90の8%水溶液で練合し、
40℃で乾燥した後、■成分を混合し、1カプセル当た
り150agを3号ゼラチンカプセルに充填し、カプセ
ル剤を得る。
製剤例3(錠剤) 2〜[(N−メチル−1H−1,2,5,6−テトラヒ
ドロピリジン−3−イル)メチル]−1−(ベンゾ[b
]チオフェン−5−イル)エタノール(化合物番号34
) 、2− (2−アミノエトキシ)−’l−(ベンゾ
[b]チオフェン−5−イル)エタノールの1/2・フ
マル酸@(化合物番号4B> 、2− [2−(N、N
−ジエチルアミノ)エトキシ]−1−(ベンゾ[b]チ
オフェン−5−イル)エタノールの塩酸塩(化合物番号
77)または2− [2−(4−ベンジルピペラジン−
1−イル)エチル]−1−(ベンゾ[b]フラン−5−
イルンエタノールの二塩酸塩(化合物番号83)を、製
剤例1と同様にそれぞれ製剤化し、化合物50m!jを
含有する錠剤をそれぞれ得る。
製剤例4(カプセル剤) 2− [(N−メチル−IH−1,2,5,6−テトラ
ヒドロピリジン−3−イル)メチル]−1−(ベンゾ[
b]チオフェン−5−イル)エタノール(化合物番号3
4) 、2− (2−アミノエトキシ)−1−(ベンゾ
[b]チオフェン−5−イル)エタノールの1/2・フ
マル酸塩(化合物番号46) 、2− [2−(N、N
−ジエチルアミノ)エトキシ]−1−(ベンゾ[b]チ
オフェン−5−イル)エタノールの@酸塩(化合物番@
77)または2− r2−(4−ベンジルピペラジン−
1−イル)エチル]−1−(ベンゾ[b]フラン−5−
イル)エタノールの二塩酸塩(化合物番@83)を、製
剤例2と同様にそれぞれ製剤化し、化合物50#Igを
含有するカプセル剤をそれぞれ得る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 「式中、R^1は、置換されていてもよい複素環式基を
    ;R^2は、水素原子または低級アルキルもしくはヒド
    ロキシル保護基を;R^3は、水素原子または低級アル
    キル基を;n個のR^4およびR^5は、同一または異
    なって水素原子または低級アルキル基を;R^6は、置
    換されていてもよいアミノもしくは含窒素複素環式基ま
    たはアンモニオ基を;およびnは、0または1〜6の整
    数を、それぞれ示す。」 で表わされる1,2−エタンジオール誘導体およびその
    塩。
JP2211348A 1990-08-09 1990-08-09 1,2―エタンジオール誘導体およびその塩 Expired - Fee Related JP3044055B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2211348A JP3044055B2 (ja) 1990-08-09 1990-08-09 1,2―エタンジオール誘導体およびその塩

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2211348A JP3044055B2 (ja) 1990-08-09 1990-08-09 1,2―エタンジオール誘導体およびその塩

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0495070A true JPH0495070A (ja) 1992-03-27
JP3044055B2 JP3044055B2 (ja) 2000-05-22

Family

ID=16604484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2211348A Expired - Fee Related JP3044055B2 (ja) 1990-08-09 1990-08-09 1,2―エタンジオール誘導体およびその塩

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3044055B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2689890A1 (fr) * 1992-04-13 1993-10-15 Toyama Chemical Co Ltd Procédé de fabrication d'un dérivé à groupe benzo[b]thiophényle-5 et intermédiaire de fabrication.
WO1996012717A1 (fr) * 1994-10-25 1996-05-02 Toyama Chemical Co., Ltd. Potentialisateur de l'activite du facteur de croissance nerveuse contenant un derive de 1,2-ethanediol ou un sel de celui-ci
WO1997030703A1 (fr) * 1996-02-20 1997-08-28 Toyama Chemical Co., Ltd. Agent ameliorant les fonctions cerebrales contenant des derives de 1,2-ethanediol ou des sels de celui-ci
WO1998055454A3 (en) * 1997-06-05 1999-03-04 Takeda Chemical Industries Ltd Benzofurans and benzothophenes as suppressors of neurodegeneration
WO1999031056A1 (fr) * 1997-12-12 1999-06-24 Toyama Chemical Co., Ltd. Derives d'ether alcoylique ou leurs sels, et antagonistes du calcium les contenant
JPH11263773A (ja) * 1997-12-12 1999-09-28 Toyama Chem Co Ltd アルキルエーテル誘導体またはその塩並びにそれらを含有するカルシウム拮抗剤
WO2000013681A3 (en) * 1998-09-04 2000-11-23 Vernalis Res Ltd 4-quinolinemethanol derivatives as purine receptor antagonists (i)
WO2000076957A1 (fr) * 1999-06-11 2000-12-21 Toyama Chemical Co., Ltd. Derives de n-alkoxyalkyl, n-dialkylamine ou leurs sels et remedes contre les maladies a degenerescence nerveuse, qui les contiennent
WO2001087834A1 (fr) * 2000-05-16 2001-11-22 Takeda Chemical Industries, Ltd. Antagoniste de l'hormone de concentration de la melanine
WO2002030420A1 (fr) * 2000-10-10 2002-04-18 Toyama Chemical Co., Ltd. Remedes pour maladies du nerf optique, contenant des derives de 1,2-ethanediol ou des sels correspondants
WO2003105830A1 (ja) * 2002-06-14 2003-12-24 富山化学工業株式会社 脳機能を改善する医薬組成物および脳機能を改善するための方法
US7087594B2 (en) 2001-10-19 2006-08-08 Toyama Chemical Co., Ltd. Alkyl ether derivatives or salts thereof

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2689890A1 (fr) * 1992-04-13 1993-10-15 Toyama Chemical Co Ltd Procédé de fabrication d'un dérivé à groupe benzo[b]thiophényle-5 et intermédiaire de fabrication.
EP0565965A3 (ja) * 1992-04-13 1994-03-02 Toyama Chemical Co Ltd
BE1006403A3 (fr) * 1992-04-13 1994-08-16 Toyama Chemical Co Ltd Procede de fabrication d'un derive a groupe benzo(b)thiophenyle-5 et intermediaire de fabrication.
US5380878A (en) * 1992-04-13 1995-01-10 Toyama Chemical Co., Ltd. Benzo[b]thiophen-5-yl derivative and process for producing the same
US5807887A (en) * 1994-10-25 1998-09-15 Toyama Chemical Co., Ltd. Agent for potentiating nerve growth factor activity containing 1,2-ethanediol derivative or salt thereof
US6103754A (en) * 1994-10-25 2000-08-15 Toyama Chemical Co., Ltd. Agent for potentiating nerve growth factor activity containing 1,2-ethanediol derivative or salt thereof
US5922721A (en) * 1994-10-25 1999-07-13 Toyama Chemical Co., Ltd. Agent for potentiating nerve growth factor activity containing 1,2-ethanediol derivative or salt thereof
WO1996012717A1 (fr) * 1994-10-25 1996-05-02 Toyama Chemical Co., Ltd. Potentialisateur de l'activite du facteur de croissance nerveuse contenant un derive de 1,2-ethanediol ou un sel de celui-ci
US5968935A (en) * 1994-10-25 1999-10-19 Toyama Chemical Co.., Ltd. Agent for potentiating nerve growth factor activity containing 1,2-ethanediol derivative or salt thereof
US6034119A (en) * 1994-10-25 2000-03-07 Toyama Chemical Co., Ltd. Agent for potentiating nerve growth factor activity containing 1,2-ethanediol derivative or salt thereof
WO1997030703A1 (fr) * 1996-02-20 1997-08-28 Toyama Chemical Co., Ltd. Agent ameliorant les fonctions cerebrales contenant des derives de 1,2-ethanediol ou des sels de celui-ci
WO1998055454A3 (en) * 1997-06-05 1999-03-04 Takeda Chemical Industries Ltd Benzofurans and benzothophenes as suppressors of neurodegeneration
US7008950B1 (en) 1997-06-05 2006-03-07 Takeda Chemical Industries, Ltd. Benzofurans as suppressors of neurodegeneration
JPH11263773A (ja) * 1997-12-12 1999-09-28 Toyama Chem Co Ltd アルキルエーテル誘導体またはその塩並びにそれらを含有するカルシウム拮抗剤
WO1999031056A1 (fr) * 1997-12-12 1999-06-24 Toyama Chemical Co., Ltd. Derives d'ether alcoylique ou leurs sels, et antagonistes du calcium les contenant
WO2000013681A3 (en) * 1998-09-04 2000-11-23 Vernalis Res Ltd 4-quinolinemethanol derivatives as purine receptor antagonists (i)
US6583156B1 (en) 1998-09-04 2003-06-24 Vernalis Research Limited 4-Quinolinemethanol derivatives as purine receptor antagonists (1)
WO2000076957A1 (fr) * 1999-06-11 2000-12-21 Toyama Chemical Co., Ltd. Derives de n-alkoxyalkyl, n-dialkylamine ou leurs sels et remedes contre les maladies a degenerescence nerveuse, qui les contiennent
US6797726B1 (en) 1999-06-11 2004-09-28 Toyama Chemical Co., Ltd. N-alkoxyalkyl-N,N-dialkylamine derivatives or salts thereof, and remedies for nerve degeneration diseases containing the same
JP4782961B2 (ja) * 1999-06-11 2011-09-28 富山化学工業株式会社 N−アルコキシアルキル−n,n−ジアルキルアミン誘導体またはその塩、それらを含有する神経変性疾患の治療剤
WO2001087834A1 (fr) * 2000-05-16 2001-11-22 Takeda Chemical Industries, Ltd. Antagoniste de l'hormone de concentration de la melanine
US7229986B2 (en) 2000-05-16 2007-06-12 Takeda Pharmaceutical Company Ltd. Melanin-concentrating hormone antagonist
WO2002030420A1 (fr) * 2000-10-10 2002-04-18 Toyama Chemical Co., Ltd. Remedes pour maladies du nerf optique, contenant des derives de 1,2-ethanediol ou des sels correspondants
US7087594B2 (en) 2001-10-19 2006-08-08 Toyama Chemical Co., Ltd. Alkyl ether derivatives or salts thereof
US7468443B2 (en) 2001-10-19 2008-12-23 Toyama Chemical Co., Ltd. Alkyl ether derivatives or salts thereof
US8129535B2 (en) 2001-10-19 2012-03-06 Toyama Chemical Co., Ltd. Alkyl ether derivatives or salts thereof
USRE43676E1 (en) 2001-10-19 2012-09-18 Toyama Chemical Co., Ltd. Alkyl ether derivatives or salts thereof
WO2003105830A1 (ja) * 2002-06-14 2003-12-24 富山化学工業株式会社 脳機能を改善する医薬組成物および脳機能を改善するための方法
US7342043B2 (en) 2002-06-14 2008-03-11 Toyama Chemical Co., Ltd. Medicinal compositions improving brain function and method for improving brain function
CN100375619C (zh) * 2002-06-14 2008-03-19 富山化学工业株式会社 改善脑功能的药物组合物及其用途
US7834053B2 (en) 2002-06-14 2010-11-16 Toyama Chemical Co., Ltd. Medicinal compositions improving brain function and method for improving brain function
USRE42327E1 (en) 2002-06-14 2011-05-03 Toyama Chemical Co., Ltd. Medicinal compositions improving brain function and method for improving brain function
JPWO2003105830A1 (ja) * 2002-06-14 2005-10-13 富山化学工業株式会社 脳機能を改善する医薬組成物および脳機能を改善するための方法
EP2389937A1 (en) 2002-06-14 2011-11-30 Toyama Chemical Co., Ltd. Medicinal composition for improving brain function

Also Published As

Publication number Publication date
JP3044055B2 (ja) 2000-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1282620B1 (en) Azabicyclic carbamates and their use as alpha-7 nicotinic acetylcholine receptor agonists
PT98393B (pt) Processo para a preparacao de derivados de quinuclidina
US20070299091A1 (en) Azaindole Carboxamides
JPS6289679A (ja) ピペリジン誘導体
EP0383281B1 (en) 1,2-ethanediol derivative and salt thereof, process for producing the same, and cerebral function-improving agent comprising the same
JPH0495070A (ja) 1,2―エタンジオール誘導体およびその塩
DE69427517T2 (de) Tetracyclische kondensierte heterocyclische Verbindungen zur Behandlung von seniler Demenz
JPH0367071B2 (ja)
JPH0499768A (ja) 4―(4―フェニルピリジン―2―イル)ピペラジン―1―オキシド誘導体
JPH10504820A (ja) N−置換されたフェノチアジン類の使用
CN100422160C (zh) 新的吗啉衍生物,其制备方法和含有它们的药物组合物
JP2887492B2 (ja) 1,2―エタンジオール誘導体およびその塩
EP0237169B1 (en) 5-substituted octahydroindolizine analgesics compounds and 7-keto intermediates
DE60103752T2 (de) Verfahren zur herstellung von pyrazolopyridinderivaten
GB2026480A (en) 2 - acyl - 6 - aminomethylphenol derivative and process for preparing the same
JP2913196B2 (ja) 1,2−エタンジオール誘導体またはその塩
JP2913195B2 (ja) 1,2−エタンジオール誘導体またはその塩並びにそれらを含有する脳機能改善剤
KR930012005B1 (ko) 1, 2-에탄디올 유도체 및 이의 염, 이의 제조방법, 및 이를 함유하는 뇌기능 - 개선제
US4800207A (en) Hexahydropyrrolizine compounds useful as analgesics
JPS6145625B2 (ja)
Protiva et al. Noncataleptic neuroleptic agents: 4-Substituted 1-(2-chloro-7-fluoro-10, 11-dihydrodibenzo [b, f] thiepin-10-yl) piperazines and related compounds
EP0543307A2 (en) Nootropic agent
DD299960A5 (de) Verfahren zur Herstellung von 1,2-Ethandiolderivaten und deren Salzen sowieMittel zur Verbesserung der Cerebralfunktion mit einem Gehalt derselben
JPS5936669A (ja) 1−(1,2−ベンズイソキサゾ−ル−3−イル)−1−シクロアルカンカルボン酸エステル類並びにその酸付加塩類及び第4級アンモニウム塩類
JPH07188222A (ja) チエニルアゾール化合物

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees