JPH049396A - 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物 - Google Patents

新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物

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JPH049396A
JPH049396A JP2409809A JP40980990A JPH049396A JP H049396 A JPH049396 A JP H049396A JP 2409809 A JP2409809 A JP 2409809A JP 40980990 A JP40980990 A JP 40980990A JP H049396 A JPH049396 A JP H049396A
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chemical formula
chemical
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amino
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JP2409809A
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Frederick Cassidy
フレデリック キャシデイ
Stephen Allan Smith
ステファン アラン スミス
Peter Ham
ピーター ハム
David John Nash
デビッド ジョン ナッシュ
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SmithKline Beecham Ltd
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Beecham Group PLC
SmithKline Beecham Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07K5/00Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
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    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明は薬理学的活性を有する新規な化合物、それらの
製造方法、それらを含有する製薬的製剤及び医薬におい
てのそれらの使用に関するものである。 [0002]
【本発明の背景】
レニン(Renin)は天然酵素であり、それに関連す
る病気は高血圧症の多くの場合に包含される。それは腎
臓から血液中に放出されそして血液糖蛋白からアンギオ
テンシンー■として知られているデカペプチドに分解す
る。循環しているアンギオテンシンー■は、プラズマ中
、肺中、腎臓中で、そして他の組織中でオクタペプチド
であるアンギオテンシンIIに分解され、これは直接的
に動脈収縮を起こすことによりそして間接的に副腎から
ナトリウム保持ホルモンであるアルドステロンの放出を
刺激し、したがって細胞外液体容量の上昇を起こすこと
によりその両方により血圧を上昇させる。この後者の作
用はアンギオテンシン−IIそれ自体かまたはへブタペ
プチド分解生成物アンギオテンシンIIIにより起こさ
れる。 [0003] レニンの阻害因子は高血圧症の治療において有用である
と記載されて来た。 [0004] 酵素レニンを抑制しそしてしたがって高血圧症の治療に
おいて有用な強力な血圧低下活性を有する一群の化合物
が今や見い出された。作用に伴うメカニズムを有する化
合物はまた抗レトロウイルス活性を有すると記載されて
来た。そしてしたがって本化合物はヒト免疫不全ウィル
ス(HIV−1および2)およびHTLVIおよびHT
LV  IIを包含するレトロウィルスにより起こされ
た病気の治療において有力な用途がある可能性がある。 それらはまたうっ血性心麻痺のような他の心臓血管系障
害の治療において有力な用途がありそして学習および記
憶および気分の向上作用において有効な作用があり、ア
ルツハイマー病およびうつ病のようなCNS障害の治療
において有力な用途があり、それらはまた緑内障の治療
において有力な用途がある可能性がある。 [0005]
【本発明の記載】
したがって本発明は式(I)  化11:[0006]
【化Ill [0007] 〔式中、A 環は下位の式(a) [0008] 化12、 または (b) 化13: 【化12】
【化13】 [0009] (式中、Wl、W2、W3およびW4の1つまたは2つ
はCH,NまたはNOであり(但し、もし2つがNOの
ときはそれらの2はW およびW4である)そして他は
CH,CRまたはCRであり;Q  Q およびQ3の
1つはSa        b        1ゝ 
 2でありそして他の2つはCHおよびCRである)で
あり; (イ)ZlおよびZ2が存在せず、そしてZ 
 Z およびZ そしてZ およびZ5が結合してい3
゛  4     5     3 る炭素原子は5員非芳香族複素環式環を形成するか;あ
るいは(ロ)Zlが存在せず、そしてZ  Z  Z 
およびZ そしてZ2およびZ5がついている炭2゛ 
 3ゝ  45 素原子は6員非芳香族複素環式環を形成するか;あるい
は(ハ)Zl、Z2、Z3、Z4およびZ そしてZl
およびZ5がついている炭素原子は7員非芳香族複素環
式環を形成し;Eは存在しないかまたは(CH2)nま
たはCH(CH2)n−1(但しnは1〜4である)で
あり;Ra、RbおよびRcは独立して水素または置換
基から選ばれ:RはCH2R9(但し、R9は場合によ
り置換されたアリールまたはへテロアリールである)で
あり;RはCHRloRll(但し、R1゜は水素また
はメチルでありそしてRはCアルキル、C3−8シクロ
アルキル場合により置換されたアリールまたはヘテロア
リールであるか、あるいはR11はアミノ、C2−7ア
ルカノイルアミノ、2−オキソピロリジニル、2−オキ
ソピペリジニルまたはC1−6アルコキシカルボニルア
ミノである)であり;R3はCHR(但し、R12はC
1−6アルキルまたはC3−8シクロアルキルまたは)
工ニルである)であり;R4はC1−6アルキル、C3
−8シクロアルキル、C3−8シクロアルキル−CI−
4フルキルまたは構造式〇)、化14、d)、化15、
e)、化16またはf)、化17: [0010]
【化14】
【化15】
【化16】
【化1月 [0011] (但し、R、R、R、RR、R、およびRは水素または
cl−pqst’uv       w 6アルキルから選ばれるか;あるいはNRVRWは1−
イミダゾリルである)の基であり、そしてダッシュライ
ンは場合により存在する一結合(Eが存在する場合)を
表わす〕を有する化合物またはその製薬的に許容できる
塩を提供する。 [0012] [0013] しばしばW −W の一つがNまたはNoである場合は
W3またはW4がNまたはNOであり、通常、EがZ 
に結合している場合W3がNであり、あるいはEがZ 
に結合している場合W1がNである。 [0014] [0015] しばしばQ またはO3はSである。 [0016] [0017] Z3、Z4およびZ5の基には、Z3、Z4およびZ5
の1つがEに結合されており、そしてN、CHまたはC
(但し場合により環外結合が存在する)でありZ3、Z
4およびZ5の第2のものはo、s、so、so2また
はNR(但しRは水素またはC1−6アルキルである)
であり;そして第3のものはO,S、SO、SONR5
CH2またはc=oであり、ただしZ3およびZ4の一
方2ゝ そしてZ4およびZ5の一方は他方がSまたは0の場合
はCH2、CHまたはCであるか、あるいは他方がSO
またはSO2である場合はCH2、CH,C,NRまた
はNであるか;あるいはZ3およびZ5の一方がNであ
りそして他方がO8またはNRである場合はZ4はSO
,S02またはC=0であるか;あるいはZ3はCOで
あり、Z4がOでありそしてZ5がCHであることを条
件とする場合が包含される。 [0018] 【化18】 [0019] を包含する。 [00203 好ましくはZ3 はC01 Z4はNであり、 Z はCHでありそしてEはZ4で結 合している。 [0021] [0022] Z2、Z3、Z4およびZ5の基には、Z2、Z3、Z
4およびZ5の一つはEに結合されておりそしてN、C
HまたはC(但し、場合により環外結合が存在する)で
あり;Z2、Z3、Z4およびZ5の他は○、S、SO
,SO2またはNR(但しRは水素またはC1−6アル
キルである)であり;Z2、Z3、Z4およびZ の他
はo、s、so、so。、NRまたはCH2であり;そ
しZ2、Z3、Z4およびZ5のその他はS、SO,S
O2、NR,CHまたはc=oであり、ただしZ2およ
びZ3の、一方、Z3およびZ4の一方またはZ4およ
びZ5の一方は他方がSまたはOである場合はCH2、
CHまたはCであり;あるいは他方がSOまたはS02
の場合は、CH3CN、CNRまたはNでありあるいは
Z2/Z3およびZ4/Z5の一方がNまたはNRであ
り、他方が○、S、 NまたはNRの場合はZ3/Z4
はSO、S02またはC=0であるか;あるいはZ2−
Z3−Z4−Z5は−NRCOCON<または>NC0
CONR−であるか;あるいはZ2/Z5がcoであり
、Z3/Z4がOでありそしてZ4.Z5/Z2.Z3
がCHおよびCH2であることを条件とする、場合が包
含される。 [0023] 即ち次の場合が22〜Z5において排除される:[00
24] (i)N−Nを除く、しかしN−N−Nではない、隣接
する同じへテロ原子(0,5SN); [0025] (ii)SoX−3o、、またはo−s、(xおよびY
はO〜2);[0026] (iii) 0−C−0SS−C−0,5−C−3;[
0027] (iv)  Co−3oまたはco−so2:[002
8] (v) COであるZにより分離された2つのへテロ原子(O1
N) もしこ れらの一つがNでない場合; [0029] (Vi) 72〜Z5の2つより多くがCOo [0030]
【化19】 [0031] を包含する。 [0032] W がNでありそして他のWがCH,CRまたはCRb
である場合、しばしa ばZ がSであり、Z3がCH2であり、Z4がCOで
あり、ZがNでありそしてEが25で結合されている。 [0033] [0034] Z −Z のための複素環式環へテロ原子は酸素、硫黄
、SO,SO2、窒素またはN−アルキルから選ばれる
。環は不飽和(C=C)または環外オキソについている
炭素(C=O)を包含してもよい。 [0035] そのとき、Zl、Z2、Z3、Z4およびZ5の例は次
の複素環基、化20、[0036] [0037] (式中Xは0、s、so、so。、NHlを包含する。 [0038] 好ましいEは窒素原子でついている。 N−CアルキルまたはCH2) [0039] Wl、W22、W3およびW4の1つがNまたはNOで
ある場合のRcおよびRbの適当例はハロゲン、C1−
6アルキル、C1−6アルコキシ、シアノ、CHO1置
換C1−6アルキル、場合により置換されたアミノ、基
NR5R6またはC03R(但し、Rは水素、C1−6
アルキルまたは場合により置換されたベンジル[004
0] RaおよびRbの一つが水素でありそし他がハロゲン置
換基である場合に、W1〜W4の一つまたは二つがNま
たはNoである場合は、その置換基は環窒素原子に関し
て3−位置にあるのが好ましい。 [0041] Rc/Rbにおける場合により置換されたアミノ基にお
ける置換基の適当な例はC1−6アルキル、あるいはカ
ルボキシまたはC1−6アルコキシカルボニルにより置
換されたC1−6アルキル、あるいは(W環窒素原子が
存在しない場合は)ヒドロキシまたはアミノから独立し
て選ばれる1つまたは2つの基を包含する。 [0042] 下位式(b)におけるR の適当な例はC1−6アルキ
ル、場合により置換されたアミノ、シアノ、場合により
置換されたアミノにより置換されたC1−6アルキルか
ら選ばれた部分であるかあるいはRはCO2R5(ただ
し、R5は水素、C1−6アルキルまたは場合により置
換されたベンジルである)である。 [0043] そのとき、Rc/Rb/Roにおける場合により置換さ
れたアミノ基における置換基の適当な例はC1−6アル
キル、あるいはカルボキシまたはC1−6アルコキシカ
ルボニルにより置換されたC1−6アルキルから独立し
て選ばれた1つまたは2つの基を包含する。 [0044] 別法として、Rc/Rb/RoにおけるNRs R6ま
たは他の置換アミノ基はC1−6アルキルにより場合に
より置換されたまたはそのN−オキシドとして、ピロリ
ジニル、ピペリジニル、モルホリニルまたはピペラジニ
ルであってよい。 [0045] Rは水素が好ましい。 [0046] 好ましくは、RおよびRbの一方が水素でありそして他
方がCH2NH2、COH,CH2NHCH2C02H
または(W環窒素原子が存在しない場合)S02 CH
2CO2Hである。 [0047] アリールがフェニルまたはナフチルを包含する場合のお
よびヘテロアリールである場合のR9およびR1□の適
当な有価基は5−または6−員の単環式あるいは9−ま
たは1〇−員の二環式を包含し、その中で5−または6
−員の単環式へテロアリールが好ましい。さらに5−ま
たは6−員の単環式のまたは9−または10−員の二環
式のへテロアリールは、酸素、窒素および硫黄のクラス
から選ばれそして1個より多くのへテロ原子がある場合
に同じであるか異なる1個、2個または3個のへテロ原
子を含有するのが好ましい。酸素、窒素および硫黄のク
ラスから選ばれる1個、2個または3個のへテロ原子を
含有する5−または6−員のヘテロアリールの例はフリ
ル、チエニル、ピリル、オキサシリルミチアゾリル、イ
ミダゾリル、チアジアゾリル、ピリジル、ピラゾリル、
ピリミジル、ピラゾリルおよびトリアゾリルを包含する
。そのような基の好ましい例はフラニル、チエニルピリ
ルおよびピリジル、特に2−および3−フラニル、2−
および3−ピリル2−および3−チエニル、および2−
3−および4−ピリジルを包含する。 酸素、窒素および硫黄のクラスから選ばれる。1個、2
個または3個のへテロ原子を含有する9−または1〇−
員の二環式ヘテロアリールの例はベンゾフラニル、ベン
ゾチエニル、インドリル、イミダゾリル、キノリル、イ
ソキノニルおよびキナゾリルを包含する。そのような基
の例は2−および3−ベンゾフラニル、2−および3−
ベンゾチエニル、および2−および3−インドリル、お
よび2−および3−キノリルそしてR11のための、4
−ベンズイミダゾリルを包含する。 [0048] ベンジルの場合のRそしてR9およびRloの場合によ
る置換基のための基または原子の適当な例はCアルキル
、C1−4アルコキシ、ハロ(例えばフル第0、クロロ
、ブロモ) ヒドロキシ、ニトロおよびシアノから独立
的に選ばれる1個、2個または3個の置換基を包含する
。 [0049] R9の好ましい例はフェニルおよびナフチルを包含(そ
してアリールまたはヘテロアリールの場合のR11の好
ましい例はフェニル、イミダゾルー4−イルおよび−2
−イル、ピラゾル−1−イルおよび4−メシルピラゾル
−1−イルを包含する。 [0050] R2含有アミノ酸残基はLeu、β−ピラゾリルアラニ
ンまたはHisが好ましい。 [0051] 本明細書において用いられ得る略語は以下のとおりであ
る。 [0052]
【表1】 アミノ酸残基      略   語 ヒスチジン イソロイシン ロイシン 1−ナフチルアラニン ノルロイシン フェニルアラニン His 1e Leu A1a le he [0053] α−アミノ酸成分は(S)−立体配置(またはL−形)
[0054] 特定の面において、本発明は式(IA)、化21:にあ
る。
【化21】 (1八) キシルメチルでありそして残りの可変基は式(I)にお
いて定義したとおりである) を有する化合物またはそ
の製薬的に許容できる塩を提供する。 [0056] 式(I)および(IA)におけるRc、R6、Roおよ
びR2−R12におけるアルキル基のための適当な基は
メウチ、エチル、n−およびイソ−プロピル、n−3e
C−、イソ−およびtert−ブチル、n−、イソ−5
ec−tert−およびneo−ペンチルを包含する。 (C3−8シクロアルキル基はシクロプロピル、シクロ
ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプ
チルおよびシクロオクチルである。 [0057] ド、好ましくはクロロまたはブロモを包含する。 [0058] 子のいずれかが好ましい。 [0059] 好ましくはnは1.2、 [00603 3または4である。 ている(CH2)nが好ましい。 [0061] Zlが存在しない場合はE !、t n = 2の場合
Z2に関して4−位置に結合しているのが望ましく、そ
してn>2の場合に3−位置に結合しているのが望まし
い。 Z およびZ2が存在しない場合はEはn=2の場合Z
3に関して3−位置に結合しているのが好ましく、そし
てn>2の場合2−位置に結合しているのが好ましい。 ZlおよびZ2が存在する場合はEは通常窒素原子に、
または炭素原子の場合はZlまたはZ5に結合している
。Eは窒素原子に結合しついているのが好ましい。 [0062] 製薬的に許容できる塩は例えば塩酸、臭化水素酸、オル
トりん酸または硫酸のような無機酸との塩、あるいはメ
タンスルホン酸、トルエンスルホン酸、酢酸、トリフル
オロ酢酸、プロピオン酸、乳酸、くえん酸、酒石酸、フ
マル酸、りんご酸、こはく酸、サリチル酸、またはアセ
ラルサリチル酸のような有機酸との塩であり得る酸付加
塩を包含する。 [0063] 製薬的に許容できる塩は、またアルカリ金属塩、例えば
ナトリウムまたはカリウムの塩、アルカリ土類金属塩、
例えばカルシウムまたはマグネシウムの塩、そしてアン
モニウム塩または置換アンモニウム塩、例えばトリエチ
ルアミンのような低級アルキルアミンとの塩、2−ヒド
ロキシエチルアミン、ビス−(2−ヒドロキシエチル)
アミンまたはトリス−(2−ヒドロキシエチル)アミン
のようなヒドロキシ−低級アルキルアミンとの塩を包含
する。 [0064] 本発明の化合物は水和物のような溶媒和物として存在す
ることが出来そしてこれらの溶媒和物は本明細書内にお
いて言及されているすべての式(I)の化合物またはそ
の塩の場合について包含されることが認識されよう。 [0065] Eが71 (存在する場合)/Z2 (存在する場合)
/Z3/Z4/Z5 (CHの場合)に結合している式
(I)の化合物および式(IA)の化合物はR1および
R(XおよびY中)およびR3に結合している不斉中心
に加えて少なくとも1つの不斉中心を有しており、そし
てしたがって1個より多くの立体異性形で存在すること
ができる。本発明はこれらの形態の各々およびそれらの
混合物にまでおよぶ。RRおよびR3を保持する炭素原
子における立体配置は、R3炭1ゝ  2 素原子でエピマー化が容易に起こり得ることが認められ
るけれども、(S)−立体配置が好ましい。 [0066] 式(I−)に描かれている場合による結合が存在する場
合、その化合物はEおよびZ ()ランスおよびシス)
形で存在することができる。本発明はこれらの形態の各
々およびそれらの混合物にまでおよぶ。 [0067] 本発明の化合物は製薬的に許容できる形態にあるのが好
ましい。製薬的に許容できる形態とは、とりわけ、希釈
剤および担体のような通常の製薬的添加剤を除きそして
通常の投与量水準で毒性と考えられる物質を含まない製
薬的に許容できる水準の純度の形態を意味する。 製薬的に許容できる水準の純度は一般に、通常の製薬的
添加剤を除いて少なくとも50%、好ましくは75%、
さらに好ましくは90%そしてなおさらに好ましくは9
5%であろう。 [0068] 本発明の化合物はペプチドのような類似の構造の化合物
の合成のために当業界に知られている方法によりつくら
れることができそしてこれに関し、ただの例示のために
だけだが、参考文献としてのS、 R,Pettitの
”5ynthetic Peptides” (197
6年にElesevier 5cientific P
ublishing Co、から発行)が参考になる。 [0069] 本発明はまた合成的に造られた本発明の化合物を提供す
る。 [0070] 本発明の化合物は例えば、適当なアミノ酸(複数)を、
式(II)  化22:[0071]
【化22】 [0072] 〔式中、Ar’  は式(I)において定義されている
とおりであるが、しかし下位式の(a)においてRおよ
びRb′ により置換されておりそして下位式(b)に
おいてR′ により置換されてる(但しRa ’   
Rb ’ およびRc′ はRc、RbおよびRそれぞ
れかあるいはそれらに転換できる基または原子である)
〕の酸と順次カップリング反応させるかあるいはペプチ
ド下位単位をまずつくりそして次にそのペプチド下位単
位を式(II)の酸とカップリング反応させることによ
りつくられることができ、ペプチド下位単位自体は段階
的やり方でつくられ、いずれの場合においても、ペプチ
ド合成において使用される方法に類似の古典的溶液化学
方法が使用されることができる。 [0073] カップリング反応は例えば式(II)の酸またはアミノ
酸の反応性カルボキシル基を活性化しそしてこれを基質
単位のアミノ基と反応させることにより行われることが
できる。適当な任意の活性化基および保護(マスキング
)基の詳細および好ましくはラセミ化を最小にする(カ
ップリング反応のためのおよび保護基の導入および除去
のための)適当な反応条件の詳細は上記参考文献に見い
出すことができる。 [0074] したがって、本発明はさらに式(I)の化合物またはそ
の製薬的に許容できる塩の製造方法を提供し、その方法
は式(III)、化23:
【化23】 [0075] (式中、Ar  は式(II)において定義したとおり
であり、A1は存在しないかあるいは適当なアミノ酸ま
たはジペプチド単位を表わし、JはOHまたは脱離性基
を表わしそして残りの可変基はまえに定義したとおりで
ある)の試薬を式(%式%: ]
【24】 ] (式中、A2は存在しないかあるいは適当なアミノ酸ま
たはジペプチド単位を表わし、例えば、A1+A2は−
NHCHRC0NHCHRCo−であるようにし;Tは
場合により保護されたカルボニル基であり;そして残り
の可変基はまえに定義したとおりである)の試薬と反応
させ;そしてその後、所望に応じてまたは必要に応じて
生成物の脱保護(TあるいはA またはA2内にある)
を行い、および/またはZl、Z2、Z3、Z4または
25を他のZl、Z2、Z3、Z4またはZ5に変換し
、Ar  中のRc′/Rb /Ro をRc、Rb、
および/またはRに変換しそして/またはAr’ 中の
Wl、W2、W3またはW4がNの場合Noに転換しお
よび/またはその製薬的に許容できる塩を形成するから
なることを特徴とする。 [0078] 脱離性基の場合のJの適当な例はクロロまたはブロモの
ようなハロ、およびC1−6アルコキシカルボニルオキ
シのような、アミノ求核性基と置き代えられることがで
きる他の適当な基を包含する。 [0079] しかしながら、特にA1が存在する場合、JはOHであ
るのが好ましくそしてN、N−シンクロへキシルカルボ
ジイミドのような反応およびこのあとの記載例および実
施例において記載されている反応を行うために適当なカ
ップリング剤および脱水用触媒が使用される。 [0080] Tのための適当な保護された誘導体はチオケタール誘導
体を包含し、これはこのあとの実施例1において記載さ
れたとおりにして脱保護されることができる。 [0081]。 A および(または)A2の脱保護は使用される特定の
保護基に従って、従来的方法により起こる。 [0082] 製薬的に許容できる塩は従来的方法により形成されるこ
とができる。 [0083] SまたはSOである場合のZl、Z2、Z3またはZ4
は、好ましくは3−クロロ過安息香酸のような有機過酸
の存在下に、塩素化炭化水素のような非水性溶媒中で、
あるいは過マンガン酸アルカリ金属のような可溶性強無
機酸化剤の存在下に水中であるいは水性過酸化水素を用
いて、従来の酸化方法によりそれぞれSOまたはS02
に(あるいはSはS02に)転換されることができる。 [0084] 環中のR/R’/R’基がRc/Rb/Ro以外のもの
でありそしてbc 新規な中間体であることは明らかであろう。R’ /R
b’ /Ro’ がRa/Ra Ra/Rb/Ro内である式(I)の最終生成物もまた
そしてまたそれらの中間体についても多くのそのような
転換が、次のとおり可能である:[0085] (i)水素置換基はニトロ化によりニトロ置換基に変換
されることができる;[0086] (ii)  ニトロ置換基は還元によりアミノ置換基に
変換できる:[0087] (iii) C1−7アシルアミノ置換基は脱アシル化
によりアミノ置換基に転換できる; [0088] (iv)  アミノ置換基はカルボン酸誘導体を用いて
のアシル化によりC1−7アシルアミノ置換基に転換で
きる; [0089] (V)  水素置換基はハロゲン化によりハロゲン置換
基に転換できる;[00901 (vi)  C1−6アルキルチオまたはC1−6アル
キルスルフイニル置換基は酸化によりそれぞれC1−6
アルキルスルフイニルまたはC1−6アルキルスルホニ
ル置換基に転換できる; [0091] (v i i )アミノ、アミノスルホニルまたはNH
CONH2置換基はN−アルキル化により、1個または
2個のアルキル基により置換されている対応する置換基
に転換できる; [0092] (viii)アミノ置換基はシアン酸のカリウムおよび
酸との反応により基I’JHCONH2に転換できる; [0093] (ix)  水素置換基はCl5OHで処理し、次にH
NR5R6で処理することによりアミノスルホニル置換
基に転換できる;[0094] (X)  シアノ置換基は還元によりアミノメチル置換
基に転換できる;[0095] (Xi)  臭素置換基はシアン化銅(I)との反応に
よりシアノ置換基に転換できる。 [0096] 転換(i)〜(xi)はたんなる例示にすぎなく可能な
転換のすべてではない。これらの転換は式(II)の中
間体の酸において、早い段階において行われるのがしば
しば望ましく、特に転換(iii)に関しては、早い段
階で行われるのが望ましいことが認識されよう。 [0097] (i)  に関して、ニトロ化は公知の方法に従って行
われる。 [0098] (ii)  に関して、還元はニトロアニソールを還元
してアミノアニソールにするのに適当な試薬を用いて行
われる。 [0099] (iii)に関して、脱アシル化は水酸化アルカリ金属
のような塩基を用いての処理により行われる。 [0100] (ix)  に関して、アシル化は対応する酸または酸
塩化物のようなアシル化剤を用いて行われる。ホルミル
化は遊離酸を用いて行われる。 [0101] (V)  に関して、ハロゲン化は従来のハロゲン化剤
を用いて行われる。 [0102] (vi)  に関して、酸化は3−クロロ過安息香酸の
ような有機過酸の存在下に、塩素化炭化水素のような非
水性溶媒中で、あるいは過マンガン酸アルカリ金属のよ
うな可溶性強無機酸化剤の存在下に水中であるいは水性
過酸化水素を用いて、環境温度以下の温度で行われる。 [0103] (vii)に関して、アルキル化は従来の条件下、塩化
物または臭化物のような対応するアルキル化剤を用いて
行われる。 [0104] (viii)に関して、ウレイド誘導体への転換は、環
境温度で、酸性メタノール中でシアン酸カリウムとの反
応により行われる。 [0105] (ix)  に関して、Cl503Hとの混合がO℃近
辺の低い温度で起こり、そして放置して環境温度にまで
あたためる。アミンとの次の反応はエタノールのような
溶媒中で環境温度で起こる。 [0106] (X)  に関して、還元はホウ水素化ナトリウム/塩
化コバルトあるいは酸化白金/水素を用いての反応によ
り起こる。 [0107] (xi)  に関して、その反応は従来の条件下に起こ
る。 [0108] 一般式(II)および(III)の化合物はそれら自体
、上に記載された方法に類似の標準の技術によりつくら
れることができる。 [0109] 式(V)、化25: [01101
【化25]  HN−CHR3T−Co2H(v)[0
1113 のアミノ酸単位の製造は、その適当な誘導体として、こ
の後の記載例1および2に記載されている。 [0112] 本発明の化合物の保護された形態は新規な中間体であり
そして本発明の一面を形成することが認識されよう。 [0113] 本発明の化合物の特に適当な製造方法はこのあとの記載
例および実施例に記載されているとおりである。カップ
リング反応は式(II)の酸をはじめに例えばフェニル
アラニンまたは1−ナフチルアラニンとカップリング反
応させ、次にY例えばロイシンまたはヒスチジンとカッ
プリング反応させそして最後に式(V)のアミノ酸とカ
ップリング反応させて順次に行われることが出来る。し
かしながら別の面において、式(II)の酸は、式(V
)のアミノ酸、ロイシン、ヒスチジンまたは他のR2含
有アミノ酸とフェニルアラニンまたはナフチルアラニン
との間で形成されたトリペプチド単位と、カップリング
反応させるか、あるいは別法として、式(II)の酸は
フェニルアラニンまたはナフチルアラニンとカップリン
グ反応させそしてこれはR2含有アミノ酸と式(V)の
アミノ酸との間で形成されたジペプチド単位とカップリ
ング反応させる。 [0114] まえに記載されたように本発明の化合物はレニンインヒ
ビターであることが分かった。そしてしたがってそれら
は高血圧症の治療において有力な用途がある化合物であ
る。それらはまたまえに言及した他の病気および障害に
おいて有力な用途がある化合物である。 [0115] 本発明はまた、式(I)の化合物またはその製薬的に許
容できる塩および製薬的に許容できる担体を含む製薬組
成物を提供する。特に本発明は抗高血圧症的に有効量の
式(I)の化合物またはその製薬的に許容できる塩およ
び製薬的に許容できる担体を含む抗高血圧症製薬組成物
を提供する。 [0116] 本組成物は経口投与に適合されるのが好ましい。しかし
ながらそれらは他の投与形態、例えば心不全を患ってい
る患者のための非経口投与のために適合されてもよい。 他の別の投与形態は、舌下投与または経皮投与あるいは
緑内障の治療のだめの点眼薬組成物を包含する。 [0117] 本組成物は錠剤、カプセル、粉末、顆粒、舌代剤、座薬
、再調製可能な粉末、あるいは液体調剤、例えば経口ま
たは無菌非経口の溶液または懸濁液の形であってよい。 [0118] 投与の一貫性を得るために本発明の組成物は単位投与量
の形にあるのが好ましい。 [0119] 経口投与のための単位投与量提供形態は錠剤およびカプ
セルであってよくそして結合剤、例えばシロップ、アラ
ビアゴム、ゼラチン、ソルビトール、トラガカントゴム
またはポリビニルピロリドン;充てん剤、例えばラクト
ース、蔗糖、とうもろこしでんぷん、りん酸カルシウム
ソルビトールまたはグリシン; 錠剤化用滑剤、例えばステアリン酸マグネシウム:崩解
剤、例えばでんぷん、ポリビニルピロリドン、ナトリウ
ムでんぷんグリコレートまたは微結晶セルロース;また
は製薬的に許容できる湿潤剤、例えばラウリル硫酸ナト
リウム;のような従来の賦形剤を含んでもよい。 [01201 固体経口組成物は混合、充てんまたは錠剤化の従来的方
法によりつくられることができる。繰り返しての混合操
作は多量の充てん剤を使用する組成物中に活性剤を分布
させるために用いられてもよい。そのような操作は勿論
当業界において従来から使用されている。錠剤は、特に
腸溶性被覆を用いて、通常の製薬上の慣習において周知
の方法に従って被覆されてもよい。 [0121] 経口液体調剤は、例えばエマルジョン、シロップまたは
エリキシルの形であってよくあるいは使用前に水または
他の適当な使薬を用いて再調製するための乾燥生成物と
して提供されてもよい。そのような液体調剤は、懸濁剤
、例えばソルビトール、シロップ、メチルセルロース、
ゼラチン、ヒドロキシエチルセルロースカルボキシメチ
ルセルロース、ステアリン酸アルミニウムゲル、水素添
加食用脂肪;乳化剤、例えばレシチン、ソルビタンモノ
オレイン酸エステル、またはアラビアゴム; (食用油
を包含してもよい)非水性使薬、例えばアーモンド油、
分別化やし油、あるいはグリセリンのエステルのような
油状エステル、プロピレングリコールまたはエチルアル
コール;保存料、例えばP−ヒドロキシ安息香酸メチル
、P−ヒドロキシ安息香酸エチルまたはソルビン酸:そ
して所望ならば従来の香味料または着色料、のような従
来の添加剤を含んでもよい。 [0122] 非経口投与のために、液体単位投与量形態は本化合物お
よび無菌使薬を用いてつくられそして使用される濃度に
応じて、使薬中に懸濁されるか溶解されることができる
。溶液をつくるには本化合物は注射用水に溶解されそし
てろ過無菌化された後適当な小びんまたはアンプルに充
てんしそして密封する。局所麻酔剤、保存量および緩衝
剤のような助剤は使薬中に溶解されることができるのが
望ましい。安定性を高めるために、本組成物は小びんに
充てん後凍結されそして真空下水を除去されることがで
きる。非経口懸濁液は、本化合物が溶解される代りに使
薬中に懸濁されそして無菌化がろ過により行われること
ができない以外は、実質的に同じ方法でつくられること
ができる。本化合物は無菌使薬中に懸濁されるまえにエ
チレンオキシドにさらすことにより無菌化されることが
できる。本化合物の均一な分布を容易にするために界面
活性剤または湿潤剤を本組成物に含有させるのが有利で
ある。 [0123] 経皮投与のために、場合により浸透性増大剤を含有する
。局所使用に敵した配合物が使用されることができる。 [0124] 本組成物は、投与の方法に応じて、0.1〜99%、好
ましくは10〜60重量%の活性物質を含有してもよい
。 [0125] 本発明は患っている哺乳動物に、後高血圧症的に有効な
量の式(I)の化合物またはその製薬的に許容できる塩
を投与することを特徴とするヒトを含む哨乳動物におけ
る高血圧症の予防または治療の方法をさらに提供する。 [0126] 有効量は本発明の化合物の相対的効能、治療される高血
圧症の重症度および患者の体重により左右れるだろう。 [0127] しかしながら、本発明の組成物の単位投与量形は0.1
〜500mg、さらに普通には1〜100mg、例えば
2.3.4.5.10.20または30mgのような2
〜50mgの本発明の化合物を含有してもよい。そのよ
うな組成物は70kg成人のために毎日の投与量が1〜
1000+ng、さらに特定的には5〜500mgであ
るようなやり方で1日こ1〜6回、さらに普通には、1
日こ2〜4回投与されてもよい。 [0128] 上記投与量範囲で毒性作用は示されない。 [0129] 本発明はさらに高血圧症の治療または予防において使用
するために式(I)の化合物またはその製薬的に許容で
きる塩を提供する。 [01301 次の実施例は式(I)の化合物の製造に関する。 [0131] 次の記号が使用される。 [0132] 【表2】 ベンジルオキシカルボニル    IcBZltert
−ブチルオキシカルボニルl BOCl[0133] 製造例よ [0134] a)1.3−ジチアン−2−カルボン [0135] 2−カルボエトキシ−1,3−ジチアン(18,64g
)をテトラヒドロフラン(THF )  (600ml
)に溶解し、水酸化ナトリウム(1M水溶液、 97.
1m1)を加えた。 混合物を35時間攪拌し、真空下蒸発し、酢酸エチル(
300ml)と水(300ml)との間に分配した。水
性部分を酸性化(5M塩酸)し、エーテルにより抽出し
た。抽出物を乾燥(Na2S04)シ、真空下蒸発して
黄白色の固体として表題化合物(16,4g)を得た。 [0136] NMR(δ) (CDC13) :2.0−2.9 (
4H,m)、 3.2−3.8 (2H,m)、 4.
2 (IHs)、  10.3(IH,s)− [0137] b)1.3−ジチアン−2−カルボン イソプロピル1
.3−ジチアン−2−カルボン酸(16,0g)をイソ
プロパツール(400ml)に溶解し、濃硫酸(15m
l)を加えた。混合物を43時間40℃で攪拌し、真空
下蒸発し酢酸エチル(400ml)と飽和炭酸水素ナト
リウム溶液(100ml)との間に分配し、分離した。 有機部分を塩水により洗い、乾燥(Na2S04)シそ
して真空下蒸発して淡黄色の油として表題化合物(15
,8g )を得た。 [0138] NMR(δ) (CDCl 3) : 1.25 (6
H9d)、1.9 2.8 (4H,m)、3.13−
8 (2H,m)、 4.1 (LH,s)、 5.0
5 (LH,m)。 [0139] 製造伝え [0140] a)シクロへキシルアセトアルデヒド [0141] 水素化ジイソブチルアルミニウム(トルエン中1.5M
溶液、200m1)を1.5時間にわたって加えつつシ
クロヘキシル酢酸メチル(18,0g)を乾燥トルエン
(200ml)中で窒素下撹拌し、その間温度を<−6
3℃に保った。メタノール(12,1m1)を15分に
わたって加えなとき、混合物を1時間〈−65℃で攪拌
した。15分間〈−60℃で攪拌後、混合物を一5℃に
加温し、飽和酒石酸カリウムナトリウム溶液(450m
l)を45分にわたって加えた。この混合物を酢酸エチ
ル(1100ml)により抽出し抽出物を水により洗い
、乾燥(Na2S04)シそして真空下蒸発して、約4
0%のシクロヘキシルエタノール(NMR)を混在する
淡黄色の油として表題化合物(12,66g)を得た。 [0142] NMR(δ)  (CDC13) : 0.7−2.1
 (m)、 2.3 (m、 C旦、CHO)、3.6
(m、CH20H混在物)  9.7 (m、  CH
O)[0143] b)N−CBZ−2−シクロヘキシル−1−トルエン−
−スルホニル エチルアミン [0144] ベンジルカルバメート(10,38g)、 )ルエンー
p−スルフィン酸ナトリウム水和物(16,10g) 
、シクロへキシルアセトアルデヒド(製造例2(a)に
記載したように混在)  (12,77g)及び蟻酸(
16,0m1)を3時間水(160ml)中で還流下撹
拌した。−晩冷却後、固体を濾去し、ジクロロメタンに
溶解し、乾燥(Na2S04)シ、真空下蒸発して白色
の固体として表題化合物(26,84g)を得た。 [0145] NMR(δ) (CDC13) :0.7 2.2 (
13H,m)、 2.35 (3H,s)、 4.9 
(28,s)、 5.0−5.7 (2H,s)、 7
.0−7.4 (7H,m)、 7.75 (2H,d
)。 [0146] [0147] <−20℃で窒素下乾燥THF (580ml)中のジ
イソプロピルアミン(10,6m1)の溶液に、n−ブ
チルリチウム(ヘキサン中1.6M溶液、 47.4m
1)’を加えた。0℃で20分後、溶液を<−67℃に
冷却し、その温度で1,3−ジチアン−2−カルボン酸
イソプロピル(製造例1 (b) )  (15,6g
)を乾燥THF (45ml)中で加えた。<−70℃
で30分後、N−CBZ−2−シクロヘキシル−1−(
トルエン−p−スルホニル)エチルアミン(26,7g
)を15分かけて乾燥THF (125ml)中で加え
た。混合物を1.5時間<−70℃で攪拌し、−30℃
に加温し、10%くえん酸水溶液(600ml)を加え
た。 [0148] 有機層を分離し、酢酸エチルにより希釈し、水洗し、乾
燥(Na2S04)シそして真空下蒸発して黄色の油を
得た。エーテル/ヘキサン(10〜30%エーテル、勾
配)を用いるシリカゲルのクロマトグラフィにより、放
置すると徐々に固化する無色の油として表題化合物(1
2,46g)を得た。 [0149] NMR(δ) (CDC13) 二0.7 1.75 
(18H,m)、 1.82.2 (3H,m)、 2
.7 (2H,m)、 3.15 (2H,m)、 4
.4 (LH,td)、 5.0−5.4 (4H,m
)、 7.35 (5H,m)。 [01501 製遺例よ
【015月 [0152] エタノール(150ml)中の2−(2,3−ジヒドロ
−1,1−ジオキソベンゾチオフェン−3−イル)マロ
ン酸ジエチル(11,6g) (J、 Am、 Che
m、 Soc、 1950.721985)の溶液に、
水(30ml)中の水酸化ナトリウム(4g)を加えた
。混合物を4時間還流で攪拌し、冷却しそしてエタノー
ルを減圧下除いた。残渣を水(20ml)により希釈し
、エーテル(3x 100m1)及びジクロロメタンに
より抽出した。水性層を5M塩酸によりpH1に酸性化
し、エーテル(3X80ml)及びジクロロメタン(3
X80ml)により抽出した。合わせた抽出物(3×エ
ーテル+3×ジクロロメタン)を硫酸ナトリウムにより
乾燥し、溶媒を減圧下除いて表題化合物(6゜2g)を
得た。 [0153] NMR(δ)  (DMSOd ): 3.6−3.9
 (2H,m)、 4.1−4.3 (2H,m)、 
7.5−7.9 (4H,m)、  13.2 (2H
,b)。 [0154] [0155] 2−(2,3−ジヒドロ1,1−ジオキソベンゾチオフ
ェン−3−イル)マロン酸(1,9g)を3時間還流で
キシレン中で加熱した。混合物を冷却し、飽和炭酸水素
ナトリウム(2X50ml)により抽出した。合わせた
水性抽出物をエーテル(50ml)により洗い、5M塩
酸によりpH2に酸性化した。混合物をエーテル(2X
 80m1 )及びジクロロメタン(2X80ml)に
より抽出した。合わせた抽出物を乾燥(Na2S04)
シ、溶媒を減圧下除去して表題化合物(1,4g)を得
た。 [0156] NMR(δ)  (DMSOd6): 2.6 2.8
 (LH,m)−2,93,1(LH,m)、 3.4
−3.6 (IH,m)、 3.8−4.0 (2H,
m)、 7.5−7.9 (4H,m)、 12.6 
(LH,b)。 [0157] [0158] この物質は、製造例3 (d)のカップリング法に従っ
て、(2,3−ジヒドロ−1,1−ジオキソベンゾチオ
フェン−3−イル)酢酸(0,50g)及びPhe −
Leuメチルエステル、 CH3Co2H(0,65g
)から形成した。中間体生成物を次にエタノール(10
ml)に溶解し、やや過剰の10%水酸化ナトリウム水
溶液を加えた。4時間後、混合物を水により希釈し、ク
ロロホルムにより洗い、酸性(5M塩酸)にし、酢酸エ
チルにより抽出した。抽出物を乾燥(Na2S04)シ
、真空下蒸発して表題化合物(0,50g )を得た。 [0159] NMR(δ) (CDC13) :0.6−2.0 (
9H,m)、 2.0−5.1 (9H,m)、 6.
6−8゜1 (IIH,m)、 9.4 (IH,b)
。 [01601 [0161] 2−(1−(CBZ−アミノ)−2−シクロヘキシルエ
チル)−1,3−ジチアン−2−カルボン酸イソプロピ
ル(製造例2 (C) )  (0,50g)を氷酢酸
(4ml)に溶解し、臭化水素酸(氷酢酸中45%、 
 2m1)を攪拌しつつ加えた。混合物を1.5時間放
置し、真空下蒸発して淡黄色の泡を得た。これに(2,
3−ジヒドロ−1,1−ジオキソベンゾチオフェン−3
−イル)アセチル−Phe −Leu −0H(0,5
2g)、  1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HO
BT)  (0,16g)及び乾燥ジメチルホルムアミ
ド(DMF)(5ml)を加えた。溶液を0℃で攪拌し
、N、N−ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA)
  (0,37m1)及び1−(3−ジメチルアミノプ
ロピル)−3−エチルカルボジイミド・HCI  (D
EC)  (0,21g)を加えた。混合物を外界温度
に加温しつつ一晩攪拌し、酢酸エチルにより希釈し、5
%くえん酸水溶液、水、5%炭酸水素ナトリウム水溶液
及び塩水により洗い、乾燥(Na2S04)シそして真
空下蒸発した。メタノール/クロロホルム(0〜2%メ
タノール、勾配)を用いるシリカのクロマトグラフィに
より白色の泡として表題化合物(0,82g )を得た
。 [0162] NMR(δ)  (CDC13) 二0.7 1.05
 (8H,m)、 1,052.2 (22H,m)、
 2.5−2.9 (4,5H,m)、 2.9−3.
4 (5H,m)、 3.6 (0,5H,m)、 4
.05 (LH,m)、 4.45 (IHm)、 4
.6−4.9 (2H,m)、 5.1 (IH,m)
、 6.3−6.75 (2H,m)、 7.1−8.
0 (1089m)。 [0163] 製造侃土 [0164] [0165] この物質は、製造例3(d)の方法に従って2−(1−
CBZ−アミノ)−2−シクロヘキシルエチル)−1,
3−ジチアン−2−カルボン酸イソプロピル(製造例2
 (c)  (2,07g)及びB OC−Phe−L
eu−〇H(1,85g)から形成した。 粗生成物をメタノール/クロロホルム(0〜1%メタノ
ール、勾配)を用いてシリカゲルのクロマトグラフィに
かけた。これにより表題化合物(3,03g)を得た。 [0166] NMR(δ)  (CDC13) :0.7 1.0 
(8H,m)、1,05 1.4 (20H,m)、 
1.45−2.15 (IIH,m)、 2.75 (
2H,m)、 2.95−3.25 (4H,m)、 
4.4 (2H,m)、 4.65 (LH,m)、 
4.9 (0,5H,m)、 5.1 (IH,m)、
 6.2 (0,5H,d)、 6.5 (LH,m)
、 7.15−7゜4 (6H,m)。 [0167] [0168] 2−(1−B OC−Phe −Leu )アミノ−2
−シクロヘキシルエチル)−1゜3−ジチアン−2−カ
ルボン酸イソプロピル(2,90g)をトリフルオロ酢
酸(TFA)  (20ml)及びジクロロメタン(D
 CM)  (20ml)中に0℃で攪拌しつツ溶解し
た。30分後、溶媒を真空下除き、残渣を水(40ml
)に溶解しそして凍結乾燥して黄色の泡として表題化合
物(2,8g)を得た。 [0169] NMR(δ) (CD30D) : 0.751.05
 (5H,m)、1.1 1.5 (12H,m)、 
1゜5−2.4 (13H,m)、 2.7 (2H,
m)、 2.85−3.15 (2H,m)、 3.3
−3.45 (2H,m)。 3.9−4.7 (2H,m)、 4.9−5.2 (
2H,m)、 7.35 (6H,m)。 [01701 製造(社)旦 [0171] (a)  4−シアノ−2−ニトロフェノキシ    
三′ブチル[0172] 4−シアノ−2−二トロフェノール(Proc、 Ro
y、 Soc、 (London) 5erB、 Vo
l、133、30 (1946) )  (3,12g
)、水酸化ナトリウム(1,22g) 、臭化ペンジル
トリブチルアンモニウム(0,34g)及び臭化酢酸第
三級ブチル(5,6m1)を16時間水(100ml)
及び1.2−ジクロロエタン(100ml)の混合物中
で還流下激しく攪拌した。混合物を冷却し、酸性(5M
塩酸)としそして分離した。水性部分をジクロロメタン
により抽出し、合わせた有機物を乾燥(Na2S04)
シそして真空下蒸発した。酢酸エチル/石油エーテル(
bp60〜80℃)(10〜40%酢酸エチル、勾配)
を用いるシリカゲルのクロマトグラフィにより、クリー
ム色の固体として表題化合物(4,26g)を得た。m
p  121〜3℃。 [0173] NMR(δ)  (CDC13) : 1.5 (9H
,s)、 4.75 (2H,s)、 7.05 (L
H,d)、7.8(IH,dd)、 8.2 (LH,
d)。 [0174] (b)6−ジアツー2,3−ジヒドロ−3−オキソ−4
H−1,4−ベンゾキサジン [0175] 鉄(電解物、4X3.2gずつ)を2時間にわたって加
えながら、(4−シアノ−2−ニトロフェノキシ)酢酸
第三級ブチル(5,33g)を40℃で氷酢酸(100
ml)中で攪拌した。さらに1時間後、混合物を真空下
蒸発させ、残渣を水(500ml)中に懸濁した。濾過
及び真空下の乾燥により次に灰色の固体として表題化合
物(2,74g)を得た。 [0176] NMR(δ) (DMSOd6) :4.75 (2H
,s)、 7.0 7.5 (3H,m)、、 12.
0 (11(。 b)。 [0177] [0178] 6−ジアツー2,3−ジヒドロ−3−オキソ−4H−1
,4−ベンゾキサジン(0,18g)を70時間ジー第
三級−ブチルジカーボネート(0,23g)を含む酢酸
エチル(25ml)中で二酸化白金(0,05g)によ
り水素化した。触媒を濾去し、濾液を蒸発した。粗生成
物を酢酸エチル/石油エーテル(bp60〜80℃)(
50〜100%酢酸エチル、勾配)を用いるシリカゲル
のクロマトグラフィにかけた。これにより白色の固体と
して表題化合物(0,18g)を得た。 [0179] NMR(δ) (DMSOd6) :1.35(9H,
S)、4.0 (2H,d)、4.5 (2H,s)、
6.75(2H,m)、6.85(LH,d)、7.3
5(LH,t)、10.7(LH,s) [0180] [0181] 6− (BOC−アミノメチル)−2,3−ジヒドロ−
3−オキソ−4H−1゜4−ベンゾキサジン(0,22
g )  無水炭酸カリウム(0,16g )及びアク
リル酸メチル(0,07m1)を70時間乾乾燥MF中
で攪拌した。混合物を酢酸エチル(50ml)により希
釈し、水及び塩水により洗い、乾燥(Na25o4)L
そして真空下蒸発して黄色の固体として表題化合物(0
,27g)を得た。 [0182] NMR(δ) (CDC13) : 1.45 (9H
,s)  2−7 (2H,t) 、 3−7 (3H
,s)、4.25(4H,m)、4.6  (2H,s
)、4.9  (LH,b)、6.95(3H,m) [0183] [0184] 3−(6−(BOC−アミノメチル)−2,3−ジヒド
ロ−3−オキソ−4H−1,4−ベンゾキサジン−4−
イル)プロパン酸メチル(0,26g )及び10%水
酸化ナトリウム水溶液(0,4m1)をエタノールに溶
解し、2時間攪拌した。混合物を水により希釈し、酢酸
エチルにより洗い、酸性(5M塩酸)にしそしてクロロ
ホルムにより抽出した。抽出物を乾燥(Na2S04)
しそして真空下蒸発して白色の固体として表題化合物 [0185] NMR(δ)(CDC13) H,m)、4.6  (2H,5) b) (0,26g ) を得た。 : 1.45 (9H,s) 、 2.75 (2H,
t) 、 4.25 (25,05(LH,b) 、 
6.9  (2H,m) 7.05 (IH[0186
] [0187] 3− (6−(BOC−アミノメチル)−2,3−ジヒ
ドロ−3−オキソ−4H−1,4−ベンゾキサジン−4
−イル)プロパン酸(0,30g )及びHOBT (
0゜12g)を氷中のDMF (3ml)中で攪拌した
。DEC(0,17g)を加えそして混合物を15分間
攪拌した。D I P EA (0,3m1)及び2−
 (1−Phe −Leu )アミノ−2−シクロヘキ
シルエチル)−1,3−ジチアン−2−カルボン酸イソ
プロピルTFA (製造例4 (b)  (0,56g
)を加えた。混合物を外界温度に加温して16時間攪拌
し、酢酸エチルにより希釈し、5%くえん酸水溶液、水
、5%炭酸水素ナトリウム水溶液及び塩水により洗い、
乾燥(N a 2 S 04 ) シそして真空下蒸発
した。メタノール/クロロホルム(0〜5%メタノール
、勾配)を用いるシリカゲルのクロマトグラフィにより
白色の泡として表題化合物(0,57g)を得た。 [0188] MNR(δ) (CDC13) :0.7 1.0 (
5H,rn) 、 1.051.3 (3H,rn)、
 1.3−1.4  (6H,m) 、 1.4−1.
5  (9H,m) 、 1.5−2.2  (16H
,m) 、 2.55(2H,m) 、 2.7  (
2H,m) 、 3.1  (4H,m) 、 4.0
5−4.3  (4H,m)、4.5  (2H,m)
、4.6−4.75(2H,m)、5.1  (2H,
m)、6゜45−6.7  (2H,m) 、 6.9
  (2H,m) 、 7.0  (LH,m) 、 
7.1−7.45(7H,m) [0189] 製造例立 [01901 [0191] この物質は、製造例5(d)の方法に従って2.3−ジ
ヒドロ−3−オキソ−4H−ピリド(4,3b) −1
,4−チアジン(Synth、comm、  331〜
3 (1985))  (4,0g)及びアクリル酸t
−ブチル(3,5m1)から製造した。メタノール/ク
ロロホルム(0〜4%メタノール、勾配)を用いるシリ
カゲルのクロマトグラフィによりクリーム色の固体とし
て表題化合物(6,0g)を得た。 [0192] NMR(δ) (CDC13) : 1.4 (9H,
s) 、 2−65 (2H,t) 、 3−45 (
2H,s)、4.3  (2H,t)、7.3  (L
H−dd)、8.2  (LH,dd)、8.45(L
H,s) [0193] [0194] 3−(2,3−ジヒドロ−3−オキソ−4H−ピリド(
4,3−b) −1,4−チアジン−4−イル)プロパ
ン酸t−ブチル(1,0g)をDCM(乾燥、5m1)
に溶解し、ジオキサン中の塩化水素(4M、 10m1
)により処理した。4時間後混合物を真空上蒸発して表
題化合物(0,75g )を得た。 [0195] NMR(δ) (DMS Od6) : 2.6 (2
H,t ) 、 3.75 (2H,s ) 、 4.
2 (2H,t)、7.95 (LH,dd)、8.4
  (LH−dd)、8.85 (LH,s)[019
6] ピル [0197] この物質は、製造例5(f)の方法に従って3−(2,
3−ジヒドロ−3−オキソ−4H−ピリド(’4.3−
b) −1,4−チアジン−4−イル)プロパン酸HC
I  (0,56g)から製造した。酢酸エチル/石油
エーテル(bp60〜80℃)(50〜100%酢酸エ
チル、勾配)を用いるシリカゲルのクロマトグラフィに
より、白色の泡として表題化合物(1,2g)を得た。 [0198] NMR(δ)  (CD30D) : 0.7 0.8
5 (4H,rn) 、 0.9 1.05 (4H,
rn) 、 1.1−1.45 (12H,m) 、 
1.5−1.85 (’8H,m) 、 1.85−2
.15 (2H,rn) 、 2.55 (2H,m)
 、 2.6−2.75 (2H,m) 、 2.75
−3.3  (4H,m) 、 3゜5  (2H,r
n) 、 4.05−4.4  (2,5H,m) 、
 4.45 (LH,m) 、 4.65 (2H。 m) 、 4.95(0,5H,s) 、 5.05(
LH,m) 、 7.1−7.3  (5H,m) 、
 7.35(0,5H,d) 、 7.45 (LH,
m) 、 7.5−7.6  (0,5H,m) 、 
8.05−8.2  (1,5H,m) 8.3  (
0,5H,m) 、 8.4−8.5  (LH,m)
[0199] M、S、  (m/ z)  (FAB)  (M+1
)=812  (m、W=811 と一致)。 [02001 製造Nヱ [0201] [0202] この物質は、製造例5(d)の方法に従って2,3−ジ
ヒドロ−3−オキソ−4H−ピリド[4,3−bl]−
1,4−チアジン(1,01g)及び4−ブロモ酪酸エ
チル(1,0ml)から製造した。メタノール/クロロ
ホルム(0〜5%メタノール、勾配)を用いるシリカゲ
ルのクロマトグラフィによりオレンジ色の固体として表
題化合物(0,82g )を得た。 [0203] NMR(δ)(CDCl2):1.25(3H,t)、
2.05(2H,quin)、2゜45(2H,t)、
3.45(2H,s)、4.15(4H,m)、7.3
  (LH,m)、8゜2  (IH,d)、8.55
 (LH,S)[0204] [0205] この物質は、製造例5 (e)の方法に従って4−(2
,3−ジヒドロ−3−オキソ−4H−ピリド(”4.3
−b) −1,4−チアジン−4−イル)ブタン酸エチ
ル(0,79g )から製造した。これは黄色の固体と
して表題化合物(0,66g )を生じた。 [0206] NMR(δ)(CDC13) : 2.0 (2H,r
n) 、 2.5 (2H,L) 、 3.65 (2
H,s)、4.2  (2H,t)、7.8  (LH
,d)、8.4  (LH,d)、8.8  (LH,
s) [0207] ピル [0208] この物質は、製造例5(f)の方法に従って4−(2,
3−ジヒドロ−3−オキソ−4H−ピリド〔4,3−b
、l −1,4−チアジン−4−イル)ブタン酸HC1
(0,27g)から製造した。 [0209] 製造例旦 [02101 (a)塩 1.3−ジチアン−2−カルボン 塩ヒ1.
3−ジチアン−2−カルボン酸(0,35g )製造例
1(a))をトルエン(乾燥、10m1)及びDMF 
(2滴)中で攪拌した。塩化オキザリル(0,2m1)
を徐々に加え、泡立ちを生じさせそして加温し、そして
混合物を1時間攪拌した。混合物を真空下蒸発し、ジエ
チルエーテルにより希釈し、乾燥(K2CO2)しそし
て真空下蒸発して黄色の油として表題化合物(0,31
g)を得た。 【021月 NMR(δ) (CDC13) : 2.1 (2H,
rn) 、 2.65 (2H,rn) 、 3.25
 (2H,m)、4.4  (LH,s) [0212] (bl、3−ジチアン−2−カルボン 4−1−メチル
ピペリジニル[0213] 塩化1,3−ジチアン−2−カルボン酸(0,31g 
)を19時間4−ジメチルアミノピリジン(0,21g
 )及び4−ヒドロキシ−1−メチルピペリジン(0,
21g )とともにDMF (乾燥、10m1)中で攪
拌した。混合物を酢酸エチル(50ml)により希釈し
、水及び塩水により洗い、乾燥(Na2S04)し、真
空下蒸発させた。粗生成物をメタノール/クロロホルム
(0〜10%メタノール、勾配)を用いるシリカゲルの
クロマトグラフィにかけてオレンジ色の固体として表題
化合物(0,20g)を得た。 [0214] NMR(δ) (CDCI3) : 1.8 (2H,
rn) 、 1−9 2.4 (9H,rn) 、 2
゜5−2.7  (4H,m)、3.4  (2H,m
)、4.2  (LH,s)、4.9  (LH,m[
0215] [0216] この物質は、製造例2(C)の方法に従って1,3−ジ
チアン−2−カルボン酸4−(1−メチルピペリジニル
)  (10,87g)及びN−CBZ−2−シクロヘ
キシル−1−()ルエンーP−スルホニル)エチルアミ
ン(製造例2 (b)  (14,4g)から形成した
。メタノール/クロロホルム(0〜20%メタノール、
勾配)を用いるシリカゲルのクロマトグラフィによりオ
レンジ色の油として表題化合物(6,11g)を得た。 [0217] NMR(δ) (DMSOd6) :0.7 1.3 
(6H,rn) 、 1−5 1−7 (7H。 m)、1.75(4H,m)、2.0  (2H,m)
、2.15(3H,m)、2.2  (2H。 m)  2.7−2.95(4H,m)、3.15(2
H,m)、4.3  (LH,t)、4.75(LH,
m)、4.95−5.2  (2H,m)  7.0 
 (LH,d)、7.35 (5H,m)[0218] M、S、  (m/z)  (FAB)  (M+1)
=521  (m、w、=520 と一致)[0219
] [02201 この物質は、製造例3(d)の方法に従って2−(1−
CBZ−アミノ)−2−シクロヘキシルエチル)−1,
3−(ジチアン−2−カルボン酸4−(1−メチルピヘ
リジ=ル)  (0,56g)及びBOC−P h e
−L e u−OH(0,45g)から製造した。メタ
ノール/クロロホルム(0〜5%メタノール、勾配)を
用いるシリカゲルのクロマトグラフィにより黄色の固体
として表題化合物(0,37g )を得た。 [0221] NMR(δ) (CDC13) : O,,9(8H,
rn)  1.0 1.3 (4H,rn) 、 1゜
4  (9H,s) 、 1.5−2.2  (16H
,m) 、 2.3−2.5  (5H,m) 、 2
.7  (4H,m) 、 3.15 (4H,m) 
、 4.25−4.5  (2H,m) 、 4.65
 (LH,m) 、 4゜9  (2H,m)、6.5
  (2H,m)、7.2−7.4  (5H,m)[
0222] [0223] この物質は、製造例6(b)の脱保護基法及び製造例3
(d)のカップリング法に従って2−(1−(BOC−
Phe−Leu)アミノ−2−シクロヘキシルエチル)
−1,3−ジチアン−2−カルボン酸4−(1−メチル
ピペリジニル)(0,37g )から形成した。メタノ
ール/クロロホルム(0〜10%メタノール、勾配)を
用いるシリカゲルのクロマトグラフィにより、白色の固
体として表題化合物(0,13g )を得た。 [0224] NMR(δ)  (DMS Od6) : o、 6 
0−95 (8H,rn) 、 1.0 1.25 (
5H。 m) 、 1.3−1.7  (13H,m) 、 1
.8  (3H,m) 、 2.0  (LH,m) 
、 2.12.3  (5H,m) 、 2.45 (
2H,m) 、 2.6−2.85 (3H,m) 、
 2.85−3.15 (3H,m) 、 3.55 
(2H,m) 、 3.9−4.05 (2H,m) 
、 4.1−4.4  (LH。 m)、4.55(2H,m)、4.75(LH,m)、
7.1−7.3  (5H,m)、7.3−7.5  
(2H,rn) 、 8.15 (LH,m) 、 8
.3  (2H,m) 、 8.5  (LH,m)[
0225] M、S、  (m/z)  (FAB)  (M+1)
=867  (m、w、=866 と一致)[0226
] 実施例上 [0227] 【化26】 [0229] 2−(1−(2,3−ジヒドロ−1,1−ジオキソベル
ジチオフェン−3−イル)アセチル−Phe−Leu−
アミノ)−2−シクロヘキシルエチル)−1,3−ジチ
アン−2−カルボン酸イソプロピル(製造例3)(0,
34g) をアセトニトリル(5ml)中で攪拌し、N
−プロモサクシンイミド(NBS)(0,46g)をア
セトニトリル(4ml)及び水(1ml)の混合物中に
加えた。混合物を5分間攪拌し、酢酸エチル(50ml
)により希釈し、希メタ重亜硫酸ナトリウム水溶液(脱
色するのに十分な量) 5%炭酸水素ナトリウム水溶液
及び塩水により洗い、乾燥メタノール、勾配)を用いる
シリカゲルのクロマトグラフィにより白色の泡として表
題化合物(0,23g)を得た。 [0230] NMR(δ) (DMSOd6) :0.6 1.0 
(7H,rn) 、 1.0 1.9 (21H。 m)、2.45(LH,m)  2.75(2H,m)
、2.9−3.15 (2H,m)、3.5  (LH
,m)、3.8  (LH,m)、4.15−4.45
 (2H,m)、4.65 (LH,m)4.8  (
LH,m) 、 5.05 (LH,m)  5.9−
6.7  (二、三の小さイm)、7.15−7.3 
 (5H,m) 、 7.35−7.65 (4H,m
) 、 1.7  (IH,m) 、 8.0−8.5
(3H,m) M、S、  (m/z)  (FAB)  (M+1)
=710  (m、w、=709 と一致)[0231
] 実施伝A二長 [0232] 下記の化合物、化27、 [0233] を製造した。
【化27】 〔表3〕 化合物 実施例N。 雪 EX、 2 EX、 3 EX、 4 EX、 5 EX、 6 BOC−NHCH2−C H2NCH2−C *4− (1−メチルピペリジニル) [0235] 実施例え [0236] [0237] この物質は、実施例1の方法に従って2− (1−(3
−(6−(BOC−アミノメチル)−2,3−ジヒドロ
−3−オキソ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−4−
イル)プロパノイル−Phe−Leu)アミノ−2−シ
クロヘキシルエチル)−1,3−ジチアン−2−カルボ
ン酸イソプロピル(製造例5 (f)  (0,21g
)から形成した。メタノール/クロロホルム(0〜5%
メタノール、勾配を用いるシリカゲルのクロマトグラフ
ィにより、白色の固体として表題化合物(0,14g)
を得た。 [0238] NMR(δ) (CDCi3) : 0.7 1.05
 (8H,rn) 、 1,051.4 (IIH,r
n)、1.45(9H,m)、1.5−1.8  (8
H,m)、1.85(LH,m)、2.55(2H,m
) 、 2.9−3.2  (2H,m) 、 4.0
−4.65 (8H,m) 、 5.15 (2H,m
) 、 6.25−6.7  (LH,m) 、 6.
85−7.0  (2H,m) 、 7.0−7.35
 (8H,m[0239] 実施健菱 [02401 [0241] この物質は、製造例4(b)の方法に従って3− (3
−(6−(BOC−アミノメチル)−2,3−ジヒドロ
−3−オキソ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−4−
イル)プロパノイル−Phe−Leu)アミノ−4−シ
クロヘキシル−2−オキソブタン酸イソプロピル((実
施例2)(0,12g)から形成した。これにより白色
の固体として表題化合物(0,093g)を得た。 [0242] NMR(δ)  (DMSOd6) : 0.71.0
 (7H,m)、 1.01.4 (12H,m)、 
1.4−1.9 (9H,m)、 2.45 (m)、
 2.75 (LH,m)、 2.85−3.1 (L
H,m)、 3.85−4.1 (3H,m)、 4.
1−4.4 (IH,m)、 4.5−4.7 (3H
,m)、 4.7−4.85 (0,5H,m)、 5
.05 (0゜5H,m)、 6.0 (0,5H,m
)、 6.35 (0,5H,m)、 7.0−7.1
 (2H,m)、 7.1−7.3 (5,5H。 m)、 7.35 (0,5H,m)、 8.0−8.
15 (2H,m)、 8.15−8.5 (2H,m
)。 [0243] 分析: C40H55N508. C2HF302.1
.5H20としてC,57,’l;H,6,8;N、8
.00%、実測値: C,57,6;H,6,7;N、
7.1%。 [0244] M、S、 (m/z) (FAB)  (M+1) =
734  (遊離塩基のm、 W=733と一致)。 [0245] 実施領土 [0246] [0247] この物質は、実施例1の方法に従って2− (1−(3
−(2,3−ジヒドロ−3−オキソ−4H−ピリド[4
,3−b、l −1,4−チアジン−4−イル)−プロ
パノイル−Phe −Leu )アミノ−2−シクロヘ
キシルエチル)−1,3−ジチアン−2−カルボン酸イ
ソプロピル(製造例6 (C) )  (0,27g)
から形成した。 メタノール/クロロホルム(0〜2%メタノール、勾配
)を用いるシリカゲルのクロマトグラフィにより、白色
の固体として表題化合物を(0,12g)得た。 [0248] NMR(δ)  (DMSOd6) 二〇、65 1.
0 (8H,m)、 1.01.3 (IOH,m)。 1.35 (2H,m)、 1.4−1.95 (8H
,m)、 2.45 (2H,m)、 2.75 (I
H,m)、 2.9 (LH,m)、 3.1 (0,
5H,m)、 3.55 (2H,dd)、 3.9−
4.1 (2H,rn)、 4.25 (IH,m)、
 4.35 (IH,m)、 4.55 (LH,m)
、 4.75 (IH,m)、 5.0 (0,5H,
m)、 7.1−7.3 (5H,m)、 7.45 
(IH,m)、 8.05 (0,5H,m)、 8.
15 (IH,dd)、 8.2−8.35 (1,5
H,m)、 8.35−8゜45 (0,5H,m)、
 8.5 (LH,m)。 [0249] 分析:C38H51N509S、2H20としてC,6
0,2;H,7,3;N、9.2%、実測値: C,6
0,1;H。 7.0;N、9.1%。 [0250] M、S、  (m/z) (FAB)  (M+1) 
=722  (遊離塩基のm、 W、 =721と一致
)。 [0251] 実施伝且 [0252] [0253] この物質は、実施例4の方法に従って2− (1−(4
−(2,3−ジヒドロ−3−オキソ−4H−ピリド(4
,3−b) −1,4−チアジン−4−イル)−ブタノ
イル−Phe −Leu )アミノ−2−シクロヘキシ
ルエチル)−1,3−ジチアン−2−カルボン酸イソプ
ロピル(製造例7 (c) )  (0,22g)から
形成した。 [0254] 分析:C39H53N50□S、2H20としてC,6
0,7;H,7,4;N、9.1%、実測値: C,6
0,7;H。 7、5;N、 9.1%。 [0255] 八り、S、  (m/z) (FAB)  (M+1)
 =736  (遊離塩基のm、 W、 =735と一
致)。 [0256] 実施辺見 [0257] [0258] この物質は、実施例4の方法に従って、2− (1−(
3−(2,3−ジヒドロ−3−オキソ−4H−ピリド(
4,3−bl−1,4−チアジン−4−イル)プロパニ
ル−Phe −Leu )アミノ−2−シクロヘキシル
エチル)−1,3−ジチアン−2−カルボン酸4−(1
−メチルピペリジニル)(製造例8 (e) )  (
0,37g)から形成した。 [0259] M、S、 (m/z) (FAB)  (M+1) =
’/’11  (遊離塩基のm、 W、 =776と一
致)。 [0260] 失掬学上Ωアニ久 [0261] 生 夕のヒトレニン阻室 [0262] レニン阻害活性は、化合物の存在及び不存在下のヒト血
漿中のレニン活性の変化%として評価された。血漿の源
は、健康なボランティアから採った血液であった。レニ
ン活性は、サンプルの半分ずつの間のアンジオテンシン
ニレベルの差により規定され、一つは37℃で、他は4
℃で2時間インキュベートされた。アンジオテンシン■
のレベルは、  ■−アンジオテンシン■放射免疫アッ
セイキット(NEN/デュポン、 Stevenage
)を用いて測定した。結果は、少なくとも二つの重複し
た測定値の平均として計算され、そしてI Cso値は
少なくとも3種の濃度の化合物の一次回帰分析により計
算された。 [0263] 結果は、次の通りであった。 [0264]
【表4】 化合物  l  I C50(nm) El       15

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式( I )、化 I : 【化1】 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Ar環は下位の式(a)、化2、または(b)
    、化3:【化2】 ▲数式、化学式、表等があります▼(a) 【化3】 ▲数式、化学式、表等があります▼(b) (式中W_1、W_2、W_3およびW_4の1つまた
    は2つはCH、NまたはNOであり(但し、もし2つが
    NOのときはそれらの2つはW_1およびW_4である
    )、そして他はCH、CR_aまたはCR_bであり、
    Q_1、Q_2およびQ_3の1つはSでありそして他
    の2つはCHおよびCR_cである)であり、 (イ)Z_1およびZ_2が存在せず、そして、Z_3
    、Z_4およびZ_5、そしてZ_3およびZ_5が結
    合している炭素原子は5員非芳香族複素環式環を形成す
    るか;あるいは (ロ)Z_1が存在せず、そしてZ_2、Z_3、Z_
    4およびZ_5、そしてZ_2およびZ_5が結合して
    いる炭素原子は6員非芳香族複素環式環を形成するか;
    あるいは (ハ)Z_1、Z_2、Z_3、Z_4およびZ_5、
    そしてZ_1およびZ_5が結合している炭素原子は7
    員非芳香族複素環式環を形成し;Eは存在しないかある
    いは(CH_2)_nまたはCH(CH_2)_n_−
    _1(但しnは1〜4である)であり、R_a、R_b
    およびR_cは独立して水素または置換基から選ばれ; R_1はCH_2R_9(但し、R_9は場合により置
    換されたアリールまたはヘテロアリールである)であり
    ; R_2はCHR_1_0R_1_1(但し、R_1_0
    は水素またはメチルであり、そしてR_1_1はC_1
    _−_6アルキル、C_3_−_8シクロアルキル、場
    合により置換されたアリールまたはヘテロアリールであ
    るか、あるいはR_1_1はアミノ、C_2_−_7ア
    ルカノイルアミノ、2−オキソピロリジニル、2−オキ
    ソピペリジニルまたはC_1_−_6アルコキシカルボ
    ニルアミノである)であり; R_3はCH_2R_1_2(但し、R_1_2はC_
    1_−_6アルキルまたはC_3_−_8シクロアルキ
    ルまたはフェニルである)であり、R_4はC_1_−
    _6アルキル、C_3_−_8シクロアルキル、C_3
    _−_8シクロアルキル−C_1_−_4アルキルまた
    は構造式c)、化4、d)、化5、e)、化6または(
    f)、化7: 【化4】 c)▲数式、化学式、表等があります▼ 【化5】 d)▲数式、化学式、表等があります▼ 【化6】 e)▲数式、化学式、表等があります▼ 【化7】 f)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R_p、R_q、R_s、R_t、R_u、R
    _v、およびR_wは水素またはC_1_−_6アルキ
    ルから選ばれるか;あるいはNR_vR_wは1−イミ
    ダゾイルである)の基であり;そして ダッシュラインは場合により存在する結合(Eが存在す
    る場合)を表わす〕、を有するの化合物またはその製薬
    的に許容できる塩。
  2. 【請求項2】Z_3がCOであり、Z_4がNであり、
    Z_5がCHでありそしてEがZ_4で結合されている
    請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】A_r環が下位の式(a)の環であり、W
    _3がNでありそしてW_1、W_2およびW_4がC
    H、CR_aまたはCR_bであり、Z_2がSであり
    、Z_3がCH_2であり、Z_4がCOであり、Z_
    5がNでありそしてEがZ_5で結合されている請求項
    1記載の化合物。
  4. 【請求項4】下位の式(a)におけるR_aおよびR_
    bの1つが水素でありそして他がCH_2NH_2、C
    O_2HまたはCH_2NHCH_2CO_2Hである
    かあるいは下位の式(b)におけるR_cが水素である
    請求項1〜3のいずれか1つの項記載の化合物。
  5. 【請求項5】R^2含有アミノ酸残基がLeu、β−ピ
    ラゾリルアラニンまたはHisである請求項1〜4のい
    ずれか1つの項記載の化合物。
  6. 【請求項6】式( I A)、化8: 【化8】 ▲数式、化学式、表等があります▼( I A) (式中、XはPheであり; YはLeuまたはHisであり; R_3^1はシクロヘキシルメチルであり;そして残り
    の可変基は請求項1において定義したとおりである) を有する請求項1に記載の化合物またはその製薬的に許
    容できる塩。
  7. 【請求項7】Eが(CH_2)_nでありそしてEがZ
    _4またはZ_5に結合している請求項1〜6のいずれ
    か1つの項記載の化合物。
  8. 【請求項8】CO_2に隣接するR_4における炭素原
    子が第二級炭素原子または第三級炭素原子のいずれかで
    ある請求項1〜7のいずれか1つの項記載の化合物。
  9. 【請求項9】3−((2,3−ジヒドロ−1,1−ジオ
    キソベンゾチオヘン−3−イル)アセチル−Phe−L
    eu−アミノ)−4−シクロヘキシル−2−オキソブタ
    ン酸イソプロピル; 3−(3−(6(BOC−アミノメチル)−2,3−ジ
    ヒドロ−3−オキソ−4H−1,4−ベンゾキサジン−
    4−イル)プロパノイル−Phe−Leu)アミノ−4
    −シクロヘキシル−2−オキソブタン酸イソプロピル;
    3−(3−(6−アミノメチル)−2,3−ジヒドロ−
    3−オキソ−4H−1,4−ベンゾキサジン−4−イル
    )プロパノイル−Phe−Leu)アミノ−4−シクロ
    ヘキシル−2−オキソブタン酸イソプロピル;3−(3
    −(2,3−ジヒドロ−3−オキソ−4H−ピリド〔4
    ,3−b〕−1,4−チアジン−4−イル)プロパノイ
    ル−Phe−Leu)アミノ−4−シクロヘキシル−2
    −オキソブタン酸イソプロピル;3−(4−(2,3−
    ジヒドロ−3−オキソ−4H−ピリド〔4,3−b〕−
    1,4−チアジン−4−イル)ブタノイル−Phe−L
    eu)アミノ−4−シクロヘキシル−2−オキソブタン
    酸イソプロピル;および3−(3−(2,3−ジヒドロ
    −3−オキソ−4H−ピリド〔4,3−b〕−1,4−
    チアジン−4−イル)プロパノイル−Phe−Leu)
    アミノ−4−シクロヘキシル−2−オキソブタン酸4−
    (1−メチルピペリジニル);からなる群から選ばれた
    請求項1に記載の化合物。
  10. 【請求項10】式(III)、化9: 【化9】 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、A_rは請求項1に定義したとおりのA_rで
    あるがしかし下位の式(a)においてR_a、R_bに
    より置換されており、および下位の式(b)においてR
    _cにより置換されており、但し、R_aおよびR_b
    およびR_cはそれぞれR_a、R_bおよびR_cで
    あるか、あるいはそれらに転換できる基または原子であ
    り; A^1は存在しないかあるいは適当なアミノ酸またはジ
    ペプチド単位を表わし;JはOHまたは脱離性基であり
    ;そして残りの可変基は前に定義したとおりである)、 の試薬を、式(IV)、化10: 【化10】 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、A^2は存在しないかあるいは適当なアミノ酸
    またはジペプチド単位を表わし、但しA^1+A^2は
    −NHCHR_1CONHCHR_2CO−であるよう
    にし;Tは場合により保護されたカルボニル基であり;
    そして残りの可変基はすでに定義したとおりである)の
    試薬と反応させ、そして所望ならばまたは必要に応じて
    生成物を脱保護し(TあるいはA^1またはA^2内)
    ;および/またはZ_1、Z_2、Z_3、Z_4また
    はZ_5を他のZ_1、Z_2、Z_3、Z_4または
    Z_5に転換し;A_r中のR_a/R_b/R_cを
    R_a、R_b、および/またはR_cに転換し;およ
    び/またはA_r中のW_1、W_2、W_3またはW
    _4がNのときNOに転換し;および/またはその製薬
    的に許容できる塩に変換することを特徴とする、請求項
    1記載の化合物を製造する方法。
  11. 【請求項11】請求項1〜9のいずれか1つの項記載の
    化合物および製薬的に許容できる担体を含む製薬組成物
  12. 【請求項12】活性治療物質として使用するための請求
    項1〜9のいずれか1つの項記載の化合物。
  13. 【請求項13】高血圧症の治療において使用するための
    請求項1〜9のいずれか1つの項記載の化合物。
  14. 【請求項14】高血圧症の治療において使用するための
    医薬の製造において請求項1〜9のいずれか1つの項記
    載の化合物の使用。
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