JPH049239Y2 - - Google Patents

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JPH049239Y2
JPH049239Y2 JP1987055455U JP5545587U JPH049239Y2 JP H049239 Y2 JPH049239 Y2 JP H049239Y2 JP 1987055455 U JP1987055455 U JP 1987055455U JP 5545587 U JP5545587 U JP 5545587U JP H049239 Y2 JPH049239 Y2 JP H049239Y2
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JP
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door
cup holder
rear end
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arm
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JP1987055455U
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JPS63162662U (ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、運転席と助手席との間に配設される
自動車のコンソールに関するものである。
(従来の技術と考案が解決しようとする問題点) 従来のこの種のコンソールとしては、上蓋を開
けてコツプホルダを上蓋から離反回動させて水平
に位置付けするものや、上蓋を上下方向にスライ
ドさせてアームレストとするもの等がある。しか
しながら、物入れの機能を失うことなく、これら
の機能を一体化したものは存在しなかつた。
よつて、本考案は、物入れの機能を失うことな
く、上蓋が上動してアームレストとなり、カツプ
ホルダも組込まれた自動車用コンソールを提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段と作用) 本考案は、この目的を達成するために、物入れ
として箱型に形成されたコンソール本体10の上
蓋20を、互にヒンジされた第1のドア21及び
第2のドア22より構成した。そして、コンソー
ル本体10を物入れとして使用する場合、第2の
ドア22の裏面にヒンジされたカツプホルダ30
及びさらにその背後で第1のドア21にヒンジさ
れた中蓋35とを一体にして、第1のドア21及
び第2のドア22を開放する。この開放状態は、
第1のドア21にヒンジされたストツパアーム1
5の長溝15aにコンソール本体10の壁面に形
成された突起17が係入することにより、垂直方
向よりも大きく開放した位置にドア21,22の
自重で保持される(第2図参照)。
カツプホルダ30を使用する場合、中蓋35を
コンソール本体10に載置させた状態で、カツプ
ホルダ30をほぼ水平状態に開放た状態におい
て、中蓋35との間でリンクとして機能するアー
ム39によりほぼ水平状態に保持させる(第1図
参照)。
アームレストとして使用する場合、第2のドア
22を水平状態のカツプホルダ30に向けて回動
させることにより、カツプホルダ30及び第2の
ドア22間を連結する2個のアームの一方に形成
された突起33が、ストツパアーム15に形成さ
れた切欠18に係入し、ほぼ水平状態で、4節リ
ンクとしてのドア21、カツプホルダ30、アー
ム39が、前方へ倒れるのを拘束する(第3図参
照)。
( )内の符号は後述する実施例のものを引用
してある。
〔考案の実施例〕
第1〜5図は本考案の一実施例を示すもので、
物入れとして箱型に形成されたコンソール本体1
0の上蓋20は、互に分離された第1のドア21
及び第2のドア22より構成されている。ドア2
1の後端部に形成されたボス21aと、コンソー
ル本体10の上方後端部に形成されたボス10a
と、小物入れ36を備えた中蓋35の後端部に形
成されたボス35aとは、ピンにより共通にヒン
ジされている。
ドア21の前端部に形成されたボス21bと、
ドア22の後端部に形成されたボス22aと、カ
ツプホルダ30の後端部に形成されたバブ30a
とは、ドア21,22の分離部分においてピンで
共通にヒンジされている。これらのヒンジの一方
側には、上蓋20用のストツパアーム15の後端
部の穿孔も、前記ピンでさらに共通にヒンジさて
いる。このストツパアームは、長溝15aを形成
されると共に、中蓋35に形成されたより大きな
幅の切欠35Cを通つてコンソール本体10内に
侵入している。長溝15aには、コンソール本体
10の壁面に形成された突起17が、ドア21,
22が開放した状態でその後端部を占めるように
係入することにより、第1のドア21を垂直方向
よりも大きく開放した位置に拘束する。
カツプホルダ30の前端部の穿孔30c及び中
蓋35における小物入れ36の側部に形成された
ボス35bには、ドア21とほぼ同じ高さのアー
ム39がヒンジされている。
また、ドア22及びカツプホルダ30間には、
ドア22がドア21と直列状にほぼ同一方向に開
放し、カツプホルダ30がほぼ水平状態に離反開
放した状態において、それぞれボス22b,30
b間に互にヒンジされた2個のアーム31,32
の外側端がそれぞれヒンジされることによりリン
クが構成されている。この状態で、アーム31,
32のヒンジ点は、アーム32が水平部分を有し
て曲げられていることにより外側端のヒンジ点を
結ぶ線より下側に位置し、前方のアーム32には
突起33が設けられている。ストツパアーム15
の上側面には、ドア22がほぼ水平方向へ位置付
けされると、突起33が係入する切欠18が形成
されている。
ドア22の前端には、弾性変位することにより
中蓋35の裏面に係合するロツク爪26が設けら
れている。また、中蓋35の前端には、コンソー
ル本体10の凹部11に係合するように弾性変位
するロツク爪37が設けられている。
このように構成された自動車用コンソールの動
作は、次の通りである。
通常、アーム39が矢印A方向に回転させると
共にアーム31,32の互のヒンジ点が後方へ移
動して折り曲げるように、中蓋35をドア21,
22に向けて回転させることにより、カツプホル
ダ30はドア22に対面し得る。そして、アーム
39が小物入れ36をカバーした状態で、中蓋3
5の周囲がドア21,22に当接してロツク爪2
6に係止されている。
この状態で、コンソール本体10の物入れを使
用する場合、この本体からロツク爪37を係脱さ
せてドア21,22を、第2図に示すように、カ
ツプホルダ30及び中蓋35と共に一体に開放す
る。この際、アーム15の長溝15aが突起17
に沿つて滑動し、ドア21,22はその自重によ
り垂直方向よりも僅かに開放した位置で突起17
に拘束される。アーム31,32により、ドア2
2が後方又は前方へ倒れるのも拘束される。
カツプホルダ30を使用する場合、第2図の状
態からロツク爪26を係脱させることにより、中
蓋35をコンソール本体10に載置させてロツク
爪37を凹部11に係合させる。これにより、第
1図に示すように、アーム31,32,39の回
動により、カツプホルダ30は自動的に水平状態
になる。
アームレストとして使用する場合、第2図の状
態からドア22を前方へ回動させることにより、
アーム32の突起33を切欠18に係入させてほ
ぼ水平状態にする(第3図)。この係入により、
4節リンクとしてのドア21、カツプホルダ3
0、アーム39が、前方へ倒れるのが拘束され
る。
〔考案の効果〕
以上、本考案によれば、コンソールの上蓋を開
放して従来の物入れとして使用でき、また上蓋を
2段階にすることにより適切な位置にアームレス
トを形成することができ、さらに上蓋裏面からは
その開放状態でカツプホルダを引出すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜第5図は本考案の一実施例によるコンソ
ールを示すもので、第1図はカツプホルダ使用時
の斜視図、第2図は物入れ開放時の斜視図、第3
図はアームレスト使用時の斜視図、第4図は各部
の分解斜視図及び第5図はアームレスト使用時の
要部側面図である。 10……コンソール本体、15……ストツパア
ーム、15a……長溝、18……切欠、20……
上蓋、21,22……ドア、30……カツプホル
ダ、31,32,39……アーム、33……突
起、35……中蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 物入れ用コンソール本体の上蓋を互に分離され
    た第1及び第2のドアより構成すると共に、前記
    第1のドアの後端部を前記コンソール本体の上方
    後端部に、前記コンソール本体に載置される中蓋
    の後端部と共に共通にヒンジし、 前記第1のドアの前端部、前記第2のドアの後
    端部、このドアの裏面に対面する形状のカツプホ
    ルダの後端部並びに前端部が自由で長溝を形成さ
    れた前記上蓋用ストツパアームの後端部を前記分
    離部分において共通にヒンジし、 前記長溝に係入することにより前記第1のドア
    を垂直方向よりも大きく開放した位置に係止する
    突起を前記コンソール本体の壁面に形成し、前記
    カツプホルダの前端部は、前記第1及び第2のド
    アが開放し、かつ前記カツプホルダをほぼ水平状
    態に離反開放させた状態において、前記コンソー
    ル本体に載置された前記中蓋に1個のアームでリ
    ンクとして連結すると共に、前記カツプホルダ及
    び前記第2のドア間が2個のアームより成るリン
    クで連結され、 これらの2個のアームのうち前方側のアームの
    側面には、前記第1のドアの開放状態で前記第2
    のドアが前方のほぼ水平方向へ位置付けされると
    前記ストツパアームに形成された切欠に係入する
    突起が形成されて成る自動車用コンソール。
JP1987055455U 1987-04-14 1987-04-14 Expired JPH049239Y2 (ja)

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JP1987055455U JPH049239Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14

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JP1987055455U JPH049239Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14

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Publication Number Publication Date
JPS63162662U JPS63162662U (ja) 1988-10-24
JPH049239Y2 true JPH049239Y2 (ja) 1992-03-09

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JP1987055455U Expired JPH049239Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14

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