JPH0492225A - 光ディスク装置のf/tクロストーク補正方法 - Google Patents

光ディスク装置のf/tクロストーク補正方法

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JPH0492225A
JPH0492225A JP2208630A JP20863090A JPH0492225A JP H0492225 A JPH0492225 A JP H0492225A JP 2208630 A JP2208630 A JP 2208630A JP 20863090 A JP20863090 A JP 20863090A JP H0492225 A JPH0492225 A JP H0492225A
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Hiroshi Nishikawa
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Toshiyuki Kase
俊之 加瀬
Ryota Ogawa
良太 小川
Masahiro Ono
大野 政博
Koichi Maruyama
晃一 丸山
Makoto Iki
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    • G11B7/0908Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for focusing only
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野1 この発明は、フォーカシングエラー検出に非点収差法を
用いた光ディスク装置におけるF/Tグロストーりの補
正方法に関するものである。 【従来の技術) この種の光ディスク装置は、レーザー光源からの光束を
記録媒体であるディスク上にスポットとして結像させ、
信号の再生、あるいは記録を行なう構成とされている。 また、信号の記録再生を正確に行なうためには、レーザ
ー光をディスク上に回折限界程度のスポット径に絞り込
み、記録トラック上を正確にトレースさせる必要がある
。このため、光ディスク装置には、フォーカシングエラ
トラッキングエラーを検出するエラー検出系と、検出さ
れたエラー信号に基づいてレーザー光のスポット位置を
光学系の光軸方向、そしてディスクの半径方向に駆動す
るための駆動装置が設けられている。 フォーカシングエラー検出には、いくつかの方法がある
が、−数的には非点収差法が多く用いられている。非点
収差法は、ディスクからの反射光をシリンドリカルレン
ズ勢の非点隔差を有する素子を用いて受光素子上に集光
させ、ディスクとスポットとのズレを受光素子上での光
束断面の形状変化として捉えるものである。 受光集子は、 「田j字状に4分割された受光領域A、
 B、 C,Dを有しており、互いに対向する領域の出
力和の差をとることにより、フォーカシングエラー信号
を検出することができる。 【発明が解決しようとする課題】 ところで、光磁気ディスク郷の光ディスク装置では、記
録、再生を行ないたし)トラック番こアクセスするため
に、スポットをトラ・ツクを横断させて移動させる場合
がある。 しかしながら、上述の非点収差法によるフォーカシング
エラー検出を行なう場合番こtit、光学系の特性によ
り、ディスク上に結像される光束力で波面収差等を持つ
と、スポットがトラ・ツクを横切って移動する際に、フ
ォーカシングエラー信号番こノイズが乗ってしまうこと
がある。 このノイズは、波面収差を持つスポット力(隣接するト
ラック間の境界として形成された溝を横切る際に、回折
により強度分布のムラを生じさせることにより発生する
。本明細書でLL、このノイズをF/T(フォーカス/
トラック)クロストークと定義する。 F/Tクロストークが発生すると、あだ力鳥も対物レン
ズが合焦から外れたようなフォーカシングエラー信号が
発生するため、対物レンズ力で光軸方向番ニ駆動されて
しまい、スポットがトラックを横切る度に対物レンズが
不安定な状態となり、スポットの移動にエラーが生じる
虞がある。
【発明の目的】
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、
スポットがトラックを横断する際のF/Tクロストーク
の発生を抑えることができる補正方法を提供することを
目的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明に係る光ディスク装置のF/Tクロストーク補
正方法は、上記目的を達成させるため、光ディスクから
導かれる光束に非点収差を与えて集光させる光学系と、
この光束を受光して非点収差法によるフォーカシングエ
ラー信号を出力すると共に、このフォーカシングエラー
信号に基づいてディスク上にスポットを絞り込むよう制
御するフォーカス制御系と、フォーカス制御系とは別個
に設けられ、対物レンズの光ディスクへの合焦状態を判
定し得る合焦検出手段と、フォーカシングエラー信号に
オフセットレベルを設定するオフセット設定手段とを備
え、オフセット設定手段によりオフセットレベルを調整
する第1段階と、合焦判定手段の出力に基づいてディス
ク上にスポットを絞り込むよう光学系を調整する第2段
階とを少なくとも1回づつ含むことを特徴とする。
【実施例】
以下、この発明を図面に基づいて説明する。 第1図は、この発明を光磁気ディスクの情報記録再生装
置に適用した一実施例を示したものである。 この光学系は、第1図に示したように、光源部10、対
物光学系20、プリズムブロック30、信号検出光学系
40を備えている。光源部10は、発散光束を発生する
半導体レーザー11と、発散光束を平行光束とするコリ
メータレンズ12と、光束断面の形状を整形する2つの
アナモフィックプリズム13.14と、ガルバノミラ−
15とから構成され、断面円形の乎行ビームを発生する
。ガルバノミラ−15は、ディスク上のスポットをタン
ゼンシャル方向に移動させるために回動自在に設けられ
ている。 対物光学系20は、ビームを光磁気ディスクMODの信
号記録面に集光させる対物レンズ21と、ミラー22と
を備えている。対物レンズ21とミラー22とは、光磁
気ディスクMODのラジアル方向Xにスライドされる図
示せぬヘッド内に設けられている。これに対して光源部
10、プリズムブロック30、信号検出光学系40は、
ディスクの回転中心に対して固定されている。また、対
物レンズ21は、ヘッド内番こ設けられたアクチュエー
タ上に設けられており、その光軸方向2に高周波駆動さ
れる。 プリズムブロック30は、2つのハーフミラ−面31、
a、31bを有する第1のブロック31と、λ/2板3
2を介して第1のブロックに接合され、偏光分離面33
aと全反射面33bとを有する第2のプロ・ツク33と
力)ら構成されている。 光源部10からの光束は、一部が第2のハーフミラ−面
31bにより反射され、集光レンズ34によ)ノ半導体
レーザーの自動出力調整用の受光素子35上番二集光す
る。 一方、ディスクから反射された光束番よ、第2のノ\−
フミラー面31bにより反射され、λ/2板E ヨ)J
 B光方向が45°回転させられ、P偏光成分は偏光分
離面33aを透過して集光レンズ41aを介して第1の
磁気記録信号検出用の第1の受光素子42a上に集光す
る。 また、S偏光成分は、偏光分離面33aと全反射面33
bとで反射され、集光レンズ41bを介して磁気記録信
号検出用の第2の受光素子42b上に集光する。 光磁気ディスクMODへ入射するレーザー光の偏光方向
は、スポットが結像される位置のディスクの磁化方向に
対応して磁気カー効果により回転するため、これを45
°回転させてP、S成分に分離し、それぞれ別個の受光
素子42a、、42bにより検出することにより、その
強度差から記録信号を読み出すことができる。 ディスクからの反射光のうち、第2のハーフミラ−面3
1bを透過した成分は、第1のハーフミラ−面31aに
より反射され、集光レンズ43を介してシリンドリカル
レンズ44により非点隔差を与えられ、エラー検出用受
光素子45上に集光する。 エラー検出用受光素子45の受光領域は、第2図に示し
たように配列している。これらの受光領域は、ディスク
のラジアル方向に相当する方向x1  及びタンゼンシ
ャル方向に相当する方向yの各軸に沿って4つの領域に
分割された受光領域A、 B、 C,Dを備えている。 フォーカシングエラー検出回路50は、受光素子45の
それぞれ対角に位置する受光領域からの出力和をとる2
つの加算器51.52と、これらの加算器の出力差をと
る引算器53と、引算器53の出力をレベル調整する自
動利得調整(AGC)装置54と、AGC回路の出力に
オフセットを付加するオフセット調整回路55とを備え
ている。 受光素子45から出力された信号は、オフセットをδと
すると下記の式に従って演算され、フォーカシングエラ
ー信号FEとして出力される。 FE  =  (^ + D)−(B  +  C)+
δオフセットは、製品毎のバラツキによるシリンドリカ
ルレンズ44、受光素子45等の位置関係の誤差により
正しいフォーカシングエラー信号が出力されない場合の
調整手段として、また、後述するF/Tクロストークを
削減するために設けられている。 出力されたフォーカシングエラー信号FEは、位相補償
回路56により位相補償された後、アクチュエータ57
に供給される。アクチュエータ57は、この信号に基づ
いてデフォーカスをなくすよう対物レンズ21を光軸方
向に駆動する。 一方、トラックエラー信号TEは、各受光部の出力を下
記の式に基づいて演算することにより、検出することが
できる。 TE = (A + B)−(C+ D)スポットがト
ラック上を合焦状態でトレースしている場合には、受光
素子上でのスポットは円形であり、強度分布の偏りもな
い、従って、フォーカシングエラー信号、トラックエラ
ー信号は共に0である。ディスクの反り等により、スポ
ットが合焦しなくなった場合には、受光素子上でのスポ
ットは、楕円形に変形し、フォーカシングエラー信号が
発生する。 次に、第3図に基づいて上記のエラー検出用受光素子4
5上での光量分布と検出される信号との関係について説
明する。 第3図(a)に示したようにディスク上のスポットSが
トラックTを横断する場合、(a)のに示したようにス
ポットの一部がトラックの溝りにかかると、この溝によ
る回折により、受光素子45上でのスポットは(b)■
に示したように強度分布に偏りを生じる。 図中の斜線部分が、強度の高い部分である。従って、光
量分布の均等性が崩れ、トラックエラー信号が生じる。 ディスク上のスポットが(a)■に示したように溝の中
央に位置する際には、受光素子上でのスポットは(b)
■に示したように光量分布が均等になり、トラックエラ
ー信号は0となる。ディスク上でのスポットが(a)■
で示したようにディスクの溝を乗り越えると、受光素子
45上でのスボ・ントの強度の高い部分は(b)■に示
したように反対側に移動し、先はどとは反対の極性のト
ラックエラー信号が発生する。 すなわち、スポットが1トラック分移動すると、このよ
うなトラックエラー信号の1サイクルの変化が検出され
るため、この変化をカウントすることにより、横断した
トラック数を判断することができる。 以上は、波面収差が存在しない理想的な場合の説明であ
る。 次に、波面収差について説明する。 光ディスク装置の光学系に存在する波面収差は、非点収
差を例にとると、ディスクのラジアル方向をX軸、トラ
ックのタンジエンシャル方向をY軸として、X軸、Y軸
(0″’ 、90’ )の直交軸上の波面の曲率差と、
これを45’回転させた±456の直交軸上の波面の曲
率差とに代表して表すことができる。 この明細書では、0°、90°の直交軸に関する波面収
差をASI、±45°の直交軸に関する波面収差なAs
2と定義する。 光束がAllを含む場合、受光素子上でのスポット内の
光量分布は第3図(C)で示したように変化する。 ASlが存在すると、ディスク上でのスポットがトラッ
クの溝にかかった際に、溝の回折により斜線で示す光量
アンバランスの他に図中に黒点で示すような異常強度分
布が現れる。但し、この異常分布は、受光素子45の隣
接する受光領域にまたがって現れるため、演算により相
殺され、フォーカシングエラー信号にはクロストークと
して現れない。 なお、第1図に示したように半導体レーザーの発光光束
の形状を補正するためにアナモフィック光学系を用いる
場合、半導体レーザー11とコリメーターレンズ12と
の光軸方向の距離を調整することによりASlは補正す
ることが可能である。 しかしながら、  As2は上記のアナモフィック光学
系の調整によっては補正することができず、収差として
残存してしまう。光束がAs2を含む場合には、トラッ
ク横断の際、例えば第3図(d)■■に黒点で示したよ
うな強度分布異常が発生する。このような強度分布異常
により、トラックジャンプ時にフォーカシングエラー信
号FEがOレベルを保たず、F/Tクロストークが発生
する。 一般的に、光ディスク装置においては、波面収差の量は
0.045λrms以下であれば光ディスク装置として
の性能を満足する。この波面収差は、球面収差、コマ収
差、非点収差をトータルした値であまた、非点収差は、
0.15λp−v以下であれば光ディスク装置の特性を
満足する。但し、F/Tクロストークに限って言えば、
±45@方向の非点収差が0゜03λp−v以下でなけ
れば正常な動作を保証できない。 この実施例で示した光ディスク装置は、上記のAs2に
よるFITクロストークが発生した場合に、フォーカシ
ングエラー信号にオフセットを付加することによりクロ
ストークを除去し、フォーカシングエラー信号の安定化
を図っている。 以下、オフセット付加の方法について説明する。 光磁気ディスクMODのトラックは、回転によりスポッ
トが内周側から外周側に移動するようスパイラル状に形
成されている。調整は、回転する光磁気ディスクのトラ
ック上にスポットを集光させ、ディスクが1回転する毎
に内側のトラックにジャンプさせることにより、同一の
トラックを繰り返しトレースさせつつ行われる。  F
/Tクロストークは、トラックをジャンプする際にフォ
ーカシングエラー信号に現れる。 まず、トラックエラー信号を観察し、トラックジャンプ
時のトラックエラー信号のピークの絶対値が等しくなる
よう受光素子をX方向(第2図参照)に関して調整する
。 次に、フォーカシングエラー信号を観察し、トラックジ
ャンプ時のF/Tクロストークの振幅が最小となるよう
受光素子をX方向(第2図参照)に関して調整する。 上記の調整によってもF/Tクロストークが十分補正さ
れない場合には、第4図に示したようなオフセットの付
加調整に入る。第4図では、■〜■が手順の段階を示し
、各段階において(a)はディスクと対物レンズとの位
置関係、(b)は受光素子上でのスポットの形状、そし
て(C)はトラックジャンプ時のフォーカシングエラー
信号を示している。 オフセットを付加する場合、フォーカシングエラー信号
の基準が変化してしまうため、フォーカシングエラー信
号からは対物レンズが合焦位置にあるか否かを判断でき
なくなってしまう、そこで、オフセット調整の場合には
、フォーカス制御系とは別個に設けられた磁気信号再生
用の受光素子42a、 42bを合焦検出手段として利
用し、これらの受光素子の出力である磁気記録信号IV
FOがピークとなる点を合焦点として判断する。 前記のようにフォーカシングサーボは、受光素子の各受
光領域の出力A、 B、 C,Dが、(A + D) 
−(B + C) = 0となるように対物レンズを移
動させる。オフセットを付加しない場合、第4図の(a
)■で示したように対物レンズはディスクに対して合焦
し、(b)のに示したように受光素子上でのスポットは
円形となる。但し、トラックジャンプ時にはスポット内
に黒く示したAS2の影響による異常強度分布が現れる
ため、(C)■に示したような大きなF/Tクロストー
クが発生する。 ここで、オフセット設定回路55のボリュームを調整し
てオフセットδを付加すると、駆動回路は、(A  +
  D)  −(B  +  C)  十 δ : 0
となるように対物レンズを移動し、第4図(a)■で示
したように対物レンズがディスクに対して合焦せずにデ
フォーカスを生じ、(b)■に示したように受光素子上
でのスポット形状は楕円となる。すなわち、オフセット
の付加により、フォーカシングエラー検出回路は実際の
合焦点とは離れた位置を合焦点として判断し、この点で
対物レンズを保持するような指令を駆動部に対して出力
する。 第4図(a)■の状態では、ディスク上でのスポットが
ディスク面に十分収束されないため、磁気記録信号IV
FO,トラッキングエラー信号、F/Tクロストークが
共に小さくなる。この状態では情報の記録再生は行い得
ない。 次に、磁気記録信号IVFOを監視しつつ、これが最大
となるように集光レンズ43を移動させると、(a)■
に示したように対物レンズか再びディスクに対して合焦
し、情報の記録再生を行い得る状態となる。このとき、
受光素子上でのスポットは(b)■に示したように楕円
の状態を保ち、F/Tクロストークは(C)■に示した
ように■の状態より削減することができる。なお、F/
Tクロストークの大きさは、オフセットの極性により大
きくなる場合もある。 この場合には、逆方向の極性のオフセットを付加すれば
よい。 ■、■の段階では、■、■の操作を再度行うことにより
、更にF/Tクロストークを減衰させることができる。 第5図は、受光素子45がら出力される信号を演算した
値(オフセットδを除いた値)と、実際のデフォーカス
量とを示したグラフである0図中の■〜■は、第4図の
各段階に対応している。 上記のようにフォーカシング信号にオフセットを付加す
ると共に、集光レンズ43を移動させることにより、受
光素子45上でのスポットが楕円形の状態で合焦位置を
判定するようになる。このように受光素子45上でのス
ポットが円形から楕円形に変化すると、トラックジャン
プ時にAS2による異常光量分布を引き起こす領域が回
転移動するものと考えられる。そして、この手段によっ
てF/Tクロストークが減少するのは、AS2による光
量分布異常成分が受光領域の境界部分に移動したためで
あると考える二とができる。 なお、上記の実施例では、オフセットの付加と集光レン
ズの移動とによりF/Tクロストークの発生を抑えたが
、受光素子、あるいはシリンドリカルレンズを回転させ
るのみでもある程度の補正は可能である。 これらの素子を回転させた場合、スポットが円形のまま
、異常光量分布領域を受光領域の境界線上に移動させる
ことができる。境界線上に移動した場合には、フォーカ
シングエラー信号の演算の際に異常部分が相殺されてし
まい、F/Tクロストークを発生させることもない、但
し、受光素子、シリンドリカルレンズの回転によりAS
2の影響を除去する場合には、回転角度をあまり大きく
設定すると他のエラー検出に支障をきたす虞がある。 【効果) 以上説明したように、この発明によればフォーカシング
エラー信号にオフセットを付加すると共に、受光素子上
への集光の度合を変化させることにより、トラックジャ
ンプ時にフォーカシングエラー信号に混入するF/Tク
ロストークを減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る光ディスク装置の一実施例を示
す光学素子の配置を示す斜視図である。 第2図は受光素子の受光領域とフォーカシングエラー検
出の回路とを示す説明図である。 第3図■〜■は、ディスク上でのスポットと受光素子上
でのスポットとを示したものであり、(a)はディスク
上でトラックをスポットが横切る様子を示す説明図、(
b)、 (c)、 (d)、 (e)は受光素子上での
スポットの光量分布を示す説明図である。 第4図■〜■は、オフセット付加時の各調整段階を示し
てお)バ (a)はディスクと対物レンズとの位置関係
、(b)は受光素子上でのスポットの形状、そして(C
)はトラックジャンプ時のフォーカシングエラー信号を
示している。 第5図は、フォーカシングエラー信号とオフセット付加
による対物レンズの位置との関係を示すグラフである。 42a、 42b・・・磁気信号再生用の受光素子43
・・・集光レンズ 45・・・エラー検出用の受光素子 55・・・オフセット設定回路 #r3図 ■ ■ ■ 手続補正書(方式) 平成2年11月5日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ディスクから導かれる光束に非点収差を与えて
    集光させる光学系と、この光束を受光して非点収差法に
    よるフォーカシングエラー信号を出力すると共に、この
    フォーカシングエラー信号に基づいてディスク上にスポ
    ットを絞り込むよう制御するフォーカス制御系と、前記
    フォーカス制御系とは別個に設けられ、対物レンズの光
    ディスクへの合焦状態を判定し得る合焦検出手段と、前
    記フォーカシングエラー信号にオフセットレベルを設定
    するオフセット設定手段とを備え、 前記オフセット設定手段によりオフセットレベルを調整
    する第1段階と、 前記合焦判定手段の出力に基づいてディスク上にスポッ
    トを絞り込むよう前記光学系を調整する第2段階とを少
    なくとも1回づつ含むことを特徴とする光ディスク装置
    のF/Tクロストーク補正方法。
  2. (2)光ディスクから導かれる光束に非点収差を与える
    非点収差発生素子と、光束を集光させる集光光学系と、
    この光束を受光して非点収差法によるフォーカシングエ
    ラー信号を出力する受光素子と、フォーカシングエラー
    信号に基づいてディスク上にスポットを絞り込むよう制
    御するフォーカス制御系とを備え、 前記非点収差発生素子と前記受光素子とを相対的に光軸
    回りに調整することを特徴とする光ディスク装置のF/
    Tクロストーク補正方法。
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