JPH049154B2 - - Google Patents

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JPH049154B2
JPH049154B2 JP59218961A JP21896184A JPH049154B2 JP H049154 B2 JPH049154 B2 JP H049154B2 JP 59218961 A JP59218961 A JP 59218961A JP 21896184 A JP21896184 A JP 21896184A JP H049154 B2 JPH049154 B2 JP H049154B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/01Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for special character, e.g. for Chinese characters or barcodes

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  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はキーボード等から入力された合成文字
を構成する各要素の組み合わせを決定し、この組
み合わせに基づいて各要素の印字を行うことによ
り合成文字の印字を可能とした印字装置に関す
る。
[従来技術] 従来、一般にこの種の印字装置は、入力された
データを一時的に入力バツフア等に格納し、入力
された順序に従つて1つずつデータを読み出して
その処理を行つていた。従つて、連続して入力さ
れた複数個の合成文字のデータに対しては、合成
文字を構成する要素の組み合わせを決定するため
に、入力バツフアからデータを読み出す毎にその
データが合成文字を構成する要素のデータである
か否かを判断していた。そして、組み合わせの処
理においては、1つずつ要素を読み出してそれを
つなぎ合わせる毎に正しい組み合わせ方であるか
否かを判断していた。また、合成文字を構成する
各要素の印字における印字ピツチは他の一般の英
数字等の文字ピツチのように一定ではなく、各要
素の印字位置により異なるため、印字処理の過程
は一般の英数字等と合成文字を構成する各要素と
では異なり互いに独立したものであつた。
[発明が解決しようとする問題点] 上述したように、合成文字を構成する要素とし
て入力された各データの組み合わせにおいて、合
成文字を構成する要素のデータであるか或いはそ
の他の英数字等のデータであるかの判断を各デー
タ毎に行つたり、1つずつ要素を読み出してはそ
れをつなぎ合わせる毎に正しい組み合わせ方であ
るか否かを判断したりするため、要素の組み合わ
せを決定するまでの処理が非常に煩雑になつてし
まつていた。また、合成文字を構成する要素の場
合とそれ以外の一般の英数字等の場合とでは、印
字処理の過程が異なるためやはり煩雑な処理にな
つていた。従つて、各処理に要する時間が長く、
印字速度も低いものであつた。
[発明の目的] 本発明の目的は上記従来の難点を除去し、合成
文字であるかその他の一般の英数字等であるかに
拘わらず、簡潔な処理により印字速度の低下を招
かない印字装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明においては、合成文字を構成する各要素
を印字するための活字及びその他の文字を印字す
るための活字を備える印字機構が載置されたキヤ
リツジを印字位置へ移動して印字を行なう印字装
置において、入力されたデータを順次格納してい
く入力バツフアと、前記入力バツフアに格納した
データのうち、合成文字を構成する要素を示す要
素データのみを格納するエレメントバツフアと、
前記入力バツフアに格納したデータのうち、合成
文字を構成する要素以外の文字を示す文字データ
とその文字データの印字位置を指定する位置デー
タを格納するノーマルバツフアと、前記エレメン
トバツフアに格納した要素データに基づいて合成
文字を構成する要素の組合せを決定すると共に決
定された各要素の合成文字内における印字位置を
決定する合成文字構成手段と、前記合成文字構成
手段により決定されら各要素の要素データとその
要素データの合成文字内における印字位置を指定
する位置データと対応付けて格納する合成文字バ
ツフアと、前記印字機構を制御して、ノーマルバ
ツフアまたは合成文字バツフアの要素データまた
は文字データに基づいて所定の活字を選択すると
共に位置データに基づいて選択した活字を位置デ
ータにて指定された位置に印字する印字制御手段
とを備えている。
[作用] エレメントバツフアには合成文字を構成する要
素のデータのみが格納されるため、各要素の組み
合わせやその印字パターン及び合成文字内におけ
る印字位置等を決定する処理は、要素であるか要
素以外の一般の英数字等であるかを判断する処理
を何度も繰り返すことなく、エレメントバツフア
内のデータだけに注目して行えば済む。また、構
成の決定された合成文字の各要素に関するデータ
を格納する合成文字バツフアを設けているため、
この各要素のデータを合成文字以外の一般の英数
字等のデータの形態と同一にして双方を同一の処
理により印字することが可能となる。
[実施例] 以下、第1図乃至第10図を参照して本発明を
ハングル文字の印字が可能なデイジーホイール型
のタイプライタに応用した一実施例を説明する。
ハングル文字を構成する表音記号単位は字素と
呼ばれ、1つのハングル文字は、子音や母音等の
複数の字数が一定の規則に従つて組み合わされて
構成される合成文字の1つである。
第3図において、ハングル文字を構成する各字
数、英数字、アンダーラインやコレクシヨンやス
ペースを始めとする各フアンクシヨン等のキーが
配列されたキーボード1は中央処理装置(以下
CPUと称す)2に接続されている。また、キー
入力されたハングル字素等のデータを表示する液
晶表示装置(以下LCDと称す)3、印字リボン
の送り出し及び巻き取りを行う印字リボン駆動機
構4、印字用紙上に印字された文字のインクを剥
離する際使用する消去リボンの送り出し及び巻き
取りを行う消去リボン駆動機構5、各字素や数字
等の活字部が設けられた活字ホイールおよびこの
活字ホイールの活字部を印字リボン或いは消去リ
ボンを介して活字用紙へ押圧する印字ハンマが載
置されているキヤリツジを印字行に沿つて移動す
るキヤリツジ駆動機構6、プラテンを回転させて
印字用紙の送りを行う用紙送り機構7、活字ホイ
ールを回転して所望の活字部を印字ハンマに対向
する位置へ移動すると共に印字リボン或いは消去
リボンを活字部と印字用紙との間へ移動して印字
ハンマの駆動を行う印字機構8はそれぞれCPU
2に接続されている。また、各要素の組み合わせ
の規則等、各処理を実行するためのプログラム等
が書き込まれているROM(読み出し専用メモリ)
9、キーボード1から入力されたデータが順次書
き込まれるキーバツフア10a、キーバツフア1
0aにおけるアドレスを指定するキーバツフアポ
インタ10b、第4図に示すようにキーバツフア
10aに書き込まれたデータのうちハングル文字
を構成する字素のデータが順次転送されて書き込
まれる字素バツフア10c、字素バツフア10c
におけるアドレスを指定する字素ポインタ10
d、第5図に示すように字素バツフア10cに書
き込まれた字素のデータにより構成されるハング
ル文字1個分の各字素、この各字素を印字後キヤ
リツジが移動するそれぞれの移動量D、1個のハ
ングル文字に対応するデータが書き込まれている
範囲を示すハングルビツトHB、及び、アンダー
ラインを付すべきハングル文字であることを示す
アンダーラインビツトUBのそれぞれに対応する
データを1ブロツクとして、ハングル文字1個分
に相当するブロツク数のデータが書き込まれるハ
ングルバツフア10e、ハングルバツフア10e
におけるアドレスを指定するハングルポインタ1
0f、字素バツフア10cからハングルポインタ
10fへ転送された字素のデータ数が書き込まれ
るハングルレジスタ10g、第6図に示すように
キーバツフア10aに書き込まれたデータのうち
字素以外の英数字及びスペーサ等のフアンクシヨ
ン等のデータについてハングルバツフア10eと
同様にキヤリツジの移動量D、ハングルビツト
HB及びアンダーラインビツトUBが1ブロツク
分書き込まれるノーマルバツフア10h、ノーマ
ルバツフア10hに新たなデータが書き込まれた
際セツトされるノーマルフラグ10i、ハングル
バツフア10eに書き込まれたキヤリツジの移動
量が加算されてハングル文字1個分に対応する移
動量が算出されるピツチレジスタ10j、キーボ
ード1上のバツクスペースキーがONされるとセ
ツトされるコレクシヨンフラグ10k、LCDに
表示するデータが一時書き込まれる表示バツフア
10l、第7図に示すようにハングルバツフア1
0e及びノーマルバツフア10hに書き込まれた
データが表示或いは印字された順にブロツク単位
で書き込まれていくデータバツフア10m、デー
タバツフア10mにおけるアドレスを指定するデ
ータポインタ10n等としてのワーキング用とし
てはたらくRAM10もCPU2に接続されてい
る。尚、第4図乃至第6図は字素バツフア10
c、ハングルバツフア10e及びノーマルバツフ
ア10hのそれぞれについて、第2図に示すよう
な印字を行う過程における状態を適宜示してい
る。また、第7図は第2図に示すような印字がす
べて終了した時点におけるデータバツフア10m
の状態を示しており、ブロツクDB1からブロツ
クDB7までに渡つて印字したデータが書き込ま
れている。
上記構成において、次にその動作を説明する。
キーボード1から印字しようとするハングル文字
を構成する字素を次々にキー入力していく。最初
に印字するハングル文字の次に印字するハングル
文字の各字素のうち最初の母音又は英数字等がキ
ー入力された場合、既にキー入力済みの最初のハ
ングル文字を構成する各字素の組み合わせが一定
の規則に従つて行われ、合成されたハングル文字
はLCD3に表示されると共に印字用紙上に印字
される。
例えば2個のハングル文字“〓”“〓”及び英
数字“2”にアンダーラインを付して印字した場
合の印字位置の関係は第2図に示すようになる。
1個のハングル文字を構成する各要素は、図中に
1点鎖線で示すレフトポジシヨンL、センターポ
ジシヨンCおよびライトポジシヨンRのうち何れ
かの位置に印字される。また、2番目のハングル
文字“〓”のようにレフトポジシヨンLとライト
ポジシヨンRには字素が印字されずにセンターポ
ジシヨンCのみの印字されるものもある。この場
合、レフトポジシヨンLのデータはスペースとし
て1個の字素のデータと同様な扱いをしている。
また、英数字等はハングル文字の場合のレフトポ
ジシヨンLに対応する位置に印字される。尚、第
2図の距離を表わす数字及び第5図乃至第7図の
移動量Dの単位は共にインチである。また、図示
した文字におけるレフトポジシヨンL、センター
ポジシヨンC及びライトポジシヨンRの各ポジシ
ヨンの間隔は4/120インチとしている。また、ハ
ングル文字の文字ピツチは20/120インチ、ハング
ル文字以外の英数字等の文字ピツチは10/120イン
チとしている。従つて、アンダーラインはハング
ル文字1個に対しては2回、ハングル文字以外の
英数字等の1個に対しては1個の印字を行つて連
続したアンダーラインを得ている。すなわち、第
2図に示すようにハングル文字“〓”にはアンダ
ーラインU1及びU2が、ハングル文字“〓”に
はアンダーラインU3及びU4が、英数字“2”
にはアンダーラインU5がそれぞれ対応してお
り、これらのアンダーラインU1乃至U5は連続
した1本のアンダーラインとなつている。また、
アンダーライン等の一部の符号を除く英数字や字
素等の印字後、キヤリツジは次の文字のレフトポ
ジシヨンL、すなわち第2図における英数字
“2”の右側のレフトポジシヨンLまで移動して
停止する。また、キヤリツジの動作に対応して
LCD3においても次の文字を表示する位置がカ
ーソルで示される。
また、ハングルバツフア10e、ノーマルバツ
フア10h及びデータバツフア10mのデータに
おけるハングルビツトHBは1つのハングル文字
を構成する要素のうち最初のもの及び英数字等の
場合はセツトされずに0となり、それ以外の場合
はセツトされて1となる。
同様にアンダーラインビツトUBは、英数字等
のデータにおいてはアンダーラインを付す場合に
セツトされて1となり、アンダーラインを付さな
い場合にはセツトされずに0となる。一方、ハン
グル文字においては、アンダーラインを付す場
合、このハングル文字を構成する要素のうち先頭
の要素、すなわち、レフトポジシヨンLに印字す
る字素がある場合はこの字素、字素がない場合は
その代わりとなるスペースのデータにおいてのみ
アンダーラインビツトUBがセツトされて1とな
るが、それ以外の場合はすべてセツトされずに0
となる。
次に、キー入力されたデータをキーバツフア1
0aへ書き込む動作について詳しく説明する。
電源が投入されたら、第5図においてまずステ
ツプ21でキーバツフア10a及びキーバツフアポ
インタ10bをクリアする。次にステツプ22へ行
き、データのキー入力がキーボード1からあるか
否かの判断を行い、無い場合はキー入力があるま
でそのまま待機する。一方、キー入力がある場合
は、次のステツプ23へ行き、キーボード1上のオ
ートアンダーラインキーがONになつているか否
かの判断を行う。ここで、ONになつている場合
は次のステツプ24へ行き、キー入力されたデータ
のオートアンダーラインビツトAUBへ1をセツ
トする。次にステツプ25へ行き、キーバツフアポ
インタ10bへ1を加算する。ステツプ23でオー
トアンダーラインキーがONになつていない場合
は直接ステツプ25へ行く。次にステツプ26へ行
き、キーバツフア10aにおいてキーバツフアポ
インタ10bにより指定されるアドレスへキー入
力されたデータを書き込む。尚、ステツプ23でオ
ートアンダーラインキーがONされている場合は
ステツプ26で書き込まれるデータのオートアンダ
ーラインビツトAUBにはもちろん1がセツトさ
れている。次にステツプ27へ行き、電源がOFF
されたか否かの判断を行い、OFFされれば処理
を終了する。一方、ここでまだOFFされていな
ければ再びステツプ22へ行き、電源がOFFされ
るまでキー入力されたデータを順次キーバツフア
10aへ書き込んで蓄積していく。
次に、各バツフアによる処理を特にアンダーラ
インの印字の場合について詳しく説明する。
第9図aにおいて、まずステツプ31で字素バツ
フア10c及び字素ポインタ10dをクリアし、
データポインタ10nへ1をセツトする。次にス
テツプ32へ行き、キーバツフアポインタ10bが
0、すなわち、クリアされているか否かの判断を
行う。ここで0である場合はステツプ33へ行き、
ノーマルバツフア10h及びノーマルフラグ10
iをクリアする。次にステツプ34へ行き、キーバ
ツフア10aにおいて最下位のアドレスに書き込
まれているデータ、すなわち、最も前に書き込ま
れたデータを読み出す。キーバツフアポインタ1
0bにはキーバツフア10aにおいてデータが存
在する最上位のアドレス、すなわち、最も新しい
データが書き込まれているアドレスを指定する値
がセツトされ、キーバツフア10aにデータが存
在しない場合にはクリアされて0となる。従つ
て、ステツプ32でキーバツフアポインタ10bが
0である場合はキーバツフア10aにデータは存
在しないので処理は終了する。次にステツプ35へ
行き、キーバツフア10aのデータを1つずつ下
位のアドレスへシフトダウンする。次にステツプ
36へ行き、キーバツフアポインタ10bから1を
減算してキーバツフア10aにおいて1つ下位の
アドレスを指定するようにする。次にステツプ37
へ行き、ステツプ34で読み出したデータがハング
ル文字を構成する字素であるか否かを判断する。
ここで字素ではない場合はステツプ38へ行き、読
み出したデータをノーマルバツフア10hへ書き
込む。このノーマルバツフア10hはハングル文
字を構成する字素以外の英数字等のデータが1つ
だけ書き込まれ、ハングルビツトHB、アンダー
ラインビツトUB及びデータ印字後のキヤリツジ
の移動量Dのデータも共に書き込まれる。第6図
では第2図に示すような印字を行う際の英数字
“2”の場合についてノーマルバツフア10hの
内容を示している。次にステツプ39へ行き、ノー
マルフラグ10iに1をセツトする。一方ステツ
プ37の判断において、ステツプ34で読み出したデ
ータが字素である場合はステツプ40へ行き、字素
ポインタ10dへ1を加算する。次にステツプ41
へ行き、字素バツフア10cにおいて字素ポイン
タ10dにより指定されるアドレスへステツプ34
で読み出したデータを書き込む。次にステツプ42
へ行き、ステツプ41で書き込んだデータが母音の
字素であるか否かを判断する。ここで母音の字素
ではない場合は再びステツプ33へ行く。
一方、ステツプ42の判断でステツプ41において
字素バツフア10cへ書き込んだデータが母音で
ある場合は、第9図bのステツプ43へ行き、字素
ポインタ10dが4より大であるか否かの判断を
行う。ここで4以上である場合はステツプ44へ行
き、字素バツフア10cに書き込まれている字素
のデータのうち、先頭のものから必要なものまで
を組み合わせてハングル文字の構成及び各字素の
印字後におけるキヤリツジの移動量Dを決定す
る。この決定は、字素のキー入力順序により所定
の組み合わせ及び移動量Dが対応するように予め
設定されているデータに基づいて行う。また、ハ
ングル文字の力が2つ以上連続する場合は、1つ
先のハングル文字を構成する字素のうちの母音が
入力された時点にその1つ前のハングル文字の決
定を行う。また、ハングル文字を構成する字素数
の最も少ないキー入力時の組み合わせは、(子音
+母音)の2個であり、また、キー入力時に、1
つのハングル文字において母音の前に存在する子
音はすべて1つのキーで対応できるようにしてあ
る。従つて、ハングル文字が2つ以上連続する際
最も少ない字素数で1つ先のハングル文字の母音
までキー入力される場合は、字素数が4となる。
つまり、第4図に示すように字素バツフア10c
に書き込まれた字素数が4以上、すなわち、字素
ポインタ10dが4以上である状態において最後
に入力された4番目の字素が母音であれば、これ
は2つ目のハングル文字の母音である。従つて1
つ目のハングル文字を構成する字素は既に字素バ
ツフア10c内にすべて揃つていることになり、
1つ目のハングル文字の組み合わせの決定が可能
となる。逆に字素ポインタ10dが4未満である
状態において字素バツフア10cに書き込まれて
いる母音の字素は1つ目のハングル文字の母音で
あるため、この状態ではまだハングル文字の組み
合わせを決定することはできない。
このようにして組み合わせが決定されたハング
ル文字を構成する各字素はその印字順序に従つて
ハングルバツフア10eの先頭のブロツクから書
き込まれていく。従つて、字素のキー入力順序は
ハングル文字を構成するための組み合わせと密接
に関連しており、印字の順序としては必ずしも好
都合になるとは限らないため、字素のキー入力順
序とハングルバツフア10eに書き込まれた字素
のデータの順序とは一致しないこともある。
例えば、ハングル文字“〓”のキー入力順序は
“〓”、“ト”、“L”であるが、ハングルバツフア
10eにおいては第5図に示すような順序とな
り、一致していない。また、ハングル文字“〓”
のように、レフトポジシヨンLに字素がない場合
はそこにスペースを代わりに当てはめてハングル
文字の構成及び移動量Dを決定する。また、ハン
グル文字を構成した字素のうち母音のデータにオ
ートアンダーラインビツトAUBがセツトされて
いる場合は、ハングルバツフア10eの先頭のデ
ータに限つてアンダーラインビツトUBをセツト
して1とし、残りのデータのアンダーラインビツ
トUBはセツトせずに0とする。また、逆にハン
グルビツトHBは先頭のデータについてはセツト
せずに0とし、残りのデータについてはセツトし
て1とする。また、キーボード1上の同一キーよ
り入力された字素であつても、ハングル文字を構
成する際には異なる位置へ印字が行われるように
形状は同じであつても印字位置の異なる活字の選
択をしなければならない。従つて、形状が同一の
字素同志であつても、その印字位置に対応する活
字を指定するために異なつたコード番号のデータ
がハングルバツフア10eへ書き込まれる。
また、各字素を組み合わせずにそれぞれわかち
書きのように1つずつ独立した位置へ印字する場
合は、図示していないが、その旨を示すキーを合
わせてONすれば良く、ハングルバツフア10e
へ書き込まれる各字素のデータの移動量Dはすべ
ての字素について20/120インチとしている。次に
ステツプ45へ行き、ステツプ44においてハングル
バツフア10eへ書き込んだデータ数、すなわ
ち、次に印字するハングル文字を構成する字素数
及びスペースの数を字素ポインタ10dから減算
すると共にハングルレジスタ10gへセツトす
る。次にステツプ46へ行き、ステツプ44でハング
ルバツフア10eに書き込んだデータのうち先頭
のデータのアンダーライビツトUBに1がセツト
されているか否かを判断する。ここで1がセツト
されている場合はステツプ47へ行き、アンダーラ
イン用の活字による印字を1回行う。次にステツ
プ48へ行き、ステツプ44でハングルバツフア10
eに書き込んだ各データにおけるキヤリツジの移
動量Dの和を算出する。次にステツプ49へ行き、
ステツプ48で算出した移動量Dの和が10/120イン
チより大であるか、すなわち、次に印字するハン
グル文字の文字ピツチよりアンダーライン用の活
字の長さの方が大であるか否かを判断する。ここ
で10/120インチより大である場合は次のステツプ
50へ行き、キヤリツジを10/120インチだけ進め
る。これによりキヤリツジはステツプ47で印字し
たアンダーラインに続てけもう1回アンダーライ
ンの印字を行うための位置まで移動したことにな
る。
一方、ステツプ43で字素ポインタ10dが4未
満である場合はステツプ51へ行き、キーボード1
上のASSYキーがONされたか否かの判断を行
う。ここでONされている場合はステツプ52へ行
き、現在、字素バツフア10cに書き込まれてい
る字素のデータを組み合わせることによりハング
ル文字を構成することが可能か否かの判断を行
う。ここで組み合わせが可能である場合はステツ
プ44へ行き、ハングル文字の印字に関する処理に
入る。一方、現在、字素バツフア10cに書き込
まれる字素のデータだけでは組み合わせが不可能
である場合はステツプ53へ行き、ブザーを鳴らし
てハングル文字を印字するためには字素のデータ
が不足していることを示し、再びステツプ32へ行
き、カーバツフア10aに残つているデータの処
理に入る。一方、ステツプ51でASSYキーがON
されていない場合も再びステツプ33へ行き、ハン
グル文字を印字するためのデータの追加またはそ
の他に関する処理に入る。第2図に示すような印
字を行う場合はこれらの処理を繰り返すことによ
り、字素バツフア10cは第4図に示すような字
素のデータが書き込まれた状態になる。尚、同図
において、すべてのデータのオートアンダーライ
ンビツトAUBがセツトされて1となつているの
はすべての字素のキー入力時にオートアンダーラ
インキーがONされていたからである。しかし、
ハングル文字にアンダーラインを付すか否かは、
ハングル文字を構成する字素のうち母音のデータ
にオートアンダーラインビツトAUBがセツトさ
れているか否かによつて決定されているため、第
2図に示すハングル文字の印字の場合は母音
“ト”、“〓”のキー入力時にオートアンダーライ
ンキーがONされているだけでも十分である。こ
の場合、字素バツフア10cのデータのオートア
ンダーラインビツトAUBは“ト”“〓”の2つの
字素のみセツトされて1となり、残りの字素のデ
ータのオートアンダーラインビツトAUBはセツ
トされずに0となる。
一方、第9図aのステツプ39でノーマルフラグ
10iをセツトしたら第9図bのステツプ54へ行
き、字素ポインタ10dが0であるか否かを判断
する。字素ポインタ10dにもキーバツフアポイ
ンタ10bと同様に最新のデータが書き込まれて
いるアドレスを指定する値が設定されるようにな
つており、また、字素バツフア10cにデータが
存在しない場合の字素ポインタは0となる。ここ
で字素ポインタが0でない場合はステツプ55へ行
き、現在、字素バツフア10cに書き込まれてい
る字素のデータの組み合わせによりハングル文字
を構成することが可能であるか否かを判断する。
ハングル文字を構成する際の字素の組み合わせに
おいては、考えられるすべての組み合わせが許容
されるわけではなく、母音であるか子音である
か、また、そのキー入力順序等の条件によつて許
容される組み合わせが限られる。従つて、これら
の条件に基づいてステツプ55における組み合わせ
の可否の判断が行われる。ここで組み合わせが可
能である場合はステツプ44へ行き、ハングル文字
の印字に関する処理に入る。一方、組み合わせが
不可能である場合はステツプ56へ行き、字素バツ
フア10c、字素ポインタ10dをクリアする。
次にステツプ57へ行きノーマルバツフア10hに
書き込まれているデータのアンダーラインビツト
UBがセツトされているか、すなわち、1である
か否かを判断する。一方、ステツプ54で字素ポイ
ンタ10dが0である場合は直接このステツプ57
へ行く。ここでアンダーラインビツトUBがセツ
トされている、すなわち、1である場合は次のス
テツプ58へ行き、アンダーラインの印字を1回行
う。次にステツプ59へ行き、ノーマルバツフア1
0hのデータの印字を行う。ここでノーマルバツ
フア10hのデータがスペースや用紙送り等のフ
アンクシヨンデータであつた場合は印字の代わり
にこれらの動作を行う。一方、ステツプ57でアン
ダーラインビツトUBが1ではない場合は直接こ
のステツプ59へ行く。次にステツプ60へ行き、ノ
ーマルバツフア10hのキヤリツジの移動量Dの
データに従つてキヤリツジを移動する。英数字
“2”の場合は第6図に示すようにD=10/120で
あるので10/120インチだけキヤリツジを進めるこ
とになる。次にステツプ61へ行き、データバツフ
ア10mにおいてデータポインタ10nにより指
定されるブロツクへノーマルバツフア10hのデ
ータを書き込む。次にステツプ62へ行き、データ
ポインタ10nへ1を加算した後、再びステツプ
32へ行く。すなわち、キー入力された字素のデー
タだけではまだハングル文字を構成することがで
きない段階において、字素以外の英数字等のデー
タがキー入力された場合は既にキー入力されてい
る字素のデータはクリアされ、英数字等のデータ
に関する処理が行われる。
一方、ステツプ50でキヤリツジを10/120インチ
進めた後は、第9図cのステツプ63へ行き2回目
のアンダーラインの印字を行う。次にステツプ64
へ行き、キヤリツジを10/120インチだけ戻す。こ
れによりキヤリツジはアンダーラインの1回目の
印字位置、すなわち、ハングル文字のレフトポジ
シヨンLに位置することになる。次に、ステツプ
65へ行き、ハングルポジシヨン10fをクリアす
る。尚、第9図bのステツプ46でアンダーライン
ビツトUBが1ではない場合及びステツプ49で移
動量Dの和が10/120インチ以下である場合は直接
このステツプ65へ行く。次にステツプ66へ行き、
ハングルポインタ10fへ1を加算する。次にス
テツプ67へ行き、ハングルバツフア10eにおい
てハングルポインタ10fにより指定されるブロ
ツクのデータに従つて字素を1つ印字する。この
際、第2図に示すハングル文字“〓”のようにレ
フトポジシヨンLに字素がない場合は、ハングル
バツフア10eの所定のブロツクにおけるデータ
は前述したようにスペースとなつているため、印
字は行われない。次にステツプ68へ行き、同じく
ハングルバツフア10eにおいてハングルポイン
タ10fにより指定されるブロツクのキヤリツジ
の移動量Dのデータに従つてキヤリツジを移動す
る。従つて、ステツプ67におけるデータがスペー
スであつた場合はキヤリツジの移動のみが行われ
ることになる。次にステツプ69へ行き、同じくハ
ングルバツフア10eにおいてハングルポインタ
10fにより指定されるブロツクのデータをすべ
てデータバツフア10mにおいてデータポインタ
10nで指定されるブロツクへ書き込む。次にス
テツプ70へ行き、データポインタ10nへ1を加
算する。次にステツプ71へ行き、ハングルポイン
タ10fの値とハングルレジスタ10gの値とが
等しいか否か、すなわち、ハングルバツフア10
eに書き込まれていたすべてのデータの処理が終
了して1つのハングル文字が完全に印字されたか
否かの判断を行う。ここで2つの値が等しくない
場合は再びステツプ66へ行き、1つのハングル文
字を構成する字素の印字に関する処理を続行す
る。一方、ステツプ71で2つの値が等しい場合は
ステツプ72へ行き、ノーマルフラグ10iがセツ
トされているか否かを判断する。ここでセツトさ
れている場合はステツプ56へ行き、ノーマルフラ
グ10iに書き込まれているデータに関する処理
を行う。一方、ノーマルフラグ10iがセツトさ
れていない場合は再びステツプ32へ行き、キーバ
ツフア10aに残つている未処理のデータに関す
る処理に入る。
従つて、ハングル文字を構成する各字素を順次
キー入力すれば、各ハングル文字が構成されて次
次に印字されることになる。
次に、一旦印字した文字のコレクシヨンや後か
らアンダーラインを付す処理について詳しく説明
する。
第10図aのステツプ81で、まずコレクシヨン
フラグ10kをクリアする。次にステツプ82へ行
き、キーボード1上のバツクスペースキーがON
されたか否かを判断する。ここでONされている
場合は次のステツプ83へ行き、ピツチレジスタ1
0jをクリアする。次にステツプ84へ行き、コレ
クシヨンフラグ10kをセツトする。次にステツ
プ85へ行き、データポインタ10nから1を減算
する。次にステツプ86へ行き、データバツフア1
0mにおいてデータポインタ10nにより指定さ
れるブロツクのキヤリツジの移動量Dをピツチレ
ジスタ10jへ加算する。次にステツプ87へ行
き、ステツプ86におけるブロツクと同じブロツク
のハングルビツトHBが0であるか否かを判断す
る。ここで0でない場合、すなわち、1である場
合は再びステツプ85へ行き、移動量Dの和の算出
を続行する。一方、0である場合は次のステツプ
88へ行き、ピツチレジスタ10jの値に対応する
移動量だけキヤリツジを戻す。これにより、キヤ
リツジは現在位置より1文字分だけ逆進すること
になる。次にステツプ89へ行き、キーボード1上
のアンダーラインキーがONされたか否かを判断
する。また、ステツプ82でバツクスペースキーが
ONされていない場合もステツプ89へ行く。ここ
でONされていない場合はステツプ90へ行き、キ
ーボード1上の消去キーがONされたか否かを判
断する。ここでONされていない場合は再びステ
ツプ81へ行く。一方、ここで消去キーがONされ
た場合はステツプ91へ行き、コレクシヨンフラグ
10kがセツトされているか否かを判断する。こ
こでセツトされている場合はステツプ92へ行き、
ピツチレジスタ10jをクリアする。次にステツ
プ93へ行き、データバツフア10mにおいてデー
タポインタ10nにより指定されるブロツクの次
のブロツクのハングルビツトHBが0であるか否
を判断する。尚、データバツフア10mにおいて
第7図のブロツクDB8のようにまだデータが書
き込まれていない領域はすべてクリアされてお
り、ハングルビツトHBは0となつている。ここ
で0でない場合はステツプ94へ行き、データバツ
フア10mにおいてデータポインタ10nにより
指定されるブロツクの移動量Dをピツチレジスタ
10jへ加算する。次にステツプ95へ行き、デー
タポインタ10nへ1を加算し、再びステツプ93
へ行く。一方、ステツプ93でハングルビツトHB
が0である場合はステツプ96へ行き、ピツチレジ
スタ10jの値に対応する移動量だけキヤリツジ
を進める。消去する文字がハングル文字である場
合はステツプ93からステツプ96までの動作によ
り、キヤリツジは、消去する文字がハングル文字
の場合はそれを構成する字素のうち最後に印字さ
れた字素の位置へ移動し、消去する文字が第7図
のブロツクDB7に書き込まれている“2”のよ
うに英数字等である場合はキヤリツジは移動しな
い。次にステツプ97へ行き、データバツフア10
mにおいてデータポインタ10nにより指定され
るブロツクのデータに基づいて印字されている字
素や文字等の消去を行い、データポインタ10n
により指定されるブロツクのデータをスペースの
データに変更する。消去は印字用紙とデイジーホ
イールの活字との間にコレクシヨンリボンを介し
て印字に使用した活字と同一の活字を印字用紙へ
向つて印字ハンマの駆動により押圧して印字用紙
上のインクを剥離して行う。次にステツプ98へ行
き、ステツプ97におけるブロツクのハングルビツ
トHBが0であるか否かの判断を行う。ここで0
でない場合はステツプ99へ行き、データポインタ
10nから1を減算する。次にステツプ100へ行
き、データバツフア10mにおいてデータポイン
タ10nにより指定されるブロツクの移動量Dだ
けキヤリツジを戻した後、再びステツプ97へ行
く。一方、ステツプ98でハングルビツトHBが0
である場合はそこで消去の処理が終了する。従つ
て、ステツプ97からステツプ100までの処理を繰
り返すことにより、消去する文字がハングル文字
の場合はそれを構成する字素をその印字順序とは
逆の順序で複数回に渡る動作で、また、合成文字
ではない英数字等の場合は1回の動作で印字用紙
上からの消去が行われる。つまり、複数の字素か
らなるハングル文字であつても、消去キーを1回
押下するだけで1文字単位の消去が連続して行わ
れる。
一方、ステツプ91でコレクシヨンフラグ10k
がセツトされていない場合、すなわち、バツクス
ペースキーをONすることなしに消去キーだけを
ONした場合は、直接ステツプ99へ行き、現在キ
ヤリツジが位置している文字の1つ前に印字した
文字の消去に関する処理を開始する。
また、一文字の消去が終了してもキヤリツジは
その位置に留まつているため、他の文字等のキー
入力を行えば消去を行つた位置への印字が可能で
ある。
一方、ステツプ89でアンダーラインキーがON
されている場合は、第10図bのステツプ101へ
行き、アンダーライン用の活字によるアンダーラ
インの印字を行う。次にステツプ102へ行き、ピ
ツチレジスタ10jの値が10/120インチより大で
あるか否の判断を行う。ここで10/120インチより
大である場合はスツテプ103へ行き、キヤリツジ
を10/120インチだけ進める。次にステツプ104へ
行き、アンダーラインの2回目の印字を行う。こ
れにより隙間なく長さが延長されたアンダーライ
ンを所望の文字等に付したことになる。一方、ス
テツプ102でピツチレジスタ10jの値が10/120
インチ以下である場合は、アンダーラインを延長
する必要がないため、その時点でアンダーライン
の印字に関する処理を終了する。
尚、バツクスペースキーによりキヤリツジの移
動を開始した位置はメモリに記憶されているの
で、キヤリツジを移動前の位置へ戻すことはキー
ボード1上のリロケイトキーの押下により一度の
動作で行うことができる。
本実施例ではハングル文字1文字に対して10/1
20インチの長さを持つアンダーライン用の活字に
より2回の印字を行つてハングル文字の文字ピツ
チに対応する長さを有するアンダーラインの印字
の場合について特に示したが、1つの文字に対す
るアンダーラインの印字回数は、アンダーライン
用の活字の長さやアンダーラインを付す文字の文
字ピツチ、すなわち、1文字に対応するキヤリツ
ジの移動量に基づいて、第9図bのステツプ49や
第10図bのステツプ102等の判断における場合
分けを増加させることにより容易に変更できる。
また、このようなことは、ハングル文字等の複数
の要素を組み合わせて構成される合成文字に限ら
ず、英数字等におけるPS活字のように文字によ
つてその幅にかなり差があるもの等においてもハ
ングル文字の場合と同様な処理により容易に実現
できる。従つて、あらゆる文字に対してその文字
ピツチに最適な連続するアンダーラインの印字を
容易に行うことができる。
また、ハングル文字はその構成によつて第2図
に示すように各字素の印字を開始する位置が、
“〓”ではレフトポジシヨンLであり、“〓”では
センターポジシヨンCであるというように文字に
よつて異なる。しかし、本実施例では印字の制御
の簡潔化を図るため、ハングル文字や英数字等す
べての印字について印字後は次の印字のレフトポ
ジシヨンL、次の印字がハングル文字でない場合
はハングル文字のレフトポジシヨンLに対応する
位置までキヤリツジを移動しており、また、アン
ダーラインはレフトポジシヨンLを印字開始位置
としているため、アンダーラインを付す場合は必
ずレフトポジシヨンLでの印字が存在する。従つ
て、アンダーラインの印字を先に行い、その後に
文字等の印字を行うことによりキヤリツジの移動
量の和を、この逆の順序で印字を行つた場合より
も低く抑えており、印字速度の向上を実現してい
る。
また、ハングル文字を構成する各字素の組み合
わせやそれぞれの印字後におけるキヤリツジの移
動量を決定するために、字素のみを他の英数字等
とは独立して格納できる字素バツフア10eを設
けてある。従つて、これらの処理を英数字等とは
独立して最適な処理により効率良く迅速に行うこ
とができる。そして、その結果得られた1つのハ
ングル文字を構成する各字素やスペースとこれら
にそれぞれ対応するキヤリツジの移動量Dとを組
み合わせたデータをハグルバツフア10eへ書き
込んでいるため、同様にキヤリツジの移動量Dと
組み合わせてノーマルバツフア10hへ書き込ん
だ英数字等のデータと同一のプログラムを流用し
て簡潔な処理が可能となり、また、ハングル文字
1文字分を構成する字素を連続して印字するた
め、迅速な印字が可能となる。
また、ハングルバツフア10e、ノーマルバツ
フア10h等に書き込むデータ数の増加等によ
り、アンダーラインが複数個の文字に渡つて連続
している場合は先に複数個の文字分のアンダーラ
インの印字をすべて行い、その後に複数個の文字
の印字を連続して行うような処理も可能である。
また、各字素単位のコレクシヨンも、その旨を
示すフラグをセツトするキーを押下することによ
り従来通り行うことができる。
また、LCD3においても印字に準じた表示が
行われカーソルによつてキヤリツジの印字部の位
置が示されるため、印字または消去におけるキヤ
リツジの移動はカーソルの移動となつて現われ
る。つまり、ハングル文字を表示している場合で
あつても、1度のキー入力でカーソルを1文字分
移動したり或いは消去したりすることができる。
また、印字における印字用紙上の文字のデータが
表示バツフア10eに書き込まれ、この内容がそ
のままLCD3に表示される。従つて、表示の処
理は印字の場合と同様なものとなるため、詳しい
説明は省略する。
[発明の効果] 以上に詳述した通り、本発明に係る印字装置は
合成文字を構成する各要素の組み合わせやその印
字パターン及びそれぞれの合成文字内における印
字位置等を決定する処理を、各要素のデータのみ
が格納されているエレメントバツフア内のデータ
に対してのみ行えば良いため、、他の一般の英数
字やフアンクシヨン等のデータの影響を考慮する
ことなく最も効率的な方法により時間を短縮して
行うことができる。また、この結果決定された各
要素の印字パターン及びその合成文字内における
印字位置等に関するデータをエレメントバツフア
とは別の合成文字バツフアへ格納している。従つ
て、この合成文字バツフアのデータと、ノーマル
バツフアにおける一般の英数字やフアンクシヨン
等のデータとの形態を同一にすることにより、同
一の方法により印字処理を行うことができる。従
つて、合成文字であつても一般の英数字等であつ
ても簡潔な処理による迅速な印字を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は本
発明の一実施例により印字した文字を示す図、第
3図は上記実施例のブロツク図、第4図は上記実
施例の字素バツフアの内容を示す図、第5図は上
記実施例のハングルバツフアの内容を示す図、第
6図は上記実施例のノーマルバツフアの内容を示
す図、第7図は上記実施例のデータバツフアの内
容を示す図、第8図はキーバツフアへのデータの
書き込みに関するフローチヤート、第9図a乃至
cはアンダーラインの印字に関するフローチヤー
ト、第10図a及びbは印字した文字等の消去及
びアンダーラインの付加に関するフローチヤート
である。 図中、1はキーボード、2は中央処理装置、4
は印字リボン駆動機構、5は消去リボン駆動機
構、6はキヤリツジ駆動機構、7は用紙送り機
構、8は印字機構、9はROM、10はRAMで
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 合成文字を構成する各要素を印字するための
    活字及びその他の文字を印字するための活字を備
    える印字機構が載置されたキヤリツジを印字位置
    へ移動して印字を行なう印字装置において、 入力されたデータを順次格納していく入力バツ
    フアと、 前記入力バツフアに格納したデータのうち、合
    成文字を構成する要素を示す要素データのみを格
    納するエレメントバツフアと、 前記入力バツフアに格納したデータのうち、合
    成文字を構成する要素以外の文字を示す文字デー
    タとその文字データの印字位置を指定する位置デ
    ータを格納するノーマルバツフアと、 前記エレメントバツフアに格納した要素データ
    に基づいて合成文字を構成する要素の組合せを決
    定すると共に決定された各要素の合成文字内にお
    ける印字位置を決定する合成文字構成手段と、 前記合成文字構成手段により決定された各要素
    の要素データとその要素データの合成文字内にお
    ける印字位置を指定する位置データと対応付けて
    格納する合成文字バツフアと、 前記印字機構を制御して、ノーマルバツフアま
    たは合成文字バツフアの要素データまたは文字デ
    ータに基づいて所定の活字を選択すると共に位置
    データに基づいて選択した活字を位置データにて
    指定された位置に印字する印字制御手段と を備えたことを特徴とする印字装置。
JP21896184A 1984-10-18 1984-10-18 印字装置 Granted JPS6195951A (ja)

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JP21896184A JPS6195951A (ja) 1984-10-18 1984-10-18 印字装置

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JPS6195951A JPS6195951A (ja) 1986-05-14
JPH049154B2 true JPH049154B2 (ja) 1992-02-19

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58116169A (ja) * 1981-12-29 1983-07-11 Fujitsu Ltd プリンタの出力方式
JPS58139242A (ja) * 1982-02-12 1983-08-18 Hitachi Ltd 情報出力機器のパタ−ン合成装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58116169A (ja) * 1981-12-29 1983-07-11 Fujitsu Ltd プリンタの出力方式
JPS58139242A (ja) * 1982-02-12 1983-08-18 Hitachi Ltd 情報出力機器のパタ−ン合成装置

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