JPH0491060A - o―又はp―アルコキシニトロベンゼンの製造方法 - Google Patents

o―又はp―アルコキシニトロベンゼンの製造方法

Info

Publication number
JPH0491060A
JPH0491060A JP2207775A JP20777590A JPH0491060A JP H0491060 A JPH0491060 A JP H0491060A JP 2207775 A JP2207775 A JP 2207775A JP 20777590 A JP20777590 A JP 20777590A JP H0491060 A JPH0491060 A JP H0491060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
alkoxynitrobenzene
dimethyl sulfoxide
chloronitrobenzene
reaction solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2207775A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ando
安藤 俊雄
Takahito Yamanouchi
山之内 隆人
Teruo Yamashita
山下 暉夫
Kiyomi Ikeda
池田 清美
Akio Kawano
川野 明夫
Fujio Tsuchiya
土屋 富士雄
Fujihiko Sekido
関戸 不二彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAWASAKI KAGAKU KOGYO KK
JGC Corp
Original Assignee
KAWASAKI KAGAKU KOGYO KK
JGC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAWASAKI KAGAKU KOGYO KK, JGC Corp filed Critical KAWASAKI KAGAKU KOGYO KK
Priority to JP2207775A priority Critical patent/JPH0491060A/ja
Publication of JPH0491060A publication Critical patent/JPH0491060A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は〇−又はp−クロルニド[1ベンゼンをアルコ
キシ化させることにより〇−又はp−アルコキシニトロ
ベンゼンを製造づる方法に関する。
更に詳細には、酸素含有ガス及びジメチルスルホキシド
の存在下で〇−又はp−クロルニド【lベンゼンをアル
コキシ化反応に付し、次いで反応液のpHを特定範囲に
調整することによって〇−又はp−アルコキシニトロベ
ンゼンを製造する方法であって、反応副生成物の生成が
極めて少ない工業的に有利な製造方法、及び該製造方法
によって得られる〇−又はp−アルコキシニトロベンゼ
ンを用いた〇−又はp−アルコキシアミノベンビンの製
造方法に関する。
[従来の技術1 p−ニトロフェネトールなどの〇−又はp−アルコキシ
ニトロベンゼンは染料用原料として、あるいは医薬品の
中間体製造用原料として広く使用されている。〇−又は
p−アルコキシニトロベンゼンは、−殻内に〇−又はp
−クロルニトロベンゼンとアルコール及びアルカリ金属
水酸化物と反応させることにより製造される。この方法
は反応速度が理いこと並びに〇−又はp−アルコキシニ
トロベンゼンや〇−又はp−りOルニトロベンゼンの還
元的二量化によりアゾキシ化合物が生成されるという欠
点がある。このアゾキシ化合物の生成を抑制するために
、反応を空気の存在下で行う方法が取られてきているが
アゾキシ化合物の生成を充分に抑制することは困難であ
った。
特開昭49−126634号公報には、ハロゲン化ニト
ロベンゼンをアルコール及び苛性アルカリと加熱して脱
ハロゲン−アルコキシ化せしめるに当たり、反応液中に
アルデヒド封鎖剤を共存させて所期反応を促進するとと
もに副反応を停止させることが示されており、反応中に
空気導入を併用1れば一層好成績が得られることが述べ
られている。特開昭62−238246号公報には、相
移動触媒を用いて、不活性ガスで希釈した酸素含有ガス
の圧力下で4−クロルニトロベンゼンとエタノール及び
アルカリ金属水酸化物と反応させて4−ニトロフェネト
ールを製造する方法が示されている。
西独公開特許2639700号公報、ルーマニア特許5
2490号公報にはジメチルスルホキシドの存在下でp
−クロルニトロベンゼンとエタノール及びアルカリ金属
水酸化物と反応させてD−ニトロフェネトールを製造す
る方法が示されている。ジメチルスルホキシドを存在さ
せることにより反応速度が大きくなることやn]反応が
起ぎにくくなることが知られている。
しかしながらジメチルスルホキシドの存在下で行う従来
の方法においても、アゾキシ化合物の生成を充分に抑え
ることは難しい。又、反応工程等でジメチルスルホキシ
ド(DMSO>の一部が分解してジメチルジサルファイ
ド(DMDS)などの硫黄化合物や更にこれが反応して
高沸点硫黄化合物がn1生成して製品に含まれてくると
いう問題点を有していた。
アルコキシニトロベンゼンは前記した通り染料用原料と
して、又医薬品の中間体製造用原料として使用される。
例えばニトロフェネトールはフェネチジンの製造のため
の前駆物資であり、フェネチジンはそれ自体染料となり
、更に医薬品を製造するための重要な中間体である。フ
ェネチジンなどのアルコキシアミノベンゼンは水素化触
媒の存在)、ニトロフェネトールなどのアルコ1ジニト
ロベンゼンを水素化することにより得られるが、前記硫
黄化合物はこの触W毒となる。
ジメチルスルホキシドの存在下で行なうアルコキシニト
ロベンゼンを製造する方法において前記硫黄化合物の生
成を抑till L、て有効にアルコキシニトロベンゼ
ンを得る方法については未だ見い出されていない。
更に西独公開特許2639700号公報に示される従来
法においては、エタノール及びアルカリ金属水酸化物に
よるp−クロルニトロベンゼンのエトキシ化反応後、塩
酸で中和した反応液から蒸留によりエタノールを除去し
、エタノール除去後の液を濾過分離してアルカリ金属塩
を除去し、次いで水を加え冷却結晶化、濾過、数回の水
洗浄という操作が必要なので多量の排液が生じることに
なる。
[発明が解決しようとづる課題] 本発明はジメチルスルホキシドの存在下でO又はp−り
Uルニトロベンゼンをアルコキシ化させることによりア
ルコキシニトロベンゼンを製造する際に、アゾキシ化合
物の副生及びアルコキシニトロベンゼンを用いたアル」
ヤシアミノベンピンの製造において触媒高となる硫黄化
合物の副生を最小限に抑えることができ、しかも排液量
の低減化が計れて、高純度のアルコキシニトロベンゼン
が効率良く得られる方法を提供するものである。
更に本発明は、上配置ノ法によって得られるアルコキシ
ニトロベンゼンを用いたアルコキシアミノベンゼンを製
造する方法を提供するものである。
[s!題を解決づるための手段1 本発明者らは、ジメチルスルホキシドの存在下で〇−又
はp−クロルニトロベンピンをアルコキシ化させてアル
コキシニトロベンゼンを製造する際に、反応系内に酸素
含有ガスを導入して反応を実施し、生成した反応液をp
H9〜12に調整し、その後で生成したアルコキシニト
ロベンゼンを分離精製することにより、アゾキシ化合物
及び硫黄化合物の副生を最小限に抑えることが可能とな
り、かくして得られるアルコキシニトロベンゼンを水素
化反応に付することにより高収率でアルコキシアミノベ
ンゼンが製造できることを見出し本発明を完成した。
即ち、本発明は、 反応系内に酸素含有ガスを導入しジメチルスルホキシド
の存在下で0−クロルニトロベンゼン又はp−クロルニ
ド[lベンゼンとアルコール及びアルカリ金属水酸化物
と反応させる反応T程;生成した反応液に酸を導入して
pH9〜12に調整する調整工程; 及び調整後の反応液から〇−又はp−アルコキシニトロ
ベンゼンを分離精製する工程からなる○−又はp−アル
コキシニトロベンゼンの製造方法:及び上記の製造方法
によって得られる〇−又はp−アルコキシニトロベンゼ
ンを水素化反応に付す反応工程からなる〇−又はp−ア
ルコキシアミノベンゼンの製造方法である。
本発明の〇−又はp−アルコキシニトロベンゼンを製造
する方法における反応工程においては、反応槽に〇−又
はp−クロルニトロベンゼン、アルコール及びジメチル
スルホキシドを導入し、攪拌上所定温度に保ち、酸素含
有ガスの存在下でアルカリ金属水酸化物を添加しつつ反
応させる。アルカリ金属水酸化物の添加後、所定温度に
所定時間保持して反応を続ける。
本発明におけるクロルニトロベンゼンとしては、p−ク
ロルニトロベンゼンや0−クロルニトロベンゼンが用い
られる。
アルコールは約90〜99.5容量%のものを用い、そ
の使用量は原料り[lルニトロベンゼン1モル当たり2
〜3モル、好ましくは2.0〜2゜2モルである。アル
コールとしては炭素数1〜10を有する脂肪族アルコー
ル、好ましくは炭素数1〜4を有するメタノール、エタ
ノール、プロパツール類、ブタノール類などの脂肪族ア
ルコールである。
ジメチルスルホキシドの使用量はクロルニトロベンゼン
に対しff1ffl比で0.5〜2.0程度で良い。
反応温度は約40〜70℃、好ましくは50〜60℃で
あり、反応圧力は常圧で良い。
アルカリ金属水酸化物としては水酸化ナトリウムや水酸
化カリウムを用いる。アルカリ金属水酸化物は固体状、
水溶液又はアルコール溶液のいずれでも使用できる。ア
ルカリ金属水酸化物の使用量はクロルニトロベンザ2)
モル当たり1.0〜1.5モル、好ましくは1.2〜1
.3モルである。反応混合物へのアルカリ金属水酸化物
の添加はアゾキシ化合物の01生を防ぐために、速い速
度にならないようにする必要がある。例えば、反応温度
50−60℃ではアルカリ金属水酸化物の添加時間を約
10時間とし、均等に添加することが望ましい。アルカ
リ金属添加後、前記所定温度に保持してさらに反応を続
ける。
本発明においては、アゾキシ化合物の副生を防ぐだめに
反応を酸素含有ガスの存在Fで行う。酸素含有ガスは反
応初1g1に特に必要とされる。反応系内の酸素81度
は10%以上となるようにMA含有ガスを導入づること
が好ましい。酸素含有ガスは連続的に導入してもよいが
、常時モニターして例えば反応系内の酸素m度が10〜
15%を維持するように酸素含有ガスを間欠的に導入す
るようにしても良い。反応系内の酸素濃度が10%以下
では副反応を充分には抑えられない。酸素含有ガスとし
ては、空気、或いは不活性ガスで8釈した酸素含有ガス
でも良い。
反応終了後、反応液に塩酸などの酸を加えてpが9〜1
2になるように調整する。反応液をこのpH範囲に調整
づることによりジメチルスルホキシドの分解反応が抑制
され、最終的に得られるアルコキシニトロベンゼンを水
素化づる際に触’!d毒となる硫黄化合物の副生が回避
される。一方、上記pl+範囲外では得られるアルコキ
シニトロベンゼンの水素化反応は著しく悪影響を受ける
調整後の反応液は70〜80℃に昇温して濾過分離によ
り生成したアルカリ金属塩を除去する。
次いで濾過工程からの濾液を蒸留して、アルコール、水
、ジメチルスルホキシドと粗アルコキシニトロベンゼン
のそれぞれの留分を得る。
分離回収されたアルコール及びジメチルスルホキシドは
反応工程で原料又は溶媒として再利用される。粗アルコ
キシニトロベンゼン分は温水にて洗浄し、次いで70〜
80℃に昇温し、静置分層することにより精製されたア
ルコキシニトロベンゼンを得る。pH調整後の反応液を
このように処理刃ることにより、排液量の低減化が計れ
る。
かくして得られるアル」キシニトロベンゼンを水素化反
応に付すことによって、高収率でアルコキシアミノベン
ビンが得られる。
水素化反応に用いられる水素化触媒としては例えば5重
量%パラジウム/カーボンや白金/カーボンなどが挙げ
られる。溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレン
などが用いられる。反応温度は通常85〜100℃の範
囲であり、加圧下に水素化反応を行うのが望ましい。反
応時間は2〜1OFR問程度である。
水素化反応後、水素化触媒を濾別し、蒸留等の通常の精
製工程に付すことによってアルコキシアミノベンゼンが
得られる。
「発明の効果] 反応系内に酸素含有ガスを導入しジメチルスルホキシド
の存在F1″〇−又はp−クロルニトロベンゼンをアル
コキシ化し、生成する反応液のpllを9〜12に調整
し、次いで生成した〇−又はpアルコキシニトロベンゼ
ンを分離精製することにより、従来問題とされていたア
ゾキシ化合物及び硫黄化合物の副生を最小限に抑えるこ
とが可能となり、更には反応後の処理工程において排液
量の低減化が計れる。そして、このようにして得られた
〇−又はp−アルコキシニトロベンゼンを水素化反応に
付すことにより極めて高収率で〇−又はp−アルコキシ
アミノベンゼンを製造することが可能となる。
[実施例] 以下に実施例を用いて本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 1、  ρ−二i−Uフエネトール生成攪拌機付反応槽
(容量500m1りに95容母%のエタノール95.2
g、ジメチルスルホキシド95.2)及びp−クロルニ
トロベンゼン150gを導入し、攪拌正温度を50℃に
保ちこの中へ、フレーク状NaOH49,59を9.5
時間かけて添加しつつ反応させた。NaOH添加後、5
0〜60℃にて5.5時間保持して反応を続けた。反応
中は、反応槽内の酸素濃度を10〜15%を維持するよ
うに空気を間欠的に導入した。
反応終了後、反応液に35%塩酸を加えpllに調整し
、調整後の反応液を70℃に昇温し、濾過して生成塩を
除去した。生成塩を除去した濾液を蒸留してエタノール
、水、ジメチルスルホ4シト及び粗ニトロフェネトール
の留分をそれぞれ得た。尚蒸留は水、エタノールを留出
させ、次いで減圧下ジメチルスルホキシドを留出させる
ことにより行なった。
得られた粗p−ニド1]フエネトール分は温水200m
で洗浄し、70℃に昇温した後静聞分層して製品p−ニ
トロフェネトールを得た。この結果を第1表に示す。
2  p−ニトロフェネトールの水素化反応WI(容f
f1500t!りに上記の様にして得られたp−ニトロ
フェネトール100gを入れ、トルエン300g中、水
素化触媒(5重量%Pd/カーボン)の存在下、反応温
度90〜95℃、反応圧力8 K9 / cm 2の条
件で3時開水素化反応を行った。この結果を第1表にホ
す。
比較例1 1  p−ニトロフェネトール生成 攪拌機付反応槽(容ff150c)dりに95容聞%エ
タノール95.29、ジメチルスルホキシド95.2g
及びp−クロルニトロベンゼン15C1を導入し、攪拌
正温度を50℃に保ちこの中へ、フレーク状N aOH
49.5gを9.5時間かけて添加しつつ反応させた。
Naof−1添加後、50〜60℃にて5.5時間保持
して反応を続けた。反応中は一1反応槽内の酸素濃度を
10〜15%に維持するように空気を間欠的に導入した
反応終了後、反応液に35%塩酸を加えOH7,4に調
整した。次いで反応液を70℃に昇温し、濾過して生成
塩を除去した。生成塩を除去した濾液を蒸留してエタノ
ール、水、ジメチルスルホキシド及び粗p−ニトロフェ
ネトールの留分をそれぞれ得た。
得られた粗p−ニトロフェネトール分は温水200〆で
洗浄し、70℃に昇温した後静置分層して製品p−ニト
ロフェネトールを得た。この結果を第1表に示す。
p−ニド1コフエネトールの水素化 反応槽(容量500Idりに1で得られたニトロフェネ
トール100グを入れ、トルエン300g中、水素化触
媒く5重量%Pd/カーボン)の存在下、反応温度90
〜95℃、反比圧j’JBK9/α の条件で8時間水
素化反応を行ったが未反応物が92.3%残った。この
結果を第1表に示す。
比較例2 反応液をal114.0に調整する以外は比較例1とほ
ぼ同様にしてp−ニトロフェネトールの生成及びp−ニ
トロフェネトールの水素化を実施した。
結果は第1表に示す。
実施例2〜4 0−又はp−クロルニトロベンゼン、及びメタノール又
はエタノールを用いて、実施例1と同様にして〇−又は
p−ニトロフェネトール生成及び〇−又はp−ニトロフ
ェネトールの水素化を実施した。反応液のpHは第1表
に示した値に調整した。
これらの結果は第1表に示す。
実施例5 1、p−プロポキシニトロベンゼンの生攪拌機付反応槽
(容量500Idりにn〜プロピルアルコール63.5
g、ジメチルスルホキシド95.2g及びp−クロルニ
トロベンゼン10(lを導入し、攪拌下温度を50℃に
保ちこの中へ、フレーク状N aOH33、Ogを9.
5時間かけて添加しつつ反応させた。N a 01−1
添加後、50℃にて5.5時間保持して反応を続けた。
反応中は、反応槽内の酸素温度を10〜15%を維持す
るように空気を間欠的に導入した。
反応終了後、反応液に35%塩酸を加えpH12,0に
調整し、調整後の反応液を70℃に昇温し、濾過して生
成塩を除去した。生成塩を除去した濾液を蒸留してn−
プロピルアルコール、水、ジメチルスルホキシド及び粗
p−プロポキシニトロベンゼンの留分をそれぞれ得た。
尚、蒸留は水、n−プロピルアルコールを留出させ減圧
下でDMSOを留出させた。
得られた粗p−プロポキシニトロベンゼン分は渇水20
0m9で2回洗浄し、70℃に昇温した後静置分層して
製品p−プロボキシニトロベンゼ、ン1109を得た。
この結果を第1表にボづ。
2  p−プロポキシニトロベンゼンの反応槽(容量5
00威)に1で得られたpプロポキシニトロベンゼン1
00gを入れ、トルエン3009中、水素化触媒(5重
用%P(1/カーボン)の存在下、反応温度90〜95
℃、反応圧力889 / cm  の条件で、8時間水
素反応を行った。この結果を第1表に示す。
実施例6 1、p−ブトキシニド[1ベンゼンの生成攪拌機付反応
槽(容量500m)にn−ブヂルアルコール63.5g
、ジメチルスルホキシド95.2!?及びp−りロルニ
トロベンゼン100シを導入し、攪拌「温度を50’C
に保ちこの中へ、フレーク状NaOH 33、oyを9,5時間かけて添加しつつ反応ぎせた。
NaOH添加後、50℃にて5.5時間保持して反応を
続けた。反応中は、反応槽内の酸素濃度を10〜15%
にH持するように空気を間欠的に導入した。
2゜ 反応終了後、反応液に35%塩酸を加えpH11,0に
調整し、調整後の反応液を70℃に昇温し、濾過して生
成塩を除去した。生成塩を除去した繍液を蒸留してエタ
ノール、水、ジメチルスルホキシド及び粗p−ブトキシ
ニトロフェネトールの留分をそれぞれ得た。尚、蒸留は
水、n−ブチルアルコールを留出させ減圧下でDMSO
を留出させた。
得られた粗p−ブトキシニトロベンゼン分は温水200
dで2回洗浄し、70℃に昇温した後静置分層して製品
p−1トキシニトロベンゼン118gを得た。この結果
を第1表にホす。
p−ブトキシニド[1ベンゼンの水素化反応槽(容量5
00m)に1で得られたpブトキシニトロベンゼン10
0gを入れ、トルエン3009中、水素化触媒(5重量
%Pd/カーボン)の存在下、反応温度90〜95℃、
反応圧力8?(g/α2の条件で、8時間水素化反応を
行った。この結果を第1表に示す。
実施例7及び8 イソプロピルアルコール又はイソブチルアルコールを用
いて実施例5又は6とほぼ同様にして第1表に示す条何
下でp−イソプロポキシニドし1ベンピン又はp・−イ
ソブトキシニトロベンゼンの生成及びそれらの水素化反
応を行った。これらの結果は第1表に示す。
第1表から判るように、アルコキシ化反応後の反応液を
pH9〜12の笥囲外で調整した場合には、得られるア
ルコ1ジニトロベンゼンを水素化反応に付した時にアル
コキシアミノベンゼンの収率が著しく低下する。これに
対して、I)119〜12の範囲内に調整した場合には
、極めて高収率でアルコキシアミノベンゼンが得られる

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反応系内に酸素含有ガスを導入しジメチルスルホ
    キシドの存在下でo−クロルニトロベンゼン又はp−ク
    ロルニトロベンゼンとアルコール及びアルカリ金属水酸
    化物と反応させる反応工程;生成した反応液に酸を導入
    してpH9〜12に調整する調整工程; 及び調整後の反応液からo−又はp−アルコキシニトロ
    ベンゼンを分離精製する工程からなるo−又はp−アル
    コキシニトロベンゼンの製造方法。
  2. (2)請求項(1)記載の製造方法によつて得られるo
    −又はp−アルコキシニトロベンゼンを水素化反応に付
    す反応工程からなるo−又はp−アルコキシアミノベン
    ゼンの製造方法。
JP2207775A 1990-08-06 1990-08-06 o―又はp―アルコキシニトロベンゼンの製造方法 Pending JPH0491060A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2207775A JPH0491060A (ja) 1990-08-06 1990-08-06 o―又はp―アルコキシニトロベンゼンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2207775A JPH0491060A (ja) 1990-08-06 1990-08-06 o―又はp―アルコキシニトロベンゼンの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0491060A true JPH0491060A (ja) 1992-03-24

Family

ID=16545317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2207775A Pending JPH0491060A (ja) 1990-08-06 1990-08-06 o―又はp―アルコキシニトロベンゼンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0491060A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106187786A (zh) * 2016-06-29 2016-12-07 浙江闰土研究院有限公司 一种对氨基苯甲醚的清洁生产方法
CN106966907A (zh) * 2017-04-11 2017-07-21 常州市正锋光电新材料有限公司 一种对硝基苯乙醚及其制备方法
CN112920052A (zh) * 2021-01-26 2021-06-08 郑州科旷生物科技有限公司 一种邻/对硝基苯乙醚的生产方法
CN114105771A (zh) * 2021-12-07 2022-03-01 青岛科技大学 一种高效制备邻硝基苯乙醚的工艺

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106187786A (zh) * 2016-06-29 2016-12-07 浙江闰土研究院有限公司 一种对氨基苯甲醚的清洁生产方法
CN106187786B (zh) * 2016-06-29 2019-01-22 浙江闰土研究院有限公司 一种对氨基苯甲醚的清洁生产方法
CN106966907A (zh) * 2017-04-11 2017-07-21 常州市正锋光电新材料有限公司 一种对硝基苯乙醚及其制备方法
CN112920052A (zh) * 2021-01-26 2021-06-08 郑州科旷生物科技有限公司 一种邻/对硝基苯乙醚的生产方法
CN114105771A (zh) * 2021-12-07 2022-03-01 青岛科技大学 一种高效制备邻硝基苯乙醚的工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20020040860A (ko) 아릴 알킬 에테르의 제조 방법
KR20020061280A (ko) 2-(2-히드록시페닐)-2h-벤조트리아졸의 제조방법
AU707177B2 (en) Process for the preparation of a halosubstituted aromatic acid
JPS6121211B2 (ja)
KR101083147B1 (ko) 요오헥솔의 제조 방법
JPH0491060A (ja) o―又はp―アルコキシニトロベンゼンの製造方法
KR101126948B1 (ko) 비칼루타미드의 제조 방법 및 그 중간체의 정제 방법
JPH0329780B2 (ja)
NL7908111A (nl) Werkwijze voor de bereiding van para-aminofenol- derivaten.
JPH0456824B2 (ja)
JP2740828B2 (ja) N,n―ジイソプロピルエチルアミンの製造法
US4480127A (en) Process for the production of variable amounts of DPA and aniline using only phenol and ammonia as the feedstock
US5523472A (en) Process for the preparation of 5-fluoroanthranilic acid
JP3145804B2 (ja) シクロヘキシルアミンおよびジシクロヘキシルアミンの混合物の製造方法
US4224247A (en) Recovery of para-aminophenol
CN112079756B (zh) 二烯丙基双酚s醚的制备方法
US4987266A (en) Process for the manufacture of nitrophenetole
KR950002836B1 (ko) 3-아미노-4-메톡시아세트아닐리드의 제조방법
CN118290280A (en) Method for synthesizing tranexamic acid under mild oxidation condition
JP4032825B2 (ja) 3,4−ジヒドロキシベンゾニトリルを製造する方法
JPH0772161B2 (ja) N―エチル―n―置換アミノフェノール類の製造方法
JPS626716B2 (ja)
KR0185280B1 (ko) 고순도 2,2-디브로모-3-니트릴로프로피온아미드의 제조방법
JP2004149440A (ja) ベンジルカルバゼート化合物の製造法
FR2565970A1 (fr) Procede de preparation d'aminobenzylamines