JPH049021A - データ写し込み機能付カメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、カメラ特に日付等のデータ情報をフィルムに
写し込むことが可能なデータ写し込み機能付カメラに関
する。

（従来の技術） 従来、データの写し込みとしては、写し込まれるデータ
を撮影者が確認できる文字や数字の形で撮影画面内のす
みに写し込むように構成されているものがよく知られて
いる。しかしながら、このような構成では、データが写
し込ま九る位置の被写体輝度によりデータがフィルム及
びプリン］・上でも判別しにくくなる、被写体の一部が
写し込まれたデータによってつぶれてしまう、またトリ
ミング撮影がｉｉＪ能なカメラでは１〜リミングによっ
て減少させられる範囲にある写し込みデータはプリン１
〜されない等の問題があり、これを解決する方法として
、ノイル１３に写し込まれるへきデータに対応したコー
ド信号を発生させ、該コード信号をフィルムのシーンが
写し込まれる範囲外に写し込む特開昭６２−５０７４３
号公報に記載されたものがある。この特徴は公報に記載
されているように、フィルムに写し込まれるべきデータ
（日付等）に対応したコードを発生させ、該コートをフ
ィルムのシーンが写し込まれる範囲外に写し込み、焼付
は作業時にラインセンサ等を用いて該コードを読み取り
、コードに日付等のプリント指定がある場合は画面の右
端（フィルムを裏面より見て）にプリントする。また、
コートは１７ビツトで構成されている。

この方法によって直接撮影画面内のすみに文字や数字の
形で写し込む場合の問題は一応解決されている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、特開昭６２−５０７４３号公報等に示さ
れる従来のデータ写し込みカメラでは、■　フィルムの
裏面から見て画面の右端にその画面に対応するコードが
プリントされるため、フィルム現像後フィルム編集時等
でフィルムを切断し九時にデータが失なわれる可能性が
大。

■　コード写し込み用発光ダイオード（以下、ＬＥＤと
いう）が写し込みビットと１対１に対応して設置するこ
とが必要になりコストアップになる。また配線のための
スペースが大となりカメラの小型化を阻害する。

■　写し込み用Ｌ　Ｅ　Ｄが本体のアパーチャ部のすぐ
横に配置されているためフレアが発生し結像面のコント
ラストを低下させる。

■　焼付は作業時情報データの読み取りエラーの発生を
防くためには、各ピント間隙が小さいので書き込み用Ｌ
ＥＤの高精度な位置合わせが必要である。

等の問題がある。

本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
編集等でフィルムを切断してもデータが失なわれること
なく、経済的でフレア発生もなく、さらにＬＥＤの高精
度な位置合わせを必要としない等の優れたデータ写し込
み機能付カメラを提供することを目的とするものである
。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するために、データ写し込み機
能付カメラにおいて、フィルムのパーフォレーションを
検知するパーフォレーション検知手段と、複数の発光手
段と、複数の発光手段の点灯・消灯を制御する発光制御
手段とを有し、一画面撮影後のフィルム給送時において
、パーフォレーション検知手段の信号に同期させて発光
制御手段により複数の発光手段の点灯・消灯を行い、フ
ィルム」二にデータを写し込むようにしたものであり、
この場合、複数の発光手段をフィルムのパーフォレーシ
ョンの走行する位置と略々一致した位置に配置し、デー
タをパーフォレーションとパーフォレーションの間に写
し込むようにしたものである。

（作　用） したがって、本発明によれば、パーフォレーション検知
信号に同期させてパーフォレーション間にデータを写し
込んでいるので、編集等でフィルムを切断してもデータ
が失なわれることがない。

また、１駒の撮影画面は８個のパーフォレーション間が
対応しているので写し込み用Ｌ　Ｅ　Ｄの数を少なくす
ることができ（例えば３ＬＥＤ）、従ってコストの低下
、配線スペースの減少等が図れる。

さらにデータはパーフォレーション間に写し込むためフ
レアの問題が発生せず、ビット対応のデータエリアを大
きくとることができるのでＬＥＤの高精度な位置合わせ
も必要としない。

（実施例） 第１図は本発明を適用したデータ写し込み機能付カメラ
全体の構成概要を示すものである。第１図において１は
カメラのすべての制御・演算を行うカメラ全体制御・演
算部、２はズーム釦、３は測光動作を行わせるための測
光スイッチ、４はシャツタレリーズ用のレリーズスイッ
チ、５はフィルムをマニュアルでパトローネ側に巻き戻
すためのマニュアルリワインド釦、６は日付のプリント
を行うかどうかを選択するための日付写し込みモード釦
、７はストロボ、８はズーミングに連動し、ストロボの
照射角を変化させるためにストロボ光学系を駆動さぜる
ス１〜ロボ駆動部、９はス１ヘロボ制御部であり、ス１
ヘロボ撮影を行う場合、レリーズスイッチ４と連動して
ス１ヘロボ制御部９からの制御信号によりス１〜ロボ７
の発光・減光を制御する。ＩＯはカメラの操作に必要な
各種の状態を表示する外部表示部、１１はファインダ内
に各種の状態を表示するファインダ内表示部、１２はズ
ームファインダ光学系、１３はモータ及び伝達系からな
るファインダズーム駆動部、１４はファインダズーム制
御部、１５ばファインダ位置（画角）情報検出部であり
、ファインダズーム制御部１４によりファインダズーム
駆動部ｉ３を介してズームファインダ光学系１２が制御
される。またファインダ位置（画角）はファインダ位置
情報検出部１５により検出さ扛てカメラ全体制御・演算
部１に入力される。１６は測光部ｆ、１７は測光部Ｙ・
１６の出力をカメラ全体制御・演算部１−用に変換する
測光部、１８はシャッタ、１９はシャッタ駆動部、２０
はシャッタ制御部であり、カメラ全体制御・演算部１に
より決定されたシャッタ秒１１ｊをもとにシャッタ駆動
部１９を介してシャッタ１８を制御する。２１はフィル
ム、２２はフィルムを巻くスプール、２３はパトローネ
、２４はフィルム給送駆動部、２５はフィルム給送制御
部であり、フィル１１の給送（巻りげ巻戻し）はカメラ
全体制御・演算部１の指示に基づきフィルム給送制御部
２５によりフィルム給送駆動部２４を介して、巻上げ時
にはスプール２２を巻戻し時にはパトローネ２３を制御
してフィルムの給送を行う。２６はフィルムのパーフォ
レーションを検出するパーフォレーション検出手段、２
７はパーフォレーション検出部であり、パーフォレーシ
ョン検出手段２６とパーフォレーション検出部２７でフ
ィルムのパーフォレーションの走行及びその量を検出す
る。２８はＬ　Ｅ　］つ等からなる発光手段、２９は発
光手段駆動部、３０は発光手段制御部であり、Ｌ３付等
のデータはカメラ全体制御・演算部」の指示に基づき発
光手段制御部３０により発光手段駆動部２９を介して発
光手段２８の点灯・消灯をパーフォレーション検出部２
７の信号に同期してフィル１１のパーフォレーション間
にデータを写し込む。：（１はカメラに装填されたフィ
ルム感度等に関する情報（ＣＡＳコード）を読み取るＣ
　Ａ、　Ｓコド読取部、：３２はカメラにパ１〜ローネ
２３が装填さ才ｔているか否かを検出するパ１−ローネ
有無検出部である。３３はレンズ群１及びレンズ群２か
らなる撮影レンズ、；１４はレンズ群１によりフォーカ
スをまたレンズ群２によって２焦点切替えを駆動するモ
ータ及びその伝達系からなる撮影レンズ駆動部、３５は
撮影レンズ制御部であって、カメラ全体制御・演算部１
の指示に１．（づき撮影レンズ駆動部；３４を介して撮
影レンズ３３のフォーカス及び２焦点切替えの制御を行
う。：３６はレンズ群１の位置情報を検出４−る撮影レ
ンズ位置情報検出部である。３７は発光索子、；３８は
受光素子であり、測距部：（９とにより被写体までの距
離が測距される。４０は姿勢センサ、旧は撮影姿勢検出
部であり、カメラの４通りの撮影姿勢を姿勢センサ４０
からの情報により撮影姿勢検出部・１１で検出する１、
４２は裏蓋の開閉を検出する裏層開閉検出部、４３は電
源電圧検出部である。

第２図は本発明の一実施例におけるフィルムの子−タ写
し込み位置を示すものである。第２図において、２１は
フィル１１．２１１は撮影画面、２１２はパーフォレー
ション、２１３はデータ写し込み位置である。

第２図から明らかなように、データの写し込め位置２１
３は撮影画面２１１の下（または」二）部にあるパーフ
ォレーション２１２間である。また、」−記の位置にデ
ータを写し込む動作は、フィル１３給送中に複数のＬ　
ＥＤで構成される発光手段の点灯・消灯を発光手段制御
部で制御してパーフォレーション間にデータを写し込み
、さらにパーフォレーション２１２が１個送られるブ０
に写し込みデータを更新する。従って、１つの撮影画面
２１１ばデータ写し込み位置８個と対応しているので、
例えば■、Ｅ　Ｄの個数が３個の場合は３Ｘ８＝２４ピ
ッ１−のデータをパーフォレーション間に入力すること
ができる。

なお、パーフォレーション２１２の位置は、第」図しこ
示す如くバーフ方し−ション検出手段２６とパーフォレ
ーション検出部２７によって検出され、そ朴。

に基づいてカメラ全体制御部・演算部１が発光手段制御
部３０を制御し、発光手段ｌｉｄ動部２９を介して複数
のＬＥＤからなる発光手段２８の点灯・消灯を制御する
とともにフィルム給送制御部２５を制御してフィルム給
送駆動部を介してフィルム給送を行うことにより上記の
ようにパーフォレーション間にデータを写し込むことが
できる。

第２図のようにデータを撮影画面外に書き込むというこ
とは、このデータをフィルムの印画紙に焼付ける焼付は
作業時に、ラインセンサ等を用いて読み取り、日付のプ
リント可否、焼付用ズームレンズの焼付倍率等の自動制
御を行うラボシステムを前提としている。従って、デー
タをこのラボシステムで読み取る際に読み取りエラーが
極力発生しない構成になっている必要がある。即ち、ラ
ボシステム内でのデータ読み取り用ラインセンサとフィ
ルム上のデータとの位置合わせである。

ここで問題になるのは、 （ｉ）カメラ毎に多少異なるカメラ本体のアパーチャサ
イズ （ｊｊ）フィルムに対する撮影画面の傾き（フィルム３
５ｍｍ幅の公差と本体外レール幅公差）（ｉｉｉ）ズー
ムレンズ内蔵カメラにおいてはズームによる撮影画面の
変化 等であるが、本発明の如く、パーフォレーション間にデ
ータを写し込む方式では、フィルム面上での情報１ビツ
トのデータエリア（面積）が従来の方式（例えば、特開
昭６２−５０７４３号公報）に比し大であり、従って、
ラボでの情報読み取りエラーは少なく、複数のＬＥＤか
らなる発光手段の高精度な位置合わせは不要である。

なお、データをパーフォレーション間に写し込むために
は、複数の発光手段はフィルムのパーフォレーションが
走行する位置に略々一致した位置に配置することにより
可能である。

以上の実施例は発光手段の点灯・消灯によりフィルム上
にデータを写し込むタイムのものであるが、これとは別
に予めフィルム上に設けられている磁気記録帯部分にカ
メラ内の磁気記録手段を用いてパーフォレーション検知
の信号に同期させてデータを書き込むような方法も考え
られるし、またフィルム上の感熱記録帯部分にカメラ内
の感熱記録手段を用いて同様にデータを書き込むような
方法も考えられる。

（発明の効果） 本発明は上記実施例から明らかなように以下に示す効果
を有する。

（１）パーフォレーション間にデータを写し込んでいる
ので、編集等でフィルムを切断してもデータが失なわれ
ることがない。

（２）１駒の撮影画面は８個のパーフォレーション間が
対応しているので発光素子（ＬＥＤ）の数が少なくてす
み、コスト低下と配線スペースの減少が図れる。

（３）データをパーフォレーション間に写し込むためフ
レア問題が生じない。

（４）データの記録エリアを大きくすることができるの
で、写し込みＬＥＤの高精度な位置合わせを必要としな
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用されるデータ写し込み機能付カメ
ラの概略構成図、第２図は本発明の一実施例におけるフ
ィルムのデータ写し込み位置を示した図である。 １　・・・カメラ全体制御・演算部、　２ズーム釦、　
３　・・・測光スイッチ、　４　・・・レリーズスイッ
チ、　５　・・・マニュアルリワインド釦、　６　・・
　日付写し込みモード釦、　７　・・ストロボ、８・・
ストロボ駆動部、　９　・・・ストロボ制御部、１０外
部表示部、１１　　・　ファインダ内表示部、１２　　
・ズームファインダ光学系、　１３・・ファインダズー
ム駆動部、Ｉ４・・・　ファインダズーム制御部、１５
　　・・ファインダ位置情報検出部、ｊ６・・測光素子
、１７・・・測光部、１８・・　シャッタ、１９・・・
シャッタ駆動部、２０・・・シャッタ制御部、２１・・
・　フィルム、２２　　・スプール、２３・・・パトロ
ーネ、　２４・・・　フィルム給送駆動部、２５・・・
フィルム給送制御部、２６・・・パーフォレーション検
出手段、２７パ一フオレーシヨン検゛出部、２８・・・
発光手段、２９　−発光手段駆動部、３０・・発光手段
制御部、３１−　ＣＡＳコード読取部、；３２　　・　
パトローネ有無検出部、３：３　−撮影レンズ、３４　
　・　撮影レンズ駆動部、３５・・撮影レンズ制御部、
３６撮影レンズ位置情報検出部、３７　　・発光素子、
３８　　・　受光素ｒ、３９　　・測距部、４０　　　
姿勢センサ、４１　　・撮影姿勢検出部、４２・　裏蓋
開閉検出部、４３・・　電源電圧検出部、２１１・・　
撮影画面、２１２パーフオレーシヨン、２１３・・　デ
ータ写し込み位置。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）データをフィルムに記録することが可能なカメラ
   において、フィルムのパーフォレーションを検知するパ
   ーフォレーション検知手段とデータ記録手段を有し、一
   画面撮影後のフィルム給送時において前記パーフォレー
   ション検知手段の信号に同期されて、前記データ記録手
   段を作動させることによりフィルム上にデータを写し込
   むことを特徴とするデータ写し込み機能付カメラ。
2. （２）データ記録手段とは、複数の発光手段と、前記複
   数の発光手段の点灯・消灯を制御する発行制御手段を有
   し、前記発光制御手段により前記複数の発光手段の点灯
   ・消灯を行いフィルム上にデータを写し込む手段である
   ことを特徴とする請求項（１）記載のデータ写し込み機
   能付カメラ。
3. （３）複数の発光手段を、フィルムのパーフォレーショ
   ンが走行する位置に略々一致した位置に配置したことを
   特徴とする請求項（２）記載のデータ写し込み機能付カ
   メラ。