JPH046532A

JPH046532A - データ写し込み機能付カメラ

Info

Publication number: JPH046532A
Application number: JP10766190A
Authority: JP
Inventors: Junichi Shinohara; 純一篠原; Yoshimi Ono; 好美大野
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1990-04-25
Filing date: 1990-04-25
Publication date: 1992-01-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、日付等のデータ情報をフィルムに写し込むこ
とが可能なカメラ、特にフィルムの撮影画面外にデータ
等を写し込むデータ写し込み機能付カメラに関する。

（従来の技術）従来、データを撮影者が確認できる文字や数字の形で撮
影画面内のすみに写し込むものがよく知られている。ま
た、特開昭６２−５０７４３号公報に示されている如く
、日付等のデータをコート化しフィルムの裏面から見て
画面の右端に写し込むものがある。上記画面の右端に写
し込む方法は、フィルム現像後編集等のためフィルムを
切断した場合にデータが失なわれる可能性が大、コード
写し込み用発光手段は写し込みビット数だけ必要、フレ
アが発生しコントラストが低下させる、発光素子の高精
度な位置合わせが必要等から、データをフィルムの上下
のパーフォレーションの一方のパーフォレーション間に
写し込む方法がある。

第３図は撮影画面の下のパーフォレ、−ジョン間にデー
タを写し込んだ状態を示している。第３図において、２
１はフィルム、２１１は撮影画面、２１２はパーフォレ
ーション、２１３はデータ写し込み位置である。−撮影
画面２１１は８個のパーフォレーション間と対応してお
り、１つのパーフォレーション間には各３ビットずつか
らなるデータ写し込み位置が対応し、−撮影画面に対応
して３Ｘ８＝２４ビットのデータを写し込むことができ
るようになっている。

（発明が解決しようとする課Ｍ）上記の如く、撮影画面外にデータ写し込むということは
、該情報をフィルムを印画紙にプリントする際に読み取
り、日付プリントの可否、焼付用ズームレンズの焼付倍
率等の自動制御を行うラボシステムを前提にしている。

したがって、上記の如き構成では、カメラ間のデータの
写し込み位置。

幅等のバラツキ等のためラボシステムで正確にデータを
読み取れない場合があること、及び撮影画面外にデータ
を写し込む機能を有しないカメラを識別することができ
ないという問題がある。

本発明は上記の問題を解決するものであり、情報読み取
り誤りを減少させること、及び撮影画面外にデータを写
し込む機能のないカメラの識別をラボシステムでできる
ようにしたデータ写し込み機能付カメラを提供すること
を目的とするものである。

（課題を解決するための手段）本発明は上記目的を達成するために、撮影画面の長手方
向の範囲内に存在する８箇所のパーフォレーション間の
部分（データ写し込みエリア）の中の各３ビットずつか
らなる合計２４ビットの情報のうち、４すみに存在する
４ビットは常にオン状態のデータを写し込むようにした
ものである。

（作　用）したがって、本発明によれば、ラボシステムにおいて撮
影画面外に写し込ま九たデータを読み取る時、４すみの
データは必ずオン状態であるので、データを写し込んだ
カメラによるデータの写し込み位置７幅等のバラツキが
ある場合にも、必ずオンである４すみのデータに基づい
てデータ写し込み位置４幅等を知ることができ、データ
の読み取り時に補正して正確に読み取ることができる。

また、パーフォレーション間にデータを写し込むカメラ
は４すみの４ビットが必ずオンであるので、この４ずみ
の４ビットがオンでないカメラで撮影されたフィルムを
容易に識別することができる。

（実施例）第１図は本発明を適用したデータ写し込み機能付カメラ
全体の構成概要を示すものである。第１図において１は
カメラのすべての制御・演算を行うカメラ全体制御・演
算部、２はズーム釦、３は測光動作を行わせるための測
光スイッチ、４はシャツタレリーズ用のレリーズスイッ
チ、５はフィルムをマニュアルでパトローネ側に巻き戻
すためのマニュアルリワインド釦、６は日付のプリント
を行うかどうかを選択するための日付写し込みモード釦
、７はストロボ、８はズーミングに連動し、ストロボの
無射角を変化させるためにストロボ光学系を駆動させる
ストロボ駆動部、９はストロボ制御部であり、ストロボ
撮影を行う場合、レリーズスイッチ４と連続してストロ
ボ制御・部９からの制御信号によりストロボ７の発光・
減光を制御する。１０はカメラの操作に必要な各種の状
態を表示する外部表示部、１１はファインダ内に各種の
状態を表示するファインダ内表示部、１２はズームファ
インダ光学系、１３はモータ及び伝達系からなるファイ
ンダズーム駆動部、　１４はファインダズーム制御部、
１５はファインダ位置（画角）情報検出部であり、ファ
インダズーム制御部１４によりファインダズーム駆動部
１３を介してズームファインダ光学系１２が制御される
。またファインダ位置（画角）はファインダ位置情報検
出部−１５により検出されてカメラ全体制御・演算部１
に入力される。１６は測光素子、エフは測光素子托の出
力をカメラ全体制御・演算部１用に変換する測光部、１
８はシャッタ、１９はシャッタ駆動部、２０はシャッタ
制御部であり、カメラ全体制御・演算部１により決定さ
れたシャツタ秒時をもとにシャッタ駆動部１９を介して
シャッタ１８を制御する。２１はフィルム、２２はフィ
ルムを巻くスプール、２３はパトローネ、２４はフィル
ム給送駆動部、２５はフィルム給送制御部であり、フィ
ルムの給送（巻上げ巻戻し）はカメラ全体制御・演算部
１の指示に基づきフィルム給送制御部２５によりフィル
ム給送駆動部２４を介して、巻上げ時にはスプール２２
を巻戻し時にはパトローネ２３を制御してフィルムの給
送を行う。２６はフィルムのパーフォレーションを検出
するパーフォレーション検出手段、２７はパーフォレー
ション検出部であり、パーフォレーション検出手段２６
とパーフォレーション検出部２７でフィルムのパーフォ
レーションの走行及びその量を検出する。２８はＬＥＤ
等からなる発光手段、２９は発光手段駆動部、３０は発
光手段制御部であり、日付等のデータはカメラ全体制御
・演算部ｌの指示に基づき発光手段制御部３０により発
光手段駆動部２９を介して発光手段２８の点灯・消灯を
パーフォレーション検出部２７の信号に同期してフィル
ムのパーフォレーション間にデータを写し込む。３１は
カメラに装填されたフィルム感度等に関する情報（ＣＡ
Ｓコード）を読み取るＣＡＳコード読取部、３２はカメ
ラにパトローネ２３が装填されているか否かを検出する
パトローネ有無検出部である。３３はレンズ群１及びレ
ンズ群２からなる撮影レンズ、３４はレンズ群１により
フォーカスをまたレンズ群２によって２焦点切替えを駆
動するモータ及びその伝達系からなる撮影レンズ駆動部
、３５は撮影レンズ制御部であって、カメラ全体制御・
演算部１の指示に基づき撮影レンズ駆動部３４を介して
撮影レンズ３３のフォーカス及び２焦点切替えの制御を
行う。３６はレンズ群１の位置情報を検出する撮影レン
ズ位置情報検出部である。３７は発光素子、３８は受光
素子であり、測距部３９とにより被写体までの距離が測
距される。４０は姿勢センサ、４１は撮影姿勢検出部で
あり、カメラの４通りの撮影姿勢を姿勢センサ４０から
の情報により撮影姿勢検出部４１で検出する。４２は裏
蓋の開閉を検出する裏蓋開閉検出部、４３は電源電圧検
出部である。

なお、データの写し込み位置は前記第３図に示した如く
、撮影画面外のパーフォレーション間に写し込むもので
ある。

第２図は本発明の一実施例におけるデータ写し込み関係
を説明する図である。第２図において、２１はフィルム
、２１１は撮影画面、２１２はパーフォレーション、Ｌ
　Ｅ　Ｄ−５（ｍ　、　ｎ　）（＋ｎ＝１−３．　ｎ＝
１−８）はｍ番目の発光ダイオード（Ｌ　Ｅ　Ｄ）によ
ってｎ番目のパーフォレーション間にデータを写し込む
位置であり、ＬＥＤ−８（１，１）、ＬＥＤ−８（３，
１）。

ＬＥＤ−３（１，８）、ＬＥＤ−５（３，８）は常にオ
ン状態が写し込まれていることを示している。

上記実施例に示す如く、撮影画面２１１の長手方向の範
囲内に存在する８箇所のパーフォレーション間のデータ
写し込みエリア２４ビットのうち、４すみの４ビットは
、第１図のフィルム給送制御部２５がフィルム給送駆動
部２４を駆動してフィルム２１の給送を行う時、パーフ
ォレーション検出手段２６とパーフォレーション検出部
２７でフィルムのパーフォレーションを検出し、その結
果がカメラ全体制御・演算部１に送られ、カメラ全体制
御・演算部１で１番−目及び８番目のパーフォレーショ
ン間を判断した時、パーフォレーション検出部２７から
の検出信号に同期させて発光手段制御部３０を制御し、
発光手段駆動部２９により発光手段２８のＬＥＤｌとＬ
ＥＤ３を必ず発光させることにより、ＬＥＤ−５（１，
１）、ＬＥＤ−５（３，１）、ＬＥＤ−５（１，８）、
ＬＥＤ−５（３，８）にオンのデータを写し込むことが
できる。その他のデータ写し込み位置ＬＥＤ−Ｓ（ｍ、
ｎ）に対しては、写し込むデータの内容によって発光手
段２８のＬＥＤＩ〜ＬＥＤ３を制御して写し込み処理を
行う。

上記実施例の第２図は、カメラ構造としてカメラの裏蓋
側より見て、パトローネがアパーチャの左側にある場合
で、かつフィルムの給送方式として予備巻上方式（予め
所定量をスプール側に巻き込んでおき、撮影毎にパトロ
ーネに巻き込む方式）の場合について示したが、カメラ
構造としてパトローネがアパーチャの右側にある場合、
フィルムの給送方式として巻上撮影方式（１駒撮影ごと
にフィルムをスプールに巻き上げる方式）の組合せによ
る何れの場合についても同様に実施することは勿論可能
である。

（発明の効果）本発明は上記実施例から明らかなように、ラボシステム
においてパーフォレーション間に写し込まれたデータを
読み取る時、４すみのデータは必ずオン状態であるので
、それを基準にすることによりデータの写し込み位置１
幅等のバラツキを、データの読み取り時に補正して正確
に読み取ることができ読み取り誤りを減少させる効果を
有する。

また、パーフォレーション間にデータを写し込む機能を
有しないカメラは４すみの４ビットがオンでないので容
易に識別することができるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用されるデータ写し込み機能付カメ
ラの概略構成図、第２図は本発明の一実施例におけるデ
ータを写し込み関係の説明図、第３図は撮影画面の下の
パーフォレーション間にデータを写し込む一例を示した
ものである。１　・・・カメラ全体制御・演算部、　２・・・ズーム
釦、　３　・・・測光スイッチ、　４　・・・レリーズ
スイッチ、　５　・・・マニュアルリワインド釦、　６
　・・・日付写し込みモード釦、　７・・・ストロボ、
　８・・・ストロボ駆動部、　９　・・・ストロボ制御
部、１０・・外部表示部、１１・・・ファインダ内表示
部。１２・・・ズームファインダ光学系、１３・・・ファイ
ンダズーム駆動部、１４・・・ファインダズーム制御部
、Ｉ５・・・　ファインダ位置情報検出部、１６・・・
測光素子、１７・・・測光部、１８・・・シャッタ、１
９・・・シャッタ駆動部、２０・・・シャッタ制御部、
２１・・・フィルム、２２・・・スプール、２３・・・
パトローネ、２４・・・フィルム給送駆動部、２５・・
・フィルム給送制御部、２６・・・パーフォレーション
検圧手段、２７・・・パーフォレーション検出部、２８
・・・発光手段、２９・・・発光手段駆動部、３０・・
・発光手段制御部、３１・・・ＣＡＳコード読取部、３
２・・・パトローネ有無検圧部、３３・・・撮影レンズ
、３４・・・撮影レンズ駆動部、３５・・・撮影レンズ
制御部、３６・・・撮影レンズ位置情報検圧部、３７・
・・発光素子、３８・・　受光素子、３９・・・測距部
、４０・・・姿勢センサ、４１・・・撮影姿勢検圧部、
４２・・・裏蓋開閉検出部、４３・・・電源電圧検出部
、２１１・・・撮影画面、２１２・・・パーフォレーシ
ョン、２１３・・・データ写し込み位置。Ｉ＋−＋―Ｊ

Claims

【特許請求の範囲】

３個の発光素子を備え、発光手段の点灯・消灯によりフ
ィルムの上下のパーフォレーションのうち少なくとも一
方のパーフォレーションとパーフォレーション間にデー
タを写し込むカメラにおいて、撮影画面の長手方向の範
囲内に存在する８箇所のパーフォレーション間の部分（
データ写し込みエリア）の中の各３ビットずつからなる
合計２４ビットの情報のうち、４すみに存在する４ビッ
トは前記発光手段の対応する２個の発光素子を前記４す
みのビット写し込みに該当するタイミングで発光させる
ことにより、常にオン状態のデータを写し込むようにし
たことを特徴とするデータ写し込み機能付カメラ。