JPH0489883A - 油用シール材 - Google Patents

油用シール材

Info

Publication number
JPH0489883A
JPH0489883A JP2205101A JP20510190A JPH0489883A JP H0489883 A JPH0489883 A JP H0489883A JP 2205101 A JP2205101 A JP 2205101A JP 20510190 A JP20510190 A JP 20510190A JP H0489883 A JPH0489883 A JP H0489883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monomer
meth
parts
oil
acrylate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2205101A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Hozumi
穂積 義幸
Susumu Inaoka
享 稲岡
Tomonori Gomi
知紀 五味
Takakiyo Goto
後藤 隆清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP2205101A priority Critical patent/JPH0489883A/ja
Priority to AU70039/91A priority patent/AU651567B2/en
Priority to DE69101851T priority patent/DE69101851T2/de
Priority to EP91300645A priority patent/EP0441512B1/en
Priority to AT9191300645T priority patent/ATE105209T1/de
Priority to CA002035216A priority patent/CA2035216A1/en
Publication of JPH0489883A publication Critical patent/JPH0489883A/ja
Priority to US08/126,731 priority patent/US5374600A/en
Priority to US08/579,888 priority patent/US5641847A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/20Controlling water pollution; Waste water treatment
    • Y02A20/204Keeping clear the surface of open water from oil spills

Landscapes

  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、油用シール材に関する。
さらに詳しくは、油と接触時に速やかに適度に膨潤し、
油の侵入および漏れに対する防止能に優れ、しかも形状
保持性の高い油用シール材に関する。
(従来の技術) 従来より、油用配管の継ぎ手部分やポンプ類等に代表さ
れる機器類の油接耐部分をシールする方法として、油膨
潤性のエラストマーをシール材として用いて接合部の密
着性を向上させる方法か知られており、これらのシール
材として、例えば耐油性の合成ゴム中に天然ゴム等の油
膨潤性物質を混練したものがあった。
しかし、従来のシール材では、エラストマー全体を適度
に膨潤させるためにはかなりの量の油膨潤性物質を混入
しなければならす、これによって油吸収後のエラストマ
ーの形状保持性が著しく低下する欠点を有していた。ま
たこれらの多くは、油の吸収速度が遅く、漏油などへの
止油効果か発現するまでに長時間を有する問題点があっ
た。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は前記問題点を解決するものである。
すなわち、本発明の目的は、油と接触時に自らが速やか
に膨潤することにより油に対する高いシール効果を発現
し、しかも膨潤後の材強度が大きく膨潤後も形状の崩れ
ることのない油用シール材を提供することにある。
(課頭を解決するための手段および作用)本発明者らは
、特定の単量体成分を重合して得られる架橋重合体を熱
可塑性樹脂および7′またはエラストマーからなる基材
中に少量分散せしめることにより、油と接触時に速やか
に膨潤して油に対する高いシール効果を発現し、しかも
膨潤後も形状の崩れを生ずることのない油用シール材が
得られることを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、溶解度パラメーターfSP値)か9
以下の単量体を主成分としてなる分子中に1個の重合性
不飽和基を有する単量体(A)80〜99.9991:
量%および分子中に少なくとも2個の重合性不飽和基を
有する架橋性単量体(B)0.001〜20重量%(た
だし単量体(A)および(B)の合計は100重量%で
ある)からなる単量体成分を重合して得られる架橋重合
体(I)を熱可塑性樹脂および/またはエラストマーか
らなる基材(m)に分散せしめてなる油用シール材に関
する。
溶解度パラメーター(SP値)は、化合物の極性を表す
尺度として一般に用いられており、本発明ではSmal
lの計算式にHoyの凝集エネルギ一定数を代入して導
いた値を適用するものとし、31/2 単位は(cat/■ )  で表される。
本発明で用いられる単量体(A)の主成分を構成する単
量体は、溶解度パラメーター(SP値)が9以下で分子
中に1個の重合性不飽和基を有する単量体である。溶解
度パラメーター(SP値)が9を越える単量体を単産#
(A)の主成分に用いると、油と接触時に速やかな膨潤
か起こらずシール効果の低い油用シール材となるため好
ましくない。
溶解度パラメーター(SP値)が9以下で分子中に1個
の重合性不飽和基を有する単量体としては、例えばメチ
ル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート
、ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)ア
クリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート
、n−オクチル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ
)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、フ
ェニル(メタ)アクリレート、オクチルフェニル(メタ
)アクリレート、ノニルフェニル(メタ)アクリレート
、ジノニルフェニル(メタ)アクリレート、シクロヘキ
シル(メタ)アクリレート、メンチル(メタ)アクリレ
ート、ジブチルマレエート、ジドデシルマレエート、ド
テシルクロトネート、ジドデシルイタコネートなどの不
飽和カルホン酸エステル;(ジ)ブチル(メタ)アクリ
ルアミド、(ジ)ドテシル(メタ)アクリルアミド、(
ジ)ステアリル(メタ)アクリルアミド、(ジ)ブチル
フェニル〈メタ)アクリルアミド、(ジ)オクチルフェ
ニル(メタ)アクリルアミドなどの炭化水素基を有する
(メタ)アクリルアミド;1−ヘキセン、1−オクテン
、インオクテン、1ノネン、1−デセン、1−ドデセン
などのα−オレフィン:ビニルシクロヘキサンなどの脂
環式ビニル化合物;ドデシルアリルエーテルなどの脂肪
族炭化水素基を有するアリルエーテル;カプロン酸ビニ
ル、ラウリン酸ビニル、パルミチン酸ビ二ル、ステアリ
ン酸ビニルなどの脂肪族炭化水素基を有するビニルエス
テル;ブチルビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル
などの脂肪族炭化水素基を有するビニルエーテル;スチ
レン、t−ブチルスチレン、オクチルスチレンなどの芳
香族ビニル化合物などをあげることができ、これらの単
量体を1種または2種以上用いることかできる。これら
の中でも、前記した性能に一層優れた油用シール材を与
える単量体としては、少なくとも1個の炭素数3〜30
の脂肪族炭化水素基を有し、かつアルキル(メタ)アク
リレート、アルキルアリール(メタ)アクリレート、ア
ルキル(メタ)アクリルアミド、アルキルアリール(メ
タ)アクリルアミド、アルキルスチレンおよびα−オレ
フィンからなる群より選ばれる少なくとも1種の不飽和
化合物(a)を主成分としてなる単量体(A)か特に好
ましい。 このような溶解度パラメーター (SP値)
が9以下の単量体の単量体(A)中における使用量は、
単量体(A)の全体量に対して50重量%以上、より好
ましくは70重量%以上となる割合である。溶解度パラ
メーター(SP値)か9以下の単量体の単量体(A)中
の使用量が50重量%未満では油膨潤性の低い油用シー
ル材しか得られない。
したかって、本発明では、単量体(A)中に溶解度パラ
メーター(SP値)か9以下の単量体が50重量%以上
含有される必要かあるが、単量体<A)中に50重量%
以下の割合で溶解度パラメーター(SP値)か9を越え
る単量体か含有されてもよい。このような単量体として
は、例えば(メタ)アクリル酸、アクリロニトリル、無
水マレイン酸、フマル酸、ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレ
ート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリ
レートなどをあげることができる。
本発明で用いられる架橋性単量体(B)の例としては、
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコ
ールーポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート
、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1゜3−
ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオベン
チルグリコールジ(メタ)アクリレート、1.6−ヘキ
サンシオールジ(メタ)アクリレート、N、N′−メチ
レンビスアクリルアミド、NN′−プロピレンビスアク
リルアミド、グリセリントリ(メタ)アクリレート、ト
リメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テト
ラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、多価
アルコール(例えはグリセリン、トリメチロールプロパ
ンあるいはテトラメチロールメタン)のアルキレンオキ
シド付加物と(メタ)アクリル酸とのエステル化によっ
て得られる多官能(メタ)アクリレートやジビニルベン
ゼンなどをあけることができ、これらの架橋性単量体を
1種または2種以上用いることができる。
架橋重合体(I)を製造する際に用いられる単量体成分
中の単量体(A)および架橋性単量体(B)の比率は、
単量体(A)および架橋性単量体(B)の合計に対して
、単量体(A)か80〜99.99911量%の範囲、
架橋性単量体(B)か0.001〜2011量%の範囲
である。
単量体(A)か80重量%未満であったり架橋性単量体
(B)か20重量%を越えると、得られる架橋重合体の
架橋密度か高くなりすぎて油膨潤性の低い油用シール材
しか得られず好ましくない。
また、単量体(A)が99.999重量%を越えると、
得られる重合体の油への可溶性が増大して、重合体の基
材からの脱離か生じたり、また膨潤後にエラストマー自
体の形状が保持されなくなるので好ましくない。
架橋重合体(I)を製造するには、重合開始刑を用いて
前記単量体成分を共重合させればよい。
共重合は、懸濁重合や乳化重合や塊状重合などの公知の
方法により行うことかできる。
懸濁重合は、例えば高HLB値を有する乳化剤や、ポリ
ビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、ゼラ
チンなどの保護コロイド剤を使用し、単量体成分を水中
に懸濁させ、油溶性重合開始剤の存在下で重合すれはよ
い0重合開始剤としては、例えばベンゾイルパーオキシ
ド、ラウロイルパーオキシド、クメンハイドロパーオキ
シドなどの有機過酸化物、2.2′−アゾビスインブチ
ロニトリル、2,2′−アゾビスジメチルバレロニトリ
ルなどのアゾ化合物などを用いることかでき、重合温度
は50〜150℃の範囲が好ましい。
得られた10〜1000μm程度の微粒状樹脂の水性懸
濁液をろ過乾燥して、目的の架橋重合体(I>が得られ
る。
乳化重合は公知の方法で行うことができる。例えば、長
鎖脂肪酸塩、長鎖アルキルスルホン酸塩などのアニオン
性界面活性剤やポリエチレングリコールアルキルフェニ
ルエーテル、ポリエチレングリコールアルキルエーテル
などのノニオン性界面活性剤を使用し、単量体成分を水
中に懸濁させ、水溶性重合開始剤の存在下に重合すれば
よい。重合開始剤としては、例えば過硫酸カリウム、過
硫酸アンモニウムなどやそれらと還元剤とを併用するレ
ドックス開始剤を用いることかでき、また重合温度は4
0〜100℃の範囲か好ましい。乳化重合によれば、架
橋重合体(I>は通常、粒子径o、oi〜10μm程度
の微粒状樹脂の水性分散体として得られる。
塊状重合は、例えば単量体成分を油溶性重合開始剤の存
在下で型に流し込み、50〜150℃の柴件下にて重合
を行うことにより、目的の架橋重合体(I)か得られる
本発明において、架橋重合体(I>を分散せしめる基材
(IIンとしては、各種の熱可塑性樹脂および/または
エラストマーの中から適宜選んで用いることかできる。
熱可塑性樹脂としては、例えばエチレン−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体のゲン化物、エ
チレン−イソブチレン共重合体、エチレン−アクリル酸
塩共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、
塩化ビニル重合体、ポリウレタン、ポリエチレン、ボリ
グロピレン、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリアミド、
ポリ酢酸ビニルなどをあげることができる。
またエラストマーとしては、例えばエチレン−プロピレ
ンゴム、ポリブタジェンゴム、ポリイソプレンゴム、ス
チレン−ブタジェン共重合ゴム、クロロプレンゴム、ふ
っ素ゴム、ケイ素ゴム、ウレタンゴム、多硫化ゴム、ア
クリルゴム、ブチルゴム、エピクロルヒドリンゴム、天
然ゴムなどをあげることができる。
本発明の油用シール材は、架橋重合体(I)を熱可塑性
樹脂および/まなはゴムからなる基材(II)にできる
だけ均一に分散することによって得られる9分散方法に
は特に制限はないが、例えば架橋重合体(I)と基材(
II)とをニーターやロールあるいはバンバリーミキサ
−などの通常用いられる混合装置により混練する方法、
基材(II)を構成する単量体もしくはプレポリマーに
架am合#(■)を分散したのち単量体の重合もしくは
プレポリマーの硬化反応を行う方法、あるいは乳化重合
によって得られた架橋重合体(I)の水性分散体を基材
(II)の水性分散体と混合したのち乾燥を行いフィル
ム状に成形する方法などをあけることができる。
本発明の油用シール材における架橋重合体(I)および
基材(II)の配合割合は、用いる基材(II)の種類
や架橋重合体(I>の分散方法あるいはシール材の使用
目的によって異なるなめ一概に言えないが、一般には架
橋重合体(I)か1〜75重量%の範囲、基材(II)
が25〜99重量%の範囲であるのが好ましい、架橋重
合体(I)が1重量%未満では、油に接触した際の膨潤
か不十分であり、シール効果の低い油用シール材しか得
られない。また、架w#重合体(I)を75重量%を越
えて使用すると、シール材の強度が低下し、膨潤後に形
状を保持できなくなるので好ましくない。
また、本発明の油用シール材には、必要に応じてカーボ
ンブラック、ケイ酸カルシウム、炭酸カルシウム、酸化
亜鉛、クレーなどの充填剤;ロジン、石油樹脂、クマロ
ン樹脂、フェノール樹脂などの改質剤;硫黄、多硫化ゴ
ムなどの加硫剤;2メルカプトベンゾチアゾール、ジベ
ンゾチアジルジスルフィドなどの加硫促進剤;安定剤、
老化防止剤、顔料、加工助剤、可塑剤などを添加してら
よい。
さらに本発明の油用シール材は、プレス成形などの各種
成形方法が適応でき、パツキンや栓などの用途にあわせ
た形状に成形加工することができる。
(発明の効果) 本発明の油用シール材は、熱可塑性樹脂および/まなは
エラストマーからなる基材に分散せしめた特定の架橋重
合体と基材との相互作用により、油と接触した際に油を
吸収して速やかに適度に膨潤するため、油に対する高い
シール効果を示す。
さらに、油を吸収した後のシール材に形くずれか起こら
ず所定の形状を長時間安定に保持できるため、長期にわ
たる連続使用にも充分に適応できるものである。
従って、本発明の油用シール材は、油用配管の継ぎ手部
分のシール材、漏油に対する止油剤、油用栓あるいは各
種パツキンなどとして幅広く利用でき、産業上の発展に
大きく貢献できるものである。
(実施例) 次に、本発明について、実施例をあげて詳細に説明する
が、本発明はこれだけに限定されるものではない。なお
、例中に特に断わりのない限り部は重量部を表わすもの
とする。
実施例 1 温度計、撹拌機、カス導入管および還流冷却器を備えた
500m1フラスコに、ゼラチン3部を水300部に溶
解して仕込み、攪拌下フラスコ内を窒素置換し、窒素気
流下に40℃に加熱した。その後、単量体(A)として
ノニルフェニルアクリレート(SP値: 8.3)99
.794部、架橋性単量体(B)として1,6−ヘキサ
ンジオールジアクリレート0.206部および重合開始
剤としてベンゾイルパーオキシド0.5部からなる溶液
をフラスコ内に一度に加え、400rpmの条件下で激
しく撹拌した。
ついで、フラスコ内の温度を80℃に昇温し、同温度で
2時間維持して重合反応を行い、その後さらにフラスコ
内を90℃に昇温し、2時間維持して重合反応を完了さ
せた。重合完了後、粒状の生成物をろ別し、水で洗浄し
た後60’Cで乾煉させることにより、粒径100〜1
000μmの架橋重合体〈1)を得た。
得られた架橋重合体(1)20部およびクロロブレンゴ
ム80部をロールで70℃にて15分間混練した後、混
練物を100℃でプレス加工することにより、2部m厚
のシート状に成形された油用シール材(1)を得た。
実施例 2 実施例Iにおいて、単量体(A)としてヘキサテシルメ
タクリレート(SP値ニア、8)49゜930部および
N−オクチルメタクリルアミド(SP値:8.6)49
.930部、架橋性単量体(B)としてジビニルベンゼ
ン0.140部を代わりに用いた以外は、実施例1と同
様の方法により粒径100〜1000μmの架橋重合体
(2)を得た。
得られた架V#重合体(2>40部およびエチレン−プ
ロピレンゴム60部を150℃に加熱されたバンバリー
ミキサ−で4分間混練した後、混練物を90℃でプレス
加工することにより、2m+厚のシート状に成形された
油用シール材(2)を得た。
実施例 3 実施例1において、単量体(A)としてドデシルアクリ
レート(SP値: 7.9)50.302部およびN、
N−ジオクチルアクリルアミド(SP値:3.2)33
.535部、架橋性単量体(B)としてポリプロピレン
グリコールジメタクリレート(分子量4000)16.
163部を代わりに用いた以外は、実施例1と同様の方
法により粒径100〜1000μmの架橋重合体(3)
を得た。
得られた架橋重合体(3)20部をヘキサメチレンジイ
ソシアネート11.507部およびポリプロピレングリ
コール(分子量1000>68゜493部からなる混合
溶液に混合分散した後、ジ−〇−ブチルスズジラウレー
ト0.1部を添加した0次いで、この混合溶液をステン
レス製バットに厚さ2厘になるように充填し、恒温槽中
で50℃に2時間加温して硬化反応を行うことにより、
21mN、のシート状に成形された油剤シール材(3)
を得た。
実施例 4 温度計およびカス導入管を偏えたカラス製注型重合用型
<15X15x0.5co)に、単量体(A)としてド
デシルアクリレート(SP値ニア、9)99.823部
、架橋性単量体(B)としてエチレングリコールジアク
リレート0.177部および重合開始剤として2,2′
−アゾビスジメチルバレロニトリル0.1部からなる混
合溶液を注入し、窒素気流下50℃で2時間加熱して重
合反応を行い、その後80℃に昇温し、2時間維持して
重合を完了させた9放冷後ゲル状物を型から剥離させ、
架橋重合体(4)を得た。
得られた架橋重合体(4)20部およびエチレン−酢酸
ビニル共重合体80部をロールで100°Cにて15分
間混練した後、混練物を100℃でプレス加工すること
により、2關厚のシート状に成形された油剤シール材(
4)を得た。
実施例 5 実施例4において、単量体(A)としてt−ブチルスチ
レン(SP値+ 7.9)54.881部および1−デ
セン(SP値ニア、 0’)44.903部、架橋性単
量体(B)としてジビニルベンゼン0.216部を代わ
りに用いた以外は、実施例4と同様の方法により架橋重
合体(5)を得た。
得られた架橋重合体(5)を粒径500〜3000μm
に粉砕した粉砕物20部、クロロプレンゴム70部、酸
化亜鉛4部、酸化マグネシウム4部、ステアリン酸0.
5部および2−メルカプトベンゾチアゾール1.5部を
ロールで80°Cにて15分間混練したのち、混練物を
140℃で45分間プレス加硫することにより、211
tI厚のシート状に成形された油剤シール材(5)を得
た。
実施例 6 温度計、撹拌機、カス導入管、2本の滴下ロートおよび
還流冷却器を備えた5 00 mlフラスコにポリエチ
レングリコール(重合度17)モノノニルフェニルエー
テル3部および水100部を仕込み、300rpmの条
件下で撹拌しながら窒素置換し、窒素気流下に70℃に
加熱した。
一方、窒素気流下に70℃を酵持しながら、単量体(A
)としてオクチルメタクリレート(SP値+7.8)4
9.497部とステアリルメタクリレート(SP値: 
7.8)49.497部および架橋性単量体(B)とし
てヘキサメチレンジメタクリレート1.006部からな
る単量体をポリエチレングリコール(1部合度17)モ
ノノニルフェニルエーテル3部を水150部に溶解した
水溶液中でホモジナイザーを用いて5000rpmで1
0分間混合し、単量体の水分散液253部を調製した。
また、過硫酸ナトリウム1部を水50部に溶解し、重合
開始剤の水溶液51部を調製した。
この単量体の水分散液および重合開始剤の水溶液をそれ
ぞれ別の滴下ロートに仕込み、単量体の水分散M50s
と重合開始剤の水溶液5部をフラスコヘー度に滴下し、
重合を開始した。その後、残りの単量体の水分散液を1
20分かけて滴下し、同時に残りの過硫酸ナトリウムの
水溶液を240分かけて滴下した2滴下終了後、さらに
70℃で120分間維持して重合を完結させ、平均粒子
径0.2μの架橋重合体(6)を水分散体(v!J脂分
:25.3重量%)を得た6 得られた架橋重合体(6)の水分散体18.005部に
スチレン−ブタジェンゴムの水分散体く樹脂分=50重
量%)81.995部を加えて混合した後、混合液を1
10℃で加熱乾燥することにより、2關厚のシート状に
成形された油田シール材(6)を得な。
実施例 7 実施例4において、単量体(A+としてドデシルアクリ
レート(SP値ニア、9)74.777部およびヒドロ
キシエチルアクリレート(SP値:10.3)24.9
26部、架橋性単量体(B)として1,6−ヘキサンジ
オールジアクリレート0.297部を代わりに用いた以
外は、実施例4と同様の方法により架橋重合体(7)を
得た。
得られた架橋重合体(7)20部およびエチレン−酢酸
ビニル共重合体80部をロールで100゛Cにて15分
間混練した後、混練物を100℃でプレス加工すること
により、2酊厚のシート状に成形された油用シール材(
7)を得た。
比較例 1 実施例4において、ドデシルアクリレートの量を73.
846部に、エチレングリコールジアクリレートの量を
26.154部にそれぞれ変更した以外は、実施例4と
同様の方法により2酊厚のシート状に成形された比較油
剤シール材(1)を得た。
比較例 2 実施例4において、ドデシルアクリレート99゜823
部の変わりにドテシルアクリレート39854部および
メタクリル酸(SP値+10.1)59.780部を用
い、エチレングリコールジアクリレートの量を0.36
6部に変更した以外は、実施例4と同様の方法により2
ffi11厘のシート状に成形された比較油剤シール材
(2)を得た。
比較例 3 実施例4において、エチレングリコールジアクリレート
を用いなかった以外は、実施例4と同様の方法により2
Ml厚のシート状に成形された比較油剤シール材(3)
を得た。
実施例 8(膨潤性試験) 実施例1〜7で得られた油用シール材(1)〜(7)お
よび比較例1〜3で得られた比較油剤シール材(1)〜
(3)のそれぞれ2gをスピンドル油またはケロシン中
に1時間浸漬した後、膨潤後の各シール材を引き上げて
、膨潤前後の重量変化より膨潤率を下記の計算式に従い
算出した。
膨潤率(%) −((膨潤後のシール材重量−膨潤前のシール材重量)
/膨潤前のシール材重量+X100結果を第1表に示す
6 実施例 9(止油能試験) 実施例1〜7で得られた油用シール材(1)〜(7)お
よび比較例1〜3で得られた比較油剤シール材(1)〜
(3)のそれぞれを平面メクラフランジ継手部分に面圧
200kr/−となるように装着し、スピンドル油によ
り内圧501qr/dTを維持し、1時間後および5時
間後のスピンドル油の漏れの状況を目視により観察した
結果を第1表に示す。
第 表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶解度パラメーター(SP値)が9以下の単量体を
    主成分としてなる分子中に1個の重合性不飽和基を有す
    る単量体(A)80〜99.999重量%および分子中
    に少なくとも2個の重合性不飽和基を有する架橋性単量
    体(B)0.001〜20重量%(ただし単量体(A)
    および(B)の合計は100重量%である)からなる単
    量体成分を重合して得られる架橋重合体( I )を熱可
    塑性樹脂および/またはエラストマーからなる基材(I
    I)に分散せしめてなる油用シール材。 2、単量体(A)が、少なくとも1個の炭素数3〜30
    の脂肪族炭化水素基を有し、且つアルキル(メタ)アク
    リレート、アルキルアリール(メタ)アクリレート、ア
    ルキル(メタ)アクリルアミド、アルキルアリール(メ
    タ)アクリルアミド、アルキルスチレンおよびα−オレ
    フィンからなる群より選ばれる少なくとも1種の不飽和
    化合物(a)を主成分としてなるものである請求項1記
    載の油用シール材。 3、単量体(A)が、請求項2記載の不飽和化合物(a
    )を単量体(A)中に50重量%以上含有してなるもの
    である請求項2記載の油用シール材。 4、架橋重合体( I )および基材(II)の配合割合が
    架橋重合体( I )が1〜75重量%の範囲、基材(II
    )が25〜99重量%の範囲である請求項1記載の油用
    シール材。
JP2205101A 1990-01-29 1990-08-03 油用シール材 Pending JPH0489883A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2205101A JPH0489883A (ja) 1990-08-03 1990-08-03 油用シール材
AU70039/91A AU651567B2 (en) 1990-01-29 1991-01-19 Oil-absorbent polymer and use therefor
DE69101851T DE69101851T2 (de) 1990-01-29 1991-01-29 Ölabsorbierendes Polymer und dessen Verwendung.
EP91300645A EP0441512B1 (en) 1990-01-29 1991-01-29 Oil- absorbent polymer and use therefor
AT9191300645T ATE105209T1 (de) 1990-01-29 1991-01-29 Oelabsorbierendes polymer und dessen verwendung.
CA002035216A CA2035216A1 (en) 1990-01-29 1991-01-29 Oil-absorbent polymer and use therefor
US08/126,731 US5374600A (en) 1990-01-29 1993-09-27 Oil-absorbent polymer and use therefor
US08/579,888 US5641847A (en) 1990-01-29 1995-12-28 Oil-absorbent polymer and use therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2205101A JPH0489883A (ja) 1990-08-03 1990-08-03 油用シール材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0489883A true JPH0489883A (ja) 1992-03-24

Family

ID=16501436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2205101A Pending JPH0489883A (ja) 1990-01-29 1990-08-03 油用シール材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0489883A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001010972A1 (fr) * 1999-08-06 2001-02-15 Nichiban Company Limited Materiau d'etancheite photodurcissable
JP2011247098A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Sanyo Electric Co Ltd 電動送風機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001010972A1 (fr) * 1999-08-06 2001-02-15 Nichiban Company Limited Materiau d'etancheite photodurcissable
JP2001049237A (ja) * 1999-08-06 2001-02-20 Nichiban Co Ltd 光硬化型シーリング剤
JP2011247098A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Sanyo Electric Co Ltd 電動送風機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
PL181430B1 (pl) o wysokiej zawartosci cial stalych i kompozycja uszczelniajaca PL PL PL PL PL PL
CN111183163B (zh) 丙烯酸类橡胶
JP6151380B2 (ja) アクリレート−スチレン−アクリロニトリル重合体及び熱可塑性樹脂組成物
JPH0489883A (ja) 油用シール材
EP0470650A2 (en) Water-absorbent polymer and its method of production
JP3083594B2 (ja) 膨潤性吸油剤の製造方法
JPS6071623A (ja) カルボキシル含有ポリマ−の製造方法
JPH0680955A (ja) 粒状吸油剤の製造方法
WO2023026841A1 (ja) アクリルゴムの製造方法
KR101003326B1 (ko) 염화비닐계 공중합 수지의 제조 방법
JPH0657007A (ja) 樹脂の艶消し方法
JPH06145257A (ja) アクリル系共重合ゴムの製造法およびその組成物
JP3323419B2 (ja) 吸水又は保水剤並びにその製造方法
JPS6131450A (ja) 耐塩性水膨潤材
JPH0713116B2 (ja) アクリル酸エステル系エラストマ−の製造方法
JP3440781B2 (ja) 樹脂組成物、それを成形してなる人造大理石及びその製造方法
KR100864007B1 (ko) 아크릴계 재유화형 수지, 그 제조방법, 및 이를 포함하는시멘트 조성물
JPH0225923B2 (ja)
JP3376614B2 (ja) 加硫性アクリルゴム組成物
JP3387547B2 (ja) アクリレート系重合体エラストマーおよびその加硫性組成物
WO2024070638A1 (ja) アクリルゴム、ゴム組成物、及び架橋物
JPH1150046A (ja) シーリング材組成物
CN114616257A (zh) 丙烯酸酯橡胶、橡胶组合物及其交联物、以及橡胶软管
JP2733190B2 (ja) 吸油剤
JP4376442B2 (ja) 塩化ビニル系樹脂、その製造方法及び成形体