JPH048984B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH048984B2
JPH048984B2 JP2134571A JP13457190A JPH048984B2 JP H048984 B2 JPH048984 B2 JP H048984B2 JP 2134571 A JP2134571 A JP 2134571A JP 13457190 A JP13457190 A JP 13457190A JP H048984 B2 JPH048984 B2 JP H048984B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slave station
signal
line
tone signal
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2134571A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03205947A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2134571A priority Critical patent/JPH03205947A/ja
Publication of JPH03205947A publication Critical patent/JPH03205947A/ja
Publication of JPH048984B2 publication Critical patent/JPH048984B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、電話回線に接続され、送受信機を備
えた親局と、無線で結ばれた子局で構成され、親
局を介して子局が外線と接続されるコードレス電
話装置に関する。
(ロ) 従来の技術 最近、携帯用子局から親局を介して外線と通話
することが出来ると共に、親局間でインターホン
として自由に通話出来るコードレス電話装置が開
発されているが、携帯用子局は従来の電話機のよ
うに受話器の上げ下げでフツクスイツチを制御す
る方式でなく、単に操作スイツチのON・OFFに
より動作モードが制御されるようになつている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 而して、上記構成において、不用意に操作スイ
ツチがONにされると、外線との通話回線が形成
され受話機を取り上げたと同じ状態となり、外線
に着信があつても伝達されないという問題が生じ
ていた。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明のコードレス電話装置は、電話回線に接
続され、送受信機を備えた親局と、無線で結ばれ
た子局で構成され、親局を介して子局が外線と接
続されるコードレス電話装置において、子局から
の制御信号の受信により外線と子局間の回線を形
成する手段と、該回線の形成から所定時間経過後
子局を受信待機状態に復帰させる手段と、外線と
子局間の回線の形成後における子局のダイヤル発
信操作に基づいて前記復帰手段を不動作にする手
段で構成したものである。
(ホ) 作用 本発明は、上記の様に構成したものであるか
ら、子局と外線の回路が形成されてから所定時間
内にダイヤル操作が行なわれない場合には、自動
的に子局を受信待機状態に復帰させることにな
る。
(ヘ) 実施例 以下本発明の実施例を図面と共に説明する。
第1図は親局の構成を示す図で、は端子L
1,L2で外線に接続され、端子L3,L4で既
設の電話機2に接続された送受信機で、電話機2
の一方の端子L3が外線端子L2に直接接続され
ると共に、他方の端子L4は後述するリレー接点
RYS−4,RYS−31を介して外線端子L1に
接続されている。3は子局への送信信号及び子局
からの受信信号を出力するハイブリツドトランス
回路で、第3図に示すようにトランスT1,T2
で構成されており、コイルl1,l4が直列接続
され、リレー接点RYS−4,RYS−21,RYS
−61を介して外線L1,L2に接続され送信信
号がコイルl6から取り出され、受信信号がコイ
ルl3に入力されるよう構成されている。4はハ
イブリツドトランス回路3から出力された送信信
号を増幅する低周波増幅回路で、増幅出力は送信
回路5に導かれアンテナ6より送信されるよう構
成されている。は子局よりの送信電波を受信す
る通常のヘテロダイン受信回路で、周波数変換回
路8、中間周波増幅回路9、検波回路10及び低
周波増幅回路11で構成されており、低周波増幅
回路11の出力がハイブリツドトランス回路3に
導かれている。尚、この場合送信電波と受信電波
は異なる周波数を使用しており、同時通話を可能
にしている。
12は子局を呼び出す際作動する周波数f1の
トーン信号f1発生回路で、トーン信号f1は混
合器13を介し送信回路5に導かれ搬送波を変調
しアンテナ6より送信される。このトーン信号f
1発生回路12は、呼出しスイツチ14の操作時
及び第1ベル信号検知回路15が外線からの着信
を検出した時、又更に親局が受信した通話を子局
に転送する時、トーン信号f1を発生するよう
ORゲートOR1及びリレー接点RYS−22を介
して制御信号が供給されている。16,17,1
8は子局から送信されるトーン信号f2,f3,
f4を検出するトーン信号検出回路で、検波回路
10の出力がそれぞれ導かれトーン信号を検出す
るよう構成されている。尚、夫々のトーン信号f
2,f3,f4は、f2が子局が送信状態にある
ことを示し、f3が子局がインターホン操作して
いることを示し、更にf4が子局が親局に対し転
送操作していることを示しており、このトーン信
号の検出で親局を制御するよう構成されている。
RY−1はORゲートOR1の出力とトーン信号f
2がORゲートOR2を介してベースに入力され
たトランジスタQ1の導通で励磁される第1リレ
ーで、リレーの励磁でリレー接点RYS−1が閉
成されることにより、低周波増幅回路4並びに送
信回路5に電源を供給し親局を送信状態に設定す
る。RY−2はトーン信号f2の検出によるトラ
ンジスタQ2の導通で励磁される第2リレーで常
開のリレー接点RYS−21を閉成することによ
り子局への回線を接続すると共に常閉のリレー接
点RYS−22を開路することにより、子局が送
信状態にある時トーン信号f1を発生させないよ
う作用する。RY−3はトーン信号f2と、トー
ン信号f3のインバーター出力と、後述する子局
回線制御回路25のインバーター出力が入力され
たANDゲートA1の出力によるトランジスタQ
3の導通で励磁される第3リレーで、常閉のリレ
ー接点RYS−31,RYS−32を開路すること
により親局の電話機2の回路を遮断するよう作用
する。P1はトランジスタQ3の導通で点灯され
る発光表示素子で、子局が外線と通話中であるこ
とを表示する。又、この第3リレーRY−3はリ
レー接点RYS−64を介して電源に接続されて
おり、リレー接点RYS−64がOFFでは励磁さ
れないよう構成されている。RY−4はトーン信
号f3と“H”レベル信号がリレー接点RYS−
65を介して入力されたANDゲートA2の出力
と、後述する子局回線制御回路25の出力が入力
されたORゲートOR3の出力によるトランジス
タQ4の導通で励磁される第4リレーで、シヨー
テイングタイプのリレー接点RYS−4をA側の
常閉接点からB側の常開接点に切換えることによ
り、親局と子局間のインターホン通話時外線を第
2ベル信号検知回路19に接続するよう作用す
る。P2はトランジスタQ4の導通で点灯される
発光表示素子でインターホン通話中であることを
表示する。
20は呼出しスイツチ信号S1、回線接続検知
回路21の出力信号S2、子局回線制御回路25
の出力信号S3、転送スイツチ信号S4及びトー
ン信号f4を入力とした保留制御回路で、親局か
ら子局へあるいは子局から親局へ転送する際、転
送操作で出力を発生することにより、トランジス
タQ5の導通で第5リレーRY−5を励磁し、リ
レー接点RYS−5を閉成して外線に対し保留状
態に保持すると共にダイオードD1を介してトー
ン信号f1発生回路12を作動することによりト
ーン信号f1を発生させるよう作用する。P3は
トランジスタQ5の導通で点灯される発光表示素
子で保留状態を表示する。前記保留制御回路20
は、第4図に示すように構成されておりトーン信
号F4と呼出しスイツチ信号S1が入力された
ANDゲートA3の出力が、ORゲートOR5を介
してフリツプフロツプFF−1のセツト端子Sに
入力されると共に、転送スイツチ信号S4と、回
線接続検知回路21の出力信号S2が入力された
ANDゲートA4の出力が第1の入力に接続され、
第2の入力にフリツプフロツプFF−1のリセツ
ト出力が接続され、更に第3の入力にはAND
ゲートA3の出力でセツトされ、子局回線制御回
路25よりの信号S3でリセツトされるフリツプ
フロツプFF−2のリセツト出力が入力された
ANDゲートA5の出力が、ORゲートOR5を介
してフリツプフロツプFF−1のセツト端子Sに
入力されている。又、フリツプフロツプFF−1
のリセツト端子Rには前記ANDゲートA4の出
力と、フリツプフロツプFF−1のセツト出力Q
が入力されたANDゲートA6の出力が接続され、
フリツプフロツプFF−1のセツト出力Qがトラ
ンジスタQ5のベースに供給されている。
21は親局の電話機2の受信器が取り上げら
れ、回線が接続されたことを検出する回線接続検
知回路で、トランジスタQ6を導通させることに
より、第6リレーRY−6の励磁で、常閉のリレ
ー接点RYS−61を開路し子局への回線を遮断
すると共に、常開のリレー接点RYS−62の閉
成で回線使用信号発生回路22を駆動し、回線使
用信号であるトーン信号f5を発生するよう作用
する。この回線接続検知回路21は、回線接続時
と非接続時で回線電圧が変化することを検出する
もので、第5図に示すように全波整流回路23
と、電圧比較器24で構成され、回線接続で回線
電圧が設定電圧以下に低下した際、電圧比較器2
4から出力を発生しトランジスタQ6を導通する
よう作用する。
25は呼出しスイツチ信号S1、トーン信号f
2、トーン信号f4及び転送スイツチ信号S4を
入力とした子局回線制御回路で、トランジスタQ
7を導通させることにより第7リレーRY−7を
励磁し、常閉のリレー接点RYS−7を開路する
ことにより、第6リレーRY−6を不動作にする
よう作用する。前記子局回線制御回路25は、第
6図に示すように三つのフリツプフロツプFF−
3,FF−4,FF−5で構成され、フリツプフロ
ツプFF−3は呼出しスイツチ信号S1とトーン
信号f2の一致で開かれるANDゲートA7出力、
あるいはトーン信号f2が存在している時、転送
スイツチ26の操作によるワンシヨツトマルチバ
イブレーター27の出力発生で開かれるANDゲ
ートA8の出力でセツトされるよう、ANDゲー
トA7,A8がORゲートOR6を介してセツト
端子Sに接続され、トーン信号f2の立下り時リ
セツトされるようトーン信号f2の立下りでパル
スを発生するパルス発生器28の出力がORゲー
トOR7を介してリセツト端子Rに接続され、セ
ツト出力QがトランジスタQ7のベースに導かれ
ている。又、フリツプフロツプFF−4は前記
ANDゲートA7出力がセツト端子Sに接続され、
前記パルス発生器26の出力とワンシヨツトマル
チバイブレーター27の出力がORゲートOR8
を介してリセツト端子Rに接続され、セツト出力
Qが一方に呼出しスイツチ信号S1が入力された
ORゲートOR9を介し、ORゲートOR−3の一
方の入力に導かれている。そしてフリツプフロツ
プFF−5は呼出しスイツチ信号S1とトーン信
号f4の一致で開かれるANDゲートA9出力に
よりセツトされ、ワンシヨツトマルチバイブレー
ター27の出力でリセツトされるよう構成され、
セツト出力は遅延回路29と、一方の入力にワン
シヨツトマルチバイブレーター27の出力が入力
されたANDゲートA10を介して前記ORゲート
OR7に接続され、フリツプフロツプFF−3をリ
セツトするよう構成されている。又、パルス発生
器28の出力は、保留制御回路20のフリツプフ
ロツプFF−2のリセツト端子に入力されている。
30は第2ベル信号検知回路19の出力及び呼
出し信号制御回路31の出力が、ORゲートOR
4を介して入力された呼出し信号発生回路で、イ
ンターホン通話時外線からの着信で、あるいは子
局からインターホンとして呼出しの際駆動される
もので、スピーカー32より呼出し信号を発生す
る。
第1,第2ベル信号検知回路15,19は、第
7図に示すようにネオンランプ33とCds34よ
りなるホトセル35と、トランジスタQ9で構成
されており外線に着信があるとベル信号によりネ
オンランプ33が点灯され、Cds34の抵抗値の
低下でトランジスタQ9が導通されることによ
り、エミツタから出力信号が取り出されるよう作
動する。
又、呼出し信号制御回路31は、第8図に示す
ように、呼出しスイツチ信号S1とトーン信号f
3を入力としたANDゲートA11の出力により
セツトされ、トーン信号f3の立下り時パルスを
発生するパルス発生器36の出力によりリセツト
されるフリツプフロツプFF−6と、該フリツプ
フロツプFF−6のリセツト出力と、トーン信
号f3を入力としたANDゲートA12で構成さ
れており、トーン信号f3の発生で駆動されてい
る呼出し信号発生回路30の動作を呼出しスイツ
チ14の操作でフリツプフロツプFF−6をセツ
トすることにより停止するよう作用する。
RY−8は前記回線使用信号発生器22を駆動
する第8リレーで、リセツト回路37の出力によ
るトランジスタQ8の導通で励磁され、リレー接
点RYS−8を閉成することにより電源を供給し
トーン信号f5を発生させる。リセツト回路37
は第9図に示すよう構成されるもので、転送スイ
ツチ信号S4によりセツトされ、トーン信号f2
の立下り時パルスを発生するパルス発生器38の
出力によりリセツトされるフリツプフロツプFF
−7と、トーン信号f2とORゲートOR3の出
力信号S5のインバーター出力と、前記フリツプ
フロツプFF−7のリセツト出力が入力された
ANDゲートA13と、ANDゲートA13の出力
発生で起動され、所定時間経過後、パルス出力を
発生するタイマー回路39とANDゲートA13
出力の立下り時パルスを発生するパルス発生器4
0の出力でセツトされ、前記パルス発生器38の
出力でリセツトされるフリツプフロツプFF−8
と、タイマー回路39出力と、フリツプフロツプ
FF−8のリセツト出力を入力としたANDゲー
トA14で構成され、ANDゲートA14出力が
トランジスタQ8のベースに入力されている。
尚、パルス発生器38は、前段にローパスフイル
タが設けられており、ダイヤルパルスの如き高速
パルスには応答せず、またパルス発生器40はダ
イヤルパルスに応答するように設定されている。
また、パルス発生器38は、ローパスフイルタに
より遅延してパルスを発生することになる。41
はリレー接点RYS−32と直列接続されたリセ
ツトスイツチで、任意に回線使用信号発生回路2
2を駆動し、トーン信号f5を発生するよう作用
する。
第2図は子局の構成を示す図で、42は親局よ
りの送信電波を受信する受信部で、43は親局へ
向け電波を送信する送信部である。受信部42
ヘテロダイン受信機を構成する周波数変換回路4
4、中間周波増幅回路45、検波回路46、低周
波増幅回路47及びスピーカー48と、トーン信
号f1検出回路49と、トーン信号f1の発生で
駆動され、出力が混合器50を介して低周波増幅
回路47に導かれた呼出し信号発生回路52と、
同じくトーン信号f5検出回路53と、トーン信
号f5がANDゲートA15を介して入力され、
トーン信号f5の発生で駆動され、出力が混合器
50に導かれた回線使用信号発生回路54と、搬
送波検出回路55と、該回路出力により導通され
るトランジスタQ10と、発光表示素子P4で構
成されている。
一方送信部43はマイクロホン56の出力を増
幅する低周波増幅回路57と、トーン信号f2,
f3,f4の発生回路58,59,60と、ダイ
ヤルパルス発生回路61と、前記低周波増幅回路
57出力、トーン信号f2,f3,f4及びダイ
ヤルパルス発生回路61出力により、搬送波を変
調し送信する送信回路62とスイツチ回路63
構成され、スイツチ回路63により前記各回路は
適宜動作モードに設定される。スイツチ回路63
は復帰型の応答スイツチ64、インターホンスイ
ツチ65及び転送スイツチ66よりなり、応答ス
イツチ64とインターホンスイツチ65は、操作
の度にフリツプフロツプFF−9,FF−10を交
互にセツトリセツトするべくANDゲートA16,
A17,A18,A19及びORゲートOR10,
OR11で構成されると共に、ORゲートOR1
0,OR11の一方の入力には、受信部42のト
ーン信号f5検出回路53よりのトーン信号f5
の発生で動作するワンシヨツトマルチバイブレー
ター67の出力が入力され、トーン信号f5の発
生でもフリツプフロツプFF−9,FF−10をリ
セツトするよう構成されている。フリツプフロツ
プFF−9のセツト出力Qは、前記低周波増幅回
路57、送信回路62及びトーン信号f2発生回
路58に電源を供給し、フリツプフロツプFF−
10の出力は、トーン信号f3発生回路59に電
源を供給すると共にダイオードD2を介しトーン
信号f2発生回路58等にも電源を供給してい
る。又、フリツプフロツプFF−9,FF−10の
出力は受信部42へ供給されORゲートOR12
を介してANDゲートA15に入力されている。
転送スイツチ66は閉成操作されるとトーン信号
f4発生回路60に電源を供給すると共に、ダイ
オードD3を介してトーン信号f3発生回路59
にも電源を供給し、トーン信号f3,f4を発生
するよう作用する。P5は応答スイツチ64及び
インターホンスイツチ65の操作で点灯される発
光表示素子で、送信状態であることを表示し、又
P6はインターホンスイツチ65及び転送スイツ
チ66の操作で点灯される発光表示素子で、イン
ターホン状態にあることを表示する。
68は充電可能なバツテリーで、電源スイツチ
69を介して受信部42及び送信部43に電源を
供給するよう構成されており、電源スイツチ69
の閉成で受信部42に電源が供給され受信待機状
態に設定される。
次に斯る構成よりなる本発明の動作につき説明
する。
親局、子局とも電源スイツチが閉成され受信部
は受信待機状態に設定されているものとし、先ず
親局、子局間で自由に通話を行なうインターホン
動作につき説明する。
通話に際し、親局から子局を呼び出す場合につ
き第10図と共に説明する。この時親局は先ず電
話機2の受信機を取り上げ(第10図T1)呼出
しスイツチ14を閉成操作する(第10図T2)。
呼出しスイツチ14の閉成で、子局回線制御回路
25のORゲートOR9及びORゲートOR3を介
してトランジスタQ4が導通されることにより第
4リレーRY−4が励磁され、リレー接点RYS−
4をA側からB側接点に切換え、外線L1,L2
と電話機2との接続を遮断すると共に、ORゲー
トOR1,OR2を介してトランジスタQ1を導
通させ、且つORゲートOR1を介してトーン信
号f1発生回路12を駆動する。従つて第1リレ
ーRY−1が励磁され、リレー接点RYS−1の閉
成で、送信回路5が動作されトーン信号f1がア
ンテナ6より送信される。親局よりトーン信号f
1が送信されると、受信待機状態にある子局でト
ーン信号f1が受信され、トーン信号f1検出回
路49によるトーン信号f1の検出で、呼出し信
号発生回路52が駆動されることにより、呼出し
信号がスピーカー48より発生され子局の呼出し
が行なわれる。
スピーカー48よりの呼出し信号を聞いた子局
の人は、応答スイツチ64を閉成操作する(第1
0図T3)。これ以前フリツプフロツプFF−9は
リセツト状態にある為、応答スイツチ64の閉成
でANDゲートA16が開かれることにより、フ
リツプフロツプFF−9がセツトされ低周波増幅
回路57、送信回路62及びトーン信号f2発生
回路58に電源が供給され、トーン信号f2が送
信される。トーン信号f2の送信で親局では、そ
れを受信し、トーン信号f2検出回路16により
トーン信号f2を検出する。トーン信号f2の検
出でORゲートOR2を介してトランジスタQ1
を導通し続けることにより、呼出しスイツチ14
が操作解除された後も第1リレーRY−1を励磁
し送信状態を保持すると共に、トランジスタQ2
の導通で第2リレーRY−2が励磁されリレー接
点RYS−21を閉成しRYS−22を開路するこ
とにより、電話機2と子局間の回線を形成すると
共にトーン信号f1の送信を停止することにより
子局の呼出し信号を停止する。したがつて、呼出
しスイツチ14が操作され続けた場合に、子局の
呼出し信号が鳴り続けるのを防止する。更にトー
ン信号f2の発生により子局回線制御回路25の
ANDゲートA7が開かれ、フリツプフロツプFF
−3,FF−4がセツトされると、フリツプフロ
ツプFF−4のセツト出力がORゲートOR9,OR
3を介してトランジスタQ4に供給されることに
より、第4リレーRY−4を励磁し続けると共
に、フリツプフロツプFF−3のセツト出力のト
ランジスタQ7への供給でトランジスタQ7が導
通し第7リレーRY−7を励磁してリレー接点
RYS−7を開路する。このリレー接点RYS−7
の開路で最初に親局の電話機2の受話器を取り上
げることにより、回線接続検知回路21の作動で
励磁されていた第6リレーRY−6が不動作にな
り、リレー接点RYS−61が復帰することによ
り前述したリレー接点RYS−21の閉成と相俟
つて親局と子局間が接続される。
これら前述の動作は瞬時に行なわれるもので、
親局は子局からの応答の音声を聞いたら呼出しス
イツチ14の操作を解除する。呼出しスイツチ1
4の解除後も前述のように回線は保持されてお
り、親局の音声はハイブリツドトランス回路3の
コイルl6から送信回路5に導かれ送信され、子
局のスピーカー48で再生されると共に、子局の
音声は親局のハイブリツドトランス回路3のコイ
ルl3に導かれ、受話機で再生されることによ
り、相互自由に通話することができる。
この後、子局より通話を終了する時は、応答ス
イツチ64を再度操作する(第10図T4)。こ
れにより、ANDゲートA17が開かれてフリツ
プフロツプFF−9がリセツトされトーン信号f
2の送信が停止される。親局ではトーン信号f2
の消失により、第1,第2リレーRY−Y,RY
−2が不動作になると共に、子局回線制御回路2
5のフリツプフロツプFF−3,FF4が、トーン
信号f2の立下りによるパルス発生器28のパル
ス発生でリセツトされることにより、第4,第7
リレーRY−4,RY−7が不動作になり初期状
態の受信待機状態に復帰される。
また、通話終了の確認後、親局より通話を終了
する時は、リセツトスイツチ41を閉成操作すれ
ばよい。つまり、インターホン通話中は、第3リ
レーRY−3の不動作でリレー接点RYS−32が
閉じており(尚、リレー接点RYS−8,RYS−
62は開かれたままである)、リセツトスイツチ
41が操作されると、回線使用信号発生回路22
の駆動でトーン信号f5が送信される。子局にお
いてトーン信号f5が検出されるとワンシヨツト
マルチバイブレーター67が動作されることによ
り、フリツプフロツプFF−9をリセツトするこ
とができ前述のように初期状態に復帰させること
ができる。
而して、このように、親局から子局を受信待機
状態に復帰させることができるので、子局側で復
帰操作を忘れ、親局間がインターホンモードに保
持され、電話機2がリレー接点RYS−4により
外線と遮断されたままという状態を防止すること
ができる。
前述の説明は親局から子局の呼出しの場合であ
つたが、次に子局から親局を呼出す動作につき、
第11図と共に説明する。
子局からの呼出しはインターホンスイツチ65
を閉成操作することにより行なわれる(第11図
T1)。即ちインターホンスイツチ65の閉成に
よりANDゲートA18が開かれ、フリツプフロ
ツプFF−10がセツトされると、トーン信号f
3発生回路59が駆動されると共に、ダイオード
D2を介して送信回路62、トーン信号f2発生
回路58が駆動されることにより、トーン信号f
2,f3が子局から送信される。子局よりのトー
ン信号f2,f3を受信した親局ではトーン信号
f2検出回路16によるトーン信号f2の検出
で、ORゲートOR2を介してトランジスタQ1
を導通させ第1リレーRY−1を励磁することに
より、送信回路5を動作させると共に、第2リレ
ーRY−2の励磁でリレー接点RYS−21を閉成
し回線を接続する。又、トーン信号f3検出回路
17によるトーン信号f3の検出で、ANDゲー
トA2が開かれることにより、ORゲートOR3
を介して第4リレーRY−4が励磁されると、前
述のようにリレー接点RYS−4をB側に切換え
外線を切離すと共に、呼出し信号制御回路31の
ANDゲートA12が開かれることにより、呼出
し信号発生回路30がORゲートOR4を介して
駆動されスピーカー32より呼出し信号を発生す
る。
そこで呼出し信号に気付いた親局の人は、応答
するに際し先ず呼出し信号を止めるべく呼出しス
イツチ14を閉成操作すると(第11図T2)、
呼出し信号制御回路31のANDゲートA11が
開かれることにより、フリツプフロツプFF−6
がセツトされ、ANDゲートA12が閉じて呼出
し信号発生回路30は動作を停止し呼出し信号は
鳴り止む。この時リレー接点RYS−22が開か
れていることにより、トーン信号f1は発生され
ない為、子局で呼出し信号は発生されない。又同
時に子局回線制御回路25のANDゲートA7が
開かれることにより、フリツプフロツプFF−3
がセツトされ、第7リレーRY−7を励磁する。
第7リレーRY−7の励磁で第6リレーRY−6
が不動作にされることにより、受話器を取り上げ
れば子局との回線が接続され、通話することがで
きる。
この後、子局より通話を終了する時は、インタ
ーホンスイツチ65を再度操作すればよい(第1
図T3)。これによりANDゲートA19が開かれ
てフリツプフロツプFF−10がリセツトされ、
トーン信号f2,f3の送信が停止される。トー
ン信号f2,f3の送信が停止されると、親局の
第1,第2,第4,第7リレーRY−1,RY−
2,RY−4,RY−7が不動作となり、初期状
態に復帰される。この時トーン信号f3の立下り
で呼出し信号制御回路31のパルス発生器36に
よるパルス発生でフリツプフロツプFF−6もリ
セツトされ初期状態に復帰される。
また、通話終了の確認後、親局より通話を終了
する時は、前述のようにリセツトスイツチ41を
閉成操作して子局のフリツプフロツプFF−10
をリセツトし、インターホンモードを解除すれば
よい。
尚、前述のようにインターホンとして子局と通
話中外線に着信があつた場合には、リレー接点
RYS−4がB側に切換つていることにより、ベ
ル信号が第2ベル信号検知回路19に導かれると
ホトセル35によりトランジスタQ9の導通で、
出力がORゲートOR4を介して呼出し信号発生
回路30に導かれることにより、呼出し信号をス
ピーカー32から発生する。したがつて親局は外
線に着信があつたことが分る。呼出し信号を聞い
た親局は、その旨子局に連絡し親局と子局の通話
を中止し外線に切換える。外線への切換えは、子
局に復帰操作してもらうか親局のリセツトスイツ
チ41を操作することにより、第4リレーRY−
4の不動作で、リレー接点RYS−4のA側への
切換復帰により、外線L1,L2が電話機2に接
続され外線と通話することができる。
次に親局、子局とも受信待機状態で外線に着信
があつた場合につき説明する。
この時親局のリレー接点RYS−4はA側に切
換わつていることにより、電話機2がベル信号に
より鳴動すると共に、ベル信号が第1ベル信号検
知回路15により検出されると、ORゲートOR
ゲート1,OR2を介して第1リレーRY−1を
励磁し送信状態にすると同時に、トーン信号f1
発生回路12の駆動でトーン信号f1を発生し、
トーン信号f1を送信することにより、子局でも
前述のように呼出し信号の発生で着信があること
が分る。
親局、子局同時に着信を確認している状態で先
ず親局が応答した場合の動作につき第12図と共
に説明する。親局は受話器を取り上げると通常の
電話と同様にして外像と通話することができる。
この時受話器を取り上げることにより(第12図
T2)、回線接続検知回路21の作動で第6リレ
ーRY−6が励磁されると、先ずリレー接点RYS
−61の開路で子局への回線を遮断することによ
り、親局と外線の通話が子局に聞かれるのを防止
し、リレー接点RYS−62,RYS−63が閉成
されることにより、回線使用信号のトーン信号f
5を送信する。したがつて子局が外線と通話しよ
うとして、あるいは親局とインターホン通話しよ
うとして、応答スイツチ64あるいはインターホ
ンスイツチ65を閉成操作すると、フリツプフロ
ツプFF−9,FF−10のセツトでORゲートOR
12を介してANDゲートA15に入力されるこ
とにより、トーン信号f5の検出でANDゲート
A15が開かれて回線使用信号発生回路54が駆
動され、スピーカ48より回線使用信号が発生さ
れることにより、子局に親局が現在外線と通話中
であることを知らせることができる。又リレー接
点RYS−64が開路されることにより子局の応
答スイツチ64の操作によるトーン信号f2の送
信で、親局のANDゲートA1が開かれ第3リレ
ーRY−3が動作しリレー接点RYS−31の開路
で親局と外線が切断されるのを防止する。更にリ
レー接点RYS−65の開路により、子局のイン
ターホンスイツチ65の操作によるトーン信号f
3の送信で、親局のANDゲートA2が開かれ第
4リレーRY−4が動作しリレー接点RYS−4が
B側に切換わることにより親局と外線が切断され
るのを防止する。このようにして親局が外線と通
話中は、その事が子局に指示されると共に、子局
でいかなる操作をしても親局の通話には影響を与
えない。尚、子局でインターホン操作すれば、ト
ーン信号f3の検出で前述のように呼出し信号発
生回路30が駆動されることにより、親局は子局
がインターホン通話を希望していることが分る。
通話終了後は受話器を戻すことにより初期状態に
復帰される(第12図T3)。
このようにして親局で受けた外線が実は子局の
人に受けてもらつた方が都合が良い場合がある。
その場合には相手方にその旨を告げ転送スイツチ
26を閉成操作すれば子局へ転送することができ
る(第13図参照)。即ち転送スイツチ26が閉
成されると(第13図T3)、保留制御回路20
のANDゲートA4,A5が開かれることにより、
フリツプフロツプFF−1のセツトで第5リレー
RY−5が励磁され、リレー接点RYS−5の閉成
で外線L1,L2が所定のインピーダンス素子Z
により短絡されることにより、外線が保留状態に
設定される。この時フリツプフロツプFF−1の
セツト出力がダイオードD1ORゲート1を介し
てトーン信号f1発生回路12及びORゲート
9,OR3に供給されることにより、トーン信号
f1が送信されると共に第4リレーRY−5の励
磁でリレー接点RYS−4はB側接点に切り換え
られる。トーン信号f1の受信により子局では呼
出信号発生回路52が駆動され呼出し信号をスピ
ーカー48より発生する。呼出し信号に気付いた
子局の人が応答スイツチ64を操作すると(第1
3図T4)、トーン信号f2の送信で親局の子局
回線制御回路25のANDゲートA7が開かれフ
リツプフロツプFF−3,FF−4のセツトで第7
リレーRY−7が励磁され第6リレーRY−6を
不動作にすることにより、第6リレーRY−6の
リレー接点RYS−61〜RYS−65は全て初期
状態に復帰し、子局とのインターホン回線が接続
される(このときトーン信号f2により第2リレ
ーRY−2が励磁され、リレー接点RYS−21は
閉成し、又リレー接点RYS−22は開放してト
ーン信号f1発生回路12からのトーン信号f1
の発生を停止させる)。この時、子局回線制御回
路25の出力によりANDゲートA1は開かれず
第3リレーRY−3は不動作であり、親局の回線
が遮断されることはない。このようにして子局が
応答したならば、転送したい旨告げ転送スイツチ
26を再度閉成操作すると(第13図T5)、保
留制御回路20はANDゲートA4,A6が開か
れることにより、フリツプフロツプFF−1がリ
セツトされ第5リレーRY−5が不動作になる
と、リレー接点RYS−5が開路し保留状態が解
除されると共に、子局回線制御回路25のフリツ
プフロツプFF−4がリセツトされることにより、
第4リレーRY−4が不動作となりリレー接点
RYS−4がA側に復帰すると、外線L1,L2
と子局との回線が接続される。又第4リレーRY
−4の不動作と同時にANDゲートA1が開かれ
ることにより、第3リレーRY−3が励磁されて
リレー接点RYS−31が開路され親局の回線を
遮断する。この時リセツト回路37は転送スイツ
チ26の操作でフリツプフロツプFF−7がセツ
トされることにより、子局の応答ではリセツト回
路37は作動されない。子局と外線との通話終了
後は、子局の応答スイツチ64を閉成操作し、ト
ーン信号f2の送信を停止することにより、親
局、子局との受信待機状態に復帰される。尚、子
局への転送で子局が応答しない場合、転送スイツ
チ26を再度操作することにより、フリツプフロ
ツプFF−1がリセツトされ、第4リレーRY−4
及び第5リレーRY−5が不動作になることで保
留状態が解除され、親局と外線が再び接続され
る。又、この時、トーン信号f1発生回路12か
らのトーン信号f1の発生も停止することにな
る。
次に外線の着信に対し子局が応答した場合につ
き第14図と共に説明する。応答スイツチ64を
閉成操作すると(第14図T2)フリツプフロツ
プFF−9のセツトでトーン信号f2が送信され
ることにより、親局が送信状態に設定されると共
に、第2リレーRY−2の励磁でリレー接点RYS
−21が閉成され、外線L1,L2と子局との回
線が接続されることにより、外線と通話すること
ができる。この時ANDゲートA1が開かれるこ
とによる第3リレーRY−3の励磁でリレー接点
RYS−31,RYS−32が開路されることによ
り、親局の回線を遮断し親局に聞かれないように
すると共に、子局が通話中にリセツトスイツチ4
1が操作されることにより、子局がリセツトされ
るのを防止する。又、電話機2を受話器を取り上
げても、第6リレーRY−6の不動作でリレー接
点RYS−62は開いたままであり、受話器の操
作で子局がリセツトされることも防止する。更
に、第3リレーRY−3の励磁と共に発光表示素
子P1が点灯されることにより、子局が外線と通
話中であることを親局に知らせる。通話終了後は
子局の応答スイツチ64を再度操作することによ
り(第14図T3)親局、子局ともに受信待機状
態に復帰される。
次に今度は子局で受けた通話を親局に転送する
場合には(第15図参照)、相手にその旨告げた
後、転送スイツチ66を閉成操作し(第15図T
3)トーン信号f3,f4を送信すれば可能であ
る。即ち親局ではトーン信号f3検出回路17に
よるトーン信号f3の検出で、呼出し信号制御回
路31が駆動されスピーカー32より呼出し信号
を発生させると共に、ANDゲートA1を閉じる
ことにより第3リレーRY−3を不動作にしリレ
ー接点RYS−31の閉成で親局の回線を接続す
る。このようにして呼出しを受けた親局は呼出し
スイツチ14を操作し呼出し信号を止めた後(第
15図T4)、受話器を取り上げれば子局と通話
することができる。この時呼出しスイツチ14の
操作で保留制御回路20のANDゲートA3が開
かれることにより、フリツプフロツプFF−1が
セツトされると、第5リレーRY−5の励磁で前
述のように外線L1,L2が保留状態に設定され
ると共に、子局回線制御回路52のANDゲート
A7,A9が開かれフリツプフロツプFF−3,
FF−4,FF−5がセツトされると、第4,第7
リレーRY−4,RY−7が励磁される。したが
つてリレー接点RYS−4がB側に切換わり、ま
た受話器を取り上げても、リレーRY−6は不動
作のままであり、受話器を取り上げた時、親子間
の通話が可能になる。尚、この状態の時、リレー
接点RYS−62は、リレーRY−6の不動作で開
いたままであり、回線使用信号発生回路22より
トーン信号f5は発生されない。
子局との通話で転送を知らされた親局は、転送
スイツチ26を閉成操作することにより、(第1
5図T5)外線L1,L2と通話することができ
る。即ち先ず保留制御回路20のフリツプフロツ
プFF−1のリセツト(信号S2とS4によるリ
セツト)で第5リレーRY−5が不動作になるこ
とにより、保留状態が解除されると共に、子局回
線制御回路25のワンシヨツトマルチバイブレー
ター27の出力でANDゲートA10が開かれる
ことにより、フリツプフロツプFF−3がリセツ
トされ第7リレーRY−7が不動作になり、更に
フリツプフロツプFF−4のリセツトで第4リレ
ーRY−4が不動作にされることにより外線L
1,L2と親局の回線が接続され通話可能とな
る。この時リレー接点RYS−4はシヨーテイン
グタイプであり、B側からA側接点への復帰時回
線が切断されることはない。又回線接続検知回路
21により第6リレーRY−6が励磁され子局へ
の回線を遮断する。また、リレー接点RYS−6
2が閉じることにより、回線使用信号発生回路2
2よりトーン信号f5が発生し、子局に送信され
る。子局では、トーン信号f5の検出でフリツプ
フロツプFF−9をリセツトし、受信待機状態に
設定する。つまり、子局からの転送時、親局にお
いて転送スイツチ26を操作し、親局と外線の通
話が可能になれば(子局に置ける通話終了を意味
する)、自動的に子局を受信待機状態に復帰させ
るので、子局における終了操作の忘れ防止をなす
ことができる。通話終了後は受話器を戻すことに
より初期状態に復帰される(第15図T6)。
尚、子局から親局に転送しても親局が応答しな
い場合、ANDゲートA3,A7が開かれない為、
親局には何等影響を与えず、転送操作を中止し外
線と通話できる。
次に親局あるいは子局から外線への発信動作に
つき説明する。先ず親局から発信する場合には通
常の電話機と同様に、受話器を取り上げダイヤル
することにより外線に発信することができる。こ
の時回線接続検知回路21の作動で第6リレー
RY−6が励磁されることにより、前述のように
子局への回線が遮断されると共に、子局に対しト
ーン信号f5を送信する。
次に子局から外線に対し発信する場合には、先
ず応答スイツチ64を閉成しトーン信号f2を送
信する。子局よりのトーン信号f2の受信で親局
では前述のように送信状態に設定されると共にリ
レー接点RYS−21の閉成で子局と外線との回
線を接続する。回線接続により子局は交換機より
送出されたダイヤルトーンを受信した後、ダイヤ
ルパルス発生回路61によりダイヤルすれば、ダ
イヤルパルスに応じトーン信号f2が変調される
ことにより、それに応じリレー接点RYS−21
が開閉されダイヤルパルスが外線へ送出される。
相手が出たら外線と子局間で通話することができ
る。この時、ANDゲートA1が開かれることに
より、第3リレーRY−3が励磁され、前述のよ
うに親局の回線を切断すると共に、子局が通話中
にリセツトスイツチ41が操作されることによ
り、子局がリセツトされるのを防止する。また、
電話機2の受話器を持ち上げても第6リレーRY
−6は不動作でリレー接点RYS−62は閉じた
ままであり、受話器の操作で子局がリセツトされ
ることも防止することができる。更に、発光表示
素子P1の点灯で現在子局が外線と通話中である
ことを親局に知らせる。通話終了後は応答スイツ
チ64を再度操作することにより、親局、子局と
もに受信待機状態に復帰される。
次にスイツチの誤動作防止装置につき説明す
る。
先ず親局の転送スイツチ26は、第4図に示す
ように回線接続検知回路21の出力信号S2が存
在しない時、即ち受話器が取り上げられていない
時は、ANDゲートA4が開かれない為、受信待
機状態に於いて転送スイツチ26が操作されたと
しても、第5リレーRY−5が励磁されて外線が
保留状態にされることはない。又、リセツトスイ
ツチ41はリレー接点RYS−32を介して接続
されており、子局の通話中リレー接点RYS−3
2が開かれることにより、リセツトスイツチ41
の誤操作で子局がリセツトされるのを防止してい
る。
次に子局の場合応答スイツチ64が操作される
と前述のように外線と子局の回線が接続される
為、不用意に操作されるのを防止しなければなら
ない。本発明では応答スイツチ64の操作により
外線と子局間の回線が形成されてから所定時間以
内にダイヤル操作がなかつた場合には、自動的に
受信待機状態に復帰させるよう行なつている。即
ち第9図,第16図に示すように、応答スイツチ
64のみが操作され、親局にトーン信号f2のみ
が送信されると、前述したように外線と子局間の
回線が形成されると同時にANDゲートA13が
開かれタイマー回路39が起動する。このタイマ
ー回路39が所定時間計時してパルスを発生する
と、ANDゲートA14を開いてトランジスタQ
8を導通させ、第8リレーRY−8を励磁するこ
とにより、リレー接点RYS−8を閉成し、トー
ン信号f5を発生させる。子局ではトーン信号f
5の検出でフリツプフロツプFF−9をリセツト
し受信待機状態に設定する。したがつて応答スイ
ツチ64の操作により外線と子局間の回線が形成
されてから所定期間内にダイヤルパルスがない時
は、自動的に受信待機状態に復帰される。しかし
ながら子局から外線と通話する際は、必ずダイヤ
ルパルスが発生されるから、第17図に示すよう
にダイヤルパルスの立下りでフリツプフロツプ
FF−8がセツトされることにより、タイマー出
力が発生されてもANDゲートA14は開かれず
第8リレーRY−8は不動作で、子局がリセツト
されることはなく外線と通話できる。かくして応
答スイツチ64の誤操作が防止される。
次にインターホンスイツチ65が誤操作されて
いた場合には、親局で呼出し信号が発生し親局の
人を呼ぶことになるが、親局の人が応答した時子
局の人の応答がないことで親局の人は誤操作であ
ることが分る為、その時はリセツトスイツチ41
により子局を受信待機状態に復帰させることがで
きる。更に転送スイツチ66が誤操作されたとし
ても、親局が応答して呼出しスイツチS1を発生
しない限りANDゲートA3,A7,A9が開か
れず、外線が保留状態にならないよう構成されて
おり、親局及び外線に対し何等影響を与えない。
又子局から外線への発信操作あるいはインターホ
ン操作をした際、親局の故障、親局の電源OFF
あるいは子局が親局との通話範囲外にいる場合、
応答スイツチ64あるいはインターホンスイツチ
65を操作しても親局が送信状態に設定されない
ことにより、子局では親局からの搬送波が受信さ
れず、搬送波検出回路55の出力がなくなりトラ
ンジスタQ10の不導通で発光表示素子P4が点
灯され、親局の故障あるいは通話範囲外であるこ
とを指示する。尚、上述の説明はパルスダイヤル
の場合であつたが、リセツト回路37のパルス発
生回路40をダイヤルのトーン周波数の検出でパ
ルスを変更するように変更するだけで、トーンダ
イヤルにも適用できるものである。
(ト) 発明の効果 本発明は、上記の様に子局と外線の回線が形成
されてから、所定時間内にダイヤル操作が行なわ
れない場合には、自動的に子局を受信待機状態に
復帰させるようにしたものであり、子局の誤操作
により不用意に子局と外線の回線が形成されて
も、自動的に回線を遮断することができ、外線に
着信があつても伝達されないという問題を解決す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコードレス電話装置の親局の
構成を示す図、第2図は同じく子局の構成を示す
図、第3図は第1図のハイブリツドトランス回路
の構成を示す図、第4図は同じく保留制御回路の
構成を示す図、第5図は同じく回線接続検知回路
の構成を示す図、第6図は同じく子局回線制御回
路の構成を示す図、第7図は同じく第1,第2ベ
ル信号検知回路の構成を示す図、第8図は同じく
呼出し信号制御回路の構成を示す図、第9図は同
じくリセツト回路の構成を示す図、第10図,第
11図,第12図,第13図,第14図,第15
図,第16図及び第17図は親局及び子局の動作
状態を説明するタイムチヤート図である。 …親局の送受信機、2…電話機、3…ハイブ
リツドトランス回路、5…送信回路、…受信回
路、12…トーン信号f1発生回路、14…呼出
しスイツチ、15…第1ベル信号検知回路、16
…トーン信号f2検出回路、17…トーン信号f
3検出回路、18…トーン信号f4検出回路、1
9…第2ベル信号検知回路、20…保留制御回
路、21…回線接続検知回路、22…回線使用信
号発生回路、25…子局回線制御回路、26…転
送スイツチ、30…呼出し信号発生回路、31…
呼出し信号制御回路、37…リセツト回路、41
…リセツトスイツチ、42…受信部、43…送信
部、49…トーン信号f1検出回路、53…トー
ン信号f5検出回路、58…トーン信号f2発生
回路、59…トーン信号f3発生回路、60…ト
ーン信号f4発生回路、61…ダイヤルパルス発
生回路、64…応答スイツチ、65…インターホ
ンスイツチ、66…転送スイツチである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電話回線に接続され、送受信機を備えた親局
    と、無線で結ばれた子局で構成され、親局を介し
    て子局が外線と接続されるコードレス電話装置に
    おいて、子局からの制御信号の受信により外線と
    子局間の回線を形成する手段と、該回線の形成か
    ら所定時間経過後子局を受信待機状態に復帰させ
    る手段と、外線と子局間の回線の形成後における
    子局のダイヤル発信操作に基づいて前記復帰手段
    を不動作にする手段で構成したことを特徴とする
    コードレス電話装置。
JP2134571A 1990-05-23 1990-05-23 コードレス電話装置 Granted JPH03205947A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2134571A JPH03205947A (ja) 1990-05-23 1990-05-23 コードレス電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2134571A JPH03205947A (ja) 1990-05-23 1990-05-23 コードレス電話装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16055280A Division JPS56123143A (en) 1980-11-13 1980-11-13 Cordless telephone set

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03205947A JPH03205947A (ja) 1991-09-09
JPH048984B2 true JPH048984B2 (ja) 1992-02-18

Family

ID=15131458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2134571A Granted JPH03205947A (ja) 1990-05-23 1990-05-23 コードレス電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03205947A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05115082A (ja) * 1991-10-22 1993-05-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd ボタン電話装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5219003A (en) * 1975-08-06 1977-01-14 Torao Suzuki Wired/wireless communication equipment
JPS52119008A (en) * 1976-03-31 1977-10-06 Hitachi Ltd Permanent call observation
JPS547209A (en) * 1977-06-20 1979-01-19 Nec Corp Release control system for wireless circuit
JPS5423304A (en) * 1977-07-25 1979-02-21 Fujitsu Ltd Cordless telephone system
JPS5448409A (en) * 1977-07-13 1979-04-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Radiotelephony system
JPS5530755A (en) * 1978-08-24 1980-03-04 Casio Comput Co Ltd Malfunction prevention system for small size electronic calculator

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5219003A (en) * 1975-08-06 1977-01-14 Torao Suzuki Wired/wireless communication equipment
JPS52119008A (en) * 1976-03-31 1977-10-06 Hitachi Ltd Permanent call observation
JPS547209A (en) * 1977-06-20 1979-01-19 Nec Corp Release control system for wireless circuit
JPS5448409A (en) * 1977-07-13 1979-04-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Radiotelephony system
JPS5423304A (en) * 1977-07-25 1979-02-21 Fujitsu Ltd Cordless telephone system
JPS5530755A (en) * 1978-08-24 1980-03-04 Casio Comput Co Ltd Malfunction prevention system for small size electronic calculator

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03205947A (ja) 1991-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH023574B2 (ja)
JPH048984B2 (ja)
JPH0361383B2 (ja)
JPH048983B2 (ja)
JPH0229252B2 (ja)
JPH048986B2 (ja)
JPH048987B2 (ja)
JPH048985B2 (ja)
JPH0313040A (ja) コードレス電話機
JP2554647B2 (ja) コ−ドレス電話機
JPH0332254B2 (ja)
JPS593634Y2 (ja) コ−ドレス電話装置
JP2931569B2 (ja) コードレス電話装置
JPH0448029Y2 (ja)
JPS5915225B2 (ja) 遠隔通信装置
JPH0359613B2 (ja)
JPH0122797B2 (ja)
JP2804495B2 (ja) 電話システム
JPH0354452Y2 (ja)
JPH0321111Y2 (ja)
JPH0239907B2 (ja)
JPS6292645A (ja) 電話機回路
JPH08102973A (ja) ナースコール電話装置
JPH03235492A (ja) 電話システム
JPS5887952A (ja) インタ−ホン装置