JPH048948A - 歯付ベルト - Google Patents

歯付ベルト

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JPH048948A
JPH048948A JP2109773A JP10977390A JPH048948A JP H048948 A JPH048948 A JP H048948A JP 2109773 A JP2109773 A JP 2109773A JP 10977390 A JP10977390 A JP 10977390A JP H048948 A JPH048948 A JP H048948A
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warp
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Takahide Mizuno
水野 高秀
Nobutaka Osako
大迫 信隆
Takeshi Murakami
武史 村上
Taisuke Nakai
泰典 中井
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D29/00Producing belts or bands
    • B29D29/08Toothed driving belts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G1/00Driving-belts
    • F16G1/28Driving-belts with a contact surface of special shape, e.g. toothed

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐熱性、耐摩耗性、耐歯欠は性を改良した歯
付ベルトに関するものである。
(従来技術) 従来の歯付ベルトのカバー帆布は、−船釣に6ナイロン
、6.6ナイロンのフィラメント糸を捲縮加工したウー
リー加工糸またはこのフィラメント糸とウレタン弾性糸
との混撚糸を緯糸に用い、また6ナイロンまたは6.6
ナイロンのフィラメント糸を縦糸に用いた綾織帆布が使
用されてきた。
近年特に、自動車のカム駆動に用いられる歯付ベルトは
、エンジンルーム内の高温化またカム及び補機駆動によ
る負荷の増大により寿命が短かくなる傾向にあり、高温
下での走行寿命の延長が要求されてきている。
そのため、背ゴム、歯ゴムに用いるゴム組成物として、
従来のクロロブレンゴム(CR)から、クロロスルホン
化ポリエチレンゴム(C5M)、または水素化アクリロ
ニトリル−ブタジェンゴム(水素化NBR)等の耐熱老
化性の良好な原料ゴムが採用されてきている。
また、抗張体も従来のクロロブレンゴム用に接着処理さ
れたガラス心線から耐熱老化性の良好なC5M用、水素
化NBR用に処理されたガラス心線が用いられ、従来の
CR用ギガラス心線り耐熱老化性及び耐熱屈曲性が改良
されてきている。
一方、それに対してベルト歯部表面を被覆するカバー帆
布は、ゴム組成物や抗張体の改良に比較し、ブーりとの
噛み合い時に生じる摩擦熱によってエンジンルーム内の
温度以上に発熱して熱的に厳しい条件にさらされる。そ
れにもかかわらずカバー帆布は、6ナイロン、または6
.6ナイロンの材質からなる織物が使用され、処理剤が
若干改良されたとはいえ、耐熱老化性については要求値
を満足していない。熱的に厳しくて負荷が増大する走行
条件下では、歯付ベルトは歯底部および歯元部に位置し
ているナイロン帆布の早期摩耗に起因して短時間に歯欠
けすることがあった。
そこで、かかる問題を解消するため、脂肪族ポリアミド
繊維及びポリエステル繊維等の通常糸とウレタン弾性糸
とを混撚した織布の利用が提案された。しかし、このカ
バー帆布はベルト歯部との接着に欠け、また帆布に塗布
する糊ゴムが繊維内に侵入しにくい問題があった。これ
は、ブーりとの繰り返し接触により糊ゴムの早期飛散に
より、帆布が摩耗しやすく、ベルトの寿命を低下させて
いた。
そして、最近では実開昭62−183147号公報に開
示されているようにベルトのカバー帆布としてベルト長
手方向に位置する緯糸に少なくとも芳香族ポリアミド繊
維のウーリー加工糸とウレタン弾性糸とを用いるものが
提案された。
(発明が解決しようとする!1!題) しかし、前記芳香族ポリアミド繊維のウーリー加工糸で
は、本来融点をもたないポリマーであるため、加工温度
の調節が困難で均一な仮撚りができずランダムな太さの
加工糸になり、また繊維自身が高い剛性を有しているた
めに、これを用いた帆布はタオルのような凹凸表面にな
って平滑な織物にならなかった。
このため、このような帆布を用いた歯付ベルトは、PL
D値(心線の中心線となるピッチラインとベルト歯底部
間の距離)がばらつき、また同じモールドで成型したベ
ルトの長さも不均一になるという不具合が発生した。P
LD値のばらついた歯付ベルトを走行させると、短時間
にベルト歯部がブーり溝部側壁に干渉し、ベルト歯元部
では応力集中を受けて早期にクラックが発生することが
あった。
本発明は上記問題点を解決するものであり、熱的に厳し
い条件下でもベルト歯元部のクラックや歯欠けの起こり
にくい耐久性を有する歯付ベルトを提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 即ち、本発明の特徴とするところはベルト長手方向に一
定ピッチをおいて多数の歯部を配置したベルト本体と、
ベルト長手方向に沿って心線を埋設した背ゴム層とを有
し、上記歯部表面にカバー帆布を被覆した歯付ベルトに
おいて、上記カバー帆布のベルト長手方向の緯糸として
芳香族ポリアミド繊維の紡績糸とウレタン弾性糸との混
撚糸を使用し、かつ経糸として太さ10〜50デニール
の脂肪族繊維のモノフィラメントを少なくとも1本以上
集束して撚り合わせた撚糸、もしくは芳香族ポリアミド
のマルチフィラメントの撚糸を使用する点にある。
芳香族ポリアミド繊維の紡績糸は芳香族ポリアミド繊維
が少なくとも40重量%以上含んでいる。
前記経糸は10〜50デニールのモノフィラメントを3
〜25本引き揃えたものを5〜30回/lQcmに撚っ
た構成とする。
また、緯糸の撚り数は8回〜40回/lQcmである。
第1図は本発明に係る歯付ベルトの断面斜視図であり、
歯付ベルト1はベルト長手方向に一定ピッチで歯部2と
溝部3とを交互に有するベルト本体4と、ベルトピッチ
ライン上にガラス繊維、芳香族ポリアミド繊維、カーボ
ン繊維等からなるローブ状の心15を埋設した背ゴム層
6とからなり、歯部2及び溝部3の表面にはカバー帆布
7が貼着されている。
上記ベルト本体に使用するゴム配合物は、耐熱老化性が
従来のジエン系ゴム、例えば天然ゴム、スチレン−ブタ
ジェンゴム、アクリロニドルーブタジェンゴム、クロロ
ブレンに比較して良好な原料ゴムであり、例えばクロロ
スルホン化ポリエチレンゴム(C5M)、アルキル化ク
ロロスルホン化ポリエチレンゴム(AC5M)またはア
クリロニトリル−ブタジェンゴムの2重結合部分に水素
添加した水素化アクリロニトリル−ブタジェンゴム(水
素化NBR)であり、耐熱老化性の改良されたゴムであ
る。
なお、前記アルキル化クロロスルホン化ポリエレンゴム
は、直鎖状分子構造の低密度ポリエチレンを、塩素含有
量が15〜45重量%で硫黄含有量が0.5〜2.5重
量%の範囲になるようにクロロスルフォン化したクロロ
スルフォン化ポリエチレン(AC5Mと記す)ゴムであ
る。このAC5Mはアルキル側鎖を有しているため、主
鎖のポリエチレンの結晶化度が低下し、ゴム的な性質を
有している。また、低温領域(−10℃以下)でも結晶
化が起こりにくいため、ゴム弾性を維持し、耐寒性に優
れる。
ここで使用するカバー帆布7は、緯糸方向(ベルト長手
方向)に伸縮性を有する平織物、綾織物、朱子織物等を
使用することができる。
なかでも平織帆布の場合は、緯糸7aと経糸7bとが上
下に交互に交差積層しているため、緯糸7aと経糸7b
の波形状交差点が緯、経方向に連続して形成される。一
方、綾織、朱子織帆布を使用した場合には、緯糸と経糸
が夫々複数本おきに波形状に交差点を形成し、通常の平
織帆布より波形状交差点が少なく、かつゴムが糸間のみ
ならず交差点間まで充分浸透する。これをベルト歯部に
使用した場合には、ベルト屈曲性における緯糸と経糸の
糸同志による直接接触を回避し、ベルトライフを向上す
ることができるため好ましい。
これに対応して伸縮性を更に増大するために、前記平織
帆布、綾織帆布、朱子織帆布に他の低配向ポリエステル
合成繊維糸を編成して編布として被覆するようにしても
よい。
上記カバー帆布7は、先ず織物を構成する緯糸7 a 
、経糸7bの表面にRFL液、イソシアネート溶液ある
いはエポキシ溶液の硬化物からなる接着層が被覆される
ここで使用するRFL液はレゾルシンとホルマリンの初
期縮合物をラテックスに混合したものであり、この場合
レゾルシンとホルマリンのモル比は1:0.5〜3にす
ることが接着力を高めるうえでよい。
また、レゾルシンとホルマリンの初期縮合物は、これを
ラテックスのゴム分100重量部に対してその樹脂分が
2〜30重量部になるようにラテックスと混合したうえ
、全固形濃度を5〜40%濃度に調節される。
前記ラテックスはスチレン・ブタジェン・ビニルピリジ
ン三元共重合体、クロロスルホン化ポリエチレン、水素
化NBR、エピクロルヒドリン、天然ゴム、SBR、ク
ロロプレンゴム、オレフィン−ビニルエステル共重合体
等のラテックスである。
前記カバー帆布の緯糸7aは芳香族ポリアミド繊維を少
なくとも40重量%以上、好ましくは50重量%以上含
む紡績糸とウレタン弾性糸との混撚糸であり、芳香族ポ
リアミド繊維の紡績糸は繊維の分子構造の主鎖中に芳香
環をもつポリアミド繊維、例えば商品名コーネックス、
ノーメックス、う°ブ′ラー・、テクノーラ等不・主U
”:用いた紡「(糸′Cイちる。勿論、とthらの芳右
族ポリアミド繊岸、1;才仙の織締との混紡糸、’jj
: L、’、l:芳匹族ポリアミド静維の紡績糸と他の
繊維片いでつ1、/り′ン弾性糸4・含イ゛ン合評な糸
も含オオ7、る。 芳毘−へλポリフフミド繊紺の緯糸
全体に対する割合は、少:j、’、(: <ど・“tr
 40重置%以1−6、好まl〕<r、よ50重置%以
丁二でなけわ1ば、耐婢f3儒゛及Cデ耐摩粍f1ミが
改良六号7、ない。1ウレタ]ン弾1メト糸は必要な伸
びと帆布にI′i4A″、るノ5ビめ乙、て伊A月ノで
いる。即ち、歯1≦1ベルト庖二作成すζ)過程b−お
いて圧に方式にτベル)−歯部を加硫前I;−:型付け
するj2τめ、帆に5の伸びが少なくとも約70%以1
−なければならづ゛、つ1/タン弾性糸1.!こ臼、イ
、・イI−″i持し必要な伸び$?川用布に′j・λて
いる5、このブこhl)、つ1./タン弾着糸不で製織
時L“:伸長病で−j、 J−;/?:状凱で混撚糸中
U゛含ま・1−シ11:)’グイ−1ノ、製織後、収縮
さヤ”る。
才力”−力、経糸7りは脂肪族繊縛、例λl、、 14
’:リエステル、Gナイr1ン、6.6ナイロ、ン、4
゜0夕°f1.Tン、12ナイロン等のポリ′アミド、
Δぐりじ丁′、ルアル5プ”−ル、ポリエチレン、ポリ
プロピ)ノン等のフィラメ、?ノド糸Cど・′する1、
(−のフィシン2(5ニット糸の構成は14ダが10−
・50ア゛゛−1−ルの丁・〕7/rジメント・を3・
・・25(ダ引ぎ揃λて、5・・:30回1.・・′1
0cmの撚り庖・F;ツ: i(、: A’、A、Z方
向L″リーλで経糸どし、・〕こ4’iのである。ある
いは、経糸71)と1ノで1 ・〔;)′“ニ、−・ル
の芳香2i欠ボリア・ミドのフでラメ゛/ ) t 1
. (’)0−=−200杢簗4、I:し、・bし・く
は鳴これ6イ・、・扛)り合わびj’:マルチフィフメ
ント糸を用いるC〕と、y −p M、乙。
このよ5な経糸717を用いるのM:、緯糸7oに剛性
の高い2′香717< 4りり”アミド繊維の紡ぎ1糸
e用いτ′いごi f>M)、、−緯糸7aと経糸7I
車のバラ]:ノスイ・どイ腎:*)でi・)る。歯拐ベ
ルト夕・圧入法(灰て作t、す゛るp・)合(,1て1
,1孝;、綿糸方向&:ilソ縮を論ヤ4)ノJ・V)
 t、;−綿糸4メ“i向のIll、イfiの伸(J鎌
・秘保1)’+でj・月7゜ば・:Cらないが、斜糸7
゛l)の剛’fjEが低い場合、収縮、′智キ゛る際に
1勺−j・−収縮1′、!”で平消伐4−O明、布にな
らない。’ljr 1.、y厚さの]〈均・な帆イアi
イ、」1いてベルトを゛作成i乃゛るど、I−蜀、I’
、”、) ’l(のばらつき11:よりベル1゛・寿命
(・;I: ifiかくなる。
経糸7 bの楕J戊とし・「モノフィラメント・のズ(
さは10・−50デー、−ル°f3’)す、10デ二−
1・・ル、+′、)1・(j=’r′1あると1111
ケ’+l)” 4に、  <:、til’l、イ、j 
>J=、 j勺−、−A、 X 1tI? DA 、、
−1,!、 26.1−とはできない3、−・ブハ5o
デニールを′越λると弓き揃える本数の関係じ:より帆
布厚さが過大となりP 1.、1F値の飼節が胚ドtで
イ1゛用でない、1づ;六′、理外゛揃λ、るモノフィ
ラメント本数は3−25本゛Cあるが、2本では撚り4
゛′午えた場合には、帆布の1y:!′5が均一になら
ない。1本の場合には経糸jj向の耐屈曲性に欠ける5
、 緯糸7 a、の撚り数は5〜40回/10(罰が良く、
好ま1)くけ1.0 =30回/]、Oemが良い。5
回1./]、Qem未満で1よ、芳重族ポリアミドの紡
績糸どつL・タン弾4f(:糸とのなじみが悪くて緯糸
の太15が乱れ、帆布の厚さも不均一となる。 ′方、
4,80回/1OrIyltがλ、た撚り数にすると、
帆布の緯糸方向の強力が低↑“t、/、ベルト走行時の
負荷に′耐オら机ない1、即ち、カバー・帆布はペルi
−・歯元部を充6)k′1111強できないため、す期
に歯元部ではクラックが発生lムやがて歯欠が起こる。
(実施例) 以下、本発明を実施例IX、より更り′詳細に説明すィ
、カイ、イ\発vyr、11.;い:41、らのiy 
Ml’!マろ・11 i、、: 、す・)1川Qljl
退−19:\れるもので1.、虚ない。
実施例1 経糸と1ノて6.6づ゛イ嘔コ7シ、:う0ア:一・ル
の(゛ノフイラメ:ント′$ニア本弓1き揃Aゾi二2
1(]]ア、−゛、ルの壬・ノマルチ糸U・=15回/
 1 OcIllの割合でy5ツノ向Ir撚糸15ノ、
才か緯糸と1ノで第1表のイ・イ質及び太さからなる紡
績糸と2o〇−・・4.0倍に撚糸時+;′:伸長され
たつ1ノクン弾性糸どイ、・15回/1o(・IiTの
割合でS方向に合撚1)、(”−幻、らを2ノ2%ゑ■
1υで1)て製織1ノ、f4′!バさセ′力6帆イyj
4でウィ、ンスX【〉るい1.3;、・す−・→1′−
□フ、う・・マシンによりに幅の40−・55%(f、
収縮ざヤ゛た。てl)で、接着処理剤と1ノて従才イ(
すf]さね。
て1ハるR、 F ff、液(!/ゾ刀ノシンーンj<
ルマリ;ン ラ・テ・ングス接着処理淫0にて処理し、
N2 t、7.’ IJH山ベル!・の本体と同一σ月
rム組成’43A’j:溶剤に溶が1.ツカ・”λ°)
\9すjを含・を費iタヤ”、中7.燥さセjこ後、(
“’、、a’?:付l弓・ぺ刀、1=のカバー・帆布と
1)で用いtr、。なお、従来例のカバーM布(綾織)
の構成を第2表に示ず5゜心線c ty Y、構成E 
C: G 150−3 、y’ 1. +3 f心線径
的1.2ma+の接着処理されたガラスコードを使用し
た。
そして、ベルト本体と背ゴム層は第3表からなる水素化
NBRを原料ゴムとして用いたゴム組成物を使用した。
これらの材料を用いて、従来の圧入法にて加硫して歯付
ベルトを得た。作製したベルトを走行テスト1.2にて
走行させ、歯欠は寿命時間及び帆布の摩耗状態を観察し
た。その結果を第4表に示す。
なお、作製したベルトは歯ピッチ9.525mm、歯型
ZA、歯数105歯、輻0.75インチ(19,1mm
)である。
(1)走行テスト1 本装置は駆動プーリ(歯数18)と1つの従動プーリ(
歯数36)とからなり、両ブーり間にテンションプーリ
(直径52mm)を有している。
走行条件1−1は環境温度120℃、駆動プーリの回転
数7200rpm、負荷8馬力、初張力15kgfであ
る。
走行条件1−2は環境温度80℃、駆動プーリの回転数
7200rpm、負荷8馬力、初張力15kgfである
(2)走行テスト2 本テスト装置では駆動プーリ(歯数20)と3つの従動
プーリ(いずれも歯数20)が相対向するように上下左
ぢに配列され、各プーリ間にはアイドラープーリ(直径
32閣)が設けられている。
歯付ベルトは前記4つのブーりに巻掛けられ、1つの従
動ブーりに与えられた荷重(80kg)により張力を受
けている。走行条件は駆動ブーりの回転数5,500r
pm、環境温度120℃、走行時間約300時間であり
、300時間時間後のベルト歯底部にあるカバー帆布の
厚さの保持率を求めた。
以  下  余  白 第  1 表 第3表 第2表 ゼットボール2020(日本ゼオン社製)トイソフロピ
ルーN゛−7エニルーP−フェニレンジアミンジオクチ
ルセバケート テトラメチルチウラムジスルフィド トシク0へキシル−2−ペンゾチアジルスルフェンアミ
ド第 表 上記の結果によると、走行条件1−1.1−2における
歯付ベルトの歯欠けに至るまでの寿命は、芳香族ポリア
ミド繊維の紡績糸を緯糸に用いることにより延長され、
特に高温側でその効果が顕著である。また、走行条件2
において高張力における高温走行での歯底部分の摩耗性
を比較しても、芳香族ポリアミド繊維の紡績糸を緯糸に
用いた歯付ベルトは、耐摩耗性に優れることが確認され
た。
実施例2 カバー帆布の緯糸に用いる芳香族ポリアミドの紡績糸と
ウレタン弾性糸との合撚時の撚り数を第5表の通り変量
し、実施例1と同じ方法にて、カ第 表 バー帆布を製織後、幅収縮させ、接着処理を行なって実
施例1と同様のベルトを作製し、走行条件1−1.1−
2によって歯欠けまでの走行時間を求めた。その結果を
第6表に示す。
以  下  余  白 第 表 実施例2の結果では、緯糸の撚り数が4回/10cmと
少ない場合、芳香族ポリアミド繊維の紡績糸とウレタン
弾性糸とのなじみが悪くて収縮時に均一な厚さの帆布と
ならなかった。従って、作製したベルトは走行して各異
常な噛み合い状態となり、その結果異常な摩耗を起こし
、早期に寿命となった。
一方、撚り数が50回/10cmと多い場合、帆布の外
観及び厚さは均一であるが、緯糸方向の強力が低い。こ
れは、走行時の負荷により、ベルト歯元部に集中応力を
与えて、早期にクラックを発生させ、ベルト寿命を短か
くさせた。
(効果) 以上のように本発明の歯付ベルトによれば、カバー帆布
として芳香族ポリアミド繊維を少なくとも40重量%以
上含む紡績糸とウレタン弾性糸との混撚糸をベルト長手
方向の緯糸とし、太さ10〜50デニールの脂肪族繊維
のモノフィラメントを少なくとも1本以上集束して撚り
合わせた撚糸、もしくは芳香族ポリアミドのマルチフィ
ラメントの撚糸を経糸とする帆布を使用しているように
、緯糸に剛性の高い糸を用いているために、経糸もこれ
に応じて剛性の高い糸が使用され、緯糸と経糸とのバラ
ンスをとって均一な厚さの帆布になっている。しかも、
芳香族ポリアミド繊維の紡績糸とウレタン弾性糸とはな
じみがよくて、帆布の厚さをより均一にしている。これ
により、得られたベルトはPLD値が均一となり、ベル
ト寿命も向上し、カバー帆布も耐摩耗性及び充分な強度
を有するために、歯部を充分に保護して歯元部の早期ク
ラック、歯欠けの発生を阻止している。
しかも、緯糸の撚り数を8〜40回/108E11に限
定すると、芳香族ポリアミド繊維の紡績糸とウレタン弾
性糸とはなじみがよくて平滑で均一な厚さの帆布を形成
し、しかも緯糸方向の強力が維持されてベルトの耐久性
を一段と向上させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る歯付ベルトの斜視図であ
る。 1・・・歯付ベルト 2・・・歯部 3・・・溝部 4・・・ベルト本体 5・・・心線 6・・・背ゴム層 7・・・カバー帆布 7a・・・緯糸 7b・・・経糸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ベルト長手方向に一定ピッチをおいて多数の歯部を
    配置したベルト本体と、同方向に沿つて心線を埋設した
    背ゴム層とを有し、上記歯部表面にカバー帆布を被覆し
    た歯付ベルトにおいて、前記カバー帆布のベルト長手方
    向の緯糸として芳香族ポリアミド繊維の紡績糸とウレタ
    ン弾性糸との混撚糸を用い、かつ経糸として太さ10〜
    50デニールの脂肪族繊維のモノフィラメントを少なく
    とも1本以上集束して撚り合わせた撚糸を用いることを
    特徴とする歯付ベルト。 2、芳香族ポリアミド繊維の紡績糸は芳香族ポリアミド
    繊維が少なくとも40重量%以上含んでいる請求項1記
    載の歯付ベルト。 3、経糸は10〜50デニールのモノフィラメントを3
    〜25本引き揃えたものを5〜30回/10cmに撚っ
    た糸である請求項1記載の歯付ベルト。 4、緯糸の撚り数が8〜40回/10cmである請求項
    1記載の歯付ベルト。 5、ベルト長手方向に一定ピッチをおいて多数の歯部を
    配置したベルト本体と、同方向に沿って心線を埋設した
    背ゴム層とを有し、上記歯部表面にカバー帆布を被覆し
    た歯付ベルトにおいて、前記カバー帆布のベルト長手方
    向の緯糸として芳香族ポリアミド繊維の紡績糸とウレタ
    ン弾性体との混撚糸を用い、かつ経糸として太さ1〜6
    デニールの芳香族ポリアミドのフィラメントを数複本集
    束し、もしくはこれらを撚り合わせた糸を用いることを
    特徴とする歯付ベルト。
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