JP2014208930A - 難燃ストレッチ織物及びこれを用いた衣類 - Google Patents

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Abstract

【課題】強度と難燃性が高く、ピリングが発生しにくく、品位を高く維持できる難燃ストレッチ織物及びこれを用いた衣類を提供する。【解決手段】本発明の難燃ストレッチ織物(1)は、アラミド繊維とその他の繊維と制電繊維を含む混紡紡績糸を経糸(2)とし、アラミド繊維とその他の繊維と制電繊維を含む混紡紡績糸と弾性繊維糸を一体的に撚った合撚糸を緯糸(3)とし、緯糸(3)の混紡紡績糸のアラミド繊維混率は、経糸(2)の混紡紡績糸のアラミド繊維混率に比べて相対的に低い。【選択図】図1

Description

本発明は、アラミド繊維と弾性繊維を含む難燃ストレッチ織物及びこれを用いた衣類に関する。
作業服、ユニホームなどの衣類は難燃性とストレッチ性が要求される場合がある。難燃性はボイラー、ガスなどの高温物質を取り扱う工場などでは必須であり、ストレッチ性は作業性の向上のために必要である。本出願人はウールと難燃レーヨンと難燃アクリルからなる混紡糸を使用した織物とこれを用いた作業服を特許文献1で提案している。特許文献2には弾性繊維を芯とし、ウールなどの短繊維と合成繊維マルチフィラメントの鞘繊維でカバーリングした複合紡績糸が提案されている。特許文献3には獣毛繊維糸と常圧可染ポリエステル繊維糸との交撚糸で構成される衣類が提案されている。
従来の難燃織物及びこれを用いた衣類は難燃性に問題があり、さらに高い難燃性が求められている。難燃性を高くするにはアラミド繊維などの耐熱性繊維を混紡する手段がある。しかし、アラミド繊維を混紡すると、ピリング性が低くなるという新たな問題が発生する。これは、アラミド繊維は他の混紡繊維に比べて強度が高く、毛玉(ピル)が発生しても脱落しないからである。毛玉(ピル)が発生すると品位に欠ける問題がある。
特開2008−208509号公報 特開2010−209487号公報 特開平10−077542号公報
本発明は前記従来の問題を解決するため、強度と難燃性が高く、ピリングが発生しにくく、品位を高く維持できる難燃ストレッチ織物及びこれを用いた衣類を提供する。
本発明の難燃ストレッチ織物は、アラミド繊維とその他の繊維と制電繊維を含む混紡紡績糸を経糸とし、アラミド繊維とその他の繊維と制電繊維を含む混紡紡績糸と弾性繊維糸を一体的に撚った合撚糸を緯糸とした難燃ストレッチ織物であって、前記緯糸の混紡紡績糸のアラミド繊維混率は、経糸の混紡紡績糸のアラミド繊維混率に比べて相対的に低いことを特徴とする。
本発明の衣類は、前記の難燃ストレッチ織物を縫製したものである。
本発明の難燃ストレッチ織物は、アラミド繊維とその他の繊維と制電繊維を含む混紡紡績糸を経糸とし、アラミド繊維とその他の繊維と制電繊維を含む混紡紡績糸と弾性繊維糸を一体的に撚った合撚糸を緯糸とし、前記緯糸の混紡紡績糸のアラミド繊維混率は、経糸の混紡紡績糸のアラミド繊維混率に比べて相対的に低いことにより、織物が収縮して緯糸が大きく屈曲しても、緯糸中のアラミド繊維混率が低い分、ピリングが発生しにくくなり、織物の品位を高く維持できる。この性質は衣類に縫製した後も同様であり、摩擦によるピリングが発生しにくくなり、衣類の品位を高く維持できる。加えて、アラミド繊維を混紡していることにより強度と難燃性を高く維持し、緯糸に弾性繊維を使用していることによりヨコ方向にストレッチ性を与えて人体の動きを阻害しない衣類とすることができる。
図1Aは本発明の一実施例の織物を模式的に示す断面図、図1Bは同織物が収縮したときの模式的断面図である。 図2Aは本発明の別の実施例の織物を模式的に示す断面図、図2Bは同織物が収縮したときの模式的断面図である。 図3は本発明の一実施例における弾性繊維糸を一体的に撚った合撚糸の模式的説明図である。
本発明は、次のような着想から生まれ完成したものである。難燃性を高めるためにはアラミド繊維を混紡するのが好ましく、人体の動きを阻害させないためにはヨコ方向に弾性繊維を伸長させた状態で製織することが好ましい。しかし、ヨコ方向に弾性繊維を伸長させた状態で製織すると、織物にした後、緊張状態をほどいてフリーにしたときヨコ方向に織物が収縮する。織物がヨコ方向に収縮すると緯(ヨコ)糸が大きく屈曲して突出し、摩擦を受けるとこの突出部の先端でピリングが発生しやすくなり、織物の品位を低下させてしまうことがわかった。
この現象を図面により説明する。図1Aは本発明の一実施例の平組織の織物を模式的に示す断面図、図1Bは同織物が収縮したときの模式的断面図である。織物1は経糸2と緯糸3で構成され、織機上では図1Aに示すように緯糸3は伸長(ドラフト)させた状態に保持される。経糸2は一例として4700本である。織機で織物が製織された後、織物生地は反物としてロールに巻かれるが、染色や高次加工、縫製の際には織物はフリーの状態になる。この状態を図1Bに示す。織機上の織物幅L0はフリーの状態ではL1まで収縮する。そうすると緯(ヨコ)糸が大きく屈曲して突出し、摩擦を受けるとこの突出部の先端でピリング4が発生する。L1/L0は76〜84%が好ましい。
図2Aは本発明の別の実施例の2/2綾組織の織物を模式的に示す断面図、図2Bは同織物が収縮したときの模式的断面図である。織物5は経糸6a,6bと緯糸7で構成され、図1A,Bと同様に織機上の織物幅L0はフリーの状態になるとL1まで収縮し、緯(ヨコ)糸が大きく屈曲して突出し、摩擦を受けるとこの突出部の先端でピリング8が発生する。
本発明の難燃ストレッチ織物は、前記のように織物が収縮して緯糸が大きく屈曲しても、緯糸中のアラミド繊維混率が低い分、ピリングが発生しにくくなり、織物の品位を高く維持できる。緯糸の混紡紡績糸のアラミド繊維混率は、経糸の混紡紡績糸のアラミド繊維混率に比べて15質量%以上低いことが好ましく、さらには20質量%以上が好ましく、さらに好ましくは25質量%以上である。
本発明において、その他の繊維はウール、難燃レーヨン、難燃アクリル及びポリエステルから選ばれる少なくとも一つの繊維が好ましい。その他の繊維を加えるのは着心地を良くするためとコスト低減のためである。アラミド繊維だけでは着心地は良くなく、コストも高い問題がある。
各繊維の混率は、難燃ストレッチ織物を100質量%としたとき、下記の範囲が好ましい。下記の範囲であれば、強度と難燃性とストレッチ性、着心地及びコストを満足できる。
(1)m-アラミド繊維:50〜80質量%
(2)p-アラミド繊維:0〜5質量%
(3)その他の繊維:10〜45質量%
(4)制電繊維:0.1〜1質量%
(5)弾性繊維:1.5〜4質量%
難燃ストレッチ織物の難燃性は、JIS L 1091 A-4法試験における12秒接炎で炭火長15cm以下が好ましく、さらに好ましくは10cm以下である。残炎・残塵は2秒以下が好ましく、さらに好ましくは1秒以下である。前記であれば難燃性を満足する。
難燃ストレッチ織物のストレッチ性は、JIS L 1096 B法試験におけるヨコ伸長率9%以上が好ましく、さらに好ましくは12%以上である。前記であればストレッチ性を満足する。
難燃ストレッチ織物のピリング性は、JIS L 1076 A(コルク)法において30時間で3級以上が好ましく、さらに好ましくは20時間で3−4級以上である。前記であれば作業服などにおいてはピリング性を満足し、品位の低下を防止できる。現行品はほとんどが30時間で1級である。
本発明で使用する合撚糸は、紡績糸2本と弾性繊維糸1本を一体的に撚った合撚糸が好ましい。図面で説明すると、図3は本発明の一実施例における弾性繊維糸を一体的に撚った合撚糸の模式的説明図である。この合撚糸9は、アラミド繊維とその他の繊維と制電繊維を含む混紡紡績糸10a,10bと弾性繊維糸11を一体的に撚った糸である。一体的に撚る際には、弾性繊維糸11を1.5〜3.0倍伸長(ドラフト)しながら撚るのが好ましい。弾性糸としては、例えばオペロンテックス社製、商品名“ライクラ”(エーテル系ポリウレタン糸)、日清紡社製、商品名“モビロン” (ポリエステル系ポリウレタン糸)等がある。
本発明の衣類は、前記の難燃ストレッチ織物を縫製した衣類である。衣類としては作業着、ユニホームなど、難燃性とストレッチ性が求められる衣類であれば適用できる。
ウールを用いる場合は、ウールを難燃化してもよい。難燃化はIWS(国際羊毛事務局)が開発したザプロ(ZIRPRO)加工が好ましい。ザプロ(ZIRPRO)加工は、酸性(pH3以下)において、チタニウムあるいはジルコニウムのアニオン性錯塩化合物を60〜70℃でウールに結合させ、ウールが元来持っている難燃性をさらに高める加工のことである。樹脂加工ではないので、ウールの優れた風合い損なうこともない。本発明においてはジルコニウムのアニオン性錯塩化合物を使用するのが好ましい。変色を伴わないからである。チタニウム化合物は安価であるが黄色変色を伴う場合がある。
本発明の織物は、平織、綾織(斜文織)、朱子織など任意の組織を採用できる。
本発明の織編物の経糸の紡績糸は双糸が好ましい。双糸とは2本の単糸を撚り合わせた糸である。双糸を使う理由は、製織時の張力に耐える強度を付与するとともに、単糸の持つ太さムラを相殺させ、目風をきれいにするためである。
本発明の経糸及び緯糸に使用する双糸の好ましい繊度は250〜833dtex(12〜40メートル番手双糸、2/24〜2/80と表示)である。また、織物の好ましい目付けは150〜380g/m2である。
以下、実施例を用いてさらに具体的に説明する。本発明の実施例、比較例における測定方法は次のとおりとした。
(1)織物強伸度
JIS L 1096A法に従って測定した。
(2)ピリング性
JIS L 1076A(ICI コルク)法に従って測定した。
(3)ストレッチ性
JIS L 1096B法に従って測定した。
(4)難燃性(燃焼性)
難燃性は、JISL 1091 A−4に従って測定した。
(5)その他の物性
JIS又は業界規格にしたがって測定した。
(実施例1〜8)
1.混紡紡績糸の製造
(1)経糸用紡績糸
m−アラミド繊維として帝人社製、商品名“コーネックス”(単繊維繊度3.3deci tex,繊維長
76〜102mm)94.5質量% と、p−アラミド繊維として帝人社製、商品名“テクノーラ”(単繊維繊度1.7deci tex,繊維長64〜89mm)5.0質量%と、制電繊維としてクラレ製、商品名“クラカーボ” (単繊維繊度3.3deci tex,繊維長76mm)0.5質量%を混紡して繊度333dtex(60メートル番手双糸、2/60と表示)の混紡糸を得た。この混紡糸の双糸撚りはS撚り960回/m,単糸撚りはZ撚り800回/mとした。
(2)緯糸用紡績糸
m−アラミド繊維として帝人社製、商品名“コーネックス”(単繊維繊度3.3deci tex,繊維長
76〜102mm)64.5質量% と、p−アラミド繊維として帝人社製、商品名“テクノーラ”(単繊維繊度1.7deci tex,繊維長64〜89mm)5.0質量%と、その他の繊維としてポリエステル(PET)繊維(単繊維繊度3.3deci tex,繊維長76〜102mm)30.0質量%と、制電繊維としてクラレ製、商品名“クラカーボ”(単繊維繊度3.3deci tex,繊維長76mm)0.5質量%を混紡して繊度166.5dtex(60メートル番手単糸、1/60と表示)の混紡糸を得た。この混紡糸の撚り方向と撚り数はZ撚り800回/mとした。
2.緯糸用合撚糸の製造
弾性糸としてオペロンテックス社製、商品名“ライクラ”(エーテル系ポリウレタン糸)、44deci tex,1本と前記緯糸用紡績糸として製造した混紡紡績糸2本とを合撚した。ライクラは1.5〜3.0倍のドラフトをして合撚した。この合撚糸の撚り方向と撚り数はS撚り960回/mとした。
3.織物の製造
前記経糸と緯糸を用いて織物を製造した。織物組織は平組織と2/2綾組織とした。条件と結果を表1〜2にまとめて示す。
Figure 2014208930
Figure 2014208930
表1〜2に示す通り、本発明の各実施例品はピリングが3級以上であり、織物の品位を高く維持できる。この性質は衣類に縫製した後も同様であり、摩擦によるピリングが発生しにくくなり、衣類の品位を高く維持できる。また強度と難燃性を高く維持し、緯糸に弾性繊維を使用したことにより、ヨコ方向にストレッチ性を与えて人体の動きを阻害しない織物であることが確認できた。
(比較例1)
綾組織織物として、ヨコ伸度が高く、ピリング試験の結果も良好であった実施例6と比較するため、経糸用紡績糸と緯糸用紡績糸の繊維混率を均一とした。緯糸の弾性糸ドラフト倍率は2.5倍とし、実施例6と同様に綾組織織物を製織した。織物としての繊維混率は、m-アラミド77.0質量%,p-アラミド5.0質量%, PET14.9質量%,弾性繊維2.6質量%,制電繊維0.5質量%であった。得られた織物の目付、強伸度、ストレッチ性、難燃性(燃焼性)はほぼ実施例6と同一であったが、ピリング試験は30時間で1級であり、好ましい織物とはならなかった。
(実施例9〜11)
ポリエステル繊維を下記のウール、難燃レーヨン、難燃アクリルにそれぞれ置き換えた以外は実施例6と同様に実験した。
(1)ウール繊維
ウール繊維はオーストラリア産、メリノ種の非改質ウール(平均繊維長:75mm)を使用した。
(2)難燃レーヨン
難燃レーヨンはオーストリア国レンチング社の商品名“ビスコースFR”(平均繊維長85mm、平均繊度3.3deci tex)を使用した。
(3)難燃アクリル
難燃アクリルはカネカ製、商品名“プロテックスM” (繊維長82〜102mm、平均繊度3.3deci tex)を使用した。
条件と結果を表3にまとめて示す。
Figure 2014208930
表3に示す通り、本発明の各実施例品はピリングが3級以上であり、織物の品位を高く維持できる。この性質は衣類に縫製した後も同様であり、摩擦によるピリングが発生しにくくなり、衣類の品位を高く維持できる。また強度と難燃性を高く維持し、緯糸に弾性繊維を使用したことにより、ヨコ方向にストレッチ性を与えて人体の動きを阻害しない織物であることが確認できた。実施例1〜8に比べてさらに難燃性が高いことも確認できた。
本発明の織物で得られた衣類は、作業服、消防服、警察出動服、ユニホーム、学生服などにも好適である。
1,5 織物
2,6a,6b 経糸
3,7 緯糸
4,8 ピリング
9 合撚糸
10a,10b 混紡紡績糸
11 弾性繊維糸

Claims (9)

  1. アラミド繊維とその他の繊維と制電繊維を含む混紡紡績糸を経糸とし、アラミド繊維とその他の繊維と制電繊維を含む混紡紡績糸と弾性繊維糸を一体的に撚った合撚糸を緯糸とした難燃ストレッチ織物であって、
    前記緯糸の混紡紡績糸のアラミド繊維混率は、経糸の混紡紡績糸のアラミド繊維混率に比べて相対的に低いことを特徴とする難燃ストレッチ織物。
  2. 前記緯糸の混紡紡績糸のアラミド繊維混率は、経糸の混紡紡績糸のアラミド繊維混率に比べて15質量%以上低い請求項1に記載の難燃ストレッチ織物。
  3. 前記その他の繊維は、ウール、難燃レーヨン、難燃アクリル及びポリエステルから選ばれる少なくとも一つの繊維である請求項1又は2に記載の難燃ストレッチ織物。
  4. 前記合撚糸は、紡績糸2本と弾性繊維糸1本を一体的に撚った合撚糸である請求項1〜3のいずれか1項に記載の難燃ストレッチ織物。
  5. 前記難燃ストレッチ織物を100質量%としたとき、下記に示す混率である請求項1〜4のいずれか1項に記載の難燃ストレッチ織物。
    (1)m-アラミド繊維:50〜80%
    (2)p-アラミド繊維:0〜5質量%
    (3)その他の繊維:10〜45質量%
    (4)制電繊維:0.1〜1質量%
    (5)弾性繊維:1.5〜4質量%
  6. 前記難燃ストレッチ織物の難燃性が、JIS L 1091 A-4法試験における12秒接炎で炭火長が15cm以下、残炎・残塵が2秒以下である請求項1〜5のいずれか1項に記載の難燃ストレッチ織物。
  7. 前記難燃ストレッチ織物のストレッチ性が、JIS L 1096 B法試験におけるヨコ伸長率が9%以上である請求項1〜6のいずれか1項に記載の難燃ストレッチ織物。
  8. 前記難燃ストレッチ織物のピリング性が、JIS L 1076 A(コルク)法において30時間で3級以上である請求項1〜7のいずれか1項に記載の難燃ストレッチ織物。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の難燃ストレッチ織物を縫製した衣類。
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