JPH0489460A - 2,6―ジハロゲノ―4―アミノフェノールの製造方法 - Google Patents

2,6―ジハロゲノ―4―アミノフェノールの製造方法

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JPH0489460A
JPH0489460A JP2201606A JP20160690A JPH0489460A JP H0489460 A JPH0489460 A JP H0489460A JP 2201606 A JP2201606 A JP 2201606A JP 20160690 A JP20160690 A JP 20160690A JP H0489460 A JPH0489460 A JP H0489460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dihalogeno
alcohol
naphthoquinone
catalyst
nitrophenol
Prior art date
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Pending
Application number
JP2201606A
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English (en)
Inventor
Shuichi Seino
情野 修一
Tomizo Fujino
藤野 富三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
I S C KAGAKU KK
Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
I S C KAGAKU KK
Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0489460A publication Critical patent/JPH0489460A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、2,6−ジハロゲノ−4−ニトロフェノール
を還元して2,6−ジハロゲノ−4−アミノフェノール
を製造する方法に関する。
〔従来技術〕
2.6−ジハロゲノ−4−ニトロフェノールのニトロ基
を還元してアミノ基に転換する方法は数多く知られてい
る。例えば鉄と塩酸、塩化錫、塩化ソーダを使用する還
元方法、水素を使用する水素添加法が一般的である。
この一般方法を本化合物の製法に応用すると原料である
2、6−ジハロゲノ−4−ニトロフェノールが不安定で
あるためハロゲン基の脱離等が起り、HCl、 HE 
r等が発生し、モノハロゲン化物が副生じ、低品質低収
量である。又鉄粉残渣、硫化ソーダが酸化されたチオ亜
硫酸ソーダ等の副産物の公害的な存在も見逃すことはで
きない。
本発明の2,6−ジハロゲノ−4−ニトロフェノール、
とくに2,6−ジクロロ−4−アミノフェノールは農薬
製造等における中間体として使用されるものでモノクロ
ロ誘導体の含有が1%未満のアミノ化合物を得る必要が
あると共に1色の強い二次生成物を極力防止する必要が
あり、従来の還元では精製を繰返さない限り目的を達成
することは困難であった。
これらの欠点を改良した方法として特開平2−4204
4号公報には水素添加方法が開示されているが特殊な溶
媒(ジエチレングリコールエーテル)中で高価な白金、
パラジウムを触媒としているためコスト高となる。
〔目  的〕
本発明の目的は上記の従来技術が内服していた問題を解
消し得る2、6−ジハロゲノ−4−アミノフェノールの
製造方法を提供することである。
〔構  成〕
本発明は、2,6−ジハロゲノ−4−ニトロフェノール
を塩基の存在下、ナフトキノン類又はナフタレンのジオ
ール類を触媒として、必要に応じて2ヶ以上のヒドロキ
シ基を持つベンゼン類を助触媒とし、第1級アルコール
および/または第2級アルコールで還元することを特徴
とする2、6−ジハロゲノ−4−アミノフェノールの製
造方法に関する。なおハロゲンとしては、CQついでB
rであることが好ましい。
本発明は、これにより技術的に容易で、しかも高品質、
高収量で、また公害的にも問題なく2.6−ジハロゲノ
−4−アミノフェノールを得ることができたものである
本発明を実施するには際しては、一般に2,6−ジハロ
ゲノ−4−ニトロフェノールを第1級アルコールおよび
/または第2級アルコールに加え、さらに塩基を加えた
後、触媒であるナフトキノン類又はナフタレンのジオー
ル類を加えて、必要に応じて助触媒として2ヶ以上のヒ
ドロキシ基をっ持つベンゼン類を添加し、加熱して還元
反応を行う。
本反応は触媒のみでも反応は進行するが、助触媒を使用
することにより反応時間を短縮することができる。反応
温度は50〜130℃が適当であり、好ましくは70〜
100℃である。
本発明の還元剤である第1級;第2級アルコール類とし
てはメタノール、エタノール、nプロパツール、n−ブ
タノール、インブタノール、n−アミルアルコール、イ
ソアミルアルコール、n−ヘキサノール、2−エチルブ
タノール、n−ヘプチルアルコール、n−オクタツール
、2−エチルヘキサノール、3,5.5−)−リメチル
ヘキサノール、n−デカノール、ドデカノール、テトラ
デカノール、イソプロピルアルコール、第2ブタノール
、3−ペンタノール、メチルアミルアルコール、2−ヘ
プタツール、3−ヘプタツール、2−オクタツール、ノ
ナノール、ウンデカノールなどがあげられる。中でも、
n−プロパツール、n−ブタノール、n−アミルアルコ
ール、イソプロピルアルコール、インブタノール、第2
ブタノール、第27ミルアルコール、シクロヘキサノー
ルが好ましい。
第1級アルコールは、2,6−ジハロゲノ−4−ニトロ
フェノール1+moΩ分子に対し化学当量である1、5
moQ以上、第2級アルコールは化学当量である3 m
o 0以上使用するのが好ましく、一般には溶媒をかね
て使用するので3 mo Q〜50mo Q、好ましく
は6〜20mo Q使用する。また2種以上のアルコー
ル類を混合しても何ら反応には悪影響がない。又使用す
るアルコール濃度は100%を使用する必要はなく40
〜90%の濃度が好ましい。
第1級アルコールの場合の反応式 (Rはアルキル基、Xはハロゲン) 第2級アルコールの場合の反応式 (R’、R′はアルキル基、又はR′、R#は互いに結
合した単系環を形成していてもよい。) 本発明の触媒であるナフトキノン類としては1.2−ナ
フトキノンや、1,4−ナフトキノン等を挙げることか
でき、ナフトキノンは核の水素がハロゲン原子、アルキ
ル基、アルコキシ基、水酸基で置換されていてもよい。
好ましい触媒である1、4−ナフトキノンは、次式で表
わされる。
(Y、Y’はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、アルコ
キシ基、水酸基、アルキル基よりなる群から選らばれた
基を表わす) 又、ナフタレンのジオール類としては、前記のナフトキ
ノン類のオキソ部分をジオールとしたものであり1例え
ば1,2−ナフトキノンに相当するジオール化合物は、
1,2−ジヒドロキシ−ナフタレン、1,4−ナフトキ
ノンに相当するものは、1.4−ジヒドロキシ−ナフタ
レンである。
本発明の方法で、特に好ましい触媒は、1,4−ナフト
キノン、2,3−ジクロル−1,4−ナフトキノン、2
,3−ジアルコキシ−1,4−ナフトキノン、2−アル
コキシ−3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン、2−
アルコキシ−3−クロル−1,4−ナフトキノン、2−
メチル−1,4−ナフトキノン、1.4−ジヒドロキシ
ナフタレン1.2−ジヒドロキシナフタレン(アルコキ
シ基は炭素数7以下の低級アルコキシ基が好ましい。)
である。これらは2種以上混合して使用してもよい。い
ずれにしてもその使用量は2,6−ジハロゲノ−4−ニ
トロフェノール1moΩ分子に対し0.03〜0,5m
oR分子が適当で、好ましくは0.05〜0.3mof
1分子である。助触媒である2ヶ以上のヒドロキシ基を
持つベンゼン類としてはカテコール、ハイドロキノン、
ピロガロール(それぞれのベンゼン環はアルキル基、ハ
ロゲン原子、低級アルコキシ基で置換されていてもよい
。)があげられ、中でもカテコール、ハイドロキノン、
3,4−ジヒドロキシ−トルエンが好ましい。その使用
量は2,6−ジハロゲノ−4−ニトロフェノールll1
OQ分子に対し0.03〜0.5w+o(1分子が適当
であり、好ましくは0.05〜0.3mob分子である
本発明は、助触媒なしでも進行するが触媒と助触媒を併
用すると反応時間が短縮できるので有利である。
塩基としては水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムが好
ましい。その使用量は2,6−ジハロゲノ−4−ニトロ
フェノール1分子に対し1〜12分子が適当であり、好
ましくは2〜8分子である。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を記載する。
実施例1  (請求項1対応) 攪拌器、温度計、逆流コンデンサーを備えたフラスコに
80%イソプロピルアルコール520g、苛性ソーダ5
0g (1、25mo Q )および2,6−ジクロロ
−4−ニトロフェノール52g(0,25mo Q )
を加え、75〜80℃に30分間攪拌後、50℃に冷却
し、触媒である2、3−ジクロロ−4−ナフトキノン5
.7g(0,025膳oQ)を投入し、30分間で81
℃(沸点)に昇温し同温度で反応させた。
液体クロマトグラフィーで反応を追跡し、未反応2,6
−ジクロロ−4−ニトロフェノールが0.05%以内と
なった12時間後に反応を終了した。反応終了後、水2
50a+ Qを加えてから生成したアセトンおよび過剰
のイソプロピルアルコールを回収する。反応物を溶解さ
せるため水500m Qおよび使用した苛性ソーダを中
和すると共に目的物の硫酸塩を生成するに必要な62.
5%硫酸123gを加えて(内容物pH1となる)から
95〜100℃加熱後触媒を除去するため濾過し、濾液
に食塩100gを投入攪拌して塩析する。その後48%
苛性ソーダ約30gでpHを5前後まで中和し15℃以
下に冷却、析出した目的物を吸引濾過により分離し、1
0℃以下の本釣100mΩで水洗後50〜60℃で乾燥
し、40.5gの収量で2,6−ジクロロ−4−アミノ
フェノールを得た。融点168〜170℃、収率91.
0%。
その目的物を液体クロマトグラフィーで分析した結果、
純度99.3%、モノクロル体0.06%であった・ 実施例2〜14(請求項1対応) 次表の反応条件に従って前記実施例1の場合に準じて反
応させ次表の結果を得た。
実施例15  (11求項2対応) 攪拌器、温度計、逆流コンデンサーを備えたフラスコに
80%イソプロピルアルコール520g、苛性ソーダ5
0g(1,25++o n )および2,6−ジクロロ
−4−ニトロフェノール52g(0,25mo Q )
を加え、75〜80℃に30分間攪拌後、50℃に冷却
し、触媒である2、3−ジクロロ−1,4−ナフトキノ
ン5.7gおよび助媒触であるハイドロキノン2.8g
(0,025n+o Q )を投入し、30分間で81
’C(沸点)に昇温し、同温度で反応させた。
液体クロマトグラフィーで反応を追跡し、未反応2,6
−ジクロロ−4−ニトロフェノールが0.05%以内と
なった6時間後に反応を終了した。反応後は実施例1と
全く同様処理して40.3gの収量で2,6−ジクロロ
−4−アミノフェノールを得た。
融点168〜170℃、収率90.5%、純度99.6
%、モノクロル体0.02%であった。
実施例16〜27(請求項2対応) 次表の反応条件に従って前記実施例15の場合に準じて
反応させ次表の結果を得た。
〔効  果〕
本発明によれば、技術的に操作が容易で、かつ公害問題
を発生させることなく、高収率で高品位の2,6−ジハ
ロゲノ−4−アミノフェノールを製造することができる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、2,6−ジハロゲノ−4−ニトロフェノールを塩基
    の存在下、触媒としてナフトキノン類又はナフタレンの
    ジオール類を使用し、第1級および/または第2級アル
    コール(環状アルコールを含む)で還元することを特徴
    とする2,6−ジハロゲノ−4−アミノフェノールの製
    造方法。 2、2,6−ジハロゲノ−4−ニトロフェノールを塩基
    の存在下、触媒としてナフトキノン類又はナフタレンの
    ジオール類、助触媒として2ケ以上のヒドロキシ基を持
    つベンゼン類を使用し第1級アルコールおよび/または
    第2級アルコール(環状アルコールを含む)で環元する
    ことを特徴とする2,6−ジハロゲノ−4−アミノフェ
    ノールの製造方法。
JP2201606A 1990-07-30 1990-07-30 2,6―ジハロゲノ―4―アミノフェノールの製造方法 Pending JPH0489460A (ja)

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