JPH0694442B2 - 〔2s*,3r*〕−2−(2z−ペンテニル)−3−アルコキシカルボニルメチル−シクロペンタノンの製法 - Google Patents
〔2s*,3r*〕−2−(2z−ペンテニル)−3−アルコキシカルボニルメチル−シクロペンタノンの製法Info
- Publication number
- JPH0694442B2 JPH0694442B2 JP61228444A JP22844486A JPH0694442B2 JP H0694442 B2 JPH0694442 B2 JP H0694442B2 JP 61228444 A JP61228444 A JP 61228444A JP 22844486 A JP22844486 A JP 22844486A JP H0694442 B2 JPH0694442 B2 JP H0694442B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- compound
- following formula
- represented
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、香料物質として極めて有用なジヤスミン香気
を有する特に[2S*,3R*]−2−(2Z−ペンテニル)
−3−メトキシカルボニルメチル−シクロペンタノン
(以下、メチルエピジヤスモネートという)を包含し
て、[2S*,3R*]−2−(2Z−ペンテニル)−3−ア
ルコキシカルボニルメチル−シクロペンタノン(以下、
アルキルエピジヤスモネートという)の新規な製法に関
する。
を有する特に[2S*,3R*]−2−(2Z−ペンテニル)
−3−メトキシカルボニルメチル−シクロペンタノン
(以下、メチルエピジヤスモネートという)を包含し
て、[2S*,3R*]−2−(2Z−ペンテニル)−3−ア
ルコキシカルボニルメチル−シクロペンタノン(以下、
アルキルエピジヤスモネートという)の新規な製法に関
する。
更に詳しくは、本発明は下記式(11) 但し式中、Rは低級アルキル基を示す、 で表わされる[1S*,2S*,3R*]−3−アルコキシカル
ボニルメチル−シクロペンタノールを酸化剤の存在下に
酸化反応させることを特徴とする下記式(1) 但し式中、Rは上記したと同義 で表わされるアルキルエピジヤスモネートの製法に関す
る。
ボニルメチル−シクロペンタノールを酸化剤の存在下に
酸化反応させることを特徴とする下記式(1) 但し式中、Rは上記したと同義 で表わされるアルキルエピジヤスモネートの製法に関す
る。
(従来の技術) 本発明の上記式(1)に包含されるメチルエピジヤスモ
ネートは、ジヤスミン精油の特徴的な香気を有するが、
その安定異性体である下記式(1)′ で表わされるメチルジヤスモネートは、メチルエピジヤ
スモネートに比べて香気が弱いことが報告されている
[第27回香料・テルペンおよび精油化学に関する検討会
講演要旨集、29(1983)]。上記式(1)′化合物の合
成例については、多くの報告がなされているが、上記式
(1)化合物の合成例については、下記工程図で表わさ
れる上記式(1)化合物に包含されるメチルエピジヤス
モネートについての方法が報告されているのみである
[J.Org.Chem.,40、462(1975)]。
ネートは、ジヤスミン精油の特徴的な香気を有するが、
その安定異性体である下記式(1)′ で表わされるメチルジヤスモネートは、メチルエピジヤ
スモネートに比べて香気が弱いことが報告されている
[第27回香料・テルペンおよび精油化学に関する検討会
講演要旨集、29(1983)]。上記式(1)′化合物の合
成例については、多くの報告がなされているが、上記式
(1)化合物の合成例については、下記工程図で表わさ
れる上記式(1)化合物に包含されるメチルエピジヤス
モネートについての方法が報告されているのみである
[J.Org.Chem.,40、462(1975)]。
又、上記(11)の[1S*,2S*,3R*]−3−メトキシカ
ルボニルメチル−シクロペンタノールは、カボチヤ種子
中より検出された植物成長作用のあるCuCurbic acidよ
り誘導された化合物であるが、該式(11)で特定された
化合物の合成例はまだ知られていない。
ルボニルメチル−シクロペンタノールは、カボチヤ種子
中より検出された植物成長作用のあるCuCurbic acidよ
り誘導された化合物であるが、該式(11)で特定された
化合物の合成例はまだ知られていない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の上記式(1)のアルキルエピジヤスモネートの
合成法に関しては、上記式(1)に包含されるメチルエ
ピジヤスモネートについて上述の方法が知られているの
みである。しかしながら上記式(1)に特定された化合
物(側鎖の配置がシス−型)を効率よく且つ十分な純度
で得ることは、いまだ解決されていない問題点である。
合成法に関しては、上記式(1)に包含されるメチルエ
ピジヤスモネートについて上述の方法が知られているの
みである。しかしながら上記式(1)に特定された化合
物(側鎖の配置がシス−型)を効率よく且つ十分な純度
で得ることは、いまだ解決されていない問題点である。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らはアルキルジヒドロエピジヤスモネート特に
メチルジヒドロエピジヤスモネートを目的化合物として
合成研究を行い、選択的にメチルジヒドロエピジヤスモ
ネートを合成することに成功し特許出願した(特願昭60
−166028)。
メチルジヒドロエピジヤスモネートを目的化合物として
合成研究を行い、選択的にメチルジヒドロエピジヤスモ
ネートを合成することに成功し特許出願した(特願昭60
−166028)。
今回その方法に準じて、上記式(1)を選択的に合成で
きる方法について、鋭意研究を行ってきた。その結果、
従来全く合成されたことのない下記式(11) 但し式中、Rは低級アルキル基を示す で表わされる[1S*,2S*,3R*]−2−(2Z−ペンテニ
ル)−3−アルコキシカルボニルメチル−シクロペンタ
ノールを選択的に合成できる方法を発見した。そして該
式(11)化合物を酸化剤の存在下に酸化反応させること
により下記式(1) 但し式中、Rは上記したと同義 で表わされるアルキルエピジヤスモネートを高純度で容
易に合成できる方法を発見した。
きる方法について、鋭意研究を行ってきた。その結果、
従来全く合成されたことのない下記式(11) 但し式中、Rは低級アルキル基を示す で表わされる[1S*,2S*,3R*]−2−(2Z−ペンテニ
ル)−3−アルコキシカルボニルメチル−シクロペンタ
ノールを選択的に合成できる方法を発見した。そして該
式(11)化合物を酸化剤の存在下に酸化反応させること
により下記式(1) 但し式中、Rは上記したと同義 で表わされるアルキルエピジヤスモネートを高純度で容
易に合成できる方法を発見した。
従って、本発明の目的は、香気的に優れた上記式(1)
で特定されたアルキルエピジヤスモネートの新規な製法
を提供するにある。
で特定されたアルキルエピジヤスモネートの新規な製法
を提供するにある。
上記式(11)の[1S*,2S*,3R*]−2−(2Z−ペンテ
ニル)−3−アルコキシカルボニルメチルシクロペンタ
ノールを合成するには、下記式(2) で表わされる2−アリル−2−シクロペンテノンをオゾ
ン分解し、生成したオゾニドを還元剤の存在下に反応せ
しめて、下記式(3) で表わされる2−ホルミルメチル−2−シクロペンテノ
ンを形成させる。次に該式(3)化合物を酸触媒の存在
下に低級アルコールと反応せしめて、下記式(4) 但し式中、R′は低級アルキル基を示す、 で表わされる2−(2′,2′−ジアルコキシエチル)−
2−シクロペンタノンを形成させ、該式(4)化合物を
還元試薬の存在下に水素化反応させて下記式(5) 但し式中R′は低級アルキル基を示す、 で表わされる2−(2′,2′−ジアルコキシエチル)−
2−シクロペンタノールを形成し、該式(5)化合物を
無水酢酸の存在下にアセチル化反応させることにより下
記式(6) 但し式中、R′は低級アルキル基を示す、 で表わされる2−(2′,2′−ジアルコキシエチル)−
2−シクロペンテニルアセテートを形成せしめ、次に該
式(6)化合物を0価パラジウム錯体の存在下にマロン
酸ジアルキルソジウム塩と反応させて下記式(7) 但し式中、Rは低級アルキル基を示し、R′は上記した
と同義 で表わされるアルキル−2−(2′,2′−ジアルコキシ
エチル)−2−シクロペンテニルマロネートを形成せし
める。そして該式(7)化合物を脱炭酸反応せしめ下記
式(8) 但し式中、RおよびR′は上記したと同義 で表わされるアルキル−2−(2′,2′−ジアルコキシ
エチル)−2−シクロペンテニルアセテートを形成せし
め、次いで該式(8)化合物をボラン類の存在下にハイ
ドロボレーシヨンし、次いで酸化剤の存在下に酸化反応
させることにより下記式(9) 但し式中、RおよびR′は上記したと同義であり、は
α−結合もしくはβ−結合を示す、 で表わされる3−アルコキシカルボニルメチル−2−
(2′,2′−ジアルコキシエチル)シクロペンタノール
を形成させ、次いで該式(9)化合物を酸の存在下に脱
アセタール化させることにより下記式(10) 但し式中、Rは上記したと同義 で表わされる2−ホルミルメチル−3−アルコキシカル
ボニルメチル−シクロペンタノールを形成せしめ、次い
で該式(10)化合物をプロピリデントリフエニルホスホ
ラン(Ph3P=CHCH2CH3)と反応させることにより容易に
合成することができる。本発明の上記式(1)のアルキ
ルエピジヤスモネートの合成法を反応工程図で示すと、
例えば以下の様に表わすことができる。
ニル)−3−アルコキシカルボニルメチルシクロペンタ
ノールを合成するには、下記式(2) で表わされる2−アリル−2−シクロペンテノンをオゾ
ン分解し、生成したオゾニドを還元剤の存在下に反応せ
しめて、下記式(3) で表わされる2−ホルミルメチル−2−シクロペンテノ
ンを形成させる。次に該式(3)化合物を酸触媒の存在
下に低級アルコールと反応せしめて、下記式(4) 但し式中、R′は低級アルキル基を示す、 で表わされる2−(2′,2′−ジアルコキシエチル)−
2−シクロペンタノンを形成させ、該式(4)化合物を
還元試薬の存在下に水素化反応させて下記式(5) 但し式中R′は低級アルキル基を示す、 で表わされる2−(2′,2′−ジアルコキシエチル)−
2−シクロペンタノールを形成し、該式(5)化合物を
無水酢酸の存在下にアセチル化反応させることにより下
記式(6) 但し式中、R′は低級アルキル基を示す、 で表わされる2−(2′,2′−ジアルコキシエチル)−
2−シクロペンテニルアセテートを形成せしめ、次に該
式(6)化合物を0価パラジウム錯体の存在下にマロン
酸ジアルキルソジウム塩と反応させて下記式(7) 但し式中、Rは低級アルキル基を示し、R′は上記した
と同義 で表わされるアルキル−2−(2′,2′−ジアルコキシ
エチル)−2−シクロペンテニルマロネートを形成せし
める。そして該式(7)化合物を脱炭酸反応せしめ下記
式(8) 但し式中、RおよびR′は上記したと同義 で表わされるアルキル−2−(2′,2′−ジアルコキシ
エチル)−2−シクロペンテニルアセテートを形成せし
め、次いで該式(8)化合物をボラン類の存在下にハイ
ドロボレーシヨンし、次いで酸化剤の存在下に酸化反応
させることにより下記式(9) 但し式中、RおよびR′は上記したと同義であり、は
α−結合もしくはβ−結合を示す、 で表わされる3−アルコキシカルボニルメチル−2−
(2′,2′−ジアルコキシエチル)シクロペンタノール
を形成させ、次いで該式(9)化合物を酸の存在下に脱
アセタール化させることにより下記式(10) 但し式中、Rは上記したと同義 で表わされる2−ホルミルメチル−3−アルコキシカル
ボニルメチル−シクロペンタノールを形成せしめ、次い
で該式(10)化合物をプロピリデントリフエニルホスホ
ラン(Ph3P=CHCH2CH3)と反応させることにより容易に
合成することができる。本発明の上記式(1)のアルキ
ルエピジヤスモネートの合成法を反応工程図で示すと、
例えば以下の様に表わすことができる。
本発明に上記工程図に従って、詳細に以下に説明する。
上記工程図において、式(2)の2−アリル−2−シク
ロペンテノンは、例えばジヒドロレゾルシノールをアル
カリ水溶液中、アリルブロミドによりアルキル化を行
い、続いてt−ブチルハイポクロリドによりクロル化を
行ってクロロケトンとなし、これを、たとえば、キシレ
ン中で粉末の炭酸ナリトウムと反応して容易に得ること
ができる。
ロペンテノンは、例えばジヒドロレゾルシノールをアル
カリ水溶液中、アリルブロミドによりアルキル化を行
い、続いてt−ブチルハイポクロリドによりクロル化を
行ってクロロケトンとなし、これを、たとえば、キシレ
ン中で粉末の炭酸ナリトウムと反応して容易に得ること
ができる。
例えば、上述のようにして合成することのできる式
(2)化合物から、式(3)の2−ホルミル−2−シク
ロペンテノンを得るには、式(2)化合物をオゾン分解
し、生成したオゾニドを例えばジメチルスルフイドの如
き還元剤で還元することにより容易に得ることができ
る。
(2)化合物から、式(3)の2−ホルミル−2−シク
ロペンテノンを得るには、式(2)化合物をオゾン分解
し、生成したオゾニドを例えばジメチルスルフイドの如
き還元剤で還元することにより容易に得ることができ
る。
上記のオゾン分解反応は、例えば、メタノール、エタノ
ール、イソプロピルアルコールのごとき有機溶媒中で行
うことができ、通常、例えば約−70℃〜約−60℃程度の
温度条件下にオゾンを通じて行うことができる。オゾン
分解の時間は、適宜に選択して行うことができるが、例
えば約0.5〜約5時間程度の範囲で行えば十分である。
生成したオゾニドを、たとえばジメチルスルフイドで還
元する際のジメチルスルフイドの使用量には、特別の制
約はなく適宜に選択すれば良く、例えば生成したオゾニ
ドに対して約2〜約10モル程度の範囲を例示することが
できる。他の還元剤として例えば、亜鉛−酢酸、トリフ
エニルホスフイン等も使用することが出来る。
ール、イソプロピルアルコールのごとき有機溶媒中で行
うことができ、通常、例えば約−70℃〜約−60℃程度の
温度条件下にオゾンを通じて行うことができる。オゾン
分解の時間は、適宜に選択して行うことができるが、例
えば約0.5〜約5時間程度の範囲で行えば十分である。
生成したオゾニドを、たとえばジメチルスルフイドで還
元する際のジメチルスルフイドの使用量には、特別の制
約はなく適宜に選択すれば良く、例えば生成したオゾニ
ドに対して約2〜約10モル程度の範囲を例示することが
できる。他の還元剤として例えば、亜鉛−酢酸、トリフ
エニルホスフイン等も使用することが出来る。
上記のようにして得られた式(3)化合物は、分離する
ことなく、反応系に酸触媒を添加して、低級アルコール
の存在下に式(3)化合物をアセタール化することによ
り式(4)の2−(2′,2′−ジアルコキシエチル)−
2−シクロペンテノンに転化することができる。低級ア
ルコールの具体例としては、例えばメタノール、エタノ
ール、プロパノール、ブタノール、ペンチルアルコール
などのごときアルコールを好ましくは例示することがで
きる。これら低級アルコールの使用量は、例えば、式
(3)化合物に対して約1〜約10モル程度の範囲の使用
量を例示することができる。
ことなく、反応系に酸触媒を添加して、低級アルコール
の存在下に式(3)化合物をアセタール化することによ
り式(4)の2−(2′,2′−ジアルコキシエチル)−
2−シクロペンテノンに転化することができる。低級ア
ルコールの具体例としては、例えばメタノール、エタノ
ール、プロパノール、ブタノール、ペンチルアルコール
などのごときアルコールを好ましくは例示することがで
きる。これら低級アルコールの使用量は、例えば、式
(3)化合物に対して約1〜約10モル程度の範囲の使用
量を例示することができる。
アセタール化反応は、例えば約−40゜〜約+20℃程度の
温度下に約0.5〜約24時間程度反応して行うことができ
る。反応終了後は常法に従って処理して、例えば蒸留の
ごとき手段で精製して式(4)化合物を容易に得ること
ができる。
温度下に約0.5〜約24時間程度反応して行うことができ
る。反応終了後は常法に従って処理して、例えば蒸留の
ごとき手段で精製して式(4)化合物を容易に得ること
ができる。
式(4)化合物から式(5)の2−(2′,2′−ジアル
コキシエチル)−2−シクロペンテノールを合成するに
は、式(4)化合物を有機溶媒中、還元試薬で水素化し
て容易に合成することができる。水素化反応は、例えば
約−70゜〜約+20℃程度の温度範囲で約0.5〜約2時間
程度の反応時間で行うことができる。水素化反応に使用
する還元試薬としては、例えば水素化リチウムアルミニ
ウム、水素化ジイソブチルアルミニウムなどを好ましく
は挙げることができる。これら還元試薬の使用量として
は、例えば式(4)化合物に対して約0.4〜約1モル程
度の範囲が好ましく例示できる。又、使用する勇気溶媒
としては、例えばエーテル、テトラヒドロフラン、トル
エン、ヘキサンなどのごとき溶媒が好ましく例示でき
る。これら溶媒の使用量には特別の制約はなく、広い範
囲で使用可能であるが、例えば式(4)化合物に対して
約2〜約20重量倍程度の範囲を例示することができる。
反応終了後は、常法に従って反応液にアルカリ水溶液を
注入し、有機層を乾燥、濃縮して式(5)を容易に得る
ことができる。得られた式(5)化合物は、必要により
例えば蒸留のごとき手段で精製することができる。
コキシエチル)−2−シクロペンテノールを合成するに
は、式(4)化合物を有機溶媒中、還元試薬で水素化し
て容易に合成することができる。水素化反応は、例えば
約−70゜〜約+20℃程度の温度範囲で約0.5〜約2時間
程度の反応時間で行うことができる。水素化反応に使用
する還元試薬としては、例えば水素化リチウムアルミニ
ウム、水素化ジイソブチルアルミニウムなどを好ましく
は挙げることができる。これら還元試薬の使用量として
は、例えば式(4)化合物に対して約0.4〜約1モル程
度の範囲が好ましく例示できる。又、使用する勇気溶媒
としては、例えばエーテル、テトラヒドロフラン、トル
エン、ヘキサンなどのごとき溶媒が好ましく例示でき
る。これら溶媒の使用量には特別の制約はなく、広い範
囲で使用可能であるが、例えば式(4)化合物に対して
約2〜約20重量倍程度の範囲を例示することができる。
反応終了後は、常法に従って反応液にアルカリ水溶液を
注入し、有機層を乾燥、濃縮して式(5)を容易に得る
ことができる。得られた式(5)化合物は、必要により
例えば蒸留のごとき手段で精製することができる。
上述のようにして得ることのできる式(5)化合物から
式(6)の2−(2′,2′−ジアルコキシエチル)−2
−シクロペンテニルアセテートを合成するには、式
(5)化合物をピリジンの存在下に無水酢酸でアセチル
化することにより容易に合成することができる。アセチ
ル化反応は、例えば約0゜〜約40℃程度の温度範囲で約
0.5〜約4時間程度の範囲で行うことができる。無水酢
酸の使用量としては、例えば、式(5)化合物に対して
約1〜約10モル程度の範囲を好ましく例示することがで
きる。又、ピリジンの使用量としては、例えば式(5)
化合物に対して約2〜約10重量倍程度の範囲を挙げるこ
とができる。反応終了後は、反応生成物をエーテルのご
とき有機溶媒で抽出し、エーテル層をアルカリ水溶液で
中和し、濃縮し、例えば蒸留のごとき手段で精製して式
(6)化合物を容易に得ることができる。
式(6)の2−(2′,2′−ジアルコキシエチル)−2
−シクロペンテニルアセテートを合成するには、式
(5)化合物をピリジンの存在下に無水酢酸でアセチル
化することにより容易に合成することができる。アセチ
ル化反応は、例えば約0゜〜約40℃程度の温度範囲で約
0.5〜約4時間程度の範囲で行うことができる。無水酢
酸の使用量としては、例えば、式(5)化合物に対して
約1〜約10モル程度の範囲を好ましく例示することがで
きる。又、ピリジンの使用量としては、例えば式(5)
化合物に対して約2〜約10重量倍程度の範囲を挙げるこ
とができる。反応終了後は、反応生成物をエーテルのご
とき有機溶媒で抽出し、エーテル層をアルカリ水溶液で
中和し、濃縮し、例えば蒸留のごとき手段で精製して式
(6)化合物を容易に得ることができる。
式(6)化合物から式(7)のジアルキル2−(2′,
2′−ジアルコキシエチル)−2−シクロペンテニルマ
ロネートを合成するには、式(6)化合物とマロン酸ジ
アルキルソジウム塩を有機溶媒中、0価パラジウム錯体
の存在下に縮合反応させることによって、容易に合成す
ることができる。
2′−ジアルコキシエチル)−2−シクロペンテニルマ
ロネートを合成するには、式(6)化合物とマロン酸ジ
アルキルソジウム塩を有機溶媒中、0価パラジウム錯体
の存在下に縮合反応させることによって、容易に合成す
ることができる。
上記反応に用いられるマロン酸ジアルキルソジウム塩の
使用量としては、例えば式(6)化合物に対して約1〜
約10モル程度の範囲を好ましく例示することができる。
ここで、使用するマロン酸ジアルキルソジウム塩の好ま
しいアルキルの具体例としては例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、イソブチル、ブチル、t
−ブチル、ペンチルなどを例示することができる。又、
上記反応に使用する0価パラジウム錯体としては、例え
ば、テトラキストリフエニルホスフイノパラジウム、エ
チレンビスフエニルホスフインパラジウムなどをあげる
ことができる。これら0価パラジウム錯体の使用量とし
ては、式(6)化合物に体して例えば、約0.001〜約0.1
モル程度の範囲を好ましく例示することができる。又、
有機溶媒の例としては、例えば、エーテル、テトラヒド
ロフラン、ベンゼン、トルエンのごとき溶媒が例示でき
る。これら溶媒の使用量には、特別の制約はなく適宜選
択すればよいが、例えば、式(6)化合物に対して約2
〜約20重量倍程度の範囲が、しばしば採用される。この
縮合反応は、例えば、好ましくは約0゜〜約80℃程度の
温度範囲で、好ましくは約2〜約20時間程度の反応時間
の条件下で容易に行うことができる。反応終了後は、反
応生成物を例えばエーテル抽出し、エーテル層をアルカ
リ水溶液で中和し、乾燥濃縮し、例えばカラムクロマト
グラフイーのごとき手段で精製して式(7)化合物を容
易に得ることができる。
使用量としては、例えば式(6)化合物に対して約1〜
約10モル程度の範囲を好ましく例示することができる。
ここで、使用するマロン酸ジアルキルソジウム塩の好ま
しいアルキルの具体例としては例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、イソブチル、ブチル、t
−ブチル、ペンチルなどを例示することができる。又、
上記反応に使用する0価パラジウム錯体としては、例え
ば、テトラキストリフエニルホスフイノパラジウム、エ
チレンビスフエニルホスフインパラジウムなどをあげる
ことができる。これら0価パラジウム錯体の使用量とし
ては、式(6)化合物に体して例えば、約0.001〜約0.1
モル程度の範囲を好ましく例示することができる。又、
有機溶媒の例としては、例えば、エーテル、テトラヒド
ロフラン、ベンゼン、トルエンのごとき溶媒が例示でき
る。これら溶媒の使用量には、特別の制約はなく適宜選
択すればよいが、例えば、式(6)化合物に対して約2
〜約20重量倍程度の範囲が、しばしば採用される。この
縮合反応は、例えば、好ましくは約0゜〜約80℃程度の
温度範囲で、好ましくは約2〜約20時間程度の反応時間
の条件下で容易に行うことができる。反応終了後は、反
応生成物を例えばエーテル抽出し、エーテル層をアルカ
リ水溶液で中和し、乾燥濃縮し、例えばカラムクロマト
グラフイーのごとき手段で精製して式(7)化合物を容
易に得ることができる。
上述のようにして合成することのできる式(7)化合物
から式(8)のアルコキシ2−(2′,2′−ジアルコキ
シエチル)−2−シクロペンテニルアセテートを合成す
るには、式(7)化合物を例えば、塩化ナトリウム、塩
化カリウム、塩化リチウムのごとき塩類の存在下に水、
ジメチルフオルムアミド、ジメチルスルオキシドなどの
ごとき溶媒中で、例えば、約100゜〜約200℃程度の温度
範囲で、約5〜約20時間程度脱炭酸反応することによ
り、容易に合成することができる。この反応に使用する
塩類の使用量としては、式(7)化合物に対して、例え
ば、約1〜10重量倍程度の範囲を好ましくはあげること
ができる。上記脱炭酸反応は、例えば、アルゴンなどの
ごとき不活性雰囲気下に行うことが望ましい。反応終了
後は、たとえばエーテル抽出、エーテル層を水洗浄、乾
燥、濃縮し、例えば蒸留のごとき手段で精製して式
(8)化合物を容易に得ることができる。
から式(8)のアルコキシ2−(2′,2′−ジアルコキ
シエチル)−2−シクロペンテニルアセテートを合成す
るには、式(7)化合物を例えば、塩化ナトリウム、塩
化カリウム、塩化リチウムのごとき塩類の存在下に水、
ジメチルフオルムアミド、ジメチルスルオキシドなどの
ごとき溶媒中で、例えば、約100゜〜約200℃程度の温度
範囲で、約5〜約20時間程度脱炭酸反応することによ
り、容易に合成することができる。この反応に使用する
塩類の使用量としては、式(7)化合物に対して、例え
ば、約1〜10重量倍程度の範囲を好ましくはあげること
ができる。上記脱炭酸反応は、例えば、アルゴンなどの
ごとき不活性雰囲気下に行うことが望ましい。反応終了
後は、たとえばエーテル抽出、エーテル層を水洗浄、乾
燥、濃縮し、例えば蒸留のごとき手段で精製して式
(8)化合物を容易に得ることができる。
式(9)の3−アルコキシカルボニルメチル−2−
(2′,2′−ジアルコキシエチル)シクロペンタノール
を合成するには、式(8))化合物を有機溶媒中、ボラ
ン類の存在下にハイドロボレーシヨンし、次いで酸化剤
の存在下に酸化反応することにより容易に行なうことが
できる。
(2′,2′−ジアルコキシエチル)シクロペンタノール
を合成するには、式(8))化合物を有機溶媒中、ボラ
ン類の存在下にハイドロボレーシヨンし、次いで酸化剤
の存在下に酸化反応することにより容易に行なうことが
できる。
上記ハイドロボレーシヨンに使用するボラン類として
は、例えば、ボランジメチルスルフイド溶液、テキシル
ボラン、9−ボラビシクロ(3,3,1)ノナンなどを好ま
しく例示することができる。これらボラン類の使用量と
しては、式(8)化合物に対して、例えば、約0.4〜約1
0モル程度の範囲を好ましく例示することができる。
又、使用する有機溶媒としては、例えば、テトラヒドロ
フラン、ジメトキシエタン、ジグリムなどを好ましくは
例示することができる。これら有機溶媒の使用量は、適
宜に選択すれば良く、式(8)化合物に対して、例え
ば、約2〜約20重量倍程度の範囲をあげることができ
る。ハイドロボレーシヨンは、例えば、約−20〜約+20
℃程度の反応温度で、約0.1〜約4時間程度の範囲の好
ましい条件下で容易に行うことができる。反応終了後
は、たとえばアルカリ水溶液で処理し、次の酸化反応工
程を行うことができる。この酸化反応は、例えば、過酸
化水素のごとき酸化剤の存在下に、例えば、約0〜約60
℃程度の温度範囲で、約0.5〜約5時間程度の好ましい
条件下で容易に行なうことができる。酸化剤の使用量と
しては、上記のハイドロボレーシヨン生成物に対して、
例えば、約1〜約5モル程度の範囲を好ましくあげるこ
とができる。反応終了後は、中和、水洗浄を行って、例
えば、カラムクロマト、蒸留などのごとき手段で精製し
て式(9)化合物を容易に得ることができる。
は、例えば、ボランジメチルスルフイド溶液、テキシル
ボラン、9−ボラビシクロ(3,3,1)ノナンなどを好ま
しく例示することができる。これらボラン類の使用量と
しては、式(8)化合物に対して、例えば、約0.4〜約1
0モル程度の範囲を好ましく例示することができる。
又、使用する有機溶媒としては、例えば、テトラヒドロ
フラン、ジメトキシエタン、ジグリムなどを好ましくは
例示することができる。これら有機溶媒の使用量は、適
宜に選択すれば良く、式(8)化合物に対して、例え
ば、約2〜約20重量倍程度の範囲をあげることができ
る。ハイドロボレーシヨンは、例えば、約−20〜約+20
℃程度の反応温度で、約0.1〜約4時間程度の範囲の好
ましい条件下で容易に行うことができる。反応終了後
は、たとえばアルカリ水溶液で処理し、次の酸化反応工
程を行うことができる。この酸化反応は、例えば、過酸
化水素のごとき酸化剤の存在下に、例えば、約0〜約60
℃程度の温度範囲で、約0.5〜約5時間程度の好ましい
条件下で容易に行なうことができる。酸化剤の使用量と
しては、上記のハイドロボレーシヨン生成物に対して、
例えば、約1〜約5モル程度の範囲を好ましくあげるこ
とができる。反応終了後は、中和、水洗浄を行って、例
えば、カラムクロマト、蒸留などのごとき手段で精製し
て式(9)化合物を容易に得ることができる。
式(9)化合物から式(10)の2−ホルミルメチル−3
−アルコキシカルボニルメチル−シクロペンタノールを
合成するには、式(9)化合物を酸と接触させることに
より容易に行うことができた。この反応に使用する酸と
しては、例えば、酢酸、シユウ酸、酒石酸、クエン酸な
どの如き有機酸を例示することができる。このような酸
の使用量には特別の制約はなく適宜に選択すれば良く、
式(9)化合物に対して例えば、約2〜約10重量倍程度
の範囲をあげることができる。この脱アセタール化反応
は、例えば約0゜〜約60℃程度の温度条件下に約1〜約
10時間程度反応して行うことができる。反応終了後は、
アルカリ水溶液で洗浄し、エーテル抽出を行い乾燥、濃
縮して式(10)化合物を容易に得ることができる。得ら
れた式(10)化合物は、蒸留、カラムクロマトグラフイ
ーのごとき手段で精製しても良いが、通常は精製するこ
となく次の工程の原料とすることができる。上記のよう
にして得ることのできる式(10)化合物から式(11)の
[1S*,2S*,3R*]−2−(2Z−ペンテニル)−3−ア
ルコキシカルボニルメチル−シクロペンタノールを合成
するには、式(10)化合物を有機溶媒中、プロピリデン
トリフエニルホスホラン(Ph3P=CHCH2CH3)と接触反応
させることにより行うことができる。このウイテツヒ反
応は、例えば、約−20゜〜約20℃程度の温度条件下に約
0.5〜約10時間反応することにより容易に行うことがで
きる。この際、アルゴンのごとき不活性雰囲気下に行う
ことが望ましい。プロピリデントリフエニルホスホラン
の使用量としては、式(10)化合物に対し、例えば約1
〜約3モル程度の範囲の使用量を好ましく例示すること
ができる。又、使用する有機溶媒としては、例えば、ジ
メトキシエタン、ベンゼン、THFなどのごとき溶媒を好
ましくあげることができる。これら有機溶媒の使用量
は、特別に制約されることなく広い範囲で使用可能であ
るが、例えば式(10)化合物に対し約1〜約10重量倍程
度の範囲が好ましく例示できる。反応終了後は、重ソを
加え濃縮した後、ロ過し結晶を例えば酢酸エチルで洗浄
した後ロ液を濃縮し、例えばカラムクロマトで副生成物
である[1S*,5*,8*]−8−(2Z−ペンテニル)−2
−オキサビシクロ[3,2,1]オクタン−3−オンを除
き、式(11)化合物を得ることができる。
−アルコキシカルボニルメチル−シクロペンタノールを
合成するには、式(9)化合物を酸と接触させることに
より容易に行うことができた。この反応に使用する酸と
しては、例えば、酢酸、シユウ酸、酒石酸、クエン酸な
どの如き有機酸を例示することができる。このような酸
の使用量には特別の制約はなく適宜に選択すれば良く、
式(9)化合物に対して例えば、約2〜約10重量倍程度
の範囲をあげることができる。この脱アセタール化反応
は、例えば約0゜〜約60℃程度の温度条件下に約1〜約
10時間程度反応して行うことができる。反応終了後は、
アルカリ水溶液で洗浄し、エーテル抽出を行い乾燥、濃
縮して式(10)化合物を容易に得ることができる。得ら
れた式(10)化合物は、蒸留、カラムクロマトグラフイ
ーのごとき手段で精製しても良いが、通常は精製するこ
となく次の工程の原料とすることができる。上記のよう
にして得ることのできる式(10)化合物から式(11)の
[1S*,2S*,3R*]−2−(2Z−ペンテニル)−3−ア
ルコキシカルボニルメチル−シクロペンタノールを合成
するには、式(10)化合物を有機溶媒中、プロピリデン
トリフエニルホスホラン(Ph3P=CHCH2CH3)と接触反応
させることにより行うことができる。このウイテツヒ反
応は、例えば、約−20゜〜約20℃程度の温度条件下に約
0.5〜約10時間反応することにより容易に行うことがで
きる。この際、アルゴンのごとき不活性雰囲気下に行う
ことが望ましい。プロピリデントリフエニルホスホラン
の使用量としては、式(10)化合物に対し、例えば約1
〜約3モル程度の範囲の使用量を好ましく例示すること
ができる。又、使用する有機溶媒としては、例えば、ジ
メトキシエタン、ベンゼン、THFなどのごとき溶媒を好
ましくあげることができる。これら有機溶媒の使用量
は、特別に制約されることなく広い範囲で使用可能であ
るが、例えば式(10)化合物に対し約1〜約10重量倍程
度の範囲が好ましく例示できる。反応終了後は、重ソを
加え濃縮した後、ロ過し結晶を例えば酢酸エチルで洗浄
した後ロ液を濃縮し、例えばカラムクロマトで副生成物
である[1S*,5*,8*]−8−(2Z−ペンテニル)−2
−オキサビシクロ[3,2,1]オクタン−3−オンを除
き、式(11)化合物を得ることができる。
本発明の式(1)のアルキルエピジヤスモネートを合成
するには、上記で得られた式(11)化合物をエーテル
中、酸化剤の存在下に酸化反応して容易に合成すること
ができる。この酸化反応は、例えば、約0゜〜約10℃程
度の温度条件下に約1〜約30分程度反応して行うことが
できる。酸化剤としては、例えば重クロム酸ナトリウ
ム、クロム酸などのごとき酸化剤を例示することができ
る。これら酸化剤の使用量としては、例えば式(11)に
対して約1〜約3モル程度の使用量をあげることができ
る。反応終了後は、常法に従って処理し、例えばカラム
クロマトのごとき手段で精製し、純粋な式(1)のアル
キルエピジヤスモネートを容易に得ることができる。式
(1)化合物の具体例としては、例えばメチルエピジヤ
スモネート、エチルエピジヤスモネート、プロピルエピ
ジヤスモネート、イソプロピルエピジヤスモネート、ブ
チルエピジヤスモネート、イソブチルエピジヤスモネー
ト、t−ブチルエピジヤスモネート、ペンチルエピジヤ
スモネートなどを好ましく例示することができる。
するには、上記で得られた式(11)化合物をエーテル
中、酸化剤の存在下に酸化反応して容易に合成すること
ができる。この酸化反応は、例えば、約0゜〜約10℃程
度の温度条件下に約1〜約30分程度反応して行うことが
できる。酸化剤としては、例えば重クロム酸ナトリウ
ム、クロム酸などのごとき酸化剤を例示することができ
る。これら酸化剤の使用量としては、例えば式(11)に
対して約1〜約3モル程度の使用量をあげることができ
る。反応終了後は、常法に従って処理し、例えばカラム
クロマトのごとき手段で精製し、純粋な式(1)のアル
キルエピジヤスモネートを容易に得ることができる。式
(1)化合物の具体例としては、例えばメチルエピジヤ
スモネート、エチルエピジヤスモネート、プロピルエピ
ジヤスモネート、イソプロピルエピジヤスモネート、ブ
チルエピジヤスモネート、イソブチルエピジヤスモネー
ト、t−ブチルエピジヤスモネート、ペンチルエピジヤ
スモネートなどを好ましく例示することができる。
以下に実施例にあげて、本発明の実施態様を詳細にのべ
る。
る。
(実 施 例) (1) 2−ホルミルメチル−2−シクロペンテノン式
(3)の合成。
(3)の合成。
2−アリル−2−シクロペンテノン14.67g(0.12モル)
をメタノール90mlに溶解し、−70゜〜−60℃に冷却す
る。オゾンを同温で2時間通じオゾン分解を行った。生
成したオゾニドをジメチルスルフイド11.6ml(0.158モ
ル)で還元して式(3)化合物を合成した。式(3)化
合物は単離することなく、式(4)化合物の原料とし
た。
をメタノール90mlに溶解し、−70゜〜−60℃に冷却す
る。オゾンを同温で2時間通じオゾン分解を行った。生
成したオゾニドをジメチルスルフイド11.6ml(0.158モ
ル)で還元して式(3)化合物を合成した。式(3)化
合物は単離することなく、式(4)化合物の原料とし
た。
(2) 2−(2′,2′−ジメトキシエチル)−2−シ
クロペンテノン式(4)の合成。
クロペンテノン式(4)の合成。
実施例(1)で得られた反応生成物[式(3)]にp−
トルエンスルホン酸0.2gを添加し、50゜〜60℃で5時間
アセタール化を行った。反応液をNaHCO3で中和し濃縮し
た。蒸留により精製し式(4)化合物16.46gを得た。収
率;80%。
トルエンスルホン酸0.2gを添加し、50゜〜60℃で5時間
アセタール化を行った。反応液をNaHCO3で中和し濃縮し
た。蒸留により精製し式(4)化合物16.46gを得た。収
率;80%。
bp 100℃〜103℃/5.5mmHg ▲n22 D▼=1.4707 IR Vmax cm-1:3050、1705、1635、1200、1125、1075、
1055 PMR(60MHZ):2.05〜2.76(6H.m)3.25(6H.s)、4.49
(1H.t)7.48(1H.m) (3) 2−(2′,2′−ジメトキシエチル)−2−シ
クロペンテノール式(5)の合成。
1055 PMR(60MHZ):2.05〜2.76(6H.m)3.25(6H.s)、4.49
(1H.t)7.48(1H.m) (3) 2−(2′,2′−ジメトキシエチル)−2−シ
クロペンテノール式(5)の合成。
LiAlH4:1.78gをdyエーテル420mlにけんだくし−5℃に
冷却する。これに同温で式(4)化合物16.5gをエーテ
ル:70mlに溶解した液を2.0hrで滴下する。同温で30min
撹拌した後、水:1.78ml、15%NaOH:1.78ml、水:3.56ml
を滴下し、過、乾燥、濃縮する。粗製:16.6gを得る。
冷却する。これに同温で式(4)化合物16.5gをエーテ
ル:70mlに溶解した液を2.0hrで滴下する。同温で30min
撹拌した後、水:1.78ml、15%NaOH:1.78ml、水:3.56ml
を滴下し、過、乾燥、濃縮する。粗製:16.6gを得る。
(4) 2−(2′,2′−ジメトキシエチル)−2−シ
クロペンテニルアセテート式(6)の合成。
クロペンテニルアセテート式(6)の合成。
粗製式(5)化合物16.6gをpyridine:103mlに溶解し、
無水酢酸:28.3gを加え、室温で5.5hr撹拌する。MeOH:20
mlを加え濃縮し、ether抽出、aq.NaHCO3洗、aq.NaCl洗
し、乾燥、濃縮し粗製:16.9gを得た。
無水酢酸:28.3gを加え、室温で5.5hr撹拌する。MeOH:20
mlを加え濃縮し、ether抽出、aq.NaHCO3洗、aq.NaCl洗
し、乾燥、濃縮し粗製:16.9gを得た。
蒸留により精製し式(6)化合物15.3gを得た収率:73.7
% bp:100℃〜102℃/4mmHg ▲n20 D▼=1.4511 IR Vmax cm-1:3050、1735、1655、1195、1160、1125、
1050、1035 PMR(60MHZ):1.59〜2.50(6H.m)1.98(3H.s)3.19(6
H.s)4.42(1H.t)5.70(1H.m)5.65(1H.m) (5) ジメチル2−(2′,2′−ジメトキシ)−2−
シクロペンテニルマロネート式(7)の合成。
% bp:100℃〜102℃/4mmHg ▲n20 D▼=1.4511 IR Vmax cm-1:3050、1735、1655、1195、1160、1125、
1050、1035 PMR(60MHZ):1.59〜2.50(6H.m)1.98(3H.s)3.19(6
H.s)4.42(1H.t)5.70(1H.m)5.65(1H.m) (5) ジメチル2−(2′,2′−ジメトキシ)−2−
シクロペンテニルマロネート式(7)の合成。
式(6)化合物16.87g(78.8m mole)、トリフエニルホ
スフイン、2.10g、Pd(Ph3P)4[テトラキストリフエ
ニルホスフインパラジウム(0)]:0.625gをdy THF
60mlに溶解しAr gas下撹拌する。これをdy THF 280m
l、60%NaH:13.0g(0.324mole)、マロン酸ジメチル:4
2.8g(0.324mole)より調整したマロン酸ジメチルナト
リウム塩に加え90℃、12hr撹拌する。反応液をエーテル
抽出し、aq.NaCl洗、乾燥、濃縮し式(7)化合物の粗
製を得た。シリカゲルカラムクロマト(hexene:酢エチ:
3:1)で精製した(7)化合物21.6gを得た。収率:96% bp 119℃〜120℃/0.1mmHg ▲n22 D▼=1.4631 IR Vmax cm-1:3040、1740、1195、1155、1125、1065 PMR(60MHz):2.10〜2.75(6H.m)2.87〜3.40(2H.m)
3.23(3H.s)3.26(3H.s)3.65(3H.s)3.70(3H.s)4.
42(1H.t)5.56(1H.m) (6) メチル−2−(2′,2′−ジメトキシエチル)
−2−シクロペンテニルアセテート式(8)の合成 式(7)化合物10.96g(37mmole)をDMSO:41mlに溶解
し、NaCl:3.0g、H2O:3.3mlを加えAr gas下5hr加熱還流
する。反応液をエーテル抽出、aq.NaCl洗、乾燥し濃縮
する。蒸留により精製し式(8)化合物7.30gを得た。
収率:86.5% bp 105℃〜106℃/2mmHg ▲n22 D▼=1.4574 IR Vmax cm-1:3040、1735、1670、1190、1165、1120、
1060 PMR(60MHz):2.20(6H.m)2.89(1H.m)3.20(6H.s)
3.58(3H.s)4.38(1H.t)5.43(1H.m) (7) 3−メトキシカルボニルメチル−2−(2′,
2′−ジメトキシエチル)シクロペンタノール式(9)
の合成。
スフイン、2.10g、Pd(Ph3P)4[テトラキストリフエ
ニルホスフインパラジウム(0)]:0.625gをdy THF
60mlに溶解しAr gas下撹拌する。これをdy THF 280m
l、60%NaH:13.0g(0.324mole)、マロン酸ジメチル:4
2.8g(0.324mole)より調整したマロン酸ジメチルナト
リウム塩に加え90℃、12hr撹拌する。反応液をエーテル
抽出し、aq.NaCl洗、乾燥、濃縮し式(7)化合物の粗
製を得た。シリカゲルカラムクロマト(hexene:酢エチ:
3:1)で精製した(7)化合物21.6gを得た。収率:96% bp 119℃〜120℃/0.1mmHg ▲n22 D▼=1.4631 IR Vmax cm-1:3040、1740、1195、1155、1125、1065 PMR(60MHz):2.10〜2.75(6H.m)2.87〜3.40(2H.m)
3.23(3H.s)3.26(3H.s)3.65(3H.s)3.70(3H.s)4.
42(1H.t)5.56(1H.m) (6) メチル−2−(2′,2′−ジメトキシエチル)
−2−シクロペンテニルアセテート式(8)の合成 式(7)化合物10.96g(37mmole)をDMSO:41mlに溶解
し、NaCl:3.0g、H2O:3.3mlを加えAr gas下5hr加熱還流
する。反応液をエーテル抽出、aq.NaCl洗、乾燥し濃縮
する。蒸留により精製し式(8)化合物7.30gを得た。
収率:86.5% bp 105℃〜106℃/2mmHg ▲n22 D▼=1.4574 IR Vmax cm-1:3040、1735、1670、1190、1165、1120、
1060 PMR(60MHz):2.20(6H.m)2.89(1H.m)3.20(6H.s)
3.58(3H.s)4.38(1H.t)5.43(1H.m) (7) 3−メトキシカルボニルメチル−2−(2′,
2′−ジメトキシエチル)シクロペンタノール式(9)
の合成。
式(8)化合物2.264g(9.93m mole)をdyTHF:10mlに溶
解しAr gas下0℃でBH3・Me2S錯体(10N):1.2mlを滴
下し、5hr撹拌した。さらにBH3・Me2S0.8mlを追加し、
1.5hr撹拌した後H2O、4.6ml 3Naq.NaOH:8.4ml、35%H2
O2:3.4mlを加え、30℃〜40℃10hr撹拌する。反応液を塩
析し、エーテル抽出、aq.NaCl洗、乾燥、濃縮する。粗
製:2.2gをシリカゲルカラムクロマト(nhexane:酢エチ
=1:1)により精製し、式(9)化合物に包含される下
記式(9)−a、(9)−bの混合物1.44gを得た。収
率:60% (9)−a、(9)−bの比率は以下の分析により決定
した。
解しAr gas下0℃でBH3・Me2S錯体(10N):1.2mlを滴
下し、5hr撹拌した。さらにBH3・Me2S0.8mlを追加し、
1.5hr撹拌した後H2O、4.6ml 3Naq.NaOH:8.4ml、35%H2
O2:3.4mlを加え、30℃〜40℃10hr撹拌する。反応液を塩
析し、エーテル抽出、aq.NaCl洗、乾燥、濃縮する。粗
製:2.2gをシリカゲルカラムクロマト(nhexane:酢エチ
=1:1)により精製し、式(9)化合物に包含される下
記式(9)−a、(9)−bの混合物1.44gを得た。収
率:60% (9)−a、(9)−bの比率は以下の分析により決定
した。
IR Vmax cm-1:3470、1740、1195、1170、1130、1070、
1055 PMR(60MHz):1.40〜1.95(10H.m)2.10〜2.48(2H.m)
2.84〜3.13(1H.m)3.27(6H.s)3.59(3H.s)4.45(1
H.m) (8) 2−ホルミルメチル−3−メトキシカルボニル
メチル−シクロペンタノール式(10)の合成。
1055 PMR(60MHz):1.40〜1.95(10H.m)2.10〜2.48(2H.m)
2.84〜3.13(1H.m)3.27(6H.s)3.59(3H.s)4.45(1
H.m) (8) 2−ホルミルメチル−3−メトキシカルボニル
メチル−シクロペンタノール式(10)の合成。
(9)−a,bの混合物1.054g(4.28m mole)をAcOH:7.5m
l水:2.5mlの混合物に溶解し40℃〜50℃で30minした。こ
れを氷−NaHCO3に注ぎエーテルで抽出し、乾燥、濃縮す
る。粗製:0.89gを精製せず次の工程に使用した。
l水:2.5mlの混合物に溶解し40℃〜50℃で30minした。こ
れを氷−NaHCO3に注ぎエーテルで抽出し、乾燥、濃縮す
る。粗製:0.89gを精製せず次の工程に使用した。
(9) [1S,2S,3R]−3−メトキシカルボニルメチル
−シクロペンタノール式(11)の合成。
−シクロペンタノール式(11)の合成。
式(10)化合物152mg(0.72m mole)をdy dimethoxy et
hane(DME)4.8mlに溶解しAr gas下0℃でn−プロピ
ルトリフエニルホスホニウムブロミドをdy DME中Ar g
as下n−BuLiを滴下し調整したWittig試薬と反応し、室
温で30min撹拌した。その後、重ソウを加え濃縮した
後、ろ過し結晶を酢酸エチルで洗浄した後、ろ液を濃縮
し粗製:181mgを得た。これをシリカゲルカラムクロマト
(hexane:酢エチ=4:1)で精製して式(11)化合物31.6
mg(収率:18.4%)を得た。
hane(DME)4.8mlに溶解しAr gas下0℃でn−プロピ
ルトリフエニルホスホニウムブロミドをdy DME中Ar g
as下n−BuLiを滴下し調整したWittig試薬と反応し、室
温で30min撹拌した。その後、重ソウを加え濃縮した
後、ろ過し結晶を酢酸エチルで洗浄した後、ろ液を濃縮
し粗製:181mgを得た。これをシリカゲルカラムクロマト
(hexane:酢エチ=4:1)で精製して式(11)化合物31.6
mg(収率:18.4%)を得た。
▲n22 D▼=1.4775 IR Vmax cm-1:3440、3250、1735、1655 PMR(100MHz):0.97(3H.t)、1.10〜1.33(1H.m)、1.
36〜1.58(1H.m)、1.59〜1.73(2H.m)、1.79〜2.26
(6H.m)、2.27〜2.44(2H.m)、2.24〜2.95(1H.m)、
3.65(3H.s)、3.98(1H.m)、5.40(2H.m)。
36〜1.58(1H.m)、1.59〜1.73(2H.m)、1.79〜2.26
(6H.m)、2.27〜2.44(2H.m)、2.24〜2.95(1H.m)、
3.65(3H.s)、3.98(1H.m)、5.40(2H.m)。
(10) メチルエピジヤスモネート式(1)の合成。
式(11)化合物152mgをエーテル12mlに溶解しNa2Cr2O7
・20.0gを95%H2SO4:27.71gに溶解し水を加え100mlにし
た溶液13mlと5℃〜10℃、10min撹拌する。2−propano
lを加えた後、NaHCO3粉を加え過する。エーテル抽
出、水洗、aq.NaCl洗し乾燥、濃縮し粗製:166mgを得
た。
・20.0gを95%H2SO4:27.71gに溶解し水を加え100mlにし
た溶液13mlと5℃〜10℃、10min撹拌する。2−propano
lを加えた後、NaHCO3粉を加え過する。エーテル抽
出、水洗、aq.NaCl洗し乾燥、濃縮し粗製:166mgを得
た。
シリカゲルカラムクロマト(hexane:酢エチ=4:1)で精
製し106mgを得た。
製し106mgを得た。
収率:71% bp 120℃/2mmHg、▲n22 D▼ 1.4716 IR Vmax cm-1:3030、1745、1735、1650 PMR(60MHz):0.95(3H.t)1.70〜2.50(12H.m)3.59
(3H.s)5.30(2H.m) (発明の効果) 本発明によれば、ジヤスミン製油の特徴的な香気を有す
る下記式(1) で特定された、たとえばメチルエピジヤスモネート(R
=メチル)を従来法にくらべて、効率よく高純度で合成
できる新規な方を提供することができる。
(3H.s)5.30(2H.m) (発明の効果) 本発明によれば、ジヤスミン製油の特徴的な香気を有す
る下記式(1) で特定された、たとえばメチルエピジヤスモネート(R
=メチル)を従来法にくらべて、効率よく高純度で合成
できる新規な方を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 47/21 67/08 67/31 67/313 67/32 67/343 69/145 69/708 Z 9279−4H
Claims (1)
- 【請求項1】下記式(2) で表わされる2−アリル−2−シクロペンテノンをオゾ
ン分解し、次いで、還元剤の存在下に還元反応せしめ、
得られる下記式(3) で表わされる2−ホルミルメチル−2−シクロペンテノ
ンを酸触媒の存在下に低級アルコールと反応せしめ、得
られる下記式(4) 但し式中、R′は低級アルキル基を示す、 で表わされる2−(2′,2′−ジアルコキシエチル)−
2−シクロペンテノンを還元試薬の存在下に水素化反応
させ、得られる下記式(5) 但し式中、R′は上記したと同義である、 で表わされる2−(2′,2′−ジアルコキシエチル)−
2−シクロペンテノールを無水酢酸の存在下にアセチル
化反応させ、得られる下記式(6) 但し式中、R′は上記したと同義である、 で表わされる2−(2′,2′−ジアルコキシエチル)−
2−シクロペンテニルアセテートを0価パラジウム錯体
の存在下にマロン酸ジアルキルソジウム塩と反応させ、
得られる下記式(7) 但し式中、Rは低級アルキル基を示し、 R′は上記したと同義である、 で表わされるジアルキル−2−(2′,2′−ジアルコキ
シ)−2−シクロペンテニルマロネートを脱炭酸反応さ
せ、得られる下記式(8) 但し式中、RおよびR′は上記したと同義である、 で表わされるアルキル−2−(2′,2′−ジアルコキシ
エチル)−2−シクロペンテニルアセテートをボラン類
の存在下にハイドロボレーシヨンし、次いで酸化剤の存
在下に酸化反応させ、得られる下記式(9) 但し式中、RおよびR′は上記したと同義であり、 はα−結合もしくはβ−結合を示す、 で表わされる3−アルコキシカルボニルメチル−2−
(2′,2′−ジアルコキシエチル)シクロペンタノール
を酸の存在下に脱アセタール化反応させ、得られる下記
式(10) 但し式中、及びRは上記したと同義である、 で表わされる2−ホルミルメチル−3−アルコキシカル
ボニルメチル−シクロペンタノールをプロピリデントリ
フエニルホスホランと反応させることを特徴とする下記
式(11) 但し式中、Rは上記したと同義である、 で表わされる[1S*,2S*,3R*]−3−アルコキシカル
ボニルメチル−シクロペンタノールの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61228444A JPH0694442B2 (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | 〔2s*,3r*〕−2−(2z−ペンテニル)−3−アルコキシカルボニルメチル−シクロペンタノンの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61228444A JPH0694442B2 (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | 〔2s*,3r*〕−2−(2z−ペンテニル)−3−アルコキシカルボニルメチル−シクロペンタノンの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6383049A JPS6383049A (ja) | 1988-04-13 |
JPH0694442B2 true JPH0694442B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=16876590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61228444A Expired - Lifetime JPH0694442B2 (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | 〔2s*,3r*〕−2−(2z−ペンテニル)−3−アルコキシカルボニルメチル−シクロペンタノンの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0694442B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2933696B1 (fr) * | 2008-07-10 | 2010-08-20 | Arkema France | Procede de synthese d'acides omega-amino-alcanoiques ou de leurs esters a partir d'acides gras naturels. |
FR3033559B1 (fr) * | 2015-03-13 | 2020-11-20 | Oreal | Procede de synthese de nouveaux composes derives d'acide 3-hydroxy-cyclopentyl acetique |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS523037A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-11 | Shiono Koryo Kk | Preparation of ethyl dl-jasmonate |
JPH0578541A (ja) * | 1991-09-20 | 1993-03-30 | Sekisui Chem Co Ltd | ポリ酢酸ビニル系エマルジヨン組成物 |
-
1986
- 1986-09-29 JP JP61228444A patent/JPH0694442B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6383049A (ja) | 1988-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4805941B2 (ja) | 1,4−ジアルキル−2,3−ジオール−1,4−ブタンジオンの製造方法 | |
JP3575705B2 (ja) | ジンゲロールおよびショーガオールの製造法 | |
US4014919A (en) | Process for preparing methyl jasmonate and related compounds | |
JPH0694442B2 (ja) | 〔2s*,3r*〕−2−(2z−ペンテニル)−3−アルコキシカルボニルメチル−シクロペンタノンの製法 | |
JP2587272B2 (ja) | 3z,6z,8e‐ドデカトリエノールの製造方法並びにこの製造方法において使用する中間体及びこれら中間体の製造方法 | |
JPS629098B2 (ja) | ||
JPS643177B2 (ja) | ||
JP3396097B2 (ja) | 4−イソプロピルシクロヘキサンカルボン酸エステル誘導体の製法 | |
JPS62185032A (ja) | 1−(1−ヒドロキシエチル)−アルキルシクロヘキサンの製造方法 | |
JP2960183B2 (ja) | 新規なテルペン誘導体及びその製造方法 | |
JP2502936B2 (ja) | 新規なアセチレン系誘導体 | |
JP2622747B2 (ja) | シス―7―デセン―4―オリドの製造方法 | |
JPH0892150A (ja) | 5(e),8(z),11(z)−テトラデカトリエン−2−オンの製造方法 | |
JPS61282343A (ja) | シス−2−アルキル−3−アルコキシカルボニルメチルシクロペンタノンの製法 | |
JPH05286882A (ja) | 2,3−ジフルオロフェノール類の製造方法 | |
JP3382681B2 (ja) | 含フッ素化合物およびその製法 | |
JP4018816B2 (ja) | シクロヘプテノン誘導体及びその製造方法並びにそれを利用してシクロヘプトイミダゾール誘導体を製造する方法 | |
JPS6148815B2 (ja) | ||
JPH0653698B2 (ja) | 1−(3−フエノキシフエニル)−4−(4−アルコキシフエニル)−4−メチルペンタン誘導体の製造方法 | |
JP3418883B2 (ja) | 4−イソプロピルシクロヘキサン酸エステル類の製法及び新規中間体 | |
JPH07188090A (ja) | ビタミンaおよびカロテノイド類の製造のための新規な中間体並びにそれらの製造方法 | |
JPH07509722A (ja) | 不飽和ケトンの水熱分解開裂 | |
JPH07108876B2 (ja) | 大環状ケトン類の製造法 | |
JP2002212149A (ja) | フッ化テトラアルキルアンモニウムの製造方法、およびそれを用いたβ−ヒドロキシケトンの製造方法 | |
JPS6411009B2 (ja) |