JPH0487703A - 工作機械における主軸の位置制御装置 - Google Patents

工作機械における主軸の位置制御装置

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JPH0487703A
JPH0487703A JP20298690A JP20298690A JPH0487703A JP H0487703 A JPH0487703 A JP H0487703A JP 20298690 A JP20298690 A JP 20298690A JP 20298690 A JP20298690 A JP 20298690A JP H0487703 A JPH0487703 A JP H0487703A
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JP
Japan
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spindle
control device
axial
bearing
piezoelectric actuator
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JP20298690A
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English (en)
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Kenji Okura
健司 大倉
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JTEKT Machine Systems Corp
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Koyo Machine Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、フライス盤や研削盤等の工作機械の主軸の
位置制御装置に関し、さらに詳細には、軸受予圧の制御
を通して主軸の軸方向位置を制御する位置制御装置に関
するものである。
(従来の技術) 近時の工作機械は、駆動モータや刃具などを含めた構成
機器の高性能化に伴い、主軸の高速化による生産性およ
び加工精度の大幅な向上が図られており、上記主軸を支
承する軸受の予圧設定にも高い精度が要求されるに至っ
ている。
(発明が解決しようとする課R) しかしながら、従来の予圧設定方法では以下に述べるよ
うな問題があり、その改良が要望されていた。
すなわち、軸受予圧の管理においては、初期予圧は、主
軸の高速回転を可能とすべく、低く設定されるのが一般
である。しかし、上記加工精度に影響する大きな要因と
して、主軸の剛性があげられるところ、このように初期
予圧を低く抑えてしまうと、主軸の剛性、特に軸方向の
′v411性が低くなってしまい、これにより加工精度
が低下するとし−う問題が生じていた。
例えば、第5図に示すようなフライス盤によるフライス
加工を考えた場合、主軸1の先端に装着されたフェイス
ミル2は、矢符X方向へ送られてワークWの表面を切削
する。この場合、その加工前期Aおよび後期Cにおいて
は、フェイスミル2全体でワークWを切削していないた
め、主軸IGこかかる切削抵抗は小さく、よって該主軸
1の軸方向位置も初期位置にある。ところが、加工中期
Bになると、フェイスミル2全体でワークWを切削して
いるため、主軸1にかかる切削抵抗は上記加工前記・後
期に比べて大きく、これにより主軸1が初期の軸方向位
置から若干後退する。つまり、主軸1の軸方向位置は加
工中に変動して一定せず、ワークWの仕上がり形状は、
図示のごとく中央部分mが盛り上がった凸形状になって
しまい、高い加工精度を得ることができなかった。
なお、第5図は理解を容易にするため、主軸1の軸方向
変位を実際よりも大幅に誇張して描いている。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので
あって、軸受予圧を主軸の軸方向変位を打ち消すように
制御することにより、主軸の軸方向位置を一定に保つよ
うに構成された主軸の位置制御装置を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の主軸の位置制御装
置は、主軸が少なくとも前後一対の軸受により回転可能
に軸承されてなる工作機械の主軸部において、前記軸受
の軸方向側方に隣接して設けられ、印加電圧により軸方
向変位が生ずる圧電アクチュエータを備えてなる軸受予
圧装置と、前記主軸の軸方向位置を検出する位置センサ
と、該位置センサからの検出信号に応じて、前記圧電ア
クチュエータに印加する電圧を制御する制御装置とを備
えてなり、前記主軸の軸方向変位に応じて軸受の予圧を
調整することにより、主軸の軸方向位置を一定に保つよ
うに構成されたことを特徴とする。
(作用) 加工作業開始前においては、軸受予圧装置の圧電アクチ
ュエータにより、主軸を軸承する軸受に初期予圧が与え
られて、主軸の軸方向位置は、予め設定された位置に保
持されているが、一方、加工作業が開始して、主軸に軸
方向の切削抵抗が加わると、主軸は軸方向へわずかに後
退される。しかし、この主軸の軸方向位置は、制御装置
により、位置センサを介して常時監視されており、主軸
が少しでも後退すると、制御装置は、これを打ち消すべ
く上記圧電アクチュエータの印加電圧を調整して、軸受
の予圧を増減させ、主軸の軸方向位置を初期の位置へ復
帰させる。この動作は瞬時に実行され、主軸の軸方向位
置は実質的に一定に保たれることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
本発明に係る主軸の位置制御装置を備えた工作機械の主
軸部を第1図に示し、該主軸部は具体的にはフライス盤
のものであって、主軸1が、前後1対の複列アンギュラ
玉軸受3,4を介して、主軸ケース5の支持穴6内に回
転可能に軸承されているとともに、該主軸1の軸方向位
置を一定に保持するための位置制御装置7を備えている
主軸1の先端部1aは、テーバ状の刃具取付穴とされ、
これにフェイスミル2が着脱可能に取り付けられている
。また、主軸1の後端部1bは、上記主軸ケース5の後
方へ突出されており、ここにベルト車8が固定的に取り
付けられている。該ベルト車8は、図示しないが伝導ベ
ルトを介して駆動源である駆動モータに連係されている
前側の軸受3は、内輪3a、3aが主軸1の外周面に固
定されるとともに、外輪3b、3bが主軸ケース5の支
持穴6の前端部6aに固定され、これら内外輪間に、多
数の鋼球3c、3c・・・が転動可能に装填されている
。30は上記外輪3b。
3bを固定するための固定部材である。
一方、後側の軸受4は、内輪4a、4aが主軸1の外周
面に固定されるとともに、外輪4b、4bが軸受ケース
9に固定されており、これら内外輪間に、多数の鋼球4
c、4c・・・が転動可能に装填されている。なお、上
記軸受ケース9は後述するように、主軸ケース5の支持
穴6の後端部6bに軸方向へ移動可能に収納されている
。また、前後軸受3.4の内輪3a、4a間には間座3
1゜32が介装されている。33は上記内輪4a、4a
を固定するための固定部材である。
上記軸受ケース9は、軸受4の外輪4b、4bを主軸ケ
ース5に対し軸方向へ移動可能に保持するためのもので
、その外周面9aの前後両端部に、環状溝10.10が
円周方向へ全周にわたり平行して設けられ、これら環状
110.10内に、多数の鋼球1111・・・が装填さ
れている。そして、これら鋼球11.11・・・が、上
記環状溝10と主軸ケース5の支持穴6の後端部6bと
の間で転勤可能とされて、上記軸受ケース9つまり外輪
4b4bは、主軸ケース5に対して、軸方向へ移動可能
に支承されている。すなわち、外輪4b、4bは、主軸
ケース5の当り端面5cと、主軸ケース5に取り付けら
れた固定部材34との間に設定された間隔の範囲内で、
軸方向へ移動可能とされている。このように、上記外輪
4b、4bが主軸ケース5に対して軸方向へ移動可能と
されることにより、後述する圧電アクチュエータ18の
圧電素子21.21の軸方向変位が、確実かつ円滑に上
記外輪4b、4bに伝達されて、高精度な予圧設定が行
われる。
位置制御装置7は、軸受予圧装置15、位置センサ16
および制御装置17を主要部として備えてなる。
軸受予圧装置15は、第2図に示すように、後側の軸受
4の予圧を設定するためのもので、圧電アクチュエータ
18を主要部として備えなり、上記一対の軸受3,4間
において、間座31の外周面と上記主軸ケース5の支持
穴6の中間部6cとの間に設置されている。
圧電アクチュエータ18は、後側の軸受4の前側に隣接
するとともに、歪ゲージ4oを備える筒体19と一体的
に設けられている。圧電アクチュエータ18は、第3図
および第4図に示すように、環状本体20と、これに設
けられた一対の圧電素子21.21とを備えてなる。
上記環状本体20は、上記支持穴6の中間部6Cと間座
31との間に納まる程度の内外径寸法を有する円筒状の
もので、その前側面20aの外周部には係合段部20b
が全周にわたって設けられている。また、前側面20a
の一直径線上には、後述する第1突子21a、21aと
協働する一対の第2突子20c、20cが突設されてお
り、その先端部は先細のくさび形状とされている。
上記圧電素子21は、リード線22を介して上記制御装
置17に連結されており、後述するように、予圧設定器
23により予め設定された予圧値に対応した印加電圧に
より、あるいは、位置センサ16により検出された主軸
1の軸方向変位に対応した印加電圧により、軸方向へ所
定量変位するように構成されている。また、これら一対
の圧電素子21.21は、上記環状本体20の後側面2
0dにおいて、上記第二突子20c、20cを結ふ直径
線に対して直交する直径線上に配置されている。該圧電
素子21の先端部21aは先細の(さび形状とされて、
上記第二突子20c、20cと協働する第一突子とされ
ている。
すなわち、これら第一突子21a、21aが、上記軸受
ケース9と一体とされた間座35の前側面35aに当接
する一方、上記第二突子20c20cが筒体19の後側
面19aに当接されて、圧電アクチュエータ18が、こ
れら突子を支点として揺動する。そして、この圧電アク
チュエータ18のいわゆるシーソー運動により、上記圧
電素子21.21個々の寸法差や変位量差の釣合いが保
たれ、これら寸法差・変位量差が予圧設定へ悪影響を及
ぼすのが防止される。
上記歪ゲージ40は、圧電アクチュエータ18の軸方向
変位量を検出して、これを上記制御装置17にフィート
ハックするもので、筒体19の外周部に設けられるとと
もに、リード線24を介して上記制御装置17と連結さ
れている。筒体19は、上記圧電アクチュエータ18と
同心状の円筒形状で、その後側面19aの外周部に係合
突部19bが全周にわたって設けられ、これが上記圧電
アクチュエータ18の係合段部20bに、若干の隙間を
もって係合するようにされている。一方、筒体19の前
側面19Cは、主軸ケース5の固定部分つまり支持穴6
の中間部6Cの段部6dに当接されている。
位置センサ16は、主軸1の軸方向位置を検出するため
のもので、上記圧電アクチュエータ18の環状本体20
に一体的に設けられている。該位置セン−+16は、具
体的には、間座35の前側面35aに対向して、この間
の距離を常時検出し、この検出結果が上記制御装置17
へ送られる。すなわち、主軸1の軸方向変位は、上記間
座35、つまり軸受4の外輪4bとの対向距離を検出す
ることにより、制御装置17によって間接的に算出され
るように構成されている。
制御装置17は、第2図に示すように、予圧設定器23
により設定された初期設定値と、上記位置センサ16か
らの検出結果とに従い、駆動装置25を介して、上記圧
電アクチュエータ18の圧電素子21.21に印加する
電圧を制御するためのものである。該制御装置17は、
具体的にはマイクロコンピュータからなり、記憶部、比
較演算部および制御部を主要部として備える。
上記記憶部は、主軸1の初期軸方向位置、つまり軸受4
の初期予圧を設定したときの主軸1の軸方向位置り。(
位置センサ16と間座35の対向距離)を記憶設定する
上記比較演算部は、上記記憶部に設定された主軸1の初
期軸方向位置し口と、主軸1の現在軸方向位置、つまり
フライス盤作動中に検出される主軸1の軸方向位置りと
を比較して、これら両位置の間隔差ε (=LLo)を
算出する。
また、上記制御部は、上記比較演算部により算出された
間隔差εを補正量として、これに対応した制御信号を駆
動装置25へ送る。該駆動装置25は、上記補正量εに
対応して増減された電圧を上記圧電素子21.21に印
加し、これにより、軸受4の予圧が調整される。
しかして、以上のような位置制御装置7を備えたフライ
ス盤においては、加工作業開始前後および加工作業中を
問わず、主軸1の軸方向位置は常に一定に保たれ、高い
加工精度が安定して確保される。
次に、この位置制御装置7の作用を説明する。
(11加工作業開始前および終了後、つまり、フェイス
ミル2にワークWからの切削抵抗が加わらない状態にお
いては、軸受4には、予圧設定器23により予め設定さ
れた初期予圧が与えられており、主軸1は初期軸方向位
置り、にある。
(2)一方、加工作業が開始すると、フエイスミル2に
はワークWから切削抵抗が作用して、主軸1を軸方向へ
進退させようとする。
つまり、第5図に示すように、フェイスミル2は、加工
作業開始に伴い矢符X方向へ送られて、ワークWの表面
を切削する。この場合、もし軸受4の予圧が初期予圧の
まま一定に保たれていると、その加工前期へにおいては
、フェイスミル2全体でワークWを切削していないため
、主軸1にかかる切削抵抗は小さく、よって主軸1は初
期軸方向位置Loに保持される。加工中期Bになると、
フェイスミル2全体でワークWを切削しているため、主
軸1にかかる切削抵抗は上記加工初期Aに比べて大きく
、主軸1は初期軸方向位置り、から後退する。さらに、
加工後期Cにおいては、上記加工前期Aと同様、フェイ
スミル2全体でワークWを切削していないため、主軸1
にかかる切削抵抗は小さ(、よって主軸1は再び初期軸
方向位置し。
に復帰して保持される。
(3)シかしながら、実際には、主軸1の軸方向位置り
が、位置センサ16を介して、制御装置17により常時
監視されており、加工前期Aから加工中期Bへ移行する
につれて、主軸1が少しでも後退すると、制御装置17
が、これを打ち消すべく、軸受予圧装置15の圧電素子
2121の印加電圧を低下させて、軸受4の予圧を減少
させる。この結果、主軸1に作用する軸方向後方への負
荷(切削抵抗子予圧)は一定に保たれることとなり、主
軸lは初期の位置り、に保持される。
一方、加工中期Bから加工後期Cへ移行するにつれて、
主軸1が上記と逆に少しでも前進すると、制御装置17
が、これを打ち消すべく、軸受予圧装置15の圧電素子
2121の印加電圧を増加させて、軸受4の予圧を増大
させる。この予圧の増大により、主軸1に作用する軸方
向後方への負荷はやはり一定に保たれて、主軸1は初期
の位置り、に保持される。
なお、主軸1の軸方向位置りは、実際には微妙に変化す
るが、上述した動作は瞬時に実行されて、変位量も加工
精度に影響しないほどきわめて小さく、実質的に初期軸
方向位置し0に一定に保たれることとなる。
図示例はフライス盤の主軸部に本発明を通用したもので
あるが、研削盤など他の工作機械にも適用可能なことば
もろちんであり、また、図示例にオイては、主軸lの軸
方向変位のみに基づいて軸受4の予圧制御を行っている
が、このほか、軸受等の温度変化や回転数の変化なども
、付加的な制御因子として取り入れることが可能である
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、以下に列挙する
ような種々のすぐれた効果が得られる。
(1)印加電圧により軸方向変位を生ずる圧電アクチュ
エータを備えてなる軸受予圧装置が駆動部として使用さ
れ、制御装置が、この軸受予圧装置により付与される軸
受予圧を調整することにより、主軸の軸方向位置の変動
を防止する構成とされているから、加工開始前後および
加工中のいずれにおいても、主軸の先端に取り付けられ
た刃具の軸方向位置が一定に保たれ、加工精度が大幅に
向上する。
(2)駆動部が軸受予圧装置からなり、軸受予圧を調整
することにより、主軸の軸方向位置を一定に保つ構成で
あるから、主軸の剛性保持のために初期予圧を極端に高
める必要もなく、高い加工精度を保ちつつ、従来同様の
主軸の高速回転化が可能である。
(3)圧電アクチュエータが、その一方の軸方向側部に
、上記軸受の外輪の軸方向側部に当接する一対の第一突
子を備えるとともに、その他方の軸方向側部に、第一突
子と円周方向へ交互に配列された一対の第二突子を備え
てなり、これにより、圧電アクチュエータが、上記突子
を支点として揺動可能に配設されていれば、均一で高精
度な予圧制御が可能となる。
(4)位置センサが、圧電アクチュエータと一体的に設
けられるとともに、予圧を設定すべき軸受の外輪との対
向距離を検出することにより、主軸の軸方向位置を間接
的に検出する構成であれば、主軸の軸方向位置の検出が
確実で、その構造もきわめてコンパクトなものとするこ
とができる。
(5)制御装置としてマイクロコンピュータを用いれば
、装置の小型化および動作の確実化・高速化が可能とな
り、特に、精密加工を行う工作機械において顕著な効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例である主軸の位置制御装
置を備えた、フライス盤の主軸部を一部断面で示す側面
図、第2図は同位置制御装置の電気回路構成を示すブロ
ック図、第3図は同位置制御装置における軸受予圧装置
の圧電アクチュエータを示す正面図、第4図は第3図に
おけるIf−IV線に沿った同圧電アクチュエータの断
面図、第5図はフライス加工におけるフェイスミルとワ
ークとの相対的な関係を示す平面図である。 1・・・主軸、2・・・フェイスミル、4・・・複列ア
ンギュラ玉軸受、4a・・・内輪、4b・・・外輪、5
・・・主軸ケース、7・・・位置制御装置、9・・・軸
受ケース、15・・・軸受予圧装置、16・・・位置セ
ンサ、17・・・制御装置、18・・・圧電アクチュエ
ータ、20c・・・第2突子、21・・・圧電素子、2
1a・・・第1突子、23・・・予圧設定器、 5・・・駆動装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主軸が少なくとも前後一対の軸受により回転可能
    に軸承されてなる工作機械の主軸部において、 前記軸受の軸方向側方に隣接して設けられ、印加電圧に
    より軸方向変位が生ずる圧電アクチュエータを備えてな
    る軸受予圧装置と、 前記主軸の軸方向位置を検出する位置センサと、 該位置センサからの検出信号に応じて、前記圧電アクチ
    ュエータに印加する電圧を制御する制御装置とを備えて
    なり、 前記主軸の軸方向変位に応じて軸受の予圧を調整するこ
    とにより、主軸の軸方向位置を一定に保つように構成さ
    れていることを特徴とする工作機械における主軸の位置
    制御装置。
  2. (2)前記圧電アクチュエータは、その一方の軸方向側
    部に、前記軸受の外輪の軸方向側部に当接する一対の第
    一突子を備えるとともに、その他方の軸方向側部に、前
    記第一突子と円周方向へ交互に配列された一対の第二突
    子を備え、 これにより、前記圧電アクチュエータが、前記突子を支
    点として揺動可能に配設されている請求項第1項記載の
    工作機械における主軸の位置制御装置。
  3. (3)前記位置センサは、前記圧電アクチュエータと一
    体的に設けられるとともに、前記予圧を設定すべき軸受
    の外輪との対向距離を検出することにより、前記主軸の
    軸方向位置を間接的に検出する請求項第1項記載の工作
    機械における主軸の位置制御装置。
  4. (4)前記制御装置は、軸受の初期予圧を設定したとき
    の主軸の軸方向位置を記憶設定する記憶部と、 該記憶部に設定された主軸の軸方向位置と工作機械作動
    中に検出される主軸の軸方向位置とを比較して、その差
    を算出する比較演算部と、該比較演算部により算出され
    た差に対応して前記圧電アクチュエータの印加電圧を制
    御する制御部とからなる請求項第1項記載の工作機械に
    おける主軸の位置制御装置。
  5. (5)前記制御装置はマイクロコンピュータである請求
    項第4項記載の工作機械における主軸の位置制御装置。
JP20298690A 1990-07-30 1990-07-30 工作機械における主軸の位置制御装置 Pending JPH0487703A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009061571A (ja) * 2007-09-10 2009-03-26 Ntn Corp 工作機械主軸用スピンドル装置

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