JPH0487130A - 電磁接触器 - Google Patents

電磁接触器

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JPH0487130A
JPH0487130A JP19634690A JP19634690A JPH0487130A JP H0487130 A JPH0487130 A JP H0487130A JP 19634690 A JP19634690 A JP 19634690A JP 19634690 A JP19634690 A JP 19634690A JP H0487130 A JPH0487130 A JP H0487130A
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JP19634690A
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Inventor
Shigeharu Otsuka
大塚 重治
Masahiro Kakizoe
正博 垣添
Shigeru Masuda
茂 増田
Sadajiro Mori
貞次郎 森
Tatsuya Hayashi
龍也 林
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は電磁接触器、特に短絡電流などの過電流検出機
能を備えたものに関する。
[従来の技術] 第4図は特開昭[1i0−48501号公報に示された
従来の過電流検出機能を備えた電磁接触器を示す概略構
成図、第5図は同電磁接触器のトリップ状態を示す概略
構成図である。(1)は可動接点(la)を有する可動
接触子、(2)は各可動接点(1a)と接離する固定接
点(2a)を有する一対の固定接触子で、可動接触子(
1)とて接点部を構成している。(3)は可動接触子(
1)を固定接触子(2)に向けて常時付勢する圧縮スプ
リング、(4)は固定接触子(2)の直下に配設された
過電流検出部で、継鉄(5)と、継鉄(5)に設けられ
たトリップコイル(6)と、過電流用可動鉄心(7)と
、その可動鉄心(7)と一体の伝達ピストン(8)とか
ら構成され、トリ・ツブコイル(6)の両端は一対の固
定接触子(2)に接続されている。(9)は伝達ピスト
ン(8)と後述する可動鉄心とを連結する連結部材、(
lO)は伝達ピストン(8)に一定のストローク内で可
動可能に連結された可動体、り11)は可動体(10)
と連結部材(9)とを連結する弾性的反動手段である圧
縮スプリング、(12)は伝達ピストン(8)に対して
同心状に設けられ、可動鉄心(7)を固定接触子(2)
に向けて付勢するリターンスプリングである。
(13)は連結部材(9)の直下に配設された電磁石駆
動部で、連結部材(9)に固着された可動鉄心(14)
と、可動鉄心(14)の下方に位置する固定鉄心(15
)と、固定鉄心(15)を励磁する励磁コイル(16)
と、可動鉄心(14)を固定鉄心(15)から離れるよ
うに付勢する戻しバネ(J7)とで構成されている。
従来の電磁接触器は上記のように構成され、例えば電磁
石駆動部(13)の励磁コイル(]6)に電圧が印加さ
れて可動鉄心(14)か固定鉄心(15)に吸引され、
固定鉄心(15)と連結部材(9)を介して連結されて
いる伝達ピストン(8)が下降すると、可動接触子(]
)に対する伝達ピストン(8)の上方への押圧が解除さ
れて圧縮スプリング(3)の付勢力によって可動接触子
(1)か下降し、可動接触子(1)の可動接点(1a)
が一対の固定接触子(2)、 (2)の固定接点(20
)と接触し、第4図に示すように電磁接触器は接点閉成
状態になる。
かかる接点閉成状態で一対の固定接触子(2)。
(2)間に過電流が流れると、過電流検出部(4)のト
リップコイル(6)に通電され、励磁された継鉄(5)
に過電流用可動鉄心(7)が吸引され、過電流用可動鉄
心(7)と一体の伝達ピストン(8)が上昇して可動接
触子(1)を上動させ、可動接触子(1)の可動接点(
1a)が一対の固定接触子(2)、(2)の固定接点(
2a)から離れ、第5図に示すように電磁接触器はトリ
ップによる接点開放状態となる。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の電磁接触器では可動接点(1a)を
有する可動接触子(1)及び固定接点(2a)を有する
一対の固定接触子(2)からなる接点部(19)と、可
動接点(1a)を固定接点(2a)に接離させる電磁石
駆動部(13)と、過電流が流れたときに可動接点(1
a)を固定接点(2a)から遠ざけて過電流を遮断する
過電流検出部(4)と、過電流検出部(4)による可動
接点(1a)の開路量を電磁石駆動部(13)による可
動接点(1a)の開路量より大きくとるために電磁石駆
動部(13)と過電流検出部(4)との間に介在させら
れた圧縮スプリング(11)とリターンスプリング(1
2)を有する連結部材(9)とを備え、電磁石駆動部(
]3)の可動鉄心(14)を連結部材(9)を介し、過
電流検出部(4)の可動鉄心(7)と一体で可動接触子
(1)を駆動する伝達ピストン(8)と連結させている
から、複数のスプリング(1,1)、(12)を有する
連結部材(9)を設けた分たけ構造が複雑となりり、通
常の電磁石駆動部(13)により可動接点(la)を固
定接点(2a)に接触させる場合に連結部材(9)を介
して、伝達ピストン(8)と一体の過電流用可動鉄心(
7)も可動させるため、スムーズな動作が期待てきす、
また、過電流か流れたときに過電流検出部(4)により
可動接点(1a)を固定接点(2a)から開放する場合
には連結部材(9)を介して固定鉄心(15)に吸着し
ている可動鉄心(14)も可動させるために時間遅れか
生じ、スムーズな動作が期待できず、動作の信頼性に欠
けるという問題点があった。
また、可動接点(1a)の接点開成方向に対して可動接
点(1a)を有する可動接触子(1)  固定接点(2
a)を有する一対の固定接触子(2)、(2) 、過電
流検出部(4)、連結部材(9)、電磁石駆動部(13
)の順にこれらの構成部材が配置されているから、過電
流検出部(4)の過電流検出レベルを変えるために過電
流検出部(4)のトリップコイル(6)を交換する場合
に過電流検出部(4)が電磁接触器の内部に深く入り込
んでいるために困難であり、過電流によるトリップによ
る接点開放状態を保持するホールド機構を設けることや
、そのリセット操作を行うことも困難であるという問題
点があった。
また、特開昭59−141137号公報にも前記従来例
と類似の電磁接触器か示されている。この電磁接触器は
前記従来例と同様な構成部材か可動接点の接触開成方向
に対して可動接点を有する可動接触子、固定接点を有す
る一対の固定接触子、電磁石駆動部、過電流検出部の順
に配置されて構成されているものである。この電磁接触
器では通常の電磁石駆動部により可動接点を固定接点に
接触させる場合には可動鉄心と一体の操作子が可動する
たけであるから問題はないが、過電流が流れたときに過
電流検出部により可動接点を固定接点から開放する場合
には過電流検出器の過電流用可動鉄心が可動させられる
たけてなく、その可動鉄心に連結されているタペットか
電磁石駆動部の固定鉄心に吸着している可動鉄心をも可
動させ、その可動鉄心と一体の操作子か可動接触子を可
動させて可動接点を開放させるようにしているから、前
記従来例と同様に時間遅れか生し、スムースな動作か期
待できないという問題点を有していた。また、過電流検
出部は電磁接触器の内部の一番深く入り込んでいるため
、過電流のトリップによる接点開放状態を保持するホー
ルド機構を設ける二とやそのリセット操作を行うことも
困難であるという問題点も有していた。
本発明は上記のような問題点を解消し、構造を簡単にし
、動作の信頼性を高め、過電流検出部のトリップコイル
の交換を容易にし、過電流のトリップによる接点開放状
態を保持するホールド機構を設けることや、そのリセッ
ト操作を行うことか容易な過電流検出機能を有する電磁
接触器を得ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る電磁接触器は可動接点を有する可動接触子
及び、各可動接点と接離する固定接点を有する一対の固
定接触子とからなる接点部と、固定鉄心に取付けた操作
コイルに電圧を印加し、弓外しバネにより接点開放方向
に常時付勢されているクロスバ−と連結されている可動
鉄心を固定鉄心に吸引させ、接触子押動バネの付勢力に
よって可動接触子を接点開成方向に可動させて可動接点
を固定接点と接触させるようにした電磁石駆動部と、継
鉄に取付けたトリップコイルに過電流か流れたとき、可
動接触子と連結されているプランジャを前記接触子押動
バネの付勢力に抗して継鉄に吸引させ、可動接点を固定
接点から遠ざけて過電流を遮断させるようにした過電流
検出部とを備えるように構成したものである。
また、前記各構成部材を接点閉成方向に対して過電流検
出部、接点部、電磁石駆動部の順に配置するようにして
いる。
[作用] 本発明の電磁接触器においては可動接点を有する可動接
触子及び、各可動接点と接離する固定接点を有する一対
の固定接触子とからなる接点部と、固定鉄心に取付けた
操作コイルに電圧を印加し、引外バネにより接点開放方
向に常時付勢されているクロスバ−と連結されている可
動鉄心を固定鉄心に吸引させ、接触子押動バネの付勢力
によって可動接触子を接点閉成方向に可動させて可動接
点を固定接点と接触させるようにした電磁石駆動部と、
継鉄に取付けたトリップコイルに過電流が流れたとき、
可動接触子と連結されているプランジャを前記接触子押
動バネの付勢力に抗して継鉄に吸引させ、可動接点を固
定接点から遠ざけて過電流を遮断させるようにした過電
流検出部とを備え、通常の接点開閉においては、可動接
触子を電磁石駆動部の可動鉄心の動きに応じて戻しバネ
又は接触子押動バネの付勢力を直接働かせて可動させる
ことによって接点の開閉を行い、過電流を検出したとき
には過電流検出部のトリップコイルに流れた過電流によ
って励磁された継鉄かプランジャを吸引し、プランジャ
と一体に連結されている可動接触子を直接引き上げ、可
動接点を固定接点から遠ざけて過電流を遮断するように
しているから、従来のような連結部材かなく構造か単純
となり、通常の接点開閉はスムーズに動作し、過電流検
出時には時間遅れなくトリップによる接点開放動作が行
われる。
また、接点閉成方向に対して過電流検出部、接点部、電
磁石駆動部の順に配置されているから、過電流検出部が
外部に近いところに位置することとなって過電流検出部
のトリップコイルの交換か容易となり、過電流のトリッ
プによる接点開放状態を保持するホールド機構を設ける
ことやそのリセット操作を行うことも容易となる。
E実施例コ 第1図は本発明の一実施例の接点開放状態を示す断面図
、第2図は同実施例の接点閉成状態を示す断面図、第3
図は同実施例の過電流検出時のトリップ状態を示す断面
図である。図において、(1)は可動接点(1a)を有
する可動接触子、(2)は固定接点(2a)を有する一
対の固定接触子で、接触器ケース本体(50)の中央部
に固定されている。可動接触子(1)と一対の固定接触
子(2)とて接点部(]9)を構成している。(20)
は可動鉄心(21)を内部にかかえるクロスバ−(22
)は接触器ケース本体(50)の底部に固定された固定
鉄心、(23)は固定鉄心(22)を励磁する操作コイ
ル、(24)はクロスバ−(20)を上方に押し上げる
よう付勢する引外しバネ、ST1は可動鉄心(21)か
動くストロークである。
クロスバ−(20)の図における下方向の動きは固定鉄
心(22)により止められ、上方向の動きは接触器ケー
ス本体り50)の中央部の受は面(50a)により止め
られ、これによって可動鉄心(21)のストロークST
1が決められる。(25)はクロスバ−(20)、可動
鉄心(21)、固定鉄心(22)、操作コイル(23)
及び引外しバネ(24)で構成される電磁石駆動部であ
る。
(31)は可動接触子(1)と一体的に連結された可動
鉄心に相当するプランジャ、(32)はプランジャ(3
1)と一体的に連結されたプランジャピン、(33)は
固定鉄心に相当する断面コ字状の第〕継鉄、(34)は
第1継鉄(33)に挿着された筒状の第2継鉄、(35
)は第1継鉄(33)に設けられたトリップコイル、(
36)はプランジャ(31)を接点閉成方向に常時付勢
する接触子押動バネを兼ねるプランジャバネである。(
37)はプランジャ(31)、プランジャピン(32)
、第1継鉄(33)、第2継鉄(34)、トリップコイ
ル(35)及びプランジャバネ(36)で構成される過
電流検出部である。なお、プランジャバネ(36)は接
触子押動バネとして機能するときは電磁石駆動部〈25
)の一部を構成する。また、プランジャ(31)のスト
ロークS T 2はプランジャ(3)の上面(34a)
と第2継鉄(34)の下面(34a)とて決められ、プ
ランジャバネ(36)の付勢力は引外しバネ(24)の
付勢力より弱いため、クロスバ−(20)が接触器ケー
ス本体(50)の中央部の受は面(50a)に当るまで
押し上げられ、可動接触子(1)はクロスバ−(lO)
の上面で引外しバネ(24)の付勢力で接触して押し付
けられており、これによりプランジャ(31)の上面(
31a)の位置が決められる。
接触器ケース本体(50)の上部に設けられた凹部(5
1)には、過電流検出部(37)が収納され、四部(5
J)の開口部分はプランジャピンの先端を貫通させるカ
バー(52)で閉塞されている。カバー(52)にはプ
ランジャピン(32)の先端に設けられたラッチ係合凹
部(39)に入り込み、プランジャ(31)つまり可動
接触子(1)を上部に保持するためのラッチ(40)と
、ラッチ(40〉をラッチ係合凹部(39)に向けて付
勢するラッチバネ(41)とからなるホールド機構(4
2)が設けられている。
なお、第1図における通常の接点開放状態の接点ギャッ
プであるglはクロスバー(20)かあたる接触器ケー
ス本体く50)の中央部の受は面(50a)の位置によ
って決定される。
次に、上記実施例の動作について説明する。
第1図に示す通常の接点開放状態で、電磁石駆動部(2
5)の操作コイル(23)に電圧を印加すると、励磁さ
れた固定鉄心(22)により可動鉄心(21)は引外し
バネ(24)の付勢力に抗して下方に吸引され、可動鉄
心(21)と一体的に連結されているクロスバ−(20
)は可動接触子(1)から離れる。このとき、可動接触
子(1)はプランジャバネ(36)によって付勢されて
下降し、可動接触子(1)の可動接点(1a)が一対の
固定接触子(2)の固定接点(2a)と接触し、その後
はプランジャバネ(36)により接触圧力を得て接触を
保ち、第2図に示すような接点閉成状態となり、一対の
固定接触子(2) 、 (2)か通電する。
このように接点開放状態から接点閉成状態に動作すると
き、可動接触子(1)を可動鉄心(21)の動きにプラ
ンジャバネ(36)の付勢力を直接働かせて接点を閉成
させるから可動接触子(2)はスムーズに動作する。
次に、第2図に示す接点閉成状態において、対の固定接
触子(2) 、 (2)間に過電流が流れ、通電された
トリップコイル(35)によって励磁された第1継鉄(
33)及び第2継鉄(34)により、プランジャ(31
)はプランジャバネ(36)の付勢力に抗して上方に吸
引され、プランジャ(31)と一体に連結されている可
動接触子(2)を引き上げ、可動接触子(1)の可動接
点(1a)を一対の固定接触子(2) 、 (2)の固
定接点(2a)から遠ざけ、第3図に示すようなトリッ
プによる接点開放状態にして過電流を遮断する。
このとき、プランジャ(31)はこれと一体の可動接触
子(1)だけを直接引き上げるため、すばやく時間遅れ
なく遮断動作に入ることかでき、遮断能力は大きくなり
、短絡電流か流れた場合の損傷は小さくなる。また、こ
のときの接点ギャップg2は通常の接点開放状態におけ
る接点ギャップg1に比べ、g2〉glの関係になり、
過電流時の遮断能力及び限流効果を大きくすることがで
きる。
更に、第3図に示すトリップによる接点開放状態の場合
、上記g2〉glの関係にあるため、プランジャピン(
32)のラッチ係合凹部(39)はラッチ(40)が入
り込める位置まで上がり、ラッチバネ(41)によって
付勢されたラッチ(40)がラッチ係合凹部り39)に
入り込んで係合し、プランジャピン(32)は上がった
位置で保持される。かかるホルード機構(42)の保持
によって接点の溶着が防止される。そのホルード機構(
42)のホールドのリセットはラッチ(40)をラッチ
バネ(41)の付勢力に抗して図の右方向にスライドさ
せ、ラッチ(40)のラッチ係合凹部(39)との係合
を解除することにより容易に行うことができる。
このように、かかるホールド機構(42)を設けること
ができるのは接点閉成方向に対して過電流検出部(37
)、可動接触子(2)、固定接触子(1)、電磁石駆動
部(25)の順に配置されているからである。
また、過電流検出レベルを変更する場合には、カバー(
52)を外し、プランジャピン(32)とプランジャ(
31)との連結が回転式のスナップ保持方式によるもの
とすれば、プランジャピン(32)を回転させてプラン
ジャ(31)との連結を外せば、第1継鉄(33)、第
2継鉄(34)及びトリップコイル(35)を取り出す
ことができるので、トリップコイル(35)を交換する
ことにより、過電流検出レベルを変更することができる
第4図は本発明のもう一つの実施例の要部を示す断面図
であり、この実施例ではプランジャ(31〉と可動接触
子(2)の連結を補助クロスバ−(43)を介して行っ
ており、可動接触子(2)を補助クロスバ−(43)の
窓(43a)内に挿入し、その可動接触子(2)を窓(
43a)内に介装した押バネ(44)で押圧して保持さ
せ、この補助クロスバ−(43)をプランジャ(31)
に一体的に連結している。それ故、接点閉成時にブラン
ジャク31)が振動で動いても可動接触子(1)の可動
接点(1a)は固定接触子(2)の固定接点(2a)と
押バネ(44)が第4図に示す状態から縮むことにより
、その縮むことができる量だけのプランジャ(31)の
動きに対しては離れることはなく、耐衝撃性が強くなる
ようになっている。
[発明の効果コ 本発明は以上説明したように、通常の動作電圧の印加の
有無により可動接点を固定接点に接離させるようにした
電磁石駆動部と、過電流検出時に可動接点を固定接点か
ら遠ざけて過電流を遮断させるようにした過電流検出部
とを備え、通常の接点開閉においては可動接触子を電磁
石駆動部の可動鉄心の動きに応じて戻しバネ又は接触子
押動バネの付勢力を直接働かせて接点の開閉を行い、過
電流の検出時には過電流検出部のトリップコイルに流れ
た過電流によって励磁された継鉄がプランジャを吸引し
、プランジャと一体に連結されている可動接触子を直接
引き上げ、可動接点を固定接点から遠ざけて過電流の遮
断を行うようにしているので、従来のような連結部材か
なく構造が単純となり、通常の接点開閉はスムーズに動
作し、過電流検出時には時間遅れなくトリップによる接
点開放動作が行われ、動作か安定し、信頼性が高くなる
という効果を有する。
また、電磁石駆動部と過電流検出部とは独立して動作す
るので、それぞれの接点ギャップを独自に設定でき、過
電流検出部の接点ギャップを電磁石駆動部の接点ギャッ
プを大きくすることによって過電流保護性能を高められ
るという効果を有する。
更に、接点閉成方向に対して過電流検出部、接点部、電
磁石駆動部の順に配置しているので、過電流検出部が外
部に近いところに位置することになって過電流検出部の
トリップコイルの交換が容易となり、過電流のトリップ
による接点開放状態を保持するホールド機構を設けるこ
とやそのリセット操作も容易となるという効果を有する
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の接点開放状態を示す断面図
、第2図は同実施例の接点閉成状態を示す断面図、第3
図は同実施例の過電流検出時のトリップ状態を示す断面
図、第4図は本発明のもう一つの実施例の要部を示す断
面図、第5図は従来の電磁接触器を示す概略構成図、第
6図は同電磁接触器のトリップ状態を示す概略構成図で
ある。 図において、(1)は可動接触子、(]a)は可動接点
、(2)は固定接触子、(2a)は固定接点、(19)
は接点部、(20)はクロスバ−(21)は可動鉄心、
り22)は固定鉄心、(23)は操作コイル、(24)
は引外しバネ、(25)は電磁石駆動部、(31)はプ
ランジャ、(33)は第1継鉄、(34)は第2継鉄、
(35)はトリップコイル、(36)はプランジャバネ
(接触子押動バネ) 、(37)は過電流検出部である
。 なお各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可動接点を有する可動接触子及び、各可動接点と
    接離する固定接点を有する一対の固定接触子とからなる
    接点部と、 固定鉄心に取付けた操作コイルに電圧を印加し、引外し
    バネにより、接点開放方向に常時付勢されているクロス
    バーと連結されている可動鉄心を固定鉄心に吸引させ、
    接触子押動バネの付勢力によって可動接触子を接点閉成
    方向に可動させて可動接点を固定接点に接触させるよう
    にした電磁石駆動部と、 継鉄に取付けたトリップコイルに過電流が流れたとき、
    可動接触子と連結されているプランジャを前記接触子押
    動バネの付勢力に抗して継鉄に吸引され、可動接点を固
    定接点から遠ざけて過電流を遮断させるようにした過電
    流検出部とを備えたことを特徴とする電磁接触器。
  2. (2)前記接点部と、前記電磁石駆動部と、前記過電流
    検出部とを備え、接点閉成方向に対して過電流検出部、
    接点部、電磁石駆動部の順に配置したことを特徴とする
    請求項1記載の電磁接触器。
JP19634690A 1990-07-26 1990-07-26 電磁接触器 Pending JPH0487130A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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