JPH0486414A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
- Publication number
- JPH0486414A JPH0486414A JP20295590A JP20295590A JPH0486414A JP H0486414 A JPH0486414 A JP H0486414A JP 20295590 A JP20295590 A JP 20295590A JP 20295590 A JP20295590 A JP 20295590A JP H0486414 A JPH0486414 A JP H0486414A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- light
- heated
- visible light
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 191
- 238000010411 cooking Methods 0.000 title claims abstract description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 72
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 11
- 235000013305 food Nutrition 0.000 abstract description 38
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 238000005286 illumination Methods 0.000 abstract description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 19
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 11
- WUPHOULIZUERAE-UHFFFAOYSA-N 3-(oxolan-2-yl)propanoic acid Chemical compound OC(=O)CCC1CCCO1 WUPHOULIZUERAE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 229910052980 cadmium sulfide Inorganic materials 0.000 description 7
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000003760 hair shine Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、加熱調理器に関する。
従来、電気オーブン、ガスオーブン、グリルオーブンレ
ンジ等の加熱調理器においては、加熱室内に収納された
被加熱物を加熱して焦げ目をつける場合には、使用者が
焦げ具合を目視によって判断したり、加熱時間を設定す
るためのタイマを、経験による適当な値に設定すること
により、被加熱物の種類や量に応じて最適な焦げ目を付
けるようにしていた。 ところが、上記いずれの場合でも、被加熱物に最適な焦
げ目をつけるには、豊富な調理の経験が必要であり、誰
でも簡単に最適な焦げ目をつけることができるという訳
には行かなかった。 そこで、誰でも簡単に最適な焦げ目を付けることができ
るようにしたものとして、次のような加熱調理器が提案
されている(特開昭58−140524号公報、特開昭
58−140527号公報、特開昭58−150718
号公報)。 この加熱調理器は、加熱室内に置かれた被加熱物に可視
光線を照射する光源と、被加熱物によって反射された上
記光源からの反射光の照度を検出する受光素子と、上記
受光素子が検出した反射光の照度の変化から被加熱物の
焦げ具合を判断して、被加熱物の焦げ具合が最適になる
ように加熱温度や加熱時間を制御する制御手段とを備え
て、あたかも被加熱物が焦げて行く過程を目視によって
とらえて加熱温度や加熱時間を制御するように動作する
。従って、この加熱調理器を用いることにより、だれで
も簡単に焦げ目調理を行うことができる。
ンジ等の加熱調理器においては、加熱室内に収納された
被加熱物を加熱して焦げ目をつける場合には、使用者が
焦げ具合を目視によって判断したり、加熱時間を設定す
るためのタイマを、経験による適当な値に設定すること
により、被加熱物の種類や量に応じて最適な焦げ目を付
けるようにしていた。 ところが、上記いずれの場合でも、被加熱物に最適な焦
げ目をつけるには、豊富な調理の経験が必要であり、誰
でも簡単に最適な焦げ目をつけることができるという訳
には行かなかった。 そこで、誰でも簡単に最適な焦げ目を付けることができ
るようにしたものとして、次のような加熱調理器が提案
されている(特開昭58−140524号公報、特開昭
58−140527号公報、特開昭58−150718
号公報)。 この加熱調理器は、加熱室内に置かれた被加熱物に可視
光線を照射する光源と、被加熱物によって反射された上
記光源からの反射光の照度を検出する受光素子と、上記
受光素子が検出した反射光の照度の変化から被加熱物の
焦げ具合を判断して、被加熱物の焦げ具合が最適になる
ように加熱温度や加熱時間を制御する制御手段とを備え
て、あたかも被加熱物が焦げて行く過程を目視によって
とらえて加熱温度や加熱時間を制御するように動作する
。従って、この加熱調理器を用いることにより、だれで
も簡単に焦げ目調理を行うことができる。
ところで、通常、加熱調理器には、被加熱物の加熱状態
を目で確認するための窓か設けられているが、上記従来
の加熱調理器のように、被加熱物に可視光線を照射し、
その反射光の照度を受光素子で検出して加熱制御を行う
ようにしたものにおいては、外部から上記窓を透過して
被加熱物の表面で反射した光も上記受光素子に影響を及
ぼすことになる。従って、外部からの可視光線の照度が
変化した場合、受光素子が上記制御手段に出力する電気
信号も変化し、上記制御手段は被加熱物の焦げ具合を適
確に判断することができず、最適な焦げ目をつけること
ができなくなるという問題がある。 また、上記受光素子としては、一般に、例えばCdS光
導電素子のように受光する光の照度5に応じて抵抗値が
変化する素子が用いられる。そして、第15図に示すよ
うに、この受光素子72と抵抗71とで光検出回路を構
成し、マイクロコンピュータ73が上記受光素子72の
抵抗値の変化を電圧変化として読み取って、被加熱物の
焦げ目の状態を判断し、加熱制御を行うようになってい
る。上記受光素子72は照度が低いほど抵抗値が大きく
なり、その出力電圧は第16図に示すように被加熱物の
焦げ具合によって大きくなる。すなわち、加熱スタート
と同時に被加熱物が加熱され、最適の焦げ目かつ<Ts
時間後には、出力電圧は△■1だけ上昇する。ところで
、上記受光素子72は光の照度に応じて感度が変化し、
照度が大きいほど感度がよくなる。また、加熱調理器は
色々な明るさの環境に置かれる。第17図は加熱調理器
を通常の台所の設置場所(5001ux以下)に置いた
場合(A)と、窓の近くの太陽の差し込む非常に明るい
場所(1000]ux以上)に置いた場合(B)におけ
る出力電圧の変化を示した図である。出力電圧が△V、
たけ変化するまでの時間を、Aの場合をTa、Hの場合
をTbとすると、Tb<Taとなる。すなわち、△v1
を通常の台所の設置場所を基準に設定しておくと、Aの
場合には丁度良い仕上がりになるが、Bの場合には適当
な焦げ目のつかない料理が出来上がってしまう。逆に、
△■1を窓際の明るい場所を基準に設定した場合には、
Bの場合には丁度良い仕上がりになるが、Aの場合には
焦げすぎてしまうということになる。このように、上記
従来の加熱調理器では設置場所の明るさにより料理の仕
上かり状態が異なるという問題がある。 そこで、この発明の目的は、周囲の明るさが変化した場
合でも食品に最適の焦げ目をつけることができる加熱調
理器を提供することにある。
を目で確認するための窓か設けられているが、上記従来
の加熱調理器のように、被加熱物に可視光線を照射し、
その反射光の照度を受光素子で検出して加熱制御を行う
ようにしたものにおいては、外部から上記窓を透過して
被加熱物の表面で反射した光も上記受光素子に影響を及
ぼすことになる。従って、外部からの可視光線の照度が
変化した場合、受光素子が上記制御手段に出力する電気
信号も変化し、上記制御手段は被加熱物の焦げ具合を適
確に判断することができず、最適な焦げ目をつけること
ができなくなるという問題がある。 また、上記受光素子としては、一般に、例えばCdS光
導電素子のように受光する光の照度5に応じて抵抗値が
変化する素子が用いられる。そして、第15図に示すよ
うに、この受光素子72と抵抗71とで光検出回路を構
成し、マイクロコンピュータ73が上記受光素子72の
抵抗値の変化を電圧変化として読み取って、被加熱物の
焦げ目の状態を判断し、加熱制御を行うようになってい
る。上記受光素子72は照度が低いほど抵抗値が大きく
なり、その出力電圧は第16図に示すように被加熱物の
焦げ具合によって大きくなる。すなわち、加熱スタート
と同時に被加熱物が加熱され、最適の焦げ目かつ<Ts
時間後には、出力電圧は△■1だけ上昇する。ところで
、上記受光素子72は光の照度に応じて感度が変化し、
照度が大きいほど感度がよくなる。また、加熱調理器は
色々な明るさの環境に置かれる。第17図は加熱調理器
を通常の台所の設置場所(5001ux以下)に置いた
場合(A)と、窓の近くの太陽の差し込む非常に明るい
場所(1000]ux以上)に置いた場合(B)におけ
る出力電圧の変化を示した図である。出力電圧が△V、
たけ変化するまでの時間を、Aの場合をTa、Hの場合
をTbとすると、Tb<Taとなる。すなわち、△v1
を通常の台所の設置場所を基準に設定しておくと、Aの
場合には丁度良い仕上がりになるが、Bの場合には適当
な焦げ目のつかない料理が出来上がってしまう。逆に、
△■1を窓際の明るい場所を基準に設定した場合には、
Bの場合には丁度良い仕上がりになるが、Aの場合には
焦げすぎてしまうということになる。このように、上記
従来の加熱調理器では設置場所の明るさにより料理の仕
上かり状態が異なるという問題がある。 そこで、この発明の目的は、周囲の明るさが変化した場
合でも食品に最適の焦げ目をつけることができる加熱調
理器を提供することにある。
上記目的を達成するため、第1の発明は、加熱室内の被
加熱物に熱を照射して加熱する加熱手段と、上記被加熱
物に可視光を照射する光源と、上記被加熱物によって反
射された可視光をうけて、その可視光の照度に応じたレ
ベルの信号を出力する光検出手段と、上記光検出手段か
らの信号のレベルに基づいて上記加熱手段を制御する制
御手段と、上記加熱室の外部から上記被加熱物を監視す
るための窓を備えた加熱調理器において、上記窓が上記
加熱室の外部からの可視光に対して所定の遮光性を有す
ることを特徴としている。 また、第2の発明は、加熱室内の被加熱物に熱を照射し
て加熱する加熱手段と、上記被加熱物に可視光を照射す
る光源と、上記被加熱物によって反射された可視光をう
けて、その可視光の照度に応じたレベルの信号を出力す
る第1光検出手段と、上記第1光検出手段からの信号の
レベルに基づいて上記加熱手段を制御する制御手段と、
上記加熱室の外部から上記被加熱物を監視するための窓
を備えた加熱調理器において、上記加熱室の外部の可視
光をうけてその可視光の照度に応じたレベルの信号を出
力する第2光検出手段を備えると共に、上記第2光検出
手段からの信号のレベルに基づいて上記第1光検出手段
からの信号のレベルを補正する補正手段を含み、上記制
御手段が、その補正後のレベルに基づいて上記加熱手段
を制御するようになっていることを特徴としている。 また、第3の発明は、加熱室内の被加熱物に熱を照射し
て加熱する加熱手段と、上記被加熱物に可視光を照射す
る光源と、上記被加熱物によって反射された可視光をう
けて、その可視光の照度に応じたレベルの信号を出力す
る光検出手段と、上記光検出手段からの信号のレベルに
基づいて上記加熱手段を制御する制御手段と、上記加熱
室の外部から上記被加熱物を監視するための窓を備えた
加熱調理器において、加熱開始時における上記光検出手
段からの信号のレベルに応じて、加熱開始後における上
記光検出手段からの信号のしl\ルを補正する補正手段
を含み、上記制御手段が、補正後の信号のレベルに基づ
いて上記加熱手段を制御するようになっていることを特
徴としている。 また、第4の発明は、加熱室内の被加熱物に熱を照射し
て加熱する加熱手段と、上記被加熱物に可視光を照射す
る光源と、上記被加熱物によって反射された可視光をう
けて、その可視光の照度に応じたレベルの信号を出力す
る光検出手段と、上記光検出手段からの信号のレベルに
基づいて上記加熱手段を制御する制御手段と、上記加熱
室の外部から上記被加熱物を監視するための窓を備えた
加熱調理器において、加熱開始時における上記光検出手
段からの信号のレベルか所定のレベルになるように上記
光源の電源電圧を制御する光源制御手段を含み、上記制
御手段が、加熱開始後における上記光検出手段からの信
号のレベルに基ついて上記加熱手段を制御するようにな
っていることを特徴としている。
加熱物に熱を照射して加熱する加熱手段と、上記被加熱
物に可視光を照射する光源と、上記被加熱物によって反
射された可視光をうけて、その可視光の照度に応じたレ
ベルの信号を出力する光検出手段と、上記光検出手段か
らの信号のレベルに基づいて上記加熱手段を制御する制
御手段と、上記加熱室の外部から上記被加熱物を監視す
るための窓を備えた加熱調理器において、上記窓が上記
加熱室の外部からの可視光に対して所定の遮光性を有す
ることを特徴としている。 また、第2の発明は、加熱室内の被加熱物に熱を照射し
て加熱する加熱手段と、上記被加熱物に可視光を照射す
る光源と、上記被加熱物によって反射された可視光をう
けて、その可視光の照度に応じたレベルの信号を出力す
る第1光検出手段と、上記第1光検出手段からの信号の
レベルに基づいて上記加熱手段を制御する制御手段と、
上記加熱室の外部から上記被加熱物を監視するための窓
を備えた加熱調理器において、上記加熱室の外部の可視
光をうけてその可視光の照度に応じたレベルの信号を出
力する第2光検出手段を備えると共に、上記第2光検出
手段からの信号のレベルに基づいて上記第1光検出手段
からの信号のレベルを補正する補正手段を含み、上記制
御手段が、その補正後のレベルに基づいて上記加熱手段
を制御するようになっていることを特徴としている。 また、第3の発明は、加熱室内の被加熱物に熱を照射し
て加熱する加熱手段と、上記被加熱物に可視光を照射す
る光源と、上記被加熱物によって反射された可視光をう
けて、その可視光の照度に応じたレベルの信号を出力す
る光検出手段と、上記光検出手段からの信号のレベルに
基づいて上記加熱手段を制御する制御手段と、上記加熱
室の外部から上記被加熱物を監視するための窓を備えた
加熱調理器において、加熱開始時における上記光検出手
段からの信号のレベルに応じて、加熱開始後における上
記光検出手段からの信号のしl\ルを補正する補正手段
を含み、上記制御手段が、補正後の信号のレベルに基づ
いて上記加熱手段を制御するようになっていることを特
徴としている。 また、第4の発明は、加熱室内の被加熱物に熱を照射し
て加熱する加熱手段と、上記被加熱物に可視光を照射す
る光源と、上記被加熱物によって反射された可視光をう
けて、その可視光の照度に応じたレベルの信号を出力す
る光検出手段と、上記光検出手段からの信号のレベルに
基づいて上記加熱手段を制御する制御手段と、上記加熱
室の外部から上記被加熱物を監視するための窓を備えた
加熱調理器において、加熱開始時における上記光検出手
段からの信号のレベルか所定のレベルになるように上記
光源の電源電圧を制御する光源制御手段を含み、上記制
御手段が、加熱開始後における上記光検出手段からの信
号のレベルに基ついて上記加熱手段を制御するようにな
っていることを特徴としている。
第1の発明においては、光検出手段が加熱室内の被加熱
物によって反射された可視光をうけて、その可視光の照
度に応じたレベルの信号を出力し、制御手段が、上記加
熱室内の被加熱物に熱を照射して加熱する加熱手段を、
上記光検出手段からの信号のレベルに基づいて制御する
。上記加熱室内の被加熱物を外部から監視するための窓
がその加熱室の外部からの可視光に対して所定の遮光性
を有しているので、上記被加熱物によって反射される可
視光の照度は上記加熱室の外部の明るさに殆ど左右され
ずに、上記被加熱物に可視光を照射する光源の明るさと
上記被加熱物の焦げ具合によって決まる。従って、上記
加熱室の外部の明るさが変わった場合でも上記被加熱物
の焦げ具合を正確に検出でき、上記被加熱物に最適な焦
げ目をつけることができる。 また、第2の発明においては、第1光検出手段が加熱室
内の被加熱物によって反射された可視光をうけて、その
可視光の照度に応じ1こレベルの信号を出力すると共に
、第2光検出手段が上記加熱室の外部の可視光をうけて
その可視光の照度に応したレベルの信号を出力する。上
記第1光検出手段は、上記被加熱物によって反射された
光源からの可視光と、上記加熱室の外部から窓を通って
内部に入り上記被加熱物によって反射された可視光の両
方を受けるので、出力する信号のレベルが上記加熱室の
外部の明るさによって変動する。補正手段は、上記第2
光検出手段からの信号のレベルに基づいて上記第1光検
出手段からの信号のレベルを補正し、制御手段は、その
補正後のレベルに基づいて、加熱手段を制御する。従っ
て、上記加熱室の外部の明るさによって上記第1光検出
手段のうける可視光の照度が変化しても、上記補正によ
り、上記被加熱物の焦げ具合を正確に検出でき、上記被
加熱物に最適な焦げ目をつけることがてきまた、第3の
発明は、光検出手段が、加熱室内の被加熱物によって反
射された可視光をうけて、その可視光の照度に応じたレ
ベルの信号を出力する。上記光検出手段は、上記被加熱
物によって反射された光源からの可視光と、上記加熱室
の外部から窓を通って内部に入り上記被加熱物によって
反射された可視光の両方を受けるので、出力する信号の
レベルが上記加熱室の外部の明るさによって変動する。 補正手段は、加熱開始時における上記光検出手段からの
信号のレベルに応じて、加熱開始後における上記光検出
手段からの信号のレベルを補正し、制御手段は、補正後
の信号のレベルに基づいて加熱手段を制御する。従って
、上記加熱室の外部の明るさによって上記光検出手段の
うける可視光の照度が変化しても、上記補正により、上
記被加熱物の焦げ具合を正確に検出でき、上記被加熱物
に最適な焦げ目をつけることができる。 また、第4の発明は、光検出手段が、加熱室内の被加熱
物によって反射された可視光をうけて、その可視光の照
度に応じたレベルの信号を出力する。上記光検出手段は
、上記被加熱物によって反射された光源からの可視光と
、上記加熱室の外部から窓を通って内部に入り上記被加
熱物によって反射された可視光の両方を受けるので、出
力する信号のレベルが上記加熱室の外部の明るさによっ
て変動する。光源制御手段は、祖加熱開始時における上
記光検出手段からの信号のレベルが所定のレベルになる
ように上記光源の電源電圧を制御すると共に、制御手段
は、加熱開始後における上記光検出手段からの信号のレ
ベルに基づいて上記加熱手段を制御する。従って、上記
加熱室の外部の明るさが変化しても上記光検出手段のう
ける可視光の照度が変化せず、上記被加熱物の焦げ具合
を正確に検出でき、上記被加熱物に最適な焦げ目をつけ
ることができる。
物によって反射された可視光をうけて、その可視光の照
度に応じたレベルの信号を出力し、制御手段が、上記加
熱室内の被加熱物に熱を照射して加熱する加熱手段を、
上記光検出手段からの信号のレベルに基づいて制御する
。上記加熱室内の被加熱物を外部から監視するための窓
がその加熱室の外部からの可視光に対して所定の遮光性
を有しているので、上記被加熱物によって反射される可
視光の照度は上記加熱室の外部の明るさに殆ど左右され
ずに、上記被加熱物に可視光を照射する光源の明るさと
上記被加熱物の焦げ具合によって決まる。従って、上記
加熱室の外部の明るさが変わった場合でも上記被加熱物
の焦げ具合を正確に検出でき、上記被加熱物に最適な焦
げ目をつけることができる。 また、第2の発明においては、第1光検出手段が加熱室
内の被加熱物によって反射された可視光をうけて、その
可視光の照度に応じ1こレベルの信号を出力すると共に
、第2光検出手段が上記加熱室の外部の可視光をうけて
その可視光の照度に応したレベルの信号を出力する。上
記第1光検出手段は、上記被加熱物によって反射された
光源からの可視光と、上記加熱室の外部から窓を通って
内部に入り上記被加熱物によって反射された可視光の両
方を受けるので、出力する信号のレベルが上記加熱室の
外部の明るさによって変動する。補正手段は、上記第2
光検出手段からの信号のレベルに基づいて上記第1光検
出手段からの信号のレベルを補正し、制御手段は、その
補正後のレベルに基づいて、加熱手段を制御する。従っ
て、上記加熱室の外部の明るさによって上記第1光検出
手段のうける可視光の照度が変化しても、上記補正によ
り、上記被加熱物の焦げ具合を正確に検出でき、上記被
加熱物に最適な焦げ目をつけることがてきまた、第3の
発明は、光検出手段が、加熱室内の被加熱物によって反
射された可視光をうけて、その可視光の照度に応じたレ
ベルの信号を出力する。上記光検出手段は、上記被加熱
物によって反射された光源からの可視光と、上記加熱室
の外部から窓を通って内部に入り上記被加熱物によって
反射された可視光の両方を受けるので、出力する信号の
レベルが上記加熱室の外部の明るさによって変動する。 補正手段は、加熱開始時における上記光検出手段からの
信号のレベルに応じて、加熱開始後における上記光検出
手段からの信号のレベルを補正し、制御手段は、補正後
の信号のレベルに基づいて加熱手段を制御する。従って
、上記加熱室の外部の明るさによって上記光検出手段の
うける可視光の照度が変化しても、上記補正により、上
記被加熱物の焦げ具合を正確に検出でき、上記被加熱物
に最適な焦げ目をつけることができる。 また、第4の発明は、光検出手段が、加熱室内の被加熱
物によって反射された可視光をうけて、その可視光の照
度に応じたレベルの信号を出力する。上記光検出手段は
、上記被加熱物によって反射された光源からの可視光と
、上記加熱室の外部から窓を通って内部に入り上記被加
熱物によって反射された可視光の両方を受けるので、出
力する信号のレベルが上記加熱室の外部の明るさによっ
て変動する。光源制御手段は、祖加熱開始時における上
記光検出手段からの信号のレベルが所定のレベルになる
ように上記光源の電源電圧を制御すると共に、制御手段
は、加熱開始後における上記光検出手段からの信号のレ
ベルに基づいて上記加熱手段を制御する。従って、上記
加熱室の外部の明るさが変化しても上記光検出手段のう
ける可視光の照度が変化せず、上記被加熱物の焦げ具合
を正確に検出でき、上記被加熱物に最適な焦げ目をつけ
ることができる。
以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図はこの発明の加熱調理器の一実施例であるグリル
オーブンレンジの外殻を除去した内部斜視図、第2図は
上記グリルオーブンレンジの側面断面図である。 このグリルオーブンレンジは、全体を金属で形成した函
体の加熱室Iの天井2に、加熱室■内のターンテーブル
3上に載置された被加熱物4を加熱するための電気ヒー
タ5を下向けに設置している。また、上記電気ヒータ5
の前方の天井2には、可視光線によって加熱室1内を照
射する庫内灯6と、被加熱物4の表面で反射された上記
庫内灯6からの可視光線の照度を検出する受光素子7を
設置している。この受光素子7には光導電素子である硫
化カドミウム(CdS)が用いられている。このCdS
は照度が低くなるほど抵抗値が大きくなる特性を有して
いる。上記受光素子7は、被加熱物4の表面で反射され
た可視光線のみを受光するように指向性を持たせるため
、パイプ状の支持具8によって支持されている。また、
上記加熱室lの側壁9には、マイクロ波加熱の際にター
ンテーブル3上の食品にマイクロ波を照射するマクネト
ロン10を設置している。更に、上記加熱室1の前面に
は開閉可能なドア11を設置し、加熱室1内の被加熱物
4の出し入れを行うようになっている。このドア11に
は、上記被加熱物4の状態を監視するための開口部I2
を設けると共に、画面に、外部からの可視光線に対して
適度の遮光性を有するよう着色が施されたドアガラス1
3を設けている。また、上記加熱室1の前面右側には加
熱時間の設定等を行う操作部14を設置している。 また、上記ターンテーブル3はモータ15によってター
ンテーブル支持台16を介して回転されるようになって
いる。 加熱調理の際には、被加熱物である食品4を金属性の網
台I7を介して上記ターンテーブル3上に載置し、食品
4が均一に加熱されるように上記ターンテーブル3を回
転させる。食品4が加熱され焦げ目がつくと、食品4か
ら受光素子7に至る反射光の照度が低下する。上記受光
素子7は上述したように受光する可視光の照度が低くな
るほど抵抗値が大きくなる特性を有している。 第4図はこの受光素子7を用いた焦げ目検出回路の回路
図である。この焦げ目検出回路は、一端を接地した受光
素子7の他端を抵抗R1を介して電源に接続すると共に
、上記受光素子7の他端を抵抗R2とコンデンサC5か
らなるフィルタ21を介してマイクロコンピュータ22
のA/DポートAnに接続している。このマイクロコン
ピュータ22は第3図に示すように操作部14の裏面に
支持具23によって支持されている。 上記受光素子7の抵抗値をRcとすると、抵抗R,の両
端電圧V1は次式のようになる。 V、=Vc−R+/(R++Rc) つまり、食品4か焦げて食品4からの反射光の照度が低
下するに連れて抵抗Rcが大きくなり、電圧V、は小さ
くなる。マイクロコンピュータ22は、フィルタ2Iに
よって高周波成分が除去された受光素子7の両端電圧V
、の値をデジタル値に変換し、このデジタル値から抵抗
R3の両端電圧v1を表すデジタル値Bを求め、このデ
ジタル値Bに従って食品4の焦げ目を検出する。 第5図は加熱時間Tと上記デジタル値Bとの関係を表す
図である。 オーブン加熱モードが選択され、電気ヒータ5による加
熱が開始すると、その開始と同時に庫内灯6が点灯する
。そうすると、マイクロコンピュータ22による抵抗R
,の両端電圧■、の検出が開始されて、検出値Bのレベ
ルがその時点におけるレベルまで急上昇し、やがて食品
4の焦げ目の色に応じて変化する。その際にマイクロコ
ンピュータ22は検出値のその時点までの最大値B m
axを常にホールドしておき、各時点における検出値B
とその時点までの最大値B maxのいずれか大きい方
を新たに最大値Bmaxとすると共に、:B−Bmax
−△Bとする。この場合、Bがその時点までのB ma
xよりも大きければBは新たにB maxとなるため、
△Bはゼロとなる。一方、Bがその時点までのB ma
xよりも小さければ、その時点までの13 maxが新
たなり maxとなり、△B>0となる。そして、ΔB
>Oとなり、すなわち、食品4に焦げ色か付ぃて検出値
Bが低下し、かっ、検出値B = B max△Bが予
め設定された値B1になると、焦げ色が最適になったと
判断し、その時点(加熱時間T)で加熱を停止する。 上記受光素子7は上述したようにパイプ状の支持具8の
中に収められているので、食品4以外からの反射光線は
遮断され、食品4からの可視光線のみを受光する。また
、この加熱調理器の外部からドアガラス13に入射した
可視光線は、このドアガラス13によって大部分が吸収
あるいは反射される。そのため、開口部12を通って食
品4の表面で反射し、受光素子7に向かう外部からの可
視光線は無視できる程度に小さなのものとなる。 従って、外部からの可視光の影響を最小限におさえるこ
とができ、食品の焦げ具合を適確に判断することができ
るので、焦げすぎたり、未加熱になったりすることはな
い。 なお、上記ドアガラス13によって外部からの光を遮断
したことにより庫内が見にくくなる場合には、庫内灯の
照度を上げるようにすればよい。 上記実施例においてはドアガラス13として着色したも
のを用いたが、これに限定されるものではなく、アルミ
ニウム等を蒸着して作るハーフミラ−であっても差し支
えない。また、受光素子7としてCdSを用いたがフォ
トダイオード等であってもよい。 また、上記実施例はグリルオーブンレンツの場合につい
て説明したが、電気オーブンやガスオーブンの場合につ
いても同様のことがいえる。 第2の発明の実施例 第6図はこの発明の加熱調理器の一実施例であるグリル
オーブンレンジの外殻を除去した内部斜視図、第7図は
上記グリルオーブンレンジの側面断面図である。 本実施例のグリルオーブンレンジは、第1.2図に示す
第1の発明の実施例のグリルオーブンレンジか遮光性の
ドアガラス13を設けて外部からの可視光の影響をなく
すようにしたのに対して、ドアガラス13は通常の光透
過性のものを用い、操作部14の前面上部に外部の可視
光の照度を検出する受光素子(以下、受光素子(B)と
呼ぶ)17を設けて、この受光素子(B)17の検出結
果により受光素子(以下、受光素子(A)と呼ぶ)7の
検出結果を補正することにより、外部の明るさに関係な
く食品に最適の焦げ目をつけるようにしたものであり、
その他の構成は第1の発明の実施例と同じである。同一
構成品には同一符号を付して説明を省略する。 第9図は上記受光素子(A)7と受光素子(B)17を
用いた焦げ目検出回路の回路図である。 この焦げ目検出回路は、一端を接地した受光素子(A)
7の他端を抵抗R1を介して電源に接続すると共に、抵
抗R3とコンデンサC3からなるフィルタ21を介して
マイクロコンピュータ24のA/DボートAnに接続し
ている。また、同じく一端を接地した受光素子(B)1
7の他端を抵抗R3を介して電源に接続すると共に、抵
抗R4とコンデンサC7からなるフィルタ25を介して
上記マイクロコンピュータ24のA/DボートBnに接
続している。 上記受光素子(B)17は第8図に示すように操作部1
4の前面上部に設けられ、外部の可視光の照度によって
その抵抗が変化する。また、上記マイクロコンピュータ
24は上記操作部14の裏面に支持具23によって支持
されている。 受光素子(A)7の抵抗値をRcaとすると、抵抗R1
の両端電圧■、は次式のようになる。 V、=Vc−R+/(R,+Rca) つまり、食品4が焦げて食品4からの反射光の照度が低
下するに連れて抵抗Rcaが大きくなり、電圧■1は小
さくなる。マイクロコンピュータ24は、フィルタ21
によって高周波成分が除去された受光素子(A)7の両
端電圧■、の値をデジタル値に変換し、このデジタル値
から抵抗R1の両端電圧■、を表すデジタル値Aを求め
る。 一方、受光素子(B)17の抵抗値をRcbとすると、
抵抗R3の両端電圧■3は次式のようになる。 V3=VC−R3/(R3+RCb) つまり、周囲の照度が低い程抵抗Rcbが大きくなり、
電圧v3は小さくなる。マイクロコンビュー夕24はフ
ィルタ25によって高周波成分が除去された受光素子(
B)17の両端電圧V4の値をデジタル値に変換し、こ
のデジタル値から抵抗R3の両端電圧■3を表すデジタ
ル値Bを求める。 上記受光素子(A)7には、食品4で反射された庫内灯
6からの可視光のほかに、外部からドアガラス13を透
過して食品4で反射された可視光も入射する。この外部
からの可視光は周囲の照度が高ければ高い程(周囲が明
るければ明るい程)強くなる。従って、食品4の焦げ具
合が同じでも周囲の明るさによって受光素子(A)7が
検出する可視光の照度が異なる。そのため、上記デジタ
ル値Aだけでは食品4の正確な焦げ具合を判断すること
はできない。そこで、マイクロコンピュータ24は上記
で求めたデジタル値Bに基づいて上記デジタル値Aを補
正することにより食品4の焦げ具合を精度よく検出する
ようになっている。 第10図は上記検出値Aおよび検出値Bの時間的変化と
、検出値Bか変化した場合における検出値Aの補正を説
明した図である。 周囲の明るさが一定で、検出値BかB、の場合には検出
値Aによって焦げ目の判断を行う。この場合は、第1の
発明の実施例で述べたと同様に、最大値Amaxに達し
てから徐々に下がっていって所定の値A、になったとき
に焦げ色が最適になったと判断して、その加熱時間T3
で加熱を停止する。 いま、時間Tl(T、<T3)で周囲の照度が急に低下
し、破線B′のようにΔBだけ変化した場合、上記の検
出値Aも変化し、破線A′のようになる。 従って、A tnax−△A=A、になる時間がT、と
なり、T 2 < T sであるから、加熱時間が短く
なり、食品の焦げ色も薄くなってしまう。そこで、検出
値B′に基づいて検出値A′を検出値Aに補正して、あ
たかも周囲の照度が変化しなかった時と同しようにする
。このようにすることにより、加熱調理器の周囲の照度
変化に左右されることなく、食品の焦げ色を適確に判断
し、最適の焦げ目をつけることができる。 なお、上記実施例では受光素子(A)7および受光素子
(B)17としてCdSを用いたかフォトダイオード等
であってもよい。 また、上記実施例はグリルオーブンレンジの場合につい
て説明したが、電気オーブンやガスオーブンの場合につ
いても同様のことがいえる。 第3および第4の発明の実施例 第13図はこの発明の加熱調理器の一実施例の概略構成
図である。 この加熱調理器は加熱室50の天井に設置されたヒータ
47により、ターンテーブル51の上に載置された食品
を加熱する一方、上記食品に庫内灯46により可視光を
照射し、その反射光の照度を受光素子41で検出するこ
とにより、食品の焦げ目具合を判断して、食品に最適な
焦げ目がつくように上記ヒータ47を制御するようにし
たものである。 第11図はこの加熱調理器の回路図である。 この回路図において、41は上記受光素子であるCdS
光導電素子であり、一端が接地され、他端が抵抗Rを介
して電源に接続されている。また、42はマイクロコン
ピュータであり、トランジスタ43をオン・オフするこ
とによりリレー接点48をオン・オフしてヒータ47の
制御を行う一方、トランス44を介してトライアック4
5を位相制御し、庫内灯46の明るさを変えるようにな
っている。 上記受光素子41の両端電圧■。は、この受光素子の抵
抗値をRsとすると、 V o = V c−Rs / (Rs + R)とな
る。マイクロコンピュータ42は、この電圧値■。を内
臓のA/D変換器でデジタル値に変換し、このデジタル
値に基づいて食品の焦げ目を判断し、ヒータを制御する
。 しかしながら、上記受光素子は41は、受ける可視光の
照度によって感度が変化し、照度が大きい程感度が良く
なる。すなわち、同じ照度変化に対して上記電圧値■。 の変化△■oは、照度が大きい程大きくなる。そこで、
加熱開始から最適の焦げ目かつ<Ts時間後までの電圧
値V。の変化△■Sは、この加熱調理器の設置場所の明
るさによつて変わることになる。 上記マイクロコンピュータ42は、加熱開始時における
■。の値からその時の照度を算出し、その照度に応じて
上記△Vsの設定値を変え、その設定値の分だけ電圧が
変化したときにヒータ47をオフするようになっている
。例えば、第12図に示すように、通常の台所の設置場
所(5001ux以下)においた場合(A)の△Vsを
△Vaとし、窓の近くの太陽の差し込む非常に明るい場
所(10001ux以上)に置いた場合(B)の△Vs
を△vbとする。従って、△VSを△Vaに設定してお
くと、Aの場合には設定を変更することなく調度よい仕
上がりになる。また、Bの場合には、もし設定を変更し
なければ時間T、でヒータ47をオフするため、適当な
焦げ目のつかない料理が出来上がってしまうが、設定を
△vbに変更するため、時間Tsでヒータをオフするこ
とになり、最適の焦げ目をつけることができる。 また、上記マイクロコンピュータ42は上記△Vsの設
定値を変更する代わりに、加熱開始時の照度に基づいて
補正係数Kを設定し、上記電圧レベルの変化量△Voに
上記Kをかけた値K・△V。 が上記△Vsの設定値になったときにヒータ47をオフ
にするようにしてもよい。 また、上記マイクロコンピュータ42は、トライアック
45を制御することにより、加熱開始時の照度に応じて
庫内灯46の明るさを変え、明るさの異なる環境に置か
れた場合でも、加熱開始時に受光素子41が検出する照
度が一定になるようにするようにしてもよい。すなわち
、第14図に示すように、通常の台所の環境では庫内灯
(オーブンランプ)46への通電を増して、オーブンラ
ンプ46の消費電力を大きくし、窓際の明るい環境では
その分だけ通電を減らしてオーブンランプ46の消費電
力を小さくする。このようにすることにより、設置場所
の明るさに影響されずに最適な焦げ目をつけることがで
きる。
オーブンレンジの外殻を除去した内部斜視図、第2図は
上記グリルオーブンレンジの側面断面図である。 このグリルオーブンレンジは、全体を金属で形成した函
体の加熱室Iの天井2に、加熱室■内のターンテーブル
3上に載置された被加熱物4を加熱するための電気ヒー
タ5を下向けに設置している。また、上記電気ヒータ5
の前方の天井2には、可視光線によって加熱室1内を照
射する庫内灯6と、被加熱物4の表面で反射された上記
庫内灯6からの可視光線の照度を検出する受光素子7を
設置している。この受光素子7には光導電素子である硫
化カドミウム(CdS)が用いられている。このCdS
は照度が低くなるほど抵抗値が大きくなる特性を有して
いる。上記受光素子7は、被加熱物4の表面で反射され
た可視光線のみを受光するように指向性を持たせるため
、パイプ状の支持具8によって支持されている。また、
上記加熱室lの側壁9には、マイクロ波加熱の際にター
ンテーブル3上の食品にマイクロ波を照射するマクネト
ロン10を設置している。更に、上記加熱室1の前面に
は開閉可能なドア11を設置し、加熱室1内の被加熱物
4の出し入れを行うようになっている。このドア11に
は、上記被加熱物4の状態を監視するための開口部I2
を設けると共に、画面に、外部からの可視光線に対して
適度の遮光性を有するよう着色が施されたドアガラス1
3を設けている。また、上記加熱室1の前面右側には加
熱時間の設定等を行う操作部14を設置している。 また、上記ターンテーブル3はモータ15によってター
ンテーブル支持台16を介して回転されるようになって
いる。 加熱調理の際には、被加熱物である食品4を金属性の網
台I7を介して上記ターンテーブル3上に載置し、食品
4が均一に加熱されるように上記ターンテーブル3を回
転させる。食品4が加熱され焦げ目がつくと、食品4か
ら受光素子7に至る反射光の照度が低下する。上記受光
素子7は上述したように受光する可視光の照度が低くな
るほど抵抗値が大きくなる特性を有している。 第4図はこの受光素子7を用いた焦げ目検出回路の回路
図である。この焦げ目検出回路は、一端を接地した受光
素子7の他端を抵抗R1を介して電源に接続すると共に
、上記受光素子7の他端を抵抗R2とコンデンサC5か
らなるフィルタ21を介してマイクロコンピュータ22
のA/DポートAnに接続している。このマイクロコン
ピュータ22は第3図に示すように操作部14の裏面に
支持具23によって支持されている。 上記受光素子7の抵抗値をRcとすると、抵抗R,の両
端電圧V1は次式のようになる。 V、=Vc−R+/(R++Rc) つまり、食品4か焦げて食品4からの反射光の照度が低
下するに連れて抵抗Rcが大きくなり、電圧V、は小さ
くなる。マイクロコンピュータ22は、フィルタ2Iに
よって高周波成分が除去された受光素子7の両端電圧V
、の値をデジタル値に変換し、このデジタル値から抵抗
R3の両端電圧v1を表すデジタル値Bを求め、このデ
ジタル値Bに従って食品4の焦げ目を検出する。 第5図は加熱時間Tと上記デジタル値Bとの関係を表す
図である。 オーブン加熱モードが選択され、電気ヒータ5による加
熱が開始すると、その開始と同時に庫内灯6が点灯する
。そうすると、マイクロコンピュータ22による抵抗R
,の両端電圧■、の検出が開始されて、検出値Bのレベ
ルがその時点におけるレベルまで急上昇し、やがて食品
4の焦げ目の色に応じて変化する。その際にマイクロコ
ンピュータ22は検出値のその時点までの最大値B m
axを常にホールドしておき、各時点における検出値B
とその時点までの最大値B maxのいずれか大きい方
を新たに最大値Bmaxとすると共に、:B−Bmax
−△Bとする。この場合、Bがその時点までのB ma
xよりも大きければBは新たにB maxとなるため、
△Bはゼロとなる。一方、Bがその時点までのB ma
xよりも小さければ、その時点までの13 maxが新
たなり maxとなり、△B>0となる。そして、ΔB
>Oとなり、すなわち、食品4に焦げ色か付ぃて検出値
Bが低下し、かっ、検出値B = B max△Bが予
め設定された値B1になると、焦げ色が最適になったと
判断し、その時点(加熱時間T)で加熱を停止する。 上記受光素子7は上述したようにパイプ状の支持具8の
中に収められているので、食品4以外からの反射光線は
遮断され、食品4からの可視光線のみを受光する。また
、この加熱調理器の外部からドアガラス13に入射した
可視光線は、このドアガラス13によって大部分が吸収
あるいは反射される。そのため、開口部12を通って食
品4の表面で反射し、受光素子7に向かう外部からの可
視光線は無視できる程度に小さなのものとなる。 従って、外部からの可視光の影響を最小限におさえるこ
とができ、食品の焦げ具合を適確に判断することができ
るので、焦げすぎたり、未加熱になったりすることはな
い。 なお、上記ドアガラス13によって外部からの光を遮断
したことにより庫内が見にくくなる場合には、庫内灯の
照度を上げるようにすればよい。 上記実施例においてはドアガラス13として着色したも
のを用いたが、これに限定されるものではなく、アルミ
ニウム等を蒸着して作るハーフミラ−であっても差し支
えない。また、受光素子7としてCdSを用いたがフォ
トダイオード等であってもよい。 また、上記実施例はグリルオーブンレンツの場合につい
て説明したが、電気オーブンやガスオーブンの場合につ
いても同様のことがいえる。 第2の発明の実施例 第6図はこの発明の加熱調理器の一実施例であるグリル
オーブンレンジの外殻を除去した内部斜視図、第7図は
上記グリルオーブンレンジの側面断面図である。 本実施例のグリルオーブンレンジは、第1.2図に示す
第1の発明の実施例のグリルオーブンレンジか遮光性の
ドアガラス13を設けて外部からの可視光の影響をなく
すようにしたのに対して、ドアガラス13は通常の光透
過性のものを用い、操作部14の前面上部に外部の可視
光の照度を検出する受光素子(以下、受光素子(B)と
呼ぶ)17を設けて、この受光素子(B)17の検出結
果により受光素子(以下、受光素子(A)と呼ぶ)7の
検出結果を補正することにより、外部の明るさに関係な
く食品に最適の焦げ目をつけるようにしたものであり、
その他の構成は第1の発明の実施例と同じである。同一
構成品には同一符号を付して説明を省略する。 第9図は上記受光素子(A)7と受光素子(B)17を
用いた焦げ目検出回路の回路図である。 この焦げ目検出回路は、一端を接地した受光素子(A)
7の他端を抵抗R1を介して電源に接続すると共に、抵
抗R3とコンデンサC3からなるフィルタ21を介して
マイクロコンピュータ24のA/DボートAnに接続し
ている。また、同じく一端を接地した受光素子(B)1
7の他端を抵抗R3を介して電源に接続すると共に、抵
抗R4とコンデンサC7からなるフィルタ25を介して
上記マイクロコンピュータ24のA/DボートBnに接
続している。 上記受光素子(B)17は第8図に示すように操作部1
4の前面上部に設けられ、外部の可視光の照度によって
その抵抗が変化する。また、上記マイクロコンピュータ
24は上記操作部14の裏面に支持具23によって支持
されている。 受光素子(A)7の抵抗値をRcaとすると、抵抗R1
の両端電圧■、は次式のようになる。 V、=Vc−R+/(R,+Rca) つまり、食品4が焦げて食品4からの反射光の照度が低
下するに連れて抵抗Rcaが大きくなり、電圧■1は小
さくなる。マイクロコンピュータ24は、フィルタ21
によって高周波成分が除去された受光素子(A)7の両
端電圧■、の値をデジタル値に変換し、このデジタル値
から抵抗R1の両端電圧■、を表すデジタル値Aを求め
る。 一方、受光素子(B)17の抵抗値をRcbとすると、
抵抗R3の両端電圧■3は次式のようになる。 V3=VC−R3/(R3+RCb) つまり、周囲の照度が低い程抵抗Rcbが大きくなり、
電圧v3は小さくなる。マイクロコンビュー夕24はフ
ィルタ25によって高周波成分が除去された受光素子(
B)17の両端電圧V4の値をデジタル値に変換し、こ
のデジタル値から抵抗R3の両端電圧■3を表すデジタ
ル値Bを求める。 上記受光素子(A)7には、食品4で反射された庫内灯
6からの可視光のほかに、外部からドアガラス13を透
過して食品4で反射された可視光も入射する。この外部
からの可視光は周囲の照度が高ければ高い程(周囲が明
るければ明るい程)強くなる。従って、食品4の焦げ具
合が同じでも周囲の明るさによって受光素子(A)7が
検出する可視光の照度が異なる。そのため、上記デジタ
ル値Aだけでは食品4の正確な焦げ具合を判断すること
はできない。そこで、マイクロコンピュータ24は上記
で求めたデジタル値Bに基づいて上記デジタル値Aを補
正することにより食品4の焦げ具合を精度よく検出する
ようになっている。 第10図は上記検出値Aおよび検出値Bの時間的変化と
、検出値Bか変化した場合における検出値Aの補正を説
明した図である。 周囲の明るさが一定で、検出値BかB、の場合には検出
値Aによって焦げ目の判断を行う。この場合は、第1の
発明の実施例で述べたと同様に、最大値Amaxに達し
てから徐々に下がっていって所定の値A、になったとき
に焦げ色が最適になったと判断して、その加熱時間T3
で加熱を停止する。 いま、時間Tl(T、<T3)で周囲の照度が急に低下
し、破線B′のようにΔBだけ変化した場合、上記の検
出値Aも変化し、破線A′のようになる。 従って、A tnax−△A=A、になる時間がT、と
なり、T 2 < T sであるから、加熱時間が短く
なり、食品の焦げ色も薄くなってしまう。そこで、検出
値B′に基づいて検出値A′を検出値Aに補正して、あ
たかも周囲の照度が変化しなかった時と同しようにする
。このようにすることにより、加熱調理器の周囲の照度
変化に左右されることなく、食品の焦げ色を適確に判断
し、最適の焦げ目をつけることができる。 なお、上記実施例では受光素子(A)7および受光素子
(B)17としてCdSを用いたかフォトダイオード等
であってもよい。 また、上記実施例はグリルオーブンレンジの場合につい
て説明したが、電気オーブンやガスオーブンの場合につ
いても同様のことがいえる。 第3および第4の発明の実施例 第13図はこの発明の加熱調理器の一実施例の概略構成
図である。 この加熱調理器は加熱室50の天井に設置されたヒータ
47により、ターンテーブル51の上に載置された食品
を加熱する一方、上記食品に庫内灯46により可視光を
照射し、その反射光の照度を受光素子41で検出するこ
とにより、食品の焦げ目具合を判断して、食品に最適な
焦げ目がつくように上記ヒータ47を制御するようにし
たものである。 第11図はこの加熱調理器の回路図である。 この回路図において、41は上記受光素子であるCdS
光導電素子であり、一端が接地され、他端が抵抗Rを介
して電源に接続されている。また、42はマイクロコン
ピュータであり、トランジスタ43をオン・オフするこ
とによりリレー接点48をオン・オフしてヒータ47の
制御を行う一方、トランス44を介してトライアック4
5を位相制御し、庫内灯46の明るさを変えるようにな
っている。 上記受光素子41の両端電圧■。は、この受光素子の抵
抗値をRsとすると、 V o = V c−Rs / (Rs + R)とな
る。マイクロコンピュータ42は、この電圧値■。を内
臓のA/D変換器でデジタル値に変換し、このデジタル
値に基づいて食品の焦げ目を判断し、ヒータを制御する
。 しかしながら、上記受光素子は41は、受ける可視光の
照度によって感度が変化し、照度が大きい程感度が良く
なる。すなわち、同じ照度変化に対して上記電圧値■。 の変化△■oは、照度が大きい程大きくなる。そこで、
加熱開始から最適の焦げ目かつ<Ts時間後までの電圧
値V。の変化△■Sは、この加熱調理器の設置場所の明
るさによつて変わることになる。 上記マイクロコンピュータ42は、加熱開始時における
■。の値からその時の照度を算出し、その照度に応じて
上記△Vsの設定値を変え、その設定値の分だけ電圧が
変化したときにヒータ47をオフするようになっている
。例えば、第12図に示すように、通常の台所の設置場
所(5001ux以下)においた場合(A)の△Vsを
△Vaとし、窓の近くの太陽の差し込む非常に明るい場
所(10001ux以上)に置いた場合(B)の△Vs
を△vbとする。従って、△VSを△Vaに設定してお
くと、Aの場合には設定を変更することなく調度よい仕
上がりになる。また、Bの場合には、もし設定を変更し
なければ時間T、でヒータ47をオフするため、適当な
焦げ目のつかない料理が出来上がってしまうが、設定を
△vbに変更するため、時間Tsでヒータをオフするこ
とになり、最適の焦げ目をつけることができる。 また、上記マイクロコンピュータ42は上記△Vsの設
定値を変更する代わりに、加熱開始時の照度に基づいて
補正係数Kを設定し、上記電圧レベルの変化量△Voに
上記Kをかけた値K・△V。 が上記△Vsの設定値になったときにヒータ47をオフ
にするようにしてもよい。 また、上記マイクロコンピュータ42は、トライアック
45を制御することにより、加熱開始時の照度に応じて
庫内灯46の明るさを変え、明るさの異なる環境に置か
れた場合でも、加熱開始時に受光素子41が検出する照
度が一定になるようにするようにしてもよい。すなわち
、第14図に示すように、通常の台所の環境では庫内灯
(オーブンランプ)46への通電を増して、オーブンラ
ンプ46の消費電力を大きくし、窓際の明るい環境では
その分だけ通電を減らしてオーブンランプ46の消費電
力を小さくする。このようにすることにより、設置場所
の明るさに影響されずに最適な焦げ目をつけることがで
きる。
以上より明らかなように、第1の発明の加熱調理器は、
加熱室内の被加熱物を外部から監視するための窓がその
加熱室の外部からの可視光に対して所定の遮光性を有し
ているので、上記被加熱物によって反射された可視光の
照度は、上記加熱室の外部の明るさに殆ど左右されずに
、上記被加熱物に可視光を照射する光源の明るさと上記
被加熱物の焦げ具合によって決まり、光検出手段がこの
被加熱物によって反射された可視光の照度に応じたレベ
ルの信号を出力し、制御手段が、上記加熱室内の被加熱
物に熱を照射して加熱する加熱手段を、上記光検出手段
からの信号のレベルに基づいて制御するので、上記加熱
室の外部の明るさが変わった場合でも上記被加熱物の焦
げ具合を正確に検出でき、上記被加熱物に最適な焦げ目
をつけることができる。 また、第2の発明の加熱調理器は、第1光検出手段が、
加熱室内の被加熱物によって反射された光源からの可視
光と上記加熱室の外部から窓を通って内部に入り上記被
加熱物によって反射された可視光の両方の可視光をうけ
て、その可視光の照度に応じたレベルの信号を出力する
と共に、第2光検出手段が上記加熱室の外部の可視光を
うけてその可視光の照度に応じたレベルの信号を出力し
、補正手段が、上記第2光検出手段からの信号のレベル
に基づいて上記第1光検出手段からの信号のレベルを補
正し、制御手段が、その補正後のレベルに基づいて、加
熱手段を制御するようになっているので、上記加熱室の
外部の明るさによって上記第1光検出手段のうける可視
光の照度が変化しても、上記補正により、上記被加熱物
の焦げ具合を正確に検出でき、上記被加熱物に最適な焦
げ目をつけることができる。 また、第3の発明の加熱調理器は、光検出手段が、加熱
室内の被加熱物によって反射された光源からの可視光と
上記加熱室の外部から窓を通って内部に入り上記被加熱
物によって反射された可視光の両方の可視光をうけて、
その可視光の照度に応じたレベルの信号を出力し、補正
手段が、加熱開始時における上記光検出手段からの信号
のレベルに応じて、加熱開始後における上記光検出手段
からの信号のレベルを補正し、制御手段が、補正後の信
号のレベルに基づいて加熱手段を制御するようになって
いるので、上記加熱室の外部の明るさによって上記光検
出手段のうける可視光の照度か変化しても、上記補正に
より、上記被加熱物の焦げ具合を正確に検出でき、上記
被加熱物に最適な焦1ヂ目をつけることができる。 また、第4の発明の加熱調理器は、光検出手段か、加熱
室内の被加熱物によって反射された光源からの可視光と
、上記加熱室の外部から窓を通って内部に入り上記被加
熱物によって反射された可視光の両方を受けて、その可
視光の照度に応じたレベルの信号を出力し、光源制御手
段が、加熱開始時における上記光検出手段からの信号の
レベルが所定のレベルになるように上記光源の電源電圧
を制御すると共に、制御手段が、加熱開始後における上
記光検出手段からの信号のレベルに基づ0て上記加熱手
段を制御するようにしているので、上記加熱室の外部の
明るさが変化しても上記光検出手段のうける可視光の照
度が変化せず、上記被加熱物の焦げ具合を正確に検出で
き、上記被加熱物に最適な焦げ目をつけることができる
。
加熱室内の被加熱物を外部から監視するための窓がその
加熱室の外部からの可視光に対して所定の遮光性を有し
ているので、上記被加熱物によって反射された可視光の
照度は、上記加熱室の外部の明るさに殆ど左右されずに
、上記被加熱物に可視光を照射する光源の明るさと上記
被加熱物の焦げ具合によって決まり、光検出手段がこの
被加熱物によって反射された可視光の照度に応じたレベ
ルの信号を出力し、制御手段が、上記加熱室内の被加熱
物に熱を照射して加熱する加熱手段を、上記光検出手段
からの信号のレベルに基づいて制御するので、上記加熱
室の外部の明るさが変わった場合でも上記被加熱物の焦
げ具合を正確に検出でき、上記被加熱物に最適な焦げ目
をつけることができる。 また、第2の発明の加熱調理器は、第1光検出手段が、
加熱室内の被加熱物によって反射された光源からの可視
光と上記加熱室の外部から窓を通って内部に入り上記被
加熱物によって反射された可視光の両方の可視光をうけ
て、その可視光の照度に応じたレベルの信号を出力する
と共に、第2光検出手段が上記加熱室の外部の可視光を
うけてその可視光の照度に応じたレベルの信号を出力し
、補正手段が、上記第2光検出手段からの信号のレベル
に基づいて上記第1光検出手段からの信号のレベルを補
正し、制御手段が、その補正後のレベルに基づいて、加
熱手段を制御するようになっているので、上記加熱室の
外部の明るさによって上記第1光検出手段のうける可視
光の照度が変化しても、上記補正により、上記被加熱物
の焦げ具合を正確に検出でき、上記被加熱物に最適な焦
げ目をつけることができる。 また、第3の発明の加熱調理器は、光検出手段が、加熱
室内の被加熱物によって反射された光源からの可視光と
上記加熱室の外部から窓を通って内部に入り上記被加熱
物によって反射された可視光の両方の可視光をうけて、
その可視光の照度に応じたレベルの信号を出力し、補正
手段が、加熱開始時における上記光検出手段からの信号
のレベルに応じて、加熱開始後における上記光検出手段
からの信号のレベルを補正し、制御手段が、補正後の信
号のレベルに基づいて加熱手段を制御するようになって
いるので、上記加熱室の外部の明るさによって上記光検
出手段のうける可視光の照度か変化しても、上記補正に
より、上記被加熱物の焦げ具合を正確に検出でき、上記
被加熱物に最適な焦1ヂ目をつけることができる。 また、第4の発明の加熱調理器は、光検出手段か、加熱
室内の被加熱物によって反射された光源からの可視光と
、上記加熱室の外部から窓を通って内部に入り上記被加
熱物によって反射された可視光の両方を受けて、その可
視光の照度に応じたレベルの信号を出力し、光源制御手
段が、加熱開始時における上記光検出手段からの信号の
レベルが所定のレベルになるように上記光源の電源電圧
を制御すると共に、制御手段が、加熱開始後における上
記光検出手段からの信号のレベルに基づ0て上記加熱手
段を制御するようにしているので、上記加熱室の外部の
明るさが変化しても上記光検出手段のうける可視光の照
度が変化せず、上記被加熱物の焦げ具合を正確に検出で
き、上記被加熱物に最適な焦げ目をつけることができる
。
第1図は第1の発明の一実施例であるグリルオーブンレ
ンジの内部斜視図、第2図は上記実施例の側面断面図、
第3図は上記実施例の操作部の断面図、第4図は上記実
施例の焦げ目検出回路の回路図、第5図は上記焦げ目検
出回路による検出値の一例を示す図、第6図は第2の発
明の一実施例であるグリルオーブンレンジの内部斜視図
、第7図はその内部斜視図、第8図はその操作部の断面
図、第9図はその焦げ目検出回路の回路図、第1O図は
第9図の回路による検出値の一例を示す図、第11図は
第3および第4の発明の一実施例の加熱調理器の回路図
、第12図は上記加熱調理器の検出値の一例を示す図、
第13図は上記加熱調理器の概略構成図、第14図は上
記加熱調理器における周囲の明るさとオーブンランプの
消費電力との関係の一例を示す図、第15図は従来例に
おける焦げ目検出回路の回路図、第16図および第17
図は従来例における加熱時間とセンサ出力電圧との関係
の一例を示す図である。 l、50・加熱室、4 食品、 5.47・・電気ヒータ、6,46・・庫内灯、7.1
7.41・・・受光素子、13・・・ドアガラス、22
.24.42・マイクロコンピュータ。 第1図
ンジの内部斜視図、第2図は上記実施例の側面断面図、
第3図は上記実施例の操作部の断面図、第4図は上記実
施例の焦げ目検出回路の回路図、第5図は上記焦げ目検
出回路による検出値の一例を示す図、第6図は第2の発
明の一実施例であるグリルオーブンレンジの内部斜視図
、第7図はその内部斜視図、第8図はその操作部の断面
図、第9図はその焦げ目検出回路の回路図、第1O図は
第9図の回路による検出値の一例を示す図、第11図は
第3および第4の発明の一実施例の加熱調理器の回路図
、第12図は上記加熱調理器の検出値の一例を示す図、
第13図は上記加熱調理器の概略構成図、第14図は上
記加熱調理器における周囲の明るさとオーブンランプの
消費電力との関係の一例を示す図、第15図は従来例に
おける焦げ目検出回路の回路図、第16図および第17
図は従来例における加熱時間とセンサ出力電圧との関係
の一例を示す図である。 l、50・加熱室、4 食品、 5.47・・電気ヒータ、6,46・・庫内灯、7.1
7.41・・・受光素子、13・・・ドアガラス、22
.24.42・マイクロコンピュータ。 第1図
Claims (4)
- (1)加熱室内の被加熱物に熱を照射して加熱する加熱
手段と、上記被加熱物に可視光を照射する光源と、上記
被加熱物によって反射された可視光をうけて、その可視
光の照度に応じたレベルの信号を出力する光検出手段と
、上記光検出手段からの信号のレベルに基づいて上記加
熱手段を制御する制御手段と、上記加熱室の外部から上
記被加熱物を監視するための窓を備えた加熱調理器にお
いて、 上記窓が上記加熱室の外部からの可視光に対して所定の
遮光性を有することを特徴とする加熱調理器。 - (2)加熱室内の被加熱物に熱を照射して加熱する加熱
手段と、上記被加熱物に可視光を照射する光源と、上記
被加熱物によって反射された可視光をうけて、その可視
光の照度に応じたレベルの信号を出力する第1光検出手
段と、上記第1光検出手段からの信号のレベルに基づい
て上記加熱手段を制御する制御手段と、上記加熱室の外
部から上記被加熱物を監視するための窓を備えた加熱調
理器において、 上記加熱室の外部の可視光をうけてその可視光の照度に
応じたレベルの信号を出力する第2光検出手段を備える
と共に、上記第2光検出手段からの信号のレベルに基づ
いて上記第1光検出手段からの信号のレベルを補正する
補正手段を含み、上記制御手段が、その補正後のレベル
に基づいて上記加熱手段を制御するようになっているこ
とを特徴とする加熱調理器。 - (3)加熱室内の被加熱物に熱を照射して加熱する加熱
手段と、上記被加熱物に可視光を照射する光源と、上記
被加熱物によって反射された可視光をうけて、その可視
光の照度に応じたレベルの信号を出力する光検出手段と
、上記光検出手段からの信号のレベルに基づいて上記加
熱手段を制御する制御手段と、上記加熱室の外部から上
記被加熱物を監視するための窓を備えた加熱調理器にお
いて、 加熱開始時における上記光検出手段からの信号のレベル
に応じて、加熱開始後における上記光検出手段からの信
号のレベルを補正する補正手段を含み、上記制御手段が
、補正後の信号のレベルに基づいて上記加熱手段を制御
するようになっていることを特徴とする加熱調理器。 - (4)加熱室内の被加熱物に熱を照射して加熱する加熱
手段と、上記被加熱物に可視光を照射する光源と、上記
被加熱物によって反射された可視光をうけて、その可視
光の照度に応じたレベルの信号を出力する光検出手段と
、上記光検出手段からの信号のレベルに基づいて上記加
熱手段を制御する制御手段と、上記加熱室の外部から上
記被加熱物を監視するための窓を備えた加熱調理器にお
いて、 加熱開始時における上記光検出手段からの信号のレベル
が所定のレベルになるように上記光源の電源電圧を制御
する光源制御手段を含み、上記制御手段が、加熱開始後
における上記光検出手段からの信号のレベルに基づいて
上記加熱手段を制御するようになっていることを特徴と
する加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2202955A JP2624564B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2202955A JP2624564B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0486414A true JPH0486414A (ja) | 1992-03-19 |
JP2624564B2 JP2624564B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=16465933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2202955A Expired - Fee Related JP2624564B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2624564B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017170318A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 加熱調理器 |
JP2019195379A (ja) * | 2018-05-07 | 2019-11-14 | 富士電機株式会社 | 飲料供給装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56162491A (en) * | 1980-05-21 | 1981-12-14 | Hitachi Netsu Kigu Kk | Heater |
JPH0233529A (ja) * | 1988-07-21 | 1990-02-02 | Hitachi Heating Appliance Co Ltd | 焦げ目付け加熱調理器 |
-
1990
- 1990-07-30 JP JP2202955A patent/JP2624564B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56162491A (en) * | 1980-05-21 | 1981-12-14 | Hitachi Netsu Kigu Kk | Heater |
JPH0233529A (ja) * | 1988-07-21 | 1990-02-02 | Hitachi Heating Appliance Co Ltd | 焦げ目付け加熱調理器 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017170318A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 加熱調理器 |
JP2019195379A (ja) * | 2018-05-07 | 2019-11-14 | 富士電機株式会社 | 飲料供給装置 |
WO2019216095A1 (ja) * | 2018-05-07 | 2019-11-14 | 富士電機株式会社 | 飲料供給装置 |
KR20200136475A (ko) * | 2018-05-07 | 2020-12-07 | 후지 덴키 가부시키가이샤 | 음료 공급 장치 |
CN112074215A (zh) * | 2018-05-07 | 2020-12-11 | 富士电机株式会社 | 饮料供给装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2624564B2 (ja) | 1997-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2510774Y2 (ja) | 加熱調理器 | |
US4433232A (en) | Heating apparatus | |
JPH0486414A (ja) | 加熱調理器 | |
US5938962A (en) | Apparatus for detecting a characteristic of a product undergoing heating | |
JP5056129B2 (ja) | 加熱調理器 | |
CN114126154A (zh) | 可调亮度和色温的照明系统及控制方法 | |
WO2020169111A1 (en) | Control system for cooking device | |
JPH01314825A (ja) | 焦げ目付け加熱調理器具 | |
JPH07127862A (ja) | 調理装置 | |
JP2552903B2 (ja) | 焦げ目付け加熱調理器 | |
JPH0419450B2 (ja) | ||
JP4946650B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP3812346B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JPS6127662B2 (ja) | ||
CA1159870A (en) | Heating apparatus | |
JPH028622A (ja) | 焦げ目付け加熱調理器 | |
JPS5848963Y2 (ja) | 加熱装置 | |
JPH06281152A (ja) | 加熱調理器 | |
JP2683917B2 (ja) | 焦げ目付け加熱調理器 | |
JPH074674A (ja) | 加熱調理器 | |
JPH0233529A (ja) | 焦げ目付け加熱調理器 | |
KR0125911Y1 (ko) | 전자레인지의 그릴용 용기 감지장치 | |
JPS6034961Y2 (ja) | 調理器 | |
JPS5848961Y2 (ja) | 調理器 | |
JPH03274320A (ja) | 加熱調理器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |