JPH048628Y2 - - Google Patents

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JPH048628Y2
JPH048628Y2 JP12371587U JP12371587U JPH048628Y2 JP H048628 Y2 JPH048628 Y2 JP H048628Y2 JP 12371587 U JP12371587 U JP 12371587U JP 12371587 U JP12371587 U JP 12371587U JP H048628 Y2 JPH048628 Y2 JP H048628Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば円筒状の調整抵抗等、各種円
筒形回路部品をプリント基板上に取付けるのに用
いて好適な円筒形回路部品用ターミナルに関し、
特に、円筒形回路部品のプリント基板への実装
(取付け)作業を自動化でき、実装密度等を高め
ることができるようにした円筒形回路部品用ター
ミナルに関する。
〔従来の技術〕
例えば、実開昭62−53585号公報および実開昭
62−58877号公報等において、円筒形回路部品用
ターミナル(ソケツト)は知られている。
また、ダイオード、トランジスタ、集積回路等
の各種電子回路部品をプリント基板上に実装する
場合、該各電子回路部品の電圧誤差等を調整する
ために、プリント基板の一箇所にまとめてメルフ
抵抗等の調整抵抗を装着することも知られてい
る。
そこで、第4図に従来技術の円筒形回路部品用
ターミナルとしてメルフ抵抗用ターミナルを例に
挙げて示す。
図中、1はプリント基板を示し、該プリント基
板1には所定のパターンをもつたプリント配線
(図示せず)等が形成され、このプリント配線の
途中に、例えばダイオード、トランジスタ、集積
回路等の電子回路部品(いずれも図示せず)が装
着されるようになつている。そして、該プリント
基板1には後述のメルフ抵抗2等が一箇所にまと
めて装着され、各電子回路部品の電圧誤差等を調
整するようになつている。
2は所定の抵抗値をもつた円筒形回路部品とし
てのメルフ抵抗を示し、該メルフ抵抗2は、例え
ば長さが5〜6mm程度、直径が2〜2.5mm程度の
円筒状に形成され、軸方向両端側にはそれぞれ有
蓋円筒状に形成された電極2A,2Aが設けられ
ている。そして、該各電極2Aは後述するターミ
ナル3の各導電板3Bを介してプリント基板1の
プリント配線と接続されるようになつている。
3はメルフ抵抗2をプリント基板1上に取付け
るためのターミナルを示し、該ターミナル3は、
長方形状の絶縁板3Aと、該絶縁板3Aの長さ方
向両端から上向きに立設されたばね性を有する導
電板3B,3Bとからなつて、全体としてはコ字
形状に形成されている。ここで、該ターミナル3
は各導電板3Bが前記プリント配線の途中にハン
ダ付け等の手段を用いて固着され、プリント基板
1の所定位置に位置決めされるようになつてい
る。そして、該ターミナル3の各導電板3Bはば
ね性をもつてメルフ抵抗2を軸方向両端で挟持
し、該メルフ抵抗2の各電極2Aをプリント配線
に接続するようになつている。
従来技術によるメルフ抵抗用ターミナルは上述
の如き構成を有するもので、メルフ抵抗2の各電
極2Aはターミナル3の各導電板3B間に挟持さ
れた状態で、各電子回路部品の電圧調整作業等を
行なつた後、ハンダ付等の手段を用いて第4図に
示す位置に固着される。また、メルフ抵抗2を複
数個設ける場合には、プリント基板1の所定位置
に複数のターミナル3を互いに近接させて配設す
る。かくして、プリント基板1上に実装された各
メルフ抵抗2は各電子回路部品の電圧誤差等を調
整し、それぞれの電子回路部品に所定の電圧を供
給させるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然るに、上述した従来技術では、ターミナル3
の各導電板3Bがメルフ抵抗2をその軸方向両端
で挟持する構成であるから、第5図に示す如くメ
ルフ抵抗2をターミナル3に自動装着する場合、
該メルフ抵抗2の軸方向両端を自動機のチヤツク
4,4で把持しつつ各導電板3B間に矢示A方向
に挿入するのが難しく、実際には手作業でメルフ
抵抗2をターミナル3に装着せざるを得ないとい
う欠点がある。また、メルフ抵抗2の各電極2A
をターミナル3の各導電板3Bにハンダ付けする
場合、メルフ抵抗2が径方向(横方向)にずれる
ことがあり、自動ハンダ付け作業が難しいという
欠点がある。
さらに、ターミナル3はプリント基板1の所定
位置に配置した後、各導電板3Bをプリント配線
にハンダ付けしているに過ぎないから、該ターミ
ナル3は位置ずれすることがあり、自動ハンダ付
けが困難となる上に、複数のメルフ抵抗2を使用
する場合には、複数のターミナル3をプリント基
板1上に配設しておく必要があり、該ターミナル
3はプリント基板1上で比較的大きな面積を占有
し、実装密度を高めることができないという欠点
がある。
本考案は上述した従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、本考案はメルフ抵抗等の円筒形回路部
品を自動装着、自動ハンダ付けでき、作業性を向
上できる上に、実装密度を高めることができるよ
うにした円筒形回路部品用ターミナルを提供する
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した問題点を解決するために本考案は、円
筒状に形成され、軸方向両端側の外周にそれぞれ
電極を有する円筒形回路部品をプリント基板上に
取付けるために、導電性の金属板によつて形成さ
れた円筒形回路品用ターミナルであつて、平板状
のターミナル本体と、該ターミナル本体の上端側
に前記回路部品の電極部分を受承するように湾曲
状に形成された左、右の段部と、前記ターミナル
本体の下端側左、右位置から該各段部を越える位
置まで上方に延設され、前記ターミナル本体の板
厚方向へ折曲げることによつて、該各段部との間
で前記回路部品の電極部分を挟持する左、右の挟
持部と、前記ターミナル本体の下端から下向きに
突設され、前記プリント基板に装着される複数の
端子ピンとからなる構成を採用している。
〔作用〕
ターミナル本体の上端側に形成された左、右の
段部との間で円筒形回路部品の電極部分を挟持す
る左、右の挟持部を設けたから、2個の円筒形回
路部品を装着できるばかりでなく、該回路部品の
電極を径方向で挟持でき、自動装着等が容易とな
る。また、導電性の金属板を所定の形状にプレス
成形した後、各挟持部をターミナル本体の板厚方
向に折曲げるだけで、当該ターミナルを簡単に形
成することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図ないし第3図に
基づいて説明する。なお、実施例では前述した第
4図、第5図に示す従来技術と同一構成要素に同
一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
図において、11,11,…はプリント基板1
の所定位置に設けられたターミナル用の取付部を
示し、該各取付部11は後述するターミナル12
の各端子ピン12Fを挿入すべく、プリント基板
1に小孔を穿設することによつて形成され、例え
ば各ターミナル12の幅方向に2.5mm程度の間隔
をもつて3個列設されている。そして、この3個
の各取付部11はメルフ抵抗2の長さ方向に、例
えば5mm程度離間して配設され、それぞれターミ
ナル12が取付けられるようになつている。
12,12はメルフ抵抗2,2をプリント基板
1上に取付けるためのターミナルを示し、該各タ
ーミナル12はばね性を有する1枚の導電性金属
板、例えば銅合金、アルミニウム合金、鉄合金等
の薄板を所定の形状にプレス成形した後、曲げ加
工を施すことによつて形成され、メルフ抵抗2の
各電極2A間の間隔に対応する寸法だけメルフ抵
抗2の軸方向に離間して、プリント基板1に各取
付部11を介して互いに対向するように位置決め
されている。
ここで、該各ターミナル12は第2図、第3図
にも示す如く、平板状に形成され、下部側が幅広
となり、上部側が幅狭となつたターミナル本体1
2Aと、該ターミナル本体12Aの上端側左、右
に位置して、下向きに所定の傾斜角をもつてテー
パ状に形成された左、右のガイド部12B,12
Bと、該各ガイド部12Bの下側に位置して、メ
ルフ抵抗2の各電極2A外周面に対応する円弧を
もつて下向きに凹湾曲状に形成され、各メルフ抵
抗2の電極2Aを下側から受承する左、右の段部
12C,12Cと、ターミナル本体12Aの下部
側左、右位置から該各段部12Cを越える位置ま
で上方に延設され、ターミナル本体12Aの板厚
方向にほぼ直角に折曲げることによつて、該各段
部12Cとの間で各電極2Aを挟持するようにな
つた左、右の挟持部12D,12Dと、該各挟持
部12Dの上端側を左右方向で外向きに所定の傾
斜角をもつて折曲げることによつて形成された他
の左、右のガイド部12E,12Eと、ターミナ
ル本体12Aの幅方向に所定間隔をもつて、該タ
ーミナル本体12Aの下端から下向きに突設さ
れ、プリント基板1の各取付部11内に装着され
る3本の端子ピン12F,12F,…とからな
り、ターミナル本体12Aは各段部12C等を各
挟持部12Dの幅方向中間位置に配置すべく、屈
曲部12A1で背面側へと屈曲されている(第3
図参照)。
そして、該各ターミナル12の各端子ピン12
Fは第1図中に点線で示す如く、トランジスタ等
の各端子ピンと同様に自動折曲げ機(図示せず)
等を用いて、例えば左、右の各端子ピン12Fが
左右方向の外向きに、中間の端子ピン12Fが前
後方向の外向きにそれぞれ異なる折曲げ方向をも
つて、プリント基板1の裏面側で折曲げられ、該
各ターミナル12がプリント基板1上で傾いた
り、倒れたりするのを防止するようになつてい
る。また、該各ターミナル12の各ガイド部12
B,12Eは互いに逆向きに傾斜して、自動機の
各チヤツク4を用いて各メルフ抵抗2を自動挿入
するときに各電極2Aを下方へと矢示A方向に案
内しつつ、該各電極2Aを各段部12Cと各挟持
部12Dとの間に第2図中の右側部分で例示する
如く挟持させるようになつている。
本実施例は上述の如き構成を有するもので、メ
ルフ抵抗2を用いて各電子回路部品の電圧誤差等
を調整する点等においては従来技術によるものと
格別差異はない。
然るに本実施例では、各ターミナル12の下端
側に3本の端子ピン12F,12F,…を設け、
該各端子ピン12Fをプリント基板1の各取付部
11に挿入した後、トランジスタ等と同様に自動
折曲げ機を用いてそれぞれ異なる方向にプリント
基板1の裏面側で折曲げるようにしたから、各タ
ーミナル12がプリント基板1上で傾いたり、倒
れたりして位置ずれするのを防止でき、各端子ピ
ン12Fを各取付部11に自動ハンダ付機等で確
実に位置決めして固着することができる。
また、各ターミナル本体12Aの上端側には各
メルフ抵抗2の電極2A外周面に対応する円弧を
もつて下向きに凹湾曲状に形成した左、右の段部
12C,12Cを設け、該各段部12Cの左右方
向外側には該各段部12Cとの間で各電極2Aを
挟持する左、右の挟持部12D,12Dを設け、
該各挟持部12Dおよび各段部12Cの上端側に
はそれぞれ各ガイド部12E,12Bを形成した
から、各メルフ抵抗2の軸方向両端を自動機の各
チヤツク4で把持しつつ、該各メルフ抵抗2を第
1図中の矢示A方向に自動挿入するときに、該各
メルフ抵抗2の各電極2Aを各ガイド部12B,
12Eで下方へと案内して、各段部12Cと各挟
持部12Dとの間に自動的に装着でき、この間で
各電極2Aを確実に挟持できる上に、ハンダ付け
作業等も自動化でき、作業性を大幅に向上させる
ことができる。
さらに、該各ターミナル12によつて2個のメ
ルフ抵抗2,2を並列状態に実装できるから、該
各ターミナル12がプリント基板1上で大きな面
積を占有するのを防止でき、実装面積を高めるこ
とができる。また、該各ターミナル12は1枚の
導電性金属板をプレス成形した後、各挟持部12
D等に対応する部分を板厚方向に折曲げるだけで
簡単に形成でき、製作時の作業性を向上できる上
に、コストを低減化できる等、種々の効果を奏す
る。
なお、前記実施例では、円筒形回路部品とし
て、各電子回路部品の電圧誤差等を調整するメル
フ抵抗2を例に挙げて説明したが、本考案はこれ
に限定されず、円筒形回路部品として、円筒形の
ダイオード、コンデンサまたはメルフ抵抗2以外
の抵抗素子等を用いてもよく、この場合は各ター
ミナル12の寸法を適宜に変えるようにすればよ
い。
〔考案の効果〕
以上詳述した通り、本考案によれば、ターミナ
ル本体の上端側に円筒形回路部品の電極部分を受
承する左、右の段部を凹湾曲状に形成し、さら
に、該各段部との間で電極部分を挟持する左、右
の挟持部を設けたから、2個の回路部品を各段部
と各挟持部との間に自動装着でき、ハンダ付け等
も自動化できる上に、実装密度を確実に高めるこ
とができる。また、ターミナル本体の下端側に設
けた複数の端子ピンをプリント基板に装着するよ
うにしたから、当該ターミナルがプリント基板上
で位置ずれするのを防止できる等、種々の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、
第1図はプリント基板上の各ターミナルにメルフ
抵抗を自動装着する状態を示す斜視図、第2図は
ターミナルの正面図、第3図は第2図の右側面
図、第4図および第5図は従来技術を示し、第4
図はプリント基板上のターミナルにメルフ抵抗を
装着した状態を示す斜視図、第5図はメルフ抵抗
の装着途中を示すターミナルの斜視図である。 1……プリント基板、2……メルフ抵抗(円筒
状回路部品)、11……取付部、12……ターミ
ナル、12A……ターミナル本体、12B,12
E……ガイド部、12C……段部、12D……挟
持部、12F……端子ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状に形成され、軸方向両端側の外周にそれ
    ぞれ電極を有する円筒形回路部品をプリント基板
    上に取付けるために、導電性の金属板によつて形
    成された円筒形回路部品用ターミナルであつて、
    平板状のターミナル本体と、該ターミナル本体の
    上端側に前記回路部品の電極部分を受承するよう
    に湾曲状に形成された左、右の段部と、前記ター
    ミナル本体の下端側左、右位置から該各段部を越
    える位置まで上方に延設され、前記ターミナル本
    体の板厚方向へ折曲げることによつて、該各段部
    との間で前記回路部品の電極部分を挟持する左、
    右の挟持部と、前記ターミナル本体の下端から下
    向きに突設され、前記プリント基板に装着される
    複数の端子ピンとから構成したことを特徴とする
    円筒形回路部品用ターミナル。
JP12371587U 1987-08-12 1987-08-12 Expired JPH048628Y2 (ja)

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JP12371587U JPH048628Y2 (ja) 1987-08-12 1987-08-12

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