JPH0348632B2 - - Google Patents

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JPH0348632B2
JPH0348632B2 JP61283887A JP28388786A JPH0348632B2 JP H0348632 B2 JPH0348632 B2 JP H0348632B2 JP 61283887 A JP61283887 A JP 61283887A JP 28388786 A JP28388786 A JP 28388786A JP H0348632 B2 JPH0348632 B2 JP H0348632B2
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resistor
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Mutsuo Arai
Masahiro Mogi
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は円柱状の調整抵抗をプリント基板上に
取付けるのに用いて好適な調整抵抗用ターミナル
に関し、特に、プリント基板の実装密度を向上で
き、ハンダ付け作業等を自動化できるようにした
調整抵抗用ターミナルに関する。
〔従来技術〕
一般に、ダイオード、トランジスタ、集積回路
等の各種電子部品をプリント基板上に実装する場
合、各電子部品の電圧誤差等を調整するために、
プリント基板の一箇所にまとめて調整抵抗を装着
するようにしている。
そこで、第11図に従来技術の調整抵抗をプリ
ント基板に装着する場合を例に挙げて示す。
図中、1はプリント基板を示し、該プリント基
板1には所定のパターンをもつたプリント配線
(図示せず)等が形成され、このプリント配線の
途中に、例えばダイオード、トランジスタ、集積
回路等の電子部品(図示せず)が装着されるよう
になつている。そして、該プリント基板1には各
電子部品の電圧誤差等を調整すべく、一箇所にま
とめて調整抵抗用の取付部2,2が小孔をもつて
形成され、該各取付部2は前記プリント配線を介
して各電子部品と接続されるようになつている。
3,3はそれぞれ所定の抵抗値をもつた調整抵
抗を示し、該各調整抵抗3は、例えば長さ寸法が
6mm程度のひようたん形状に形成され、その両端
側には所定寸法のリード3A,3Aがピン状に突
設されている。そして、該各リード3Aの直径
は、例えば0.5mm程度で小径に形成されている。
4,4は該各調整抵抗3をプリント基板1に取
付けるためのターミナルを示し、該各ターミナル
4は導電性の金属材料によつて形成され、横断面
が略コ字形状の基部4Aと、該基部4Aの両側へ
と略V字形状に張出すように折曲げて形成された
一対の腕部4B,4Bと、基部4Aの下端側から
一体的に下向きに突出する端子ピン4Cとからな
り、該各ターミナル4の端子ピン4Cは前記各取
付部2の小孔内に装着され、ハンダ付け等によつ
て固着されている。そして、該ターミナル4には
各調整抵抗3が第11図中の矢示方向に挿入さ
れ、該各調整抵抗3の各リード3Aが各基部4A
と各腕部4Bとの間に掛止めされるようになつて
いる。
従来技術は上述の如き構成を有するもので、各
調整抵抗3の各リード3Aは各ターミナル4の基
部4Aと各腕部4Bとの間に掛止めされた状態で
ハンダ付け等によつて当該部位に固着され、例え
ば自動車等に搭載した場合に各調整抵抗3が走行
時の振動によつて抜け落ちるのを防止するように
なつている。かくして、プリント基板1上に実装
された各調整抵抗3は各電子部品の電圧誤差等を
調整し、それぞれの電子部品に所定の電圧を供給
させるようになつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然るに、上述した従来技術には下記のような欠
点がある。
まず、調整抵抗3には両端側に各リード3Aを
設けているから、全体の長さ寸法が長くなり、各
ターミナル4間の間隔も大きく取る必要が生じ、
プリント基板1上で他の電子部品との短絡事故を
防止するためには比較的大きな面積を占有して、
各電子部品等のプリント基板1上での実装密度を
大きくできない。また、各ターミナル4は各調整
抵抗3を取付けた状態で、基部4A等が該各調整
抵抗3よりもプリント基板1から不必要に大きく
突出し、該プリント基板1を制御盤等に取付ける
場合に、不必要に大きなスペースを取つてしま
う。そして、各調整抵抗3の各リード3Aは軸方
向に大きく突出して、かつ小径に形成されている
から、各ターミナル4に対して軸方向に位置ずれ
し易く、ハンダ付け等の自動化が困難になる。
上記欠点を解決するために、調整抵抗3に替え
て、後述する第1図に示すようなメルフ抵抗10
を用いることが最近提案されているものの、該メ
ルフ抵抗10をプリント基板1上に取付けるため
のターミナルは前述したターミナル4とほぼ同様
のものに過ぎず、実装密度を大きくできない点、
ハンダ付け等の自動化が困難である点等の問題が
ある。
本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、本発明はメルフ抵抗等の円筒形の調整
抵抗を自動的に取付ることができ、ハンダ付け等
も自動化できる上に、プリント基板の実装密度等
を大幅に向上できるようにした調整抵抗用ターミ
ナルを提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した問題点を解決するために本発明は、円
柱状に形成され、両端側外周にそれぞれ電極が設
けられた調整抵抗をプリント基板上に取付けるた
めの調整抵抗用ターミナルであつて、前記調整抵
抗の軸方向に所定寸法離間し、該調整抵抗の各電
極に幅広に接触すべく、円弧状の湾曲部が形成さ
れた一対の導電板と、絶縁性の樹脂材料によつて
該各導電板と一体成型され、該各導電板の湾曲部
との間で前記調整抵抗の各電極を弾性的に挟持す
べく、内側面が凹湾曲面となつた少なくとも一対
の挟持腕が前記調整抵抗の軸方向に所定寸法離間
して設けられたターミナル本体と、基端側が該タ
ーミナル本体にそれぞれ埋設されて前記各導電板
と接続され、先端側が該ターミナル本体からそれ
ぞれ突出して前記プリント基板に装着される一対
の端子ピンとからなる構成を採用している。
〔作用〕
上記構成により、各導電板や各端子ピンをター
ミナル本体に一体化でき、全体を単一部品として
取扱うことが可能になる。また、ターミナル本体
に設けた各挟持腕は各導電板の湾曲部との間で調
整抵抗の各電極を弾性的に強く挟持できると共
に、調整抵抗の各電極と該各導電板との接触面積
を大きくすることができ、調整抵抗の位置決めや
ハンダ付け等が容易になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第10図
に基づいて説明する。なお、実施例では前述した
第11図に示す従来技術と同一の構成要素に同一
の符号を付し、その説明を省略するものとする。
而して、第1図ないし第3図は本発明の第1の
実施例を示している。
図中、10は円柱状に形成された調整抵抗とし
てのメルフ抵抗を示し、該メルフ抵抗10は、例
えば長さ寸法が2〜6mm、直径が2mm程度で所定
の抵抗値をもつて形成され、軸方向両端側にはそ
の全周に亘つてそれぞれ電極10A,10Aが設
けられている。
11は該メルフ抵抗10をプリント基板1上に
取付けるためのターミナルを示し、該ターミナル
11は、例えば銅等の金属薄板をプレス等の手段
を用いて所定の形状に湾曲させることによつて形
成された一対の導電板12,12と、該各導電板
12間を絶縁すべく絶縁性の樹脂、例えば熱硬化
性の樹脂材料によつて形成され、該各導電板12
等を金型内に配置して射出成型等の手段を用いて
一体成型されたターミナル本体13と、基端側が
予め前記各導電板12の下端に溶接等の手段を用
いて接続されると共に、ターミナル本体13の成
型時に該ターミナル本体13中に埋設され、先端
側がそれぞれ該ターミナル本体13から下向きに
突出し、プリント基板1の各取付部2に装着され
る一対の端子ピン14,14とからなり、該各端
子ピン14の突出寸法は、例えば20mm程度となつ
ている。なお、該各端子ピン14間の間隔は、例
えばメルフ抵抗10の長さ寸法が6mmの場合、5
mm程度となり、これに対応して各取付部2間の間
隔も従来技術に比較して短縮されている。
ここで、ターミナル本体13は略長方形の板状
に形成された基部13Aと、該基部13Aの両端
から長手方向に突出し、かつ下向きに円弧状に突
出して、該基部13Aとプリント基板1との間に
〓間を形成するようになつた一対の脚部13B,
13Bと、基部13Aの一側(第1図中の左側)
から上向きに立設され、該基部13Aと同様に長
手方向に伸長した一側腕部13Cと、基部13A
の他側(第1図中の右側)から両端側(前後方
向)に離間して立設され、一側腕部13Cにほぼ
対応する高さ寸法をもつて形成された一対の他側
腕部13D,13Dとからなり、該各他側腕部1
3Dは一側腕部13Cから横幅(左右)方向に所
定寸法離間して該一側腕部13Cと共に一対の挟
持腕を構成している。そして、該各腕部13C,
13Dの内側面には高さ方向中間部に位置して、
メルフ抵抗10の各電極10Aを挟持すべく、該
各電極10Aの外周面にほぼ対応する円弧状の凹
湾曲面13C-1,13D-1が相対向して形成され
ている。また、該各腕部13C,13Dの上端側
内面にはメルフ抵抗10の各電極10Aを各凹湾
曲面13C-1,13D-1側へとガイドすべく、凸
状に湾曲したガイド面13C-2,13D-2がそれ
ぞれ形成されている。
一方、各導電板12は各電極10Aに対応する
幅寸法をもつて形成され、一側腕部13Cの凹湾
曲面13C-1、ガイド面13C-2にそれぞれ対応
して形成された円弧状の湾曲部12A、ガイド部
12Bと、該ガイド部12Bの上端側から下向き
に屈曲され、一側腕部13Cの上端側に係止され
た係止部12Cとから構成されている。そして、
該各導電板12は各他側腕部13Dと対向するよ
うに、一側腕部13Cの両端側に位置して、その
内側面を被覆した状態でこれに一体化されてい
る。
本実施例は上述の如き構成を有するもので、メ
ルフ抵抗10はターミナル11の各腕部13C,
13D間に自動挿入機(図示せず)等を用いて、
第1図中の矢示方向に挿入され、各電極10Aは
各腕部13C,13Dの凹湾曲面13C-1,13
D-1間で各電導板12の湾曲部12Aを介して挟
持される。このとき、該メルフ抵抗10の各電極
10A側は各ガイド面13D-2と各ガイド部12
Bとの間で下方へとガイドされつつ、各腕部13
D等を横幅方向に弾性変形させ、各腕部13C,
13D間に比較的強い力で挟持される。そして、
メルフ抵抗10の各電極10Aは前記状態で各導
電板12の湾曲部12A等に自動ハンダ付機(図
示せず)等を用いてハンダ付けされる。
而して、本実施例によれば、各導電板12や各
端子ピン14をターミナル本体13と一体成型
し、該ターミナル本体13には、両端側に各導電
板12が一体化された一側腕部13Cと、該一側
腕部13Cとの間で各導電板12を介してメルフ
抵抗10の各電極10Aを弾性的に挟持する一対
の他側腕部13D,13Dとを設け、該各腕部1
3C,13Dの内側面にはメルフ抵抗10の各電
極10Aに対応する凹湾曲面13C-1,13D-1
を形成しているから、当該ターミナル11全体を
単一部品として取扱うことが可能となり、各端子
ピン14をプリント基板1の各取付部2に簡単に
装着できる上に、メルフ抵抗10をターミナル1
1の各腕部13C,13D間に簡単に自動挿入で
き、メルフ抵抗10に対する挟持力を高めて位置
決め精度を向上できる。
また、各導電板12はメルフ抵抗10の各電極
10Aに対応する幅広な円弧状の湾曲部12Aを
備え、ターミナル本体13の一側腕部13Cを凹
湾曲面13C-1等に沿つて被覆するようになつて
いるから、各導電板12は一側腕部13Cの凹湾
曲面13C-1と各他側腕部13Dの凹湾曲面13
D-1との間で各電極10Aを確実に挟持して、該
各電極10Aとの接触面積を大きく取ることがで
き、位置決め精度を高めてメルフ抵抗10の各電
極10Aと各導電板12とのハンダ付けを自動化
することが可能となる。
そして、当該ターミナル11はメルフ抵抗10
と同様に可及的に小型化することができると共
に、当該ターミナル11の各導電板12が隣接す
る他の回路部品等と接触して短絡事故を起こすの
を絶縁性の樹脂材料からなるターミナル本体13
の他側腕部13D等によつて確実に防止でき、プ
リント基板1の実装密度を飛躍的に大きくするこ
とが可能となる。また、全体の高さ寸法も可及的
に小さくでき、プリント基板1を取付ける制御盤
等の取付スペースを小さくできる上に、自動車等
に搭載した場合に、各導電板12にハンダ付けさ
れたメルフ抵抗10が走行時の振動によつて当該
ターミナル11から抜け落ちるのを確実に防止で
きる等、種々の効果を奏する。
次に、第4図は本発明の第2の実施例を示し、
本実施例の特徴は、メルフ抵抗10を上、下に2
個装着できるようにしたことにある。
ここで、ターミナル21は前記第1の実施例で
述べたターミナル11とほぼ同様に各導電板22
と、ターミナル本体23と、各端子ピン24とか
らなり、ターミナル本体23には基部23A、各
脚部23B、一対の挟持腕を構成する一側腕部2
3Cおよび各他側腕部23Dが設けられている。
然るに、該各腕部23C,23Dの内側面には
上、下にそれぞれ2個の凹湾曲面23C-1,23
C-1,23D-1,23D-1が相対向して形成され、
その上側にガイド面23C-2,23D-2が形成さ
れている。そして、各導電板22は一側腕部23
Cの凹湾曲面23C-1,23C-1およびガイド面
23C-2にそれぞれ対応して形成された円弧状の
湾曲部22A,22Aおよびガイド部22Bと、
該ガイド部22Bの上端側から下向きに屈曲され
た係止部22Cとからなり、該各導電板22は一
側腕部23Cの両端側にその内側面を被覆するよ
うに一体化されている。
かくして、このように構成される本実施例で
も、前記実施例とほぼ同様の作用効果を得ること
ができるが、特に本実施例では、各腕部23C,
23D間に2個のメルフ抵抗10を上、下に位置
させて装着できる。
次に、第5図ないし第7図は本発明の第3の実
施例を示し、本実施例の特徴は、メルフ抵抗10
を左、右に2個装着できるようにしたことにあ
る。
ここで、ターミナル31はメルフ抵抗10の軸
方向に離間し、厚肉の金属板によつて形成された
一対の導電板32,32と、該各導電板32間を
絶縁すべく絶縁性の樹脂、例えば熱硬化性の樹脂
材料によつてこれらと一体成型され、該各導電板
32を介して各メルフ抵抗10の各電極10A側
を支持するようになつたターミナル本体33と、
基端側が各導電板32の下端に接続されて該ター
ミナル本体33に埋設され、先端側が該ターミナ
ル本体33から下向きに突出した一対の端子ピン
34,34とからなり、該各端子ピン34は前記
実施例で述べた各端子ピン14とほぼ同様に形成
されている。そして、ターミナル本体33には前
記実施例で述べたターミナル本体13とほぼ同様
に基部33A、各脚部33Bが設けられているも
のの、これらの横幅寸法はほぼ2倍程度大きくな
つている。また、該基部33Aの各角隅側には前
記実施例で述べた他側腕部13Dとほぼ同様に4
個の脚部33C,33C、……が二対の挟持腕と
して立設され、該各腕部33Cには凹湾曲面33
C-1とガイド面33C-2がそれぞれ形成されてい
る。
一方、各導電板32は各腕部33C間で基部3
3Aの中央側から第6図中の左、右に離間して立
設され、その両側面には第7図中に示すように、
各凹湾曲面33C-1と相対向して凹状に湾曲した
円弧状の湾曲部32A,32Aと、各ガイド面3
3C-2と相対向して凸状に湾曲したガイド部32
B,32Bとが設けられている。そして、該各導
電板32の各湾曲部32Aは各腕部33Cの各凹
湾曲面33C-1との間で各メルフ抵抗10の各電
極10Aを弾性的に挟持するようになつている。
かくして、このように構成される本実施例で
も、前記実施例とほぼ同様の作用効果を得ること
ができるが、特に本実施例では、メルフ抵抗10
を第7図中の左、右に2個装着することができる
うえに、各導電板32の左、右に位置して絶縁性
の樹脂材料からなるターミナル本体33の各腕部
33Cを設けているから、各導電板32を他の回
路部品等から完全に離隔でき、実装密度を高めた
場合に生じ易い短絡事故を効果的に防止できる。
次に、第8図ないし第10図は本発明の第4の
実施例を示し、本実施例の特徴はメルフ抵抗10
を上、下方向に立てた状態で装着できるようにし
たことにある。
ここで、ターミナル41は、金属薄板をプレス
等の手段を用いて湾曲させることによつて形成さ
れ、上下方向に所定寸法離間した一対の導電板4
2,42と、該各導電板42間を絶縁すべく熱硬
化性の樹脂材料等によつてこれらと一体成型され
たターミナル本体43と、基端側が各導電板42
に接続されてターミナル本体43に埋設され、先
端側がターミナル本体43から下向きに突出した
一対の端子ピン44,45とからなり、該端子ピ
ン45の基端側がターミナル本体43内でL字形
状に屈曲している。そして、ターミナル本体43
は所定の板厚をもつて略正方形状に形成された基
部43Aと、該基部4Aの下面両端側から僅かに
下向きに突設された一対の脚部43B,43B
と、基部43Aの一端側から上下方向に所定寸法
離間してほぼ水平方向に突設され、メルフ抵抗1
0を挟持すべく、横断面形状が略C字形状に形成
された一対の挟持腕としての腕部43C,43C
とからなり、該各腕部43Cの内側面にはメルフ
抵抗10の外周面にほぼ対応する円弧状の凹湾曲
面43C-1と、凸湾曲状のガイド面43C-2,4
3C-2とが形成されている。
一方、各導電板42は該各脚部43の凹湾曲面
43C-1に対応して湾曲した円弧状の湾曲部42
Aと、ガイド面43C-2に対応して湾曲したガイ
ド部42Bとからなり、これらは凹湾曲面43
C-1、ガイド面43C-2の少なくとも一側を被覆
するように各腕部43に一体化されている(第1
0図参照)。
かくして、このように構成される本実施例で
も、前記各実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、メルフ抵抗1
0をプリント基板1に対してほぼ垂直に立てた状
態でターミナル41に装着することができる。
なお、前記第1ないし第4の実施例では、ター
ミナル本体13(23,33,43)のガイド面
13C-2,13D-2(23C-2,23D-2,33C-2
43C-2)および導電板12(22,32,4
2)のガイド部12B(22B,32B,42B)
をそれぞれ凸湾曲状に形成するものとして述べた
が、これらは凸湾曲状に限らず、例えば所定の傾
斜角をもつてテーパ状に形成してもよい。
また、前記第1および第4の実施例では1個の
メルフ抵抗10を装着するものとしてターミナル
11(41)を構成したが、これらは第2、第3
の実施例で述べたターミナル21(31)と同様
に、メルフ抵抗10を2個または3個以上装着す
るように適宜に変形してもよいことは勿論であ
る。
〔発明の効果〕
以上詳述した通り、本発明によれば、絶縁性の
樹脂材料によつてターミナル本体を各導電板およ
び各端子ピンと一体的に形成し、各導電板には調
整抵抗の各電極に幅広に接触すべく円弧状の湾曲
部を形成すると共に、ターミナル本体には該各導
電板の湾曲部との間で調整抵抗の各電極を弾性的
に挟持すべく、内側面が凹湾曲面となつた少なく
とも一対の挟持腕を前記調整抵抗の軸方向に所定
寸法離間させて設けたから、全体を単一部品とし
て取扱うことが可能となり、プリント基板に簡単
に自動化して取付け得る上に、調整抵抗に対する
挟持力を高めて位置決め精度を向上でき、ハンダ
付けを自動化することができる。また、プリント
基板の実装密度を大幅に向上でき、自動車等に搭
載した場合でも、各電極にハンダ付けされた調整
抵抗が走行時の振動によつてターミナルから抜け
落ちるのを確実に防止できる等、種々の効果を奏
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を
示し、第1図はターミナルの斜視図、第2図は第
1図の左側面図、第3図は第2図中の矢示−
方向断面図、第4図は第2の実施例を示す第3図
と同様の断面図、第5図ないし第7図は第3の実
施例を示し、第5図はターミナルの正面図、第6
図は第5図の平面図、第7図は第6図中の矢示
−方向断面図、第8図ないし第10図は第4の
実施例を示し、第8図はターミナルの正面図、第
9図は第8図中の矢示−方向断面図、第10
図は第8図中の矢示−方向断面図、第11図
は従来技術の調整抵抗をプリント基板に装着する
状態を示す一部破断の斜視図である。 1……基板、10……メルフ抵抗、10A……
電極、11,21,31,41……ターミナル、
12,22,32,42……導電板、12A,2
2A,32A,42A……湾曲部、13,23,
33,43……ターミナル本体、13A,23
A,33A,43A……基部、13B,23B,
33B,43B……脚部、13C,13D,23
C,23D,33C,43C……腕部(挟持腕)、
13C-1,13D-1,23C-1,23D-1,33
C-1,43C-1……凹湾曲面、14,24,34,
44,45……端子ピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円柱状に形成され、両端側外周にそれぞれ電
    極が設けられた調整抵抗をプリント基板上に取付
    けるための調整抵抗用ターミナルであつて、前記
    調整抵抗の軸方向に所定寸法離間し、該調整抵抗
    の各電極に幅広に接触すべく、円弧状の湾曲部が
    形成された一対の導電板と、絶縁性の樹脂材料に
    よつて該各導電板と一体成型され、該各導電板の
    湾曲部との間で前記調整抵抗の各電極を弾性的に
    挟持すべく、内側が凹湾曲面となつた少なくとも
    一対の挟持腕が前記調整抵抗の軸方向に所定寸法
    離間して設けられたターミナル本体と、基端側が
    該ターミナル本体にそれぞれ埋設されて前記各導
    電板と接続され、先端側が該ターミナル本体から
    それぞれ突出して前記プリント基板に装着される
    一対の端子ピンとから構成してなる調整抵抗用タ
    ーミナル。
JP61283887A 1986-11-28 1986-11-28 調整抵抗用タ−ミナル Granted JPS63138675A (ja)

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JPS587483B2 (ja) * 1976-03-12 1983-02-10 ダンロツプ リミテツド 空気タイヤ

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