JPH0335964Y2 - - Google Patents

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JPH0335964Y2
JPH0335964Y2 JP1986088382U JP8838286U JPH0335964Y2 JP H0335964 Y2 JPH0335964 Y2 JP H0335964Y2 JP 1986088382 U JP1986088382 U JP 1986088382U JP 8838286 U JP8838286 U JP 8838286U JP H0335964 Y2 JPH0335964 Y2 JP H0335964Y2
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printed circuit
circuit board
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vibration
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、石油フアンヒーターやボイラーなど
の機器において周囲の温度等の状況に応じて運転
作動を制御するため、電子部品をマウントしたプ
リント基板からなる制御部を配置し、さらに地震
発生時に二次災害防止の為に前記機器の作動を停
止するため前記プリント基板上に装着される感震
器に関するものである。
〔背景技術〕
従来、この種機器には、第4図に示す如く例え
ば石油フアンヒーター30において、前面のパネ
ルを外した内部には燃料タンク33、燃焼用バー
ナー34、送風機35、周囲の状況等によつて機
器の制御をするため電子部品をマウントしたプリ
ント基板36などがフアンヒーター本体底部31
及び側壁部32に取付け配置されているが、感震
器Gは周知の如く取付姿勢によつて作動値が大き
く影響を受け、例えば正規の姿勢から左右前後い
づれかの方向に1°傾斜すると作動値が約20ガル低
下する程の影響を受けるので通常は第4図に示す
ようにフアンヒーター30の丈夫な構造部分であ
る本体底部31の上面に水平に取付ける事を前提
とした構造のものが大部分であつた。また従来の
感震器は大形で重量のある点においてもプリント
基板の電子部品である抵抗器、コンデンサ、トラ
ンジスタ、ICなどとは同じように扱えない欠点
があつた。従つて感震器の導電端子はリード線3
7でプリント基板36と電気的に接続する必要が
あつた。
〔考案の概要〕
本考案の感震器は、プリント基板に装着される
電子部品と同程度に小型軽量であり、さらに感震
素子を金属製の取付板に固着させ、その取付板に
はプリント基板に設けられた孔に挿入して半田付
けが完了する迄の間プリント基板にしつかりと密
接させて位置決めしておく為の弾性のあるクラン
プが二箇所設けられ、そのクランプの間隔は感震
素子の最大寸法部分の二倍以上あり、感震素子の
スイツチとしての一方の導電端子である外殻は金
属製の取付板と電気的に接続し固着され、他方の
導電端子は外殻と電気絶縁材によつて固着されそ
の先端は取付板とは一定の空間距離を保つて取付
板がプリント基板の平面と密接する面を通過して
プリント基板の配線印刷面に到達しておりプリン
ト基板の半田付け工程においてこの感震器の導電
端子も同時に半田付けがなされるとともに感震素
子の正規姿勢を確保する事のできるプリント基板
装着の感震器を提唱するものである。
〔考案の実施例〕
第1図及び第2図において、感震素子20は比
較的厚肉の鉄板をドーナツ状に打抜き形成した蓋
板21と鍋形の鉄製容器22を互いに気密に固着
した密閉容器の中に慣性子23を収納したもので
ある。蓋板21の孔21Aにはガラス24によつ
て封着固定した電極25が具備されている。この
感震素子は慣性子23として水銀の如き導電性液
体を用いている。0.3グラム程度の少量の水銀は
表面張力により図示の如くほぼ球形に近い状態で
あり、水平方向の加速度をもつ振動を受けた時に
転動する摩擦損失が固体の慣性子に比較して極め
て少なくまた電極25と接触する電気接点として
非常に望ましいにで特に小形の感震素子として好
適である。一例を挙げるならば、蓋板21の直径
は約10mm、容器22の深さと蓋板の厚みを加えた
密閉容器の高さは8mm位のものである。この感震
素子は図から明らかな如く正規の姿勢に静止して
置かれた時、外殻部分と中心の電極部分とが慣性
子23によつて短絡されている。そしてこの正規
姿勢の状態で水平方向の振動が加わると慣性子2
3は図示の位置から離脱して容器22の外周方向
へ移動し電極25と離れ電気的に絶縁されて電気
信号をプリント基板の制御回路へ送出するもので
ある。この感震器の動作規格として例えば100ガ
ル乃至200ガルという範囲が定められている。感
震器が正規姿勢から角度にして1°傾斜すると応答
する振動加速度値が約20ガル、2°傾くと約40ガル
低くなるのでその取付け精度は他の電子部品より
重要である。感震素子20の蓋板21は金属製の
取付板10のほぼ中央に例えば溶接によつて固着
される。
取付板10はプリント基板の平面に密着する接
合部11とこの上下に一対にクランプ12及び1
3が設けられ、これらクランプ12,13は弾性
があり第3図に略示するプリント基板36の孔3
6A及び36Cに嵌入された時その弾性によつて
取付板の接合部11をプリント基板の面に密着さ
せ、かつ接合部11に固着された感震素子20を
その正規の姿勢に保持する事が出来る。取付板1
0の両側には第2図に示す如くフランジ部14及
び15が設けられているが、このフランジ部によ
って接合部11のプリント板平面に対する密接平
面の精度を上げる事、感震素子20の蓋板21を
溶接する条件の選択を容易にする事、また軽量で
強度を高めるなどの効果がある。
感震素子20の電極25には例えばリン青銅の
細いリード線25Aが直角に溶接してある。電極
25とリード線25Aとは一体のものであつても
勿論かまわないが、このリード線25Aは第1図
及び第2図に示す如く取付板10とは電気的に絶
縁するため一定の間隔を保つて接合部11に穿た
れた孔16を通過しており第3図に示すプリント
基板36に設けられた孔36Bに挿入される。感
震器のスイツチの一方の導電端子であるクランプ
13がプリント基板の孔36Cに接続された印刷
配線Cに、他方の導伝端子であるリード線25A
は印刷配線Bに半田付け工程がなされる。
次に取付姿勢について説明する。プリント基板
36の取付孔36Dと36F或いは36Eと36
Gの間隔を200mmとすれば、正接値 tan1°=
0.018 であるから、200mm×tan1°=3.6mmとなる。
故に鉛直線に対して上下の関係になる取付孔が
3.6mm外れた場合に1°傾く事になるが、取付孔の
外れる寸法を1mm以下にする事はそれ程困難なも
のでないからプリント基板36自体の取付精度は
石油フアンヒータの基準面に対して問題なく高く
できる。しかし、感震素子は小型であるからその
ままではプリント基板への取付け時に於いて非常
に高い精度を要求されることとなる。そこで本考
案が提唱している如き構造として取付け時の傾斜
が問題とならないようにする必要が生ずるのであ
る。前述の如く例えば本実施例の感震器に於ける
最大寸法部分である蓋板21の直径約10mmに対し
て取付板10のクランプ12及び13の上下関係
の寸法を2倍以上の25mmとすれば、上下各々のク
ランプの鉛直線に対する位置のヅレは傾斜角度を
1°として 25mm×tan1°=0.45mmとなり本考案の感震器の構
造ならば充分この値を小さく出来る。即ちクラン
プの左右方向のヅレはプリント基板の孔36A及
び36Cに対するクランプ嵌着部の遊びに基因す
るが、これは0.3mm以下にする事はさして困難で
はない。また前後方向のヅレは取付板10の接合
部11がプリント基板に密着するので無視出来
る。従つて感震素子20と取付板を治具によつて
正確に固着すれば、感震器のプリント基板への嵌
着時に生ずる傾斜問題は克服出来る。
以上述べた実施例においては、プリント基板3
6の平面が垂直に石油フアンヒータなどの装置に
設置される場合について対応するべく感震器の取
付板10の構造を想定して説明したが、これ以外
の角度の場合には、プリント基板36の平面の角
度に対応して取付板11を設計すれば感震素子が
正規姿勢を保持する事が出来る。又極端な場合と
してプリント基板が水平に設置されたものでは、
感震器の取付板10の接合部11には直角なフラ
ンジを有する補助板を介して感震素子を取付板に
固着すれば目的を達成出来る。
また、取付板10のクランプ12及び13が感
震素子の上下に位置するものが実施例で示されて
いるが、勿論これは感震素子の左右に位置するよ
うに変更できる事は云う迄もない。本考案は、プ
リント基板の孔に嵌着されかつ一方の導電端子で
ある金属製のクランプとプリント基板面に密着す
る接合部を有する取付板に金属製の外殻とその一
部に電気的に絶縁保持された他方の導電端子を有
する感震素子の外殻を導電的に固着して成る感震
器であつて、プリント基板の孔へクランプを嵌着
する事に依り感震素子を正規の姿勢に正確に取付
けるとともにプリント基板の印刷回路中の電子部
品と同時に感震器を半田付けして電気的及び機械
的に固着出来るようにしたプリント基板装置感震
器である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、感震器をプリント基板にコン
デンサ、抵抗器、ICなどの電子部品と同様に取
付けるのみでその機能が充分に発揮されるので、
従来の如く感震器を例えば石油フアンヒータの様
な機器の底板の丈夫な構造部分にネジで取付けさ
らに感震器の端子にコネクターで導線を接続し、
その導線の他端に別のコネクターを接続してこの
コネクターをプリント板に設けられたレセプタル
に挿着するという様な余分な部品を使いしかも何
倍も手間のかかる電気的接続作業をしなくても済
むという秀れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の感震器を縦断面図にて示す
ものであり、第2図は第1図のX−X線から矢印
方向に見た平面図を示す。第3図は感震器及びそ
の他の電子部品を取付けるプリント基板を印刷配
線側から見た立面図であるが感震器以外の電子部
品を挿着する孔や配線印刷の状態は全て省略して
ある。第4図は従来の石油フアンヒータにおける
感震器などの配置を示す概略図である。 10……取付板、11……接合部、12,13
……クランプ、20……感震素子、36……プリ
ント基板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 金属製の外殻及びその一部に電気的に絶縁保持
    された他方の導電端子とを有する感震素子と、 プリント基板に設けられた二つの取付用孔にそ
    れぞれ嵌着された取付板とからなり、 該取付板は弾性のある金属で作られると共にプ
    リント基板に密着する面と二個のクランプ部とを
    有し、かつ一方の導電端子となり、 そのクランプ部はプリント基板に設けられた孔
    に挿入して半田付けが完了するまでの間プリント
    基板に密着され位置決めができるよう、前記感震
    器の最大寸法部分の二倍以上の距離をもつて配設
    され、 前記取付板の接合部に前記感震素子の外殻を導
    電的に固着して感震素子をプリント基板に正規の
    姿勢に取付けると共に電気回路に半田付け接続で
    きるようにした事を特徴とするプリント基板装着
    感震器。
JP1986088382U 1986-06-10 1986-06-10 Expired JPH0335964Y2 (ja)

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JP1986088382U JPH0335964Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

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JP1986088382U JPH0335964Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

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JPS62204155U JPS62204155U (ja) 1987-12-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5780087U (ja) * 1980-11-05 1982-05-18
JPS60163647U (ja) * 1984-04-09 1985-10-30 三洋電機株式会社 燃焼装置

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JPS62204155U (ja) 1987-12-26

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