JPH0419326Y2 - - Google Patents

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JPH0419326Y2
JPH0419326Y2 JP1985021171U JP2117185U JPH0419326Y2 JP H0419326 Y2 JPH0419326 Y2 JP H0419326Y2 JP 1985021171 U JP1985021171 U JP 1985021171U JP 2117185 U JP2117185 U JP 2117185U JP H0419326 Y2 JPH0419326 Y2 JP H0419326Y2
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mounting
printed circuit
circuit board
seismic
header plate
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の利用分野 本考案は、ボイラーとか石油ストーブなどにお
いて温度とか周囲の状況などによつて運転作動を
制御するため制御用の電子部品を配置接続したい
わゆるプリント基板上に配置され、さらに地震発
生時に二次災害防止の上から装置の作動を停止す
るための感震ユニツトに関するものである。
(2) 従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点 この種感震ユニツトを取付けた装置は第4図に
示すように、例えば石油暖房機41において前面
パネルを外した内部には燃料タンク42、燃焼部
43、送風機44、制御用の電子部品をマウント
したプリント基板45、などが配置されている
が、感震器46は電子部品に比較して取付け姿勢
の問題とプリント基板の強度に対する重量などの
問題があつて装置の強度メンバーである底板41
Aなどの場所にネジを用いてプリント基板とは別
個に取付け、プリント基板からリード線47によ
つて感震器46へ電気的に接続していた。
本考案は感震素子自体を極めて小型軽量化し、
また感震素子を所定の姿勢に確実にプリント基板
へ固定するとともに電気的接続を兼用する取付端
子を用いる事により従来行なつていた感震器の別
取付け及びプリント基板と感震器間の被覆リード
線による接続という二重の手間を省き大幅な製造
コストの引下げを感震器の精度を低下する事なく
可能にするものである。
(3) 考案の構成及び問題解決のための手段 本考案における装置に使用する感震ユニツトは
プリント基板上にマウントされる他の電子部品で
ある半導体、コンデンサ、抵抗などの比較して同
等程度に小型軽量でる事が必要でありそのために
は振動の加速度を受ける慣性子は数グラム以下好
ましくは1グラム以下であり、また静止時と所定
値以上の震動を受けた時とを区別する電気的出力
部等を含めた感震ユニツト全体の重量は10グラム
を越えないようにしなければ従来のプリント基板
の強度では不充分であり、その強度を可成り大き
くすればかえつてコストが高くなる恐れがある。
従つて質量の小さな慣性子が振動によつて移動す
る場合、摩擦損失の少ない事が要求され固体より
は液体を用いる等の手段が有効である。さらに電
気的な出力への変換も機械的なロスの極力少ない
手段を用いる。また感震ユニツトは抵抗やコンデ
ンサ等の他の電子部品と異なつて取付姿勢に正規
の位置から角度にして1度乃至2度以内という正
確さが要求されるが、その条件を満たす取付手段
を有するものである。
(4) 考案の実施例及び作用 本考案の実施例は、第1図に示す如く感震ユニ
ツト6は例えば石油暖房機1の制御用の電子部品
を配置したプリント基板5の比較的にしつかりと
装置本体に固定されて二次的振動例えばプリント
基板自体の振動など外乱を受け難い部分に取付端
子によつて正規の姿勢となるように取付けられ
る。従つて従来のものを示す第4図の如く感震器
の取付け及びプリント基板と感震器との間を接続
するリード線が不要であつて二重手間が省け大幅
にコストを低減できるものである。第1図におい
て記号2によつて示すものは燃料タンクでありそ
の他は燃焼部3、送風機4が示されている。本考
案の感震ユニツトとしては、小型軽量である事及
び取付姿勢が正しくなるようにする事が条件とな
るので第2図に示す如きものが適当である。即ち
同図には、感震素子にリード線26及び取付端子
27が溶接によつて固着された状態が極めて拡大
して書かれてあるが、実際には記号A及びBにて
示した寸法はそれぞれ10mm及び7mm程度の小さな
ものである。感震素子の慣性子23は水銀の小球
で約0.3グラム程度であり鉄板製の円板形をした
ヘツダープレート21と椀形のポツト22を互い
に気密に接合構成した密閉容器内に不活性ガスと
共に収納した構造である。ヘツダープレート21
の中央部の孔にはガラス等の電気絶縁材料の充填
材24によつて気密に固着された電極25が密閉
容器の内外を貫通するように設けられている。電
極25の下端部は慣性子23の運動を阻害しない
ような太さに選定されている。電極25の上端近
傍にはプリント基板にハンダ付け等の方法により
接続され一方の端子となるリード線26が溶接に
よりW1の点で固着されており、他方の端子であ
るとともに感震素子の正規姿勢を確保してプリン
ト基板に固定するための取付端子27は例えば金
属板をL字形に成形した充分な強度を有するもの
でありその一辺27Aはヘツダープレート21と
W2及びW3の点で溶接により固着されておりそ
の中央部には電極25と電気的に絶縁されるため
の孔が穿たれているものである。取付端子27の
他の辺27Bにはプリント基板の孔に挿入固定さ
れる突起27C及び27Dが設けられていてこの
部分がプリント基板にハンダ付けにより固定され
るとともに電気的に接続される。
感震素子の姿勢について述べると、正しい鉛直
線からいずれの方向に傾斜した場合もこの第2図
に示した動作原理のものでは2度の傾斜角度で約
40ガル変化する。従つて地震のような振動がその
傾斜した方向に加わつた場合に設定値より40ガル
低い値で作動する事になる。保安基準によると例
えば100ガル乃至200ガルで装置の作動を停止する
ように規定されているが、感震ユニツトの規格と
して140ガル乃至200ガルとすれば感震素子の取付
姿勢誤差が2度以内ならばその作動値を装置全体
からみて基準内に収める事が出来る。鉛直線にお
いて傾斜角2度というのはその正接値tan2°=
0.035であるから第2図に示した取付端子27の
突起27C及び27Dの間隔寸法Cが例えば20mm
とすればその突起の正規位置に対する鉛直線上か
らの外れ許容寸法は0.7mm以内となり、実際上の
取付け誤差として0.2乃至0.3mm位が必要とされる
のでプリント基板と感震器との傾きは1度以内に
取付けが可能な事が判る。プリント基板自体の傾
きはプリント基板の大きさが例えば上下方向に
200mmあるとするとその正接値は2度で7mmと計
算されるから正規姿勢からの傾きは0.5度に満た
ない範囲で取付けられる事が可能である事が判
る。要するに、中央に電極を絶縁性の充填材によ
つて封着固定した円盤形の金属製のヘツダープレ
ート及び、椀形の金属製のポツトを有し、それら
を気密に接合して構成した金属製密閉容器中に粒
状の導電性液体を封入してなる小型で軽量の感震
素子を前記プリント基板上に所定の姿勢で取り付
けるために、充分な強度を持ち容易に変形しない
金属製のほぼL形の形状であつて、その一辺は感
震素子ヘツダープレート上に溶接され、他辺上に
前記プリント基板への装着時の位置決めと一方の
導電端子の役割を兼ね備えた2個の突起部を有し
た第一の取付端子によつて、その突起部の間隔を
感震素子の取付角度の誤差が2度以内になるよう
に、取付誤差の寸法を考慮して充分な大きさに選
定して感震ユニツトを構成することが最重要項目
であることが理解される。
感震ユニツトの取付端子の他の実施例として第
3図に示すようなものが考えられる。即ち、電極
25に強固な金属板で作られた第一の取付端子3
8をW4の点で溶接により固着し、ヘツダープレ
ート21の上面W5に強固に溶接により固着した
第2の取付端子39を設けて、それぞれの取付端
子の先端38Aと39Aをプリント基板の所定の
位置へハンダ付けなどにより固着するというもの
である。(記号22で示すものはポツトである。)
この場合は2個の取付端子の先端38A及び39
Aの位置の誤差が溶接作業によつて定められるの
でこの作業の精度を重視しなければならないが、
取付端子の形状そのものは簡単になる。その他こ
れら実施例以外にも種々の方法が考えられるが、
要するに感震ユニツトとしては小型軽量であつて
プリント基板への感震素子の取付姿勢を所定誤差
範囲内に配置するために、取付端子に設けられた
突起の少なくとも位置決め用の突起の間隔が感震
素子のポツトとヘツダープレートとを合せた高さ
の2倍以上に大きく選定されていて電気的に接続
し得るものならば本考案の主旨を満足できるもの
である。
(5) 考案の効果 以上種々述べた如く、本考案によれば感震ユニ
ツトをプリント基板に、コンデンサ・抵抗器など
の電子部品と同じように取付けるのみでその取付
姿勢は容易に所定誤差範囲内に確保することがで
きその機能的な面は充分に発揮せられるととも
に、従来行なわれていた感震器を別の場所へ取付
けて感震器とプリント基板との間を被覆コードで
接続するというような二重の手間と余分な材料を
省き大幅な製造コストの引下げを可能にした実用
価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る感震ユニツトを取付け
た装置の全体の配置を示す一実施例で、第2図は
本考案による感震ユニツトの一実施例を縦断面図
にて示すものであり、第3図は感震ユニツトの他
の実施例を示す側面図、第4図は従来装置におけ
る感震器の取付け位置と全体の配置例を示すもの
である。 1……装置、5,45……プリント基板、6…
…感震ユニツト、21……ヘツダープレート、2
2……ポツト、24……充填材、25……電極、
27,39……第一の取付端子、27C,27
D,38A,39A……突起、38……第二の取
付端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 周囲の状況によつて運転状況を適応させるため
    の制御用の電子部品等を配置し、それら部品等を
    接続する回路からなるプリント基板を所定の姿勢
    に保持してなる暖房機器などの装置において、 前記の電子部品等と共に取り付けられる 中央に電極を絶縁性の充填材によつて封着固定
    した円盤形の金属製のヘツダープレート及び、椀
    形の金属製のポツトを有し、 それらを気密に接合して構成した金属製密閉容
    器中に粒状の導電性液体を封入してなる感震素子
    を前記プリント基板上に所定の姿勢で取り付ける
    ために、 充分な強度をもち容易に変形しない金属製で概
    ねL型の形状であつて、その一辺は感震素子ヘツ
    ダープレート上に溶接され、他辺上に前記プリン
    ト基板への装着時の位置決めと一方の導電端子の
    役割を兼ね備えた1個又は2個の突起部を有した
    第一の取付端子を持ち、 前記取付端子とは電気的に絶縁され電極上に溶
    接された他方の導電端子の役割を持つ金属製の第
    二の取付端子をもち、 感震素子の正規取付位置に対して傾斜角度2度
    以内の寸法誤差で取付けることを可能にする為に
    取付端子に設けられた突起の少なくとも位置決め
    用の突起がその間隔を感震素子単体のポツトとヘ
    ツダープレートとを合わせた高さの2倍以上に選
    定された事を特徴とする感震ユニツト。
JP1985021171U 1985-02-15 1985-02-15 Expired JPH0419326Y2 (ja)

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JP1985021171U JPH0419326Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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JPS61141551U JPS61141551U (ja) 1986-09-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60163647U (ja) * 1984-04-09 1985-10-30 三洋電機株式会社 燃焼装置

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JPS61141551U (ja) 1986-09-01

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