JP3192962B2 - ロードセル式台はかり - Google Patents

ロードセル式台はかり

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JP3192962B2
JP3192962B2 JP04226496A JP4226496A JP3192962B2 JP 3192962 B2 JP3192962 B2 JP 3192962B2 JP 04226496 A JP04226496 A JP 04226496A JP 4226496 A JP4226496 A JP 4226496A JP 3192962 B2 JP3192962 B2 JP 3192962B2
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好昭 島田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は悪環境下や引火性雰
囲気などにおいての使用に適したロードセル式台はかり
に関する。
【0002】
【従来の技術】荷重台に測定対象の荷重が負荷される台
はかりにおいて、起歪体にストレインゲージが貼着され
てなるロードセルを使用したものは知られている。この
種の台はかりでは、一般に、ロードセルを荷重台の下方
に配置し、このロードセルにより荷重台の荷重を直接受
ける構造とされている。なお、荷重台が床面近傍に配置
される台はかりには、台はかりを操作したり表示したり
する指示計が設けられ、この指示計は、係員などの人間
に対する操作や表示に適するように、例えば目の高さな
どに配設されて、荷重台とは離れて配置されている。
【0003】ところで、荷重台には測定対象の物品が積
み下ろしされるため、ロードセルが配置されている荷重
台の下方は、ちりやほこりなどが多くなったり、物品に
収納される液体の一部などが流下したりして、悪環境と
なり易く、従来は、ロードセルを金属箔などにより密閉
した状態で覆って耐環境性を向上させていた。また、引
火性雰囲気において使用される台はかりにおいては、ロ
ードセルを防爆用の耐圧容器内に配設して防爆機能を付
与させていた。
【0004】しかしながら、上述のように、ロードセル
を金属箔などにより密閉した状態で覆う構造とすると、
密閉構造とする分だけ製造コストが高くなってしまうと
いう問題を生じる。また、防爆機能を有する台はかりに
おいては、電気部品が指示計においても内蔵され、この
指示計部分も防爆用の耐圧容器内に配設している一方、
ロードセルを配設する防爆用の耐圧容器がさらに別途に
必要となるので、複数の防爆用の耐圧容器が必要となっ
て、その分だけ製造コストが高くなってしまうという問
題を生じる。
【0005】これらの問題に対処する手段としては、荷
重台を複数の支点で支持された槓桿機構にて受けるとと
もに、ロードセルを指示計側に内蔵させ、槓桿機構とロ
ードセルとの間に荷重伝達機構を介装して、荷重台から
の荷重を前記ロードセルに伝達することが考えられる。
【0006】この構造を採用すれば、ロードセルを比較
的環境の良い箇所に配置できるために密閉構造としなく
ても済んだり、指示計が設けられている防爆用の耐圧容
器内にロードセルも配置することによって、防爆用の耐
圧容器が1つで済んだりするという利点が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなロードセル式台はかりでは、荷重台を槓桿機構にて
受けて支点で支持する構造であるため、荷重台に荷重を
負荷させた際に荷重台が動き易くて揺れ易く、安定感が
得られないという不具合があった。また、槓桿機構を製
造して台はかりに組み込んだ際の調整作業に多くの手間
や時間がかかり、これにより製造コストの増加を招くと
いう課題もあった。
【0008】本発明は上記不具合や課題を解決するもの
で、荷重台を安定して支持でき、また、調整作業を行う
ための手間や時間を最小限に済ますことができるロード
セル式台はかりを提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、測定対象の荷重が負荷される荷重台と、こ
の荷重台を上下に平行移動可能な姿勢で保持するロバー
バル部と、起歪体にストレインゲージが貼着されてなる
ロードセルと、荷重台からの荷重を前記ロードセルの可
動部に伝達する荷重伝達機構とを備えたものである。
【0010】この構成によれば、荷重台をロバーバル部
によりほぼ上下方向だけ平行移動可能な姿勢で保持し
て、荷重台に荷重を負荷させた際に荷重台が横方向には
あまり揺れないため、荷重台を安定して支持できる。
【0011】荷重伝達機構としては、荷重台から延設さ
れた力点レバーと、上下方向に配置され、一端部でロー
ドセルの可動部に結合されているとともに他端部で前記
力点レバーに係合した連結棒とで構成する。この場合
に、力点レバーは所定の横方向に延設させ、連結棒と力
点レバーとの係合部が、力点レバーの延設方向に直交す
る横方向に相対的に変位可能とする。
【0012】このように、連結棒と力点レバーとの係合
部を、力点レバーの延設方向に直交する横方向に相対的
に変位させることにより、荷重伝達機構を組み付けた後
の調整作業を容易に行うことができる。
【0013】また、ロードセルを、操作機能または表示
機能のうち少なくとも一部を有する指示計部が収納され
てなる防爆用の耐圧容器内に配設する。これにより、防
爆用のロードセル式台はかりを得ることができながら、
防爆用の耐圧容器を1つで済ますことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明の防爆用のロード
セル式台はかりの一部切欠側面図である。図1におい
て、1は台はかり、2は台はかり1の基台、3は台はか
り1を操作したり表示したりする機能を有する指示計
で、この指示計3の筐体をなす箱型で防爆用の耐圧容器
4内には、各種電気部品(図示せず)が内装されている
とともに、4箇所の薄肉部を有する起歪体5にストレイ
ンゲージ6が貼着されてなるロードセル7も内蔵されて
いる。指示計3は、基台2に立設された角筒状の筒状体
8を介して台はかり1の上部に固定されており、耐圧容
器4の底面部4a上に第1ブラケット9を介してロード
セル7の固定部7a側が固定されている。
【0015】図1に示すように、台はかり1の下部に
は、4箇所の薄肉部を有するロバーバル部10により上
下に平行移動可能な姿勢で支持された荷重台11が配設
されている。すなわち、基台2上に固定された第2ブラ
ケット12を介してロバーバル部10の固定部10a側
が固定され、ロバーバル部10の可動部10bの上面側
に荷重台11の支持部11aが取り付けられている。
【0016】また、荷重台11とロードセル7との間に
は、荷重台11からの荷重Wをロードセル7の可動部7
bに伝達する荷重伝達機構15が設けられている。荷重
伝達機構15は、荷重台11の支持部11aから後方
(図1における紙面左方向)に延設されて筒状体8内部
まで突入されている力点レバー16と、上下方向に配置
され、上端部でロードセル7の可動部7bに結合されて
いる連結棒17とで構成されている。そして、図2に示
すように、連結棒17の他端部に設けられた接続部17
aと力点レバー16の先端部とが取付ねじ18を介して
取り付けられている。ここで、連結棒17の接続部17
aには左右方向に長い長孔19が形成され、係合ねじ1
8は長孔19を挿通して力点レバー16の先端部にねじ
込まれている。
【0017】また、耐圧容器4の底面部4aには貫通孔
4bが形成され、この貫通孔4bを貫通して連結棒17
が非接触状態で配置されている。そして、連結棒17と
貫通孔4bとの間の隙間が所定寸法以下とされていると
ともにこの隙間が形成されている距離、すなわち底面部
4aの厚さが所定寸法以上とされ、万一、耐圧容器4内
で電気部品の発熱や短絡事故などにより引火した場合で
も、その爆発エネルギーが耐圧容器4内部に止められ
て、耐圧容器4外への火炎逸走が生じないようになって
いる。
【0018】上記構成において、荷重台11に荷重Wが
負荷されると、この荷重Wが荷重伝達機構15を介して
ロードセル7の可動部7bに一定割合(たとえば、98
%)で負荷され、これにより、荷重Wが測定される。ま
た、残りの荷重W(たとえば、2%分の荷重)がロバー
バル部10に負荷される。この場合に、荷重台11はロ
バーバル部10によりほぼ上下方向だけ平行移動可能な
姿勢で保持されているため、前後方向や左右方向にはあ
まり揺れず、安定感を伴って支持される。
【0019】また、組立時には、荷重台11の左右方向
(図1における紙面に直交する方向)などに偏荷重をさ
せて四隅誤差調整作業が行われるが、荷重台11の左右
方向に荷重Wを負荷させた場合にロードセル7への力の
伝達に差を生じている場合には、取付ねじ18を緩めて
連結棒17の接続部17aと力点レバー16との接続位
置を長孔19に沿って移動させることにより、手間や時
間を最小限に抑えながら容易に調整作業を行うことがで
き、これにて製造コストの増加も最小限に済ますことが
できる。
【0020】また、ロードセル7を指示計3とともに同
一の耐圧容器4内に収納する構成としたため、防爆機能
を得ることができながら、防爆用の耐圧容器4は1つで
済ますことができ、これによっても製造コストの低減を
図ることができる。
【0021】なお、上記実施の形態においては、荷重伝
達機構15を力点レバー16と連結棒17とで構成した
場合を説明したが、これに限るものではなく、荷重台1
1の分担荷重をロードセル7に良好に伝達する構造であ
ればよい。また、連結棒17と力点レバー16との接続
位置を移動可能な構造として長孔19を設けた場合を述
べたが、これに限るものではなく、連結棒17と力点レ
バー16との接続位置を相対的に横方向に変位できる構
造であればよい。また、上記実施の形態においては、ロ
ードセル式台はかりが防爆用である場合を説明したが、
これに限るものではなく、引火雰囲気などに設置しない
場合には、指示計3の筐体としてとくに耐圧構造としな
くても、単にロードセル7を荷重台11より離れた箇所
に設置するだけで荷重台11の下方に設置する場合に比
べて環境が向上するため密閉構造としなくても済んで、
この場合にも製造コストを抑えることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、荷重台を
ロバーバル部により保持することにより、荷重台に荷重
を負荷させた際に荷重台が前後方向や左右方向にはあま
り揺れず、安定感を伴って支持できる。
【0023】また、荷重台から延設された力点レバー
と、上下方向に配置され、一端部でロードセルの可動部
に結合されているとともに他端部で前記力点レバーに係
合した連結棒とで荷重伝達機構を構成することにより、
荷重台からの荷重をロードセルの可動部に良好に伝達す
ることができる。
【0024】また、連結棒と力点レバーとの係合部を、
力点レバーの延設方向に直交する横方向に相対的に変位
可能に構成することにより、組立時の調整作業を手間や
時間を最小限に抑えながら容易に行うことができて、こ
れにより製造コストの増加も最小限に済ますことができ
る。
【0025】また、ロードセルを指示計とともに同一の
耐圧容器内に収納する構成とすることにより、防爆機能
を確実に得ることができながら、防爆用の耐圧容器は1
つで済ますことができ、これによっても製造コストの低
減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る耐圧防爆型のロー
ドセル式台はかりの一部切欠側面図である。
【図2】同ロードセル式台はかりの連結棒と力点レバー
との接続部の斜視図である。
【符号の説明】
1 台はかり 2 基台 3 指示計 4 耐圧容器 7 ロードセル 7b,10b 可動部 10 ロバーバル部 11 荷重台 15 荷重伝達機構 16 力点レバー 17 連結棒 18 取付ねじ 19 長孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−27623(JP,A) 特開 昭60−263824(JP,A) 特開 昭61−186821(JP,A) 特開 昭58−73821(JP,A) 実開 昭61−115932(JP,U) 実開 平1−59830(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 3/14 G01G 21/16 G01G 21/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象の荷重が負荷される荷重台と、
    この荷重台を上下に平行移動可能な姿勢で保持するロバ
    ーバル部と、起歪体にストレインゲージが貼着されてな
    るロードセルと、荷重台からの荷重を前記ロードセルの
    可動部に伝達する荷重伝達機構とを備え、荷重伝達機構
    は、荷重台から延設された力点レバーと、上下方向に配
    置され、一端部でロードセルの可動部に結合されている
    とともに他端部で前記力点レバーに係合した連結棒とで
    構成されているロードセル式台はかり。
  2. 【請求項2】 力点レバーは所定の横方向に延設され、
    連結棒と力点レバーとの係合部が、力点レバーの延設方
    向に直交する横方向に相対的に変位可能である請求項1
    記載のロードセル式台はかり。
  3. 【請求項3】 ロードセルが、操作機能または表示機能
    のうち少なくとも一部を有する指示計部が収納されてな
    る防爆用の耐圧容器内に配設されてなる請求項1または
    2の何れかに記載のロードセル式台はかり。
JP04226496A 1996-02-29 1996-02-29 ロードセル式台はかり Expired - Lifetime JP3192962B2 (ja)

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