JPH0485248A - ウエブの巻取装置 - Google Patents

ウエブの巻取装置

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JPH0485248A
JPH0485248A JP19849490A JP19849490A JPH0485248A JP H0485248 A JPH0485248 A JP H0485248A JP 19849490 A JP19849490 A JP 19849490A JP 19849490 A JP19849490 A JP 19849490A JP H0485248 A JPH0485248 A JP H0485248A
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JP
Japan
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winding
touch roll
film
roll
embossed
Prior art date
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Pending
Application number
JP19849490A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohisa Otani
直久 大谷
Shoichi Kurokawa
黒川 正一
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、幅方向両側にエンボス部を有するウェブの巻
取装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、ウェブ、特に薄いフィルムの巻取に当たって、巻
取過程で空気の巻き込みが主な原因となって、巻きずれ
や巻き締まりに伴って巻き内部にシワを発生させる問題
がある。この傾向は、近年のウェブの幅広化、長尺化お
よび高速化に伴って一層顕著になっている。
そこで、この問題を解消するために、いわゆるタッチロ
ール巻取方式が多く採用されている。これは、第2図お
よび第8図のように、巻芯3にフィルム1を巻き取る過
程で、シリンダー4によりタッチロール2をフィルム1
に押し当てながら巻取る方式である。
この場合、従来は、第8図のように、タッチロール2A
はフィルムlの幅より長くされ、フィルムl全幅をタッ
チロール2により押し当てていた。
他方で、フィルム相互間、フィルムとロールとの間での
スリップに起因する蛇行や巻姿不良を防止するために、
予めフィルム製造段階において、第5図で示すようにフ
ィルムの両縁部(耳部)に、5〜15μm程度厚みを増
したエンボスE加工を行うことで、フィルム相互間、フ
ィルムとロールとの間でのスリップに起因する蛇行や巻
姿不良を防止することが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、蛇行および巻姿不良を解消するために、エンボ
ス部を有する連続フィルムIを夕・フチロール2人で巻
芯に巻取る場合、フィルムlより長いタッチロール2人
を用いると、このタッチロール2Aは、巻取初期はフィ
ルム1の全幅にわたり接触しているが、エンボス部Eが
それ以外の未加工部分より嵩高であるために、巻数の増
加につれてエンボス部にのみしか接触せず、もってエン
ボス部間には押圧力が作用しなくなり、空気の排出が巻
き途中より不十分となり、巻きズレや巻き締まりを生じ
、巻き内部にしわを発生させる問題が生じる。
したがって本発明の課題は、予めエンボス部を有するフ
ィルムを用いて、蛇行および巻姿不良を防止することは
勿論、このエンボス部を有するフィルムを用いるときに
生じる空気の巻き込みに伴う巻きズレや巻き締まり、あ
るいは巻き内部にしわの発生を防止することにある。
〔問題を解決するための手段〕
上記課題は、幅方向両側にエンボス部を有する連続ウェ
ブを、タッチロールを巻芯側に押圧しながら巻取る装置
であって、前記タッチロールの接触部が、実質的に幅方
向両側のエンボス部間に位置していることで解決できる
また、幅方向両側および幅方向中間にエンボス部を有す
る連続ウェブを、タッチロールを巻芯側に押圧しながら
巻取る装置であって、前記タッチロール部分は各エンボ
ス部間に対応して複数設けられ、かつ各タッチロール部
分の接触部は実質的にエンボス部間に位置していること
で解決できる。
〔作 用〕
本発明においては、フィルムのエンボス部間のみにタッ
チロールを接触させながら、巻取を行うものである。
そのため、巻数の増加につれてエンボス部はエンボス部
間より嵩高となるとしても、エンボス部間を常にタッチ
ロールにより押圧しながら巻き取るので、空気の巻き込
みおよびそれに伴う巻きズレや巻き締まり、および巻き
内部におけるしわの発生を確実に防止できる。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明を第1図〜第4図に示す具体例によってさら
に詳説する。
本発明では、巻取時における空気の巻き込みを防止する
ために、前述のいわゆるタッチロール巻取方式を採用す
る。すなわち、第2図のように、軸受5に軸支された巻
芯3を図示しない駆動装置により回転させながら、その
巻芯3にフィルムlを巻き取る過程で、シリンダー4に
よりタッチロール2を巻芯3側に押圧させながら、フィ
ルムlを押し当てつつ、巻き取る。
本発明においては、特に、第1図で示すように、タッチ
ロール2の長さを短<シ、フィルムlのエンボス部E、
E間部分のみを押し当てながら巻取りを行う構成として
いる。
かかる装置を用いると、予めエンボス部を有するフィル
ム1を用いるので、蛇行および巻姿不良は無く、しかも
、エンボス部E、E間に対しては、巻取開始から終了ま
で常にタッチロール2が押圧しているから、空気の巻き
込みに伴う巻きズレや巻き締まり、あるいは巻き内部に
しわの発生が無くなる。
ところで、この種の両端にエンボス部E、Eを有するフ
ィルムlにおいては、そのエンボス部E。
Eは変形部分なので最終的に除去され、それ以外の部分
が製品化される。したがって、エンボス部やその近傍の
変形箇所は少ない方が、製品の歩留り向上のために好ま
しい。しかし、第10図のように端縁が直角なタッチロ
ール2をエンボス部Eにぎりぎりに設置すると、嵩高エ
ンボス部Eの存在により、フィルムlがタッチロール2
の端縁に力が集中して、こすれ傷1aが発生する。した
がって、このこすれ傷1aの発生を防止するためには、
第4図のように、端縁が曲率半径Rをもったタッチロー
ルを用いるのが好ましい。この場合の曲率半径Rとして
、こすれ傷を防止するために、2mm以上が望ましく、
逆にl Oa+mを越えると、フィルム1とタッチロー
ル2との位置関係がずれ易く、第9図のように、タッチ
ロール2M端部がエンボス部Eに乗り上げ、結果的にエ
ンボス部E、E間港十分押圧できなくなる可能性がある
ので、好適な曲率半径は2〜IOIIIImである。
他方、巻取姿としては、第6図のように、初期の段階で
は同図(a)のように、積層エンボス部とフラット部と
の段差G1は小さいが、巻数の増加に伴って、同図(b
)のように段差G2は順次大きくなる。しかし段差が過
度に大きいと、巻取ロール端面が揃わない巻姿不良や、
タッチロール2による押え不良などの種々の阻害を生じ
るので、エンボス部Eの厚みはフラット部の厚みより1
0μm以下とするのが好ましい。
さらに、タッチロール2端縁にたとえ曲率半径R部分を
形成しても、第7図のように、タッチロール2の端位置
がエンボス部E近傍であると、タッチロール2によりフ
ィルムlのフラット部分を確実に押圧することができな
くなることの条件、製品化フラット部分を可能な限り取
りたいとの要請、の両者を満足するためには、クリアラ
ンスCとしては、2〜5關が好ましい。
一方、本発明において、両端のみにエンボス部E、Eを
有するフィルム1以外に、幅方向中間にも1以上のエン
ボス部Eを有するフィルム1についても、たとえば、第
3図に示す態様により巻取りが可能である。すなわち、
一つの共通回転軸に対して二つのタッチロール2.2部
分を形成し、かつ各タッチロール2.2部分を各エンボ
ス部E。
E間に位置させることにより巻取ることができる。
なお、この場合巻取周速が同一ならば、タッチロールを
分別して別駆動としてもよい。
〔実施例〕
次に実施例により本発明の効果を明らかにする。
本実施例においては、第11図で示すようにフィルム幅
より長いタッチロールを用いた場合(比較例I)、第1
0図に示すようにロール長がフィルム幅より短くエンボ
ス部E間のみに接触し、端縁が直角なタッチロールを用
いた場合(実施例1)、第1図で示すように端縁が曲率
半径(R=5mm)を持ったタッチロールを用いた場合
(実施例2)の3態様のタッチロールを用意した。
なお、前記各タッチロール2としては、芯金径φ80I
Ilfllの鉄製で、表面に硬度50’の弾性ゴムを1
0am厚に被覆したものをそれぞれ使用した。
前記3種のタッチロールを用いて、ポリエチレン・テレ
フタレート(PET)フィルムを下記条件で、タッチロ
ール巻取りを行い、その後、巻き替えを実施し、内部の
しわの発生等を観察した。
巻取条件 ・巻取速度; 120m/win ・巻芯径;φ150am ・張力; 15kgf/幅 ・タッチロール押圧力; 18kgf/幅なお、フィル
ムは、幅1600am、厚さ75μm、長さ5000 
mで、この両端に幅lo■■の範囲に10.czmのエ
ンボスが施されているものを使用した。
その結果、比較例1においては、巻取り途中より、フィ
ルム1のエンボス部Eのみにしか接触しておらず、表層
から巻芯近傍迄、しわが確認された。他方、タッチロー
ルがフィルムのエンボス部間のみを押圧する実施例1お
よび実施例2においては、全長にわたりしわの発生は確
認されなかった。しかし、ロール端縁が曲率半径Rを持
った実施例2ではみられなかったのに対し、ロール端縁
が直角である実施例1においては、フィルム表面のタッ
チロール端部の位置に、巻取後期部分にこすれ跡が確認
された。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、予めエンボス部を有する
フィルムを用いて、蛇行および巻姿不良を防止すること
は勿論、このエンボス部を有するフィルムを用いるとき
に生じる空気の巻き込みに伴う巻きズレや巻き締まり、
あるいは巻き内部にしわの発生を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る巻取装置の平面図、第2図はその
側面図、第3図は本発明における他の実施例の平面図、
第4図は要部拡大詳細図、第5図はフィルム側部のエン
ボス部断面図、第6図(a)(b)はエンボス部による
段差の増大化を示す説明図、第7図はタッチロールとエ
ンボスのクリアランスを示す図、第8図は従来のエンボ
ス部を持たないフィルムのタッチロール巻取状態平面図
、第9図はタッチロール端部がエンボス部に乗り上げた
状態の説明図、第10図はこすれ跡発生状態説明図、第
11図は従来例のタッチロールによりエンボス部を有す
るフィルムの巻取り状態を示す平面図である。 ■・・・フィルム、2・・・タッチロール、3・・・巻
芯、4・・・シリンダー 5・・−軸受 特許出願人 コニカ株式会社  − 代 理 人  弁理士 水弁 義久 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)幅方向両側にエンボス部を有する連続ウェブを、
    タッチロールを巻芯側に押圧しながら巻取る装置であっ
    て、前記タッチロールの接触部が、実質的に幅方向両側
    のエンボス部間に位置していることを特徴とするウェブ
    の巻取装置。
  2. (2)幅方向両側および幅方向中間にエンボス部を有す
    る連続ウェブを、タッチロールを巻芯側に押圧しながら
    巻取る装置であって、前記タッチロール部分は各エンボ
    ス部間に対応して複数設けられ、かつ各タッチロール部
    分の接触部は実質的にエンボス部間に位置していること
    を特徴するウェブの巻取装置。
JP19849490A 1990-07-26 1990-07-26 ウエブの巻取装置 Pending JPH0485248A (ja)

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