JPS5832907Y2 - ラミネ−ション機 - Google Patents
ラミネ−ション機Info
- Publication number
- JPS5832907Y2 JPS5832907Y2 JP8066077U JP8066077U JPS5832907Y2 JP S5832907 Y2 JPS5832907 Y2 JP S5832907Y2 JP 8066077 U JP8066077 U JP 8066077U JP 8066077 U JP8066077 U JP 8066077U JP S5832907 Y2 JPS5832907 Y2 JP S5832907Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- peeling
- mandrel
- tension
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はラミネーション機の改良に関するものである。
従来のラミネーション機は、製品をワインダによってマ
ンドレルローラより直接剥しつつ巻取るか、第3図に示
すごとくにマンドレルローラ4に該マンドレルローラ4
に接動する剥離ローラ5を配し、製品がマンドレルロー
ラ4上より剥離ロール5側に沿って進み、該剥離ローラ
5により剥離され、ワインダにより巻取られるようにな
っている。
ンドレルローラより直接剥しつつ巻取るか、第3図に示
すごとくにマンドレルローラ4に該マンドレルローラ4
に接動する剥離ローラ5を配し、製品がマンドレルロー
ラ4上より剥離ロール5側に沿って進み、該剥離ローラ
5により剥離され、ワインダにより巻取られるようにな
っている。
しかしこれら従来方式のものにおいては、製品が巻取ら
れる際の張力(以下テンションという)の強弱に依って
剥離現象が不安定となる欠点が知られている。
れる際の張力(以下テンションという)の強弱に依って
剥離現象が不安定となる欠点が知られている。
すなわちテンションが弱ければ第3図にAとして示すご
とくブロッキング現象を起し、基材の張力が不均一とな
1バ延びや蛇行が発生し、その結果表面を鏡面に仕上げ
られなくなったり、製品に層間剥離を生ぜしめる欠点を
有している。
とくブロッキング現象を起し、基材の張力が不均一とな
1バ延びや蛇行が発生し、その結果表面を鏡面に仕上げ
られなくなったり、製品に層間剥離を生ぜしめる欠点を
有している。
一方テンションを強くすれば(通常はワインダ側に付す
単独DCモータ又はトルクモーターパウダークラッチ等
の張引力調整を行ない、その張力の設定で補っている)
上記欠点は解決されるが、印刷済基材にラミネーション
機 る場合のようにテンションが強いと伸びにより印刷物に
ピッチ誤差を生じ、テンションを強くできないものもあ
り、またマンドレルローラに特に密着するサーリン等は
剥離させるのに大変である。
単独DCモータ又はトルクモーターパウダークラッチ等
の張引力調整を行ない、その張力の設定で補っている)
上記欠点は解決されるが、印刷済基材にラミネーション
機 る場合のようにテンションが強いと伸びにより印刷物に
ピッチ誤差を生じ、テンションを強くできないものもあ
り、またマンドレルローラに特に密着するサーリン等は
剥離させるのに大変である。
又厚手のものは層間剥離を防止するために非常に大きな
テンションが必要で、そのための運転動力が犬きくなC
バかつ各構成部材の強度も大きくなる必要がある等の欠
点を有するものである。
テンションが必要で、そのための運転動力が犬きくなC
バかつ各構成部材の強度も大きくなる必要がある等の欠
点を有するものである。
本考案は上記のごとき欠点を解決すべくなされたもので
、マンドレルローラに該マンドレルローラと接動する剥
離ローラを配し、さらに該剥離ローラには圧着ローラを
配して、製品がマンドレルローラより剥離ローラと圧着
ローラ間を通過して剥離、搬送されるよう構成したもの
である。
、マンドレルローラに該マンドレルローラと接動する剥
離ローラを配し、さらに該剥離ローラには圧着ローラを
配して、製品がマンドレルローラより剥離ローラと圧着
ローラ間を通過して剥離、搬送されるよう構成したもの
である。
以下、本考案を添付図面に示すエクストルーダーラミネ
ータにおける実施例にもとすいて詳細に説明する。
ータにおける実施例にもとすいて詳細に説明する。
図中、1がアンワインダ、9がプレヒーターローラ、3
がプレスローラ、2が該プレスローラに並置したクーリ
ングローラ、4がマンドレルローラ、5が剥離ローラ、
6が該剥離ローラ上に配置した圧着ローラ、8がワイン
ダである。
がプレスローラ、2が該プレスローラに並置したクーリ
ングローラ、4がマンドレルローラ、5が剥離ローラ、
6が該剥離ローラ上に配置した圧着ローラ、8がワイン
ダである。
基材はアンワインダ1より、プレヒーターローラ9によ
り予熱された後、マンドレルローラ4とプレスローラ3
の間を通り、マンドレルローラ4に沿って進み、剥離ロ
ーラ5と圧着ローラ6間を通って、ワインダ8に巻き取
られるようになってる。
り予熱された後、マンドレルローラ4とプレスローラ3
の間を通り、マンドレルローラ4に沿って進み、剥離ロ
ーラ5と圧着ローラ6間を通って、ワインダ8に巻き取
られるようになってる。
7はエクストルーダで、マンドレルローラ4とプレスロ
ーラの接線上に押出口を位置して配され、基材とマンド
レルローラ4間に樹脂材を定量供給するものであり、基
材面には該エクストルーダ7より供給される樹脂材が塗
付され、ラミネート加工され、製品となってワインダ8
で巻取られるものである。
ーラの接線上に押出口を位置して配され、基材とマンド
レルローラ4間に樹脂材を定量供給するものであり、基
材面には該エクストルーダ7より供給される樹脂材が塗
付され、ラミネート加工され、製品となってワインダ8
で巻取られるものである。
上記剥離ローラ5は、マンドレルローラ4に接動するよ
うに配され、摩擦駆動されるように威しであるが、必要
に応じては噛合駆動、チェン駆動となしてもよく、要は
マンドレルローラ4と剥離ローラ5は同周速で回転せし
めるようになっている。
うに配され、摩擦駆動されるように威しであるが、必要
に応じては噛合駆動、チェン駆動となしてもよく、要は
マンドレルローラ4と剥離ローラ5は同周速で回転せし
めるようになっている。
なお、該剥離ローラ5は基材が通っていない場合は直接
マンドレルローラ4に当接することもあるため、該マン
ドレルローラ4に損傷を与えないように、ネオプレンゴ
ム又はシリコン樹脂等の弾性材を被包して形成してもよ
い。
マンドレルローラ4に当接することもあるため、該マン
ドレルローラ4に損傷を与えないように、ネオプレンゴ
ム又はシリコン樹脂等の弾性材を被包して形成してもよ
い。
該剥離ローラ5には圧着ローラ6が配され、該圧着ロー
ラ6は剥離ローラ5に摩擦駆動される。
ラ6は剥離ローラ5に摩擦駆動される。
なおこの圧着ローラ6も剥離ローラ5又はマンドレルロ
ーラ4のいずれかと噛合駆動或はチェン駆動してもよい
が、同周速の回転とすることはむろんである。
ーラ4のいずれかと噛合駆動或はチェン駆動してもよい
が、同周速の回転とすることはむろんである。
なお、上記剥離ローラ5、圧着ローラ6はいずれか一方
、又は相方を冷却機構を有したクリーンクローラとなし
てもよく、両ローラへの蓄熱を防止し樹脂の冷却効率を
計ることが望ましい。
、又は相方を冷却機構を有したクリーンクローラとなし
てもよく、両ローラへの蓄熱を防止し樹脂の冷却効率を
計ることが望ましい。
このクーリングローラの構成は図示していないが、ロー
ラの一方の軸部より冷却水を流入せしめ、他方の軸部よ
り排水する等の従来公知のものを用いればよい。
ラの一方の軸部より冷却水を流入せしめ、他方の軸部よ
り排水する等の従来公知のものを用いればよい。
しかして、ラミネート加工された製品はマンドレルロー
ラ4上より、剥離ローラ5に沿って進み、常にマンドレ
ルローラ4と剥離ローラ5のニップ圧と、剥離ローラ5
と圧着ローラ6のニップ圧との相方に規制されて進行す
ることになる。
ラ4上より、剥離ローラ5に沿って進み、常にマンドレ
ルローラ4と剥離ローラ5のニップ圧と、剥離ローラ5
と圧着ローラ6のニップ圧との相方に規制されて進行す
ることになる。
本考案は、上記のごとき構成、作用からなるため、製品
は剥離ローラ5と圧着ローラ6間を通過するまでゆるむ
ことがない。
は剥離ローラ5と圧着ローラ6間を通過するまでゆるむ
ことがない。
したがってマンドレルローラ4からの剥離現象はテンシ
ョンとはほとんど無関係に安定化され、表面を鏡面仕上
げでき、ブロッキングによる層間剥離を防止できる等の
ラミネート加工にとってはすこぶる有益な効果を有する
ものである。
ョンとはほとんど無関係に安定化され、表面を鏡面仕上
げでき、ブロッキングによる層間剥離を防止できる等の
ラミネート加工にとってはすこぶる有益な効果を有する
ものである。
また、ブロッキングが防止されることにより、テンショ
ンを必要以上に強くする必要がなくなるため動力を節減
することができ、高速運転にも充分な耐久性をもたせる
ことが可能となる。
ンを必要以上に強くする必要がなくなるため動力を節減
することができ、高速運転にも充分な耐久性をもたせる
ことが可能となる。
さらにまた、従来はブロッキング防止のためだけにマン
ドレルローラ4の表面を剥離しやすいよう色々選定した
り、材質、樹脂の厚み、ワインダ8の巻径ごとに最適な
テンションを調整した手数は一挙に解決されるものであ
る。
ドレルローラ4の表面を剥離しやすいよう色々選定した
り、材質、樹脂の厚み、ワインダ8の巻径ごとに最適な
テンションを調整した手数は一挙に解決されるものであ
る。
第1図は本案機構を用いたエクストルーダーラミネータ
の側面図、第2図は第1図要部側面図、第3図は従来方
式の側面説明図である。 1・・・・・・アンワインダ、2・・・・・・クーリン
グローラ、3・・・・・・プレスローラ、4・・・・・
・マンドレルローラ、5・・・・・・剥離ローラ、6・
・・・・圧着ローラ、7・・・・・・エクストルーダ、
8・・・・・・ワインダ、9・・・・・・プレヒーター
ローラ。
の側面図、第2図は第1図要部側面図、第3図は従来方
式の側面説明図である。 1・・・・・・アンワインダ、2・・・・・・クーリン
グローラ、3・・・・・・プレスローラ、4・・・・・
・マンドレルローラ、5・・・・・・剥離ローラ、6・
・・・・圧着ローラ、7・・・・・・エクストルーダ、
8・・・・・・ワインダ、9・・・・・・プレヒーター
ローラ。
Claims (3)
- (1) マンドレルローラ4に該マンドレルローラ4
と接動する剥離ローラ5を配し、さらに該剥離ローラ5
には圧着ローラ6を配して製品がマンドレルローラ4よ
り剥離ローラ5と圧着ローラ6間を通過して剥離、搬送
されるよう構成したことを特徴とするラミネーション機
。 - (2)上記剥離ローラ5をネオプレンゴム又はシリコン
樹脂等の弾性材を被包して形成した実用新案登録請求の
範囲第(1)項記載のラミネーション機。 - (3)上記剥離ローラ5と圧着ローラ6とのいずれか一
方、又は相方を、冷却機構を有したクーリングローラと
なした実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のラミネ
ーション機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8066077U JPS5832907Y2 (ja) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | ラミネ−ション機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8066077U JPS5832907Y2 (ja) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | ラミネ−ション機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS547266U JPS547266U (ja) | 1979-01-18 |
JPS5832907Y2 true JPS5832907Y2 (ja) | 1983-07-22 |
Family
ID=28999770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8066077U Expired JPS5832907Y2 (ja) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | ラミネ−ション機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832907Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-06-20 JP JP8066077U patent/JPS5832907Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS547266U (ja) | 1979-01-18 |
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