JPH048422B2 - - Google Patents

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JPH048422B2
JPH048422B2 JP54101153A JP10115379A JPH048422B2 JP H048422 B2 JPH048422 B2 JP H048422B2 JP 54101153 A JP54101153 A JP 54101153A JP 10115379 A JP10115379 A JP 10115379A JP H048422 B2 JPH048422 B2 JP H048422B2
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imidate
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D239/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
    • C07D239/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings
    • C07D239/24Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D239/28Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D239/32One oxygen, sulfur or nitrogen atom
    • C07D239/34One oxygen atom
    • C07D239/36One oxygen atom as doubly bound oxygen atom or as unsubstituted hydroxy radical

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は次式: (式中、Rはアルキル基を表わす。) で表わされる2−アルキル−4−メチル−6−ヒ
ドロキシピリミジンの新規で優れた製造方法に関
するものである。 アルキル基としてのRは、炭素原子数1ないし
4の直鎖または枝分れ鎖の低級アルキル基、例え
ばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、第二ブチル基、イソブ
チル基または第三ブチル基である。 〔従来の技術〕 式で表わされる化合物は、例えば米国特許第
2754243号に開示および特許請求されている置換
ヒドロキシピリミジンのリン酸エステルおよび特
に市場価値の非常に高い0,0−ジエチル−0−
(2−イソプロピル−4−メチル−6−ピリミジ
ル)−チオホスフエート〔ダイアジノン
(DIAZINON)〕の製造のための重要な中間体で
ある。ダイアジノンは定評のある殺虫殺ダニ剤で
あり、害虫の防除に有用である。 この置換ヒドロキシピリミジンは、従来以下に
示す煩雑な多数工程法で製造されていた: 近年、上記従来の製造法は改良され、1977年3
月29日に発行された米国特許第4014879号で特許
請求されている連続閉環/中和方法に至つて完成
された。 上記の方法に代るこのヒドロキシピリミジンの
製造方法は、日本特許文献に報告されている。日
本特許第557103号にはこのヒドロキシピリミジン
が、β−アミノクロトンアミド(ジケテンおよび
アンモニアから誘導されたもの)および酸ハライ
ドまたは酸無水物から製造されたβ−アシルアミ
ノクロトンアミドから種々の熱処理によつて製造
しうることが開示されている。特公昭48−39942
号にはこのヒドロキシピリミジンがβ−アミノク
ロトンアミドおよび有機酸エステルをある種のア
ルカリ反応体、例えばアルカリ金属またはそのア
ルコレートの存在下で反応させて製造出来ること
が開示されている。 近年、式で表わされる化合物を製造する別の
方法が、1977年4月19日に発行された米国特許第
4018771号および1977年10月4日に発行された米
国特許第4052396号および米国特許第4052397号を
含めていくつか特許された。 米国特許第4018771号には、ジケテンを低級ア
ルカノール酸アミドと触媒存在下で反応させ、得
られたN−アセトアセチルアルカノール酸アミド
を酸性触媒の存在下でアンモニアで処理すること
によるこれらの化合物の合成法が開示されてい
る。 米国特許第4052396号には、ジケテンをアルカ
ノール酸ニトリルと酸性触媒の存在下で反応さ
せ、続いて反応生成物をアンモニアで処理する方
法が開示されている。 米国特許第4052397号には、有機溶媒中で、ジ
ケテンをアンモニアで処理し、ひき続いて連続的
に、得られたβ−アミノクロトンアミドを水分を
除去した後にアルカノール酸エステルおよびアル
カリ金属アルコキシドで処理することによる式
で表わされるヒドロキシピリミジンの製造が記載
されている。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、これらの全ての先行技術の方法
は、効率的および経済的な商業的大量生産の観点
からは充分なものではない。したがつて本発明の
目的はこの物質の良好な合成法を提供することで
ある。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、予期しえぬことながら、合成ルート
の最初の容易に製造しうるイミデート(イミジ
ン)塩酸塩中間体を出発物とし、この中間体から
の生成物を簡単な工程でバツチ操作または連続操
作により製造し、目的生成物を好収率および高純
度で得るための優れた低コストの技術を提供する
ものである。温和な条件で容易に進行するこの方
法は、次式: (式中、 Rは炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わ
し、 R′は炭素原子数1ないし4のアルキル基を表
わす。)で表わされるイミデート塩酸塩と過剰の
塩化水素との混合物を水不混和性溶媒の存在下で
水性溶液中の酸受容性強塩基により中和して遊離
イミデートを得ることを最初の工程として含んで
いる。 即ち、この遊離イミデートはイミデート1モル
当たり塩化水素を2ないし3モル含有する混合物
を中和することにより、この工程において得られ
る。 遊離イミデートを含有する有機相を水相から分
離し、乾燥してイミデートを有機溶液中で触媒の
存在下、ジケテンと反応させて次式: (式中、RおよびR′は前記の意味を表わす。) で表わされるオキサジノンを得る。 ジケテンの添加完了後、得られた有機溶液中の
前記オキサジノンをアンモニアガスと反応させ
る。生じた水は全て除去し、有機溶媒を除去し
て、2−アルキル−4−メチル−6−ヒドロキシ
ピリミジンを実質的に純粋物質として良好な収率
で得る。 本発明の方法の基本的反応様式は次のようであ
る: 出発イミデート塩酸塩は、米国特許第2754243
号および米国特許第4014879号に記載の方法で得
られ、これらの方法によつて本発明の種々の2−
アルキル−4−メチル−6−ヒドロキシピリミジ
ンの出発物質を得ることができる。 そのような式で表わされる出発物質のうち、
式中のR′がメチル基、エチル基、プロピル基ま
たはブチル基を表わす種々のイミデートエステル
が使用可能であるが、R′がエチル基であるもの
が好ましい。 イミデートエステル塩の中和反応は、酸受容性
強塩基との反応によつて行なわれる。該塩基は無
機塩基、例えばアルカリ金属水酸化物およびアル
カリ金属炭酸塩または有機の酸受容性塩基であつ
てよい。この酸受容性有機塩基のうちでは、アル
キル部分の炭素原子数が1ないし4のトリアルキ
ルアミン、例えばトリメチルアミンまたはトリエ
チルアミンが非常に適するが、トリメチルアミン
が好ましく、ピリジンもまた優れた酸受容性塩基
である。 中和した遊離イミデートを溶解するのに使用す
る水不混和性溶媒としては、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、ヘキサン、ヘプタン、1,1,1
−トリクロロエタン、1,1,2−トリクロロエ
タン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン、
エチレンジクロライドを含めた液状の芳香族およ
び脂肪族炭化水素および液状の塩素化炭化水素が
あげられるが、トルエンを使用すると次に水を除
去するのが非常に容易になるので好ましい。 この反応工程の温度範囲は、−30ないし50℃で
あるが、好ましい範囲は−10ないし25℃であり、
最も好ましい範囲は0ないし10℃である。しかし
ながら、この反応工程を連続的に行なう場合に
は、温度は好ましくは10ないし20℃の範囲にしな
ければならない。 この工程の反応時間は5ないし120分でありう
るが、好ましくは10ないし60分の間である。 水を除去することは、より純粋な生成物をより
好収率で得ることにつながるので、商業的生産に
とつて重要である。水は初め、遊離イミデートが
溶解している水不混和性有機溶媒相を分離するこ
とによつて除かれる。 溶媒中に残つている水は全て、共沸蒸留によ
り、またはモレキユラーシーブまたは無水硫酸ナ
トリウムのような乾燥用無水塩のような乾燥剤と
接触させることにより除かれる。これらの乾燥工
程のうち、実験室での製造には接触乾燥剤が好ま
しいが、工業規模の製造には共沸蒸留が好まし
い。 乾燥イミデート塩基を次にジケテンと反応させ
て前記オキサジノンを形成させる。イミデートお
よびジケテンは好ましくは溶媒中に溶解させなけ
ればならない。 共沸蒸留、例えばトルエン、テトラクロロエチ
レンまたはトリクロロエチレンを使用することが
好ましいが、しかし互いに混和性の溶媒であれば
各成分に対する個々の溶媒を使用することも可能
である。トルエンが好ましい。 遊離イミデートとジケテンとの反応は、トリメ
チルアミンもしくはトリエチルアミンまたは酢酸
の存在下で行なわれる。一般的に触媒は反応体に
対して0.1ないし2.5モル%の量で使用することが
でき、好ましくは1ないし10モル%、最も好まし
くは2.5ないし5モル%の量で使用される。 使用するジケテンの量は、前記遊離イミデート
1モル当たり1ないし1.05モルであり、大過剰に
しても利点は得られない。 前記オキサジノン形成の反応は発熱反応であ
り、しかも前記オキサジノンは約40℃で分解し始
めることが知られているので、反応容器は冷却す
る必要がある。容器を35℃以下に冷却することに
より、特に経済的に最も価値の高い2−イソプロ
ピル−4−メチル−6−ヒドロキシピリミジンの
場合に、高純度の生成物が高収率で得られる。し
たがつて、この反応の温度は0ないし60℃、好ま
しくは15ないし35℃の間であり、反応は3時間以
内に完了する。 上記工程c)においては、遊離イミデートとジ
ケテンが反応してオキサジノンが形成される。こ
のオキサジノンの構造、即ち
【式】
に基づいた理論的考察により確定される。この反
応は、ジケテン(2)の親電子性カルボニル炭素原子
とイミデート(3)の求核性イミデート窒素原子とが
向かい合い、そしてイミデート(3)の親電子性イミ
デート炭素原子とジケテン(2)の求核性環酸素原子
とが向かい合うような2+2付加物(1)の形成によ
り開始される。この付加物(1)は、ジケテン内のカ
ルボニル炭素原子と環酸素原子との結合を形成す
る電子対と、イミデート内のイミデート炭素原子
とイミデート窒素原子との二重結合の一方の電子
対の上記矢印で示したような同時シフトにより安
定化して、環外二重結合を有するオキサジノン(4)
を形成し、そして次に環内二重結合を有する熱力
学的により安定なオキサジノン(5)に異性化され
る。 次に前記オキサジノンをアンモニアガスと反応
させて式で表わされるヒドロキシピリミジンを
形成させる。加藤等は薬学雑誌第92巻、第886頁
以下(1972年)の第889頁に夫々のオキサジノン
をエチルアルコール中でアンモニア水と反応させ
ることによる2−イソプロピル−6−メチル−4
(3H)−ピリミドンの製造について報告している。
しかしながら、乾燥アンモニアガスのための有機
溶媒を使用した反応方式は、高純度生成物を高収
率で得ることを可能にし、この生成物を最終製品
にした場合、この最終製品検査を担当する政府機
関の製品規準による総合純度および色相規格に合
致する最終製品を得ることを可能にする。 トルエン中での前記オキサジノンとアンモニア
ガスとの反応は、0ないし60℃、好ましくは、15
ないし35℃の温度で行なわれ、3時間以内に完了
する。前記オキサジノンの変換により生成した水
は全て共沸蒸留により除去し、式で表わされる
ヒドロキシピリミジンを収率98%で得る。アンモ
ニアガスによる上記工程d)ないしf)における
前記オキサジノンから式で表わされるヒドロキ
シピリミジンへの反応は次式のように進行すると
推定される。 本発明において優れた生成物が得られるのは、
前記オキサジノンから式で表わされるヒドロキ
シピリミジンへ至る間の中間体から水を除去した
ことによる。 上記のように、本発明の特許請求された方法
は、出発物質を十分に規定し、そして反応条件を
含めて一連の反応を十分に規定したものであり、
当業者が該方法を実施し、そしてイミデート塩酸
塩から2−アルキル−4−メチル−6−ヒドロキ
シピリミジンを得ることができるものである。 〔実施例および発明の効果〕 本発明について、オキシピリジンの名で商業上
知られている産業上最も重要な化合物である2−
イソプロピル−4−メチル−6−ヒドロキシピリ
ミジンの製造例に基づいてさらに説明する。実施
例には好ましい実施態様、およびそれに代り得る
実施態様の例を記載したが、これら実施例の方法
はイソプロピル「オキシピリミジン」だけでなく
他の本発明のアルキルピリミジンにも適用可能で
ある。上記に一般的に説明し、そして下記に具体
的に例示する本発明の方法において、種々の変法
および修正法が可能であり、この変法および修正
法も本発明の範囲に属することは言うまでもな
い。さらに具体的実施態様の説明である以下の実
施例が本発明を限定するものでないことも言うま
でもない。実施例中、温度は摂氏単位で表わし、
そしてイミデート塩酸塩の表現は特にことわりが
ない限り、上記式で表わされるイミデート一塩
酸塩を意味する。 実施例 1 容量2の三ツ口丸底フラスコに機械撹拌装
置、温度計および滴下漏斗を設置した。フラスコ
中に60重量%トリメチルアミン水溶液452g
(4.60モル)を投入した。この溶液を氷浴で5℃
に冷却し、次式: で表わされるエチルイソブチルイミデート塩酸塩
と塩化水素との混合物199gのトルエン500ml中の
溶液(エチルイソブチルイミデート1.00モルおよ
び塩化水素2.30モル)を反応温度が10℃以下に保
持される速度で添加した。添加の完了後相を分離
し、有機相を機械撹拌装置、温度計、1フイート
の充填塔、ウオータートラツプおよび冷却管を備
えた容量1の三ツ口丸底フラスコへ移した。混
合物を常圧で徐々に加熱し、トリメチルアミンを
凝縮させずに排出した。トルエン−水の共沸混合
物を凝縮させながら留出物の沸点が110℃に達す
るまで蒸留を続けた。イミデートの収率(容器中
の物質)は98.6%であり、得られた溶液は水0.8
モル%を含有していた。 実施例 2 容量500mlの五ツ口フラスコに機械撹拌装置、
温度計、滴下漏斗およびウオータートラツプ付き
冷却管を設置した。水46g中のトリメチルアミン
56.4g(0.96モル)の溶液を投入し、その中にエ
チルイソブチルイミデート塩酸塩と塩化水素との
混合物44.9gのテトラクロロエチレン80ml中の溶
液(エチルイソブチルイミデート0.2モルおよび
塩化水素0.6モル)を4分間かけて滴加した。滴
加の間温度を−12℃ないし4℃に保持した。適加
完了後反応混合物の相を分離し、有機相中の水を
常圧で共沸蒸留して除去した。得られた乾燥溶液
228gは、エチルイソブチルイミデートを10.25重
量%含有し、その収率は99.8%であつた。 実施例 3 機械撹拌装置、温度計、滴下漏斗およびドライ
アイス−アセトン浴を備えた容量2の三ツ口フ
ラスコ中に水500ml中の炭酸カリウム182.44g
(1.32モル)を投入した。エチルイソブチルイミ
デート塩酸塩と塩化水素の混合物105.7g(エチ
ルイソブチルイミデート0.5モルおよび塩化水素
1.32モルを含有)をトルエン200mlで希釈し、7
分間かけて温度を−8℃以下に保ちながら滴加し
た。この溶液を−9℃でさらに30分間撹拌し、こ
の間に水300mlを加えて沈澱した塩化カリウムを
溶解した。相が分離した後、水相をトルエン50ml
で抽出し、トルエン相を一緒にして1フイート充
填塔を使用して共沸蒸留により乾燥した。蒸留フ
ラスコ中の溶液の重量は234.82gエチルイソブチ
ルイミデート23.6重量%および1.1モル%を含有
していた。エチルイソブチルイミデートの収率は
96.4%であつた。 実施例 4 機械撹拌装置、温度計、滴下漏斗およびドライ
アイス−アセトン浴を容量1の三ツ口フラスコ
に設置した。メチルイソブチルイミデート0.523
モルおよび塩化水素1.282モルを含有するメチル
イソブチルイミデート塩酸塩と塩化水素の混合物
99.6gをトルエン20mlと混合して冷却した。反応
温度を5℃以下に保ちながら10分間かけてトリメ
チルアミンの25%水性溶液606g(トリメチルア
ミン2.56モル)を添加した。 溶液を冷却浴を使用せずに5分間撹拌した後、
相を分離した。水相をトルエン50mlづつで2回抽
出し、トルエン相を一緒にした。トルエン相に含
まれるトリメチルアミンおよび水を1フイート充
填塔およびデイーン−スターク(Dean−Stark)
蒸留トラツプを使用して95mmHgで共沸蒸留して
留出させた。デイーン−スタークトラツプ中の水
を除去した後トルエン相をフラスコにもどし、硫
酸ナトリウム2gをトラツプの底に添加し再度蒸
留を開始した。トラツプ中の留分をフラスコ中に
もどした。得られた溶液の重量は265.06gでメチ
ルイソブチルイミデート20.6重量%および水2.1
モル%を含有していた。メチルイソブチルイミデ
ートの収率は99.7%であつた。 実施例 5 機械撹拌装置、温度計、滴下漏斗および氷浴を
備えた容量3の三ツ口丸底フラスコ中に、25重
量%水性トリメチルアミン971.61g(4.11モル)
を投入した。この溶液を5℃に冷却し、エチルイ
ソブチルイミデート1.00モルおよび塩化水素2.35
モルを含有する、トルエン中の43.6重量%エチル
イソブチルイミデート塩酸塩溶液347.39gを1時
間20分かけて滴加し、その間反応温度5〜6℃に
保持した。滴加完了後溶液をさらに15分間撹拌
し、相を分離した。水相をトルエン150mlで抽出
し、有機相を合せて無水硫酸ナトリウム上で乾燥
後濾過した。濾過後の硫酸ナトリウムをトルエン
50mlで洗浄した。濾液の重量は413.57gあり、エ
チルイソブチルイミデートを25.8重量%含有して
いた(収率92.5%)。溶液を減圧下に置いて過剰
のトリメチルアミンを除き、得られた溶液(イミ
デートを27.2重量%含有)を無水硫酸マグネシウ
ム上で乾燥した。 実施例 6 容量3の三ツ口丸底フラスコに機械撹拌装
置、温度計および滴下漏斗を設置した。このフラ
スコ中に25%トリメチルアミン水溶液1189g
(5.04モル)を投入した。溶液を5ないし10℃に
冷却し、メチルイソブチルイミデート1.0モルお
よび塩化水素2.9モルを含有する、トルエン中の
48.7重量%メチルイソブチルイミデート塩酸塩溶
液282.57gと塩化メチレン500mlの混合物を10分
間かけて滴加し、その間温度を5〜10℃に保持し
た。相を分離し、有機相を無水硫酸マグネシウム
上で乾燥し、濾過して収率100.9%でイミデート
13.2重量%を含有する物質772.15gを得た。溶媒
を真空中で除去し、残渣(イミデートを53.4重量
%含有)を4Aモレキユラーシーブ上に保存した。 実施例 7 容量250mlの三ツ口丸底フラスコに温度計、マ
グネテイツクスターラー、乾燥管および滴下漏斗
を設置した。フラスコ中に実施例5で得た27.2重
量%エチルイソブチルイミデートのトルエン溶液
42.0g(0.099モル)をトルエン70mlおよびトル
エン中の7.61重量%トリメチルアミン溶液7.15g
(0.0092モル)とともに投入した。この混合物を
氷浴で3℃に冷却し、トルエン20ml中のジケテン
8.41g(0.01モル)の溶液を12分間かけて滴加し
た。この混合物を7分間撹拌し、氷浴を除去し
た。15分間で反応温度が31℃に上昇し、これを続
いて外部から冷却して25℃にした。ジケテン添加
後から1時間20分後、反応混合物を3℃に冷却
し、アンモニアガスを2.5時間吹き込みその間に
反応混合物の温度を室温にもどした。次いで反応
混合物を共沸蒸留で水を除きながら1時間15分還
流した。溶媒を真空で除去し、イミデートからの
収率90.9%、ジケテンからの収率89.6%で固形物
4.72g(純粋2−イソプロピル−4−メチル−6
−ヒドロキシピリミジンを92.6重量%含有)を得
た。 上記工程において、エチルイソブチルイミデー
トからオキサジノンを経て2−イソプロピル−4
−メチル−6−ヒドロキシピリミジンが得られた
ものである。このオキサジノンおよび2−イソプ
ロピル−4−メチル−6−ヒドロキシピリミジン
の構造は、前記したような一般的な反応機構に基
づいた理論的考察により確定される。この反応機
構を本実施例にあてはめて示すと以下の通りであ
る。 なお、以下の実施例におけるオキサジノンおよ
び最終生成物の構造の確定も同様にして行われる
が、実施例8および10におけるオキサジノンの構
造は次式: で表わされるものである。 実施例 8 容量250mlの三ツ口フラスコにマグネテイツク
スターラー、温度計、滴下漏斗および乾燥管を設
置した。このフラスコ中へ、メチルイソブチルイ
ミデート0.1モルを含有する実施例6からのメチ
ルイソブチルイミデートの53.4重量%トルエン溶
液19.0gを追加のトルエン25mlおよびトリメチル
アミン0.01モルを含有するトリメチルアミンの
7.61重量%トルエン溶液7.73gと一緒に投入し
た。この混合物を5℃に冷却し、トルエン25ml中
のジケテン(8.41g、0.10モル)溶液を12分間か
けて滴加した。ジケテンの滴加の間に氷浴を除去
し、反応混合物の温度を31℃に上昇させた。温度
を20〜30℃に1時間保持した。トルエン70mlを反
応物中に添加し、冷却しながら混合物中にアンモ
ニアを吹き込んだ。アンモニア処理の2時間20分
後、反応混合物を水を除去しながら1時間10分還
流した。溶媒を真空中で除去し、90.5%の収率で
固形物14.77g(2−イソプロピル−4−メチル
−6−ヒドロキシピリミジンを92.6重量%含有)
を得た。 実施例 9 容量250mlの三ツ口フラスコに機械撹拌装置、
滴下漏斗、温度計、ガス導入管およびウオーター
トラツプづき冷却管を設置した。トリメチルアミ
ン触媒を0.015モル含有するテトラクロロエチレ
ン85ml中のエチルイソブチルイミデート17.25g
の溶液(エチルイソブチルイミデートを0.15モル
含有)を投入し、この中にテトラクロロエチレン
15ml中のジケテン12.66g(0.16モル)の溶液を
19分間かけて滴加した。滴加中温度を16℃〜27℃
に保持し、その後2時間25℃に保持した。反応物
中にアンモニアガスを2時間導入し(温度25℃)、
反応物を還流温度に1.1時間保つて(最終温度120
℃)生じた水とエタノールを除去した。反応物を
濃縮乾固して、収率92.8%で2−イソプロピル−
4−メチル−6−ヒドロキシピリミジンを91.4重
量%含有する固形物23.0gを得た。 実施例 10 容量500mlの五ツ口丸底フラスコに機械撹拌装
置、温度計、滴下漏斗および塩化カルシウム乾燥
管を設置した。フラスコ中にメチルイソブチルイ
ミデートの14.2重量%トリクロロエチレン溶液
116.55g(0.164モル)およびトリメチルアミン
の19.9重量%トリクロロエチレン溶液4.86g
(0.0164モル)を投入した。混合物を15℃に冷却
し、トリクロロエチレン40ml中のジケテン溶液
13.8g(0.164モル)を2分間かけて急速に反応
混合物に加えた。温度を徐々に30℃に上昇させ、
混合物を室温で2.5時間撹拌した。ガス分散用の
管を設置し、反応混合物中に2時間にわたつてア
ンモニアガスを吹き込み、この間温度を25℃以下
に保持した。デイーン−スタークトラツプおよび
冷却管を設置し、混合物を共沸蒸留により水を除
去しながら2時間還流した。真空中で溶媒を除去
し、収率85.6%で2−イソプロピル−4−メチル
−6−ヒドロキシピリミジンを86.2重量%含有す
る固形物24.58gを得た。 実施例 11 容量500mlの五ツ口フラスコに機械撹拌装置、
滴下漏斗、ガス導入管、温度計およびウオーター
トラツプ付き冷却管を設置した。トリエチルアミ
ン触媒1.01g(0.01モル)を含有するトルエン40
ml中のエチルイソブチルイミデート11.5g(0.1
モル)の溶液を投入し、この混合物中にトルエン
25ml中のジケテン8.4g(0.1モル)の溶液を3分
間かけて滴加した。滴加の間温度を20〜29℃に保
持し、その後4時間26℃に保持した。次いでこの
反応物中にアンモニアガスを2.5時間にわたつて
通し(温度26℃)、反応物を還流温度で1時間加
熱して(最終温度110℃)生じた水およびエタノ
ールを除去した。反応物を濃縮乾燥し、収率44.8
%で2−イソプロピル−4−メチル−6−ヒドロ
キシピリミジンを61.6重量%含有する固形物
10.98gを得た。 実施例 12 機械撹拌装置、温度計、滴下漏斗および塩を添
加した氷浴を設置した容量2の三ツ口フラスコ
にエチルイソブチルイミデート塩酸塩204.34g
(エチルイソブチルイミデート1モルおよび塩化
水素2.4モルを含有)およびトルエン300mlを投入
した。 この溶液に49.52%水性トリメチルアミン溶液
573g(4.8モル)を25分間かけて添加し、その間
温度を11℃以下に保持した。相を分離した後、水
相をトルエン100mlで抽出し、抽出液をトルエン
相と一緒にした。トルエン相中の過剰のトリメチ
ルアミンおよび水を1フイート充填塔を使用して
共沸蒸留によつて除去した。乾燥トルエン溶液の
重量は433.44gあり、エチルイソブチルイミデー
トを25.7重量%および水を0.25モル%含有してい
た。エチルイソブチルイミデートの収率は96.8%
であつた。マグネテイツクスターラー、温度計、
デイーン−スターク蒸留トラツプ、冷却管および
乾燥管を備えた容量250mlの三ツ口フラスコに、
上記で得たエチルイソブチルイミデートのトルエ
ン溶液44.86g(0.1モル)およびジケテン8.41g
(0.1モル)を投入した。混合物を3℃に冷却した
後、トルエン中の20.07重量%トリメチルアミン
溶液0.74g(0.0025モル)を添加した。温和な発
熱反応が生じ、温度が15分間で9℃に上昇した。
氷浴を除去して反応混合物を室温まで温めた。反
応混合物を2時間撹拌し、トルエン25mlを添加
し、アンモニアガスを2.5時間吹込み、この間温
度を10〜24℃に保持したアンモニアの吹き込みを
止め、反応混合物を加熱し、還流して共沸蒸留に
より水を除去した。溶媒を蒸発させて融点161〜
170℃の淡黄色結晶の2−イソプロピル−4−メ
チル−6−ヒドロキシピリミジン14.9gを得た。
収率は93.0%で、ガスクロマトグラフイーによる
純度は94.3%であつた。 実施例 13 撹拌中の容量1のジヤケツト付樹脂槽を中和
容器として実験室用連続中和装置を構成した。こ
の容器中にFMI計量ポンプによつてエチルイソ
ブチルイミデート塩酸塩、トルエンおよび水を送
入し、トリメチルアミン(TMA)をロータメー
ターを通してガスとして分散させた。容器からの
オーバーフローはデカンターへポンプで移送し、
その場で相を分離した。 有機相をTMA−HCl抽出のため、デカンター
から1/4″ブロセラインサドルズ(Procelain
Saddles)をつめ水で満たした24″×3/4″のカラ
ムへ送つた。中和容器中に最初に投入する量は、
水240mlおよびトルエン132mlとし、これを10℃以
下に冷却した。この容器に1時間当り、トルエン
202g中の溶液としてエチルイソブチルイミデー
トHCl(分析値:イミデート55.3重量%、HCl42.4
重量%)208g、TMA(HClに対して50%過剰
量)214g、水150gおよびトルエン230gを供給
した。トルエンおよびエチルイソブチルイミデー
トHCl/トルエン溶液供給ライン(配管)は混合
用T字管によつて他の成分の共通供給ラインと結
合した。温度は10〜20℃に保つた。容器中の容積
は約750mlに定めた。オーバーフローはデカンタ
ーへ移した(オーバーフローラインは均一な有機
溶媒−水混合物を確実に得るため樹脂槽のほぼ中
ほどにつなぐ必要がある。)。水相はトリメチルア
ミン再循環にもどした;有機相は洗浄カラムに送
つた。洗浄水(約100g)は2時間毎に交換した。
この洗浄カラムは、洗浄水を中和容器に再循環さ
せて連続操作できる。有機相をバツチ法での中和
の際記載したのと同様にして乾燥した。エチルイ
ソブチルイミデートの収率は95〜98%であつた。 実施例 14 容量250mlの三ツ口丸底フラスコにマグネテイ
ツクスターラー、温度計および乾燥管を設置し
た。フラスコ中にジケテン8.82g(0.105モル)
およびナトリウム中の19.75重量%エチルイソブ
チルイミデート溶液58.22g(0.1モル)を投入し
た。この混合物を撹拌し、触媒として氷酢酸0.6
g(0.01モル)を加えた。15分後に反応物の温度
は49℃に達し、この時外部からの冷却を開始し
た。混合物をさらに2時間撹拌し、アンモニアガ
スを導入した。アンモニア導入の2時間後反応混
合物を2時間加熱し、溶媒を減圧下で除去し、2
−イソプロピル−4−メチル−6−ヒドロキシピ
リミジンの収率70.1%で固形物(2−イソプロピ
ル−4−メチル−6−ヒドロキシピリミジンを
67.0重量%含有)15.81gを得た。 実施例 15 容量3の五ツ口丸底フラスコに機械撹拌装
置、温度計および乾燥管を設置した。フラスコ中
にトルエン中の乾燥エチルイソブチルイミデート
881.64g(1.5モル)およびジケテン132.5g
(1.58モル)を投入した。混合物を5℃に冷却し、
トルエン中のTMA溶液21.42g(0.08モル)を投
入した。反応混合物の温度を2時間にわたつて30
℃以下に調節した。鉱油噴出装置およびガス分散
管を設置し乾燥管は取り外した。アンモニアガス
を2時間にわたつて反応混合物中に吹き込み、こ
の間反応温度を30℃以下に調節した。この時点で
デイーン−スタークトラツプおよび冷却管を設置
し、アンモニアの導入を停止した。反応混合物を
加熱し、還流して水およびエタノールを共沸蒸留
で除きながら蒸気温度が108℃に達するまで還流
を続けた。反応混合物を室温に冷却し、濃塩酸
156gおよび水200mlを添加し得られた混合物を激
しく撹拌した。相を分離し、水相を温度計、機械
撹拌装置、外部加熱装置を備えた容量3の三ツ
口の底部に排出口を有する反応容器に移した。次
いで水相を揮発性有機成分を共沸蒸留で除きなが
ら3時間還流した。混合物を室温まで冷却し、こ
の溶液に1,2−ジクロロエタン(EDC)1.600
mlおよび50%水酸化ナトリウム水溶液126gを
夫々加えた。混合物を60℃に加熱し、相を分離し
た。水相を60℃でEDC200mlで再抽出し、有機抽
出相を一緒にした。この有機相から真空中で溶媒
を除去し、褐色固形物209.8gを得た。この固形
物は分析によれば、2−イソプロピル−4−メチ
ル−6−ヒドロキシピリミジンを99.2重量%含有
し、エチルイソブチルイミデートに対する収率は
91.9%であつた。水相中にも目的物が収率0.72%
で存在していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 a) 次式: (式中、 Rは炭素原子数1ないし4のアルキル基を表
    わし、 R′は炭素原子数1ないし4のアルキル基を
    表わす。) で表わされるイミデート塩酸塩と過剰の塩化水
    素との混合物を水不混和性溶媒の存在下で水性
    溶液中の酸受容性強塩基により中和して遊離イ
    ミデートを形成させ、 b) 水相を除去し、そして溶媒/イミデート溶
    液相中に残存する全ての水を除去し、 c) トリメチルアミン、トリエチルアミンおよ
    び酢酸からなる群から選択される触媒の存在下
    で、イミデート1モル当たりジケテン1ないし
    1.05モルの溶液を添加し、次式: (式中、RおよびR′は前記の意味を表わす。) で表わされるオキサジノンを形成させ、 d) 該オキサジノン溶液にアンモニアガスを加
    えて2−アルキル−4−メチル−6−ヒドロキ
    シピリミジンを形成させ、 e) 工程d)で生じた水を全て除去し、 f) 使用した溶媒を除去することによりなる次
    式: (式中、Rは前記の意味を表わす。) で表わされる2−アルキル−4−メチル−6−
    ヒドロキシピリミジンの製造方法。 2 Rがプロピル基であり、R′がメチル基、エ
    チル基およびプロピル基から選ばれる基である特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 3 酸受容性強塩基がアルカリ金属水酸化物およ
    びアルカリ金属炭酸塩から選ばれる無機塩基であ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 酸受容性強塩基が酸受容性有機塩基である特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 5 酸受容性有機塩基がアルキル基の炭素原子数
    1ないし4のトリアルキルアミンおよびピリジン
    からから選ばれる特許請求の範囲第4項記載の方
    法。 6 酸受容性有機塩基がトリメチルアミンである
    特許請求の範囲第5項記載の方法。 7 水不混和性溶媒が液状の水不混和性芳香族お
    よび脂肪族炭化水素および塩素炭化水素から選ば
    れる特許請求の範囲第1項記載の方法。 8 水不混和性溶媒がベンゼン、トルエン、キシ
    レン、ヘプタン、1,1,1−トリクロロエタ
    ン、1,1,2−トリクロロエタン、テトラクロ
    ロエチレンから選ばれる特許請求の範囲第7項記
    載の方法。 9 水不混和性溶媒がトルエンである特許請求の
    範囲第8項記載の方法。 10 前記b)工程における水相除去後の溶媒/
    イミデート溶液相中に残存する全ての水を共沸蒸
    留で除去する特許請求の範囲第1項記載の方法。 11 前記b)工程における水相除去後の溶媒/
    イミデート溶液相中に残存する全ての水の除去
    を、モレキユラーシーブおよび乾燥用無水塩から
    選ばれる固体乾燥剤に溶媒/イミデート溶液相を
    接触させることにより行なう特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 12 ジケテンに対する混和性溶媒がトルエン、
    テトラクロロエチレンおよびトリクロロエチレン
    から選ばれる特許請求の範囲第1項記載の方法。 13 触媒がトリメチルアミンおよびトリエチル
    アミンから選ばれる特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 14 触媒がトリメチルアミンである特許請求の
    範囲第13項記載の方法。 15 遊離イミデート、ジケテンおよび触媒をト
    ルエンに溶解する特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 16 水を2−アルキル−4−メチル−6−ヒド
    ロキシピリミジンから共沸蒸留によつて除く特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 17 エチルイソブチルイミデート塩酸塩をトル
    エン中に溶解したトリメチルアミンで中和し、遊
    離のエチルイソブチルイミデートから共沸蒸留に
    よつて水を除去し、トルエン中の乾燥エチルイソ
    ブチルイミデートをトルエンに溶解した過剰のジ
    ケテンとトリメチルアミンの存在下で反応させ、
    得られた有機溶液を等モル量の気体アンモニアで
    処理し、続いて共沸蒸留して水を除去して2−イ
    ソプロピル−4−メチル−6−ヒドロキシピリミ
    ジンを形成させ、これを乾燥して有機溶媒から回
    収する特許請求の範囲第1項記載の方法。 18 2−アルキル−4−メチル−6−ヒドロキ
    シピリミジンを水性酸溶液で抽出し、加熱して共
    沸蒸留し、中和し、濾過して単離するかまたは有
    機溶媒中へ抽出する特許請求の範囲第1項記載の
    方法。
JP10115379A 1978-08-08 1979-08-08 Manufacture of 22alkyllor cycloalkyll44 methyll66hydroxypyrimidine Granted JPS5524197A (en)

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US05/932,087 US4163848A (en) 1978-08-08 1978-08-08 Process for the production of 2-alkyl- or cycloalkyl-4-methyl-6-hydroxypyrimidines

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CH (1) CH640840A5 (ja)
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FR2426048B1 (ja) 1983-01-28
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DE2931887A1 (de) 1980-02-21

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