JPH0483314A - インダクタンス部品 - Google Patents
インダクタンス部品Info
- Publication number
- JPH0483314A JPH0483314A JP19834190A JP19834190A JPH0483314A JP H0483314 A JPH0483314 A JP H0483314A JP 19834190 A JP19834190 A JP 19834190A JP 19834190 A JP19834190 A JP 19834190A JP H0483314 A JPH0483314 A JP H0483314A
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- JP
- Japan
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- resin
- constituents
- inductance
- evaporation
- cores
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
皮果上立川月金1
本発明は、チョークコイル等のインダクタンス部品に関
する。
する。
更米立皮朱上11
従来、コモンモードチョークコイルは安全規格を満足さ
せるためにコアと巻線間の絶縁距離を確保しなければな
らず、巻線数には限度があった。
せるためにコアと巻線間の絶縁距離を確保しなければな
らず、巻線数には限度があった。
しかし、空間に絶縁樹脂を注型することでこの安全規格
の緩和が可能になり、従って巻線数を増やすことができ
、結果的に小型のままでインダクタンスの大きいチョー
クコイルを得ることが可能になる。しかしながら、分割
型のコアを用いると、即ち、略コ字形状の一対のコア(
例えば、第1図に示すコア10.10 )をボビンの中
心孔に挿入して突合わせ、閉ループの磁路を形成するも
のにあっては、注型した樹脂が硬化した後、インダクタ
ンスが設計値よりも10%以上低下するという問題点を
生じている。これは、種々の原因が相乗した結果である
が、その一つとして、注型樹脂からの蒸発成分(主にバ
インダ)がコアの突合わせ面に入り込み、突合わせ面を
押し広げることが考えられる。特に、注型樹脂として安
価なシリコン樹脂を使用した場合に顕著である。
の緩和が可能になり、従って巻線数を増やすことができ
、結果的に小型のままでインダクタンスの大きいチョー
クコイルを得ることが可能になる。しかしながら、分割
型のコアを用いると、即ち、略コ字形状の一対のコア(
例えば、第1図に示すコア10.10 )をボビンの中
心孔に挿入して突合わせ、閉ループの磁路を形成するも
のにあっては、注型した樹脂が硬化した後、インダクタ
ンスが設計値よりも10%以上低下するという問題点を
生じている。これは、種々の原因が相乗した結果である
が、その一つとして、注型樹脂からの蒸発成分(主にバ
インダ)がコアの突合わせ面に入り込み、突合わせ面を
押し広げることが考えられる。特に、注型樹脂として安
価なシリコン樹脂を使用した場合に顕著である。
そこで、本発明の課題は、分割型のコアを使用して樹脂
注型を行なうインダクタンス部品において、コアの突合
わせ面の密着性を確保し、コイルのインダクタンスの低
下を極力低く抑えることにある。
注型を行なうインダクタンス部品において、コアの突合
わせ面の密着性を確保し、コイルのインダクタンスの低
下を極力低く抑えることにある。
課題を解決するための手段と作用
以上の課題を達成するため、本発明に係るインダクタン
ス部品は、樹脂注型前に、略コ字形状の一対のコアの少
なくとも突合わせ面の周囲にシール剤が付与きれている
。シール剤は、それ自体蒸発成分を含まず、かつ、注型
樹脂からの蒸発成分の侵入を防止できるものである。シ
ール剤としては、例えばワニスが使用きれる。シール剤
によって樹脂の蒸発成分がコアの突合わせ面に侵入する
ことが防止され、コイルのインダクタンスの低下が極め
て低い値に抑えられる。
ス部品は、樹脂注型前に、略コ字形状の一対のコアの少
なくとも突合わせ面の周囲にシール剤が付与きれている
。シール剤は、それ自体蒸発成分を含まず、かつ、注型
樹脂からの蒸発成分の侵入を防止できるものである。シ
ール剤としては、例えばワニスが使用きれる。シール剤
によって樹脂の蒸発成分がコアの突合わせ面に侵入する
ことが防止され、コイルのインダクタンスの低下が極め
て低い値に抑えられる。
実施例
以下、本発明に係るインダクタンス部品の実施例につき
、添付図面を参照してその製造工程と共に説明する。
、添付図面を参照してその製造工程と共に説明する。
第1図、第2図において、1はチョークコイル本体を示
し、ボビン2と巻線8,8にて構成されている。ボビン
2は、端子4a、 4bを備えたベース部3,3と、鍔
部5,5.5と、胴部6,6とで構成され、中心孔7が
貫通している。巻線8,8は胴部6,6に巻回され、そ
れぞれ端子4a、 4bに電気的に接続されている。
し、ボビン2と巻線8,8にて構成されている。ボビン
2は、端子4a、 4bを備えたベース部3,3と、鍔
部5,5.5と、胴部6,6とで構成され、中心孔7が
貫通している。巻線8,8は胴部6,6に巻回され、そ
れぞれ端子4a、 4bに電気的に接続されている。
10.10は一対のコ字形状のコアで、断面円形の第1
突部11、断面矩形の第2突部12を有し、ボビン2の
中心孔7に両側から第1突部11.11を挿入して突合
わせ、閉ループの磁路を形成する。コア10、10には
予めシール剤が突合わせ面11a、 lla。
突部11、断面矩形の第2突部12を有し、ボビン2の
中心孔7に両側から第1突部11.11を挿入して突合
わせ、閉ループの磁路を形成する。コア10、10には
予めシール剤が突合わせ面11a、 lla。
12a、12a以外の全面に付与されている。このコア
10、10は、ボビン2の中心孔7に挿入された後、ば
ね性を有する金具15をその両端爪部15a、15aを
コア10.10の角部に係止することにより、固定され
る。
10、10は、ボビン2の中心孔7に挿入された後、ば
ね性を有する金具15をその両端爪部15a、15aを
コア10.10の角部に係止することにより、固定され
る。
以上の構成からなるチョークコイル本体1は、ケース2
0に収容された後、樹脂25が注型され、インダクタン
ス部品(チョークコイル)として完成される。
0に収容された後、樹脂25が注型され、インダクタン
ス部品(チョークコイル)として完成される。
前記シール剤は、それ自体蒸発成分を含まず、かつ、樹
脂25からの蒸発成分(主にバインダ)の侵入を防止で
きる材料(例えば、ワニス)が用いられる。従って、樹
脂25の硬化時に、樹脂25から発生する蒸発成分が突
合わせ面11a、12a間に侵入することはなく、突合
わせ面11a、 12aの密着性が確保され、インダク
タンスの低下が防止きれる。
脂25からの蒸発成分(主にバインダ)の侵入を防止で
きる材料(例えば、ワニス)が用いられる。従って、樹
脂25の硬化時に、樹脂25から発生する蒸発成分が突
合わせ面11a、12a間に侵入することはなく、突合
わせ面11a、 12aの密着性が確保され、インダク
タンスの低下が防止きれる。
本発明者らの実験によれば、シール剤としてワニスを用
いた場合インダクタンスの低下は5%以下であった。こ
れに対して、ワニスでの前処理を行なわない従来例の場
合は10〜20%のインダクタンス低下が認められた。
いた場合インダクタンスの低下は5%以下であった。こ
れに対して、ワニスでの前処理を行なわない従来例の場
合は10〜20%のインダクタンス低下が認められた。
使用するワニスの軟化点は高い方が、突合わせ面への蒸
発成分の侵入を結果的に防止でき、インダクタンスの低
下が少なくなる。
発成分の侵入を結果的に防止でき、インダクタンスの低
下が少なくなる。
なお、本発明に係るインダクタンス部品は前記チョーク
コイル以外の部品にも広く適用できる。
コイル以外の部品にも広く適用できる。
また、コイル本体1を組み立てた後(コア10.10に
はシール剤が付与されている)、本体1全体を離型剤中
にディッピングし、ケース20に収容して樹脂25を注
型してもよい。
はシール剤が付与されている)、本体1全体を離型剤中
にディッピングし、ケース20に収容して樹脂25を注
型してもよい。
発明の効果
以上の説明で明らかな様に、本発明によれば、樹脂注型
の前処理として、一対のコアの少なくとも突合わせ面の
周囲にシール剤を付与したため、注型樹脂の硬化時に発
生する蒸発成分がコアの突合わせ面に侵入することが防
止され、コイルのインダクタンスの低下を極力抑えるこ
とができ、樹脂注型タイプの利点を何ら損なうことのな
いインダクタンス部品とすることができる。
の前処理として、一対のコアの少なくとも突合わせ面の
周囲にシール剤を付与したため、注型樹脂の硬化時に発
生する蒸発成分がコアの突合わせ面に侵入することが防
止され、コイルのインダクタンスの低下を極力抑えるこ
とができ、樹脂注型タイプの利点を何ら損なうことのな
いインダクタンス部品とすることができる。
第1図は本発明に係るインダクタンス部品の一実施例を
示す垂直断面図、第2図は第1図のものの要部の分解斜
視図である。 1・・・チョークコイル本体、2・・・ボビン、7・・
・中心孔、8・・・巻線、10・・・コア、11.12
・・・突部、11a。 12a・・・突合わせ面、20・・・ケース、25・・
・樹脂。 特許出願人 株式会社村田製作所
示す垂直断面図、第2図は第1図のものの要部の分解斜
視図である。 1・・・チョークコイル本体、2・・・ボビン、7・・
・中心孔、8・・・巻線、10・・・コア、11.12
・・・突部、11a。 12a・・・突合わせ面、20・・・ケース、25・・
・樹脂。 特許出願人 株式会社村田製作所
Claims (1)
- 1.巻線を巻回したボビンの中心孔に略コ字形状の一対
のコアを挿入して突合わせて閉ループの磁路を形成し、
これらの周囲に絶縁樹脂を注型したインダクタンス部品
において、樹脂注型前に前記一対のコアの少なくとも突
合わせ面の周囲にシール剤が付与されており、前記シー
ル剤は、それ自体蒸発成分を含まず、かつ、注型樹脂か
らの蒸発成分の侵入を防止できるものであること、 を特徴とするインダクタンス部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19834190A JPH0483314A (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | インダクタンス部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19834190A JPH0483314A (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | インダクタンス部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0483314A true JPH0483314A (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=16389512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19834190A Pending JPH0483314A (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | インダクタンス部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0483314A (ja) |
-
1990
- 1990-07-25 JP JP19834190A patent/JPH0483314A/ja active Pending
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