JPH048271A - 玄米茶の製造方法、並びに玄米茶 - Google Patents

玄米茶の製造方法、並びに玄米茶

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JPH048271A
JPH048271A JP2109898A JP10989890A JPH048271A JP H048271 A JPH048271 A JP H048271A JP 2109898 A JP2109898 A JP 2109898A JP 10989890 A JP10989890 A JP 10989890A JP H048271 A JPH048271 A JP H048271A
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JP
Japan
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rice
brown rice
tea
polished
brown
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JP2109898A
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English (en)
Inventor
Kenichi Yasunaga
賢一 安永
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YASUNAGA SHOKAI KK
Original Assignee
YASUNAGA SHOKAI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■9発明の目的 (’l)産業上の利用分野 本発明は、玄米茶の製造方法、並びに玄米茶に関するも
のである。
(2)従来の技術 従来、玄米茶は玄米を蒸煮し、これを乾燥した後に焙煎
したものであり、この焙煎した玄米と通常の工程で焙煎
させた茶葉を混合してお湯を注いだ時。
焙煎された玄米の香気と玄米に含有されたビタミンB1
.その他の栄養素が人の健康を促進させる効果があり、
健康食品的な立場から多くの人に嗜好されている。
このような従来の玄米茶を製造する場合には、先ず、硬
玄米を搗精機により10%〜15%表皮を剥離したもの
を水で洗米した後8ないし15時間水槽等に浸漬させる
。これにより玄米粉は水分が芯部にいたるまで浸透し、
玄米素成分は膨張した組成体となる。
この玄米を水切りして常圧4にないし5に圧の蒸気に投
入し3〜5分間蒸し上げた後、冷却し、その後乾燥機に
より約30分間、80℃程度の温度下で水分lO%ない
し15%になるべく乾燥する。
この乾燥した原料米を一定の容器にlO時間程度収容し
て玄米粒子の湿度を一定にしたうえで、該原料を砂煎り
機に投入し250℃前後の火力で焙煎機により約3分〜
5分間焙煎し玄米の素を製品としているものである。
(3)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の玄米茶においては、玄米の形状を
そのままにして蒸煮、乾燥、焙煎加工しているため、玄
米茶にお湯を注いで、玄米茶が含有している成分を浸出
させるまでに時間を要し、香気も低いもので、また砂煎
り機にかけて焙煎するため極細の砂が付着して品質が低
下し易い等の問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり
、その目的は蒸煮、乾燥させた玄米、または精白米を圧
扁させた後で熱風焙煎させることにより、玄米茶の香気
を倍加させ、また玄米茶が生来保有する香味が熱湯を注
ぐと極めて短時間に、しかも容易に煎出され、砂煎り機
による砂の混入も防止し得て品質に優れると共に精製さ
れた茶葉に混合することにより、その総合された独特な
味と香りを醜し出し得る玄米茶の製造方法、並びに玄米
茶を提供することにある。
■1発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために1本発明は、玄米、または精
白米を洗浄、浸漬処理させ、前記浸漬処理した玄米、ま
たは精白米を蒸煮し、前記蒸煮処理した玄米、または精
白米を乾燥処理した後に圧扁させ、前記圧扁処理した圧
扁玄米、または圧扁精白米を再乾燥処理した後で熱風焙
煎させてなる玄米茶の製造方法から構成される。
次に、本発明は、主原料としての玄米、または精白米を
洗浄し、水に浸漬した後蒸煮させてアルファー化米を形
成し、その後このアルファー化米を80℃程度の温度下
で水分含有率が25乃至30%になる様に乾燥させ、そ
の後に圧扁機により圧扁させ、それらの圧扁米を熱風焙
煎してなる玄米茶から構成される。
(2)作用 本発明の玄米茶の製造方法においては、玄米、または精
白米を洗浄して水に浸漬することにより、内部の胚乳へ
水分が浸潤して蒸煮がし易くなる。蒸煮することにより
胚乳に含まれた澱粉質はアルファー化され、これを圧扁
に適した水分含有率になる様に乾燥させ、圧扁させる。
圧扁した玄米や精白米は内部のアルファー化された澱粉
質が露出する。特に玄米においては、ビタミンB2等を
多量に含有した果種皮も同時に圧扁され、成分の浸出が
容易となる。
この圧扁玄米、または圧扁精白米を熱風焙選した圧扁玄
米や圧扁精白米は、焙煎により共に茶褐色に着色され、
砂の付着もなくて品質が高くなり、特有の香を芳香し、
通常の茶葉と混合して使用した時に、水分の吸収率が良
いために膨張率が高くなり、香気が倍加され、香味も短
時間で煎出されることとなる。
(3)実施例 以下1本発明を、好適な一実施例について説明する。
本発明の玄米茶の製造方法においては、玄米、またはl
O乃至15%表皮を搗精させた精白米を洗浄してタンク
内に貯留させた水に8乃至10時間浸漬する。硬玄米の
場合は10乃至15時間浸漬させる。この浸漬により水
分が芯部に浸透して膨張した組成体となる。
この浸漬の後で水切りし、蒸気釜に水切りした玄米、ま
たは精白米を投入して常圧4に乃至5にの蒸気圧を加え
ながら温度100℃で3乃至5分間蒸煮させる。この蒸
煮により玄米、または精白米の澱粉質がアルファー化さ
れ、アルファー化原料米が形成される。次に、この蒸煮
した後の玄米、または精白米からなるアルファー化原料
米を冷却コンベヤで冷却した後で乾燥機に投入し、80
℃位の温度で水分含有率が20乃至25%になる様に乾
燥させる。これ以上乾燥させると圧扁時に玄米や精白米
が粉砕されて、焙煎不可能となる。
その後、圧締機で玄米・、−または精白米を圧扁させて
幅5mm位の圧扁米を得る。
この圧扁米を、熱風を利用した焙煎機に投入して温度2
50℃位で3乃至5分間焙煎させる。場合によっては再
度、同様に焙煎してもよい。
この熱風焙煎により圧扁玄米や圧扁精白米は、砂の付着
もなくて茶褐色に着色され、圧扁により表面積が拡大さ
れたことにより、香りの発散の度合いが高くなり、芳香
、品質に優れた製品となる。
原料として、玄米、または精白米を使用するが、圧扁、
焙煎して茶褐色に着色された外見は同一であるが、玄米
の方が果種皮が成分中に残っているため、香りや栄養成
分に優れた製品となる。
前記した製造方法により製造した玄米茶は、他の茶葉と
混合して包装、販売するものであり、圧扁して表面積が
拡大されているため、香気も強く、包装を開封した時の
特有の香りで新鮮味を醸成できる。
また、お湯を注ぐと短時間で香りや味が浸出され、玄米
茶の風味を直に賞味出来ることとなる。
■6発明の効果 以上、説明した様に本発明の玄米茶の製造方法において
は、玄米や精白真を洗浄、蒸煮、乾燥等処理して圧扁し
、その後に熱風焙煎する様になしたものであり、圧扁に
より表面積が拡大され、玄米茶にお湯を注いで賞味する
ときに、玄米茶が含有している成分が瞬時に浸出し、か
つ香りの発散の度合いが高くなり、香味に優れた製品と
なる。
次に、本発明の玄米茶は1袋等に包装された状態で開封
すると、芳香性が高いために新鮮な感じが醸成され、お
湯を注いだ時に、水分の浸透性、膨張性が高く、内部成
分の浸出も早く、玄米茶の風味を直に賞味出来ることと
なる。
適正凹貴遭 1、明細書の第7頁17行目と18行目とに次の文章を
挿入します。
「なお、従来の玄米焙煎茶と1本発明の実施例に係る玄
米焙煎茶とにより生しる揮発性成分(香り)をガスクロ
マトグラフ装置で分析した成分測定図表が第1図、第2
図に示されている。(凡用大学農学部食糧化学工学科分
析) この分析では、従来の玄米焙煎茶と1本発明の実施例に
係る玄米焙煎茶との各200gからカラム濃縮法で香気
成分を濃縮して分析試料としている。
前記カラム濃縮法においては、各玄米焙煎茶の200g
に60%メタノール水溶液500m1を加えてホモジナ
イズさせ、これを遠心分離して400m1の上澄液を得
る。この上澄液に水800m1を添加してメタノール濃
度を下げ、充填剤(PORAPAK−Q)を15m1充
填したカラムに前記抽出液1200m1を流し、香気成
分を充墳剤(PORAPAK−Q)に吸着させる。その
後で、水溶性の不揮発性成分を水60m1で洗浄、流出
させた後でエーテル10ul添加後、常法通り無水硫酸
ナトリウムを加えて微量の水分を除去し、これを窒素気
流下で約0.3mlまで濃縮し、ガスクロマトグラフ分
析用試料とした。
第3図は、第1図の従来の玄米焙煎茶をガスクロマトグ
ラフ装置で分析した成分測定図表と、第2図の本発明の
実施例に係る玄米焙煎茶をガスクロマトグラフ装置で分
析した成分測定図表と、に表示された各成分ごとの定置
値(単位ppm)の比較図表であり、この第3図の比較
図表より解る様に、本願の玄米焙煎茶は、従来の玄米焙
煎茶に比べPyrrole、Th1ophene、Py
rimidine、Pyrazine等の誘導体を相対
的に多量含有するため、香ばしく、風味に優れることが
理解される。」
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の玄米焙煎茶より生じる揮発性成分(香
り)をガスクロマトグラフ装置で分析した成分測定図表
、 第2図は、本発明の実施例に係る玄米焙煎茶より生じる
揮発性成分(香り)をガスクロマトグラフ装置で分析し
た成分測定図表、 第3図は、第1図に示された従来の玄米焙煎茶の揮発成
分の成分測定図表と、第2図に示された本発明の実施例
に係る玄米焙煎茶の揮発成分の成分測定図表と、に表示
された各成分ごとの定量値(単位ppm)の比較図表で
ある。」 2、明細書の第8頁17行目以下に次の文章を追加しま
す。 一も娑茅I+叡←−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、玄米、または精白米を洗浄、浸漬処理させ、前記浸
    漬処理した玄米、または精白米を蒸煮し、前記蒸煮処理
    した玄米、または精白米を乾燥処理した後に圧扁させ、 前記圧扁処理した圧扁玄米、または圧扁精白米を再乾燥
    処理した後で熱風焙煎させてなる玄米茶の製造方法。 2、主原料としての玄米、または精白米を洗浄し、水に
    浸漬した後蒸煮させてアルファー化原料米を形成し、そ
    の後このアルファー化原料米を80℃程度の温度下で水
    分含有率が20乃至25%になる様に乾燥させ、その後
    に圧扁機により圧扁させ、それらの圧扁米を熱風焙煎し
    てなる玄米茶。
JP2109898A 1990-04-24 1990-04-24 玄米茶の製造方法、並びに玄米茶 Pending JPH048271A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5667406A (en) * 1994-07-27 1997-09-16 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Waterproof seal for connector and method for forming same
KR100239213B1 (ko) * 1997-08-20 2000-01-15 대한민국 향미와 유색미를 이용한 곡차(穀茶)의 제조방법
JP2019140998A (ja) * 2018-02-22 2019-08-29 ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 焙煎穀物茶飲料、焙煎穀物茶飲料の製造方法、及び、焙煎穀物茶飲料の風香味向上方法

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