JPH0481979A - 文書画像処理方法および装置 - Google Patents

文書画像処理方法および装置

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JPH0481979A
JPH0481979A JP19748990A JP19748990A JPH0481979A JP H0481979 A JPH0481979 A JP H0481979A JP 19748990 A JP19748990 A JP 19748990A JP 19748990 A JP19748990 A JP 19748990A JP H0481979 A JPH0481979 A JP H0481979A
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JP19748990A
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Tatsuya Murakami
達也 村上
Hidekazu Hatano
英一 羽田野
Masaaki Fujinawa
藤縄 雅章
Hiromichi Fujisawa
浩道 藤澤
Satoshi Ito
敏 伊藤
Hidefumi Masuzaki
増崎 秀文
Kazunori Kinoshita
木下 和憲
Yasuo Kurosu
康雄 黒須
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕 本発明は、文書画像処理方法および装置、すなわち、文
書を画像データとして入力、蓄積、検索する方法および
そのための装置に関する。より詳細には、モノクロ画像
とカラー画像の混在した文書(カラー文書)、例えば、
朱筆による加筆付きの文書等の色情報を含む文書を、画
像データとして入力、蓄積、検索する方法および装置に
おいて、上述の如き特定色の情報を別途蓄積することに
より、色情報を有する画像を効率良く符号化蓄積する画
像処理方法およびそのための装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、特定色の抽出方式としては、例えば、特開昭62
−230165号公報に開示されている如く、入力画像
上から、各装置毎に定められた特定の色成分を強く有す
る部分を抽出して、印字する紙上にカラートナーで出力
する方式が知られている。この方式は、予め装置が定め
た色成分とその補正色成分を光学的に読み取って、両者
の差および和から、対象となる部分が設定した色か否か
を識別する方式である。この方式においては、抽出され
る色相の中心の波長は、光学的フィルタ等の特性によっ
て決定されている。
また、カラー画像を扱う画像の蓄積装置としては、カラ
ーの静止画を対象とした各種の装置が知られている。な
お、この種の装置の多くは、画像データの符号化方式と
して、離散コサイン変換を用いている。
〔発明が解決しようとする課題〕
文書においては、各種の筆記具または地色となる紙が用
いられる。そのため、単に゛赤″と言った場合でも、そ
の色相の範囲は広い。例えば、朱肉やスタンプ用インク
の規格では、赤、青等の各色に対して、輝度、彩度9色
相のそれぞれに一定の許容範囲を定めており、通常用い
られる色はその範嗜に入る。従って、任意の色を抽出す
るためには、これらの特性を簡便に指定することが必要
である。
これに対して、前述の従来方式は、予め特定の色を定め
ておき、その色と色相の近い部分を抽出するものであっ
たため、特に、特定波長の光源を用いて特定色の画像信
号を取り出す方式においては、抽出する色および色の範
囲を選択する余地はない。また、光学的フィルタ等を用
いて定められた特定の色を中心として抽出する場合は、
抽出する範囲は差分の閾値として一次元的に設定するこ
とができる。しかし、特定波長のフィルタを使用せずに
任意の色を中心として任意の範囲を抽出した場合、波長
の範囲の拡大が上述の輝度、彩度。
色相等の特性の拡大とは一致しないため、抽出範囲の設
定が煩雑になる。特に、赤、青、緑の3原色のデータと
してカラー画像を入力する場合、色相を直接指定するこ
とは困難である。
一方、複写機においては、画像入力と同時に紙上にその
画像のハードコピー画像が出力されるため、出力画像を
再度確認することにより、誤判定のチエツクや再入力を
実行することができる。しかし、ファイリング装置にお
いては、入力画像は符号化・蓄積されるため、別途確認
手段が必要となるという問題がある。更に、これとは別
に、カラー画像を各色毎に分割した形で蓄積するために
は、通常、著しく多量の記憶容量を必要とするという重
大な問題があるが、前述の従来技術は、これらの点につ
いては配慮されていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、従来の技術における前述の如き問題を解
消し、2色または3色で記述された文書を、画像として
効率良く、符号化・蓄積するため、画像中の任意の色相
部分を抽出できるカラー文書画像処理方法およびそのた
めの装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、抽出する色の範囲を外部か
ら操作者の感覚に合わせて自由に指定できる文書画像処
理装置、および、カラー画像を符号化・蓄積する際に、
抽出結果を確認しながら色相の指定をすることが可能な
画像処理装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段〕 本発明の上記目的は、カラー画像もしくはカラー画像と
すべき画像を含む文書画像をディジタルデータとして扱
う文書画像処理装置において、前記カラー画像とすべき
画像を含む文書画像を多値のディジタル画像データとし
て入力し、該画像の輝度情報を2値化し記録するととも
に、多値の画像中から予め指定したカラー画像とすべき
画像部分のみの2値化結果を蓄積することを特徴とする
文書画像処理方法、および、上記文書画像処理装置にお
いて、入力された画像データの輝度情報を2値化する手
段と、該手段による2値化結果を時蓄積する手段と、前
記画像中の一部分を外部から指定する手段と、該手段に
より指定されたカラー画像とすべき画像部分の2値化結
果を別途一時蓄積する手段と、前記輝度情報の2値化結
果と前記指定された部分に対する2値化結果をそれぞれ
独立に符号化する手段と、該手段により符号化された2
種類の2値化結果を蓄積する手段を有することを特徴と
する文書画像処理装置によって達成される。
なお、本明細書中において、カラー画像もしくはカラー
画像とすべき画像を含む文書画像という語は、カラーで
表現すべき画素群もしくは領域を有する文書画像を指す
ものである。
〔、作用〕
本発明に係る文書画像処理方法においては、カラー画像
もしくはカラー画像とすべき画像データを、輝度情報を
示す2値データを符号化し蓄積するステップと、赤や青
等、予め定めた特定の色に対応する部分のみを抽出した
2値データを符号化し蓄積するステップを有する。
ここで、上述の特定の色を抽出する機能を実現するため
には、例えば、赤、青、緑(以下、rR,G。
B」と記す)3種類の多値画像データを入力し、3色の
値の相対関係から、当該画素が抽出すべき特定の色の画
素であるか否かを判定する手段と、各画素毎に、近傍画
素に対する上述の判定の結果と2値の輝度データとの2
種類以上の2値データの組み合せから、当該画素に対す
る判定結果を書き換える手段が用いられる。また、抽出
する色相範囲を任意に指定するためには、例えば、抽出
する色を外部から指定する手段と、抽出範囲を外部から
指定す・る手段と、指定された色相および範囲の色をR
GB3原色系に変換する手段と、この変換結果により、
上述の画素単位の判定を下す手段の内容を書き替える手
段が用いられる。
一方、画像データを蓄積する装置において、判定結果を
確認するためには、例えば、入力された画像の輝度情報
と当該抽出画素を別々の表現手段で表示する手段と、画
像を蓄積する前に上述の表示手段に表示された結果を操
作者が確認し、必要に応じて抽出条件の変更を実行する
手段と、この条件変更の結果により、再度画像の入力お
よび特定色識別を実行する手段が用いられる。抽出画素
を別々の表現手段により表示するためには、抽出された
画素のみを特定の色で表示し、その他の画素は白黒で表
示する手段や、あるいは、輝度情報の2値画像と抽出画
素の画像の排他的論理和となる画像を出力する手段と、
この論理和画像と輝度情報の2値画像を交互に表示する
手段が用いられる。以下、上記各手段の作用について、
その概要を説明する。
一般に用いられるカラー文書においては、黒と他の1色
もしくは2色により記載されている文書が多い。例えば
、朱色の印影を有する文書や、未配訂正された文書等で
ある。これらは、黒と異なる色で記載されていること自
体が重要であり、色彩を正確に再現する必要はない。従
って、これらの画像の蓄積においては、白黒の画像に加
えて、赤や青等の特定の着色部分を示す2値画像を蓄積
することにより、画像データ量を大幅に削減することが
できる。なお、以下の説明では、上述の2値化された各
画像を、以後「プレーン」と呼び、特に、着色部分を示
す2値画像を「カラープレーン」と呼ぶことにする。
カラープレーンは多くの場合、文書中の大半の部分で空
白となるため、2値画像を符号化し、蓄積する場合に、
高い符号化効率を得ることができる。そこで、画像中か
ら任意の色の部分を抽出して、2値画像データとするこ
とが必要となる。
色情報は、RGB3種類の多値データの組み合せにより
入力される。従って、予め、抽出すべき範囲色を示すR
GB3種類の値を指定することにより、特定の色の部分
を抽出することができる。
しかしながら、線の輪郭部等、色の急峻に変化する画素
は、本来の色情報を正確に表現していないという現象が
知られている。この現象はゴーストと呼ばれる。ゴース
トの生じた画素に対しては、このままでは、正確な色を
判断することは困難である。この場合は、近傍画素に対
する色の分布状態を参照して、正確な色を判定する必要
がある。
抽出する色相範囲を任意に指定するためには、色の指定
を、例えば、VCH系やり、a*、b*系等、人間にと
って指定しやすい表色系で行うことが重要である。つま
り、人間の感覚に近い、色差を中心とした表色系を用い
る必要がある。これには、VCH系で指定された色相範
囲を表すRGB系の値を算出して、上述の判定部分を書
き替えることにより、任意の色を任意の幅で指定するこ
とが可能になる。
一方、判定結果の確認は、データを蓄積する前に、例え
ば、CRT表示部等に画像を表示し、操作者が再入力を
指定する機能を有することにより実現できる。二一二で
、画像の表示においては、判定結果に基づくカラー画像
を表示すれば良い。しかし、白黒CRTの場合でも、抽
出部分を点滅することなどにより、表現することができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。なお、以下に示す実施例は、本発明をカラー文書画像
処理装置に適用した例である。
まず、第1図を用いて、本発明の基本構成について説明
する。第1図中、100は既知の手段によりカラー文書
を読み取り、RGB3面の多値の画像データを出力する
画像入力装置、200は画像中の各画素に対して、当該
画素の色が、予め設定した範囲の色相であるか否かを判
定する特定色識別部、500は多値のRGBデータを入
力し既知の手段で輝度を示す2値の画像データ(V)を
出力する2値化処理部、510および515は2値デー
タのセレクタ、550は特定の値を常に出力するレジス
タを示している。また、610,620,630は3枚
の独立した2値画像データをそれぞれ蓄積する画像メモ
リ、700および710は上記3個の画像メモリ中のデ
ータを選択するセレクタ、800はRGBの2値画像デ
ータから多値のカラー画像データを出力する画像変換部
、850はカラー画像を表示するCRT等の画像表示部
、900は既知の手段により2値画像データを符号化お
よび復号化する符号化復号化処理部、950は光ディス
クなど大量のデータを蓄積する画像蓄積部である。
画像入力部100から出力されるR、G、Bの多値画像
データは、2値化処理部500に入力される。
2値化処理部500では、R,G、Bデータから輝度デ
ータを算出し、当該輝度データの2値画像データ(V)
を画像メモリ(ni) 630に蓄積する。この輝度デ
ータは、上記輝度データの算出を行わずに、Gデータで
近似することも可能である。
一方、上記R,G、 Bの多値データは、特定色識別部
200にも入力される、特定色識別部200は、入力さ
れたR、G、Bデータがら、各画素が予め設定された特
定の色を表現するものが否かを識別する機能を有するも
のである。識別の方式については、後に詳しく述べる。
本発明では、複数の色を同時に識別することを目的とす
るが、ここでは、−例として、赤と青の2色を他の色と
識別する場合を例に説明する。この場合には、“赤”、
“青”、″その他”の3種類の判定結果が存在すること
になる。
第2図に、特定色識別部200の出力、および、セレク
タ510および515の動作の例を示す。ここで、FB
/W、 FLGR,FLGBが特定色識別部200の出
力を表す、 FB/Wit対象の画素の輝度データ(V
)と同じ値で、2値化後、白で表現すべき画素は“0“
、黒で表現すべき画素は“1”となる、また、FLGR
は対象の画素が赤か否かを示す赤色識別子、FLGBは
対象の画素が青か否かを示す青色識別子である。
ここで、FLGRおよびFLGBは、以下の条件により
定まる。
FLGR= l :      対象画素=“赤”かつ
 FB/W= 1 FLGB= l :      対象画素=“青”かつ
 FB/W= 1 つまり、FLGR= 1であるためには、色の識別結果
が“赤′°である上、輝度データの2値化結果が黒であ
ることが必要である。
第1図中のセレクタ510および515は、特定色識別
部200の出力に応じて、画像メモリ(i)610およ
び画像メモリ(if)620に1積するデータを選択す
る。一方、レジスタ550からは常に“0″が出力され
ている。
第3図に、画像メモリ(i )、 (if )、 (i
ii)に蓄積される画像データの一例を示す、第3図(
a)は、赤色の捺印と青色の加筆訂正がなされた白黒の
事務文書のイメージである。同図において、11は赤色
の捺印、21および22は青で加筆された文字の領域を
示している。この文書画像を、本装置で入力した場合に
、上記3個の画像メモリ610.620.630に蓄積
される2値画像データを、それぞれ、第3図(b )、
 (c )t (d )に示す。
第3図(b)は、画像メモリ(iii) 630に蓄積
される画像で、Gデータを2値化した結果である。この
画像のみを用いれば、入力した文書の白黒2値画像を出
力することができる。また、第3図(c)および(d)
は、それぞれ、画像メモリ(i)610および(ii)
620に蓄積される画像を示す。画像メモリ(i)61
0には、文書中の赤で記載された部分のみが、また、画
像メモリ(ii)620には、青で記載された部分のみ
が蓄積される。画像データの蓄積は、この3枚の2値画
像データを、それぞれ符号化して行う。第1図中の符号
化復号化処理部900は、既知の手段により2値の画像
データを符号化し、画像蓄積部950に記録する。
次に、本装置の中心となる特定色識別部200の構成に
ついて詳細に説明する。
第4図に、特定色識別部200の内部構成および周辺の
一構成例を示す。図中、210は1画素毎のR,G、8
3種類の多値画像データの値の相対関係から、当該画素
が予め定めた色相の範囲に属するか否かを判定する特定
色画素抽出部、400は画素単位に下された判定結果か
ら後に述べるカラーゴーストの影響を除去するゴースト
除去部である。
図中の各信号線101.102.103は、それぞれ、
画像入力部から送られるR、G、Bの多値データを伝達
し、同221.222.223は、判定結果であるFL
GR,FLGB、 FB/Wを、また、501は輝度デ
ータを2値化した画像データ(V)を伝達する。信号線
211および212から出力される判定結果FLGR,
,FLGB。
は、当該画素の色相が、予め定めた範囲中にあるか否か
を示す。しかしながら、ここで、例えば、“赤”と判定
された画素の内には、色相自体は“赤”の範晴にあって
も、輝度が高いことにより2値化後は白とすべき画素も
含まれる。そこで、ゲート241、242ヲ用イテ、2
値化画像データ(V)が“INとなる画素のみを示す信
号FLGR,,FLGB、をゴースト除去部400へ出
力する。ゴースト除去部400の構成は、後に詳しく述
べるが、FLGR,、FLGB、および2値画像データ
(V)を入力し、“赤”および“青”の識別子FLGR
221,FLGB 222を出力する。
次に、特定色画素抽出部210で用いる判定方法の一例
を、第5図を用いて説明する。第5図中の(a)、(b
)、(c)は、それぞれ、多値画像データで表現する色
の空間を示す。R,G、B3種の多値画像データにより
表現される色は、第5図(a)に示す立方体中の座標と
して表現することができる。
図中のCI、C2,C3を、それぞれ、R,G、Bの値
とすると、PIは黒、R8は白を表わす。ここで、R,
G、Bが各8bitのデータの場合、CI。
C2,C3の範囲は0から255となり、最大値L m
axは255となる。また、R2,R3およびR4は、
3原色である赤、緑、青を示し、R5,R6,R7は、
その補色であるイエロー、マゼンタ、シアンの各色を示
す。特定色の抽出は、入力した画像を各画素毎にこの空
間中の座標に展開し、予め定めた一部の領域中に属する
画素を抽出することにより実現できる。
“赤“および“青”の範囲の一例を、第5図(b)およ
び(c)に示す。同図(b)の場合、以下の式に従って
、FLGR,およびFLGB、が出力される。
FLGR,=1 :    R2GXLl/Lmaxa
nd R≧B X L 1 /LmaxO:    R
<GXLIハ、 waxor  R(B X L  1
 /L+1axFLGB、=1 :    B2:Gx
L1ハ、 waxand  B≧RXLI/Lmax O:      B<GXLI/Lmaxor   B
(RXLI/Lmax 一方、第5図(C)においては、以下の式によりFLG
R,およびFLGB、が出力される。
FLGR,= 1 : RI”≦(L max−R)”
 + G ’ + B ’0  :  R1’)(Lm
ax−R)”+G”+B”FLGB、=  1  : 
 R2°≦R”+G”+(Lmax−B)0  :  
R2”>R”十G”+(Lmax−B)”上述の入出力
関係を実現する特定色画素抽出部210は、数値演算器
またはメモリにより実現することができる。メモリの場
合、高速な処理速度が得られるが、入力する画像データ
の階調により膨大なメモリ量が必要とされる。この場合
、入力データの上位のデータのみを用いて判定を行うこ
とにより、メモリ量を削減できる。また、メモリによる
判定と数値演算による補間処理を併用することも可能で
ある。
第6図に、特定色画素抽出部210をメモリを用いて実
現する場合の、メモリ内容の一例を示す。
二の例では、入力されるR、G、Bの各データは、それ
ぞれ4 bitの階調を有し、Bが一定の場合のR,G
とFLGR,の関係が表わされている。抽出する色の範
囲を再設定は、この特定色画素抽出部210として用い
られるメモリの内容を書き替えることにより実現するこ
とができる。
しかし、一般的に人間が特定の色を指定する場合、RG
B空間上で直接、意とする色の範囲を指定することは困
難である。従って、抽出する色相範囲を任意に指定する
場合、色の指定を人間の感覚に近い色表現系で行うこと
により、操作性を向上することができる。
第7図に、表色系の一例として、VCH系を用いた判定
の原理を示す。VCH系は、輝度Vと彩度C9色相Hに
より色を表現する。RGB系からVCH系への変換は、
例えば、以下の式により実行される。
V =0.299’R+0.287G +0.114 
BC=V    −V  +  B−V)”)H=ta
n −’ ((R−V)/(B−V))ここで、彩度C
はカラーとモノクロを識別する閾値、色相θ1およびθ
、は、赤を表す色相の範囲、θ、およびC4は青を表す
色相の範囲を示す。
この彩度閾値C1と色相の閾値θ1.θ1.θ、、θ4
を制御することにより、抽出する画素の色を任意に設定
することができる。
本表色系は、印刷物での色を表現することに広く用いら
れ、朱肉、およびスタンプ用インクの規格も水系で表現
されている。従って、文書を対象とするシステムにおい
ては、外部からの色の指定は本表色系で行い、内部処理
は画像データと同様のRGB系で実行することにより、
色指定を簡便に行うシステムを実現することができる。
ところで、上記機能を実現するためには、VCH系で指
定された色の範囲をRGB系中に変換する手段を有する
必要がある。第8図に、抽出する色の範囲を任意に設定
する機能を有するシステムのための特定色画素抽出部2
10の構成例を示す。
図中、310は抽出する色の範囲を外部から指定するた
めのパラメータ入力部、320は入力されたパラメータ
より抽出画素判定部240の内容を算出するパラメータ
設定部、330はパラメータ設定部から抽出画素判定部
240へのデータの書き込みを制御する制御部である。
特定色画素抽出部210は、抽出画素判定部240.彩
度演算部220および色相演算部230により構成され
る。彩度演算部220および色相演算部230は、それ
ぞれ、RGB3種の多値データを入力し、多値の彩度デ
ータ(C)と色相データ(H)を出力する変換器である
RGB系からVCH系への変換は、前述の式を用いた演
算処理により実行できるが、メモリを用いることにより
、より簡単に実現できる。但し、入力されるRGBデー
タの階調数が大きい場合、メモリの規模も膨大なものと
なる。その場合、データの上位bitのみを入力する。
更に、階調数を低下させないため、下位bit分を演算
により補間することも可能である。
今、画素P(x、y)のRGBデータが入力された場合
の彩度演算部220の出力をC(x * y )、色相
演算部230の出力をH(x、y)とする。抽出画素判
定部240では、上記彩度C(x、y)および色相H(
x、y)を、それぞれの閾値C5,θtrOmpθ、お
よびθ、と比較することにより、判定結果FLGR,お
よびFLGB、を、例えば、以下の式に従って決定し、
出力する。
FLGR,=   C<x、y)≧C andθ1≦H(x、y)≦θ。
FLGB、 =   C(x + y )≧C1and
θ、≦H(x、y)≦θ。
なお、抽出する画素の範囲の設定は、パラメータ入力部
310より、この閾値C1,θ1.θ3.θ、、θ。
を入力する。入力されたC I lθ1.θ1.θ、、
θ、により、パラメータ設定部320で、抽出画素判定
部240に記録するメモリ内容を演算し、制御部330
の制御により、抽出画素判定部240へ転送する。
この結果、抽出する画素を任意に設定することができる
この場合も、前述のRGBデータによる判定と同様に、
輝度の2値化処理結果FB/Wとの論理積を取ることに
より、不要な画素の抽出を避けることができる。この結
果、ゴースト除去部400へは、判定結果としてFLG
R,およびFLGB、が入力される。
一方、パラメータ入力部310では、5種類の閾値を操
作者が自在に設定するため、各閾値を操作者の感覚に近
い形で表現することが重要である。
第9図に、パラメータ入力部310の一構成例を示す。
図中、311は彩度の閾値C1を設定するスライドスイ
ッチである。閾値C1は単独で設定することができる。
一方、312は赤として設定する色相の範囲の中心H1
を入力するためのダイアル、313は抽出する色相の幅
Hb、を入力するスライドスイッチである。閾値θ、お
よびθ1はH8およびHb、により、以下の式で決定さ
れる。
θ、=H,−Hb θ、= H,+ Hb 同様に、青の範囲もダイアル314およびスライドスイ
ッチ315によって設定される。また、ここで、θ、≧
θ1等、指定した2個所の色相が重複する場合は、必要
に応じて中央点を境界としたり、一方を優先する等の処
置を施す。更に、色相の指定において、全色相を含むよ
うにθを設定することにより、この特定色抽出部はカラ
ー/モノクロ識別部として用いることができる。
続いて、ゴースト除去部400の構成について詳細に述
べる。カラーゴーストは、入力装置での808間の位置
ずれや光電変換特性の違いから、判定結果において本来
存在しない色が生じる現象である。例えば、白背景中の
黒文字の輪郭部分の画素を赤や青と判断することである
ゴーストの除去は、近傍の画素に対する判定結果のパタ
ーンにより、中心画素に対する判定結果を修正すること
により実現できる。例えば、連続する白画素と黒画素の
間に生じたゴーストは、上下左右それぞれ2画素づつに
対する判定結果を見ることにより修正できる。−例とし
て、上下左右釜2画素の判定結果を参照する場合につい
て説明する。この時、参照する画素は、第1O図に示す
9画素で、用いるデータはFLGR,、FLGB、、 
FB/Wの3種類となる。ここで、330が最終的な判
定を出力する画素である。
第1I図に、ゴースト除去部400の一構成例を示す。
図中、450.460.470は、それぞれ、FLGR
” 。
FLGB+、 FB/Wを一時蓄積し、上記判定に必要
な 9画素分づつを同時に出力するデーター時保存部、
480は入力された27bit分の2値データより、最
終的な判定結果を決定するゴースト書き替え部を示して
いる。上述の450.460.470は同じ構成で実現
できる。第12図に、データー時保存部450の一構成
例を示す。図中、219は特定色画素抽′出部210か
らFLGR,を入力する信号線、また、401,411
.421〜425,431,441はラッチ、405.
415.435.445は入力されたデータのタイミン
グをそ答えるためのシフトレジスタ、410,420,
430および440は入力画像の走査線1本分の間デー
タを保存しておくラインメモリである。
今、信号線219から信号FLGR,(x +2. y
 +3)が入力された場合、ラッチ401,411,4
31および441がらは、それぞれ、FLGR,(x 
+2.y +2)、FLGR,(x +1. y+2)
、FLGR,(x−1,y+2)、FLGR,(x−2
,y+2)が出力され、421,422,423,42
4および425からは、それぞれ、FLGR,(x +
2. y )、FLGR,(x +]、 y )、FL
GR,(x−1゜y )、FLGR,(x 、 y )
、FLGR,(x −2,y )が出力される。
また、シフトレジスタ405.415.435および4
45からは、それぞれ、FLGR−(x + y ”2
 ) + FLGRs (x r y ” I ) r
FLGR,(x 、 y ”])、FLGR,(x 、
 y−2)が出力される。
同様の回路を 3稲持つことにより、FLGB、、FB
/I11も同様に9画素分同時に出力することができる
第11図中の書き替え処理部480は、゛入力された2
7bitの2値データにより中心画素に対する判定結果
FLGR,FLGBを決定する。参照する画素数が少な
い場合、ゴースト書き替え部480はメモリによっても
実現できるが、ここでは、論理回路によりゴーストの除
去を行う場合の一例を示す。
今、書き替えを行う条件として〔2画素以上の白画素と
、2画素以上の黒画素にはさまれた、幅1画素の赤]と
定めた場合、第13図に示す4種類のパターンが対象と
なる。なお、本実施例−では、FLGR,= 1の画素
が入力されFLGR= Oを出力する場合のみを例に説
明したが、同様な構成でFLGB。
=Oが入力された場合に、FLGB= 1を出力するこ
とにも対処し得る。また、抽出する色相を指定する際に
、θ1とθ、もしくはθ、とθ4のどちらか一方で全色
相を含むように抽出する色相を設定するならば、このゴ
ースト除去部はカラーlモノクロ識別においてもそのま
ま適用することができる。
次に、判定結果の確認方法について説明する。
カラーCRT等、カラー画像を表現できる表示装置がシ
ステムに接続されている場合、蓄積されるカラーの2値
画像を表示することにより判定結果の確認ができる。し
かしながら、接続されている表示装置が白黒の場合でも
、抽出個所をブリンキングすること等により、判定結果
の確認が実現できる。
第14図に、白黒表示部により判定結果を確認する場合
の装置の一構成例を示す。ここでは、簡単のため、赤と
判定された部分のみをブリンキングする場合を例に説明
する。図において、800は3枚の2値画像データから
1面の表示画面を作成する画像変換部、810はブリン
キングのタイミングを制御するクロック、820は排他
的論理和を求める論理素子、830は入力される2種類
のデータを選択するセレクタである。入力されるデータ
は、画像メモリ610および620中に蓄積されている
輝度データ、および、赤プレーンのデータである。
画像表示時には、セレクタ700の選択により、信号線
711からは輝度の2値データ(V)が出力され、信号
線821からは上記2値データ(V)から赤と判定され
た部分を除いた画像が出力される。セレクタ830はこ
の2種類の2値画像データを、クロック810の制御に
より切り替えて、交互に表示することができる。
本実施例では、カラー文書を黒と特定の1色または2色
で表現し蓄積するために、文書画像中から、特定の色で
表現された画素を抽出する方法について説明してきた。
しかし、現実には特定の色で表現されてはいないが、画
像中では特定の色として記録すべき部分を、外部から指
定することによっても、同様にカラー文書を効率良く蓄
積することができる。この場合、画像中で特定色として
抽出すべき領域は外部から指示されるため、特定色抽出
部を除くことができる。
第15図に、この方式による装置の一構成例を示す1図
中、640はマウス等既知の座標指定装置、650は座
標指定装置640によって指示された領域の座標を読み
出す領域指定部、660は領域指定部650によって指
定された領域中の画像データを、画像メモリ610から
読み出し、画像メモリ620または630へ転送する画
像切り出し部である。
文書は、画像入力部100からモノクロの多値画像デー
タとして入力され、2値化後、画像メモリ610に記録
され、同時に、画像表示部850上に表示される。操作
者は、画像表示部850上に表示される画像とマウスの
位置から、任意の領域をマウスにより指定する。マウス
により指定された領域の座標は、領域指定部650によ
り読み出される。
ここで、画像切り出し部660は、指定された領域中に
対応する輝度画像データの内容を画像メモリ610中か
ら読みだし、画像メモリ(ii)あるいは画像メモリ(
止)へ複写する。この結果、特定色抽出機能を用いなく
ても、人手による操作を行うことにより、カラー文書画
像を記録することが可能となる。
なお、この方式の場合、指定した領域の座標を保存する
ことにより、統一形式の文書を連続して入力する場合に
、−度指定した領域で各文書を連続して入力することが
可能である。
また、白黒の文書画像を入力する場合でも、特定の色で
着色すべき部分を指定することにより、一部をカラーブ
レーンとして蓄積することも可能となる。
〔発明の効果] 以上、詳細に説明した如く、本発明によれば、カラー画
像とすべき画像を含む文書画像をディジタルデータとし
て扱う文書画像処理装置において、前記カラー画像とす
べき画像を含む文書画像を多値のディジタル画像データ
として入力し、該画像の輝度情報を2値化し記録すると
ともに、多値の画像中から予め指定したカラー画像とす
べき画像部分のみの2値化結果を蓄積するようにしたこ
とにより、2色または3色で記述された文書を、効率良
く符号化・蓄積することが可能になるという顕著な効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるカラー文書画像処理装
置の全体構成を示す図、第2図はマルチカラー文書を蓄
積する場合の各ブレーンの内容を示す図、第3図は特定
色抽出部による判定結果により動作するセレクタの動き
を説明する図、第4図は特定色識別部の構成例を説明す
る図、第5図は特定の色の範囲をRGB系で説明する図
、第6図はRGB系における特定色画素抽出部の動作の
説明図、第7図はVCH系における色の表現法の説明図
、第8図は抽出する色の範囲を任意に指定できる機能を
有する場合の構成例を示す図、第9図はパラメータ入力
部の構成例を示す図、第1θ図はゴースト除去で参照す
る画素の配置を示す図、第11図はゴースト除去部の構
成例を示す図、第12図は参照する判定データを同時に
読み出すための構成例を示す図、第13図は赤のゴース
トの出現時のパターンを示す図、第14図は白黒の表示
装置により判定結果を確認するための画像ブリンキング
表示の実現方法の説明図、第15図は外部からの指示に
より着色部分を指定する装置の構成例の説明図である。 100:画像入力装置、200:特定色識別部、500
:2値化処理部、510.5+5 : 2値データのセ
レクタ、550:特定の値を常に出力するレジスタ、6
10,620.630:画像メモリ、700,7]0 
:セレクタ、800:画像変換部、850:画像表示部
、900:符号化復号化処理部、950:画像蓄積部。 櫓1ニー、−・ に。 第 図 (b) 第 (a) (c) 第 図 図 (d) 第 図 第 図(その1) (a) 第 図(その2) (b) 白 第 図 第 図 第 図 第 図(その1) (a) 第 図(その2) (c)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カラー画像とすべき画像を含む文書画像をディジタ
    ルデータとして扱う文書画像処理装置において、前記カ
    ラー画像とすべき画像を含む文書画像を多値のディジタ
    ル画像データとして入力し、該画像の輝度情報を2値化
    し記録するとともに、多値の画像中から予め指定したカ
    ラー画像とすべき画像部分のみの2値化結果を蓄積する
    ことを特徴とする文書画像処理方法。 2、カラー画像とすべき画像を含む文書画像をディジタ
    ルデータとして扱う文書画像処理装置において、入力さ
    れた画像データの輝度情報を2値化する手段と、該手段
    による2値化結果を一時蓄積する手段と、前記画像中の
    一部分を外部から指定する手段と、該手段により指定さ
    れたカラー画像とすべき画像部分の2値化結果を別途一
    時蓄積する手段と、前記輝度情報の2値化結果と前記指
    定された部分に対する2値化結果をそれぞれ独立に符号
    化する手段と、該手段により符号化された2種類の2値
    化結果を蓄積する手段を有することを特徴とする文書画
    像処理装置。 3、カラー画像とすべき画像を含む文書画像をディジタ
    ルデータとして扱う文書画像処理装置において、入力さ
    れた画像データの輝度情報を2値化する手段と、該手段
    による2値化結果を一時蓄積する手段と、前記画像中の
    2個所以上の部分を外部から指定する手段と、該手段に
    より指定されたカラー画像とすべき画像部分の2値化結
    果をそれぞれ個別に一時蓄積する手段と、前記輝度情報
    の2値化結果と指定された個々の部分に対する2値化結
    果をそれぞれ独立に符号化する手段と、該手段により符
    号化された3種類以上の2値化結果を蓄積する手段を有
    することを特徴とする文書画像処理装置。 4、前記各手段を1枚のボードもしくは単一LSI上に
    有することを特徴とする請求項2または3記載の文書画
    像処理装置。 5、カラー画像を含む文書をディジタル画像データとし
    て蓄積するカラー文書画像処理装置において、前記カラ
    ー画像を含む文書を多値のディジタルカラー画像データ
    として入力し、該画像の輝度情報を2値化し記録すると
    ともに、多値のカラー画像中から予め指定した範囲の色
    を表現する画素の部分のみの2値化結果を蓄積すること
    を特徴とする文書画像処理方法。 6、カラー画像を含む文書画像をディジタルデータとし
    て扱う画像処理装置において、入力された多値のカラー
    画像データの輝度情報を2値化する手段と、該手段によ
    る2値化結果を一時蓄積する手段と、前記多値のカラー
    画像中から予め指定した範囲の色を表現する画素を抽出
    する手段と、該手段により抽出された画素のみの2値化
    結果を一時蓄積する手段と、前記輝度情報の2値化結果
    と指定範囲の色として抽出された画素のみに対する2値
    化結果とをそれぞれ独立に符号化する手段と、該手段に
    より符号化された2種類の2値化結果を蓄積する手段を
    有することを特徴とする文書画像処理装置。 7、カラー画像を含む文書画像をディジタルデータとし
    て扱う画像処理装置において、入力された多値のカラー
    画像データの輝度情報を2値化する手段と、該手段によ
    る2値化結果を一時蓄積する手段と、前記多値のカラー
    画像中から予め指定した範囲の2種類以上の色を表現す
    る画素を別々に抽出する手段と、該手段により抽出され
    た各色の画素のみの2値化結果を一時蓄積する手段と、
    前記輝度情報の2値化結果と指定範囲の色として抽出さ
    れた2種類以上の画素に対する2値化結果をそれぞれ独
    立に符号化する手段と、該手段により符号化された3種
    類以上の2値化結果を蓄積する手段を有することを特徴
    とする文書画像処理装置。 8、前記各手段を1枚のボードもしくは単一LSI上に
    有することを特徴とする請求項6または7記載の文書画
    像処理装置。 9、前記各手段に加えて、前記一時蓄積手段に記録され
    た2枚の2値画像を合成して1枚のカラー画像を作成す
    る手段と、該カラー画像データを表示する手段を有する
    ことを特徴とする請求項2または6記載の文書画像処理
    装置。 10、前記2枚の2値画像を合成して1枚のカラー画像
    を作成する手段が、当該抽出画素の2値画像をその他の
    画素に対する表示色とは別の色で表示する画像合成手段
    であることを特徴とする請求項9記載の文書画像処理装
    置。 11、前記画像合成手段が、前記輝度情報の2値画像と
    別途蓄積されている抽出部分のみの2値画像の排他的論
    理和を算出する手段であり、前記表示手段が、前記算出
    手段により算出された2値画像と前記輝度情報の2値画
    像とを交互に表示する手段であることを特徴とする請求
    項10記載の文書画像処理装置。 12、前記各手段に加えて、前記一時蓄積手段に記録さ
    れた3枚以上の2値画像を合成して1枚のカラー画像を
    作成する手段と、該カラー画像データを表示する手段を
    有することを特徴とする請求項3または7記載の文書画
    像処理装置。 13、前記3枚以上の2値画像を合成して1枚のカラー
    画像を作成する手段が、当該抽出画素の2値画像をそれ
    ぞれ他の画素に対する表示色とは別の色で表示する画像
    合成手段であることを特徴とする請求項12記載の文書
    画像処理装置。 14、前記画像合成手段が、前記輝度情報の2値画像と
    別途蓄積されている抽出部分のみの2値画像の排他的論
    理和を算出する手段であり、前記表示手段が、前記算出
    手段により算出された2値画像と前記輝度情報の2値画
    像とを交互に表示する手段であることを特徴とする請求
    項13記載の文書画像処理装置。 15、前記多値のカラー画像中から予め指定した範囲の
    色を表現する画素を抽出する手段が、RGB3種類の多
    値データを入力し、各値の相対値を特徴量として抽出す
    る手段と、前記特徴量と予め定めた閾値を比較する手段
    と、該手段による比較結果を一時蓄積する手段と、該手
    段に一時蓄積した比較結果を複数画素分参照する手段と
    、前記複数画素の2値化結果を参照する手段と、該参照
    結果により前記判定結果を修正し出力する手段から構成
    されることを特徴とする請求項2または6記載の文書画
    像処理装置。 16、前記多値のカラー画像中から予め指定した範囲の
    色を表現する画素を抽出する手段が、RGB3種類の多
    値データを入力し、各値の相対値を特徴量として抽出す
    る手段と、前記特徴量と予め定めた複数の閾値を比較す
    る手段と、該手段による比較結果を、それぞれ判定結果
    として一時蓄積する手段と、該手段に一時蓄積した比較
    結果を複数画素分参照する手段と、前記複数画素の2値
    化結果を参照する手段と、該参照結果により前記各判定
    結果を修正し出力する手段から構成されることを特徴と
    する請求項3または7記載の文書画像処理装置。 17、前記多値のカラー画像中から予め指定した範囲の
    色を表現する画素を抽出する手段が、前記特徴量と比較
    する閾値を外部から任意に指定する手段を有することを
    特徴とする請求項15または16記載のカラー文書画像
    処理装置 18、前記多値のカラー画像中から予め指定した範囲の
    色を表現する画素を抽出する手段が、RGB3種類の多
    値データを入力し、各画素の彩度を抽出する手段と、各
    画素の色相を抽出する手段と、前記彩度および色相をそ
    れぞれ予め定めた閾値と比較する手段と、該手段による
    比較結果から当該画素が予め定めた色であるか否かを判
    定する手段から構成されることを特徴とする請求項2ま
    たは6記載の文書画像処理装置。 19、前記多値のカラー画像中から予め指定した範囲の
    色を表現する画素を抽出する手段が、RGB3種類の多
    値データを入力し、各画素の彩度を抽出する手段と、各
    画素の色相を抽出する手段と、前記彩度および色相をそ
    れぞれ予め定めた複数の閾値と比較する手段と、該手段
    による比較結果から当該画素が予め定めた複数の色のい
    ずれに属するかを判定する手段から構成されることを特
    徴とする請求項3または7記載の文書画像処理装置。 20、前記彩度もしくは色相と比較する閾値の少なくと
    も一方を、外部から任意に指定する手段を有することを
    特徴とする請求項18または19記載の文書画像処理装
    置。 21、前記色相と比較する閾値を指定する手段が、抽出
    すべき色相の中心の値もしくは代表する値を任意に指定
    する手段と、抽出する色相の範囲を表す幅を任意に指定
    する手段から構成されることを特徴とする請求項20項
    記載の文書画像処理装置。 22、前記各手段に加えて、前記一時蓄積手段に記録さ
    れた画像データを符号化する前に表示する手段と、表示
    を操作者が確認する手段と、確認の結果必要に応じて画
    像データを符号化する前に再度入力する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項6または7記載の文書画像処理装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006135664A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及びプログラム
JP2007025995A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Konica Minolta Business Technologies Inc 文書情報の管理方法および文書処理装置
JP2008083972A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及び画像処理プログラム
US7453594B2 (en) 2001-07-11 2008-11-18 Ricoh Company, Ltd. Document filing apparatus for storing information added to a document file

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