JPH0414378A - カラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理装置

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JPH0414378A
JPH0414378A JP2118358A JP11835890A JPH0414378A JP H0414378 A JPH0414378 A JP H0414378A JP 2118358 A JP2118358 A JP 2118358A JP 11835890 A JP11835890 A JP 11835890A JP H0414378 A JPH0414378 A JP H0414378A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー原稿よりデジタル的に読み取ったカラ
ー画像データより、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)、黒(K)の色ドツトを用いデジタル的に
カラー画像を再生するための処理を行うカラー画像処理
装置に係り、より具体的にはY、M、C,にのインクを
用いてカラー画像をプリントするカラーコピアやカラー
ファクシミリ等に関する。
〔従来の技術〕
例えばカラーコピアの場合、原稿中の黒文字については
、再生画質を上げるためにも、インクの消費社を減らす
ためにも、黒単色で再生することが好ましい。
これを実現するためには、例えばカラー画像データの色
補正(マスキング)後のY、M、Cの各色信号の最小信
号MIN (Y、M、C)が所定の閾値以上である画素
領域に対してはY、M、Cのインクを打たず、黒単色処
理にて画像再生をすればよい。しかしながら、絵柄(網
点画像、写真画像)と文字の混在する原稿の場合、黒文
字ばかりでなく絵柄の部分までも頻繁に黒単色処理が施
されてしまい、好ましい中間調表現が得られず再生画質
が劣化する。絵柄に対しては適当な下色除去処理、いわ
ゆるUCR処理(例えば50%UCR処理)が画質的に
好ましい。
このようなカラー原稿中から黒文字のみを黒単色で再生
する装置の例としては、特開昭63−240175号公
報に述べられているカラー画像形成装置が知られている
。この装置においては、文字エツジの画素の連続性を利
用した文字領域の抽出手段と、色補正後のY、M、C信
号中の最小信号m i n (Y t My C)から
黒色を検出する手段を有し、各手段の検出結果の論理積
によって黒文字領域を分離して黒単色処理を施す6 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、このような黒文字領域分離手法によっては、黒
色でかつドツトが文字のように連結した面積率50%付
近の網点を黒文字と誤判定してしまい、また、カラー網
点画像では、Y、M、Cのインクの重なった棒状の部分
が散在するが、この部分も黒文字領域と誤判定してしま
い、その結果として再生画質が激しく劣化することがあ
る。
本発明の目的は、そのような不適切な領域に対する黒単
色処理を防止してカラー原稿の高品質な再生画像を得る
ことが可能のカラー画像処理装置を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
特許請求の範囲の請求項(1)に記載の発明は、カラー
原稿よりデジタル的に読み取ったカラー画像データを入
力としてカラー原稿上の文字領域と絵柄領域を分離する
手段と、カラー画像データを入力としてカラー原稿上の
近傍に白地の存在する白地近傍領域を検出する手段とを
有し、文字領域かつ白地近傍領域である領域のみに対し
て黒単色処理をすることを特徴とする 特許請求の範囲の請求項(2)に記載の発明は、カラー
原稿よりデジタル的に読み取ったカラー画像データを入
力としてカラー原稿上の文字領域と絵柄領域を分離する
手段と、カラー画像データを入力としてカラー原稿上の
無彩色領域と有彩色領域を分離する手段とを有し、文字
領域かつ無彩色領域である領域のに対して黒単色処理を
することを特徴とする 特許請求の範囲の請求項(3)に記載の発明は、カラー
原稿よりデジタル的に読み取ったカラー画像データを入
力としてカラー原稿上の文字領域と絵柄領域を分離する
手段と、カラー画像データを入力としてカラー原稿上の
近傍に白地の存在する白地近傍領域を検出する手段と、
カラー画像データを入力としてカラー原稿上の無彩色領
域と有彩色領域を分離する手段とを有し、文字領域かつ
白地近傍領域かつ無彩色領域である領域のみに対して黒
単色処理をすることを特徴とする。
〔作 用〕
請求項(1)記載の発明によれば、黒単色処理の対象を
、背景に白地がある文字すなわち白地上の文字の領域に
限定するため、黒文字を鮮明に再生できるとともに、モ
ノクロ低線数網点画像は殆どの領域が大きな白地を持た
ないので、従来問題となっていたような網点領域に対す
る誤った黒単色処理を減らし、再生画質を大幅に向上で
きる。
また、カラー絵柄部(写真、網点)は、殆どの領域が有
彩色領域であり、また色文字は有彩色、黒文字は無彩色
であるから、請求項(2)記載の発明によれば、カラー
原稿上の黒文字の領域のみに対して黒単色処理をして黒
文字を鮮明に再生可能であるとともに、絵柄中の領域、
例えばカラー網点画像のY、M、Cのインクの重なった
棒状の部分等に対する誤った黒単色処理を減らすことが
できるので、再生画質を大幅に向上できる。
さらに、請求項(3)記載の発明によれば、請求項(1
)記載の発明の作用及び請求項(2)記載の発明の作用
の組合せにより、極めて高品質の再生画像を得ることが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により詳細に説明する。
実施例■ 第1図は本実施例を示すブロック図である。原稿読取り
部11は、CCDカメラ等の光電変換装置を有し、カラ
ー原稿を読み取ってR(赤)、G(緑)、B(青)の3
色の色分解信号を出力する。
A/D変換器12は、そのR,G、B信号を例えば8ビ
ツトのデジタル信号に変換する。log変換器13はR
,G、Bのデジタルを信号を濃度変換し、C(シアン)
2M(マゼンタ)、Y (イエロー)の各色インクの量
を表すC1,Ml、Yl信号を出力する。マスキング回
路14は、原稿読取り部11の色分解フィルタの濁り成
分やインクの濁り成分を除去するための色修正(マスキ
ング)をC1、Ml、Yl信号に施し、C2,M2.Y
2信号を出力する。この色修正は例えば次式による。
Y2=に11xYl+に12xMl+に13xCIM2
=に21XY1+に22XM1+に23XCIC2=に
31XY1+に32XM1+に33XC1(K11〜に
33は実験により決定される定数である)UCR回路1
5は下色除去処理(UCR処理)を行う回路であり、C
2,M2.Y2信号(が表すインクの量)について、そ
の一部あるいは全部を除去したC3.M3.Y3信号と
、除去相当量の黒インクの信号に3を発生する。ここで
は、UCR処理としてUCR処理処理具単色処理)とU
CR処理処理弁黒単色処理)を選択可能である。
UCR処理処理具C,M、Yのインクを打たず(C3,
M3.Y3の信号をゼロにし)、黒(K)インクをベタ
で打つ(K3信号を発生する)処理で、例えば第2図(
a)に示す値のY2.M2゜C2信号が入力した場合に
第2図(b)に示すような値のY3.M3.C3,に3
信号を出力する。
なお、このUCR処理処理具いて、m1n(C2、M2
.Y2)信号の100%の量をC2,M2、Y2信号か
らそれぞれ減らし、その代わりに相当量のに3信号を発
生することも可能である。
このいわゆる100%UCR処理の場合、C3゜M3.
Y3.に3信号は、それぞれ第2図(c)のような値と
なる。
UCR処理処理弁mi n (C2,M2.Y2)の5
0%の量を各信号から減らしたC3.M3゜Y3と、そ
の減らした量に相当するに3信号を発生する、いわゆる
50%UCR処理であり、第2図(、)の入力データの
場合にはY3.M3.C3、に3信号は第2図(d)に
示す値となる。
OCR回路15は、AND回路16の出力が111 I
+のとき、すなわち注目画素が黒文字領域の画素と判定
された時にTJCR処理Aを選択し、AND回路16の
出力がl(OITの時(非黒文字領域と判定された時)
にUCR処理処理弁択する。
デイザ回路17は、C3,M3.Y3.に3信号を組織
的デイザ法により2値化する回路であり、その出力であ
るC4.M4.Y4.に4信号は、それぞれ1ビツトず
つカラープリンタ18に送られ、各色のインクドツトの
オン/オフによってカラー画像が再生(プリント)され
る。
文字検出回路19はカラー原稿上の文字領域の抽出(文
字領域/絵柄領域の分離)をする回路であり、白地背景
検出回路20は近傍に白地の存在する領域(近傍白地領
域)を検出する回路であり、AND回路16は両回路1
9.20の出力信号の論理積をとることにより、注目画
素が文字候補領域に属しかつ周囲に白地が存在する場合
に黒文字領域として゛′1″信号を出力する。
すなわち、本実施例においては、黒単色処理の対象とし
て白地上の文字に限定し、これにより絵柄中に間違って
文字領域として抽出される可能性のある領域への黒単色
処理を防止する。
文字検出回路19は、文字の一部と文字に連続した白地
の一部が共存する画素領域を検出するが、その回路構成
の一例を第3図に示す。
この例においては、2値化回路31によって。
mi n (C2y N2.Y2)信号を所定の閾値に
て低レベル/非低レベルすなわち黒/非黒(灰または白
)に2値化し黒画素パターンマツチング回路32に入力
する。この回路32では、例えば注目画素を中心画素と
した3×3のマトリックス内の黒/非黒パターンと第4
図のパターンのいずれかとがマツチングしたときに、注
目画素を文字黒画素(連結黒画素)と判定し、111 
I+を出力する。
計数回路33は黒画素パターンマツチング回路32の“
1′″呂力の個数すなわち文字黒画素の個数を、注目画
素を中心とした例えば3X3のマトリックス内について
計数し、計数値が一定値(例えば2)以上のときに“1
″を出力する。
また、2値化回路34によってC2,N2.Y2信号中
の最大信号であるmax (C2+ N2゜Y2)信号
を所定の閾値にて高レベル/非高レベルすなわち白/非
白(灰または黒)に2値化し、白画素パターンマツチン
グ回路35に入力する。
この回路35では、例えば注目画素を中心とした3×3
のマトリックス内の白地画素パターンと第5図のパター
ンのいずれかとがマツチングしたときに、注目画素を文
字白画素(連結白画素)と判定し“1”を出力する。計
数回路36は白画素パターンマツチング回路35の出力
より、例えば注目画素を中心とした3X3のマトリック
ス内について文字白画素の個数を計数し、計数値が一定
値(例えば2)以上のときに“1”を出力する。
AND回路37は計数回路33.36の出力信号の論理
積信号を出力する。すなわち、注目画素を中心とした3
X3のマトリックス内に例えば2個以上の文字黒画素及
び例えば2個以上の文字白画素が同時に存在すると、A
ND回路37は“1″を出力する(注目画素を仮文字画
素とする)。
判定回路38は、例えば注目画素を中心とした5X5の
マトリックス内に仮文字画素が一定個数(例えば1個)
以上あれば、注目画素または注目画素を含む一定の大き
さのブロック(例えば5×5のマトリックス)を文字領
域と判定し、o 1 ptを出力する。
すなわち、文字の輪郭部分には連結白画素及び連結黒画
素が同時に一定以上の密度で存在するという性質を利用
して、文字領域の抽出(文字領域/絵柄部の分離)をし
ている。その判定のための範囲の大きさを適切に選ぶこ
とにより、文字内部も含めて文字領域として抽出できる
。このよ、うな方法は、基本的に微小ノイズの影響を受
けにくく、安定な領域抽出が可能である。
なお、文字黒画素を検出する際に、注目画素またはその
ブロックにおいてIrY2.N2.C2信号のそれぞれ
の差の最大値Δ(Y2.N2.C2)が所定の閾値以下
である」という条件を加えると、分離精度をさらに高め
ることができる。
また、同様の文字候補領域の検出を、R,G。
B信号を入力として行うことも可能である。
白地背景検出回路20は、背景に白地のある画素領域を
検出するが、その回路構成の一例を第6図に示す。
この例においては、白地画素検出部41により、ma 
x (Y2.N2.C2)信号を所定の閾値にて白/非
白画素(灰または黒)に2値化し、該2値化信号が構成
する局所的な2次元パターンと、予め用意した白地画素
パターンとの比較を行って白地画素を検出する。用意す
るパターンの一例を第7図に示す。この例では、5×5
のマスク内において、中心の画素L33が白地画素であ
る条件は、該画素を含めてすべての画素が白画素である
ことである。
次に膨張処理部42において、注目画素を中心としたN
I XN2の大きさのブロック中に白画素検出部41で
検出した白画素が1個以上存在するときに、注目画素ま
たはブロックを仮白地近傍領域と判定する。
次に補正処理部43において、第8図に示すように、注
目画素Pからそれぞれ左右にL画素だけ離れた画素A、
Bを調べ、A、Bが共に白地近傍領域である場合に注目
画素を白地近傍領域と判定し“1”を出力する。
以上説明した如く、本実施例によれば、文字領域でかつ
背景(近傍)に白地のある領域を黒文字領域として正確
に抽出し、この領域に対してのみ黒単色処理を施すこと
により、黒文字を鮮明に再生でき、また従来問題となっ
ていた黒色でかつドツトが文字のように連結する面積率
50%付近の網点を誤って黒文字領域として処理するこ
ともなくなり、なおかつ絵柄部分を適当なY、M、C。
BKの4色(50%UCR)にて再生することができる
なお、黒文字領域以外をY、M、Cの3色で再生するこ
とも可能である。
失、、lLL 第9図は本実施例を示すブロック図である。
原稿読取り部11、A/D変換器12、log変換回路
13、マスキング回路14、UCR回路15、デイザ回
路17.AND回路16及びカラープリンタ18は第1
図中の対応部と同一のものである。
文字検出回路19aはM2信号を入力として第1図中の
文字検出回路19と同様の文字領域検出を行う回路であ
る。
無彩色領域検出回路51は、M2.C2,Y2信号(R
,G、B信号でもよい)を用いて、注目画素とその近傍
から無彩色領域を検出しく有彩色領域/無彩色領域の分
離)、無彩色領域で“1″を、有彩色領域でパ0”をそ
れぞれ出力する。もっとも、実際的な処理は次に説明す
るように、有彩色領域の検出を行い、有彩色領域でない
領域を無彩色領域として検出する。
この処理は有彩色画素検出処理、補正処理I及び補正処
理■からなる。まず有彩色画素検出処理で、Y2.M2
.C2信号のそれぞれの差の最大値Δ(Y2.M2.C
2)が所定の閾値以上である画素を有彩色画素として検
出する。次に補正処理■で、注目領域を中心とした所定
の大きさのマスクにて、有彩色画素を計数し、その計数
値が所定の閾値以上であれば、注目画素またはそのブロ
ックを有彩色候補画素領域とする。最後に補正処理■に
おいて、第10図に示すように、注目画素Pが有彩色候
補画素領域であるか、あるいは注目画素Pの左右の一定
距離だけ離れた画素A、Bが共に有彩色候補画素領域で
ある場合、注目画素Pまたはそのブロックを有彩色領域
として出力を“O”に設定し、そうでない場合は、非有
彩色領域すなわち無彩色領域として出力を“1”に設定
する。
なお、ここで説明した無彩色領域検出アルゴリズムでは
、ブルー系統の文字を無彩色領域と誤認することがであ
る。これを防ぐためには、有彩色画素検出処理における
閾値を注目画素レベル、例えば注目画素のM2信号のレ
ベルにより適応的に変化させると有効である。これにつ
いて第11図ないし第14図によって説明する。
M2信号のレベルと、信号量差の最大値Δ(Y2、M2
.C2)との関係は、黒文字の場合には第11図のよう
になるが、ブルー系統文字の場合には第12図のように
なる。そこで、有彩色画素検出する閾値THを、第13
図及び第14図に点線で示すようにM2信号のレベルに
応じて変化させるならば、第14図の網目で示した領域
Qについて、ブルー系統文字の場合の誤検出を防止し、
より正確な有彩色画素検出(無彩色画素検出)が可能と
なる。このような適応的な閾値制御は、第13図及び第
14図中の点線のようなM2−TH曲線のルックアップ
テーブルを用意することによって可能となる。
再び第9図において、2値化回線52はに3信号を所定
の閾値にて2値化したに4b信号を出力する。選択回路
53は、AND回路16の出力がul”の時すなわち黒
文字と判定された画素領域の時にに4b信号をカラープ
リンタ18に入力し、そうでない時にはデイザ回路17
からのに4信号をカラープリンタ18に入力する。
さて、一般にカラー絵柄部(写真、網点)は、殆どの領
域が有彩色領域である。また、黒文字は無彩色であり、
色文字は有彩色である。したがって、以上説明した如く
文字領域でかつ無彩色領域の領域だけを黒文字領域とし
て黒単色字処理を行うことにより、従来問題であったカ
ラー網点画像のY、M、Cのインクの重なった棒状の部
分に誤って黒単色処理を施す危険がなくなる。
なお、本実施例においては、黒文字領域ではに4信号と
してデイザ処理によらない単純な2値化によるに4b信
号を用いるが、このようにすると、デイザ処理による画
質の劣化を排除して黒文字の再生画質を一層向上できる
効果がある。
実施例■ 第15図は本実施例を示すブロック図である。
図中、原稿読取り部11、A/D変換器12、log変
換回路13、マスキング回路14、UCR回路15、デ
イザ回路17、文字検出回路19a、無彩色領域検出回
路51、AND回路16及びカラープリンタ18は第9
図中の対応部と同一のものである。また、白地検出回路
20は第1図中の対応部と同一のものである。
ただし、AND回路16は3個の回路19a。
20.51の出力の論理積をとるようになっている。す
なわち本実施例では、文字領域かつ無彩色領域かつ白地
近傍領域であるときに黒文字領域と判定する。
さて、モノクロの低線数(65線、85線)網点画像の
場合、各網点ドツトのデータが局所的に黒文字のそれと
似ているため、前記実施例Hにおける黒文字領域抽出ア
ルゴリズムによると、一部が黒文字領域と誤判定され、
その結果、黒文字領域と非黒文字領域の混在領域が生じ
て再生画質が劣化する場合がある。ただし、100線以
上のモノクロ網点は網点ドツトが小さく、文字のような
白黒画画素の連続性がないので、文字検出回路19aは
非文字領域と判定するので、そのような問題はない。
他方、モノクロの低線数網点では、文字領域はど大きな
白地背景がない。したがって、白地背景検出回路20の
検出結果も黒文字領域判定条件に含めた本実施例によれ
ば、前記実施例■と違いモノクロの低線数網点に誤って
黒文字領域用の黒単色処理をすることがない。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、請求項(1)、(2)または(3)
記載の発明によれば、カラー原稿よりデジタル的に読み
取ったカラー画像データよりイエロー、マゼンタ、シア
ン、黒のインクを用いてデジタル的にカラー画像を再生
するための処理を行うカラー画像処理装置において、黒
単色処理の対象を、背景に白地がある文字すなわち白地
上の文字の領域に限定し、または文字領域かつ無彩色領
域である領域に限定し、あるいは背景に白地がありかつ
無彩色の文字領域に限定するため、黒文字を鮮明に再往
できるとともに、従来問題となっていたようなモノクロ
網点画像やカラー絵柄部(写真、網点)に対する黒単色
処理を減らし、再生画質を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図はO
CR処理の説明図、第3図は文字検出回路の一例を示す
ブロック図、第4図及び第5図は文字検出のためのパタ
ーンを示す図、第6図は白地背景検出回路の一例を示す
ブロック図、第7図及び第8図は白地近傍領域検出の説
明図、第9図は本発明の他の実施例を示すブロック図、
第10図は無彩色領域検出回路の作用説明のための図、
第11図及び第12図は黒文字及びブルー系文字につい
てのM2信号とΔ(Y、M、C)  との関係を示す図
、第13図及び第14図は有彩色/無彩色の判定閾値の
適応制御を説明するための図、第15図は本発明のさら
に他の実施例を示すブロック図である。 11・・・原稿読取り部、  12・・・A/D変換器
。 13・・・log変換回路、  14・・・マスキング
回路、15・・・UCR回路、  16・・・AND回
路。 17・・・デイザ回路、  18・・・カラープリンタ
、19.19a・・・文字検出回路、 20・・・白地検出回路、 52・・・2値化回路、 53・・・選択回路。 第2図 (a) 八77T′−7 (ト)!賄O啄弔東 ト3 第 図 第4図 ・Ev−−−、!−’l’−f/rjJtlf’f/う
Tav、1(−ミ叶−−a、 ノー(1京!シQJ−)
(ay^第5区 OE’P−−−白Z’Tす東ti−ra%Qv坪吐−1
.白、4−f−開棺一φ 第9図 第11図 第13図 (:p−<わ 第15図 /′12 第14図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラー原稿よりデジタル的に読み取ったカラー画
    像データより、イエロー、マゼンタ、シアン、黒のイン
    クを用いてデジタル的にカラー画像を再生するための処
    理を行うカラー画像処理装置において、カラー画像デー
    タを入力としてカラー原稿上の文字領域と絵柄領域を分
    離する手段と、カラー画像データを入力としてカラー原
    稿上の近傍に白地の存在する白地近傍領域を検出する手
    段とを有し、文字領域かつ白地近傍領域である領域のみ
    に対して黒単色処理をすることを特徴とするカラー画像
    処理装置。
  2. (2)カラー原稿よりデジタル的に読み取ったカラー画
    像データより、イエロー、マゼンタ、シアン、黒のイン
    クを用いてデジタル的にカラー画像を再生するための処
    理を行うカラー画像処理装置において、カラー画像デー
    タを入力としてカラー原稿上の文字領域と絵柄領域を分
    離する手段と、カラー画像データを入力としてカラー原
    稿上の無彩色領域と有彩色領域を分離する手段とを有し
    、文字領域かつ無彩色領域である領域のみに対して黒単
    色処理をすることを特徴とするカラー画色処理装置。
  3. (3)カラー原稿よりデジタル的に読み取ったカラー画
    像データより、イエロー、マゼンタ、シアン、黒のイン
    クを用いてデジタル的にカラー画像を再生するための処
    理を行うカラー画像処理装置において、カラー画像デー
    タを入力としてカラー原稿上の文字領域と絵柄領域を分
    離する手段と、カラー画像データを入力としてカラー原
    稿上の近傍に白地の存在する白地近傍領域を検出する手
    段と、カラー画像データを入力としてカラー原稿上の無
    彩色領域と有彩色領域を分離する手段とを有し、文字領
    域かつ白地近傍領域かつ無彩色領域である領域のみに対
    して黒単色処理をすることを特徴とするカラー画像処理
    装置。
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