JPS6364479A - 色識別装置 - Google Patents

色識別装置

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JPS6364479A
JPS6364479A JP61207698A JP20769886A JPS6364479A JP S6364479 A JPS6364479 A JP S6364479A JP 61207698 A JP61207698 A JP 61207698A JP 20769886 A JP20769886 A JP 20769886A JP S6364479 A JPS6364479 A JP S6364479A
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Taiji Nagaoka
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はカラー原稿読取装置によって3色に分解された
画信号を基にして原稿上の色を識別するための色識別装
置に関する。
「従来の技術」 カラー原稿の読み取りを行う従来の装置では、例えばフ
ィルタ等を用いて原稿上の画情報を3色に色分解し、こ
れによって得られた3種類の画信号をそれぞれ2値化し
ている。この装置では、このようにして得られた画信号
を基にしてイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(
M)、レッド〈R)、グリーン(G)、ブルー(B、)
およびブラック(BK)の計7色の識別を行っている。
「発明が解決しようとする問題点」 この従来の装置では、ある色を正確に識別しようとして
2値化のための閾値を設定すると、他の色の識別がこれ
に伴って不正確となるという問題があった。また識別す
る色の数をこれ以上増やすことも困難であった。
このような欠点を除くものとして、3色に分解された画
信号の信号レベルをちょうどX、Y、、Z3軸に割り当
てるようにして3次元マツピングを行う装置も提案され
ている。ところがこの装置では、3次元的に各色の割り
当てを行うので、各色の境界の指定が複雑となるという
問題があった。
またこの後者の装置では、マツピングを行うための信号
線が多く必要なので、装置の構成が高価となるいう問題
もあった。
そこで本発明の目的は、比較的簡単な構成で色の識別を
正確に行うことのできる色識別装置を提供することにあ
る。
「問題点を解決するための手段」 本発明では、原稿上の画情報を3色に分解して読み取り
、これによって(尋られた3種類の画信号を基にして画
情報の色を識別するカラー原稿読み取り方式を採用する
装置に、次のような手段を備えた色識別装置を具備させ
る。
(i>原稿上の画情報を3色に分解することにより得ら
れた3種類の画信号のうちの任意の2種類ずつ画信号に
ついてそれぞれ信号(ノベルの減算を行う第1および第
2の減算器。
(11)これら減算器の合計2つの出力をアドレス情報
として色識別についての2次元マツピングを行う2次元
マツピング手段。
(iii )前記した3種類の画信号のうちの一つの信
号レベルを多値化する多値化手段。
(iv)この多値化手段によって多値化されたデータと
2次元マツピング手段の出力とをアドレス情報として、
読み取られた画情報部分の色識別を行う色識別手段。
すなわちこの発明の色識別装置では、2次元マツピング
手段の出力によって有彩色における各色の識別を行い、
多値化手段の出力によって無彩色の明度あるいは白黒の
識別を行う。この装置に、多値化の行われる前の画信号
について解像度補正を行う解像度補正手段を具備させる
ようにすれば、色ゴーストの発生をより有効に防止する
ことができる。解像度補正手段としては例えばラプラシ
アンフィルタが有効である。
「実施例」 以下実施例につき本発明の詳細な説明する。
「第1の実施例」 第1図は本発明の第1の実施例における色識別装置の構
成を表わしたものである。この装置には図示しない読取
装置から原稿の同一部分を読み取った3種類の画信号I
R,IGおよびIBが供給される。ここで画信号IRは
赤の波長成分の信号レベルを8ビツトで表わしたアナロ
グ信号であり、画信号IGは緑の波長成分の信号レベル
を8ビツトで表わしたアナログ信号である。また画信号
XBは、青の波長成分の信号レベルを8ビツトで表わし
たアナログ信号である。
この実施例では、画信号IRは画信号IGと共に第1の
減算器2−1に供給され、ここで両信号レベルの差が求
められる。また画信号IRは他の画信号IBと共に第2
の減算器2−2に供給され、ここでも信号レベルの差が
求められる。引き算後のこれらの差信号3−1.3−2
はそれぞれ9ビツトの信号であり、マツピング用ROM
 (’J−ド・オンリ・メモリ)4に供給される。
差信号3−1.3−2を用いたマツピングについてその
意義を説明する。グレイバランスのとれたカラー原稿読
取装置では、原稿の無彩色の部分すなわち一般には灰色
の部分の読み取りを行うと、前記した3種類の画信号I
R,IC;およびIBの各信号レベルは共に同一となる
。原稿の読み取られる部分の彩度が上昇すると、これに
伴ってこれら画信号IR,IGおよびIBの信号レベル
の差が互に大きくなってくる。また原稿の読み取り部分
の色相が変化すれば、これに伴って画信号IR。
IGおよびIBの相対的なレベルが変化することになる
従って、この色識別装置ではまず3色分解後の画信号の
対について信号レベルの減算を行い、これらの出力によ
りマツピング用ROM4で2次元マツピングを行う。す
ると、第2図に示すように無彩色はマツプの原点近くに
マツピングされる。
また彩度が上がるほど、前記したように原点から離れた
位置にマツピングされる。有彩色の場合のマツピングさ
れる位置は、色相によって異なることになる。
そこでこの色識別装置では、2次元マツピングを行って
、その結果から(1)原稿のその画情報が無彩色である
かどうかを識別すると共に、(11)有彩色であるなら
ばその色の種類(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、レッド、ブルーおよびグリーン)を識別す
る。この段階では無彩色の明度まで識別することはでき
ない。マツピング用ROM4からは、以上の結果が3ビ
ツトの識別信号5として出力される。
この識別信号5は画信号IGと共に白黒識別用ROM 
6に供給される。白黒識別用R,OM 6は識別信号5
が原稿のある部分を無彩色として識別したとき、その白
さあるいは黒さの程度を識別する。
そして2次元マツピングの出力と合成して3ビットの色
識別信号7として出力する。
次の第1表は、カラー読取装置が出力する3色分解後の
画信号IR1IG、IBのそれぞれの信号レベル(” 
O”から’ 255 ”の256段階)の平均値■〜■
と、第1の減算器2−1による減算結果■および第2の
減算器2−2による減算結果■をそれぞれ表わしたもの
である。
第1表(その1) (以下余白) 第1表(その2) 例えばこの表の最上欄では、画信号IRの信号レベルが
58.3である。画信号IGの信号レベルが1.2であ
り、画信号IBの信号レベルが26.2であるとすると
、第1の減算器2−1の出力としての差信号3−1は5
7.0となり、第2の減算器2−2の出力が32.1と
なる。この場合、2次元マツピングは第2図で点R1で
示したようになり、識別結果はレッド(赤)となる。
以下同様にして原稿」二の画情報の判別が順次行われ、
それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、レッド、ブルー
、グリーン、無彩色(白、黒)の判別が行われることに
なる。なお、第2図に示した2次元マツピングにおける
各色の境界線の設定、すなわちマツピング用ROM4に
書き込む内容の決定は、例えば各種色見本をカラー読取
装置で読み取った結果を用いて行うことになる。明度識
別用ROM6における無彩色読み取り時の白色と黒色を
判別のための閾値(スレッショルドレベル)は、” o
 ”が黒の信号レベルとし” 255” が白の信号レ
ベルとすると、例えば’ 160 ”程度とするのが適
当である。
この第1の実施例では第1の減算器2−1で画信号IR
から画信号IGを引き算し、第2の減算器2−2で画信
号JRから画信号IBを引き算したが、異なった組み合
わせで信号レベルの差を求めてもよいことはもちろんで
ある。この場合には、マツピング用ROM4の内容もこ
れに応じて変更することになる。また実施例では6色の
有彩色を識別したが、7色以上の有彩色を識別する必要
がある場合には、第2図に示したマツピング用のテーブ
ルをそれらの色に対応させて更に細分化すればよい。
「第2の実施例」 第3図は本発明の第2の実施例における色識別装置を表
わしたものである。この第3図で第1図と同一部分には
同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する
ところで通常のカラー読取装置では、原稿上の画情報を
イメージセンサ上に光学的に投影し、画素単位で色の識
別を行っている。この過程で解像度の劣化が生じ、画素
ごとの色識別の結果として細線の部分で画像の欠けが発
生したり、複雑な組み合わせ0色パターンの部分で画像
につぶれが発生する。
解像度劣化に伴うこのような問題点を除去する方法とし
て、3色に分解した各々の画信号に解像度補正を施すこ
とが行われている。ところがこのような方法を採用する
と、解像度補正に伴う信号処理が原因となって原稿上に
存在する現実の色と色の間に原稿上にはない他の色がゴ
ーストとして発生ずることがあった。また各々の画信号
に独立して解像度補正を施すので、ラプラシアンフィル
タ等の解像度補正手段を色ごとに合計3系統用意する必
要があり、色識別装置自体が高価となるという問題もあ
った。
第2の実施例の色識別装置はこのような問題点も解決す
ることができる装置である。
この装置では、画信号IGを第1および第2の減算器2
−1.2−2に供給する他、ラプラシアンフィルタ11
に供給して解像度の補正を行う。
補正後の両信号12Gは白黒識別用R,OM 6に供給
され、所定の閾値と比較されて無彩色についてはそれが
白であるか黒であるかが判別される。
第4図は本実施例で用いられるラプラシアンフィルタの
具体例を表わしたものである。画信号IGはD・フリッ
プフロップ21にラッチされる。
このD・フリップフロップ21の出力は他のD・フリッ
プフロップ22の入力となる他、第1のラインメモリ2
3に人力され、読取走査における1ライン分だけ遅延さ
れる。遅延後の画信号はD・フリップフロップ24によ
ってラッチされ、次のD・フリップフロップ25の入力
となる他、第2のラインメモリ26に入力され、読取走
査における1ライン分だけ更に遅延される。この第2の
ラインメモリ26の出力は2段のD・フリップフロップ
27.28によって順次シフトされ、その結果が加算器
29の入力となる。D・フリップフロップ22の出力と
、D・フリップフロップ25の後段に設けられた他のD
・フリップフロップ31の出力、ならびに第2のライン
メモリ26の出力も同様に加算器29の人力となる。
このようにして加算器29は、D・フリップフロップ2
Sにラッチされている画信号(注目画素についての画信
号)32を中心とした周辺4画素分の画信号の供給を同
時に受け、これらを用いて所定の加算動作を行う。加算
器29の加算結果33はD・フリップフロップ25にラ
ッチされている両信号32と共にROM34のアドレス
情報となり、注目画素についての解像度補正が行われた
画信号12Gが得られることになる。
このようにラプラシアンフィルタ11では周辺画素の抽
出を行う過程で画信号が遅延する。そこでマツピング用
ROM 4の出力も遅延回路36に入力され、識別信号
5を画信号12Gの遅延量に応じて遅延させることにし
ている。白黒識別用R,OM 6は、遅延回路36から
供給された識別信号37が無彩色を表わしているとき、
これを所定の閾値く例えば第1の実施例と同様に160
”程度)と比較して、白黒の識別を行うことになる。
以」二説明した本発明の第2の実施例の色識別装置では
、画信号IGについて解像度補正を行ったが、この代わ
りに他の2種類の画信号IR1IBのいずれか1つに対
して解像度補正を行ってもよい。また解像度補正はラプ
ラシアンフィルタ方式以外でも可能であり、例えば適応
2値化方式でも同様の効果を得ることができる。
この第2の実施例では、無彩色についてその白、黒を判
別する直前で解像度の補正を行った。このため、有彩色
に対する色識別の安定性を害することなく無彩色に対す
る解像度補正が可能となる。
この反面、第2の実施例の色識別装置では、有彩色の部
分で解像度の補正が行われない。しかしながら、通常の
原稿では細線等の細かな部分は黒色で描かれる場合が多
いので、これによる問題はほとんどない。
「発明の効果」 このように本発明によれば2次元マツピングによって有
彩色部分の色を識別し、3色に分解された画信号の1つ
についての多値化出力と併せて無彩色の識別を含めた色
識別を可能としたので、3次元マツピングと比べて装置
が簡略化し、またアドレス空間を大きく設定する必要が
ないのでROMを用いた色識別が十分可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例にふける色識別装置のブ
ロック図、第2図は2次元マツピングの様子を表わした
説明図、第3図は本発明の第2の実施例における色識別
装置のブロック図、第4図は第2の実施例で用いたラプ
ラシアンフィルタのブロック図である。 ■・・・・・・画信号、2−1・・・・・・第1の減算
器、2−2・・・・・・第2の減算器、 4・・・・・・マツピング用ROM。 6・・・・・・白黒識別用ROM、 7・・・・・・色識別信号、 11・・・・・・ラプラシアンフィルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原稿上の画情報を3色に分解して読み取り、これに
    よって得られた3種類の画信号を基にして前記画情報の
    色を識別するカラー原稿読み取り方式において、前記3
    種類の画信号のうちの任意の2種類ずつ画信号の信号レ
    ベルの減算を行う第1および第2の減算器と、これら減
    算器の合計2つの出力をアドレス情報として色識別につ
    いての2次元マッピングを行う2次元マッピング手段と
    、前記3種類の画信号のうちの一つの信号レベルを多値
    化する多値化手段と、この多値化手段によって多値化さ
    れたデータと前記2次元マッピング手段の出力とをアド
    レス情報として読み取られた画情報部分の色識別を行う
    色識別手段とを具備することを特徴とする色識別装置。 2、多値化の行われる前の画信号について解像度補正を
    行う解像度補正手段を具備することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の色識別装置。 3、解像度補正手段がラプラシアンフィルタであること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の色識別装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04203120A (ja) * 1990-11-30 1992-07-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マンホール鉄蓋及びその取り替え時期検知方法
US7620239B2 (en) 2005-02-28 2009-11-17 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Color determination device and color determination method

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US7620239B2 (en) 2005-02-28 2009-11-17 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Color determination device and color determination method

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