JPH0481878B2 - - Google Patents

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JPH0481878B2
JPH0481878B2 JP20705784A JP20705784A JPH0481878B2 JP H0481878 B2 JPH0481878 B2 JP H0481878B2 JP 20705784 A JP20705784 A JP 20705784A JP 20705784 A JP20705784 A JP 20705784A JP H0481878 B2 JPH0481878 B2 JP H0481878B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
terminal
wiring
hole
terminals
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP20705784A
Other languages
English (en)
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JPS6185896A (ja
Inventor
Akira Murata
Minoru Tanaka
Kazuo Hirota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS6185896A publication Critical patent/JPS6185896A/ja
Publication of JPH0481878B2 publication Critical patent/JPH0481878B2/ja
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、電子計算機などに使用される高密度
かつ信号伝送の高速用の多層配線板とくにこの多
層配線板を製作するさいに使用されるスルホール
に関するものである。
(発明の背景) 電子計算機においては小形高密度実装のすう勢
に応じて、配線密度の増大と、配線の基板への接
続の信頼性向上のため、従来よりスルホールが使
用されている。
従来の多層配線板のスルホールの1例は、たと
えば昭和58年電子通信学会半導体・材料部門全国
大会において発表された講演の講演集第27頁に、
LSI内の多層配線について述べられている。然る
にこの講演集には、絶縁層の厚さ、スルホール径
が限定されているので、スルホール接続のさいに
問題となるスルホール形成絶縁面の平坦化の問題
が明確になつていない。そのため、混成集積用多
層配線板のように絶縁層の厚さが厚く、スルホー
ルの径が大きい場合には、スルホール上の絶縁層
を平坦にすることができない懸念がある。多層化
を進めて行くと、この平坦性が増長され、上層部
でのスルホール接続の確実性が損なわれる問題が
ある。
(発明の目的) 本発明は、上記従来の問題点を解決し、複雑な
工程をせずに、スルホール接続の良好な厚い絶縁
層を有する多層配線板を提供することにある。
(発明の概要) 本発明は、スルホールを形成して基材上に多層
の絶縁層を集積してなる多層配線板において、 (1) 前記基材上に形成された信号伝送用の配線
と、 (2) 形状が長方形または長円形で前記スルホール
を2個以上形成可能な面積を有し、前記基材上
に前記配線と平行に配置された複数の端子と、 (3) 該各端子および前記配線上に該各端子の長手
方向一端部に接続するスルホールを設けて形成
された一層目の絶縁層と、 (4) 前記各端子を該各端子周縁の長手方向中心点
を回転中心として90゜回転させた位置に、前記
端子と同一平面形状で、かつ一端部が前記スル
ホールに接続して前記端子と電気的に接続され
た二層目の端子と、 (5) 該二層目の端子と平行に前記絶縁層上に形成
された二層目の配線と、 (6) 前記一層目の絶縁層、二層目の端子および配
線上に前記二層目の端子の他端部に接続するス
ルホールを設けて形成された二層目の絶縁層
と、 (7) 前記二層目の各端子を前記回転中心の回りに
前記端子位置よりさらに同方向へ90゜回転させ
た位置の二層目の絶縁層上に、前記端子と同一
平面形状で、かつ一端部が前記二層目の絶縁層
のスルホールに接続して二層目の端子と電気的
に接続された三層目の端子と、 (8) 該三層目の端子と平行に前記二層目の絶縁層
上に形成された三層目の配線と、 (9) 前記二層目の絶縁層、三層目の端子および配
線上に前記三層目の端子の他端部に接続するス
ルホールを設けて形成された三層目の絶縁層
と、 (10) 前記端子の回転中心の回りに前層の端子をさ
らに同方向へ90゜ずつ回転させた位置ごとに前
記二層および三層と同様にして形成された端
子、配線および絶縁層とからなる構成にしたも
のである。
(発明の実施例) 以下本発明を電子計算機などに使用される多層
配線板に実施した場合の主な製造工程における多
層配線板の平面図aおよびそのA−A′断面正面
図bを示す図面について説明する。
なお、図示の破線は前工程で形成した状態を示
す。第1図に示す如く、基材1上には既に蒸着あ
るいはスパツタでAl膜もしくはCr/Cu/Crの3
層膜を成膜し、この金属膜をホトリングラフイお
よびエツチングで、信号伝送用の配線21と、中
心点3を中心にして上記配線21と平行に配置さ
れる如く、長方形または長円形の複数の端子41
とを形成しその上にポリイミドワニスを上記配線
21および端子41上に回転塗布し、熱処理硬化
して、所定の厚さの絶縁層51を形成している。
ここで、中心点3は、端子41の周縁の長手方向
の中心であり、また端子41は、後述するスルホ
ールを2個以上形成可能な面積を有している。第
1図においては、ヒドラジン系の湿式エツチング
あるいはO2のドライエツチング(図示せず)に
て上記絶縁層51に上記端子41の長手方向一端
部と接続する如く、スルホール61を形成する工
程を示している。次いで、第2図に示す如く上記
絶縁層51の上面に上記基材1上に配線21およ
び端子41を形成したと同一の方法で配線22お
よび端子42を形成する。ただし、積層時の層間
の相互影響を少なくするため、配線22は上記配
線21と直交する方向に形成している。また端子
42は端子41と平面形状が同一で、上記中心点
3を中心にして、上記端子41に対して90゜回動
した位置に、その一端部が上記スルホール61に
接続する如く形成されており、端子41と電気的
に接続されている。次いで、第3図に示す如く、
ポリイミドワニスを上記配線22および端子42
上に回転塗布し、熱処理硬化して、所定の厚さの
絶縁層52を形成する。このとき、上記スルホー
ル61の上部は上記絶縁層52の厚さよりも浅い
凹部71を形成している。然る後、上記スルホー
ル61の場合と同一方法により上記端子42の他
端部に接続する如くスルホール62を形成する。
次いで、第4図に示す如く上記と同一方法により
配線23を上記配線22と直交する如く形成し、
端子43を、上記中心点3を中心にしてさらに同
方向へ90゜回動し、上記スルホール62に一端部
が接続して端子42と電気的に接続する如く形成
する。以下上記の方法にて第5図乃至第7図に示
す如くスルホール63,64、絶縁層53,5
4、配線24および端子44を形成したのち、上
記スルホール61の上方の絶縁層54の上面の上
記凹部71が第6図に示す凹部72の如く小さく
なり、遂に第7図に示す如く凹部73がなくなる
と、第8図に示す如く配線25、および端子45
が第1図に示す位置に達する。
したがつて、上記中心点3を中心にして、同方
向へ90゜宛回動することにより、スルホールの深
さが絶縁層の厚さに一致するので、接続が確実に
行える。また配線層間で、配線が常に直交し、か
つ接続端子間の間隔量が一定に保持され、これら
の間に所定の配線数を通過させることができるの
で、計算機用の多層配線板の設計に大きな制約を
与えるのを防止することができる。
(発明の効果) 本発明は以上述べたる如く、スルホールの形成
位置を層毎に各端子の中心点を中心にして回動し
て前工程のスルホールの形成位置と異なる位置に
し、スルホールの上方の絶縁層面に凹みがなくな
つて平坦な面になつたとき、そのスルホールの上
方同一位置にスルホールを形成するようにしたも
のであるから、スルホールの深さは積層の層数に
依存することなく、常に絶縁層の厚さに等しくす
ることができ、これによつて、スルホールの接続
が層毎にばらつかず、信頼性の高い多層配線板を
形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明を電子計算機などに
使用される多層配線板に実施した場合の主な製造
工程を示し、aはその平面図、bはa図のA−
A′断面正面図である。 1……基材、21,22,23,24……配
線、3……中心点、41,42,43,44,4
5……スルホール接続用端子、51,52,5
3,54……絶縁層、61,62,63,64…
…スルホール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スルホールを形成して基材上に多層の絶縁層
    を集積してなる多層配線板において、 (1) 前記基材上に形成された信号伝送用の配線
    と、 (2) 形状が長方形または長円形で前記スルホール
    を2個以上形成可能な面積を有し、前記基材上
    に前記配線と平行に配置された複数の端子と、 (3) 該各端子および前記配線上に該各端子の長手
    方向一端部に接続するスルホールを設けて形成
    された一層目の絶縁層と、 (4) 前記各端子を該各端子周縁の長手方向中心点
    を回転中心として90゜回転させた位置に、前記
    端子と同一平面形状で、かつ一端部が前記スル
    ホールに接続して前記端子と電気的に接続され
    た二層目の端子と、 (5) 該二層目の端子と平行に前記絶縁層上に形成
    された二層目の配線と、 (6) 前記一層目の絶縁層、二層目の端子および配
    線上に前記二層目の端子の他端部に接続するス
    ルホールを設けて形成された二層目の絶縁層
    と、 (7) 前記二層目の各端子を前記回転中心の回りに
    前記端子位置よりさらに同方向へ90゜回転させ
    た位置の二層目の絶縁層上に、前記端子と同一
    平面形状で、かつ一端部が前記二層目の絶縁層
    のスルホールに接続して二層目の端子と電気的
    に接続された三層目の端子と、 (8) 該三層目の端子と平行に前記二層目の絶縁層
    上に形成された三層目の配線と、 (9) 前記二層目の絶縁層、三層目の端子および配
    線上に前記三層目の端子の他端部に接続するス
    ルホールを設けて形成された三層目の絶縁層
    と、 (10) 前記端子の回転中心の回りに前層の端子をさ
    らに同方向へ90゜ずつ回転させた位置ごとに前
    記二層および三層と同様にして形成された端
    子、配線および絶縁層とからなる構成にしたこ
    とを特徴とする多層配線板。
JP20705784A 1984-10-04 1984-10-04 多層配線板 Granted JPS6185896A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20705784A JPS6185896A (ja) 1984-10-04 1984-10-04 多層配線板

Applications Claiming Priority (1)

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JP20705784A JPS6185896A (ja) 1984-10-04 1984-10-04 多層配線板

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Publication Number Publication Date
JPS6185896A JPS6185896A (ja) 1986-05-01
JPH0481878B2 true JPH0481878B2 (ja) 1992-12-25

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JP20705784A Granted JPS6185896A (ja) 1984-10-04 1984-10-04 多層配線板

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JP2503725B2 (ja) * 1990-05-18 1996-06-05 日本電気株式会社 多層配線基板
CN105792525B (zh) * 2016-04-01 2018-10-19 广州兴森快捷电路科技有限公司 一种pcb板的制作方法

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JPS6185896A (ja) 1986-05-01

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