JPH0481511B2 - - Google Patents

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JPH0481511B2
JPH0481511B2 JP59214487A JP21448784A JPH0481511B2 JP H0481511 B2 JPH0481511 B2 JP H0481511B2 JP 59214487 A JP59214487 A JP 59214487A JP 21448784 A JP21448784 A JP 21448784A JP H0481511 B2 JPH0481511 B2 JP H0481511B2
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JP
Japan
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roller
decorative
thin metal
machine
composite plate
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JP59214487A
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English (en)
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JPS6192858A (ja
Inventor
Mitsuyoshi Aoyanagi
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IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
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Publication date
Application filed by IG Technical Research Inc filed Critical IG Technical Research Inc
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Publication of JPS6192858A publication Critical patent/JPS6192858A/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建築物の内、外装材に使用する複合板
を連続して製造する装置に関するものである。 (従来の技術) 従来の技術としては特公昭59−17675号公報に
示すように金属薄板を成形して平坦な化粧面を有
する表面材とし、その凹状部に未発泡の合成樹脂
原料を吐出し、その上に裏面材を積層して、これ
をキヤタピラ式、スチールベルト式の型部材を介
して所定形状に連続して製造する複合板の製造装
置がある。 (発明が解決しようとする問題点) 従来装置においては、表面材の化粧面を平坦面
とした場合にのみ使用できるものであり、化粧面
が傾斜したり、段差があると製造できない欠点が
あつた。また、化粧面を傾斜した複合板はキヤタ
ピラ式の型材で製造することは可能であるが、製
造速度が5〜10m/minと遅く、生産性に劣る不
利があつた。 (問題点を解決するための手段) 本発明はこのような問題点を解決するため、表
面材を成形直後から化粧面に合つた搬送機で搬送
し、これを複合板の断面に合致したローラ群から
なるキユアオーブンで表面材と裏面材間に介在し
た芯材を発泡させると共に、一体に形成し、次に
この連続帯を定尺に走行カツタで切断し、かつ、
化粧面をV字状に変形して大量に、しかも高速で
複合板を製造しうるように構成したものである。 (作用) この構成によると、金属薄板からなる表面材を
成形し、この表面材をローラ群によつて線接触状
態で案内し、次に表面材の裏面に芯材を供給し、
その上に裏面材を積層した状態で厚さを規制しつ
つ搬送、加温して、連続帯を定尺に切断でき、か
つ化粧面を2次成形機でV字に変形するため複合
板を施工した場合に係合部に弾力が働くと共に、
化粧面の山状化を抑制しうるものである。 (実施例) 以下に、図面を用いて本発明に係る複合板製造
装置の一実施例について説明すると、第1図は上
記発明に係る装置を示す側面図である。図におい
て、は金属薄板送給部(以下、単に送給部とい
う)、4はループ部、5は成形機、は搬送機、
14は吐出機、16はキユアオーブン、35は表
面材、36は裏面材、37は芯材、41は走行カ
ツタ、42は2次成形機である。さらに説明する
と、送給部はアンコイラ2とピンチローラ3と
からなり、コイル状に巻回された平板状の金属薄
板(化粧塗膜、化粧フイルム等の化粧被膜を有す
るもの)35′を装着し、ループ部4に常時、無
理なく送給するためのものである。また、成形機
5は金属薄板35を例えば第2図a〜hに示すよ
うに連続して成形し、表面材35とするものであ
る。搬送機は第3図に示すように表面材35を
吐出機14の真下に案内、搬送すると共に、キユ
アオーブン16の入口まで搬送するものである。
その具体的構成は第4図aに示すように表面材3
5の傾斜した化粧面35a,35bを搬送する搬
送ローラ7,8と表面材35の左右方向を案内す
るフリーローラ構造の規制ローラ9,10,11
とを各主軸12,13に装着したものである。す
なわち、搬送ローラ7,8は化粧面35a,35
bの段差に応じた直径に形成し、かつ、周速度差
による摩擦等で化粧面35a,35bに傷がつく
のを防止するものである。なお、搬送ローラ7,
8のうちの一方、直径の大きい搬送ローラ7を駆
動し、搬送ローラ8をフリーローラ構造とする
か、両ローラをフリーローラ構造とするものであ
る。また、規制ローラ9,10,11は第4図b
に示すように表面材35の端面形状に応じた外形
のローラ、図では裁頭円錐台、円柱状のローラと
し、全てフリーローラ構造とし、表面材35の右
方向への変位を規制するものである。さらに、搬
送ローラ7,8と規制ローラ9,10,11は表
面材35の進行方向に対して交互に、あるいは両
ローラが同じ位置で競合しないように複数段、配
列するものである。吐出機14は複合板38の芯
材37となるもので、例えば自己接着性を有する
発泡性反応混合物P(以下、単に混合物という)
を表面材35の裏面35c(片面)に例えば、回
転羽根体を備えた吐出方式、スプレーガン方式
(エア、エアレス)、または注入方式等のいずれか
により供給するためのものである。なお、混合物
Pとしては熱硬化性の発泡性合成樹脂を用いる。
ガイドローラ15は裏面材36を吐出された混合
物Pを積層した表面材35の凹状部上に案内する
と共に、上下、あるいは前後に支承位置を変位し
て混合物Pの反応系に対応して混合物Pを覆いニ
ツプローラ的に混合物Pを延展するものである。
その構成は上ガイドローラ15aが円柱状、下ガ
イドローラ15bは前記搬送ローラ7,8と同じ
構造であり、上、下ローラ15a,15bはフリ
ーローラ構造とすることが好ましい。キユアオー
ブン16は搬送機の出口の直後に直列状に配列
したものであり、主に表面材35と裏面材36間
に反応、発泡途中の混合物Pを介在した状態で挟
持すると共に、搬送、成形、キユアし、その出口
で第5図a〜cに示すような連続複合帯として送
出するためのものである。その構成は第1図、第
3図、第6図a,bに示すように主軸12aに駆
動ローラ17とフリーローラ18を同軸的に装着
した下ローラ19を梯子状に配列した搬送ローラ
群20と下ローラ19間に配列すると共に表面材
35の左右側縁、段差部を案内する規制ローラ2
1,22,23を支承軸24にフリーローラ構造
で支承した規制ローラ群25と前記搬送ローラ群
20の下ローラ19が存在する位置に対応して
表、裏面材35,36を挟持して搬送すると共
に、複合板38の厚さを規制し、かつ、裏面材3
6を水平に案内する駆動ローラ構造の上ローラ2
6を梯子状に配列した上ローラ群27とキユアオ
ーブン16内を30〜150℃位に加温するヒータ2
9によつて加熱された気体を外部に漏洩するのを
抑制するように囲つたカバー34とから構成した
ものである。さらに説明する、主軸12aは第6
図aに示すように表面材35の化粧面35a,3
5bに円柱状の駆動ローラ17、フリーローラ1
8の外周が周速度差に関係なく接触するように傾
斜して架台(図示せず)に支承したものである。
特に、下ローラ19を全部駆動ローラにしなかつ
たのは図から明らかなように駆動ローラ17とフ
リーローラ18間の直径に差があり、それによつ
て生ずる化粧面35a,35b上における摩擦抵
抗差を排除し、表面材35を捩じれることなく一
方向へ容易に搬送しうると共に、化粧面35a,
35bに傷をつけないためである。また、上ロー
ラ26は主軸28に固定されたものであり、カバ
ー34はその出、入口に複合板が通過する程度の
開口が穿設されているものである。さらに、搬送
ローラ群20、上ローラ群27の各主軸12a,
28は伝動軸30,31によつて各々ギヤ32,
33、あるいはベルト(図示せず)を介して同一
速度となるようにモータ39,40によつて駆動
されるものである。走行カツタ41は複合帯を定
尺に切断し、複合板38とするものである。ま
た、裏面材36は不燃シート、防水膜、遮熱シー
ト、吸水シート、防音シート、剥離シート、パツ
キング材、補強シートなどの1部材として機能す
るものであり、例えばアスベスト紙、クラフト
紙、アスフアルトフエルト、金属箔(Al,Pb,
Fe)、合成樹脂シート、ゴムシート、布シート、
ガラスクロスの1種、もしくはこれらの1種以上
を組み合わせたもの、あるいはこの種シートに対
して防水、難燃等の処理を施したものなどからな
る。また、混合物Pは例えばポリウレタンフオー
ム用樹脂、ポリイソシアヌレートフオーム用樹
脂、レゾールタイプベンジリツクエーテルタイプ
のフエノールフオーム用樹脂、およびこれらに難
燃剤、難燃助剤(硼砂、メタ硼酸ソーダ、炭酸カ
ルシウム、水酸化アルミニウム、三酸化アンチモ
ン、ベントナイト、パーライト粒、シラスバルー
ンの1種以上を添加したものなどからなるもので
ある。さらに、2次成形機42は走行カツタ41
から送出される複合板38の化粧面をV字状に成
形すると共に、搬送ローラ群20の回転速度より
速くして複合板38が衝突しないようにしたもの
であり、第7図a〜cに示すように構成したもの
である。すなわち、第7図aに示すように主軸4
3に固定されたローラ44とフリーローラ45を
直列状に配設した高速搬送ローラ46によつて複
合板38を搬送するものである。また、主軸43
の一端にはプーリ47を固定し、図示しないモー
タによつてこれをチエーン、ベルト等を介して回
転するものである。さらに、複合板38は側面規
制ローラ48,49によつて複合板38の両サイ
ドを案内されるものである。なお、高速搬送ロー
ラ46と側面規制ローラ48,49は複合板38
の進行方向に対して交互に配列するものである。
また、第7図cに示すように2次成形機42の最
終段に矯正ロール部50を配列し、複合板38の
化粧面をV字状に屈曲するものである。すなわ
ち、主軸51上に化粧面35bと接触する固定ロ
ーラ52と矯正ロール53と主軸54とカサ歯車
55,56とから構成したものである。特に矯正
ロール53は円柱部53aとテーパ部53bとか
ら形成したものである。 次に動作につき説明する。 いま、表面材35としてはカラー鋼板、厚さ
0.27mm、裏面材36としてアルミ、アスベスト
紙、混合物Pとしてはポリイソシアヌレートフオ
ーム原料を準備し、第5図aに示すような複合板
38を30m/minの速度で連続して製造すると仮
定する。また、成形機5は30min/minで回転
し、キユアオーブン16は内部が70℃に加温さ
れ、搬送ローラ群20、規制ローラ群25、上ロ
ーラ群27はモータ39,40によつてギア3
2,33を介して30m/minに回転され、走行カ
ツタ41は複合板38の移動距離を表面材35の
化粧面35aに接触するメジヤーリングローラ
(図示せず)で計測し、それによつて定尺に切断
する信号を取り出し、切断後は早戻りするもので
あり、2次成形機42を34m/minの速度で回転
していると仮定する。そこで、アンコイラ2に巻
回したカラー鋼板35′はピンチローラ3を介し
てループ部4に順次、送給する。次にカラー鋼板
35′をループ部4を経て成形機5に送給し、第
2図aに示す断面に成形して表面材35を形成す
る。成形機5から送給された表面材35は搬送機
6を介してガイドローラ15に案内される。その
途中で表面材35の裏面の凹状部に吐出機14か
ら混合物Pを吐出する。次に、この混合物P上に
は裏面材36をガイドローラ15の上ローラ15
aを介して載置し、表面材35の裏面を被覆し、
キユアオーブン16に混合物Pを表、裏面材3
5,36でサンドイツチした状態で送給する。な
お、ガイドローラ15は裏面材36を表面材35
上に案内するだけでなく、混合物Pをも延展する
ものである。また、キユアオーブン16に送給さ
れたサンドイツチ構造の連続帯ひ型材となる搬送
ローラ群20、規制ローラ群25を通過中に、嵌
合物Pが反応、発泡し、これを上記ローラ群によ
つて規制して、その出口から第5図aに示すよう
な複合板断面の連続帯で送出される。これを走行
カツタ41で定尺に切断し、次に2次成形機42
に送給し、第5図aに示すようにV字状に成形し
て複合板38とするものである。 以上説明したのは本発明に係る複合板製造装置
の一実施例にすぎず、図示しないがループ部4と
成形機5間、成形機5と搬送機間にヒータを介
在させ、金属薄板35の化粧塗膜の剥離、割れ、
縮みの発生を防止、あるいは低減したり、混合物
Pの発泡をより効率的にすることもできる。 (発明の効果) 上述したように、本発明に係る複合板製造装置
によれば、従前の装置で製造できなかつた段差を
有すると共に、傾斜した化粧面部を有する複合板
を表面材の成形、芯材の供給、裏面材の積層、次
にローラ群による規制、搬送によつてスムーズ
に、かつ、化粧面に対する損傷を与えることなく
高速で、しかも定尺で生産できる特徴がある。ま
た、2次成形機で化粧面をV字状に最終段で矯正
するため、複合板が施工後に山状となることがな
く美しい外観となる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図は本発明に係る複合板製造装置
の一実施例を示す側面図と平面図、第2図a〜h
は表面材の成形例を示す説明図、第4図a,bは
第3図A−A線、B−B線における切断面図、第
6図a,bは第3図C−C線、D−D線における
切断面図、第5図a〜cは複合板の一例を示す説
明図、第7図a〜cは2次成形機のE〜Gの各部
における切断面図である。 ……金属薄板送給部、4……ループ部、5…
…成形機、……搬送機、7,8……搬送ロー
ラ、9,10,11……規制ローラ、14……吐
出機、16……キユアオーブン、20……搬送ロ
ーラ群、25……規制ローラ群、34……カバ
ー、35……表面材、36……裏面材、41……
カツタ、42……2次成形機、53……矯正ロー
ル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金属薄板からなる表面材と裏面材間に合成樹
    脂発泡体からなる芯材を一体に介在させた複合板
    を製造する装置において、金属薄板を送給するた
    めのアンコイラとピンチローラからなる金属薄板
    送給部と、該送給部から供給される金属薄板を弛
    んだ状態で収容し、前後工程間の調整を図るルー
    プ部と、上記金属薄板を傾斜した化粧面間に段差
    部を長手方向と平行に形成した樋状断面に成形す
    る成形機と、該成形機から送出された表面材の化
    粧面と接触する搬送ローラと化粧面の側縁、段差
    部を案内する規制ローラとからなる搬送機と、表
    面材の裏面に芯材原料を供給する吐出機と、裏面
    材を積層された発泡体原料を覆うように案内する
    案内ローラと、上記搬送機に直列に配列したキユ
    アオーブンと、該キユアオーブンから送出される
    連続帯を定尺に切断する走行カツタと、定尺に切
    断された複合板を搬送すると共に化粧面をV字状
    に変形する2次成形機を備え、前記キユアオーブ
    ンは段差部によつて分割された化粧面の1つと接
    触する円柱状のフリーローラと他のもうひとつの
    化粧面に接触する駆動ローラとを化粧面の傾斜に
    対応した角度で支承した主軸上に装着した下ロー
    ラを多数個、梯子状に配設し、該下ローラ間に前
    記した規制ローラを介在した下ローラ群と上記下
    ローラに対応し、かつ、裏面材を水平に案内する
    駆動ローラからなる上ローラ群とキユアオーブン
    内を加熱するヒータと加熱された気体の外部への
    漏洩を抑制するカバーとから構成したことを特徴
    とする複合板製造装置。
JP59214487A 1984-10-12 1984-10-12 複合板製造装置 Granted JPS6192858A (ja)

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JPS6192858A JPS6192858A (ja) 1986-05-10
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